.


マスター:青鳥
シナリオ形態:ショート
難易度:普通
参加人数:6人
サポート:1人
リプレイ完成日時:2012/08/09


みんなの思い出



オープニング

●花火大会の裏側で
 雲一つなく照りつける太陽を物ともせず、額に汗して働いている人々がいる。
 作業服を着てせっせと励む彼等によって川沿いの広場一面に設えられたのは、――無数の花火。
「玄さん、精が出るねえ」
 朝から作業に夢中の老人に、若い男性が麦茶のボトルを差し出す。
 玄さんと呼ばれた禿頭の男はいかにも晴れがましげに笑った。
「なんつったってなあ、今日の仕掛けは孫が初めて見るのよ。じいちゃんの作った花火だって友達に自慢するんだとかでよう」
 普段は険しいだろう目元はこの上なく垂れて、どうしても笑みが零れてしまう風。
 広場にはもう、夜の花火大会に向けて仕掛けがセットされている。
 職人たちがこの日の為に作り上げた、山ほどの花火。
 夜になれば、無数の華が咲くだろう。

 ―――そう、何も起こらなければ。


●緊急収集
「ディアボロの存在が確認されました。死者は出ていませんが、事態は一刻を争います。
 至急、向かって下さい」
 斡旋所に集まった撃退士達に、観月 朱星(jz0086)は少し早口で伝える。
 文字通り、一分一秒でも惜しいように。
 場所は、とある街の外れ。
 川沿いにある公園を利用して、今日は花火大会が開かれるところだったそうだ。
 ディアボロは、よりにもよって花火打ち上げ会場に乱入。
 その場にいた人々は幸い避難が叶ったが、独りだけ花火を守るのだと取って返した人がいるらしい。
「おそらく、現場に要救助者は向かっています。皆様の到着時には既に、その場にいると考えてよいでしょう。
 また、その方は自分の作った花火をどうしても上げたいのだとか。
 かなりその、悪い方ではないのですが、思い込んだらどこまでも!みたいなおじい様らしいので、
 こうなれば花火で汚物は消毒じゃーとか仰る前に止めて下さい」
 勿論どれだけ火薬を扱ってもディアボロに影響を与えることは無い。むしろ、本人が危険に瀕するだけだろう。
 観月は沈痛な表情で、皆を見渡す。
「朱星もお供させて頂きます。皆様のサポートに徹するつもりですが、要救助者を保護した後預かるくらいは出来ますので。
 どうか、宜しくお願い致します。
 無事、任務を達成しました暁には花火大会で全力でもてなすとのお言葉も頂いておりますし。
 皆様、ご協力下さいませ」
 いつもの通り、深く彼女は頭を下げて。
 撃退士達は、早速準備へと動き出すことになる。


リプレイ本文

●急務
 撃退士達は打ち合わせ通り広場へと各々、散って行く。
 ほんの少しの猶予も、彼等には無かった。
 老人が花火に突っ込んでいく、その瞬間に辿り着いたのだから。
「ちょっと、ちょっと待って下さい!」
 カタリナ(ja5119)が声を張り上げて、距離を詰める。
 敵に無防備になることも厭わない全力の移動で、まずは彼を保護することに意識を注ぐ。
「お爺ちゃん…こっちなの…とにかく安全な場所になのっ」
 九曜 昴(ja0586)も確保に回る。反射で怒鳴りつけようとした老人だが。
「なんじゃお前らは、引っ込んで――……う、あ…?」
 何しろ、彼の両脇で腕を抱え込むのは年頃の可愛い女子二人。
 一人はぱっつぱつのセーラー服、一人は良家然とした異国の少女。
 男であれば容赦なく抵抗もしたろうが、気勢を削がれて引きずられていく。
「あれは正解でしたかね〜」
 和んでいるのか常のものか分からない笑顔で、石田 神楽(ja4485)はしみじみと見送る。
「ああ、こちらはさっさと片付けよう…。…普段どおり、全力で」
 佐倉 哲平(ja0650)と駆けて接敵を狙う。
 砂袋を抱えた小人は、懐に飛び込んでくる彼等を迎撃する形で砂を撒く。
 目を狙う攻撃を、腕で庇うが中には砂利まで混じっているらしくかなり痛い。
「まずは、見極めますか」
 未だ照りつける陽光を厭うように浅く目を伏せながら軽く射撃――と言っても、その精度は勿論研ぎ澄まされたもの。
 小人が跳ねて、紙一重で辛うじて避ける。
「…速攻、だな」
 その速さに、佐倉は刀身を波打たせた剣をすらりと引き出す。出し惜しみはしないとばかり、アウルが集中するのは足へ。
 地を蹴り、丁度石田の攻撃を避ける為に斜めに跳んだ小人の着地点を狙い身体ごとで飛び込む。
 片足を軸にそこから更に踏み切り、小人の軌道上に刃を宛がう形だ。
 これには堪らず鋭い切れ味に小人の肩が交し切れずに、佐倉へと確かな手応えが滲む。
 だが、血が零れようとした瞬間に――砂の嵐。
 小人の身体から零れた砂が、見る間に再構築された。
「おやおや、厄介ですね」
 瞬きだけで石田の周囲を巡っていたアウルが両目へと集中していく。
 次は、当てる。その意志の表れとして。

「あっちが、回復型か!」
 もう一方を請け負いに回っていた白鷺 瞬(ja0412)が、動き方に眉を寄せる。
 目の前にいるこれは、範囲攻撃型と言うことだ。。
 ナックルバンドを纏った拳を、躊躇なく叩きつけようとするがこれは後ろに跳んで、惜しいところで当たらない。
「こんな糞暑い夏の最中、ホントご苦労様です事よ、糞天魔…。」
 後ろに続くのは、ちょっとばて気味の声。珍しくひゃっはあ!とかテンション高い第一声で登場しない、十八 九十七(ja4233)。
 ガンガンと照りつける日差しに、心底げんなりした面持ちだがやることはやる。
 外観をがっつり魔改造した塹壕銃の如きショットガンを構えて、膨大なアウルを一気に叩き込む。
 射出される弾丸の飛距離は飛躍的に伸びて――横っ腹に叩き込まれるが、傍らからガードサンドが砂の盾を生み出し、仲間を庇う。
 勢いが大幅に殺されたのが分かり、ぎり、と唇を噛む。
「避ける上に当てても防ぐなんてのは、卑しい天魔らしいやり口ですねぇ…」
 ならば、圧倒的な火力で叩き伏せるまで。
 戦いは、まだ始まったばかりだ。

●説得と戦いと
 人を連れての全力移動には多少手間取る。
 その無防備な隙を、サンドマンが見逃す筈も無い。
 砂でできた巨人は、移動する一団を狙って拳を振り上げカタリナが躊躇わずその軌道に自分の身を躍らせる。
 背面からの一撃は彼女の肺を大きく叩き内臓に嫌な振動が響く。
「くっ――、追ってきましたか。スバル、アケボシ、玄さんをお願いします!」
 向き直れば、アウルが気迫となってごう、と風を薙ぎ。
 サンドマンを引き付ける役を追いながら、もう視線もむけられずに懸命に声を紡ぐ。
「あんた、…大丈夫か」
 老人が声をかけるのに、肩を揺らして意気を示して見せ。
「仕事には段取りが必要ですよね。今は奴らを片付けるのが私達の担当です」
 明るく、凛とした声で告げてカタリナは彼と反対の方向に駆け出す。
「丁稚とでも思って、露払いはお任せ下さい。
 空に花火を上げるのが、大将のお仕事なら、――私達は上げられる空を守る、仕事をします」
「まずは僕たちに任せて欲しいの…お爺ちゃんしか花火は上げられないの…」
 だからこちら、と手を引いていく。
 昴も、今カタリナのフォローに回るより、優先すべき仕事があると知っている。
 それを、示すように。言葉と、態度で。
「僕たちは花火はあげられないの…でも、天魔は僕たちしか対処できないの…。信じて、欲しいの。
 僕たちは、出来るって。みんなで、お爺ちゃんの花火を見るって」
 純粋に、強い瞳が老人のものと噛み合う。
「……花火を、あんたらも見たいって思ってくれんのかい」
 ややあって、小さく呟いた男に、心からの明るい笑みを彼女は浮かべる。
「お爺ちゃんの花火…僕たちも見たいの…だからちょっと待ってね」。
 老人は項垂れ、握り返した後に身を引く。逃れるのではなく、彼女を解放する為に。
「そうかよ、……儂は、あんたらに恥じんようにせんとなあ…」
 弱弱しくも笑う老人に昴は頷いて見せる。
「朱星、一緒に頑張るの」
「――はい、勿論です。では、参りましょう」
 観月 朱星(jz0086)が老人を先導する位置に立つ。
 昴の声に、愛おしそうに観月が笑い、ある程度の距離を取るのを横目に、昴もまた銃を手に動き出す。


「このあたりで、決めますかね」
 石田の口調はあくまで穏やかな軽いもの。だが彼の手が握るのはドラグニール。
「外しませんよ。一応、狙撃手の端くれですので」
 彼の眼は、今は赤色。刻んだ黒の苦痛は身に宿るが、何も感じていない風の穏やかな笑みで。
 次に先に動くのは、佐倉。
 前衛として立つ彼は、花火に背を向ける位置取りを意図して万が一の事故を防ぎ、同時に敵が花火に向かう余地も無いように。
 背筋の伸びた体躯が、一度沈んでアウルを再度両足に集中させる。脚力を活かして、大きな跳躍。
 途中で地を蹴り、敵の死角を突く形で大きく炎を描くような剣が振り下ろされる――!
 同時に、石田の手に持つ銃の柄は黒い蔦に侵食され――『同化』する。乾いた音を立て黒曜石に似た結晶が銃を包み。
 発射と共に砕けたかと思えば、次の瞬には収束している。
 小人の胸を穿つ形での、再構成。
 その結晶ごと、佐倉の剣が薙いでしまえば――、見事に小人の身体は両断される。
「…次だ」
 結果を把握すれば、それ以上顧みることはない。
 もう一方の戦況を確かめてみれば、黒い砂の嵐が吹き荒れていた。
 熱風が、少し離れた彼等を焼くほどなのだから、中心にいた班はかなりのダメージを蒙っている筈だが。
「俺が食らうなら、問題ねぇんだよ!」
 顔を庇ったのか、両腕に火傷の痕を生々しく残しながらも、白鷺の意気は少しも萎えていない。
 彼が気になるのは、花火の行方ばかりだ。
 こんな攻撃に花火が巻き込まれたら、数個は必ず駄目になっていただろうことが予想できる。
 故に彼は、避ける為に距離を取ることを端からする気は無かった。
 砂の嵐を潜り抜け、フリーになった石田達を気にしているのかもしくは奥へ行こうとしているのか振り返った敵を逃さない。
「そっちは行かせらんねぇな。止まってろ!」
 腹を狙って、アウルを凝縮させていく。拳に満ちた熱が、敵に触れた瞬間爆発的に高まり。
 ほんのわずか、掠めただけだ。衝撃はさほど無いように見えるが、それで十分。白鷺の口端が僅かに引き上がる。
「ええ、委細心得ました故。後は、九十七ちゃんにお任せを」
 長身の黒い影が、バックステップで数歩下がり射線を確保。
 花火を巻き込まないよう斜めに銃口を跳ねあげ、ショットガンの引き金を引く。
 狙撃戦もおつなもの、とばかりの彼女の眼差しは高揚を宿して笑う。
 ただし、ばら撒かれるのは逃げる余地も無い程の無数の鉛玉。埋め尽くすに近い、放射状の暴虐。
 まずは、二匹。
「フルボッコ、と洒落込みますかねぃ」
 視界の先には、空に舞い上がるカタリナが見える。

●終局
「花火は、壊させません!」
 背に抱くのは、美しい天使の羽根。
 伸びやかに舞う翼はカタリナの意の侭に羽ばたいていく。
 近距離特化の鈍重な巨人に対して、援護するものを他が惹きつけている今、非常にこれは効率の良い作戦となっていた。
 ぶうん、と大ぶりの拳は当たったらさぞかし痛いだろうが、まずカタリナに届かない。
 対して彼女は、良いように巨人を引きずり回しながら、火の玉を頭上に降り注がせる。
 あまり、かといって距離を置きすぎないのは。
「よそ見してると、撃っちゃうの」
 声は幼く愛らしいが、やることは容赦のない狙い撃ちだ。
 スキルも惜しみなく使って、ライフルからはじき出される弾丸は厚い装甲を抜く程の威力を持つ。
「待たせたな! これ以上何も壊させねぇ!」
 白髪の影が躍り出る、その手に持つのは召炎霊符、なのだが。
 彼は拳に強く握って火の玉を生み出すと、その侭叩き付ける!
「遠距離は苦手だからな…直接使わせてもらう」
 ごう、と炎が鳴り――込められたアウルの力は、先程と同じもの。苦痛を与え、その場に引き付ける為の。
「全力の速攻だ、速攻でケリを付けさせてもらうぞ…!」
 更に、後方から駆け寄るのはもう一人の前衛だ。
 佐倉が背後から、肩を袈裟懸けに切りつければ砂が溢れ、また少しその姿は削られていく。
「消耗戦なら、こちらが押し勝つまでです」
 対して、静かな微笑と共に黒の結晶が再度弾け、――更に、十八が躍り込む。
 射撃部隊の一斉射撃かと思えば、彼女が拳にじゃらりと鎖を纏わりつかせるのはロザリオ。
「フルボッコ、ってのはこういうことですのォォォォォォン! 花火の狼煙代わりにしてやっぞ■ねェ――!」
 段々エンジンが入ってきたらしい十八、根っからの戦闘狂は、ロザリオから光の矢を飛ばすだけでなく単純にアウルを込めて直の殴る勢いで拳を叩きつける!
 人でも食いそうな笑みで、ロザリオでタコ殴り。
 特に誰も突っ込まないのは、彼女の人徳なのかもしれない。
 観月とか、通常運転の愛らしさを眺めるとばかりにこにこしてるし。
「行きましょう、これでおしまいです」
 着実に削っていくのに、カタリナが空から炎を纏ってゆらりと舞う。
 空中で方向転換をして向かうのは、サンドマンの目前に――。
「…終わらせたら、花火なの」
 カタリナの手から、炎が弾ける。そろそろ夕闇が迫りつつある広場で、鮮やかな朱。
 昴が照準を合わせた瞬間、更に眩しい光が手元に集中して。
 光の力を持つ弾が過たず巨人の胸の中央に、埋まった。

 観月や昴の背に庇われて、呆然と見入る花火職人は、そのすべてを見届ける。
 彼等が花火を庇う動きをしていたことも、全部含めて。
 静かに、強く拳を作り――彼もまた、自身の仕事を成しに踵を返した。
 最後に、深く頭を下げ。


●夜空の華
 始まりは、大輪の朱の光。ついでは立て続けに細く尾を引き打ち上げられた紫は、柳の如く枝垂れる火を散らす。
 夜空に打ち上げられるのは、無数の花。先程まで暗かった空に、歓声と光が満ちる。
「うん、綺麗ですね。玄さんのお孫さんも喜んでいそうだ」
 河原に敷かれた特等席は椅子付き、食べ物付き。優雅に見上げる石田の口元は柔らかく微笑んでいる。
 藍地に柳の描かれた浴衣姿を自身で撮るのは誰かに見せる為。見上げた花火も、ついでに一枚。
 この光景の余韻くらいは、伝えられるだろうと。
「おー、綺麗だなぁ」
 白鷺は品の良い竹縞柄の浴衣で、こちらは墨色が却って彼の薄い髪色を引き立てるものだった。手には麦茶でくつろぐ風情。
 男達に遅れて、華やかな声が上がる。
「お待たせしました」
 楚々と現れるのは、カタリナが最初。
「ユカタってどう選べばいいんでしょうか?…着方も温泉のものと違うみたいで…」
 なんて言ってしまった所為で、観月の着せ替え人形になったり、昴に着つけられたりとの試練を乗り越えた彼女は、深い紺に青の流水紋が大きく描かれた出で立ちだ。
 髪色に合わせたらしい柄色に、アップに結い上げ簪を飾った姿は異国の民族衣装を纏っているのに、やけに板についたもの。
「……あんなことになるとは、思いませんでしたの。……いえ、予測はしておりました故」
 バテ気味の十八、ちょっと抵抗力が弱かったので観月に懐かれている身として推して知るべし。
 まあ、普通に着替えと称してべたべたされただけなんだけれど。
 黒に大輪の牡丹が咲く鮮やかで花火にも似合う出で立ちに、髪に幾つも飾られるのは手作りだというトンボ玉。
 昴は慣れた風情でたわわな胸をむしろ強調するような、ついでに足も見せちゃうような、地は白に近いクリーム色に、色とりどりの小花が彩る浴衣。
 オレンジに締めた帯は、金魚の尾のよう柔らかく揺れる。観月に任せちゃったので、まあこうなる。
「スイカ嫌い…チョコバナナ食べるの」
 差し入れでもらったバナナにぱく、と齧りついたり、舐めたり。
 別に意図しちゃいないが、大サービスの華やかな一角に、佐倉はごく真面目にソーダ水を差し入れる。
 彼は灰に絣の見える、見栄えのする浴衣を着込んでいる。
「…九曜、観月。楽しんでるか…?」
「はい、勿論」
「たまや〜…なの」
 部活の二人に声をかければ明るい返事。
「…よく似合ってるな」
 短く、やはり真面目に褒める彼に、観月と昴は目を合わせて思わず柔らかく笑う。
「…この時期の花火大会は、流星群と被ることがある…と、部室で話した事があったか」
「そうなんですか? では、皆で探してみましょうか」
 説明してくれる佐倉に、観月は空を見上げる。花火が彩る、夜の藍色。
「空が、明るいですね。あ、でもあれは―?」
 カタリナの細い指が宙を指す。花火の煙が晴れた一瞬に、すう、と流れる星のひかり。
「願い事する暇もねぇかな」
 白鷺が見送って、また暫くすれば瞬く星。
 ドオオンと響く音。重ね広がる、鮮やかな光の華。
 もく、と焼きそばパンを頬張っていた十八も、今ばかりは涼気に眼差しを緩めて一息。
「綺麗ですねぃ。糞天魔は情緒と空気を読むべきかと」
 暑い中お疲れ様でした、と差し出された西瓜も齧って。
「沢山の人が、きっと見れたんでしょうね」
 石田は団扇で扇ぎながら、星と花火の競演を眺めている。
 折の良いこの機会、多くの人が空を見上げ、同じように笑顔を咲かせていることだろう。



 その裏側で。
「花火っつうのは、空だけに咲くもんじゃねぇんだなあ」
 次には、今日見た美しさを再現できないかと、打ち上げながらも早速検討している職人が一人いる訳で。
 空にも地にも花を生む灯し手が、眩しい彩が確かに尽きずに。
 だから今年もその先も。
 彼等が護った、花は咲く。


依頼結果

依頼成功度:成功
MVP: 黒の微笑・石田 神楽(ja4485)
 聖槍を使いし者・カタリナ(ja5119)
重体: −
面白かった!:6人

昏き空に華を描く・
白鷺 瞬(ja0412)

大学部6年5組 男 阿修羅
秘密は僕の玩具・
九曜 昴(ja0586)

大学部4年131組 女 インフィルトレイター
一握の祈り・
佐倉 哲平(ja0650)

大学部5年215組 男 ルインズブレイド
胸に秘めるは正義か狂気か・
十八 九十七(ja4233)

大学部4年18組 女 インフィルトレイター
黒の微笑・
石田 神楽(ja4485)

卒業 男 インフィルトレイター
聖槍を使いし者・
カタリナ(ja5119)

大学部7年95組 女 ディバインナイト