更新履歴

2014/11/18

文化祭閉会！　コンテスト結果発表！

文化祭、たくさんのご参加まことにありがとうございました！
「満腹戦争」および「ミス＆ミスターコンテスト」の結果発表を実施しました。
果たして栄冠はどの学生の手に……！？　ぜひご確認ください。

　　 >>過去の更新履歴

　――文化祭、閉幕。
　
　４回めの文化祭は、屋台での戦いであった。
　出店を駆け巡り食べ物を確保していく学生たち。
　なかなかに賑やかで、なかなかに混沌。
　それは正しく、久遠ヶ原学園を体現するイベントであったといえよう。


●

　後夜祭。
　続々と集まり、各々の思い出を語り合う撃退士の姿。

「来年もできたらええなぁ」
「いやあ文化祭はギメルより強敵でしたね……」
「黒魔術探求部も、おかげさまで結構な人出だったわ。みんなありがとうかしら」
「撃団の出店に来てくれた全ての来客に向け、土下寝……」
「……皆さん、お疲れ様でしたぁ……」
「お疲れ様でした♪」

　それぞれに労いの言葉を投げかけ。

「おつかれさまでした。僅かばかりの料理を用意したので召し上がってくださいね」
「これ、使用できなかった折れプレッツェルです。大量買いしたら、結構最初から折れてるの多くてな」
「よかったらホットケーキサンド（中身は生クリームとバナナ）をどうぞです」
「意外と出なかったな、これ。良ければどうぞー」

　残り物を持ち寄っての、打ち上げが始まり。

「あ、御裾分けにちょっと出店の鍋を持ってきたから食べたい人はどうぞ」
「この鍋は食べられるのか……？」
「や、闇鍋、ですって……！？」
「病み？　鍋ですか？」
「………絶望的なお味がします…… 」
「発注ミスって大量に余った『デスソ』、良かったら使ってね♪」

　あぁ、今年も（お察し下さい）。

「さて、後夜祭といえば花火だ」
「こちらは戦技研共同航空団、これより展示飛行を開始する！」
「……おお、空中が華やかですね」

　混沌の様相を呈す闇鍋の傍ら、再び活動を始める者たちもいる。
　机上に花火を広げる者。空高く駆けてゆく者。
　それらを見つめ、笑みを漏らす者。

「遊んだ遊んだ……」
「……酷い目にあったり失敗したこともあったけれど、いい思い出になりました〜」
「貴重な体験やいろいろな能力を試せる場があって興味深かったな」
「この喧騒と活気が、久遠ヶ原ならではの……風物詩、かねぇ？」
「……たまにはわいわい、も、惡くない……かな……」
「――運動会に進級試験に文化祭と、ようやく学生らしい生活を送る事が――」

　できた、ように、思う。
　だからこそ。
　この賑やかな日常を護るための戦いに、再び身を投じていかなければならないと思う。


●

「東北が落ち着いたと思ったら、富士での戦いが再び――ね」

　中山寧々美は呟く。
　奇しくも、2013年の年末に始まった富士山での戦い。
　1年の時を経て、再び新たな戦局へと転じつつあるという。

　常々、彼の地の動向については報告があった。
　だが――、ここまで大きな動きは、年始の動乱以来のことであろう。

「1年越し……ね。不思議な因縁もあるものだけど」

　久遠ヶ原学園は日々進化している。
　かつて絶望的とも言われていた天魔との能力格差は、着実に、埋められてきている。

　――だが。
　コンピュータゲームの雑魚モンスターならいざ知らず。
　学園撃退士が着実に力をつけるのと等しく、相対する『彼ら』もまた、変化を遂げている。

　『彼ら』とて、無策ではなく――永遠に変わらない敵などいない。

「……1年間、あたしたち久遠ヶ原学園生が遊んでいたなんて、絶対に言わせないわ」

　そう呟いた寧々美の表情は、自信に満ちた言葉とは裏腹に、苦々しさを孕んでいた。

　【死天】。
　それは因縁の戦いであると同時に、それは新たな戦いの幕開けなのだ。


　【文化祭2014　了】

出店は、クラブの機能を利用しておこなう掲示板交流イベントです。
開催期間中は多くのキャラクターが、様々な部活を行き来することが予想されますので、
この機会に部員を増やしたいという部長の方にもおすすめの企画となっております。

出店の出し方はとっても簡単！

１．クラブの掲示板に【出店】のタグを付けたスレッドを作る
２．イベント告知掲示板に【出店】のスレッド名と内容を書き込む
３．特設ページで皆さまの出店をピックアップいたします！

イベント告知掲示板に書き込んでくださいました出店は、すべて一覧ページに掲載してまいります。
告知をいただいたものから随時更新をおこなっていきますので、ぜひご注目を！

なお例年の傾向としては、
・ダイス機能を利用した、ランダム性のある内容
・ロールプレイのしがいがある演劇やアトラクション
・細かいことは置いておいて、とにかく騒げる場所
などが賑わいを見せているとも言われています。

ただし、面白さを追求するあまり、そもそも出店自体を出しそびれてしまった……
となっては本末転倒ですので、迷った際にはあまり深く考えすぎず、
心の赴くままに設置してみるのもいいかもしれません。

【参考】　2011年の出店一覧 / 2012年の出店一覧 / 2013年の出店一覧

出店受け付け期間：11月4日（火）〜11月17日（月）