.


マスター:小田由章
シナリオ形態:ショート
難易度:普通
参加人数:8人
サポート:1人
リプレイ完成日時:2015/02/10


みんなの思い出



オープニング

●文官たちの戦争
 高知県での連立型ゲートに端を発して、とうとう大規模な戦いが始まった。
 最前線の撃退士たちは天使の差し向けた騎士団と相対し、激戦が繰り広げられている事だろう。
「…私達にも、何か出来ないのでしょうか?」
「おお…。その心意気は立派です。しかしここに残っているのは戦いには向かない者達が中心です」
「そうですよ。今は心穏やかに、そして万が一の時は避難民たちの盾となりましょう」
 新人らしき撃退士の提案に、後方守備を任されている先輩達は首を振った。
 今ここで勇気を奮い起したとしても、これまでの積み重ねが戦場では物を言うのだ。
 偵察や戦いでの工夫など知らぬ者が多いし、そもそも自分達が出撃して行っては、この公民館に避難した一般人を守ることが出来ない。
 もし冥魔がディアボロを差し向けてきたら、ただ浚われるのを許すばかりである。

 それなら、と新人の子は諦めることなく提案した。
「では、せめて何か料理なりお菓子でも造りませんか?避難している人たちに配ったり、…もし前線から食糧の要望があれば送ることが出来ます」
「そうですね…。炊き出しの一環として、子供達が笑顔になれるような物はステキかもしれません」
「良いですわね。保存の効く物であれば確かに前線に送れますし、一月二月の季節物…少し遅いですが善哉や、逆に少し早いですがバレンタインをからめれば楽しくなれるかもしれません。いえ、保存が効かずとも、補給担当の方にお願いする手もありますわよね」
 何に祈れば良いのか判らないが、撃退士たちは祈った。
 子供達…いや避難民たちが笑顔を取り戻せるように。
 そして前線で戦う撃退士たちが、元気を取り戻せるように、ただ祈るのである。

●小さな祈りと贈り物
「そう言う訳で、一緒に料理を作ってくださる方を募集しますわ」
「わたくしどもは前線での注意に不慣れですので、保存の効く物などを作った時に…その、どう贈れば良いのかご指導いただければ幸いですの」
 四国の某所…。
 後方の避難所らしき公民館から、通信で依頼が送られてきた。
 それを仲介役の生徒が書類に代筆しつつ、せめて志だけでも伝えたいと通信を此処に繋げたらしい。

 話を聞いた熟練の仲間達は、少しだけ考え始めた。
「まあ公民館では、一月二月の行事に絡めて善哉とかチョコレートフォンンデユとかが温かくて楽よね。送る為の保存効く物ならチョコ?」
「んなとこだろうな。人形とかあっても子供はともかく、俺らいらんし。前線に送るとしたら、ちゃんと密封とか管理が重要になるけど」
「まあいんじゃない?あとは四国で何か協力したい面子が中心になって、アイデアつめてくでしょ」
 軽く頷くと、自分や友人のスケジュールを確認してメールを転送した。
 あとは都合の付く者たちが、依頼に参加する事に成るだろう…。


リプレイ本文


 戦いが続けば苦労が増える。
 要るだけで毛布に食糧、心身の消耗が蓄積していく。
 戦わずとも不意のサーバント来襲や、ディアボロの横槍を警戒するだけで一苦労だ。
「急に移動しようだなんて、どうしたのですか?」
「補給が足りてないと言う話を聞きちゃったからね、手空きのボクらでなんとかしようかと思って…後は…」
 駿河 紗雪(ja7147)の手を取って、藤井 雪彦(jb4731)は前線本部に向かった。
 時間が空いたのは確かだ。
 ついでの用事と言えば…。
「後はちょっとした気分転換にどうかと思って♪」
「もうっ……。いいですけどね…」
 茶目っ気を聞かせて舌を出して見せる雪彦に、紗雪は形だけ怒ったフリをして手を挙げた。
 内心に色んな思いを秘めて、飛ぶように前線を駆けた。
「でも…できるだけ温かい物を届けたいですね」
「段々と寒くなって来てるからねぇ…色んな意味で。とりあえず、何が足り無いか聞いていこう」
 紗雪と雪彦は戦い続ける意義が、摺り切れやすい事を良く知っていた。
 他人の為、寒さに震えて頑張るほどの意味が、あるのかとか思い始めると、身体も心も寒くなる。
 そんな空気を解そうと、後方から前線へのデリバリーを用意するため、本部にやって来たのである。

 そこには先客がおり、書類を片手に格闘していた。
「了解した。兵站が勝敗を決するともいうからな…。必要な物はこれで全てか?」
『…はい。はい、それで全部です。何班かに別れて散っていますが、問題無く配給できますので』
 ファーフナー(jb7826)は一足先に前線本部に辿りつくと、インカムをつけたオペ娘から、必要な物とオマケの資料をもらっていた。
 何が足りないのか、どこに届けるのか…そして…。
 最後のページを捲る前に、二人連れが合流したのである。
「もしかして後方に物資を取りに行く方ですか?私達もそのつもりでしたので、問題無ければ御一緒させていただければ…」
「そうだがね。人出がある方が助かるし同行は問題ない。…ただ少し待ってくれるかね?『どこの後方か』で赴く場所が異なる」
 紗雪が同行許可に礼を言おうとすると、ファーフナーはリストの最後にあるページを確認した。

 どこの後方か、と言うのも変な話だが……。
「やはりあったな。少し先の公民館で幾つか申請が出ている。おそらくは、交代要員なり前線行きの補給便だろう」
「凄い……もうすでに用意してくれてたなんて……。奇遇だね♪なんだか幸先が良い気がするよっ」
 ファーフナーは、どうせこっちに来る気がある連中なら、便乗させてもらおうと効率を重視。
 もちろん雪彦たちに異存は無く、自分達の苦労を後方でも考えてくれる…と言う事に少しだけ心が温かくなった。


 一方、物資や輸送車両の申請を出していた当人たちの元にも連絡が届いた。
 入れ違いになってもなんだし、同時に用件をこなすなら、人員にみあった大きな車両を回す事ができるからだ。
『…そうですか、そう言うことなら。この後、前線に行くから丁度良いですし問題ありませんよ』
 連絡を受けた龍崎海(ja0565)はメモに色々と書きつけながら、書き終わったペンを胸元に放り込んだ。
 そして様子を窺っていた仲間達に、指を曲げてOKサインを作って見せる。
「どうでした?何か手違いがあったようですけど」
「嬉しい手違いかな?前線からも、同じような事を考えていた人たちが、トラックで取りに来てくれるらしい。だから車両は移動する人数分だけで良いってさ」
 そーっと顔を出した廣幡 庚(jb7208)に、海は電話機を置きながら答える。
 冷蔵庫に張っておいたメモを剥がし、行動開始だと如実に告げた。

 話を聞いた庚は、ポムっと手を打ち合わせて微笑む。
「それでは腕によりをかけましょうか。同じ食べ物でも、手作りと既製品では味も心意気も違いますしね」
 庚はメモにある幾つかのうち、可能な範囲で手作りで用意しておくことにした。
 どうしても既製品は売る為のものなので、材料は最低限で美味しくない事が多いからだ。
「それに練乳一つとっても、常温でも保存が効きますし、パンに塗ってオーブンで焼けばそのまま温かい御菓子に変わりますからね」
「料理は得意な人に任せるよ。戦う身としては手軽な方がありがたいかな?それと荷物の分類は任せてもらうから」
 庚は他にも様々な用途で使えますからと言うのだが、海としては料理に疎いので良く判らない。
 この辺は慣れの問題だろうなとか思いつつ、自分が経験したことを最大限に生かす事にする。
 物資を管理した経験もあるし、バイトなどでは手際よくやらされたものだ。

 その様子を見ていた面々も、自分達も動き出す事にした。
「話が付いたようですね。では行動開始と行きましょう。…せっかくなら楽しく行きたいものです」
 水無瀬 雫(jb9544)は少し不謹慎かなと思いつつも、大勢で料理をするという話題に惹かれた。
 お兄さんお姉さんたちに囲まれつつ、ワイワイと作業するのはまるで家族の様だ。
 年齢やら配役に不満のある者もいようが、…測らずとも過去に置き忘れた、温かさを思いださせる。
「…だとさ、いちいちもっともな話だね。美味くない物より美味しい物を、そしてどうせなら、喜んでもらえるモノをと思うよ」
「ふむ…折り良く後方にいますしね。承りましょう。…しかし前線に持ち込む物ですか」
 ロベル・ラシュルー(ja4646)が煙草を消すと、リアン(jb8788)は少し考え事をしながら付き合った。
 灰皿でもみ消す姿すら優雅に、眉を潜めてシンキングタイム。
「どうした?料理が苦手なわけでもないだろう?」
「料理なら少々心得が…いえ。保存が効くのは勿論ながら…。中身次第で簡単なバリエーションを組める物を探しておりまして」
 ロベルは思案中のリアンに声を掛けた。
 澄ました顔で答えるリアンに苦笑して答えつつ、自分に置き換えて判断する。
「あー。レーションの類に限らず、慣れると飽きるからな。…前線で戦う者にとっては、食事や休憩は大切にしたいね」
「そう言う事です。栄養価や利便性は勿論のこと、豊富なメニューを作りたいものです」
「(時間もないのに、そんな夢みたいな事できるのかな?…ううん、だからこそ同じ物の『バリエーション』なんですね)」
 ロベルとリアンの会話を小耳に挟みながら、雫は心の棚にメモを用意する事にした。
 自分より人生経験の長い人の話は貴重だ…。一つでも多く、学ばせてもらう事にしよう。


 時期的にインフルとか怖いので、消毒してから作業開始。
「それじゃあ俺は残りの三人が来るまで分別やってるから」
「はいよ。こっちはタネを作りながら適当に応援にいくことにするよ」
 海は期待しないで待っているとロベルに返答し、腕をまくって箱に入れる中身を揃え始めた。
 換えの毛布に真新しい応急用品などを小箱に詰め、幾つか個別に用意する。
 あとは食糧を詰めれば個人用キットが完成する段まで行って、大箱に詰める集団用の資材を並べ始めた。

 ブルーシートの上に並べられる大量の毛布やカイロなどの保温具をみながら、ロベルは調理の列に加わった。
「それで何を作るんだ?俺は練乳とバリエーションの話を混ぜたわけじゃないが、ジャムを何種類か用意するつもりだ」
「クッキーとどちらにするか迷いましたが、ここは先ほどの利点を踏まえ、グラノーラバーにしようかと思います。…ああそうだ、柚子ジャムや生姜など紅茶に入れることが可能な物は、少し多めですと助かりますね」
 ロベルはリアンに何を作るか尋ねながら、切り返された要望に、片手をあげて答える。
 幸いと言うか柚子と生姜は四国の御当地物であり、大量に調達しても高くつかない。
 2人がそんな会話をしている所で、雫が申し訳なさそうに横入りして来た。
「あの…申し訳ありません。よければグラノーラバーの作り方と、選んだ理由をお聞かせ願えますか?」
「別に構いませんが…。とりあえずタネを用意しながら、選定基準を説明しましょう」
 雫は軽く頭を下げて、聞くは一時の恥と素直に尋ねる事にした。

 それに雫としても新しい料理の手順やコツを聞くのは楽しいので、興味があるのも確かである。
 テーブルの上に並べられる材料を見ながら、キョロキョロとクッキーとの違いを見比べる。
「グラノーラというのは雑穀を使った物なのですか?それを棒状に焼き固める…と?」
「そうですね。様々な穀物をメインに、ナッツ類やドライフルーツを使います。どうせ燕麦や大豆を使うのであれば、べース部分をオートミールとオカラにすれば簡単に作成可能」
 雫は並べられた雑穀の中から、リアンを手伝う為にオートミール作りを始めた。
 こちらを雫が担当すれば、彼はシロップで残りの材料を焼きしめる作業に移れる。
 話からすると、後はまとめて焼きあげれば完成するはずだ。
「主食でも間食でもというのはクッキーも同じですが、より栄養価とバリエーションに注力し易い点が大きいかと」
「なるほど、中身の具材や香辛料を大胆に入れ換え可能ですしね。…この様子なら私の手間も十分に取れそうですね」
 リアンが既製品を使って試作品を作り始めると、雫は感心しながら自分の料理を念頭に入れ始めた。
 出来あいのオートミールとシリアルを電子レンジで作るので、簡単かつ、一目で現物が判る。
 その様子を横目に見ながら、空いた時間で鶏がらを煮込み出した。御当地生姜を入れても良いだろう。

 そうして残りの二人も同じように、自分達の担当を作り上げて行く。
 生地のタネは寝かせ終わったし、最初に煮詰めた果実もジャムになるころだ。
「まったく、あれで『少々』って言うんだから、リアンの奴は万能だな。…ええと何か手が必要なら手伝うが?」
「リンツァートルテは簡単な焼き菓子ですので問題ありません。ですがジャムを塗りたいので、少しずつ残していただければ助かります」
 ロベルは遠目に友人の活躍を見つつ、煮詰めた果実を瓶に移し始めた。
 最初の鍋が大半空になった所で、庚とリアンの要望通りに小分けしておく。
 その間に庚はビニールに入れて混ぜた材料を、ボウルに放り込んでバターや卵と一緒に混ぜ始めた。
「後はコレを器に入れて焼くだけですね。こちらは焼ける道具と材料があれば手軽に作れるのと、バレンタインのプレゼントにも応用できるというお菓子です」
「なるほど、難しい料理だけが食事じゃないって事だな。…そんじゃあグラノラ組の様子を見つつ、約束通りに荷物の梱包に向かうかね」
 庚が絞り器を握る仕草を見せると、ロベルは頷いて次の鍋に移った。


 適当に切り上げて海の手助けに向かおうかとした所で、新しい声に空気が切り替わる。
「美味しそうな香りがしますね…と、おぉー…大丈夫なのですよ」
「怖くない怖くない。…っていうか、チビさんたちに警戒されて☆大ショーック♪」
 新しくやって来た紗雪と雪彦たちに、避難していた人々が如実に反応したのだろう。
 やはり前線返りは空気が違うのか?

 と思ったが、そういう空気を無視してツカツカと横断してホールへ向かった者が居る。
 もしかしたら、こっちの人が原因なのかもしれないね。
「君らは悪くないと思うがね。…警戒されているのは主に私だろう。物資の梱包を手伝いに来た」
 ファーフナーは口だけは陳謝しつつも、少しも悪びれずに荷物ごとに張り付けられたメモを睨んだ。
 そして自分がもらった物資表と見比べつつ、漏れが無いかを確かめ始める。
「不備は無いようだな。あとは箱に書き込む内容とリストを別分けにして輸送すれば、問題無いか?」
「そうだね。チェックした俺達の名前を書いておけば、問い合わせもスムーズに進むと思う」
 ファーフナーは海と組んで二重の確認を行った後、雪彦・紗雪ペアともどもチェックリストに自分達の名前を書き込んだ。
 そして箱を梱包した後、みんなで手書き線を書いたり札を張って、もう一度ガムテープではり直す。
 最後に海がハンコを取り出すと、ペタンと密封マークを捺印した。
「問合せ先よし、封印よし、管理リストよし。これで終了だ」
「現地に運びこむ訳だが、この地図を見てくれ。…幾つかある空き家の内、これらのポイントは常に阻霊符の範疇にある。保存向きの場所と言えるだろうな」
 海が示唆呼称しながら最後まで確認すると、ファーフナーは現地までの地図を取り出した。
 天使側の目撃区域を避けたルートが書き込んであり、選び出したポイントは、常に誰かが阻霊符で警戒する場所の近くにある。
「では私も同行させていただきますね。怪しい場所があれば探知魔法を使います」
「(なるほど、梱包して終わりじゃないんですね。道中の警戒はもちろんのこと、入れ変えまで警戒するのか…)」
 庚が地図上の警戒ポイントを指差すのを見て、雫は行き帰り込みで計画されているのに気が付いた。
 学ぶ物は本当に限りない物だ。

「そうだ。暖めなおす物などは直に配ってしまいましょうか。暖かい物を口にすると元気が出るのです」
「うん、必ず届ける!そして絶対に負けない…」
 紗雪の言葉を受けて、雪彦はコンロとガス缶を手元の鞄に詰め込む。
 そして二人は先ほどビックリしていたおチビさん達を呼び寄せると…。
「みなさんも沢山食べて元気になってくださいね。それをほんの少しお裾分けして貰います。応援お願いしますね。あの一見チャラいお兄さんも強いのですよー。負けません♪」
「チャラいって酷いなあ〜。ホントの事だから仕方ないけどねっ♪そーれっ!」
「きゃーうーっ!」
 紗雪が声を駆けるのに合わせて、雪彦は彼女や子供達に魔法を掛けた。
 軽やかに動き回る魔法で、まるで女神とキューピットのようではないか。前線で配る時にも…とか想像し始める。

 そんな様子をみながら、周囲の後方担当に何人かが声をかける。
「これから救出作戦が実行されるから、避難してくる人が増えると思うので忙しくなるよ」
「そイツをなんとかする為にも、俺達は、前線に戻るとするかね…」
「その前に…折角です。外側に新人さんと後方担当の方に前線へ、何か一筆願いましょうか」
 海の言葉に頷きつつも、ロベルはフォロー。
 そしてリアンは、後方担当の気持ち自体を届けようとペンを取りだした。
 話を聞きつけた雪彦や雫も声を掛けた。
「それいいねっ☆。傷はボクらで直せるけど、心は言葉や手紙の方が、ね♪」
「それとこれは皆さんに。せっかくですからね」
「すっすみません」
 雪彦が声を掛けた所で、雫は余った材料でこの場に集まった者たちに振舞い始めた。
 そしてその一つを手にとって…。
「お疲れ様ですよー。雪君も休憩してください」
「おっ。カカオ味が良い風味だね」
 紗雪は一本のバーを二つに分けて、雪彦に手渡した。
 数は十分にあるが…半分このほうが、なんだか暖かい気がしたからだ。

 そして子供達は、神様でも天使にではなく、お菓子に未来を祈った。


依頼結果

依頼成功度:成功
MVP: 歴戦勇士・龍崎海(ja0565)
 されど、朝は来る・ファーフナー(jb7826)
 明けの六芒星・リアン(jb8788)
重体: −
面白かった!:4人

歴戦勇士・
龍崎海(ja0565)

大学部9年1組 男 アストラルヴァンガード
良識ある愛煙家・
ロベル・ラシュルー(ja4646)

大学部8年190組 男 ルインズブレイド
君との消えない思い出を・
駿河 紗雪(ja7147)

卒業 女 アストラルヴァンガード
君との消えない思い出を・
藤井 雪彦(jb4731)

卒業 男 陰陽師
星天に舞う陰陽の翼・
廣幡 庚(jb7208)

卒業 女 アストラルヴァンガード
されど、朝は来る・
ファーフナー(jb7826)

大学部5年5組 男 アカシックレコーダー:タイプA
明けの六芒星・
リアン(jb8788)

大学部7年36組 男 アカシックレコーダー:タイプB
天と繋いだ信の証・
水無瀬 雫(jb9544)

卒業 女 ディバインナイト