ELYSION　四国冥慟

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　コアの破壊は失敗したが、人的被害はほぼ抑え込んだ事実は誇っていい。
　ちっ、だが、当分『四国冥魔関連作戦部』は維持する事になりそうだ。
　この悔しさを忘れるな。必ず、取り戻す為にな。

久遠が原学園教師・太珀(jz0028)

●リプレイ公開！四国冥慟の戦いがここに！●

参加キャラクター数過去最大！　たくさんの行動入力、まことにありがとうございました。

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情報ページ更新！（3月21日）

作戦概要公開！　四国全体図更新！　一回限りの行動入力、電撃戦始まる！

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●　作戦概要
　四国は香川県高松市に、強力なゲートが発生しました。
恐らくこれが以前より予見されていた、敵の本命ゲートに違いありません。

先遣隊の情報によると、冥魔軍の指揮を執っているのはレディ・ジャムと名乗る悪魔と判明しています。
これまで四国で見られた十数人の冥魔の上に立っているという事から、強力な冥魔と思われます。
彼女が今回の侵攻に動き出したのは昨年１１月からと、慎重かつ冷静な性質の悪魔とみられ、ゲート構築後の消耗した隙を逃せば厳重な防衛を布かれ、難攻となる事が予想されます。そうなれば、四国に大きな拠点を築かれた事になり、これまで以上に四国の地が冥魔の脅威に晒されることになります。

また、四国の地には既に天使の巨大ゲートが存在しています。
四国のゲートは“穏健派”のミカエルと、“武闘派”のウリエルの２派閥によって支配されているゲートであり、今回ミカエルから『一時停戦』の協定が内々に提案されたといいます。
多くを信頼し合うには、あまりに溝が深すぎた為停戦は残念ながら十分な内容にはならなかったようですが、それでも彼ら穏健派の働きかけにより、現在の武闘派の行動は大きく制限されている状態です。
しかし、中には穏健派への反発から過激な行動をとる末端兵も出ているようで、高松市の西部に天使軍が少数ですがやってきています。
本作戦では、彼らの動きにも注意する必要があるでしょう。

悪魔が守りを固める前に、天使が開戦に踏み切る前に、
研ぎ澄ました一閃で、敵陣を斬り裂き内側まで潜り込み、コアを叩く。
これが、目的になります。

本作戦には『神器・聖槍アドヴェンティ』の使用が許可されています。
悪魔を屠る事の出来る強力な武器ですが、使用には莫大な消耗を必要とする非常に扱いの難しい兵器でもあります。そこで、ゲートまでの道を素早く切り開く際にこれを使用する作戦がとられます。
可能な限り消耗を抑えつつ的確に使用し、如何にして進軍速度を上げるかが成功の鍵となるでしょう。

なお、奪取の危険性やゲート内での能力低下状態での使用のリスクを考え、ゲート内の攻略には持ち込まれないので注意してください。

今回の行動入力は特殊事情がない限り、５選択肢・一回の行動入力のみで完結します。
通常の大規模作戦（２～３回入力）ではなく、『連動シナリオの結果、
全体入力が必要になった』形であるため、このような特殊形式になることをあらかじめご了承ください。
通常の大規模作戦は別途開催予定となっております。

用語説明

【聖槍アドヴェンティ】とは

【聖槍アドヴェンティ】とは、天界にて作り上げられた対冥魔用兵器『神器』のひとつであり、
この神器によって傷を受け、生命力が０未満になった場合（もともと生命力が0であり、この槍で傷を負った場合も含める）、
生命力がマイナスである限り毎ターン１Ｄ６を振り、６が出た場合
対象の体は浄化されて塩になり、その場で崩れ落ちるという、相手の抵抗力を無力化する兵器です。

対冥魔用兵器といっているが、カオスレートの関係でそういった扱われ方をされているだけであり、
天使に対しても十分に強力・有効な武器として通用します。
　その威力はすさまじく、一般的なシュトラッサークラスであれば入学したての撃退士であっても一撃で倒すことも可能ですが、
それだけに天魔がこの槍に寄せる関心も、そして装備の際に使うアウル量も大きく、
持つだけで戦場にいる全天魔の標的になるだけではなく、身動きが取れない（生命力0）状態になってしまいます。

このため年末の戦いで奪取はしたものの、特別な申請がない限りにおいて依頼では使われてきませんでした。
今回の戦いでは電撃戦を成功させるために投入されますが、
万が一敵に奪われた場合、すなわち味方の危機に直結するため扱いには細心の注意が必要になります。

そのほかの用語説明

ゲート			コア
	人間界を支配するためのに天魔がつくりあげた『移動要塞』にして『収穫装置』それがゲートです。存在するだけで周囲の人間を閉じ込め、感情や魂を引き抜いていくその装置は、天魔にとってはわかりやすい領地の拡大につながり、逆に人間にとっては『失地』となります。巨大なゲートの出現は、それだけで人間世界にとって天魔の侵略を許してしまうことになるのです。イラスト：たかつき沙保			ゲートの内部に在するゲート及び結界の維持装置。それがコアである。ゲートおよび創出した天使の強靭さと比べると、ゲート作成時のデリケートさそのままに脆く、撃退士であれば駆け出しであっても数撃のもとに破壊することができる。ただし、コアはゲートの内部にあるため、破壊するためにはゲートの内部に入る必要がある。イラスト：たにし

結界			ディアボロ
	ゲートができた時に創出される天魔にとって逃走防止用の壁、それが結界である。結界内部にいる限り、感情や魂を吸い取られ続け、やがて中の生物は死に至る。結界の壁は一般人には破壊不可能であるが、Ｖ兵器であれば攻撃をあてた場所を数時間にわたって無効化させることができます。結界が通すもの、通さないものは天魔の任意によります。結界もコアの破壊によって消失します。イラスト：草薙蝶炎			悪魔の結界の中で自我を保てなくなった人間が変異したもの、あるいは悪魔によって既に殺された人間が悪魔の従属下に置かれ、姿かたちも用途に適した姿（大半は戦闘に適した姿）に変えられたものです。実際は『姿を変えられた』というよりは『新しい生物に作り変えられた』といったほうが正しく、自我を保てなくなり、ディアボロになった場合は魂が完全に抜き取られる前であれば、コアの破壊によって（仮にディアボロが倒され肉片になっていたとしても）復活します。イラスト：獣道

ゲートと支配

平行世界同士を自由につなぎ、感情を搾取でき、
広範囲を行き来できない結界で覆い人々を閉じ込め、中に入った撃退士は弱体化する‥‥
一見欠点などないように思えるゲートではありますがいくつかの問題点があります。

1．ゲートは一天魔同時にひとつまでしか作れない

ゲートは天魔の作り出す『奇跡』であり、それを存在させうことで多くのメリットを受けますが、
常に魔法力を消費するため同時に2つ以上のゲートを作成することはできません。
また、作成できる大きさも天使の実力に左右されるところがあり、
騎士・大天使クラスで作れるゲートの大きさは（特殊な術法を使わない限り）数百メートル程度が限界です。

2．ゲートはそもそも気軽に作れるものではない

ゲートを作る際には、そのエリアに漂う力の流れを調査したうえで、
三日～　数週間程度の準備期間が必要になります。
サーバントやディアブロ、天魔が前触れなく出現するのは『ゲート設置のための調査』である場合が多く、
必要な作業ですが、事件が頻発するエリアでは撃退士の配置が強化されることが多いため、
設置には入念な計画が必要になります。また、土地の性質が合わない場合、そもそもゲートを作れないこともあります。