.


マスター:むらさきぐりこ
シナリオ形態:ショート
難易度:普通
参加人数:6人
サポート:3人
リプレイ完成日時:2015/06/29


みんなの思い出



オープニング


「千疋狼(せんびきおおかみ)を知ってるか?」
 女性教諭は撃退士たちに資料を配ると、唐突にそんなことを口にした。彼女は反応を待たずに続ける。
「まあ、いわゆる民間伝承だ。古い御伽噺だな。有名なのは高知や島根だが、日本全国に似たような話がある」
 曰く。
 まず、人間が狼の大群に襲われる。
 次に、人間はたまらず木の上に逃げる。
 すると、狼たちはまるで組み体操のように木に群がって追いかけてくるのだが、あと一歩が届かない。
「――で、親玉の化け物を呼びつける、というのが一連の流れだ。時代劇でいうところの『おい、用心棒の先生を呼んでこい!』みたいなアレだな。ちなみにその親玉は、テンパった人間によってあっさり返り討ちに遭うまでがテンプレだ」
 しょっぱい話だよな、と女性教諭はくつくつ笑う。
 もっとも、その親玉の正体が実は――という後味の悪い話が多いのも、怪談らしい特徴ではあるが。
「で、それが何か? って顔だな。まあ資料を読んでみろ。ずばりそのもの。――千疋狼が現れた、という依頼だよ」


 事の顛末は、このように記されていた。

 山間のニュータウン――平たく言えば田舎――にある小学校では、毎年の恒例行事として山歩きをするらしい。集団ピクニックとでも言うべきか、楽しみにしている児童もそれなりに多いという。
 使うのは踏みならされたハイキングコースではあるが、仮にも学校行事である以上、下見をしたという事実は必要である。数日前の夜、担当の小学校教諭が道の点検をしていた。成人男性なら一時間もあれば余裕で踏破出来る程度の道のりだ。男性教諭は仕事上がりの缶ビール片手に、見回りという名の月夜の散歩を楽しんでいた。
 その時である。
 がさがさと茂みが揺れたかと思うと、野犬の群れが襲いかかってきたのだという。田舎とはいえどある程度開発されたニュータウンだ。このような事態は滅多に起こりえないらしい。
 幸運なことに、男性は体育教師であった。アルコールが入っていたにせよ、全力疾走すればギリギリ追いつかれない程度の身体能力は持ち合わせていたのである。
 とはいえ山中だ。森の中に突っ込んで街に戻れるだけの土地勘は教諭にはなく、結果として手近な木の上に登ってやり過ごすことを思いついた。野犬ならいずれ諦めるだろうと踏んでいた。
 だが――


「野犬の群れはわらわらと木に群がってきて、追いすがってきた。そうしているうちに、親玉のようなデカい野犬が現れ、まるでハシゴのように群れを駆け上がってきた、と。どうだ。まさに千疋狼だろう?」
 しかしそれでは、と浮かび上がる疑問を予知したかのように、女性教諭は続けた。
「ああ、その教師はまごう事なき一般人だよ。だが無事で済んでいる。あわや殺される寸前で、何故か親玉は逃げていったそうだ」
 そして気がついたらそのまま朝になり、見回りに来た警察官に救助された、ということらしい。
「その後、似たような事例が報告されるようになったらしい。今のところ致命的な犠牲は出ていないが……」
 このままでは、小学校のハイキングは中止になってしまう。人のいい校長はそれを憂えて、久遠ヶ原に連絡してきた、ということだった。
「ただの野犬の騒動ならそれでいいんだがな。御伽噺をなぞるような怪奇現象が、そんな『当たり前』で済む可能性なんて、なあ」
 考えるまでもないだろう? と女性教諭はくつくつ笑う。
「さて、やや時代錯誤だが狼退治だ。子供達の笑顔のため、尽力してくれたまえ」


リプレイ本文


 なだらかなハイキングコースは、町を見下ろせる程度には高度があった。
「すごいね、マンションの裏が森になってるよ」
 桜 椛(jb7999)は感嘆を込めて言った。
「その対面には昭和があるぜ」
 三鷹 夜月(jc0153)はわざとらしく手で庇を作った。
「まるで漂着した宇宙船ですの」
 ちぐはぐ、と紅 鬼姫(ja0444)は独りごちる。
「お前らは昭和には生まれていないだろう」
 いや、この中で昭和を経験したのは自分だけだろうか。ファーフナー(jb7826)は眼下の町を、何もない田舎だと評する。

 蒼輝輪(トンネル)を抜けるとそこは田舎だった。
 広がる田園、鬱蒼と茂る雑木林、崩落寸前の木造建築。新築マンションや申し訳程度のショッピングモールが逆に風景から浮いている、まごう事なきド田舎。千疋狼なんて時代錯誤なものが現れるには、確かにお似合いである。

「……さて、こんなところでいいかな」
 龍崎海(ja0565)がそう言うと、一行はハイキングコースに設置された東屋に腰を下ろした。この辺りが大体中心部だろうと辺りを付ける。
「誘い出すのはここ、ということですか?」
 仁良井 叶伊(ja0618)の確認に、海は頷く。
 今回は海が一番経験豊富ということで、暫定的なリーダーとして動くことになったのだ。こほん、と海は咳払いをする。
「よし、それじゃあ作戦前に最後の確認をしよう」
 東屋の中央には古びた木製の机がある。物を広げるには十分な大きさだ。
 各自、用意した物を広げた。


 缶ビール、日本酒の一升瓶、魚の干物。
 傍から見れば、すわ日中からの宴会かと思うような光景が広がっていた。しかも半数が明らかに未成年である。警察に話を通していなければ危なかったかもなあ、と海は思った。
「というか、何故にくさやなんですの」
 鬼姫は口元を抑えながら椛を睨め付ける。きちんと包装されてはいるが、それでも饐えた匂いを放っているような錯覚がした。
「えっと、強い匂いも嫌がるかなって」
「そりゃ嫌がるだろうけどよ。犬だし」
 夜月はくさやのパウチを摘む。防臭されているはずなのだが、やはりオーラがある。
「臭い攻めにするのはいいけど、やりすぎて逃げられても困りますね」
「そうだね。緊急回避の手段として考えておこう」
 叶伊と海の言葉に、椛は鞄から出そうとしてた芳香剤を引っ込める。張り切ってあれこれ揃えたのだが……。
「で。この東屋に誘い出して叩く、でいいんだな」
 ファーフナーが仕切り直すように言う。
 東屋には三角の屋根が付いている。高さとしてはまずまずだ。周囲の木々と大差ない。
「紅さん、ファーフナーさん、桜さんが空から。俺、仁良井君、三鷹さんが歩いて相手を誘い出す」
「確認しておくけど、素面で、だよな?」
「もちろん。助かるのが目的じゃないからね」
 夜月の言葉に海は頷く。鬼姫は薄く笑った。
「仕事中に飲酒しようなんて不埒な真似は感心しませんの」
「違えよ」
 むしろ逆だ、飲みたくない。細かい事情を説明すると話が脱線するので、夜月はそれ以上続けない。
「確認。紅さん、まだ犠牲者が出ていないのは『飲酒していたから』でいい?」
「ええ。他の被害者の方にも伺いましたけど、どいつもこいつも飲酒した状態で襲われていますの」
「とんだ飲んだくれの町だな」
 そのくらいしか娯楽がないのだろう、とファーフナーは独りごちる。それにしてもそれだけの条件で犠牲者ゼロとは、出来損ないの天魔もいたものだ。
「それと面白いことも聞けましたの。逃げた野犬は一体だけだったという証言が複数。あれだけいた野犬が影も形もなかった、とのことですの」
「ということは、本体は一体。分身する特性、という推測でいいみたいですね」
「そうだね、仁良井君の読み通りかな」
 叶伊は学園の資料の時点でそれを提案していた。どうやら的を射ていたらしい。
「酒の臭いで能力も制限されるっつーなら、だいぶ楽になるんだけどな」
 夜月は一升瓶を手に取る。用途を考慮して安物を用意した。
「むしろ楽すぎてただの野犬狩りになるかもな」
「ファーフナーさん、余裕だねえ」
 そう言うと、椛は鞄から発煙筒を取り出す。一同は首を傾げた。
「桜さん、これは?」
「えっとね。道をはぐれるようなことがあっても戻ってこられるように、焚いておこうと思うんだ」
 ふむ、と一同は辺りを見回した。……確かに森が鬱蒼としているので、土地勘のない自分たちでは迷いそうだ。
 海はしばらく考えた後、
「……そうだね、万一には備えないと。消防と警察には使用許可を取っておこう。目印はこの東屋。もし襲われて道を外れてしまった場合は、これの煙を目印に」
 やった、と椛は笑った。折角色々用意したのだ。一つくらいはちゃんと役に立ってもらわないと。

 夜を待った。
 千疋狼の目撃証言は夜が大多数だった。昼間に襲われた例もないではなかったが(よって解決しなければハイキングも中止となる)、そこは狼が夜行性という『習性』なのだろう。
 午後九時。とっぷりと日は暮れ、町の灯りはほとんどない。風の音、虫の声、蛙の声、水際には蛍、そして満天の星空。田舎だからこその情緒だった。
 無論、それを満喫している場合ではない。
「それじゃあ、作戦開始」
 海の言葉に合わせて、椛は発煙筒を起動する。もくもくと赤い煙が立ち上り、この暗さでも認識できる。
 一同は薄暗いハイキングコースを探索し始めた。


 『それ』は腹を空かせていた。
 いつから空かせているのかは既に記憶にない。元より時間の概念はなく、そして記憶が失せるほど腹を空かせるということは、本来なら死を意味する。既に本来の生命活動からは大きく外れていた。それを嘆く知性も元よりない。
 ただ、ひたすら腹が空いた。
 忌まわしいあの臭い。鼻腔を刺すあの臭い。あれさえなければ、この腹を一杯に満たせるのに。

 『ヒトを食らう』。『それ』に定義された行動原理はそれだけだった。それ以外の動物的本能は削除され、生態系から大きく逸脱した存在としてここにある。故に、肥沃な森の中にある栄養源には目もくれない。果実も、野草も、小動物も、小鳥も。かつて貪り付いたそれらが、今は認識の外にある。
 ただ、ひたすらヒトの肉が欲しい。『それ』はもはや、それだけの概念だった。

 だから、聴覚と嗅覚が情報を拾ったその瞬間、『それ』は全速力で駆け出した。
 人間の気配。多少の誤差はあるものの、十分『それ』の捕食対象。
 自身でも意識しないうちに、『それ』の身体は幾重にもぶれる。
 そうして『それ』は、漸く最後となる稼働を開始した。


 椛は思った。哀れなほどに単純だと。
 ――千疋狼がモデルなら、実は襲われた男性と何かしら関わりがあるのではと思った。
 その推測は早々に否定された。男は思い当たる節は何一つないと言った。そもそも犬嫌い、今回の件でさらに嫌いになったと答えたのだ。少し寂しい気分になったことを覚えている。
 しかし。目の前の『敵』は、なんだかそれ以上に哀れなものに思えた。

「あらあら。鳥の一羽も仕留められない狼なんて、聞いたこともありませんの」
 遭遇したのは先行していた鬼姫だった。
 偵察の意味も込めて木の上を跳躍して移動していたのだが、いきなり足下からわらわらと黒い狼の群れが湧いてきた。そして一回り大きい狼がそれを踏みつけて駆け上ってくる。組体操を連想する。その体型でよくもそんな器用なと、少しだけ感心した。
 だが所詮は大道芸だ。鬼姫はひらりと身を躱すと、隣の枝に飛び移る。群れは慌てて隣の枝に群がり始めるが、そんな予備動作をしている間に、鬼姫はどんどん先へ進んでしまう。
「知能は畜生程度、目先のことしか見えていないようですの。鬼姫はもう少し上から観察していますの」
「了解。後は俺たちで引きつける」
 鬼姫はふわっと夜空に浮き上がる。同様に上空から状況を観察していた椛とファーフナーもそれに倣う。敵の性能を上から見極めるのが三人の役割だった。
 狼の群れは木の上で吠え立てていたが、やがて地上の三人に気がついたのだろう。あっさりと標的を切り替えてきた。
「ヒュウ、来た来た」
 夜月は口笛を吹いて、上機嫌そうにライフルを構える。その表情はまさに狩人のそれだ。
 海は阻霊符を起動しながら、年頃の少女がそういう顔をするのは如何な物だろうかと苦笑する。
「一般人でも逃げ切れる相手だ。俺達なら余裕だろう」
 それは身体能力のことだけでなく、アレが遠距離攻撃を持たないということでもあった。
「遠距離攻撃で牽制しながら誘導する。仁良井君、しっかり観察してくれ」
「了解です」
 叶伊は『目』に集中した。やがて昼間と変わらない視界を確保する。彼の目には、それこそ千もいそうな狼の群れがハッキリ映っていた。
「討伐開始だ!」
 海は魔法書を開くと、群れに向かって大雑把に攻撃を開始した。


 撃退士にとっては散歩のような気軽さの逃走。
 海は群れに岩を落とし、夜月は軽快なテンポで銃弾を発射する。狙いは適当。相手は道を埋め尽くすほどの数なのだから、そんな調子でも何かしら命中する。
 しかし。
「消えた傍から再生していますね。見た感じダメージのフィードバックもないようです」
 叶伊は目立ったダメージを確認できなかった。
「本体以外は外れってことか。厄介だな」
「いーじゃん、メイン能力くらいは多少壊れてねーとつまんねーぜ?」
 ゲラゲラ笑いながら夜月は銃を連射する。鄙びた田舎には似つかわしくない発砲音。本当、警察と消防に話を通しておいて良かったと海は思った。

 上空の三人は群れの動きを観察していた。叶伊のように『夜目』が効くわけではないが、それでもある程度は把握出来る。
 結論として。
「統率は取れている。けれど戦略性は皆無ですの」
「なんか、どれも似たり寄ったりだね」
 群れという『一つ』が三人を追っている、そんな印象を受けた。
 これが複数の個体ならそれぞれの個性が出る。知性があるなら作戦が生まれる。しかしアレからはそういった諸々を一切感じない。同じパターンを大多数で繰り返している。ただそれだけなのだ。
「所詮、ただの分身か。それを操る頭もないようだな」
「なんとも身に過ぎた能力ですの」
 やがて集合場所の東屋に辿り着く。発煙筒の煙が夜空に吸い込まれていく。三人は各々の武器を構えた。
「……じゃあ、一気にやっちゃおうか!」
 椛は舞台用のよく通る声で、景気づけのように叫んだ。


 結末は、それこそ伝承のようにあっけなかった。

 東屋に到着すると、海は翼を広げ、叶伊と夜月を屋根の上に引っ張り上げた。
 屋根は周囲の木と同じくらいの高さがある。狼の群れは当然のように自分たちの身体で梯子を組み上げ、一回り大きな個体がこれまた愚直にそれを駆け上がる。
 叶伊はそれにペイントボールを放り投げた。防犯用のカラーボールに、アルコール臭がきつい安物の香水を混ぜ込んだものだ。蛍光塗料が犬の鼻先にぶちまけられ、目に見えて怯む。合わせて東屋を取り囲んでいた群れが、蜃気楼のように揺らめいた。
 海は意識を集中する。生命反応は――一つだけ。どうやら、目の前のコレが本体のようだ。
 キャインと情けない声を上げて、本体はとって返す。逃げるつもりだろう。『千疋狼』ならこれで一件落着だ。
 だが、これは御伽噺ではなく。

 行く手を阻むように、さながら隕石のように鬼姫の刀が地面に突き立てられた。合わせて周囲の地面が隆起する。打ち上げられた砂塵は、分身を悉く消し去っていく。
 怯んだ隙を夜月は見逃さなかった。嬉々として駆け抜け、二本の小太刀で刻みつける。その際に本体の『影』がその場に縫い止められる。
 そこに降る銃弾の嵐。ファーフナーの射撃によって、本体が膝を突く。
 最後に、椛が飛んだ。身の丈よりも長い槍の穂先が、狼の首を刎ね飛ばす。その軌跡は、まるで流星のようだった。


「お疲れ。どうだった、狼退治は」
 一行が学園に戻ってくると、依頼を担当した女性教諭が迎えに立っていた。
「……また雑魚。先生、もう少し歯ごたえのある依頼はありませんの?」
 鬼姫はつまらなさそうな顔をした。余談だが、鬼姫は先日も『怪談じみた』依頼をこの教師から受けたのだ。その結果、正体見たり枯れ尾花である。
「そう言うな紅。お前達のお陰で、未来ある少年少女の楽しみはとりあえず守られたんだから」
「そうだよ。ハイキングは無事に行われるんでしょ?」
 椛が訊くと、教師は頷いた。
「ああ。多少の日程調整は必要だそうだが、問題ないとのことだ」
「何よりですね。まさか小学生に飲酒を勧めるわけにもいきませんし」
 海は冗談めかして笑った。今回が平和な結果に終わったのは偏にアルコールのお陰だ。もし何の事前情報もなしにハイキングが始まっていたら。いや、気まぐれにノンアルコールの散歩があったのなら。それを思うと心底ほっとする。
「あんな田舎だしなあ……他に娯楽ねーだろうし」
 現地では控えていた本音を、夜月はようやく吐き出した。似たような田舎出身としてよく分かるのだ。ファーフナーは全くだ、と頷いて同意する。
「そうですか? 自然が多くて修業しがいがある土地だと思いましたが」
 叶伊の多少ズレた発言に、女性教諭はぷっと吹き出した。
「いや、なんとも前向きで面白い評価だ。……さてと、報告と手続きだけ済ませてしまおう」

 今回の顛末を纏めていると、不意に女性教諭が口にした。
「ところでお前達。買ったとかいう酒類、どうした」
 あ、と声が上がった。
「そういえば、使ってないな」
 海が鞄から缶ビールを取り出す。当たり前だが、とっくに温くなっていた。
「ペイントボール一発であれだけ効果覿面だったもんなあ……」
 夜月も鞄から一升瓶を取り出す。一発殴りつけてやろうかと考えていたのに、すっかり無駄になってしまった。
「あと。くさやもあるんだろう?」
「ふえ?……あ、はい」
 言われて思いだした、とばかりに椛は鞄からくさやのパウチを取り出す。
 女性教諭はそれらを見て、少し考えた。そして、言った。
「……よし。それ全部買い取ろう。名目上は没収」
「え、いいんですか?」
 海は意外、と目を丸くした。
「飲み会オチにするには、未成年が混じっているからな」
「明らかな安酒に、ぬるいビールだぞ?」
 怪訝そうなファーフナーに、女性教諭は笑う。
「なに、カクテルや料理、掃除用具。使い道は色々ある。それに」
 くさやのパウチを取り上げて、女性教諭はにんまりとした。
「くさやは好物だから」

 その後、とある寮から異臭騒ぎがしたという話が持ち上がったが、関連性は定かではない。
 ともあれ、今回はこれにて一件落着。


依頼結果

依頼成功度:成功
MVP: 歴戦勇士・龍崎海(ja0565)
 撃退士・仁良井 叶伊(ja0618)
重体: −
面白かった!:4人

暗殺の姫・
紅 鬼姫(ja0444)

大学部4年3組 女 鬼道忍軍
歴戦勇士・
龍崎海(ja0565)

大学部9年1組 男 アストラルヴァンガード
撃退士・
仁良井 叶伊(ja0618)

大学部4年5組 男 ルインズブレイド
されど、朝は来る・
ファーフナー(jb7826)

大学部5年5組 男 アカシックレコーダー:タイプA
この音色、天まで響け・
桜 椛(jb7999)

大学部3年187組 女 ルインズブレイド
撃退士・
三鷹 夜月(jc0153)

卒業 女 鬼道忍軍