インタビュー

第一回「なろうコン」優勝者「栖原依夢」先生のインタビューです。

−第1回エリュシオンライトノベルコンテスト、受賞おめでとうございます。

ありがとうございます!

−簡単な自己紹介をお願いいたします。

書籍では栖原依夢、ネットではスライムというペンネームで書かせて頂いております。
サッカー観戦と、ゲーム漫画ラノベ映画アニメドラマなどが大好きなオタクです。
小説家になろうでも活動していますので、よろしくお願いします!
気軽に絡んでやって下さい。

−既に色んな方に絡まれているような気もしますが(笑)
それではそもそも論でひとつお聞かせください。文章を執筆しようと思ったきっかけはなんですか。

とても面白いお話を読んだ時に感化されて、衝動的に書いたものを友達に読ませたら「面白い」と言ってもらえたのがきっかけです。
それでより多くの人に見てもらおうと、小説家になろうに投稿して本格的に書き始めました。

もう二年近くになりますが、面白かったら箇所書きでもネームでも面白く読めてしまう人間なので、文章力が全然上達しません(笑)
個人的に何よりも大切なのは面白さだと思いますので、沢山の人に面白いと言ってもらえるお話が書ける人は尊敬します。

−なるほど。栖原先生が尊敬したり目指していたりする好きなライトノベルがありましたら教えてください。

全部を挙げると多すぎるので最近のもの限定で。
天鏡のアルデラミン
問題児たちが異世界から来るそうですよ?
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか?
姉ちゃんは中二病
ナイツ&マジック

−さて、ここからが本題です。
受賞の知らせを受けた時のお気持ちをお聞かせください。

もちろん物凄く嬉しかったのですが、お知らせを受けた時は安堵の方が大きかったように思います。
第一回コンテストの仕様上、三回目の連載が終了した時のポイントを見て「これはいけるかな?」と思っていたところがありましたしね。

結果発表前に小説家になろうで祝福のコメントを幾つか頂いたのですが、これには反応に迷いました(笑)
もう優勝が決まったような空気になっていて……
まだ選考でどうなるか分からなかったので、これで落ちていたらどうしようとずっとハラハラしていました。

−選考規定とはいえ、心労をお掛けいたしました。

なので連絡を受けた時は安心しましたね。
落ちていたら落ちていたでネタになったのですが(笑)

−最終選考の連載時、気を遣ったことなどがありましたら教えてください。

読者の方に伝わりやすいよう、表現や構成を丁寧に組んでみました。
各章の一話目や主人公の回想など、特に対比は多くやっていたと思います。
例えば連載の四話で、窓の傍にベッドは変かな?と思ったりもしたのですが
起きた時に光の当たっている栞と影の中にいる比奈をやりたくて・・・・・・と、細かい整合性が犠牲になっていたと思います。

−エリュシオンライトノベルコンテストは、WEBで完全完結する少し変わったコンテストだったと思うのですが、参加してみてどうでしたか。

同じく最終選考に残った人の何人かと連絡を取って、絡みながら連載をするのは面白かったです。
終盤はみんな締切にヒーヒー言っていた記憶しかないですが(笑)
新しく知り合えた人もいて、それだけでも参加して良かったと思いました。

あと最終選考の投稿作品とあってか感想で沢山のアドバイスを頂けたのが嬉しかったですね。
どういった所が良くて、どういった所が悪いのか具体的に言ってもらえるのは、とても貴重な経験になりました。

−さて、最終選考を見事勝ち上がりった作品の入稿がいよいよ終わったわけですが、今のお気持ちをお聞かせください。

某狩りゲームが全然進んでいないので進めておきたいです。
……というのは冗談としまして、編集の方にいろいろとお世話になりましたが、なんとか終わったというところです。
優勝作品から大幅に書き換わっているので、ぜひ注目してみてください。

−作品の見どころをお教えいただけないでしょうか。

一番の見どころは、イラストですね。

−作品内容の見どころをお願いできないでしょうか(笑)

主人公とヒロインの関係に期待してください。かなり壁を殴りたくなるような内容もあるかもしれません。

−受賞後担当編集がついて改稿作業に入られたと思いますが、改稿作業の感想などあれば教えてください。

かなり難しかったですね。

−栖原さんは既に他社で出版をご経験されていたと思いますが、どのあたりが難しかったですかね。

内容に大きく手を加えたこともそうですが、文章の書き方で人称をどうするかで試行錯誤がありました。
内容については現代のライトノベルのテイストに合わせる形になりました。
そのためかなり感触として違った作品になりましたが、どちらも好きな作品です。

−第一回優勝者として第二回に参加される方にアドバイスをお願いします。

たいしたことを言えるわけではないですが、なろうコンはポイントが関係ない選考であることが最大の特徴であると考えています。
今回は最終選考までポイントが関係なくなりましたので、ぜひ自分の書きたい作品で挑んでください。

まずは自分が面白いと信じている作品であるかどうかがスタートだと思います。
……それを商業に乗せるのは編集さんが頑張ってくれると思います。

−いや、ざっくばらんなインタビューになってしまっていますが(汗)

こういった作者の方と読者の方の視点が近いのが「小説家になろう」のいいところなんでしょうね。
さて、それでは話を変えましてご自身として第二回のコンテストに期待しているもの、読みたい作品などはあるでしょうか。

個性的な作品がよみたいですね。
読んだ瞬間に作者さんの個性が見えるような独創的な作品を読みたいです。
参加者と交流もふえ、優勝する、しないにかかわらず楽しめるコンテストだと思いますので、ぜひ気軽に応募して楽しんでみてください。
他の新人賞と違って参加するだけで楽しめる部分が大きいと思います。

−おそらくここを読んでいる方でも気になっている方がいらっしゃると思うんですが、なろうコンも締切一ヶ月を切りましたし、技術的な観点で執筆時気を付けた方がいいといったところは何かあるでしょうか。

そうですね、人称の統一は自身もかなり苦労したので、そのあたりはチェックしたほうがいいと思います。
基本的なところになりますので、やはり出版するとなるとおさえていかなければいけないところだとは思います。

−なるほど。では先ほど目玉とも言っていただきました、イラストが実際にあがってきてどうでした?

絵がつくとやっぱりうれしいですね。やはり目玉はイラストかなと思います。

−そんな栖原さんが執筆されている、第一回コンテスト優勝作品「壊天の召喚撃退士」は12月上旬発売予定です。ぜひ頑張っていただきたいと思います! 最後に一言お願いします。

第一回の時は沢山の応援、ありがとうございました!
今回もポイントに関係なく内容を読んで選考されると思いますので、是非皆さんが信じる面白い作品で挑戦してみて下さい。

−ありがとうございました。

どうもありがとうございました。

○大賞受賞作品 「壊天の召喚撃退士」書籍ページ



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