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マスター:スタジオI
シナリオ形態:イベント
難易度:普通
参加人数:25人
サポート:1人
リプレイ完成日時:2015/01/05


みんなの思い出



オープニング

※このシナリオは初夢シナリオです。オープニングは架空のものであり、ゲームの世界観に一切影響を与えません。


 ある遺跡で数枚の石板が発掘された。
 その石板に曰く、現在久遠ヶ原島のある海域に数十万年前、同じような大きさの島が存在したのだという。
 発掘した学者はこの島を、原始久遠ヶ原島と呼ぶ事にした。
 さらに驚くべき事を、石板は示していた。

 この島には二つの部族が国を造り、争っていたのだという。
 一つは、きょぬー族。
 島の北側にある山に、大集落を作っていた。
 女王を頂点とする女性主権部族であり、徹底的な階級制度により治められていた国家だったのだという。
 その階級を分けたのは、胸の大きさ。
 最も大きな胸を持つ者が女王となり、部族全体を統治。
 女王以外も胸の大きな順番に権力を持ち、胸の小さな者は大きな者に絶対服従しなければならない“胸の掟”により栄えた国だったという。

 その“胸の掟”の支配から逃れるべく、胸の小さな女性たちを中心に決起して作られた、いわば亡命政権が、ひんぬー族。
 きょぬー族の住む山から南。 島中央の盆地を隔てた先に或る半島状の平原に大集落を作っていた。
 この部族は“胸の大きさに貴賤はない、大きくても小さくてもおっぱいは偉大”――という思想を元に起ち上げられた。
 平等主義であり、国内の政は全て話し合いと、多数決によって定められた。
 現代の民主主義に繋がる思想が、すでに数十万年前に存在した事は、実に驚くべきことである。
 この原始平等思想を“ぺたーん思想”と呼ぶ。
 だが、このやり方は迂遠であり、大切な事をスピーディに決められないのは当時も今も変わらない。
 きょぬー族の争いでは、“ぺたーん思想”が足かせとなり、苦杯を舐める事が多かったと考えられている。

 では、こういった女権社会の時代、この島の男性たちはどうしていたのであろう?
 まずひんぬー族に属した男性。
 こちらは、“ぺたーん思想”の恩恵を受け、女性と同等の地位を得ていたと考えられる。
 一方、きょぬー族に属した男性は、おっぱいがないために常に最下層。
 よほどのどすこい体型でもない限り、奴隷同然の扱いを受けていたらしい。
 それに耐えられず、ひんぬー族に亡命する男性も多かったのだという。
 ならば、全男性がひんぬー族に亡命してもおかしくなさそうなものだが、やはりそこは男である。 
 大きいおっぱいに代えがたい魅力を感じる者や、Mっ気のある者はきょぬー族内で、女性たちの下僕として働き、一生を終えたと考えられている。
優秀な子孫を残せそうなひんぬー族の男性を、罠などで捕えてモノにするような風習もあったようだ。

 また、胸の小さな女性が必ずしもひんぬー族に亡命したわけではなかった。
 きょぬー族で低い扱いを受けていても、大きな獲物を仕留める、ひんぬー族の男性を捕える、新しい文化を開発する、などで功績をあげれば女王に謁見する事が許された。
 その謁見で、女王に秘法を受け、それにより胸を大きくすることが出来たのだという。
 下剋上の野望に挑む事が可能だったのだ。

 原始久遠ヶ原島に関する石板は、まだ解読中であり全てが解明されているわけではない。
 二大部族がどう争い、結末はどうなったのか?  
 それらを知るには、時間をかけ研究の成果を待つしかないのだ。
 今は目を閉じ、かつてこの久遠ヶ原島と同じ場所にあった原始久遠ヶ原島の、そこで生活していたキミたちの先祖かもしれない人々の息吹に想いを馳せようではないか。


リプレイ本文


 今を遡る事、数十万年。
 原始久遠ヶ原島北部の山の中腹にきょぬー族の里はあった。
 その最奥にある洞窟、女王の御所の門前に毛皮姿の女戦士が来ていた。
 撃退士・黒神 未来(jb9907)の祖先と考えられる女性・ミライである。(以降、特記ない限り、本文中では登場人物を直系子孫と考えられている者の名で記す)
 ミライはきょぬー族としては、胸が小さかった。
 虐げられ、武器の使用も許されず素手で戦う身分だった。
 「ミライ、何用だ? ここは女王の御所なるぞ」
 入口前で牝牛の頭骨を加工して作った眼鏡をかけた女性に呼び止められる。
 女王の侍女、ポーシャ=スライリィ(jb9772)である。
「今日は女王様に呼ばれてきたんや、里を荒らしとったサーベルタイガーをバックドロップで仕留めたやろ? そのご褒美を貰えるんや」
「ほう、今度こそ胸が大きくなるとよいな」
 実はミライ、何度も戦いや狩りで功績をあげている。
 乳神様の儀式を受け、現在でいうDカップまでは成長した。
 だが、それ以上は、全く大きくならない。
 権力は神により乳に与えられる――これがきょぬー族を支える、乳の掟である。
 王権授乳説と、ポーシャは呼んでいた。
「そうなってくれんと困るわ。 ところでキミ、なんで乳にまで眼鏡をかけとるんや?」
 ポーシャが毛皮と動物の腱をなめして作った乳当てを付けている事に、未来は注目した。
「これは、ぶらじゃーというものだ。 私が先日発明した」
「へえ、跳ぶのも走るのも楽になりそうやね」
 ミライがそう言った時、洞窟の奥から声が響いた。
「そこにおるのはミライか? 入りたもれ」
 女王、切金 凪(jc0218)の声である。

「戦士よ大儀であったのじゃ。 その功績を讃え秘法を施すのじゃ」
 凪はこの時、まだ十歳にもならない。
 先代女王だった母の死により、新女王に就任したばかりだ。
 童女にも関わらず、バストサイズはきょぬー族で最も大きく、120センチ近い。
 これは凪の母が、娘に女王の座を継がせるため、秘法を施し続けた賜物だと言われている。
「おおきに! ところでなんでアイリスクンがなんでここにおるんや?」
 御所には、すでに金髪の少女、アイリス・レイバルド(jb1510)が来ていた。
 アイリスは、ミライよりさらに胸が小さい。
 本来、御所に呼ばれる格の存在ではなかった。
「新しい武器を作った」
 アイリスは、毛皮に石と砂をつめて作った道具をミライに見せた。
 持ち手の部分が束ねた蔓で作られており、石を遠くまで投げられる構造になっている。
 後に古代アッシリア人が戦争に使用したスリングという投石器に酷似しており、その源流ではないかと言われている。
「飛び道具かいな、これは強そうやね」
「接近戦用もある」
 今度はスリングを石槍の棒に括り付けたものを見せる。
 これは、モーニングスターの原型と考えられる。
 武器は、それを使わせてもらえないミライにとっては憧れだった。
「今日の儀式で胸が大きくなったら、ウチもこれを使わせてもらえるはずや」
 祭壇を見つめる未来の目には、切実な思いがあった。

「ポーシャ、種火をここに」
「はっ」
 ポーシャが祭壇にくべた種火は、この山の頂にある聖なる岩山に、雷が落ちた時に授かった物。
 代々の女王がこれを守り、神呼の儀に使用していた。
 女王・凪が祭壇の前で、唄い踊り始める。
「ぼよぼよ どったぶら ぷるんぷるん ぼよぼよ どったぶら ぷるんぷるん」
 すると、祭壇に白煙が満ちた。
 煙の中から、弥生時代風の衣装を着た一組の男女が歩み出てくる。
 乳神様と、その従者である袋井 雅人(jb1469)である。
 乳神様は、とてつもなく巨大なバストを持っている色白の少女であり、そのサイズは女性の身長にも匹敵したと言われている。
 現代の乳神様と呼ばれている撃退士・月乃宮 恋音(jb1221)と何らかの関係があるのではないかと言われており、研究が急がれる。
「女王、何用ですか?」
 寡黙な乳神様に代わり、袋井が尋ねた。
「ここにおるミライとアイリスが、新しい戦闘術を開発したじゃ、その功績を讃え、聖乳を授かるようお願いしたい」
 袋井は、嘆息した。
 袋井は人間であり、元ひんぬー族の戦士である。
 きょぬー族との争いで記憶喪失になり、彷徨っているところを乳神様のお慈悲により拾われた。
「戦闘術ですか。 乳神様は戦争を心から嘆いておられます。 代表者同士の話し合いで解決出来れば良いのにと……」
「そうはいかぬ、ひんぬー族は乳神様への信仰を捨て、“ぺたーん思想”なる邪教に走った」
 すると、乳神様がお言葉を下された。
「……袋井の申す通りじゃ……これ以上、信仰心が薄れると妾の胸は抑制が効かなくなり、爆発を起こしてしまう……この島ごと、全てが消え去るのじゃ……」
 恐ろしい神託を残され、乳神様と袋井は再び煙の中に姿を消した。

 残されたのは、二つの神器に満たされた聖乳。
「ミライよ、アイリスよ、聖乳を飲み、さらに力を付けるがよい、ひんぬー族の不信心どもを征伐し、乳神様の偉大さを思い知らせてやろうぞ」
 ポーシャの言葉に従い、並んでミルクを仰ぎ飲む二人。
 アイリスの胸が瞬く間に膨らみ、Eカップにまで至った。
「ふむ、即効性とは興味深いな」
 一方、ミライのそれは変化の気配がない。
 Dのままだ。
 希望が絶望に代わり、うなだれるミライ。
「ミライよ、聖乳を飲んでも膨らまぬとは、やはりそなたの一族には信心が足らぬのではないか?」
 女王の言葉に、絶望は激昂へと変わる。
「そんな事ない! おかんも、おばあも命がけで戦ってきたんや! 何で大きくならへんのや!」
 泣きながら御所を飛び出すミライ。
 その足は、ひんぬー族の里へと向かっていた。
 

 この時期、ひんぬー族に転向したのは一人だけではない。
 夜雀 奏歌(ja1635)の先祖、ソウカ。
 元きょぬー族であり、先日までは、次期女王最有力候補としてて凪と競っていた巨乳幼女だった。
 だが、本人は女王制に反発を示した事から、天罰を受けひんぬーにされてしまったのだ。
 この天罰は呪いとなり、子子孫孫まで続いているとされている。
「うみゃー! 女王と乳神の首をとってやるですー!」
 この日、ソウカは森の中で荊の蔦と木の棒から産み出した新しい武器、“鞭”の練習をしていた。
 木に向かってビシビシやっていると、背後から声をかけられた。
「それ、すっごいねー! メラメラを点けたらもっとすっごくなるんじゃないかなー?」
 イリス・レイバルド(jb0442)、ひんぬー族の金髪幼女である。
 メラメラは即ち、火を意味する。
「きっともっと、獣を狩れるようになるよ」
「獣を狩るですか? 食べるですか?」
「牙を武器にするんだよ! ひんぬー族は数が足りないからね、質のいい武器で数を補わないと勝てないと思うよ」
 この時代、きょぬー族とひんぬー族の比率は16:9だったと言われている。
 ひんぬー族は亡命者の集まりであった事、またひんぬー相手だとイマイチ、ムラムラが起こらない男が多かった事がひんぬー族人口停滞の原因だと言われている。

「勝たねばならぬ! 勝たねばならぬのだ!」
「きょぬーに、勝たねばならぬですー!」
 叫びながらイリスは木を擦り合わせ始めた。
 汗だくになり、ようやく火が起こる。
「出来た! 鞭にこのメラメラを点けるんだ!」
「うみゃー! 凄いのです! パワーアップしたのです!」
 炎の鞭を振り回す奏歌。
 だが、蔓で出来た鞭はあっという間に燃え尽きてしまう。
「消えちゃったのです」
「だめかぁ……お姉ちゃんがひんぬー族に来れば改良してくれると思うんだけど」
 イリスの姉は、きょぬー族においてスリング等の画期的な武器を開発したアイリスである。
 お姉ちゃん子であるイリスはひんぬー族に出奔する時に、姉を強く誘ったのだが、アイリスは“ぺたーん思想の行方を少し離れて観察したい”と言い、付いて来てくれなかった。
 寂しいので、何とかして姉を奪還したいと思っている。
「でも、イリスちゃん神様じゃないのに火を起せるなんて、凄いのです」
 乳なき胸を張るイリス
「えっへん! これはね、鏡花くんに習ったんだよ」

 鳴海 鏡花(jb2683)は、ひんぬー族随一の狩人だった。
 この日も獣の谷でマンモスを狩っていた。
「打倒きょぬー!!」
 その掛け声で石槍を繰り出し、マンモスを突く。
 巨乳への憎しみが、ひんぬー族の戦闘力を増すのだ。
 人一倍巨乳を恨む鏡花は、誰よりも多くマンモスを狩る事が出来た。
「燃えろきょぬー!!」
 木を擦り合わせて火を起す速度も、イリスとは比にならない。
 鏡花の炎は、憎しみの炎。
 マンモスを焼き、きょぬー族打倒に備えた食料を生産し続けた。
「きょぬー族などに負けぬ! 乳はでかければ良いというものではない! そのことを叩き込んでやるわ!」
 ガシガシと肉を食う鏡花。
 鍛えられたその巨体は、原始の豪勇そのものだった。

 ひんぬー族において鏡花と双璧といえる武闘派が、エルレーン・バルハザード(ja0889)。
 鏡花が獣を狩るのに対し、エルレーンはきょぬー族を狩る。
 エルレーンはぺたんこゆえ、きょぬー族にいた頃、酷い差別を受けた。
 きょぬーへの憎しみは深い。
 四つん這いの獣のような格好で物影に潜んで、きょぬー族が来るのを待つ。
「┌(┌ ^o^)┐<きょぬー……コロスゥ……」
 きょぬー族の女性が近づいてくると、片乳を引っ張る。
 引っ張って“たれちち”にしてしまうのである。
 圧倒的握力! 苛烈な精神!
 胸に邪魔なものがついてないから動きも素早い! Ξ┌(┌ ^o^)┐

 そんな事が出来るのなら、素直にきょぬー族を殺せばすんだのではという声が学会であがり、エルレーンの行動は長らく謎とされてきた。
 だが、近年になり、男性の巨乳に対する幻想を打ち砕くための行動ではないかという学説が出され、話題となっている。
 大多数の男性は、たれたちちに価値を感じないため、それを見ると巨乳に対する性欲が衰える。
 きょぬー族の繁栄を妨げるための、遠大な計画だったのではないかという見解である。
 エルレーンが、一日一回はきょぬー族の里の向かって、
「┌(┌ ^o^)┐<全員たれろなのっバーカ!」
 と叫んでいたという記述も発見され、呪術的な意味合いが見られるため、先の学説の裏付けとなっている。


 このように必死なひんぬー族に対し、きょぬー族上層部は優雅な暮らしを送っていた。
 きょぬー族にあって、貴族に相当する地位にあった桜井・L・瑞穂(ja0027)はその一例である。
 彼女は三世代前の女王の孫娘であり、乳神様の聖乳を一滴も舐めないまま100センチを遥かに超える豊乳を誇っていた。
 当代女王である凪ですら、聖乳を飲まねば100センチに届かない。
 そのため、瑞穂こそ女王に相応しいのではないかという派閥が出来、瑞穂自身も玉座への野心を密かに抱いていた。

 この野心を隠すため、瑞穂はある人物に協力をさせていた。
 帝神 緋色(ja0640)である。
 一見、少女にも見えるほど美しい少年だ。
 きょぬー族において、男性は常に最下層。
 貴族である瑞穂から見れば、ペットという扱いである。
 この日も瑞穂は、湖で緋色に体を洗わせていた。
 葉っぱ一枚というあられもない姿。
 ペット相手に恥じらいを抱く必要はない、そんな精神を顕そうとしていた。
「ほらしっかり、みがきなさい」
 緋色の手で自らの身体を、丹念にマッサージさせる。
 大きな胸が、さらに大きくなるように、他の部分も胸を引き立たせるように
 丁寧に、執拗に洗わせる。
「んっ、そう……あっ」
「フフッ、変な気分になっちゃった? 瑞穂、可愛い」
「いけませんわ、緋色」
 喘ぐ瑞穂。
 耳元に、甘く囁く緋色。
 地位的には貴族とペットなのだが、いつしか立場が逆転してしまっていた。
 元々は、凪派の目を欺く工作だったのだが、本気になってしまったらしい。

 そんな二人の甘い時間を、凶弾が切り裂く。
「ひゃっはー、乳狩りじゃーー!」
 ひんぬー族の戦士、アリス セカンドカラー(jc0210)である。
 丈夫な蔦を集めて束ねたロープをブンブンと振り回し、ひんぬー族の子分と共にじりじりと包囲をせばめていく。
 言動といい武器といい、あまりにも三下雑魚臭いため、アリスは長らく創作上の人物と考えられてきたが、近年の研究により実在した事が証明されている。
「げっとあぐろーりー☆(すべての乳をこの手に)」
 この発言は、アリスが巨乳を憎んでいたのではなく、むしろ愛しており、捕縛して手籠めにしようとしていた現れだとされている。
 あわよくば乳神様を捕え、その乳を直呑みしようという野望さえ抱いていたようだ。
「貴方だけでもお逃げさない、緋色」
 瑞穂は貴人たる気高さで、緋色を逃がそうとした。
 だが、緋色は瑞穂の前に出る。
「僕が瑞穂を守る」
「いけません!」
「僕は死なない、瑞穂を愛しているから」
 気丈な緋色だが、丸腰である。
 ワンピース風の毛皮しか身に着けていない。
「アリスのお頭! こいつ、女だと思ったら男ですぜ!」
「原始男の娘ですって!? こいつはレアものよ!」
 舌舐めずりをするアリス。
 六人のひんぬー族が、瑞穂たちを完全包囲し、蔦の縄を振りかざす。
 万事窮す! 
 そう思われた時、
「そうはさせんぞ! 悪党ども!」
 二人の男が飛び出してきて、アリス一味の前に立ち塞がった。
「何者!?」
 恐竜の頭骨を被った男が名乗った。
「龍神の化身! リュウジンガー!」
 もう一人の男は、剣虎の頭骨を被っている。
「獣神の化身! ジュウシンガー!」
 二人の男は神を名乗ると、跳び蹴りや、三角絞めを操り、瞬く間にアリス一味を蹴散らした。
「覚えてらっしゃい!」
 三下丸出し捨て台詞を残し、逃げていくアリス一味。
 それを見送ると二人組の男は被っていた頭骨を外す。
「大丈夫ですか?」
「キミたちは!」
 雪ノ下・正太郎(ja0343)と、雪ノ下正光(jb1519)の兄弟だった。
 きょぬー族の奴隷戦士である。
「間に合ったみたいね、よかった♪」
 長身の女性が、瑞穂に匹敵するほどの巨乳を揺らしながら、木陰から出てきた。
 雁久良 霧依(jb0827)、きょぬー族の呪術医であり、その知性と巨乳から数年前まで女王候補と目されていた女性である。
 瑞穂とも、かつてはライバルだった。
「ありがとうございます、しかし、霧依たちがどうしてここに?」
「正光と水浴びをしようと思ったら、可愛い幼女がこっちに向かってくるのを見つけたの♪ 正太郎にも手伝ってもらってペットにしようと後を追わせたのよ♪」
 可愛い幼女というのはアリスの事であろう。
 確かに可愛い、見た目だけは。
「この世の幼女は全て私のものにしたいのよ♪ ああ、想像したら体が火照ってきちゃったわ♪ 正光、マッサージして♪」
 葉っぱ一枚の巨乳に、正光の頭を押し付ける霧依。
「もっと力入れて……ああんっ♪ ……ふふっ、いい子ね」
 甘やかな声をあげ始める霧依と正光。
「用が済んだようなので俺は帰ります」
 弟を置いて、寂しそうに帰っていく正太郎。
「瑞穂、僕たちも帰ろう」
「そ、そうですわね」
 霧依が女王候補を外されたのは、あまりも破廉恥なその言動のため。
 人のふり見て我がふり直せ。
 瑞穂と緋色は、湖での甘い逢瀬を控える事にした。


 数日後、ひんぬー族の里には不審な人物が現れていた。
「ここだけの話だけど、乳神様から頂いた神薬があるんだよ」
黒い乳薬を示す、ぺったん美幼女、不破 十六夜(jb6122)。
「これを飲んで、きみもきょぬー族の里に来ないか? 高い地位に付けると思うよ」
「うみゃー、怪しいです! そんな事言ったって、貴方もひんぬーです!」
「じゃあ、飲んで見せよう、ほら」
 黒い乳薬を飲んでみせると、十六夜が胸の辺りでパチッと弾けた音がした。
 たちまちのうちに、ロリひんぬーが、ロリきょぬーになった。
「す、すごいのですー!」
 アホ毛を逆立てて興奮するソウカ
「あまり量がないから皆にあげられないけど、熱心に話を聞いてくれたきみだけにあげるよ」
 十六夜から乳薬を受け取る奏歌。
「みんなには内緒だよ。 きみだけ特別なんだから」
「これで、きょぬーに戻るです!」
 奏歌が乳薬を口に含んだ時だった。
「待ちなさい!」
 十六夜と同じ顔をした、ぺったん美幼女、雫(ja1894)が現れた。
 木の枝をハミ代わりに、蔦を手綱代わりに付けた剣虎、即ちサーベルタイガーに騎乗している。
「またそんなものを! 貴方が作った代物で私が何度死に掛けたか、忘れたとは言わせませんよ」
「あれ? 自分が貰えなかったからって嫉妬かな、姉者? まったく、胸が貧しいと心まで貧しくなるんだよ」
 十六夜と雫は姉妹である。
 だが、十六夜の胸だけがいつしか一方的に大きくなり、きょぬー族に逆亡命したのだ。
「姉より優れた妹はいないと、痛みで教育してあげます」
 手綱を引き、剣虎の牙を十六夜に突き立てようとする雫。
 だが、剣虎は言う事を聞かない。
 戦うどころか、雫を乗せたまま見当違いな方向に走っていってしまう。
「こら戦うのです! 裏切り者の妹を懲らしめるのです!」
「御機嫌よう姉者。 また遊んであげるよ!」
 笑いながら逃げ去っていく十六夜。

 しばらくして、ひんぬー族の仲間たちが曲者の侵入に気付き駆けつけた。
 だが、現場には胸が腫れ上がり、苦しそうに呻く奏歌しか残されていなかった。

「これは酷い腫れじゃ、毒薬じゃのう。 しばらくすれば治まるとは思うが」
 ソウカは渡来人、八塚 小萩(ja0676)の洞窟に運び込まれ、寝台に寝かされていた。
「で、でも、あの娘の胸はボンって大きくなってたです!」
 十六夜の胸が急に大きくなった衝撃が忘れられないらしい奏歌。
「それだが現場に、この蔓が落ちていたぜ」
 色黒の男、ジョン・ドゥ(jb9083)が、束になった蔓を摘まみあげた。
「元から大きい胸をこいつで縛って小さく見せかけ、薬を飲むふりをしながら蔓を外したんだろうぜ」
「うみゃー、騙されたですぅ!」
 ジョンはひんぬー族の研究者である。
 ひんぬー族には、ひんそーな胸を守るための物が必要と考え、盾を開発した男だ。
 彼とよく知識の交換をしていたのが、渡来人の小萩。
 大陸の知識を持っており、農耕文化なども里に伝えてくれた。

 そうしていると、洞窟の入り口から雫が入ってきた。
 全身、ボロボロになっている。
「育つ時も垂れる時も一緒だと誓い合ったのに……あの、裏切り者」
 妹への未練が、口から零れる。
「雫よ、さきほどの剣虎はどうやって用意したのじゃ?」
 もう剣虎は連れていない、そちらにも逃げられてしまったようだ。
「蔦の両端に石を付けたボーラを作って投げつけ捕えたんです、その後は餌で釣って調教したつもりなんですが」
「そいつぁ、無理があるぜ、奴らはデカい猫みたいなもんだ、気紛れで人の言う事なんか聞かない」
 ジョンに言われ、ガクリと肩を落とす雫。
「じゃが着眼点は悪くない、要はもっと従順で騎乗に適した動物を調教すればよいのじゃ」
「というと?」
「そうじゃな、この島に住む生き物だとマンモスとか」
「あの大きくてモフモフした奴ですか」

 半刻後、洞窟に大小二つの影が呼び出された。
「ふむ、今まで狩り続けたが、よく見るとマンモスはモフモフでござる!」
「モフモフ計画と聞いて、ボク参上!」
 大は鏡花、小はイリス。
 二人ともモフ狂いである。
「妾も協力しよう、きょぬー族との決戦には、妾もマンモスに乗り戦うつもりじゃ」
 ジョンが不思議そうな顔をした。
「小萩は渡来人だろ? どうしてひんぬー族のためにそこまでしてくれるんだ?」
  神妙な顔で頷く小萩。
「妾は大陸で津波にさらわれ、丸太にしがみついてこの島に辿り着いたのじゃ。 海岸で打ちあげられ息絶えようとしている時、妾を助け、何か月も看病してくれたのがひんぬー族の少年じゃ、その少年の恩義に報いたいのじゃ」
「そんな殊勝な奴、うちの集落にいたか?」
「妾が動けるようになった頃に行方不明になってしまってのう――今は、どこへいるのやら」
 小萩、雫、鏡花、イリスは四人で騎獣計画を進める事になった。
 権力者不在のひんぬー族では、同じ志を抱く事が団結の要になる。


 一方、十六夜は、きょぬー族の里に無事帰りつくとペルル・ロゼ・グラス(jc0873)の住処へ飛びこんだ。
「ペルルさん上手くいったよ、ひんぬー族の何人かには薬を飲ませてやった」
「おお、そいつは御苦労」
 十六夜が持っていた胸が膨らむ毒薬は、薬師の少女ペルルが調合したものだったのである。
「ご褒美だ十六夜、この果汁でも飲んでいけ」
 石の器に入った飲み物を差し出すペルル。
「変な色」
「いいから飲め。 健康になるから! 戦いの前には体作りからだ!」
「ペルルさんは飲まないの?」
「え? お、オレはさっき飲んだばかりなんだ」
 十六夜に薬を飲ませながら、ペルルはほくそ笑んでいた。
(オレぁ下らない戦争なんかなくなっちまえばいいと思うぜ……いっそみんなひんぬーになっちまえばいい! オレだけは巨乳のままで乳神になる。 戦争終了、解決だ! ゴハハハッ!)
 ペルルは、きょぬー族の仲間に度々、“胸を小さくする薬”を飲ませていた。
 脂肪を溶かす青パパイヤ、代謝を良くするココナッツ、脂肪吸収を防ぐレモン、脂肪燃焼効果のあるアボカドなど、他、色々ヤバいものを混ぜてある。
 とはいえ、健康ジュースレベルのものなので、即効性はない。
 エルレーンの“┌(┌ ^o^)┐<全員たれろなのっバーカ!”作戦同様、遠大過ぎる計画であった。

 だが、ペルルは疑似的とはいえ胸が大きくなる薬を産みだした。
 これは乳神様の真似事を、人の身で為したと言える。
 多くの宗教や神話において、人は神の似姿として創り出されたとされている。
 だとすれば神の真似事をするのは、人の本能とは言えなくないだろうか?
 様々な発明品を創造した者たち然り、荒ぶる神の力を模した戦士たち然り。
 さらには、時に神の如く寛大さを見せ、時に神の如く厳格さを見せる全ての人々然り。
 人は皆、偽の神であると言えるのだ。


 数年後、戦争に直結する事件が起きる。
 当事者の一人は、桜花(jb0392)。
 きょぬー族の元女戦士だ。
 この時すでに、怪我で引退生活に入っていた。
 きょぬー族にあってバスト90では中流。
 悠々自適に隠居とはいかず、日々を主に、弓矢作りの仕事に充てていた。
 カタパルト式投石器の原型も考えていたと言われているが、流石に複雑に過ぎ、完成しなかったようだ。
 この桜花は、ひんぬー族の少女と密会していた。
 東風谷映姫(jb4067)、ひんぬー族のスパイである。
 桜花は同性愛者であり、映姫をスパイと知りながらきょぬー族の情報を流し続けていた。
 これは映姫に籠絡されていたとも、二人の愛が本物であったとも言われている。
 ただ両者とも好色であり、やたら同族の少女たちの体に触ったり、手ごめにしていたという記録が残されている。
 お互い様な関係ではあったようだ。
 
 この夜、映姫はきょぬー族の里に忍び込み、桜花の寝所に夜這いをかけていた。
「いいお尻してるね〜食べちゃいたいよ」
 眠っている桜花のお尻を、悪戯ではむはむする映姫。
 その噛みごこちが普段と違う事に気付いた。
「なんかぼりゅーみー? 桜花、デブった?」
「誰がデブよおおおお!」
 むくっと起き上がったその顔は、桜花ではなかった。
 満月 美華(jb6831) きょぬー族の女戦士。
 胸だけなら女王候補級なのだが、他の部分にも肉が付き過ぎている由に、候補からは外されていた。
「だ、誰よあんた!?」
「きょぬ〜族の美しき戦士、美華ですわ」
 115センチの胸と、2mのお腹を揺らしながら、映姫を睥睨する美華。
「桜花は?」
「あの女はいつまで経っても怪我が治らないのでね、戦士の寝所を追い出されたの――さて、ひんぬー族が、桜花に会いに来るって、どんなご関係かしら?」
 桜花とのスパイ関係を知られてしまい、困窮する映姫。
 このまま自分が逃げても桜花はスパイ行為を知られ、処刑されてしまうに違いない。
 ならば、と美華に立ち向かう。
「絶対に巨乳は……ゆるさない!」
 石槍を、渾身の力で美華の腹めがけ突き立てる。
「おほほほ、貧弱な体ね〜」
 それを腹筋と脂肪で止め、全く通用していない事を証明するように大きなお腹をポーンと叩く美華。
 映姫は踏みつぶされ、捕えられた。

 これだけなら、桜花と映姫がスパイとしてきょぬー族に処刑され、全てが終わるはずだ。
 事を大きくしたのが、映姫の性癖である。
 映姫は普段からひんぬー族の少女に触りまくっていた。
 しかもテクニシャンである。
 癖になっちゃってた少女が沢山いた。
 ひんぬー族は多数決の国。
 “映姫を奪還するため、きょぬー族を討つべし”と声が多くあがれば、動かざるをえない。
 それでも通常ならば兵力差を理由に、会議は不戦に傾くのだが――。
「モフモフ隊、完成だっよー!」
 月明かりの下、マンモスに乗ってイリス登場。
 さらに小萩、雫、鏡花も手綱を付け、調教を終えたマンモスを従えて現れる。
 今ぞ、決戦の時!
 ひんぬー族は、きょぬー族に大規模な夜襲作戦を仕掛ける事となった。


 戦象は、夜目が効くため夜襲に適している。
 きょぬー族も戦争準備はしており、夜間の見張りもいたが、闇夜に襲ってきた巨大な怪物の突進力に、なすすべなく蹴散らされた
 アイリスが開発したスリングや、捕まる前の桜花が作っておいた弓矢も、硬い皮膚と巨体の前には通用しない。
 騎乗者を狙っても、ジョンが開発した盾で防がれてしまう。
 人口の少ないひんぬー族だが、必死さが知恵に繋がり技術レベルでは圧倒していた。
 きょぬー族女王の御所を、戦象隊が突く!
 数百年続いたきょぬー族とひんぬー族の争い。
 それはわずか一夜にして、終わるかに見えた。

 起死回生の活路を切り開かんとしたのは、破廉恥な性癖ゆえに女王候補の座から落ちた呪術医・霧依だった。
 彼女はペットの正光とともに筏で島を迂回し、ひんぬー族の里を突こうとした。
 本拠地が焼き討ちにでも遭えば、ひんぬー族は撤退せざるをえない。
 だが、上手くいかなかった。
 潮の流れまでは、把握しきれていなかったのである。
 霧依と正光は、日本本土に流され、そこで愛欲の生活を送り、数多くの子孫を残したとされている。

 戦象の入れない女王の洞窟で活躍したのは、きょぬー族からの出奔者ミライだった。
 ミライはひんぬー族の体型に合わせパンチやキックなどの打撃技術を伝授した。
 ミライ自身も投げと打撃を組み合わせ、戦いで大活躍したという。
 これが、現在に伝えられる格闘技の起源の一つである
 なおシュートボクシングは、ひんぬー族の体型がシュッとしていたことがその名の由来とされる。
   久遠書房刊“バストサイズと格闘技”より

 だが、ひんぬー族にも大きな見落としがあった。
 きょぬー族女王、凪が乳神を呼び出せる事である。
「ポーシャ! 種火を守るのじゃ!」
「はっ!」
「象だろうが、格闘技だろうが、人間が神に適うはずもない! 乳神様を呼び出し、奴らに天罰を授けていただこうぞ!」

 ポーシャの衛兵隊が奮戦して敵を食い止めている間に、凪は祭壇の間で儀を行い、乳神様を召喚した。
「女王よ、乳神様は、戦争を代表者同士の話し合いで解決して欲しいのだと申し上げておいたはず」
 乳神様の従者、袋井が悲しげな顔で言った。
「……袋井よ、仕方がありません……妾の乳が爆発して全てが吹き飛ぶよりはましなはず……ひんぬー族に天罰を与えるしか……」
 乳神様がそう告げられた時、衛兵隊を破ったひんぬー族が祭壇の間に突入してきた。
「女王! お覚悟じゃ!」
 瞬間、小萩が袋井と顔を合せた。
 二人の間で止まっていた時が流れ出した。
 袋井は元ひんぬー族の戦士。
 戦で記憶を失い、乳神様に拾われた男。
 だが、里には恋人を残していたのである。
「お主、無事だったのか!」
「小萩……」
 袋井は、小萩と涙を流して抱擁し合った。
 恋人の顔に、記憶を取り戻したのである。

 だが、さらに多くの涙を零した者がいる。
 それは人間ではない。
 だが、人が神の似姿なら、神にも人に近しい感情が宿っているのではないだろうか?
 数年を共に過ごした乳神様は、袋井を愛してしまっていたのである。
「……袋井よ、いつかこの時が来るのはわかっていました……」
 乳神様は、神と人が持つ時間が違い過ぎる事を存じられていた。
「……妾は人の世に長く居過ぎました……今宵、この地を去る事としましょう……」
 乳神様は、女王・凪に告げられた。
「……妾が去った後、“乳の掟“は消え去ります。 戦は止めなさい、これからは民の手で代表者を数人選び、それを妾の代理人として、話し合いで全てを決めるのです……これは牢に捕えてある桜花が考えていた新たな政の形……」
“立権乳主制”と呼ばれる、古代民主政体である。
乳の大きさには依らないものの、乳神様が残された権力と解釈されたのだ。
「……桜花と映姫は許してやりなさい……愛する者と引き裂かれる痛みは、今の妾にはようわかる……」
「乳神様、私は」
 涙ぐむ袋井。
「……袋井よ、そんな顔をしないで……愛する小萩と幸せに暮らしなさい……けれど、幾十万の刻が経ち、この地で互いに人として再び巡り合った時は……その時は、妾と……」
 乳神様は涙のあまり、お声を出す事が出来なくなり、そのまま人の世を去られた。
 凪が召神の儀を行っても、二度と御姿を現される事はなかった。

 その後、きょぬー族とひんぬー族の争いはなくなり、島は“立権乳主制”により長く平和に治められたとされている。
 数十万年が経ち、生まれ変わった久遠ヶ原島で、乳神様の悲恋は叶えられたのだろうか?
 それは今後、キミ達が研究して欲しい。


依頼結果

依頼成功度:大成功
MVP: ●●大好き・八塚 小萩(ja0676)
 肉欲の虜・桜花(jb0392)
 ハイテンション小動物・イリス・レイバルド(jb0442)
 群馬の旗を蒼天に掲げ・雁久良 霧依(jb0827)
 大祭神乳神様・月乃宮 恋音(jb1221)
 ラブコメ仮面・袋井 雅人(jb1469)
 深淵を開くもの・アイリス・レイバルド(jb1510)
 大切な思い出を紡ぐ・ジョン・ドゥ(jb9083)
 とくと御覧よDカップ・黒神 未来(jb9907)
重体: −
面白かった!:15人

無念の褌大名・
猫野・宮子(ja0024)

大学部2年5組 女 鬼道忍軍
ラッキースケベの現人神・
桜井・L・瑞穂(ja0027)

卒業 女 アストラルヴァンガード
蒼き覇者リュウセイガー・
雪ノ下・正太郎(ja0343)

大学部2年1組 男 阿修羅
魅惑の囁き・
帝神 緋色(ja0640)

卒業 男 ダアト
●●大好き・
八塚 小萩(ja0676)

小等部2年2組 女 鬼道忍軍
┌(┌ ^o^)┐<背徳王・
エルレーン・バルハザード(ja0889)

大学部5年242組 女 鬼道忍軍
ひんぬー連合会長・
夜雀 奏歌(ja1635)

大学部3年310組 女 鬼道忍軍
歴戦の戦姫・
不破 雫(ja1894)

中等部2年1組 女 阿修羅
肉欲の虜・
桜花(jb0392)

大学部2年129組 女 インフィルトレイター
ハイテンション小動物・
イリス・レイバルド(jb0442)

大学部2年104組 女 ディバインナイト
群馬の旗を蒼天に掲げ・
雁久良 霧依(jb0827)

卒業 女 アストラルヴァンガード
大祭神乳神様・
月乃宮 恋音(jb1221)

大学部2年2組 女 ダアト
ラブコメ仮面・
袋井 雅人(jb1469)

大学部4年2組 男 ナイトウォーカー
深淵を開くもの・
アイリス・レイバルド(jb1510)

大学部4年147組 女 アストラルヴァンガード
トゥラハウス討滅・
雁久良正光(jb1519)

大学部1年4組 男 ディバインナイト
モフモフ王国建国予定・
鳴海 鏡花(jb2683)

大学部8年310組 女 陰陽師
久遠ヶ原のお洒落白鈴蘭・
東風谷映姫(jb4067)

大学部1年5組 女 陰陽師
偽りの乳神・
不破 十六夜(jb6122)

中等部3年1組 女 アカシックレコーダー:タイプA
チチデカスクジラ・
満月 美華(jb6831)

卒業 女 ルインズブレイド
大切な思い出を紡ぐ・
ジョン・ドゥ(jb9083)

卒業 男 陰陽師
気配り名人・
ポーシャ=スライリィ(jb9772)

大学部7年32組 女 バハムートテイマー
とくと御覧よDカップ・
黒神 未来(jb9907)

大学部4年234組 女 ナイトウォーカー
腐敗の魔少女・
アリス セカンドカラー(jc0210)

高等部2年8組 女 陰陽師
此岸刻みし存在の刃・
切金 凪(jc0218)

中等部1年4組 女 ルインズブレイド
┌(┌^o^)┐・
ペルル・ロゼ・グラス(jc0873)

高等部2年3組 女 陰陽師