.








イメージノベル

6月28日更新分


7月2日更新分


7月22日更新分


8月5日更新分


  (※タイトルをクリックすると表示/非表示が変更できます)


これまでのあらすじ

■5月末


●再顕(6月15日リプレイ公開)
 千葉県にゲートを開いた後、表立った活動をせずに鳴りを潜めていた使徒・ナターシャ
 そんな彼女が、突然、埼玉県の調神社周辺で目撃されたとの情報が入る。
 撃退士達はナターシャの目的を探るために現地へと向かい、会敵する。

●残光(6月15日リプレイ公開)
 一方その頃、ゲートの主たる使徒・ナターシャが不在の千葉県某市では、周辺におけるサーバントの氾濫が危険視されていた。
 警戒を強めようと動く現地の撃退署だったが、ゲートの警戒にあたっていた職員との連絡が途絶え、
 久遠ヶ原へと応援の要請が送られた。

 救助した職員の証言により、ナターシャはゲートを放棄したわけではなく、いずれ戻る可能性が高いということ、
 そして『桃色の髪の天使』とナターシャが何らかのやりとりを交わしていたとの情報を得ることに。


■6月中旬


●太珀の疑/袋の鼠は猫を噛むか(6月26日リプレイ公開)
 ナターシャが姿を現した時期と前後する形で、四国に居を置くメフィストフェレスの配下のひとり・シェリル(jz0361)が埼玉へ姿を現す。
 現地へ急行した撃退士を待ち受けていたのは、メイドたる彼女による手厚い洗礼。
 無事、窮地を切り抜けた撃退士達が得た情報は『冥魔は天使の動きに対抗せざるを得ず、埼玉を訪れた』ということ
 そして、”御前様”すなわちメフィストフェレスの指示による行動であるということであった。

●太珀の疑/心躍るものは(6月30日リプレイ公開)
 群馬における戦い以降、撃退士と対立してきた悪魔・レガ(jz0135)もまた埼玉へ姿を現していた。
 現地にて待ち受けりレガとの戦いの末、撃退士達が得た情報は
 ”血肉沸き踊る戦い”が近づいているということ、そして彼もまた『探しもの』の途中であったという事実であった。

●太珀の疑/トビトのお願い(6月30日リプレイ公開)
 東北に居を置く力天使・トビトと縁のある天使、シェインエルもまた埼玉へ姿を現していた。
 窮地を切り抜けた撃退士達が得た情報は『冥魔と天使は等しく同じものを探している』ということ
 そして、トビトよりも更に上に位置する何者かによる指示により、この地へやって来たということであった。

●太珀の疑/旅団長の戯(6月30日リプレイ公開)
 かつて東北で大きな戦いに関わった悪魔のひとり・ソングレイ(jz0224)もまた埼玉へ姿を現していた。
 現地へ急行した撃退士を待ち受けていたのは、彼が用意したディアボロ、そして『ゲーム』。
 結果としてソングレイの興味を引くに至った撃退士達は、彼のいた場所もまた『探しもの』の場所とは異なっていたということ
 そして、ソングレイもまた、『さらに上の存在からの命を受け、調査に加わっている』という事実を知ることになる。

●All or Nothing(6月30日リプレイ公開)
 これら一連の流れと時を同じくして、かつて東北で大きな戦いに関わった女男爵・リザベル(jz0193)が埼玉へ姿を現していた。
 現地へ急行した撃退士たちの活躍により、現地で危険な状態にあった重要参考人を回収することに成功。
 その後の調べにより、リザベルは現地の地脈の状況に関する調査をしていたことが判明する。



グランドシナリオ「【AT序】至天の尖兵はかく嗤いて」作戦概要


  >>OP情報はこちら

現在の状況


 戦場は埼玉県秩父市山中。
 中心地は三峯神社と思われる。非常に強いエネルギーが開放されたような衝撃が体感できた模様。

 現場に居合わせたレミエルによると、支配領域や結界は確認されておらず、恐らく『ゲート』ではない、とのこと。
 しかし周辺凡そ半径4km程度は非常に濃密な『天界の瘴気』に満ちており
 アウルで自身を保護する手段を持たない一般人は即死(精神吸収による脳死)している。
 ただし、宮司など神職の人間にはアウル保持者も多いため、学園生以外の生存者が0というわけではない。
 なお、瘴気は中心地から遠ざかるほど薄くなっていき、およそ5kmほどで一般人への影響はなくなる。

 異常事態発生後に中心地へと向かったレミエルは、三峯神社の敷地内にて、十数名の生存者を発見したが、まもなくサーバントに囲まれたため、防戦に徹したまま救助を待っている。
 また、少し離れた地点(大滝地区周辺)には、レミエルと共に行動していた研究員と、その護衛にあたっていた撃退士の一団が取り残されている模様。
 いずれも学園の重要な戦力であり、失うことは今後の学園の発展においてきわめて致命的な打撃となることが予想される。


目的


 要救助者の救出、及び、中心地と推測される三峯神社の可能な限りの情報収集


各戦域説明



【中心】 解説


■難易度 ★★★★★★

■タグ 【中心】

■場所
 三峯神社中心部〜半径2kmのエリア(三峯神社敷地と周辺民家)

■状況
 ギメルによる神器破壊の影響により、非常に強い聖瘴気に満ちており、一般人は既に全員死亡しています。
 当時社務所などにいた宮司らの証言によると、爆発の直前、本殿のほうから男の笑い声が聞こえたとか‥‥。

 一般的なゲートの2倍のペナルティ(=アウルへの負担)がかかるため、非常に危険なエリアとなっています。
 具体的には、全てのステータス(魔具魔装コスト以外)に一律「-40%」程度の影響を受けます。
 天使・悪魔のPCも、堕天により地球環境に則した身体環境に変化しているため、ペナルティは人間PCと同様です。
 作戦や状況により、死亡やアイテムロストなど、厳しい判定が下される可能性があります。

 ◆救助対象:
  《三峯神社内》宮司、巫女など三峯神社関係者 約10名
  《三峯神社内》レミエル・N・ヴァイサリス(jz0006)
   V兵器開発の第一人者であり、アウルを効率的に使用できる技術を開発した堕天使。
   現在、撃退士達が有利になるよう研究を行っているらしい。彼の存在を失えば、撃退士ひいては人類の発展は困難となるだろう。

 ◆敵勢力  :
  ギメルの手勢サーバント。依頼『残光』で確認されたそれと同系型の模様。

  《回避型阿修羅 2体》
   通称『阿修羅』。拝殿の前で仁王像のように並び立っている。
   自身への攻撃に対し、射程2の物理カウンターを行う。
   ターン終了後に生命力が全快するため、一斉攻撃で仕留める必要がある。
     ●PL情報
        かつて報告された個体より、1〜2まわり巨大化しており、全体的に能力値の強化がされている。
        なお、阿修羅を無視して本殿へ向かう者がいれば、神社を破壊しながら直線距離で追いかけます。

  《照皓光 7体》
   通称『白玉』または『発光体』。阿修羅を取り囲むようにたゆたっている。
   一見変化がないようにみられるが……?
     ●PL情報
        既出のものより護衛機能が向上しており、阿修羅への集中砲火を阻止する動きを取る。
        ダメージを受けた際5%の確率で、生命値の2割分のダメージを相殺するバリアを張る(被弾後発動)





【内円】 解説


■難易度 ★★★★★

■タグ 【内円】

■場所
 三峯神社から半径2km〜5kmのエリア(秩父湖以北、大滝地区)

■状況
 聖瘴気が充満しており、一般人は既に全員死亡しています。
 一般的なゲートと同様のペナルティがかかっているため、選択肢1ほどではありませんが、能力が減衰します。
 具体的には、全てのステータス(魔具魔装コスト以外)に一律「-20%」程度の影響を受けます。

 なお、事件発生当時レミエルが居た『鬼鎮神社』には無尽光研究委員会の研究員6名、
 大滝地区北東部集落では先遣隊の13名及び猫目が応戦している状況です。
 研究員のほうは全員無事ですが、撤退には研究資料を運ぶ必要があり、協力が求められています。
 先遣隊は悪魔との交戦でかなり消耗しており、13人中4名が重体となっています。迅速な救助が求められるでしょう。

 ◆救助対象:
  《鬼鎮神社》研究員6名、《大滝地区》先遣隊13名
  《鬼鎮神社》猫目夏久(jz0004)
   遠距離からの攻撃を得意とし、接近戦を嫌う高校生撃退士。先遣隊と共に研究員の護衛を行っていたところ、今回の事態となった。

 ◆敵勢力  :
  ギメルの手勢サーバント。依頼『残光』で確認されたそれと同系型の模様。

  《ウルフライダー 10体》
   通称『狼少年』。エリア内の広い地域に点在している模様。
   少年部分の目・耳・鼻などの五感が鋭く、哨戒役としてうろついている。
   特殊な能力は持っていないものの、その分基本能力が高い。
     ●PL情報
        既存の個体より五感が強化されているため、奇襲にはめっぽう強い。
        撃退士の侵入を阻むために監視しており、エリア内で撃退士を見つけると非常に大きな雄叫びをあげる。
        雄叫びを聞いて付近のウルフライダーも集まって来るため、各個撃破するには作戦が必要。




【外戦/外救】 解説


■難易度 ★★ 〜 ★★★★

■タグ 【外戦】【外救】

■場所
 三峯神社から半径5km〜8kmのエリア(荒川地区西部)

■状況
 聖瘴気の影響を受けていないため、身体への負担は一切発生していません。
 しかし、一般人も全員生存しているため、救助対象者の数は非常に多い状態となっています。

 現在は自治体の防災放送・防災ネットワークなどを通じて、避難準備を行いつつ自宅待機、という状態ですが
 レミエルが感じたという『衝撃と光』については、このエリアでも確認されており、
 多くの住民は自治体の指示を待たずに、車や鉄道で東方面へ脱出を試みるなど現場は混乱しています。
 三峯方面の人間が死んでいるらしい(連絡が一切とれない)という噂も流れています。

 【外戦】  このエリアの戦闘を担当します。
 【外救】  このエリアの住民救助を担当します。

 鉄道は1時間に1本。作戦開始から30分後に到着・出発します。
 駅には既に100人以上が詰めかけていますが、荷物を抱えた老人層が多く、全員が1回で乗車するのは難しいです。
 下級サーバントが道路にのさばっているため、作戦開始時点で、既に立ち往生・渋滞が始まっています。
 ただ保護するのではなく、人の流れを整理したり、時には説得をする必要があるでしょう。

 救助班側で目立った対策がなければ、戦闘班は一般人がまわりにいる中での戦闘になるため
 下級サーバントといえど苦戦が予想されるでしょう。
 選択肢3は、救助班の動き次第で大きく難易度が変化する選択肢です。

 ◆救助対象:
  《荒川地区》市民600名

 ◆敵勢力  : 
  ギメルとは無関係だが、偵察目的で別の天使が放っていたもの。神器破壊の影響で凶暴化している。

  《毒甲蟲 個体数不明》
   通称『毒虫』。体長1〜2mほどの、翼が生えた蟻。エリア内の地上・空中に大量に確認されている。
   攻撃は体当たりや粘液噴射くらいしかしないが、粘液は束縛+毒の効果を持つ。
   地上では『丸まる』ことで防御力が上がり(対抗スキル)、飛行中は回避が上昇する。
   柔らかい頭部にクリティカル攻撃を浴びせると即死を狙える。
   なお、粘液は一般人の避難の妨げにもなるので注意が必要。







推奨環境:Internet Explorer7, FireFox3.6以上のブラウザ