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マスター:スタジオI
シナリオ形態:ショート
難易度:普通
参加人数:7人
サポート:1人
リプレイ完成日時:2015/05/05


みんなの思い出



オープニング


 久遠ヶ原ケーブルTV第五スタジオ。
 カラフルなシルクハットを被った元力士・クレヨー先生が、テンション高く叫んでいる。
「クイズ! エア恋人を探せ! 司会は久遠ヶ原学園のクレヨー先生こと小暮陽一! 回答者は、独身アラサー女子所員・四ノ宮 椿ちゃんなんだな!」
 やる気のなさそうな顔で四ノ宮 椿(jz294)は回答者席に座っている.
「あ〜、なんでこんな番組にでなきゃならないのだわ。 叔父様の頼みでなければソッコー逃げ出しているのだわ」
 この局の局長・ワルベルト局長は椿の叔父である。
 椿は斡旋所に局関係の仕事を廻してもらえる代わりに、こうやって叔父の頼みで番組出演しなきゃならない事も多いのだ。 
 コネ&オトナノジジョーというやつである。
「まあまあ、椿ちゃんは空気読めないからチャンスを逃している節もあると思うんだな。この番組で、恋愛オーラを見極める能力を身に着けるようにとの局長の親心なんだな」
「余計なお世話なのだわ」
 完全ふてくされモードの椿。
 まともに付き合ったことない歴三十年。
「では早速、この番組のコンセプトを説明するんだな。 大雑把に言うと学園生の子にVTR出演してもらい、自分の恋人や配偶者について語ってもらうという番組なんだな。 その恋人が本物か、あるいは妄想上のエア恋人かというのを椿ちゃんに当てて貰うというコンセプトなんだな」
「ほぼのろけになりそうなのだわ……吐きそう」
「でも、エア恋人を見極めた時はプギャーできるんだな」
「そこでストレス解消するしかないのだわね――あれ? でも」
 首を傾げる椿。
「私、何組かは知っているのだわよ。 交友があったり依頼に出て貰った子のは知っている場合もあるのだわ」
「そういう子はラストまで椿ちゃんには名前を隠したり、一部をモザイクや目隠しや、変声機付きにして出演してもらうんだな、椿ちゃんはバカだから案外それでわからなくなるんだな」
「めっちゃナメられているのだわ……」
 コメカミにピキピキ青筋をたてる椿。
「語る内容に関してはお任せしているんだな。 出会いや、定番のデートコース、相手の好きなところ、直して欲しいところ、人となりや、最近した喧嘩、思い出に残るエピソード、もらったプレゼントの紹介まで何でもOKなんだな」
「聞きたくない、鼓膜破きたい」
「恋人がいない人は、理想の恋人、架空の恋人について、もっともらしく語って欲しいんだな。 出演後に虚しくなるかもしれないけど、ギャラは多目につけるからそれで気晴らしするんだな」
「そっちとは仲良く出来そうなのだわ」
「あえて本物の恋人がいる人が、架空の恋人に関して語るのもアリなんだな。 後で喧嘩になるかもしれないけど、当番組は一切の責任を持ちませんので自己責任でお願いしますなんだな」
「殴りたい。 その余裕、なのだわ」
 モニターに手を翳すクレヨー先生。
「というわけで第一問、VTRスタート!」


リプレイ本文


 第一問VTRは、蓮城 真緋呂(jb6120)の部屋で撮影されていた。
 黒髪巨乳の、雰囲気的にはお嬢様学校にいそうな女子高生である。
 なお椿が見るVTRに関しては、視聴者向けVTRの上にモザイクや特定名を隠すピー音が入れてある。

「えーと、私の彼氏についてね?」
 インタビューに応じ始める真緋呂。
「そうねぇ……特にイケメンという訳でもないし、優しい普通の人だと思うわ。 個性が無いところが個性なのかしら」
 真緋呂が悩ましげな顔で言うと、カメラのフレーム外から『酷いなぁ』という男声が飛んだ。
「定番のデートコースは……と言うか、デート……あれデートなのかしら。 外に出かける時って、美味しいお店探しとか食べ放題へ突撃とか、食べてばかりよね――主に私が」
 さらりと言った“外に出かける時”が、同棲を匂わせている
「貰ったプレゼントで嬉しかったのは、アンティークのマグカップね。 彼とペアで」
 カメラのフレーム外から、湯気のたったマグカップを差し出す手が伸びてきた。
「あ、ありがと」
 手の主に向かって言う真緋呂、カメラへ顔を戻しマグカップを翳す。
「これがそのマグカップね。綺麗な色でしょ?」
 一口飲み、ほんわか顔をする。
「新しい豆開けたんだ。 流石、美味しいなぁ」
 またフレームの外の主に向かって声をかける。
「珈琲淹れるのとても上手で、おかげで毎朝美味しい珈琲が飲めるわ」
 フレームの外から『褒めて貰って光栄です』と、先程と同じ男声。
 彼に向けた真緋呂の笑顔でVTRは終了した。
 
 画面がスタジオに戻ると、解答席に突っ伏した椿がいた。
「なに、このリア充臭。 こんなのが七問も続くの?」
「彼氏なし三十路の胃袋には油っこすぎたんだな。 まあ、とりあえず解答を」
 促す司会のクレヨー先生。
 椿の手元にあるのは“エア”と“リア”の札。
 椿は割と迷わず“リア”札をあげた。
 とたん、ホヘンと不正解音が鳴る。
「あれ、偽物なの?」
 モニターにモザイクなしで真緋呂が出てくる。
『あはは、引っかかったー!』
「プギャーVTRまで収録していたのね、嫌らしいのだわ」
「ちなみに椿ちゃんが正解した時用のVTRもあるんだな」
 クレヨー先生が、もう一本のVTRを流す。
 冷笑を浮かべた真緋呂がモニターに現れる。
『鈍い四ノ宮さんは、仄めかしに気付かなかったか』
「なにこの番組、どっちにしてもバカにされるのだわ!」
 屈辱の独身アラサー、ここから意地を見せるか?


 続いて第二問目。
「天呼ぶ地呼ぶ人が呼ぶ! ボクを呼ぶ声がする! そう、ボク参上!――って顔バレ早いんだっけ? 今のところカットよろ〜」
 金髪ツインテな美幼女・イリス・レイバルド(jb0442)。
 椿とは知り合いなので、キャラも口調も変えてVTRを撮り始める。

「出会いは?」
 インタビュアーが指定通りの質問を尋ねてくる。
「偶然初依頼で一緒になったんです。 わたし初の実戦で全然動けなくてー、危ないって時に助けてもらったのがきっかけです」
(漫画じゃ主人公は一般人で監視と護衛の対象だったんだよっねー、ボク、何でバトル漫画選んだんだろ、素直にラブコメにすればよかった)
 恋人のいないイリス『愛と裏切り、錯綜と姦計の学園バトル漫画』を参考に何とかしようという腹である。
「付き合ったきっかけは?」
「お恥ずかしながら何度も守ってもらったんです。 そのうち見てて危ないからずっとそばで守ってくれるって、それからはプライベートでも一緒にすごすようになって自然とー、ですね」
「それはプロポーズなのでは?」
「そうなんですかねー」
 インタビュアーに、はにかんでみせる。
「相手のどこが好きですか?」
「戦闘はすごいんですけどそれ以外が駄目でー、ギャップがすごく可愛いんです」
 漫画キャラの好きなところを挙げているイリス、ラブとライクを混同させる作戦。
「デートはどんな風?」
「聞いてください! 全っ然進展が無いんですよ! さり気に誘っても気づかれないし、事件が起きて中断も日常茶飯事でー」
 愚痴り続けるイリス。
 幼女が、彼氏持ちの苦労を必死で演じる姿が愛らしい

 スタジオの椿が“エア”の札をあげる。
「さて根拠は?」
「チビッ子のくせに彼氏持ちとか、大人のプライドが耐えられないのだわ」
「根拠というより、願望なんだな」
 椿、仕方なく別の理由を探す。
「進展がない、誘っても気付かれないという事は、このチビッ子の片思いという可能性が高いのだわ、チビッ子にありがちな恋への憧れなのだわ」
 とたん、スタジオにイリスが飛び込んできた。
 VTRではなく、飛び入り生イリスである。
「誰がチビッ子かーーーッ!」
「イリスちゃん!?」
 耳を塞ぐ椿。
 イリスは小型大出力音撃兵器である。
「そうだよ! エアだよ! でもチビッ子じゃないから! その発言はカットよろ〜!」
 ぴょんぴょん飛び跳ねて抗議するイリス。
 恋する季節は、まだ訪れそうにない。


 三番目のVTRが始まったとたん、椿は吹いた。
 余りにも特徴のある体型の少女が、学園の教室で乳をふるふる震わせていたのだ。
「……おぉ……四ノ宮さん、お願いしますなのですよぉ……」
「見覚えがありすぎる乳なのだわ」
 こんな乳の持ち主、そういるものではない。 
 顔にかかっているモザイクに何の意味があるのか?

 しかし、VTRに映る少女の正体は、椿の頭に浮かんでいる本人ではなかった。
 椿とは初対面の少女、賦 艶華(jc1317)である。
 変化の術で、椿との共通の巨乳知人・に化けたのだ。
 化けきれない声は、パソコンで補正。
 ハッカー志望なので、それっぽくは出来る。
「……恋人との思い出はですねぇ……毎年夏に神社と海に行っていることなのですよぉ……」
 知人に聞いたエピソードを語り、彼女に借りた思い出の品まで見せる艶華。
 しかし、椿は乳しか見ていない
 あのインパクトの前には、細かい事など無意味なのである。
「あの乳が本物か否か……全てはそこなのだわ」
 本物に恋人がいる事は、椿も知っている。
 乳もスキルやCGで何とかなるだろう。
「あからさますぎる。 罠か、罠に見せかけた罠か、読みにくいのだわ」
 そこでふと、ある事を思いつく。

「質問、いいのだわ?」
「……なんでしょうかぁ……」
「貴女が牛だった頃、私は何だった?」
「!?」
 飛んできたのは謎かけめいた質問。
 戸惑う艶華。
 パソコンで検索しても、答えは出てこない。
(あるいは本人しか答えを知らない系?)
 救けを求めて本人を探すが、巨大乳はなかった。
(しまった、さっき追い出されていました)
 TV撮影も厳しい仕事、関係者以外は現場立ち入り禁止なのである。
 仕方がなく無難な答えを選ぶ。
「……馬ですかぁ……?」

 とたん、椿はドヤ顔で“エア”札をあげた。
 正解音がスタジオに響く。
「やったのだわ!」
「ばれてしまいましたか」
 変化の術をとき、素顔を見せる艶華。
「謎かけの答えはなんだったのでしょう?」
「彼女が牛なら、私はラクダなのだわ! お正月に見た夢の話を本人に聞くといいのだわ」
 答えを聞いても意味不明。
 やはり本人しか知りえない情報という事なのだろう。
 人間、他人になり切るというのは困難である。


 第三問目、オフィスのような場所で、ミハイル・エッカート(jb0544)が弁当を食べている。
「俺の昼飯は彼女の手作り弁当だ」
 デコ弁をカメラに見せつけるミハイル
 可愛いが、男が食うにはサイズが小さい。
「ふっ、彼女の愛情で腹いっぱいだから十分だ」
 弁当を完食し、丁寧にナプキンに包み直しながらミハイルは語る。
「彼女は入社当時の俺の教育係だったのさ、いつから俺のことを見ていたんだと聞いたら、初めてあったときからだと! 俺もだ! 最初から相思相愛じゃないか!」
 モザイクごしにも嬉しそうなミハイルの表情。
「晩飯はむろん、彼女の手料理だ、俺が遅く帰っても彼女は待っていてくれる、部屋の合鍵は渡してあるから自由に来て、炊事洗濯までしてくれる、すでに結婚してるも同然じゃないか、なんならこのままゴールインするか」
 ハハッと笑って見せるミハイル。

「はいはい、ごちそうさまでした」
 うんざり顔で“リア”の札をあげる椿。
「根拠は?」
「本当はお弁当足りないんじゃないかしら? でも元教育係だったから頭が上がらなくて言えない、そういうところにリアリティを感じたのだわ」
 尤もらしい理由。
 しかし、響いたのはホヘンという不正解音。
「残念、椿、俺なんだ」
 グラサンを外したミハイルがモニターに登場。
「あれ、ミハイルさんだったのだわ。 知っていたら、彼女なんか出来るわけないって判ったのに」
「今のは元カノの話なんだよ! 言っておくが、番組でお前とデートした時の俺は素じゃないからな!」
「いーや、素なのだわ!」
 いつも通りに、椿と下らないやりとりを繰り広げるミハイル。

 TV局を出た後、ミハイルは青い瞳を虚しく曇らせた。
「話せば心の整理がつくかと思ったが、逆効果だったな」
 見つめる先に広がるは闇空。
 その向こうへと自らの手で送ってしまった恋人は、何も答えてはくれなかった。


 VTRの中では、頭にヘッドホンを頭につけた少年がベッドに座っていた。
「ここが俺の部屋だよー。 座って話すねー。 立って話すのもめんどくさいし……」
 面倒くさがりな九重 平太(jb6775)。
 視聴者には先に種明かしをするが、今回の正解は“エア”である。
 今から九重が語る恋人の話は、全て九重が頭に付けているヘッドホンの話なのである。
 それを踏まえた上で、九重の巧みな話術をお楽しみいただきたい。

「出会いはねー俺のバイト中なんだー。彼女が来て(納品されて)……もう俺の一目惚れだったよねー、髪(フォルム)の色綺麗だし、(素材も)艶やかだし、(耳当ても)柔らかくて、完璧俺の好みだったんだー。 声(音質)も凄く好きで。 なんどもアタック(眺める)して、ようやく俺の恋人になってくれた(購入した)んだよー、デートは俺の家か、近くの公園だよー、ただ話してる(音楽を聴いてる)だけだけど……こんな俺と一緒に居てくれて、本当にいい人だよー。 これからもずっと一緒に居たいなあ。 もし居なくなったら、俺、食も進まない気がする……」
 深刻げな顔をする九重。
 本音である、ガチでヘッドホンラブなのである。
「直して欲しいところは、拗ねると返事返してくれなくなる(電源切れる)ところかなあ。
たぶん俺が面倒くさがりで、彼女を放置(充電忘れ)する時があるからかもしれないけど……それでも、俺のこと呆れもせずに一緒に居てくれるんだあ」

 椿、あっさりと“リア”札をあげる。
 響く不正解音。
 「違うの? 直して欲しいところとか、凄いリアリティがあったのだわ」 
 不正解に誘導出来、お見事!とクレヨー先生は言いかけたが、
「なんで? 正解でしょ! ヘッドホンは本当に俺の恋人なんだよ!」
 生でスタジオに現れ、詰め寄ってくる九重。
 久遠ヶ原には残念な人材が事欠かない。


 これで正解二問、不正解三問になった椿。
「ここでラスト問題!」
「もう終わり? 私の勝ちはなくなったのだわ」
「いやいや、ラストは二問分の共同問題、正解すれば椿ちゃんの勝ち、不正解なら出題陣の勝ちなんだな」

 VTR収録前。
 共同出題者の駿河 紗雪(ja7147)と藤井 雪彦(jb4731)は戸惑っていた。
「つまりは、恋人を恋人ではないように思ってもらえれば良くて、恋人だとバレたら駄目で、でも恋人のフリをして……んぉー?」
 やるべき事の複雑さに目を廻す紗雪。
「いいじゃん、紗雪ちゃん、お付き合い始めたばかりなんだし、クイズがどうとかはあんまり考えずに、ね」
 二人は公共の電波を使って水族館デートに出た。

 VTRの中、イワシの群が銀の鱗を煌めかせながら泳いでいる水のトンネルを、手を繋いで歩いていく二人。
「泳ぎは不得手ですけど、水族館は大好きなのです♪」
 思い出があるという水族館デートを楽しむ。
「おぉー、見慣れた魚も群れになると綺麗ですねー……んぁ、雪君、雪君。あれ、煮魚にすると美味しいのですよ。あぁ、でも、活魚は生ですかね?」
「イワシは足がはやいから、早めに〆た方がいいかな? お土産にするなら煮ておいてもいいかもね」
「そういえば、甲殻類って基本食べられますよね、カブトガニって食べたら美味しいのでしょうか?」
 ロマンチックな雰囲気の中、ズレた質問をする紗雪。
 だが藤井は紗雪のために、デートコースに関する事をばっちり調べている。 
 こんな質問にも、対応出来た。
「カブトガニはね身はほとんどないけど、甲羅をはがすと卵がビッシリ詰まっているからそれを食べる事が出来るよ、でも臭くて美味しくない上、時期によっては猛毒も含んでいるんだよ」
  ほわ〜ぁと嬉しそうな顔で感動する紗雪。
「雪君、凄いのです♪ 食べるメリットが見当たらないのです♪」
 この時の藤井の心境を、甘いナレーションにしてかぶせる。
『惚れた直後に惚れ直したよ……紗雪ちゃんみたいな子……他にはいない……絶対に離さないからねっ♪』

 続いては紗雪への単独インタビュー“恋人のどんなところが好きですか?”と尋ねる。
「一番は、やはり紗雪マニアなところですね! 単独行動してても何故か大抵知っててくれるですし、気付いたら、あれ?いつの間に?な感じで傍に居てくれるし、自分で忘れてるくらい前にメモした欲しい物を贈ってくれますし、超能力者かと思いました! 本当凄いのです☆ 私よりも私のことを知ってるのですよ?」
 甘やかに頬を緩めて答える紗雪。

 続いて、藤井に同じ質問をぶつける。
「紗雪ちゃん!! 超可愛いんだぜ〜☆ めっちゃ優しいし〜って言葉にすると軽くなっちゃうな〜、兎に角……ボクが一緒に居たいって…ずっと傍に居たい…何よりも愛しく…そして同じ時間を過ごせる事で楽しく……これ以上の幸せはないって言う女性です☆ 惚気って言うか……自慢って言うか……幸せだぁぁって叫びたくてきたって感じ〜♪」
 とたん藤井の顔が、粉々に砕け散った! 

 椿が耐えきれず、藤井の顔が映るモニターに正拳突きを喰らわせたのだ。
「あ〜もう! なんなのだわこの番組! だから出たくないってぇ!」
「椿ちゃん落ち着くんだな! 解答は?」
 迷わずリア札をあげる椿。
「あれが演技だったら島から出て、ハリウッド目指すべきなのだわ!」
 正解音がピコーンとなった。

 頭上のくす玉が割れ、紙吹雪が椿を包む。
「おめでとー! 椿ちゃん大勝利―!」
 モニターのガラス片が刺さり、ダクダクと血の流れる拳を握り閉めながら椿は思った
 こんなものが、本当の勝利であるはずがないと。
 幸せな紗雪&藤井カップルが勝者に決まっているのだ。
 とりあえず、今回の出演者を連れて、ストレス解消にカニでも食べに行こう。
 ただし、紗雪&藤井カップルに出すのはカブトガニ料理。
 それくらいしないと、敗北感が収まりそうにない。


依頼結果

依頼成功度:失敗
MVP: Eternal Wing・ミハイル・エッカート(jb0544)
 あなたへの絆・蓮城 真緋呂(jb6120)
 恋人はヘッドホン・九重 平太(jb6775)
重体: −
面白かった!:8人

君との消えない思い出を・
駿河 紗雪(ja7147)

卒業 女 アストラルヴァンガード
ハイテンション小動物・
イリス・レイバルド(jb0442)

大学部2年104組 女 ディバインナイト
Eternal Wing・
ミハイル・エッカート(jb0544)

卒業 男 インフィルトレイター
君との消えない思い出を・
藤井 雪彦(jb4731)

卒業 男 陰陽師
あなたへの絆・
蓮城 真緋呂(jb6120)

卒業 女 アカシックレコーダー:タイプA
恋人はヘッドホン・
九重 平太(jb6775)

大学部2年316組 男 アカシックレコーダー:タイプB
ハッカー候補生・
賦 艶華(jc1317)

高等部3年1組 女 鬼道忍軍