.


マスター:水綺ゆら
シナリオ形態:ショート
難易度:普通
参加人数:8人
サポート:3人
リプレイ完成日時:2013/07/02


みんなの思い出



オープニング

●例えばの話

 しとしと。
 降り続く雨は、泣き止む気配も見せずにただ世界を濡らしていた。
 灰色に染まる空。大地を包む優しい雨の香り。雫は木々に反射して軽やかな音色を奏でる。
 音も全ての感覚が繋がって、例え偽物でも忘れられない日になるってわたしは信じてる。

「ねぇ」

 例えばね。キミが頑張りすぎているのなら。
 例えばね。キミが凄く嬉しいことがあったのなら、

 きっと、雨音がキミの泣き声も涙も隠してくれるよ。
 きっと、雨音がキミと一緒に笑ってくれるよ。
 そして、わたしもずっと、あなたの隣で居たいから私にだけ想いを聞かせてほしい。そう、約束してほしい。

 雨が唄えば。雨に唄えば。
 心が躍り、雫が撥ねる。

 あいにくの空模様だけど、
 結びつけよう。祈りを、願いを。

 例えば、雨空にそんなことを想ったりしてみて、白いヴェールを風に靡かせよう。
 今はまだ、ささやかだけれど、いつか大人になったらその時には――。



●灰色の空に、祈りよ届け

 降り止まぬ雨は今日も大地を濡らす。
 中等部のあるクラス。天花寺 桜祈(jz0189)はわんこのぬいぐるみリュックから取り出した一枚の書類を眺めては嘆息する。
「さっきー、何ブルーになってるのさー」
「こんにちはなのですー。これを見て下さいです」
 桜祈が憂鬱な表情を見せるのは珍しい。気になったのかクラスメイトの少女が声を掛けてきた。その声に顔をあげて持っていた書類を彼女に見せる。
「えぇっと……何々? ウエディング衣装を着て、パーティしませんか? 何このチラシ」
 少女は桜祈から渡されたチラシに目を通し、首を傾げる。其処には寄り添って微笑む白い服の男女の姿。年の頃は精々高校生くらいだろうか。
「うえでぃんぐ体験のちらしなんだそーです。学生も参加……というよりは学生さん向けに行われてるいべんとだそーで、本物のどれすを着られるそーなのです!」
「なるほど、楽しそうだねー。 興味持ってるってことはさっきーも見せたい相手がいるのかにゃ?」
 桜祈は憂鬱というよりは、単純に見とれていただけらしい。だから、わくわくとした様子で語る。そんな桜祈をわざと茶化すような口調で返す少女。
「はい! 桜祈も是非是非、着たいのです。真っ白ふわふわでとっても素敵なのですよー。もふもふと何かしんぱしーするものがあると思うのです」
「こ、恋人が欲しいとか……そっちじゃ、ないんだ。相手が居ないと着られない物だと思うよ、それは……」
 斜め上の回答に、思わず脱力しかけるけれど気を取り直してイベント概要に目を通す少女。
 紫陽花の森の中にある施設。雨の日のみ。梅雨の季節――つまりジューンブライドのこの時期のみ学生向けにウエディング衣装を着てパーティーに参加を出来るというイベント。
 本物の結婚式場が主催しているものだそうで、設備も中々に本格的。
 パーティーのメニューはお菓子から軽食まで揃う。色とりどりのケーキに、焼きたてのスコーン。紅茶だって専門に入れるスタッフが居る。
 外に目を向ければ緑豊かな庭園に咲き誇る数々の紫陽花が雫を受けて光り輝く姿が目に映る。その花言葉的にどうなのかとも思うけれど、確かに見事。
 その庭園を歩き回ることを見通して、衣装には泥や雨で汚れないように特殊な加工がしてあるという。
「ちなみに、ここでほんとの結婚式もあげられるってお話だそうですよ。今回はぱーてぃーなので皆さんを招待してってことはできないですけど、式場の人にお願いをすれば教会を貸していただいて疑似結婚式みたいなことは出来ると思うのですー」
 そう、わくわくと話す桜祈の瞳は光り輝いていた。


リプレイ本文

●移り巡る雨と想いの模様

 泣き止まぬ雨は今日も静かに大地を濡らしていた。
 鮮やかに咲く紫陽花は鈍色の空に彩りを添えて、雨模様の世界に辛うじて色を残す。
「ふむ、確かに雨の中の紫陽花というのも綺麗ですね」
「せやね……傘、おおきにね」
 石田 神楽(ja4485)の、のんびりとした呟きに宇田川 千鶴(ja1613)は静かに返した。
 千鶴の姿は紺色のAラインドレス、装飾は少なめで何処か大人っぽさを感じさせる装い。そんな彼女に傘を持たせるわけにはいけないと進言した神楽に従って、
(まぁ、普通に持てるけど、男性に花を持たせるべきかな)
 そうして、ふたりはただ歩く。そのふたりの足跡に水飛沫がはねた。
「そのドレス、お似合いですよ」
「まぁ、おおきに」
 ふわりと笑う千鶴。紫陽花の色彩に彼女の色が混じって、本当に美しい。
「ねぇ……紫陽花、綺麗やね」
 身を屈めた千鶴はじぃっと花を眺める。雨に打ち付けられた紫陽花は葉を揺らしていた。
 そんな光景を見守る神楽はふと、想う。
 何気ない日常の一幕。けれど、こんなゆるりとした時間を過ごせる。
 それは、なんて平和で愛おしい時間なのだろう。その時間は、大切にしたい。これからも護っていきたい。そして彼女も――そう、願う。
(……まぁ、私の場合は彼女に近付く敵を狙い撃つだけですが)
 なんとも、不甲斐ないことで。そう、心の中で苦笑する。
 だけれど、ただ、それだけでよかった。

「お手をどうぞ、お嬢様」
 恭しく差し出された麻生 遊夜(ja1838)手を取るのは樋渡・沙耶(ja0770)。
 フリルやレースはないシンプルだからこそ着用者を引き立たせるようなビスチェ・スレンダーラインのドレス。すらりと真っ直ぐに伸びるスカート。胸やウェストには蒼い薔薇が咲いている。
 思わず見とれる遊夜の視線を感じて、沙耶がきょとりと首を傾げる。
「ウェディング衣装……一生に一度の事。だと思っていましたが、去年と合わせると既に2、3回は着ているんですよね。縁が、あるのでしょうか……」
「けど、いつ見ても沙耶さんは綺麗だ」
 飾り気もない、純粋な言葉。澄んだ雨の空気に包まれて、ふたりは紫陽花の間と間を巡り歩く。
 汚れても平気な衣装。けれど、汚れないように――ドレスを着た沙耶に合わせるように遊夜はゆっくりとエスコートをする。
 雨に濡れて傾ぐ手毬花。膨らんだ雫がぽつ、またぽつりと映し出す姿はとても綺麗。
「結婚式あげる時は、ここでってのもありだやな」
 紫陽花達の姿を見て、ぽつりと呟く言葉。聞いたよりも素敵な場所だから。
「沙耶さんは、どう思う?」
「まだ、考えられません。 けれど、悪くはないと思います」
 蒼い薔薇には神の祝福が宿るという。来年こそは、本当の結婚式を挙げられるだろうか。まずは約半年後の彼女の両親への挨拶から。
 6月の女神、ユノが再び笑う頃には。――其れは意中の我が姫君の心の次第。


――雨が降っていた。優しくも、切なく、懐かしい雨が。

「どうしてかな、こんなしとしと降る雨の日って、何処か懐かしいと思うの」
 滴る雨粒をただ見上げて美森 あやか(jb1451)は小さく呟く。
 ねぇ、と傍ら傘を差してくれている恋人――美森 仁也(jb2552)の姿を見上げる。雨って不思議な感じがするからね、と。彼はただ微笑み返した。
 いつも、隣にいた優しいお兄ちゃん。庭園を散歩するからと動きやすいミニドレスを選ぼうとしたら彼に止められた。そうして、結局選んだのは人魚のような装い。
「それにしても、此処には珍しい品種が植えてあるね。これとかは、少し寂しいけれど、その分紫陽花が引き立てられるようだね」
 そう仁也が指差したのは佐橋の荘と看板が立てられた紫陽花。淡い瑠璃色を湛える四枚の花片は夜明けの色彩を閉じ込めたかのよう。手毬のように咲く他の紫陽花に比べて、線香花火のように花開くエゾアジサイは少し寂しく見えた。
「紫陽花の花言葉って、あまり良くない物が多いのに」
「有名所だと移り気、高慢、浮気だったかな? でも……」
 其処で言葉を止めた恋人の顔をきょとん、と眺める。
「花言葉というのは諸説があるからね。紫陽花なら家族の結びつき、ひたむきな愛……そちらの方のイメージで植えられてるんじゃないかな」
「それなら、嬉しいんだけどな」
 そうして、じっと紫陽花を眺める。
 そんなあやかの横顔を眺めて、仁也はかつての日のことを思い返す。
 初めて彼女に出逢ったあの日もこんな雨が降っていた。当然それを彼女に話したことは無い。
 ただ、今が、そして未来があれば、それだけでいいから。


 降り続く雨は止む気配を見せず、雲の切れ間から覗く日差しもまだ遠い。
 しとしとと濡れる世界。綺麗だな。のんびりそんなことを思いながら楓の隣を歩く桜木 真里(ja5827)は出したその手で雫を受け止める。
(背伸びしてまで持ってくれてるなんて……)
 そんな、真里の心の中の声。小さく苦笑いを浮かべる。その視線の先には背伸びしながらも、懸命に傘を持つ嵯峨野 楓(ja8257)の姿。
 相合傘。楓の歩みに合わせてひだまり色のドレスがふわりと揺れる。精一杯のヒールの高さの分だけ今日は見える世界も少しだけ違う。
 濡れてもいいかな。
 そう想う心は同じ傘の下、隣同士身を寄せ合って歩く真里も楓と同じ。話しかけようと楓が顔を上げた瞬間。持つよと、傍らに居た真里がビニール傘を楓の手から奪う。
「あ。ちょっと大丈夫っ、私が持つよ!」
 慌てて傘を取ろうと濡れないように背を伸ばすけれど、真里の背には届かない。ヒールの高さを足しても、まだ足りない。
 それでも、必死に取り返そうと背を伸ばすうちに飛び跳ねていた。もう少しで届くんだけれど。後少し、もう少し。
「危ないからっ……!」
「……? ご、ごめん」
 バランスを崩し転びかけた楓を慌てて受け止めた真里。彼に楓が抱きつくような形になった。
 あたたかで愛しい彼の体温。
 抱きかかえられたまま、楓の瞳に映るのは彼と傘越しの空。ビニール傘に透明な雫がくっついては流れ落ちて、それを繰り返して。
 心を洗い流してくれるような雨はまるで祝福する空のよう。
 紫陽花はそんな空に彩りを添える紙吹雪のようにも見えて。ただ静かな世界で遠くで聞こえる雨音と、傘に打ち付ける雨の音が軽やかな旋律を奏でている。ただ、それだけが印象に残って。
(初めてじゃないし、悪くない。けど――)
 慣れないのは何でかな。とくりと。対して楓も心臓に悪いと深く息を吐く。
「全く……こんな日にヒールで飛び跳ねるなんて危なすぎるよ。傘は構わないけど、危ないから気をつけてね」
「ん……ありがとう」
 真里は楓に傘を返す。背を伸ばそうとしたひだまり色の姫に口付けを。
(飛び跳ねる姿も、可愛かったな)
 そんな思いは心に秘めて、偶にはこんな日もただゆっくりと。

 鈍色の世界に、ほんのり優しい朱色が混じる。



●夏の雪

 盾兎姫のドレスに身を包んだ夏野 雪(ja6883)は教会へと続く道を歩く。
(まだ猶予はあります……大丈夫。数年後にはきっと……絶対)
 スタイリストに頼み持参したドレスを着せて貰った、両親が送ってきたドレス。
 過去の自分では大きすぎてあわなかった服。現在もそれでもまだ足りないという現実に肩を落とす。きっと本当の式を出来る頃には着られるようになると信じて。
 そう思いながら前を向くと教会の扉の前、何処かそわそわと落ち着かない様子の翡翠 龍斗(ja7594)が居た。顔を上げた彼と目が合う。
「どう、ですか? 変なとこないでしょうか」
 軽く体を回す雪の動きに合わせて純白と薄桃のフリルが揺れる。
「……うん。普段着のときも可愛いし綺麗だけど、ドレスを着ると更に綺麗です」
 この前は写真だけだったけれど今日は、実際の式のように出来ると聞いて誘ったのは龍斗の方。
『結婚式に嘘も本当も無いと思うから……だから、今此処で式を挙げて貰えないだろうか?』
 その言葉に、雪は快諾した。そうして、ふたりは今扉の前にいる。隣同士。
「この体験が、何時か本番で迎えられるように、お互い……無事に生きていきましょうね」
 さぁ、入ろう。ふたりは頷いて、そうして、開く大きな扉。パイプオルガンの音色が教会の中いっぱいに響いてこだまして、幻想的な音色を織りなす。
 皆が見守る中、雪と龍斗はバージンロードをふたりで歩く。歩調も合わせてゆっくりと、一歩ずつかみしめるように進んでいく。
(みんなのしあわせのため、頑張るなの)
 そのバージンロードの先で待つのは飯島 カイリ(ja3746)。少し大きめの聖職服に身を包み穏やかな表情を浮かべていた。
 ゆっくりと歩いてくるふたりの姿。疑似とは言えど幸せそうな彼らは本当に綺麗。そんな心の中の囁き声でさえ、この場を織りなす暖かな曲になるよう。
「やっぱり、緊張するな」
「あは、本当に何だか気恥ずかしくて……戦場に立つよりも、緊張します」
 照れ笑いがほわりと咲く。けれど、すぐに真剣な表情に戻して前を向く。
 そんなふたりの様子を見て、頷いたカイリは言葉を紡いだ。
「健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか」
 ふたりは、誓うと口にする。それを確認したら。
「それでは……誓いの、口付けを」
 ヴェールを上げる龍斗。見上げるようにじっと自分を見つめる花嫁と目が合って、少し照れくさい。
 そのまま、顔と顔を近づけて、唇同士が触れ合った。
「俺は……君だけが大好きで、愛しているよ」
 静かに手をとって、雪の左手薬指に、シルバーリングを嵌める。其処に込めるのは、ただ直向きな愛。
「私も、大好きですよ。龍斗さん」
 ちょっと、照れ笑いを浮かべて告げる愛の言葉。本当の結婚式へはまだ遠いけれど、想いは変わらないと誓えるから。
「それと……何年か前倒しで言いますね」
 雪は春になれば溶けてしまう。其れは当たり前のことだと、他人は言う。
「不束者ですが……末永く、宜しくお願いします」
 翡翠色の草木が世界を満たして燦々と照らす晴れの日も、龍神の怒りと人が恐れる嵐の日だって――夏にだって、溶けない奇跡の雪は、きっとある。
「ん、こっちこそ……これからもよろしく。修羅の花嫁さん」
 抱き上げられた、顔と顔の間。笑みが咲いた。

 私は、夏の雪。
 大好きで、何よりも大切な貴方の為に、奇跡だって起こしてみせよう。


●例えば、君と歩む道がこんなものなら

 途中少しだけ休憩した雪と龍斗が皆より少し遅れてパーティー会場へと入ると、いつの間にやらフリルドレスに着替えたカイリがヴァイオリンを構えて片隅に居た。
 一緒にお菓子を食べない?とも誘われたけれど、弾きたい気分と断って明るい曲を奏で始める。

「しまったな……写真、撮っておけばよかった」
 結婚式。ただ、雪に夢中でその辺りのことを失念していた。
「ご安心を、ちゃーんと撮ってあるぜー。これは皆に配らねばなるまい」
「……出来れば、誰にも見せないで独占したい」
 ビデオカメラを片手の遊夜にぼそりと呟く龍斗。そんな友人の様子に更ににやぁっと
 いつの間にか。様子に、周囲からくすくすと笑いが起こる。
「綺麗だったね……今でも充分だけど、きっと、」
 本物の結婚式じゃ、
「あのさ、みんなはこういう式したいっていう希望とかあったりする?」
 楓の言葉に、皆それぞれの思い人と顔を見合わせる。
「俺達はあやかが16になったらする予定。けど、やっぱり披露宴はする気は無いかい?」
「ウェディングドレス着た写真は欲しいけれど、知らせる親族もいないし、あたしの友達は皆関係知っているでしょう?」
 こんな状態で何を披露しろと、ある意味合理的な考え。けれど、思い出になるんじゃないかなという誰かの声が耳に届いたかは解らない。
「……千鶴さんって結婚式はこうした場所がいいです? それとももっと静かな場所がいいです?」
「私? どうなんだろ、何となく恥ずかしいからひっそりしたい様な……」
 そうして、何故かさり気なく手を繋がれたけれど、特に理由は無いと彼は言う。
「……そっか」
 そっと千鶴はその手を握り返した。
(なんだか、みんなが眩しいな……)
 それはきらきらと輝いていた。純粋な愛の形。それを誓うにはどれだけの勇気が必要なんだろう。何度も進もうとしては、やっぱり怖くてその足を引っ込めて。そんなことを繰り返している。
「ねえ、楓?」
「ん、なにー?」
 マカロンを手に、物思いをしていた楓に掛けられる真里の言葉。
 けれど。 
「……何でも無いよ」
 結局は、何も言わなかった。言えなかった。
 これから先のことなんて、誰にも解らないし結婚なんて想像も付かない。だけれど、その日だけはせめて。
(笑って、幸せでいてくれればいい)
 少しだけでも長く、隣にいられるように。そして、互いにその隣に居続けるのは互いであることを願う。
 そんな想いは我が侭でも何でもなく、ふたりの気持ちは同じだ。――口にはしないけれど。
 ただ、もう少しだけ勇気があれば……少しだけ、何かを変えられるのかもしれない。

 みんな、笑っていた。幸せな光景。
(――ボクは、その中に混じれないから……だから、せめて)
 奏でよう。雨の歌を。
 空の涙が地面を叩くなら、一滴残らず紡ぎ上げて糸を作ろう。
 そして、二度と解けることのない魔法のヴェールを編み上げよう。
 カイリはありったけの想いを旋律に込める。

――全ての雨に、祝福を!

 雫が映す、それぞれの想いの形を――此処に、残そう。


依頼結果

依頼成功度:成功
MVP: −
重体: −
面白かった!:7人

夜闇の眷属・
麻生 遊夜(ja1838)

大学部6年5組 男 インフィルトレイター
幼心の君・
飯島 カイリ(ja3746)

大学部7年302組 女 インフィルトレイター
黒の微笑・
石田 神楽(ja4485)

卒業 男 インフィルトレイター
真ごころを君に・
桜木 真里(ja5827)

卒業 男 ダアト
心の盾は砕けない・
翡翠 雪(ja6883)

卒業 女 アストラルヴァンガード
盾と歩む修羅・
翡翠 龍斗(ja7594)

卒業 男 阿修羅
怠惰なるデート・
嵯峨野 楓(ja8257)

大学部6年261組 女 陰陽師
最愛とともに・
美森 仁也(jb2552)

卒業 男 ルインズブレイド