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マスター:剣崎宗二
シナリオ形態:シリーズ
難易度:非常に難しい
形態:
参加人数:8人
サポート:2人
リプレイ完成日時:2013/07/11


みんなの思い出



オープニング

「さて、今週分は‥‥これくらいで、大丈夫か」
 手に持ったメモを見ながら、大荷物を抱えた男は、満足そうにメモを仕舞う。
 その歩みはゆっくりで。だが、見る人が見れば、男に何かしらの武術の嗜みがあり、相応の実戦経験もある事を理解できるのだろう。
 そんな男が、とある橋下のトンネルに差し掛かった頃。彼は突如立ち止まり、声を上げる。

「‥‥で、俺に付きまとって、何の用だ?」

 その声に答えるかのように、橋の後ろから、少年が歩み出る。


●シークレット・ハウス

「知らないっすよ、俺たちが狙われる理由なんて!」
 飽くまでも被害者と言った顔で、前回助けられたチンピラの男がシラを切る。
(「‥‥ラチが空きませんね」)
 彼らから話を聞いていた女性撃退士が、助けを求めるように、付近の中年の撃退士に視線をやる。水を向けられた中年の男は、暫し目を閉じ‥‥考え込んでから、見開く。
「どうしても言いたくないのなら‥‥それでも構わない」
 彼の言葉に、チンピラ風の男がほっとする。
「‥‥が、それならば、これ以上お前らを保護する必要はない。‥‥あのヴァニタスが襲来したのは、偶然としてみよう。‥‥もう帰っていいぞ」
 笑顔が、凍りつく。

「そ、それは‥‥撃退士は、一般人を守るのが仕事じゃないのか!?」
「無論、その予定だ。だが我らも人員が足りない。また事件があれば駆けつけるが‥‥現時点ではお前たちを保護する必要性が見えないのでな」
 チンピラの男の脳裏に、恐怖が蘇る。目の前に迫った死者の手。死者の牙が、彼に限りなき恐怖を感じさせる。
「うわぁぁぁぁあ!」
 頭を抱え、がくがくと震える。
「話します、話しますから、外には投げ出さないで‥‥」

「俺たちは、とある男に雇われたんだ。どっかのいい家のぼっちゃんがくるって言うんで、その護衛の気を引いてほしいと――」


●橋の下

「ちっ‥‥またどこのガキかしらねぇが、俺とはかかわらない方がいいぜ」
 荷物を足元に置き、男は少年に向き直る。
「‥‥だったら、どう‥‥すると、言うのです?」
 ボソボソとしゃべる少年に、何故か男は本能的な恐怖を感じる。
(「やな予感がするぜ‥‥しかたねぇ」)
 背中に隠しておいた銃に、手を当てる。
 だが、その瞬間、彼の頭上には、巨大な土石の剣があった。

前回のシナリオを見る


リプレイ本文

●展開

「‥‥させませんよ!」
 正に土石の大剣が男の頭上に振り下ろされようとされた、その刹那。守護を象徴する白の翼を広げ、龍仙 樹(jb0212)がそれを受け止める。
「ぐ‥‥ぅ‥‥っ!」
 ガン、と鈍い音と共に叩き付けられる大剣。ズシリと、樹の足が、コンクリートに沈む。
「今のうちに‥‥!」

「樹様!」
 樹が大剣を受け止めたのを確認したその瞬間。彼の恋人である氷雨 静(ja4221)が飛び出す。その全身からアウルが噴出し、ヴァニタス――レオン・ファウストの周りへと集う!
「お眠り下さい‥‥汝、藍なる者。其は安らぎの力。彼の地に深き眠りをもたらしめ給え。インディゴフォーリングアスリープ!」
 呪文の最後の一文字が紡がれた瞬間。アウルは青の霧に変貌し、レオンの周りに集う。
「う‥‥何、これ‥‥」
 強力極まりない静の魔力に、レオンはさすがに抵抗できず‥‥その場に倒れこみ、眠ってしまう。

「これは、自分たちも気をつけた方が良いでござるな‥‥」
 ごくりと唾を飲み、虎綱・ガーフィールド(ja3547)はその範囲前で一旦停止する。
 余りにも強いその魔力の霧に、ジェイソンまでも眠ってしまい‥‥更に救出を行うはずだった虎綱が近づけなかったのは、予想外だったのかも知れない。

 そして、その直後――両側の入り口から、グールたちが湧き出す!
「実に不本意ね――因果の応報への抑止力?正直に言えば、勘弁してもらいたいところではあるけれど‥‥」
 頭を軽く抑える暮居 凪(ja0503)。
 されど、一度受けた依頼は、完遂されねばならない。例え如何なる不満があろうとも。
「‥‥脱出させるのなら、今のうちね。‥‥さぁさぁ、こっちへ来なさい!」
 魔力を乗せた、その言葉。敵を誘導する、凪の『CODE:LP』である。
 一部のグールたちが、彼女に引き寄せるかのように、歩速を上げ、接近していく。
 そのまま、凪はレオンの方へと。グールたちを誘導していく。


●撃・激・Wakeup

「ちっ‥‥どけどけっ!」
「そこを‥‥お退きになってくださいませ」
 君田 夢野(ja0561)の放つ銃弾と、ステラ シアフィールド(jb3278)の放つ雷撃が、それぞれ別々のグールを打ち据える。だが、このグールたちはそれなりに耐久力に優れた敵である。さすがに一撃で倒れることはない。

「なんで八卦達は襲撃を起こすんかな‥‥またグールに喰われんのはゴメンだっ」
 前回の。押し寄せるグールたちによる乱打を思い出し、黒夜(jb0668)は軽く身震いする。
「でも、やるしかない、か」
 片目を瞑り、氷の蒼に染まったもう片方の目を大きく見開く。
 心の中で念じるは、具現すべき力のその名。
(「IcyPrincess of Cyclops」)
 その眼前に氷の粒子が吹き荒れ、次々とグールたちの体温を奪い、眠りへと落としていく。

「チャンスでござるな!」
 前方に、一時的にでも道が開けた。それを確認した虎綱が、意識のないジェイソンに接近し、それを担ぎ上げる。
「‥‥脱出口の防衛。騎士としてこれだけやりがいがある役目はないよ」
 それを護るかの如く、永連 紫遠(ja2143)がその前に立ちはだかる。
「遠慮せず行ってきて。襲ってくる奴は、全員斬って捨てるから!」

「よくも‥‥僕を嵌めたなァァァ!」
 意思の力か。まだ時間は経過していない筈と言うのに、レオンが強引に眠りの霧の中から起き上がる。
「ならばもう一度‥‥眠らせます!」
 再度、静が全身からアウルを放ち、呪文を詠唱する。蒼の霧と化したアウルは、先ほどと同様にレオンの方へ漂っていくが‥‥
「二度も同じ手はァァァ!」
 素早く、凪が誘導してきたグールの内‥‥眠った一体を、レオンは掴む。それを身代わりの如く霧の中へと投げ込み、反動を用いて――レオンは霧の外、グールの群れの中へと突入する!

 ――凪が挑発後に、レオンに近づいたと言う事は。全ての誘導されたグールたちを、レオンへと近づけたという事に他ならない。『グールが付近にある限り』それを盾にする事で無類の防御能力を発揮できるレオンにとっては、これは寧ろ有利な状況である。

「アイサツ代わりのアインザッツだ、受け取れ!」
 アサルトライフルによる掃射は、しかしグールの壁に阻まれ届かない。強引に届かせようとすれば立ったまま眠っているグールを誤射する可能性もあるが為に、夢野は次の手段に切り替える。
「さぁさぁさぁさぁ、夢野劇場の始まりだ! 主演の俺から目を離すなよ!」
 大仰に武器を振り回し、挑発の言葉を吐き出す。本来、これはレオンの横で攻撃を伴い行うはずだったのだが‥‥蒼の眠りの霧に阻まれ、接近できていない。

「ふっ‥‥今のうちに‥‥逃げるんだよォー!」 」
 急速な移動を以って、虎綱はグールの群れの横へと突進する。
 しかし、全力移動は著しく回避能力を低下させる行動である。肩に人一人を抱えている事もあり、元は極めて高かった虎綱の回避能力が、この瞬間だけは初級撃退士級にまで低下していた。

「相手はしてやるぜェェ、アレを叩き潰した後でなァァ!」
 巨大な岩球が、レオンの前で形成される。彼とて眠りの霧を突っ切ることはできないのだろう。故に遠距離攻撃に切り替えたのだ。
「誘導が‥‥効いていない!?」
 どの様な行動にも、ある程度運の要素は絡む物である。挑発がレオンを寄せられず、彼の攻撃目標が自分に向いていないことに、この時初めて、凪は気づく。

 虎綱を狙って投擲される岩球。
 静が紫の雷光でそれを打ち落とそうとするが、余りの質量に完全に軌道は逸らせず。依然として虎綱とジェイソンは、その範囲に――
「させませんと‥‥!!!」
 何とか滑り込み、再度庇護の翼で、それを受け止める。
 だが、虎綱が全力移動を行った関係で、彼の取れる位置は限られていた。
 自身に降り注ぐ、破裂した岩弾を受けながら‥‥眠っているジェイソンを何とか庇う樹。

「以前貴方から守った人達から聞いています。話を要約するに…彼らやこの人はカインを殺めた犯人という事でしょうか」
 岩弾によってほぼ全ての体力を奪われながら、樹は何とか平静を保ち、レオンに問いかける。
 カインの名が出た瞬間、ピクリとレオンの体が動いた事で、樹は自身の推測が恐らく正しい事を知る。
「隙ありだぜ!」
 蒼の霧が消失したのを見たその瞬間。夢野が樹に気をとられたレオンに肉薄する。軽いジャブのような突きがいくつも放たれ、ヴァニタスを牽制する。

「今のうちよ!」
「ええ、いきますわ」
 夢野が接近している以上。彼を巻き込まずに眠りの霧を放つのは困難極まりない。君野との反対側から放てるならば別だが、その位置はグールのど真ん中である。故に、静は‥‥凪と共に、次の手段へと、切り替える。

「ちょ、待った――!」
 その意図に気づいた黒夜が、彼女らを止めようと手を伸ばすが、僅かに遅い。
 凪の三連の剣閃が、グールたちを斬りつけ、起こしたのと同時に。
「汝、朱なる者。其は滅びをもたらせし力」
 紅の雲が、橋の下。天井ギリギリに浮かび上がる。
「我が敵は汝が敵なり。バーミリオンフレアレイン!」
 降り注ぐ火の雨が、等しくグールたちを焼き払い、起こした。


●サイドプラン

「此処から出れば一安心‥‥なわけないですよねー」
 眼前のグールたちが起き上がったのを見た虎綱は、自身ではこの場を突破できないと悟る。それ故に、彼は肩に抱えたジェイソンを、ひょいっと、上に投げる。
「‥‥永連殿、任せたでござるよ!」
「よっしゃ、任せとけ!」
 小天使の翼を展開し、ひょいっとすれ違いざまに、紫遠がそれをキャッチ。グールたちの頭上を抜けようと飛行したまま出口へ向かう。それに合わせる様に‥‥

「とう、忍者参上ォ!」
 大きく宙返りし、蹴る様な踏み付けでグールのうち1体を踏みつけ、再ジャンプ。
「フハハ!貴様の言い分など!貴様の恨みなど当事者でないのに知るはず無かろうが!」
 着地と共に大仰なポーズを取り、虎綱は挑発を行う。その挑発が効を奏したのか、カッとレオンは彼に視線を向ける。
「うざい。‥‥切り捨てるぞォォォ!」
 薙ぎ払われる斬城刀。
「ふはは、そのような物‥‥‥‥ッ!?」
 既に先ほど、全力移動の際に岩の直撃を貰っていたが故に、虎綱の体力は残り少ない。故に、空蝉を運用し、引き寄せたこの一撃を回避するつもりだった。

 ――だが、斬城刀は、余りにも広範囲をカバーしすぎていた。逃げ道が、無かったのだ。
 周りのグールごとを薙ぎ払った斬城刀が虎綱に迫り、彼はそのまま、橋の支柱に叩きつけられる事となる。

「仕方ない‥‥うちも、焼き払うか」
 睡眠を維持するつもりだったのだが‥‥既に起こった事は、覆しようがない。静かに影に潜み、スキルの切り替えを行った黒夜が、闇から出現する。
 打ち上げられた炎弾が、分裂し‥‥全ての敵に等しく打ち下ろされる。

 一時的に虎綱が注意を引き寄せていた事もあり、ほとんどのグールは上に手を伸ばさなかった故に、紫遠は殆ど邪魔を受けずに、橋の下の入り口を通り抜けようとしていた。
「逃がすかァァァ!」
 グールごと虎綱をなぎ倒し、注目の効果を解除したレオンは、即座に先ほど倒したグールたちの方へ片手を向ける。

「阻止させてもらうわ‥‥出番よ、ドラコニア――光を奪いなさい!」
 竜を模った緋の杖から、まばゆい光が放たれる。至近距離から跳躍した凪が、レオンの意識を刈り取ろうとそれを彼の眼前に突きつける。
「俺を守れェェェ!」
 だが、レオンが逆手で大剣を振るい、彼の後ろに居て範囲攻撃に刈り取られなかったグールの一体を凪に横からぶつけ、白の光を逸らす。
 すぐさまステラの符が、レオンが盾にしていたグールを爆破するが‥‥時既に遅し。死体になっていたグールたちは、一斉に爆発する。
「ちっ‥‥厄介な手使いやがって」
 トンネルの外に転がり出た紫遠。急いで懐に抱えたジェイソンの様子を見る。
 ――顔色が紫だ。恐らく先ほどの毒気を、多少なりとも吸い込んだのだろう。
「急いで病院にいかねぇとまずいな‥‥みんな、後は任せた!」

 羽を大きく広げ。紫遠はジェイソンを抱え、戦場を離脱する。


●アフター

「待てェェェェ!」
 紫遠を追撃すべく、レオンは巨大な岩の弾丸を形成する。
 しかし、この技に対する対応策もまた、撃退士たちにはあった。
「だから主演から目を離すなと言っただろーが、よッ!」
 拳がレオンの腹部に叩き込まれ、僅かに岩の照準がずれる。
「どのような事情があるのか存じませんが、人を殺めてよい理由などございません‥‥!」
 跳躍。
 魔術師とは思えないほどの敏捷さを見せ、岩の軌道上に静が立ちはだかる。
「迎撃させて‥‥もらいます!」
 両手にありったけの魔力を溜め、正面から叩き付けられた雷撃は、岩弾を至近距離から粉砕、四散させる。
「がふ‥‥っ!」
 だが、その代償もまた、大きい。至近距離から岩の雨を食らう形となった静。障壁で相殺はしている物の、これは彼女が苦手とする物理攻撃。到底相殺しきれる物ではない。

 落下し、地に叩き付けられた静を、レオンが睨み付ける。
「‥‥『どのような事情』でも?」
 何が彼の怒りに触れたのか。もはやその目には、狂気しかない。
「貴方は、僕の‥‥一番大嫌いなタイプだァァァ!」
 飛び掛り、大剣で薙ぎ払う。
 しかし、その前に、樹が立ちはだかる。
「彼女は‥‥彼女だけは、やらせるわけには行きません!」
 最後の白き翼の輝き。それは静を凶剣から守り――そして、優しき騎士は、恋人を守るため、倒れたのだった。

 ――体を両断されなかったのは、奇跡に近い。凶悪なレオンの攻撃に幾度も耐えたのだ。最後に動けたのすら、奇跡に近かったのだろう。その樹を見下ろし、レオンはゆっくりと言葉を紡ぐ。
「まだ息があるみたいだね。‥‥ここで僕が、このまま剣を振り下ろしても。貴方は、僕を殺したくないと言うのか?」

「それは、俺たちが、止めてみせるさ!」
 後方から、ステラの符が飛来し、レオンの背に直撃する。と同時に、振り下ろされた夢野の大剣を、済んでの所でレオンは土石の大剣で受け止める。
「凪ねぇ!」
「はいはい。もう一発‥‥!」
 凪の持つ杖の竜頭から、再度放たれる閃光。既にグールはレオンの近くには残っていない。先ほどの防御法は仕えないだろう。
「う、おぉぉぉぉ!!」
 剣に纏った土石が、分離し始める。それは壁を構築し、光を弾き、夢野と凪を押し飛ばす!
「それが最後のカードか!なら‥‥貰ったァ!」
 既に土石の大剣は四散した。ならば今がそのチャンス。
「声を刃に宿し」
 その左手には、白き聖歌を。
「心の熱を重ねる」
 その右手には、灼熱の刃を。
「――――俺の第二の切り札、冥途の土産に食らってけ!」
 それを重ね合わせ、作り出される。巨大な白熱の刃。

「なら、僕が前回使い損ねた斬城刀の一撃‥‥見せてやるぜェェ!」
 異様な構えを、レオンは取る。大きく刀を後ろに引いた、引きずるような構え。まるでそれは、自分の攻撃が確実に当たるとでも言うかのように。そしてこの技を使うからには、全ての防御は捨てる、とでも言うかのように。

「ウィズ――ハート・アンド・ヴォイス!!」
「斬城刀ォォ、相・殺・斬ァァァン!」
 突進する夢野は、自身の速度がいつもよりも高まっている事に気づく。よく見れば、空気中を飛ぶ細かい砂石の粒子が、彼の体に張り付き、レオンの方へと加速させている事に気づく。だがそれは寧ろ好都合。大剣を大上段に構え、突進の勢いを乗せ――斜めに、袈裟に振り下ろす!

 ザン。
 ザシュッ。

 一瞬。二人がすれ違う。
 その僅か後、大きくレオンの胸部が裂かれ、血が噴出す。だが――

「へっ、そういう事‥‥か‥‥」
 ドサリ。腹部を大きく横に裂かれた夢野が、地に倒れる。幸いにして、傷は背骨には至っていない。でなければ、例え命を取り留めたとしても、再起は不能になった事だろう。
 雑物を吸い寄せる事による加速は、両者の攻撃の威力を同時に増す。そして、夢野の技も、また両者の威力を共に増す物。故に、両者共に、深い傷を負ったのだ。

(「この場で仕留めるのは‥‥無理そうね」)
 凪が、唇を噛み締める。序盤に与えられたダメージが薄すぎたが故に、夢野の一撃を以ってしても、チェックメイトが使える程にはレオンの体力を削れていない。それだけ彼の最大体力は圧倒的だったのだ。
 ――そして、何よりも。目の前のヴァニタスは、瀕死の『団長』や、仲間を放っておいても襲うべき物か。

「足止め、させてもらいますわ!」
 ステラが呪縛陣を展開し、レオンを足止めする。その一瞬の隙に、撃退士たちは仲間を抱え上げ、撤退する。

 最も、足止めしなくとも、レオンにはそれを止める余力は、殆ど残っていなかったのだが。
「僕も‥‥もう少し、本腰を入れるべきかもしれないね。‥‥待ってて、兄さん」


依頼結果

依頼成功度:普通
MVP: 飛燕騎士・永連 紫遠(ja2143)
 世界でただ1人の貴方へ・氷雨 静(ja4221)
 護楯・龍仙 樹(jb0212)
重体: Blue Sphere Ballad・君田 夢野(ja0561)
   <レオンの大技と打ち合いになり>という理由により『重体』となる
 世紀末愚か者伝説・虎綱・ガーフィールド(ja3547)
   <岩直撃の後斬城刀に巻き込まれ>という理由により『重体』となる
 護楯・龍仙 樹(jb0212)
   <多数の攻撃の後、恋人守るため>という理由により『重体』となる
面白かった!:8人

Wizard・
暮居 凪(ja0503)

大学部7年72組 女 ルインズブレイド
Blue Sphere Ballad・
君田 夢野(ja0561)

卒業 男 ルインズブレイド
飛燕騎士・
永連 紫遠(ja2143)

卒業 女 ディバインナイト
世紀末愚か者伝説・
虎綱・ガーフィールド(ja3547)

大学部4年193組 男 鬼道忍軍
世界でただ1人の貴方へ・
氷雨 静(ja4221)

大学部4年62組 女 ダアト
護楯・
龍仙 樹(jb0212)

卒業 男 ディバインナイト
撃退士・
黒夜(jb0668)

高等部1年1組 女 ナイトウォーカー
愛って何?・
ステラ シアフィールド(jb3278)

大学部1年124組 女 陰陽師