.


マスター:栗山 飛鳥
シナリオ形態:ショート
難易度:普通
参加人数:8人
サポート:1人
リプレイ完成日時:2016/02/15


みんなの思い出



オープニング


『腕は無いが、強靭な体躯を持つドラゴン』に襲われた。
 そのような報告を受けた撃退士達は、すぐ現場となっている都市へと向かった。
 だが、そこで実際に襲われた人の話を聞いてみると、情報が錯綜していた。
 曰く、『猛スピードで道路を駆け抜ける馬』だの、『冷たく青い炎を纏った狼』だの、得られる情報が安定しない。
 だが、それらには奇妙な共通点もあった。
 竜、馬、狼。いずれも関節付近から細い糸が何処かへと伸びており、カクカクとしたぎこちない動きも相まって、どこか操り人形みたいであったと。
 ――制作者が同じディアボロかサーバントが複数いるのか?
 撃退士達は気を引き締め直し、それらが出没するという、都市の中心部へと足を踏み入れた。


 にも関わらず、彼等はあっさりと奇襲を受けた。
 撃退士達を背後から襲ったのは、報告とも情報とも違う『発達した手足を持つ蒼銀の竜』だった。
 いや。唯一、得られた情報との共通点があった。その竜の体の各部からは細い糸が伸びており、それらは近くにある低いビルの屋上にまで伸びていた。
 その先にはまるでマネキンのようなつるんとした人影が立っており、糸はそれの指から生えているようだ。これで竜をマリオネットの様に操っているのだろう。
「ふっ」
 ただひとり敵の奇襲を耐え凌いだ撃退士の一人は、絶体絶命の状況にも関わらず、小さな笑みをこぼした。
 皮肉な存在を蔑むように。
 何故なら、そのマネキンからも糸が伸びていたからだ。遥か高く、天に向かって。
 自らも天界の操り人形であることを知らず、魔獣を我がもの顔で操る道化。
 人形遣いの――人形。
 それが市街を襲ったサーバントの正体であった。
「お前なぞにくれてやるほど、俺達の命は安く無いぞ」
 バハムートテイマーである撃退士はスレイプニルを召喚し、倒れて動けない仲間達をその上に積み重ねると、共に全速力でその場から逃げ去った。
 看破した敵の正体を胸に秘めて。
(あいつは俺と同じ……そう、バハムートテイマーのサーバントだ!)
 彼の勇気ある逃走が、戦略的撤退として評価されるか、単なる敗走で終わるかは、次にサーバントを討伐に向かう撃退士次第である。


リプレイ本文


「見つけました。あのビルの中にサーバントがいるのではないでしょうか」
 街の中、手にした双眼鏡を覗きこみながら、八神 翼(jb6550)が言った。彼女の示す先には、背の低いビルがあり、その頂点から空に向かって細い糸がきらめているのが見えた。
「頭隠して、糸隠さずってやつかな」
 メンバーの中でも最年長の狩野 峰雪(ja0345)が肩をすくめ、
「ふぅん、聞きしに勝る道化ねェ」
 黒百合(ja0422)が遠慮無く嗤った。
「場所が分かったのなら、突貫するわよ! レッツゴー!」
 雪室 チルル(ja0220)が元気いっぱいに駆けだし、他の仲間達も苦笑しながら彼女の後を追おうとした……
「待って!!」
 逢見仙也(jc1616)が咄嗟に皆の動きを制した。既に走りだしていたチルルは、つんのめって顔面を道路にめり込ませていたが。
「八神さん、その双眼鏡で上空を確認してみて。他の皆さんは、ビルの反対側の警戒を」
「上空?」
 翼は小首を傾げたが、すぐに何か思いあたったらしく、双眼鏡を上空へと向けた。
「いました! ヒリュウがこちらを見ています」
「ちっ」
 峰雪が小さく舌打ちしながら拳銃をホルスターから引き抜き、翼が双眼鏡を向けている方角へと構えた。
 その刹那、ビルの陰から蒼い炎を纏った黒狼――フェンリルが飛びだし、無防備な峰雪めがけて襲いかかる!
「やらせねえ!」
 すかさず両者の間に割り込んだ向坂 玲治(ja6214)が、全身でフェンリルの爪を受け止めた。
「うおおっ! 何だこれ! めちゃくちゃ冷てえっ!」
 その代償として、玲治はフェンリルの冷たい炎を浴びて、寒さに打ち震える。
「ストレイシオン!」
 仙也が叫ぶと、彼の召喚獣であるストレイシオンが顕現した。その巨竜は体をめいっぱい広げて玲治を守るように立ち塞がると、喉を鳴らしてフェンリルを威嚇する。対するフェンリルは獅子舞のようにカタカタ顎を打ち鳴らした。
 2体の召喚獣が睨みあうその隙に、峰雪が銃のトリガーを引く。流星が空を昇るかのように銃弾が奔り、上空にいた黒い点にしか見えないターゲットを射抜いた。
 ボトッ
 音をたてて、峰雪の足下にそれが落ちる。
 それはガラス玉の瞳を持つ、黒いヒリュウの人形だった。


 此度のサーバントは非常に狡猾な種である。召喚獣の操り糸をビル群で巧妙に隠し、視野の広いヒリュウで上空から監視。侵入者が隙を見せた瞬間に、もう一体の召喚獣が襲いかかる。
 しかし、サーバントのプランは仙也の機転によって覆された。
「テイマーはテイマーを知る。素晴らしい采配ですわ」
「どうも」
 長谷川アレクサンドラみずほ(jb4139)が惜しみない称賛を仙也に送り、仙也は慇懃に頭を垂れた。
「召喚獣を同時に2体も召喚できるものなのかい?」
「熟練のテイマーなら2体まで召喚できます。恥ずかしながら、俺はその段階に達してはいないけど……」
 峰雪の疑問に仙也は苦笑しながら答え、
「つまり、敵はテイマーとして見るなら、相当の高レベルということだよ」
 この言葉は、みずほと翼に向けられた。
 二人はそれに頷き返すと、サーバントがいるビルに向かって駆けだした。彼女達の狙いはサーバントの直接撃破だ。
 行かせまいとフェンリルが二人を追おうとするが
「隠密行動は、あなた達の専売特許じゃないよ」
 ビル影から、ポニーテールを揺らしながら現れた不知火あけび(jc1857)が、朱鞘から抜き放った刀をフェンリルの影に突き立てた。影を縫いとめられたフェンリルが動きを止める。
「本当は正々堂々刀で戦うのが好きなんだけど……今回は忍らしくいくよ」
 そう言って、あけびは影から生み出した手裏剣を構えた。
「ところで、こいつはもう倒しちゃっていいのよね?」
 一方、峰雪の足下に転がっている黒いヒリュウ――ヒリュウ元来の愛嬌は無く、感情の無いガラス玉の瞳が不気味だ――を指さしながら、チルルがエストックを構えた。
 確認はしたものの、返答を待つ気はあまり無いらしい。チルルがすぐさま剣を突きだすと、切っ先が触れる直前、ヒリュウが虚空に消えた。
「……消えちゃった」
 チルルがぽかんとした顔をする。
「召喚獣は2体までしか召喚できないんでしょう?」
 黒百合が言う。
「なら、ヒリュウが消えた理由は……3体目を召喚したって考えるのが、妥当じゃないかしらぁっ!」
 そう言って黒百合が跳ぶのと同時、サーバントのいるビル壁を突き破って黒いティアマットが飛びだした。
「さてェ、実験開始ィ♪」
 空中で黒百合とティアマットが激突する。華奢な黒百合が、ティアマットの巨体と衝突して押し勝てるわけもなく、吹き飛ばされるが、宙を舞う花弁のようにひらりと空中で体勢を整え直すと、音も無く着地する。
 そして、みずほと翼に襲いかかろうとしていたティアマットの脇腹めがけて、背後から巨槍を振り抜いた。
 人形のような見た目に反して急所が存在するのか、脇腹を薙ぎ払われたティアマットが硬直する。
「サーバントはあの階よォ……」
 黒百合がビルを、ティアマットの登場で大穴が空いた部分をゆらりと指さした。
「ここは私に任せて先に行きなさァい」
 モロに死亡フラグなのだが、生真面目な二人には通じなかったらしく(通じても実際に命を賭けた戦闘中に指摘するのは憚られたか)2人は黒百合に一礼して、サーバントのいるビルへと駆けだしていった。
 その後ろ姿を見送りながら、黒百合は肩をすくめた。


 そして、翼とみずほの2人はビルに到着した。3階の一室に、サーバントはいた。ティアマットが空けた穴から戦場を見下ろしており、2人が部屋に乗り込んでも、振り向きすらしなかった。一心不乱に右手の糸を手繰りティアマットを、左手の糸を手繰りフェンリルを操っている。そしてまたサーバント自身も、空から伸びる糸に操られているのだ。
(どちらが操る側でどちらが操られる側なのかしら)
 みずほはそんなことを考えた。
「私から仕掛けます」
 唇だけを動かしてみずほに伝えると、気配を消した翼が護符を懐から取り出した。
「操り人形、すぐにバラバラにしてあげるわ。雷帝虚空撃!!」
 振り返ったサーバントに、幾発もの雷撃が迸り、降り注ぐ。その様子は、怒れる雷帝が執拗に殴打しているようであり、翼の天魔に対する憎しみの具現であった。
 全身を真っ黒に焦がした道化の人形は、それでもカラカラと笑っていた。それしか己を表現する方法を知らないかのように。
「さて、これを耐えられるかしら?」
 続いて、左右にステップを踏みながら接敵したみずほが、鋭いフックをサーバントに打ち込む。みずほはサーバントの反撃に備え距離を取るが、体をくの字に折り曲げたサーバントは、すぐまた姿勢を正すと外を向き、人形遊びを続ける。
「抵抗しないんですの?」
 みずほが表情を険しくした。常に貴族的な行動を意識し、なおかつスポーツマンである彼女にとって、無抵抗の敵はかえってやりにくいようだ。
「構いません。天魔は敵! 無抵抗であろうと滅するだけです!」
 翼は自らを抱くようにして叫ぶと、彼女のアウルと霊力が死神を形作り、それは翼に呼応するように「オオオオォォォッ」と哀しい叫びをあげた。


 ティアマットが丸太のように太い腕を振るう。自身の身長より確実に大きいそれをスレスレで避けたあけびは、稲光の如く鋭くティアマットの懐に滑り込むと、手にした刀でその胴体を斬り刻み、疾風の如くティアマットから離脱する。
 あけびが離れた瞬間には、チルルがエストックを構えて踏み込んでいた。水晶のような刀身がティアマットの体に食い込んでいく。その強靭な筋肉に絡め取られないよう、剣をすかさず引き抜くと粉雪が鮮血のようにパッと舞った。
 神速の連携を決めたあけびとチルルが、目と目で笑い合う。
 だが、それも致命傷には至らない。
「もー! 何でよー!」
 先の連携に相当の自信があったのだろう。チルルが不平を漏らす。
「私達の役目は足止めだよ! 翼さんと、みずほさんが、もうすぐ本体を仕留めてくれるはず……」

 オオオオォォォッ

 あけびがチルルを励ました、その時、サーバントのいるビルから嘆きにも似た叫び声が聞こえてきた。ビルの谷間に反響したそれは、木霊のように何度も何度も耳朶を打つ。
「翼、さん?」
 あけびは無意識に翼の名を呼び、ビルへと振り返る。
「おーい! こっちの拘束がまずいぞ!」
 が、玲治の声がすぐさま彼女を現在の戦場へと引き戻す。見ると、フェンリルにかけた影縛りが解けかかっていた。
「くっ、間に合って!」
 あけびは刀を構えてフェンリルへと跳んだ。だが、フェンリルが数瞬早く拘束を解き放つと、その爪をあけびめがけて振り上げた。
「させるかっ!」
 玲治が彼女の前に立ち、フェンリルの攻撃を受け止める。
「ありがとうございます!」
 その隙にフェンリルの影へと着地したあけびが、再びフェンリルの影に刀を突き立てる。
「よしっ、次はティアマットだ!」
 玲治があけびの肩を叩きながらティアマットの方を向くと、そのティアマットは黒百合に襲いかかろうとしているところだった。
「あらぁ……私ったら人気者ねェ」
 肩で息をしながらも、余裕の態度と笑みを崩さない黒百合に、ティアマットの剛爪が襲いかかる。
 それは仙也のストレイシオンが張った防壁に阻まれるが、構わず突き進んできたティアマットに突破される。
 ティアマットの爪がいよいよ黒百合の目前まで迫ったところで、その爪に銃弾が当たり、弾け、ほんの僅かながら、ティアマットの注意が逸れる。
 その一瞬に黒百合は身を翻し、ティアマットの爪は地面を深くえぐるだけに終わった。
「やれやれ、危なかったね」
 銃はティアマットから離さないまま、峰雪が黒百合に目配せする。
「どうもありがとう、おじさん」
 黒百合は存外素直に礼を述べた。
「うん。それにしても、息つく暇もないね」
 カタカタと忌々しげに顎を鳴らしたティアマットが、すぐさま峰雪に襲いかかるが、峰雪もアウルを植物状に変形させ、それを迎え討つ。
 アウルの茨がティアマットを縛りつけたが、ティアマットはそれを引き千切った。
「そら、そんなところにいると轢いちまうぞ」
 だが、遠くから走りこんできた玲治がティアマットに体当たりをぶちかます。隙をつかれた巨体が、浮きあがり、吹き飛ばされるが、爪を道路に突き立てることでティアマットも耐え凌ぐ。
 睨み合う撃退士達とティアマット。
 が、次の瞬間に異変は起きた。
 ティアマットの巨体が消え去ったのだ。それだけでは無い。あけびに拘束されていたフェンリルの姿も無くなっている。
「どういうことだ?」
 玲治が疑問を呈すると、答えは仙也からすぐ返ってきた。
「倒したのでなければ、召喚獣の効果時間が切れたか、サーバントが消したか」
「つまりそれって?」
「サーバントは別の召喚獣を召喚できる。サーバントの近くにいる2人が危険ということだよ」
「大変じゃねえか!」
 そう言って、玲治と撃退士達は慌ててビルに向かって駆けだした。

 サーバントの様子がおかしい。今までみずほと翼の攻撃を受けるがままだったサーバントが、不意にこちらを振り向いたのだ。
「今さら、何をしようとしたところで……もう、遅い!」
 翼が叫ぶと、彼女の憎悪の具現たる死神が大鎌を振り下ろした。
 その瞬間、サーバントの姿が変貌する。
 腕は銀竜の如く強靭に。胴体は青竜の如く堅牢に。足は馬竜の如く俊敏に。狼竜の如き蒼炎を纏い、飛竜の如き視野を得た。
 合成獣形態(モード:キマイラ)
 天使と言えども竜王の力を再現する事は不可能だったため、サーバントに施した苦肉の策。サーバントを媒介に、全召喚獣を部分的に顕現する事により、あらゆる召喚獣の長所を備えた1体の召喚獣となる。
 この形態で現世に留まれる時間はほんの一瞬。だが、その一瞬のみ、サーバントは地上最強の生物と化すのだ。
「八神さんっ! 避けてくださいっ!」
 危険を感じたみずほが叫んだ。翼も敵が変貌した事には気付いていた。同時に、敵の攻撃が避けようとしても避けきれないものであることも気付いていた。だから、彼女は刺し違える覚悟で攻撃を続けた。
 振り下ろされた死神の大鎌が、サーバントの剛爪の前に砕け散る。その衝撃で、翼は吹き飛び、壁に叩きつけられた。
「八神さん……よくもっ!」
 翼の容態も気になったが、みずほはサーバントに殴りかかった。サーバントは道化の人形に戻っており、大技の反動からか棒立ちになっている。この機を逃しては、翼の戦いも無駄になってしまうのだ。
 みずほの拳が、サーバントの急所を的確に捉えていく。
 やがて、ぎこちなく動作を再開したサーバントがストレイシオンを呼び出して守りを固める。続いて、スレイプニルも呼びだすと、サーバントは馬竜にひょいと跨った。
(まずいっ!)
 そう思った時には遅い。
 スレイプニルは壁に空いた穴から飛び降りると、サーバントを乗せて高速で走り去ってしまった。
 間の悪い事に、他の撃退士達が入れ違いになってビル内部に乗り込んできた。
「八神さん! ……大丈夫。命に別状はない」
 瓦礫に埋もれた翼に気付いた仙也が、すぐさま応急手当を開始する。
「うー、逃がしたくないよー!」
 チルルが壁に空いた穴から悔しげにサーバントを見送る。
「けど、ここからじゃもう僕でも届かないねえ」
 小さくなっていくスレイプニルに銃を向けたまま、峰雪が残念そうに呟いた。
「……そんなことはないんじゃあない?」
 黒百合が指さしたのは、サーバントに召喚されたまま放置されたストレイシオンだった。
「そうか、テイマーと特性が同じなら!」
 玲治が拳と掌を打ち合わせる。
「生命力は本体と共有しているはずですね!」
 あけびが後を継いだ。
「それでしたら、わたくしにやらせてください!」
 みずほが主張し、ストレイシオンの前に立った。握りしめられた拳が黄金色に輝く。
「届いてぇーっ!!」
 渾身のストレートがストレイシオンを貫き……


 スレイプニルの背に跨り道路を駆けるサーバントは後ろを振り返った。撃退士達が追ってきていないことを確認し、カラカラと笑う。

 プツン

 何かの糸が切れたのはその時だった。音のした方を見やると、サーバントの右腕が垂れ下がり、その右腕を操っていた、天から伸びる糸が切れていた。

 プツン プツン プツプツン

 サーバントが首を傾げている間に、左腕、右脚、左脚、次々と糸が切れていき、対応した部位が力無く垂れ下がっていく。
 サーバントは天を仰いだ。そして、自分も糸に繋がれているだけの単なる操り人形である事を知った。
「!!」
 サーバントは怒り、嘆き、悲しんだ。だが、道化の顔は最期まで笑顔で……

 プツン

 最後に首に繋がっていた糸が切れ、サーバントは人形の様に崩れ落ちた。


依頼結果

依頼成功度:成功
MVP: 迅雷纏いし怨恨・八神 翼(jb6550)
 童の一種・逢見仙也(jc1616)
重体: −
面白かった!:5人

伝説の撃退士・
雪室 チルル(ja0220)

大学部1年4組 女 ルインズブレイド
Mr.Goombah・
狩野 峰雪(ja0345)

大学部7年5組 男 インフィルトレイター
赫華Noir・
黒百合(ja0422)

高等部3年21組 女 鬼道忍軍
崩れずの光翼・
向坂 玲治(ja6214)

卒業 男 ディバインナイト
勇気を示す背中・
長谷川アレクサンドラみずほ(jb4139)

大学部4年7組 女 阿修羅
迅雷纏いし怨恨・
八神 翼(jb6550)

大学部5年1組 女 ナイトウォーカー
童の一種・
逢見仙也(jc1616)

卒業 男 ディバインナイト
明ける陽の花・
不知火あけび(jc1857)

大学部1年1組 女 鬼道忍軍