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マスター:WTRPGマスター
シナリオ形態:ショート
難易度:普通
参加人数:8人
サポート:1人
リプレイ完成日時:2013/10/01


みんなの思い出



オープニング

●地方の小さな町に建つマンションの一室

「お父さーん、来てー!」
「うーん、どうした?」
 幼い少女の声が部屋中に響き、娘の声を聞きつけた父親が読みかけの雑誌を置いてリビングから廊下へ向かう。
 壁にひっついて縮こまる娘の視線の先には、急に見れば彼でも驚く大きさの虫がいる。
「何がでたの……って、ゲジゲジかあ」
 多足の不気味な虫が一匹、真新しい白い壁に張り付いている。
「私ゲジゲジきらい」
「はは、別に刺してくるわけでも、噛むわけでもないのに」
 父親は笑いながら虫をつまみ上げる。
「一寸の虫にも五分の魂、ってね。ぽいしちゃおうか」
「ぽーいして、ぽーい!」
 捕まえたにも関わらずまだ怖がっている娘を見て父は笑い、二人はリビングへと戻る。
 大きな窓に隙間を開け、伸ばした手から虫を放った。
「帰ってくるんじゃないぞー」
 はっはっは、と笑い窓を締め、備え付けの台所で手を洗いまっさらなタオルで拭う。
 さて、さっきの続きを――そう思った彼に視界の端に、呆然と立つ娘の姿があった。
「ん、どうしたんだ――」
 言いかけて、止まる。
 部屋に注がれていた真昼の陽光が、急に途切れていた。
(――雲がかかったのか?)
 ごく一般的な、普通の思考。
 けれど少女の視線の先、窓の外には常識外のものがあった。
 キシキシと節の鳴らし、不気味なほど大きな口を開閉させ、光沢のある黒い体で光を遮る――巨大な百足。
「ひっ」
 誰が漏らしたかもわからないほど小さな悲鳴。
 それを聞きつけたように、化け物の蠢く足が止まり……。
「ギギッ」
 笑うような音。
「いやあぁぁあぁぁあああ!」
 少女は叫びながら玄関へ走り出す。
 けれど、それと同時に窓も壁も破られ、巨大な顎が小さな獲物に追いすがる。
 ガチン、と鳴った。ぐしゃり、と音がした。
 静寂。
 彼の耳には、遠くで壊れた壁や窓の破片が落ちる音だけが聞こえる。
 やがて、ずるずると大きなカラダを引き摺って化物は外へと帰って行く。
「あ、あ、あ……」
 その光景に、絞り出したような呻きしか出てこない。
「ああ……」
 視線の先には、化け物の吐き気を催すような気色の悪い体躯。
「あああ……」
 ギチギチとなる顎。
「あ、ああああああああああああああ!」
 そして、小さな娘だったものが、赤い跡を残して消えていった。

●久遠ヶ原学園にある、某教室

「……このとおり、あるマンションが天魔によって占拠された。」
 学園の担当者がモニタに依頼の要点を表示させて、告げる。
「ディアボロかサーバントだろうが、かなりの難敵に見える。それに嫌な趣味をもっているようだ」
 モニタに映された依頼内容を纏めると、急を要する案件らしい。

 あるマンションに二体の百足の姿をした天魔が出現した。
 全長はマンションよりも大きく、その長い身体を活かして通路を塞ぎ住民の脱出を難しくしている。
 また壁や柱を破り、天魔だけを撃退するとマンションが倒壊するようになっているという。
 さらには住民の大半が既に捕食され絶命している。
 残りの住民が捕食されていないのは、二体の天魔が人間の絶望や恐怖に満ちた心が――食物として好物だからだと思われる。
 生存者の推定人数は十二名程。
 その大半は一階か二階の住民のため、出入りできる場所を塞ぐ天魔の身体を退かせば逃がすことが可能と思われる。

「内容を簡単に説明すれば、住民の速やかな避難もしくは保護。後に二体の虫型天魔の撃退ということになる」
 そう言うと、担当者は実に不快そうな顔で言った。
「恐らく今はメインディッシュが出来上がるのを……いや、出来上がったメインディッシュの食べ頃を待っている状態だろう」

 担当者はモニタを操作し、百足に巻き付かれ、貫かれながらもかろうじて立っているマンションの情景を君たちに見せつけた。
 点々と見える赤い跡を見て、貴方達は承諾のサインの代わりに出発準備を開始した。


リプレイ本文

●突入寸前
 昼時、現場にたどり着いた撃退士達の前には映像と変わらない光景がある。
 巨大なマンションに絡みつき、貫いた二体の巨大な百足。
 穏やかな気候とは相容れない光景だ。
「……でかいな。流石に新聞紙では潰せないか」
 牙撃鉄鳴(jb5667)が呟くと、リーゼロッテ 御剣(jb6732)がその言葉に返す。
「どんなに大きくて強くても、許せませんよ」
 その言葉に込められた怒りに感づいてか、牙撃はふん、と視線を天魔へ向けなおす。
「皆さん、先にこれを」
 全員の注意を引きながら、神谷春樹(jb7335)は図面を懐から取り出す。
 被害にあったマンションの各階の図面だ。各所に赤い印をつけたそれを見せながら神谷は簡易に説明する。
「……というわけです。破壊してはならない場所だけは覚えておいてください」
 言い終えたところで、今度は携帯を取り出す。
「僕のアドレスを登録してください。着信を合図に使うので、普段使わない音にしておいてくださいね」
 神谷がそういうと、同意するようにルーカス・クラネルト(jb6689)と牙撃が言う。
「あんたの言うとおり、連絡は取れるようにすべきだな」
「一方的な合図だけじゃなく、相互連絡を可能にしておくべきだ。状況の変化にも対応できるからな」
 言い終わるが早いか、全員が携帯機を取り出しアドレス交換と作戦の確認を行う。
「さてと、そろそろ時間だな」
 炎のような髪を揺らして、香具山燎(ja9673)が切り出す。
 彼女の言葉を皮切りに、天魔を見つめる撃退士達の作戦が開始された。

●低階層救助班
 作戦開始時刻。
 神谷は予定の箇所にクッションを設置し、破壊する壁の前に立つ。
「戦いが本領なんだけどな……今は、これが俺の仕事か」
 一人呟き、構えた大剣が振るわれ、ヒビの入った壁が破壊される。
 崩れる壁の前で、ポケットから携帯を取り出す。
 別の突入口の前では、ルーカスとリーゼロッテが天魔に気づかれないよう潜んでいた。
「……合図が来ました」
「突入だ」
 聞きなれない小さな着信音を合図に、二人は屋内へと侵入する。
 歪んだドアを剥がし、部屋の中へ入ると、黒ずんだ液体の跡がそこらじゅうに飛び散っている。
「ひどい……」
 リーゼロッテが呟く。
「生存者捜索は楽そうだぞ」
 苦い顔のルーカスが目線で示す先は、天魔が通った跡と思える穴が一階の部屋を貫いている。
 その穴の向こうには、縮こまり震える住民の姿がある。
 二人が駆け寄ると、小さく悲鳴をあげる。
「落ち着いて、助けに来ました」
 恐る恐る見上げる住民の肩をつかみながら、目線を合わせて話しかける。
「もう大丈夫です。怖がらないで……」
「あ、ああ……」
 震える声だが、少し安心したのかその声色はしっかりしている。
「他の住民は」
 ルーカスが問うと、首を振る。
「そうか」
 そういうと、ルーカスは奥へと急いで進んでいく。一番奥、突き当たりの部屋には三人で固まっている影。
「要救助者を確認。これより救助を開始する」
そう言うと、早足でそのそばへと寄る。
「ひ、人……!」
「助けてくれ!」
 駆け寄ったルーカスの目に映ったのは、青い顔をして血を流す男の姿だ。
「これを使うんだ。」
 そう言って簡易の応急処置を施し、食糧とタオルを渡す。
「止血だけでもしておけば、どうにかなる」
 告げて振り返ると、後ろではリーゼロッテが若い女性二人に向き合っている。
 彼女たちのいる部屋の床には、引きずられた跡がある。
「もう、もう、あんな……」
「仇は…必ず私達がとります!生きてください!希望を決して捨てないで!」
 強い声で、瞳を合わせて語りかける。
「諦めないでください!」
 その声に、ルーカスの前の男達もはっと目を開く。
 だが、その声に反応するように窓の外の天魔が揺れる。
「さあ、急いで避難するぞ。ここにいては危険だ。」
 同時刻、階段を駆け上がり神谷は2階へと向かう。
 上がりきると立ち止まり、鋭敏聴覚を使いながら叫ぶ。
「助けに来ました、部屋番号を言ってください!すぐにその場を離れたいなら窓から飛び降りても構いません!」
 がさり、と身動きする音が聞こえる。
「できるなら僕と一緒に来てください!安全は保証します!」
 言って、ふと考える。
(くそ、何が保証する、だ。ペテン師かよ俺は……)
 だが、その耳には声が聞こえてくる。助けを求める人の声が。
「に、207号室……」
「206号室だ、怪我してる奴がいるんだ……助けてくれ」
「……今行く!」
 そういい、かろうじて機能しているドアを開け放つ。
 床板の見えない部屋の中に入ると、半開きのクローゼットのなかに女性が一人。
「あ、あなたが助け……?」
「そうです、ついて来てください」
 そして、再び廊下から次の部屋へ入る。
「救助か……」
「そうです、怪我をしているというのは」
 男のそばには、左肩を掴みながら歯を噛み締める妙齢の女性の姿がある。
「動けますか?」
「ええ、間接が痛むだけよ……」
 そういうと、立ち上がり窓際へ寄る。
「ここから逃げられるのね」
「今すぐ行くのか?」
「ええ、その前に」
 言いながら神谷はそこらに落ちている毛布やクッションを集める。
「すみませんが、使わせていただきます。では行きましょう」
 そう言い、促す。
 全員が飛び降りたところで、神谷も飛び降りる。
「神谷さん、そっちは大丈夫ですか!?」
「ええ、皆無事だったようです。」
「そうか、こちらも生存者は確保した。後は避難誘導だ」
 会話しながら、先に決めていた位置へ移動するよう促す。
「ねえ、あなた」
「? なんでしょうか」
 ポーカーフェイスを保ちながら、神谷は先ほど助けた女性に詰め寄られる。
「本当に大丈夫なの? 後を付けられて襲われるとか……嫌よ」
 その問いに、神谷は平然と答える。
「大丈夫、僕らは強いですから。」
 そう言って、和やかな笑顔を作る。
「……わかった、信じるわ」
 少し青い顔で、それでも女性はルーカスが率い、リーゼロッテが介添えする集団についていく。


●上階層救助班
 光の翼で5階付近まで飛んだメレク(jb2528)は、天魔を見つめながら侵入のための隙間を探す。
「まずは、どちらかを調べなければいけませんね……」
 都合よく見つかった隙間へと飛びながら、天魔のカオスレートを調べる。
「……魔の陣営ですか」
 -2か3、百足のような姿の天魔からはその反応があった。
「……聞こえる方は聞いてください、この天魔のカオスレートはマイナスです。魔の陣営です」
 それを伝えると、救助者を探すために暗い屋内へと入っていった。
 同時刻、階段を駆け上がった影が小さな声で語りかける。
「カーディナル、早く救出対象を捜索してくれ」
 杜屋 葫々杏(jb7051)は言いながら、合図と共に5階へと侵入する。
 いくら小柄なカーディナルとはいえ、たったひとりの要救助者を見つけるのは難しい。
 そのまま少しの間が空き、歪んだ扉の隙間から声が聞こえた。
「うぅ……う……」
 男の声。
「そこか」
 杜屋が入ると、小さな赤い跡の上で呻く男の姿と、同時に入ってきた様子のメレクの姿。
 顔を合わせ、頷き合うと杜屋が男へと近寄っていく。
 足元を歩いていたカーディナルが杜屋にじゃれつき、優しげな空気が広がる。
「私は味方だ、貴方を助けにきた」
「……味方……?」
 まだ何が何かわかっていない様子で、男は呟く。
「私は……私は……!」
 震える手を握り締めながら男は続ける。
「うぅ……」
「怖いのはわかる、でも、『生きたい』と願うのだろう……?」
「違う……違うんだ、私は……」
 血の跡に触れながら、男は涙をこぼす。
「娘が……」
「……早く動けば生きられる」
 杜屋は男の肩に手を置く。
「勇気を出すんだ」
 目を見開き、ゆっくりと杜屋を見上げると、男は窓を見る。
 そこには、翼を広げて待つメレクの姿があった。
「……行くよ」
 男はそう言うと、メレクの元へと歩いていく。
「後は任せたぞ」
「もちろんです」
 翼を広げ、メレクは地上へと飛び去っていく。
 4階では、炎の翼を広げて香具山がベランダに着地したところだった。
「ひ…………いっぃぃ!」
 噛み合わない歯を鳴らしながら夫婦らしき男女が部屋の隅で固まっているのを見て、香具山は中へと入る。
「怖がる必要はない、もう大丈夫だ」
 言いながら、二人の背に手を置き、ゆっくりと喋りかける。
「助けに来た、大丈夫、大丈夫だ」
「ば、化物は……」
「今貴殿たちを襲うことはない、安心して逃げるんだ」
 そうして二人を抱きかかえると、ベランダから炎の翼を広げ飛び降りる。
「しっかりつかまって!」
 二人を下ろすと、ちょうど避難中の集団が目の前にいる。
「彼らについていくんだ」
 そう言い、手にチョコを握らせながら笑いかけると、再び翼を広げる。
「走って、ちゃんとついていくんだ!」
 赤い軌跡を描きながら、化け物の頭部の揺れる屋上へと飛び立っていった。

●陽動班
 合図から少し後、初撃を入れた佐藤 七佳(ja0030)に天魔は手も足も出ていなかった。
 とは言っても全力ではない。おお振りの顎での攻撃を数度、躱されることが前提かのように行っただけ。
 だがそれも終わり、と言うかのように、天魔はその顎を大きく開きのけぞる。
 その攻撃は、体節の隙間を狙った刀の一撃で終わる。不意の攻撃に驚いたのか見当違いの位置でその大顎を閉じた。
 長い裾をマントのように翻し、また天魔との位置を離しながら佐藤は呟く。
「貴方達を殺す……それを正義と呼ぶなら、其れは人の独善ね。」
 牽制の一撃もひらりと躱し、立つ。
「生きる為に、食事をしているだけよね。そう、生きるためよね」
 そして揺れるように動くと、背後から牙撃の放つ銃弾が天魔の腹面を撃つ。
「……」
 携帯に入った連絡を聞くと、それはメレクからの通信。
「……佐藤、こいつはマイナスのカオスレートだそうだぞ」
 言いながら、周囲を確認しもう一発天魔に撃ち込む。
「ありがとう、牙撃さん!」
 油断していたもう一匹に剣戟を放ち、飛ぶように距離を離す。
 両方の頭が屋上に釘づけになるように立ち回り、二人は陽動を続ける。
 躱し、攻撃し、躱し、それの繰り返し。
 やがて、牙撃の目に立ち上る煙が映る。同時に、佐藤の携帯にはメールと、牙撃には通話が。
『牙撃さん、依頼された位置にクッションを設置しました』
「助かる」
 その会話の前方では、翼を広げた二つの影が飛び込んでくる。
「救助が終わったようです!」
「佐藤殿、牙撃殿、予定通りに!」
 そちらに気を取られた天魔の頭に、遠距離からの狙撃。そして弓から放たれた矢が突き刺さる。
 ブルーハワイを連れた杜屋が階段を駆け上り、全員の防御が上昇する。
「じゃあ、作戦通りね」
 言うが早いか、牙撃が陽動の戦闘中に空いた穴から飛び降り、飛び降り、飛び降り、三階へと移る。
 他の撃退士も、頭が動かないようにしながらも少しづつ脱出への準備を進める。
 空いた穴からの射撃が香具山を追う頭を撃ち、メレクを狙えば狙撃が阻み、佐藤に気を取られれば杜屋の弓が放たれる。
 攻防が続くまま、全員の位置が揃い。
「――!」
 言葉ではなく、戦闘経験の成す感覚で全員が脱出する。
 その後ろをギシギシと体節を鳴らしながら天魔が追い、無人のビルが崩壊していく。
 スプリッツァに乗った杜屋と翼を広げた香具山、メレクが降り立ち、クッションから転がりながら牙撃が、光翼の力で佐藤が地上へと辿り着く。
 目の前には食事場を奪われた天魔が、絡み合いながら顎を鳴らしている。
「許さない……絶対に!」
 今まで戦っていた敵に意識を奪われていた天魔の頭部に、そして露出した尾に、リーゼロッテとルーカスの攻撃がヒットする。
 焦るように、そして初めて恐怖したように体を鳴らしながら天魔がその体を天高く持ち上げる。
 だがその動きを予測したような弾丸が、顎を打ち抜き快音を鳴らした。
 そして、撃退士達の一撃が、落ち行く頭部を粉々に砕き、天魔は消失した。

●戦闘後
「終わったみたいですね」
 住民たちに被害が及ばないように守っていた神谷が、仲間を出迎える。
 自分たちの疲れを覚えていないかのように、怪我をしている住民の手当に回るリーゼロッテやルーカスを見ながら、皆ため息をつく。
 見れば、あのビルは礎だけを残して無くなってしまった。禍々しさすら感じた天魔の絡みつくビルは、この世から消えたのだ。
「お疲れ様だな、神谷殿」
「……皆さんに比べればまだまだ」
 そう言いながら、ある背中を思い浮かべる。
(まだまだ、俺には遠いな)
「そんなことはないぞ、助かった」
 そう言いながらルーカスが水を放る。
「ええそうですよ。それに、皆さん無事でよかったです」
 気がつけば、全員が並んでいる。
 そして、撃退士達を、住民たちが見つめている。
 戦いは終わった。対の巨蟲も消え、撃退士達は無事に生存者を救った。
 いつしか、空は赤く染まっていた。


依頼結果

依頼成功度:大成功
MVP: 無尽闘志・メレク(jb2528)
 光のティータイム・杜屋 葫々杏(jb7051)
 揺れぬ覚悟・神谷春樹(jb7335)
重体: −
面白かった!:9人

Defender of the Society・
佐藤 七佳(ja0030)

大学部3年61組 女 ディバインナイト
紅蓮に舞う魔法騎士・
香具山 燎 (ja9673)

大学部6年105組 女 ディバインナイト
無尽闘志・
メレク(jb2528)

卒業 女 ルインズブレイド
総てを焼き尽くす、黒・
牙撃鉄鳴(jb5667)

卒業 男 インフィルトレイター
暁光の富士・
ルーカス・クラネルト(jb6689)

大学部6年200組 男 インフィルトレイター
天に抗する輝き・
リーゼロッテ 御剣(jb6732)

大学部7年273組 女 ルインズブレイド
光のティータイム・
杜屋 葫々杏(jb7051)

大学部2年226組 男 バハムートテイマー
揺れぬ覚悟・
神谷春樹(jb7335)

大学部3年1組 男 インフィルトレイター