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マスター:yakigote
シナリオ形態:ショート
難易度:やや易
参加人数:8人
サポート:3人
リプレイ完成日時:2012/07/17


みんなの思い出



オープニング

●絶望的な戦い
 戦い。戦闘。死合。
 そんなものを続けていれば、いつかはどうしようもないものに辿りついてしまう。つまりは、勝てないもの。歯向かいようのないもの。突破できないもの。そういうものに辿りついてしまう。
 思えば、これがそうだったのだろう。誰にとってのと言えば。自分のものでしかないのだが。
「ふはははははは、貴様の攻撃などなにひとつ効かぬっ」
 それは、その化物は余裕綽々といった態度でそう言った。腹の立つものだが、言い返すことは出来ない。事実、その通りなのだ。これまで数々の戦いで勝利を収めてきた自分だと自負していたのだが、どうやらここまでのようだ。この敵にはどんな攻撃も全く通じない。勝つ手段などない。心が絶望で埋まる。既に身体はどうやって逃亡すべきかと模索している。
「おりゃあああああああッ」
 斬りかかる。渾身の、否。会心の一撃と言って申し分の無いそれ。完全な刃筋。絶好の角度。丸太でさえ切り飛ばせるだろうという確信すら沸いたそれ。しかし。
「効かぬ、まるで脆弱だな人間ッ」
 通じない。通用しない。この敵には、何一つ。
「馬鹿め、俺の弱点である『右斜め前からえぐり込むように鳩尾のやや下にあるえらく学園長に似た刺青を腹パン』でもしない限り貴様の攻撃など効かぬ!」
「畜生、畜生! どうしたら、どうしたら勝てるんだ一体!?」
 戦局は、悪い方へと進んでいく。

●加虐的な味わい
 任務であるのだと集められた彼らを前に、火村飛鳥(jz0009)は神妙な面持ちで話を切り出した。
「まずは、これを見て欲しいの」
 そう言って、彼女は部屋の天井より垂れ下がるスクリーンを指さした。消灯。稼働するプロジェクター。そこには、一匹の化物が映し出された。思わず、息を呑む。
 化物。そう、化物だ。そう呼ぶに相応しい。3メートルはあるであろう巨体。野性的に筋肉質なのがよく分かる。大きな角。刺さればひとたまりもないだろう。火炎で出来たたてがみ。歪な牙。赤黒い肌。どれをとっても理解できる。これは、強敵だ。とんでもないものだ。しかし、まさか。
「これと……戦ってきて欲しいの」
 嗚呼、現実は残酷だ。飛鳥にも、この怪物の攻略がまるで掴めていないのだろう。だが、それでも。誰かが行かなければならないのだ。この死地へ。ただ、それを告げる役目を任されてしまった。彼女も辛いのだろう。嗚呼、畜生。
「ごめんなさい……私から伝えられることは、ひとつだけ。この敵の弱点が『右斜め前からえぐり込むように鳩尾のやや下にあるえらく学園長に似た刺青を腹パン』ということ。それだけしか、わかってないの」
 誰かが、やりきれなさに壁を叩いた。それを咎める者もなく、沈黙は痛みを伴う。


リプレイ本文

●悲観的な思い
 あの笑顔が仮面に見えて仕方がない。

 天魔。ヴァニタス。非常に強力な存在だ。特に今回の相手は。弱点こそわかっているものの、だからこそ悲嘆に暮れるしか無い。何せ、あんなことをしなければいけないというのだから。
 自ら弱点を語るのならば、それに対して相当の自身があるのだろう。鴉乃宮 歌音(ja0427)の見解はそれだ。それは強さの現れとも言える。強力、強靭。きっと、人間など。撃退士など遥か格下としか認識していないのだろう。もしかしたら、敵として見てはいないのかもしれない。
「ところで弱点は『右斜めに煮えくり返るような溝に落ちてた学園のフランスパン』だっただろうか」
 ちょっと皆にも敵にも聞いてみよう、段々違っていく気もするが。
 なんて限定的な弱点。それ以外はまともに通用しないというのだから、それに賭けるしか手段はない。非常に心苦しいことではあるのだが、それしか手段がないのだというならば。背に腹は変えられない。有効であるのなら、それに縋るしか残されていないのだ。何より、自分達はそのために集められた。そうするための人員として呼び寄せられたのだから。田村 ケイ(ja0582)は腹をくくる。
「覚悟なさい学園長」
 違う。覚悟するの学園長違う。
「自分で弱点語るとか凄い自身だな……っつかなんでその弱点が学園長似の刺青?」 
 綿貫 由太郎(ja3564)の疑問ももっともだが、その疑問が解消されることはないだろう。なぜならそれはとてもメタな内容となるため、赤裸々に語ると書きてが怒られそうだからである。だから、自己完結するしかない。
「……そうか、これは俺達の愛する学園長を盾にしようという卑劣な戦略だな、くくぅ!」
 今の台詞を全部カタカナにすると真意が分かる。
「あの学園長の刺青デザインどこかで見た気がするけれど……」
 Lamia Sis(ja4090)は記憶の引き出しを探る。
「学園支給品の外れブロマイドだったかしら……?」
 考えてみたら、日常的に学園長の生写真配布してるのかこの学校。嫌だ、嫌過ぎる。首を傾げて考える。それだけの数があるのだ。もしかしたら、どこかで手に入れて。
「何か信仰の証みたいに見えて……踏み絵として利用しようと思われたのかしら?」
 またえらい姑息な。
「ああチクショウ!」
 村雨 紫狼(ja5376)が悲しみに叫ぶ。
「俺たちの敬愛する学園長のご尊顔に酷似した敵の弱点をっ!!」
 殴らなければならない。それを強制されている。悲しい、だがこれも人類平和のため。希望の明日へと繋ぐためには仕方がないことなのだ。悲しい、なんて悲しいことだろう。ほら、悲しすぎてもう目薬を使いきってしまった。なんて涙が苦いんだ。急ごう。もうちょっとこの悲しみを見せるために、目薬もうひと瓶買ってこなきゃ。
「くっ……なんて強そうなヴァニタスなんだ!  弱点をさらしてまで……自信があるのか!」
 恐ろしい相手だと、レグルス・グラウシード(ja8064)の心は圧されていた。『右斜め前からえぐり込むように鳩尾のやや下にあるえらく学園長に似た刺青を腹パン』することが弱点のヴァニタス。そうすれば相手は何もできずまた大きなダメージも見込めるだろう。だが、それで果たして勝てるのかどうか。だが、他にできることはない。やるしかないのだ。
 学園長に似た刺青。それが今回戦うヴァニタスの弱点である。だが、冬樹 巽(ja8798)はそれに対し致命的な問題を抱えていた。
「このようなことを言うのは失礼かもしれませんが……僕……学園長の顔を知りません……」
 アウチ。
「学園の偉い人を殴るのは気が引けますが……ヴァニタスを倒さないといけませんので……学園長……すみません……許してください……」
 大丈夫だ、きっと許してくれる。許してくれないと書く側もヤバイ。
「さすがは学園長……」
 依頼と聴いて、話を聴いて。微風(ja8893)がはじめに抱いた感想はそれだった。強大な敵。太刀打ち出来ないほどの強さ。だが。
「あのような強力なヴァニタスの弱点にそのお顔に似た刺青があるのも 、それを本人がぽろっと口に出してしまったのも 、きっとまだ未熟なわたし達を、学園長が気遣ってくれて不思議な力で導いてくれた結果なのでしょう」
 ぽじてぃーぶ。
「ところで………………『腹パン』ってなんでしょうか?」

●幕間的な装い
 ネクタイがオサレ。

「ふん、性懲りもなく現れたか人間どもよ」
 目前のそれ。ヴァニタス。人間の敵。その姿。その威圧。どれをとっても過去に戦ったほとんどを凌駕する実力を持っているのだとわかる。否、もしかしたら理解すらできていないのかもしれない。あまりに小さいものは認識できないのと同じように。あまりに大きいものもきっと、認識は困難であるのだろうから。
「何度来ても同じ事だ。貴様らの攻撃など俺には通用しない。俺の弱点である『右斜め前からえぐり込むように鳩尾のやや下にあるえらく学園長に似た刺青を腹パン』でもしない限りはな!」
 勝てるのか。その思いに冷や汗が流れる。だが、その事実を黙殺せねばならない。自分達は戦士だ。戦うためにここに来た。勝つためにここに来た。この化け物を、遙か高みの存在を。打ち倒すために。討ち滅ぼす為に。
 いざ。

●決定的な殴り
 フリーダムな称号。

「ふむ、やはり効かぬか」
 歌音の射撃はどれひとつとして届かない。わかってやっていることだ。目的はその注意を逸らすこと。味方から意識をこちらへと向けることだ。それにどれほどの効果があるかわからないが。眼、脚、喉。キーポイントを選んでいるのだが、振り向きすらしてくれない。恐ろしく強く、またそれを理解しているのだろう。
 だが、味方の攻撃は効いていた。『右斜め前からえぐり込むように鳩尾のやや下にあるえらく学園長に似た刺青を腹パン』された敵は苦悶の顔に歪み、くの字に折れ曲がる。その隙を逃さない。今ならばと打ち込んだのだが。結果は同じだった。どうやら、自分達の性能では弱点部位以外のどれに対しても効力はないらしい。
 わかっただけでも行幸だ。次の行動が決まったのだから。歌音はそれのためにと獲物を取り替える。巨大で、機械質な。なにそれ。
「腹パンする為の道具ですが何か」
 パイルバンカー。条件未達で通じないんじゃないかな。

 ケイの行動も支援のそれであった。
 効かぬと分かっていながらも、意識よぶれろと撃鉄を弾く。そして、声をかけた。
「やーいやーいうすのろ〜。悔しければ攻撃当ててみろばーか」
 手招きするも、それを言う本人の表情は変わらない。心がないのではなく、それを表に出せていないだけだ。ともすれば機械的とも揶揄されそうな姿のままで、彼女は遥か高みの怪物を煽る。煽る。
 だが、その怪物本人が割とそういう状況ではなかった。弱点を攻撃され、顔には数百種の苦痛とそれに類似した感情が溢れかえっている。痛い。辛い。キツイ。それらエトセトラの綯い交ぜ。動けない。反撃に移れない。
 陽動も挑発も。無駄だとわかったのだろう。ケイは武器をしまうと、巻きつけたバンテージの固さを確認するやいなや、駆けた。れっつごー腹パン。直撃。悲鳴。痛恨の一撃。
「ああ楽しいわね。素晴らしいストレス発散。死ね学園長超死ねそしてくたばれ」
 漏れてる。本音ちょー漏れてる。

「コレハガクエンチョウジャナイ、イレズミナンダー」
 凄く、棒読みです。由太郎は嘘くさい悔恨の涙を滂沱と流しつつ、なんかそれっぽいこと言って弱点を殴りつけた。その一撃には悲壮感とか悔しさとか後悔とか後ろめたさなんてものはなにひとつ感じられず、寧ろ晴れやかなものだった。
 悲鳴。無論ヴァニタスのものだ。それに合わせ、心なしか学園長(そっくりの刺青)の顔も苦痛に歪んだかのように見える。これは何とも面白、否。アトアジワルイナー、トテモワルイナー。
 動きが止まった隙間を逃すほど、由太郎は甘くない。クイックドロー。引き抜いた散弾銃を殴りつけた距離のまま炸裂させる。それはグウゼンにも苦しむ学園長の顔目掛けて猛火を吐いていた。
「ふう、あまりの後ろめたさから腹パンの後は目を瞑ってひたすら撃ちまくったがちゃんと当たったかな?」
 しかし、そんな思惑とは裏腹に。ヴァニタスは平差な顔である。あくまで弱点条件を満たしていない。

「あまり弱点を隠す気は無さそうだけれど……念には念よね」
 Lamiaの攻撃は、弱点を狙うものではない。大鎌を振りかぶり、狙うは脚。膝裏へと一撃を叩きつけた。隙のひとつでも、そう考えての行動だったのだが。悲しいかな、やはり弱点以外においてこの化物は数次元違う場所に立っている。通じない、なにひとつ。耐えるだ守るだと言うよりは、まずそこにおいては同じ土俵にすら立てていない。
 だが、それは仕方のないことなのかもしれない。考えてもみろ。学園長にそっくり。我らが敬愛してやまない彼にそっくりときている。心の痛まぬはずもない。されどその怯みを知られるわけにもいかず、こうして刃を奮うのだ。それは有効であるのだと、悟られてはならない。時にひとは、揶揄されようとも冷酷非情の仮面を被らねば鳴らぬこともあるのだから。覚悟を、決意を、持たなければならない。
「……とか報告書に書いておけば内申点上がるかしら?」
 どこ向けだ。

 ヴァニタスへの敵意は、撃退士であれば当然といえる。人類の敵、人間の魂を喰うもの。暴虐の限りを尽くし、人を殺してやまないもの。ほとんどのそれは、絶対悪と言ってしかるべき存在であるからだ。故に、紫狼のそれも納得できるものではあるのだが。なんというか、それ以外の何かも篭り篭って居るように見えた。
 右斜め前から腹部に向けてめり込む拳。一撃は重く、次撃は鋭く、惨劇は続く。日頃の恨み。無論、それはヴァニタスに向けられたものではない。自分の所属するあの学校、その長へと向けられたものである。愛してやまない初等部の幼女達。その天使達の貴重な着替えシーンを見守るという使命を、不審者の一言で接近禁止にされた。その恨み、何時まで経っても忘れやしない。
「俺の拳が幼女に萌える! ろりぷに愛でよと轟き叫ぶゥゥゥッ!! YESロリータNOタッチィィィ! うおおおおーー幼女だいすきーーーーーーーっ!」
 おまわりさんこいつです。

「せ……先生の顔を殴るなんて!」
 レグルスは心優しい生徒である。人の顔を殴るだなんて思いもよらない事だ。それに、相手は目上の人間である。敬意を払いこそすれ、殴りつけるなどもっての外であった。でも、お仕事ですよ?
「でも、相手はヴァニタスだから、仕方ないよね!」
 さっきの葛藤どこへやら。割り切れば人間早いものである。仲間による弱点攻撃で既に行動不能になったヴァニタスに接近すると、
「てええーーーーーーいっ!!」
 殴った、思いっきりグーで殴った。全力だ。学園長の顔がめり込む程に強く、躊躇のないこれでもかというほどの腹パン。ヒットタイミングで腕を捻り、抉り込むことも忘れない。殴りきったその顔には、良心の呵責だなんだというものは微塵にも感じ取れない。なんという清々しさ。でもほらこれ、お仕事だもの。ヴァニタス倒さなきゃいけないもの。仕方ない、仕方ないのだ。これらを一言で納得させる言葉がある。
 それはそれ、これはこれ。

「すみません学園長……こうしないと倒せませんので……恨まないでくださいね……?」
 罪悪感がある。良心が痛む。心を苛まれている。よく見知った人物に対しての暴力に、そうと受け取る行動。精神。巽の思うそれはあってしかるべきものだ。だが、この中では非常に稀である。おお、なんと悲しいことであろう。嗚呼、なんて辛く苦しい戦いなのだろう。こんなヴァニタスが現れるだなんて、まったく考えた奴の顔が見たいものだ。
 だが、残念ながら巽の攻撃は他よりも効果が薄いようだった。弱点は『右斜め前からえぐり込むように鳩尾のやや下にあるえらく学園長に似た刺青を腹パン』すること。今更ながら腹パンって腹にパンチであるわけで。同じ打撃としてであるため効力はあるものの、やはり細身の杖を叩きつけてという行動ではピンポイント性に欠けるためか致命とまで言えるレベルには達していないようだった。
 やはり強い、ヴァニタスは恐ろしい存在なのである。

 大太刀を振りかぶり接近してくる微風に、ヴァニタスはついとも目を向けることはなかった。それでは自分にダメージなど入らぬことをわかっているからか、それとも他の撃退士の攻撃でそれどころではないのか。多分後者である気もするが、微風は接敵の距離に入ると獲物を手放し、腰を深く落としていた。
 既に、拳には支給されたバンテージが巻きつけられている。振りかぶり、狙いをつける。平常に考えれば、武器よりもこれに意味があるなどとは考えづらいが、そうだ。学園長を信じよう。
 以前読んだ本の中に、似たようなシチュエーションがあったはずだ。強敵に抱きついて動きを封じ、自分を犠牲にする仲間。いわゆる「俺に構わず攻撃しろ!」系のやつだ。あれに、この状況は似ている。
 生徒を勝利に導くため、その生存を願うため。自身が殴らることを厭わない。その自己犠牲。尊いものだ。嗚呼、学園長。その姿勢には頭が下がる。もう脚を向けて眠れない。
 なんか違う。

●感想的な補い
 演説家。

「グォオオオオオ、馬鹿な! この俺がぁあああああ!!」
 人間だって、横腹を殴られたら辛い。横隔膜が痙攣する。それを、唯一無二の弱点として持つヴァニタスからすれば、それはもう想像を絶する痛みであったはずだ。故に、戦闘開始からこれまで声も出せずにずーっと悶絶していたはずなのだが。なんか最後だけはそれっぽい台詞を言って消えていった。
 嗚呼、長く、苦しい。そんな戦いであった。緊張感の連続だ。万が一。誰も弱点を攻撃できず、ヴァニタスに反撃を許していたならば。ここには死体の山ができていたことだろう。
 それに対して各々が安堵。ということはなく、ストレス発散ですっきりしたもの、良心に悩むもの、恋人に電話をかけるものなど様々であった。最後のは爆発しろ、な?
 ともあれ、これで世界平和に一歩辿り着いたのである。それも強力なヴァニタスを打ち倒したのだ。大きな前進と言えよう。
 明日からはまた、別の任務が待っている。勿論、学校生活だって継続だ。廊下でばったりと、あの人にでくわすこともあるだろう。でも約束だ。くれぐれも、慣れたからって学園長を殴っちゃいけないぞ。
 了。


依頼結果

依頼成功度:普通
MVP: −
重体: −
面白かった!:7人

ドクタークロウ・
鴉乃宮 歌音(ja0427)

卒業 男 インフィルトレイター
cordierite・
田村 ケイ(ja0582)

大学部6年320組 女 インフィルトレイター
不良中年・
綿貫 由太郎(ja3564)

大学部9年167組 男 インフィルトレイター
次なる階梯に至りし体・
Lamia Sis(ja4090)

大学部5年30組 女 ルインズブレイド
ロリでごめん・
村雨 紫狼(ja5376)

大学部7年89組 男 ルインズブレイド
『山』守りに徹せし・
レグルス・グラウシード(ja8064)

大学部2年131組 男 アストラルヴァンガード
死を語る者・
冬樹 巽(ja8798)

大学部8年170組 男 アストラルヴァンガード
穏やかなれど確たる・
微風(ja8893)

大学部5年173組 女 ルインズブレイド