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マスター:新堂朱夏
シナリオ形態:ショート
難易度:普通
参加人数:8人
サポート:1人
リプレイ完成日時:2015/02/27


みんなの思い出



オープニング

「くおーん!」
「わーわー!」
 白い狐の格好をした着ぐるみが子どもたちに取り囲まれている。
 最近流行りのご当地キャラクターというやつだ。大きな尻尾が特徴的で、モフモフを目当てに多くの子どもが抱きついている。すこし距離をとったところでは保護者や女子高生が携帯で写真を撮りまくっていた。
「……はぁ」
 その様子を遠巻きに眺めながら、ため息をつく男がいた。
 彼の名は「久遠マン」という。例に漏れずご当地ヒーローを目指している男だった。
 とはいえ子どもたちの人気はもっぱら可愛らしい見た目のきぐるみに取られていしまっているのが現状だ。いまどきスーパーヒーローなんて時代遅れなのかもしれない。
 真っ赤なコスチュームに身を包んだ彼の周りに人影は見当たらない。
 冬の寒風が寂しく吹きわたった。
「――久遠マン」
 落ちこむ彼に声をかけてきたのは一人の少年だった。
 まだ年端もいかない純真無垢な瞳で見上げている。
「久遠マンはこの街を守ってくれるんだよね」
 少年の問いに、久遠マンは胸を張って答える。
 こういうときのためにポーズは何度も練習してきた。将来的に人気が出てきた時のために仲間を増やすことも計画しており、すでに八色のスーツのバリエーションを取り揃えている。
「もちろんだよ! この街の平和は私が守るのだ!」
「じゃあ怪人が出たらやっつけてくれるんだよね」
「悪い奴は私が久遠キックで撃破する!」
 とうっ、と日夜練習に励んでいる回転キックを披露すると少年は目を輝かせて拍手した。
「僕ね、大きくなったら久遠マンみたいになりたいな」
 久遠マンは感動に打ち震えた。
 こんなマイナーヒーローを慕ってくれる子どもが存在する。なんと素晴らしいことだろうか。

 ――だが。
 平和な光景は突如として打ち崩された。
「ディアボロが出たぞ!」
 誰かがそう叫んだ。一斉に人の輪が崩れ出す。不意に訪れた脅威を前に人々はパニックに陥っていた。
「君、お母さんは」
 一目散に逃げ出してしまいたい気持ちを抑えて久遠マンは少年に訊ねる。
 少年はあたりを見渡すが、力なく首を振った。
「わかんない」
「なんだと……」
 久遠マンは凍りついた。
 周囲を確認するが、保護者らしき気配はどこにもない。気付けば視線の先には二体の怪人の影。
「久遠マン……」
「ちくしょう」
 ディアボロに立ち向かう蛮勇は持ち合わせていなかった。
 代わりに久遠マンは少年を抱え上げると、逃げるように物陰に身を潜めたのだった。
「もうすぐ私の仲間たちが助けにやって来る。それまで辛抱するんだ」
 少年を励ますようにそう声をかけながら。


リプレイ本文

●全員集合?

 無人となったデパートのフロアで二体の怪人が暴れまわっている。そこは先ほどまで多くの親子連れで賑わっていた場所。久遠マンの腕の中で震えている少年の母親の姿はどこにもなかった。
「心配するな。私が、この久遠レッドが守ってやるからな」
 そう言いながらも久遠マンの耳は確実に近づいてくる破壊音を感じ取っていた。
 気配を探しているのか、苛立ち紛れに片端から店舗を粉砕しているのか。どちらにせよ見つかるのも時間の限界に思える。
 震えそうになる身体を懸命にこらえながら久遠マンは祈る。ただの一般人である彼にディアボロを倒す力はない。だが、こんな時には必ずヒーローが現れるのだ。
 そう、正義の味方が。
「ひっ!」
 不意に背後から物音がして少年が小さな悲鳴を上げる。
 そこにいたのは怪物のものではない、黒い影。奇しくも久遠レッドと色違いのスーツを纏った人物だった。
「驚かせてしまったか」
「君は……まさか」
 目を丸くする久遠レッドに、黒い影――仁良井 叶伊(ja0618)は静かに名乗りを上げた。
「私の名は久遠ブラック。レッド、少年を連れて安全な場所で保護して下さい。敵は私達が引き受けます」
「すごい! 久遠マンが助けに来てくれたんだ!」
 無邪気に目を輝かせる少年の頭に久遠レッドが手を置く。
「あ、ああ……そうだ。久遠マンは一人じゃない。仲間が助けに来てくれたんだ」
「ありがとう久遠ブラック!」
「君が無事でなによりです。それより早く避難を」
「危ない!」
 突然、久遠レッドが叫んだ。叶伊が振り返ると、そこに二体のディアボロが佇んでいた。片方は羽を持ち空中を飛んでいる。もう片方は岩のように硬質な皮膚を持つ個体だった。
 二体のディアボロはようやく見つけた人間に感情を荒ぶらせている。今にも襲いかかろうと牙をむき出しにする怪物の横から、強烈なキックが炸裂した。
「助けに来たぜ、久遠レッド」
「俺達がディアボロを退治する。任せておけ!」
 金色のコスチュームに身を包んだ千葉 真一(ja0070)と青いマスクをかぶった雪ノ下・正太郎(ja0343)が颯爽と現れ、親指を立てる。
「久遠レッド、遅れて申し訳ありません。何処も怪我はしていませんか?」
「正義のヒーロっていうのはちょっと遅れて登場するものさね。とはいえ間に合ってよかったよ」
 続いて登場したのは久遠イエローことユウ(jb5639)と久遠シルバーのアサニエル(jb5431)。少年とレッドが無事であることを確かめると、ほっと胸をなでおろした。
「グォオオオオ」
 一気に六人に膨れ上がった久遠マンの背後でディアボロが咆哮を上げる。
 戦う気は十分。そんな気配を見せる怪物の背後から、白銀の槍を持った黒百合(ja0422)が影のように現れ、鮮やかな奇襲でディフェンスタイプのディアボロを弾き飛ばした。
 ほぼ同時にピンク色の人影がデパートの吹き抜けから落下しつつ翼の生えたディアボロへ殴りかかる。すさまじい衝撃とともに怪物は宙を舞った。
「久遠ピンク! 参上なのであります!」
 と勢い良く名乗りを上げたのは天水沙弥(jb9449)。その隣で黒百合が腕を組んだ。
「全員集合する前に戦闘を始めようなんて無粋な真似はさせない!」
 声は元気な女子なものであるが、その口調は男役の久遠グリーンになりきっている。
「みんな、行くぞ!」
「おう!」
 正太郎のかけ声に応じて真一が飛び出していく。目標は硬質な装甲をまとったディアボロだ。
「あれ……?」
「どうしました」
 不審そうに首をひねっている久遠レッドに叶伊が声をかける。
「いや、まだ足りない気がするのだが……」
「ご心配なく。これも作戦です」
 そう言ってのける叶伊の視線は柱の裏側にひそむ一つの気配を捉えていた。


●戦闘開始

 地上タイプのディアボロ、アルマジロンに向かっていくのは三人。先行していた真一が拳を打ち込むが、甲羅のような背中に阻まれる。
「なるほど、確かに見た目通り頑丈だな。だが、やりようはあるぜ!」
 ヒリヒリと痛む拳を再び振り上げる。
 幼い頃からヒーローを目指して修行に励んできた。久遠ゴールドに変身した今、少年の期待を裏切る訳にはいかない。そんな信念が強い想いとなってアルマジロンの装甲を貫通する。
「子どもたちの夢を壊す怪物はこの久遠ゴールドが倒す!」
「ゴールド! 助太刀するのであります!」
 ピンクの衣装に身を包みながら、豪快に沙弥がタイミングを合わせて掌底を叩き込む。二人のヒーローの合体技に、アルマジロンの身体が転がっていく。
「久遠プッシャー! であります!」
「いい技だピンク!」
「ゴールドこそ素晴らしい一撃であります!」
 互いに賞賛する真一と沙弥。本名で呼び合わないのは暗黙の了解である。
 アルマジロンが丸まりながら転げた先に、まるで打合せたかのように黒百合が待ち構えていた。緑色の久遠マスクの下でニヤリと微笑む。
「輝け、燃え上がれ、俺の久遠の魂! 必殺……グリーンキャノン!」
 黒百合の両手から緑の弾丸が発射される。
 吸い込まれるようにアルマジロンに命中し、ディアボロは苦しそうな呻き声を上げた。よろけながら反撃しようとするが、鋭い爪は空を切った。
「悪の瞳に俺は映らない! 少年の夢は久遠マンが守る!」
 陽炎のように攻撃をかわし、背後からさらにビームを浴びせかける。派手な火花を散らしながらアルマジロンは吹き飛んだ。


 ヒーローたちが奮戦する反対側で、空中戦が繰り広げられようとしていた。
 飛行型ディアボロ――コンドルンを追って、正太郎とユウが飛翔する。先に仕掛けたユウが銃弾を放つが、コンドルンは狭い空間を巧みに旋回して回避した。
「すばしっこいですね。銃撃が届きにくいかもしれません」
「ならば直接叩きこむまでだ!」
 正太郎は速度を上げ、コンドルンの背後に肉薄する。
 掌底に闘気を集中させ渾身の一撃を見舞おうとした瞬間、敵の姿が消えた。
「なに!」
「ブルー! 後ろです!」
 ユウの言葉に気付いて振り返る。戦闘機がストールするようにコンドルンが失速し、見失ったのだと気付いたときにはすでに攻撃態勢に入っていた。
 軽そうな体躯に見合わず重たい拳のラッシュが正太郎のガードの上からダメージを与えていく。
「くっ、このままでは……」
「くおーん」
 さらに頭上から声がした。ユウが見上げると、デパートの三階部分から美しい宙返りをしながら落ちてくる白いスーツの仲間が足を突き出す姿勢に移行していた。
「キークッ!」
 不意をつかれたコンドルンの頭を直撃した強烈なキックが、一気に地面にまで墜落させる。反動を利用してうまく着地した松永 聖(ja4988)はピシリと右手を掲げてポーズを決めた。
「オホンッ……久遠ホワイト、此処に見参よっ!」
 久遠マン最後の戦士がここに爆誕したのである。ホワイトたるもの味方のピンチに駆けつけたいという持論と、敵の戦力を分析するため物陰に隠れて観察していたのである。
「ありがとうホワイト。危ないところを救ってもらった。データは集められたか?」
「当然! さあ、翼が使えないうちに片付けちゃうわよっ!」
「この日のために用意してきた新技がある。それまで時間を稼いでくれ!」
 正太郎は深く息を吐き、意識を集中させていく。実践で使うにはまだ不安定なところがあるのだ。だが、仲間たちがいる場所でなら、成功できる自信があった。
「今度こそ逃しはしません。久遠ガン!」
 販促よろしく特別に名付けた銃をユウが撃ちこむ。物陰で見守っている少年の顔が憧れに輝いた。
「あたしを放っておかないでもらいたいね。動きづらいスーツのせいで出遅れたよ」
 後方支援にまわっていたアサニエルが胸元を気にしながら銃を構える。パッツンパッツンのスーツは悪の女幹部の役割と相場が決まっているが、久遠シルバーは例外である。
「夢を守るのは大人の仕事さね。よく見ておきな」
 アサニエルの放った弾丸は、ユウの攻撃をかいくぐって起き上がろうとしていたコンドルンの翼を正確に射ぬいた。
「あとは頼んださね、ブルー」
 色っぽく投げキッスをしたアサニエルの視線の向こうで、正太郎が駈け出した。
 青いアウルの炎をオーラのようにまとっている。その勢いのまま肘打ちからの膝蹴りをコンドルンの胴体に直撃させると、怪物は図ったようにアルマジロンがうずくまっている場所に飛ばされていった。
「ここは一気に決めるわよ! あたしの分析によれば、みんな一緒に力を合わせれば倒せるはずっ!」
「おっと、その前にアレをやらせてもらおうか!」
 軽妙なステップで戻ってきた黒百合がパチンと指を鳴らすと、どこからともなく心沸き立つようなBGMが流れてきた。
「アレを……やるんですか」
「ヒーローたる者、名乗りは必須であります!」
 どこか気恥ずかしそうな叶伊の肩を沙弥がピョンピョンと跳ねながら叩く。二人の身長差は大人と子どもほどもあるのだ。
 久遠マンとなった八人は一列に並ぶと、それぞれが練習してきた台詞を堂々と言い放った。

「青龍の撃退士、久遠ブルー!」

「守護の撃退士、久遠イエロー!」

「忍殺の撃退士、久遠グリーン!」

「純心の撃退士、久遠ピンク!」

「修練の撃退士、久遠ブラック!」

「修羅の撃退士、久遠ホワイト!」

「爽風の撃退士、久遠シルバー!」

「閃光の撃退士、久遠ゴールド!」

「レッドも来るであります!」
「そうだよ! リーダーがいないと格好付かないわっ」
 突然の出来事にあっけにとられていた久遠レッドを沙弥と聖が隊列の中心に据える。レッドは戸惑いながらもビシリと決めてみせた。

「地元の戦士、久遠レッド!」

 そして、自然と呼吸が合わさる。

『九人揃って久遠マン! 此処に参上!』

 どこからともなく爆炎が上がり、久遠マンの口上を彩った。

「すごい! 久遠マンは九人もいたんだ!」
「ああそうさ! あとは俺達に任せておけ。レッドは少年を連れて後ろに下がっていてくれ」
 真一が避難を促すが、少年は首を傾げた。
「……あの怪物、なんだか大きくなってるよ」
「なんだと!?」
 さすがに九人ともなると名乗るだけでも時間がかかる。その間にアルマジロンとコンドルンが合体し、一体のディアボロに変化していた。
「こちらがポーズを決めている隙に巨大化するとは卑怯な!」
 黒百合が憤る。世の中には破ってはいけない暗黙の了解というものがいくつか存在する。ディアボロに人間のルールは通用しないということか。
「まだダメージが残ってるわ。例の必殺技で仕留めるわよ!」
 聖の呼びかけに、全員が頷いた。


●止めの一撃

 久遠レッドの正体は地元の青年である。勿論巨大ロボットも持っていなければ秘密基地を所有しているわけでもない。合体したディアボロを倒すためには全員で力を合わせる必要があった。
「まずは弾幕! 久遠マシンガンの用意はいいわね!」
 聖の指示に従って、飛び道具を武器とする面々が嵐のごとく弾丸を浴びせかける。
「アウルマックスモード! 俺の全力を喰らえ!」
 ノリノリな久遠グリーンこと黒百合の手から砲撃が放たれる。デパートを破壊しないように配慮された軌道はすべて巨大化ディアボロに命中していく。
「逃がすわけにはいきません。被害が拡大する前に、ここで確実に倒します。これ以上子どもたちに怖い思いをさせたくありませんから」
 固い決意の言葉を口にしたのはユウだ。銃声がデパートに響く度、ディアボロがのけぞっていく。
「戦闘はショーじゃない……でも、仕事だ」
「誰かの夢を守れるのなら、それがヒーローなのさね。違うかい?」
「夢を――守るですか」
「人間大事なものはいくつもある。そりゃ一番大切なのは命だろうけど、あたしが守りたいのはそれだけじゃないよ」
 アサニエルに諭され、叶伊は考えこむ。誰かを守ることの意味は、ひとつではないのかもしれない。
「正義のヒーローはいつだって憧れなのであります! 自分は少しでもそういう人に近づきたいと願っているのであります」
「ま、難しいことは考えずにさ、たまには格好つけても悪く無いって思えばいいさね」
 アサニエルと叶伊の銃撃に合わせて、沙弥が衝撃波を飛ばす。
 まさしく弾幕となった合体技はディアボロに行動の余地を与えない。間隙を縫って、聖は死角に回っていた。
 鎖鎌を投擲し、翼を封じながら身動きをとれなくする。さらに鎖を握る手に力を込め、ディアボロの弱点を露出させる。
「いまよっ! ブルー、ゴールド!」
 聖の叫びと同時に、二つの影が空中で一回転する。
 ヒーローとして今まで何度か一緒に活動したことのある仲間同士、タイミングは完璧だった。
『久遠ダブルキーック!』
「グォオオン……」
 真一と正太郎の想いの詰まったキックがディアボロを貫通する。
「久遠ヶ原の平和は――」
「俺達が守る!」
 決め台詞を言った途端、二人の背後でディアボロが盛大に爆発した。


●エピローグ

「ありがとう、君たちのおかげで救われた。少年の母親は私が責任をもって探しだそう。改めて礼を言わせてほしい」
 久遠レッドが深々と頭を下げる。
「なにを言ってるんだレッド、君は立派に少年を守ったじゃないか」
「そうだよっ。さすがあたし達のリーダーね!」
 黒百合の言葉に、聖が同調する。
「貴方の勇気が少年を救ってくれました。この子にとって貴方は最高のヒーローだと思いますよ」
 ユウが優しく微笑みかける。マスクを着用しているため表情は見えないが、その思いやりは確実に伝わっていた。
「なんと……」
 久遠レッドが鼻声になる。
「あなたが泣いてどうするのですか」
 叶伊が苦笑しながら言った。その隣で、屈みこんで少年と目線を合わせた真一が頭をポンポンと叩いた。
「君も誰かを守れるような男になるんだぞ、少年」
「うん! 大きくなったら絶対に久遠マンになる!」
「だとすれば、スーツを増やさなければならないな」
 正太郎が呟く。あとは何色が残っていただろうか。あるいは色にとらわれない立ち位置もいいかもしれない。
「それじゃ、この辺で退散させてもらうさね。早く大きくなって好きな女の子の一人も守れるようになるんだよ」
 アサニエルが踵を返す。ディアボロを片付けたからには長居は不要だ。颯爽と消えるのがヒーローの矜持でもある。
「うん! 約束するよ! ピンクみたいな女の子を守れるようになる!」
「じっ、自分は男でありますっ!」
 賑やかな笑い声がデパートに木霊した。
 こうして久遠マンの活躍により、街の平和と、少年の夢は今日も守られたのであった。


依頼結果

依頼成功度:大成功
MVP: 天拳絶闘ゴウライガ・千葉 真一(ja0070)
重体: −
面白かった!:5人

天拳絶闘ゴウライガ・
千葉 真一(ja0070)

大学部4年3組 男 阿修羅
蒼き覇者リュウセイガー・
雪ノ下・正太郎(ja0343)

大学部2年1組 男 阿修羅
赫華Noir・
黒百合(ja0422)

高等部3年21組 女 鬼道忍軍
撃退士・
仁良井 叶伊(ja0618)

大学部4年5組 男 ルインズブレイド
闇に差す光輝・
松永 聖(ja4988)

大学部4年231組 女 阿修羅
天に抗する輝き・
アサニエル(jb5431)

大学部5年307組 女 アストラルヴァンガード
優しき強さを抱く・
ユウ(jb5639)

大学部5年7組 女 阿修羅
輝光戦隊ゲキタイジャー・
天水沙弥(jb9449)

大学部2年245組 男 阿修羅