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マスター:STANZA
シナリオ形態:ショート
難易度:難しい
参加人数:8人
サポート:1人
リプレイ完成日時:2015/07/22


みんなの思い出



オープニング



 上空に巨大なドラゴンが現れた。
 西洋ファンタジーに出て来る、背中にコウモリ状の翼を持ったトカゲの様な姿をしたそれは、悠々と頭上を舞う。
 まるで遥か上空から、獲物の品定めでもしているかの様に。

 それは決して地上には降りない。
 いや、地上に降りたが最後、辺り一帯は炎のブレスで火の海となるだろう。

「奴を地上へ降ろすな、何があってもだ!」
 撃退署が動く。
 ヘリを動員し、悠々と宙を舞うドラゴンの更に上空へ飛んだ。
 ドラゴンと速度を合わせ、ヘリは影を重ねる様にぴったりと貼り付く。
 そこからドラゴンの背を目掛け、撃退士達が飛び降りた。

 位置を合わせたとは言え、高さも風もある。
 休まずに飛び続けるドラゴンの背に、狙い違わず着地する事は至難の業だった。
 しかも、降下に気付いたドラゴンはその身を震わせ、捻り、翼や尾で叩き付け、邪魔者を払い除けようとする。

 降下作戦に加わった者のうち、着地に成功した者は僅か数名。
 残りはそのまま地上へ落ちて行く。
 パラシュートが開けば命の危険はないだろうが、戦闘への復帰はもう無理だ。
 一度落ちたら戻れない。
 それはドラゴンの背に降り立った者も同じこと。

 身体を支える命綱と、それを繋ぎ止めるハーケン。
 それを打ち込む位置や深さによっては体重を支え切れない事もあるだろう。
 慎重に位置を決め、突き刺し――それでもドラゴンの抵抗によって跳ね飛ばされる事もある。
 それでも必死にしがみつき、致命傷を与え、その巨体を海へ墜とす。

 それが今回、彼等に与えられた任務だった。



リプレイ本文

「あー、何だかデジャブですねえ」
 翼の先端に引っかかったエイルズレトラ マステリオ(ja2224)は、まずは目の前の皮膜に杭を突き刺した。
「こんな風に、でっかい化け物にはりついて弱点を突きに行くゲーム、ありましたねえ」
 聞き慣れた音楽が頭の中で自動再生される。
 エイルズレトラは足を翼に吸い付かせ、胴体まで走る。ゴツゴツした背中にしがみつき、新たな杭を何本か打ち込んだ。
 目指すは頭部右側、まずはこの巨体を海の上まで誘導しなければ。

「ドラゴン…大物ですね、楽しめそうです!」
 意気揚々とヘリから飛び降りた峯月 零那(jc1554)は、翼で方向を調整して狙った場所に――
「えっ!?」
 翼の浮力で落下速度が落ちたその足元を、ドラゴンの巨体があっという間に通り過ぎて行く。
 慌てて翼の活性を切り、思いきり手を伸ばすが、その手が触れたのはドラゴンの硬い皮膚ではなかった。
 それが自分に向けて差し伸べられた誰かの手だと認識するよりも早く、零那はしっかりとそれを掴む。
 どうにか背に取り付き、手近な場所に杭を打ったところで顔を上げると、そこには少し心配そうな様子で自分を覗き込んでいる、葛城 巴(jc1251)の姿があった。
「ありがとう、助かりました」
「行けますか?」
 体調を気遣う巴に頷き返し、零那は自分の位置を確認する。
 降り立ったのは尾の付け根に近い部分、狙った場所からはだいぶ遠い。
 零那は一歩ごとに杭を打つほどの慎重さで、ドラゴンの頭の方へじりじりと近付いて行った。

「ヘリコプターよりはやーい、なんて言いたくなるわね」
 これは罰ゲームか何かだろうかと思いながらドラゴンの背に貼り付いた卜部 紫亞(ja0256)は、ついでにもう一言。
「やだ、髪が乱れちゃうじゃない」
 と言った途端に振り落とされ、熱線に焼かれてジュッ――なんて洒落にならないので、なりふり構わずへばり付き、鱗の間に杭をねじ込む。
 一箇所を固定したら、補強用にもう一箇所。
 降りた場所が良かったのか、杭はどちらもしっかりと固定されていた。
 それを確認し、すぐ目の前に瞬間移動。
「うん、大丈夫そうね」
 次は一気に首の後ろまで跳ぶ。
 だが着地の瞬間、足元が揺れた。
 どこかに掴まる暇もなく、宙に浮いた紫亞の身体は風で飛ばされる――が、しっかりと固定された命綱がそれを辛うじて繋ぎ止めた。
 命綱を頼りに再びドラゴンの背に取り付いた紫亞は、今度は慎重に一歩ずつ、頭部を目指して近付いて行く。
「硬い表面ねぇ……こんなん表面に撃ってダメージあるのかしら?」
 少なくとも杭が刺さっても痛くも痒くもない様子だが、これは杭がV兵器ではないからだろうか。

(何かの背に乗って飛ぶのは初めてかも)
 藍那湊(jc0170)は背の関節に当たりをつけ、骨に阻害されない部分を探す。
 だが感動している暇も、杭を打つ場所を慎重に探している暇もなかった。
 少しでも身体を起こせば風に持って行かれそうになる。
(やば…俺、カナヅチだった…しっかりしがみついておかないと…!)
 陸地なら翼があるから大丈夫――いやいや、そこで落ちたら何の役にも立てないし。
「せめて一撃くらいは大きいのを喰らわせてからじゃないとね」
 勿論、それだけで満足するつもりはないけれど。

(なんて任務なの……)
 上下に揺れる尾の先端にしがみ付いた山里赤薔薇(jb4090)は、手近な場所に素早く杭を打ち込んだ。
(もたもたしている暇はないの)
 尾の一振りで投げ飛ばされる前に、身体を確実に固定する。
 うっかり下を見てしまったら動けなくなりそうだと、想像するだけでも膝が震えてきた。
 けれど、自分で選んだ仕事だから。
(…高いところ苦手だけど頑張るぞ!)
 赤薔薇は真っ直ぐ前だけを見て、ドラゴンの背に向かってじりじりと進んで行った。

(運良く、背中に乗ることが出来ました)
 翼の付け根近くに降りた眠(jc1597)は、目の前にある硬い皮膚に杭を打ち込んだ。
 抜けないように、可能な限り深く。
 少しグラグラするが、それが限度らしい。
 後は振り落とされないよう全力で戦うのみだと、ほっと一息ついて、支給されたインカムに向かって訊ねる。
「先輩方の足手纏いにならないよう、全力を尽くします。もう、攻撃を始めても良いでしょうか」
『いや、まだだ』
 間髪を入れず、向坂 玲治(ja6214)の声が返って来た。
 風によるノイズも拾わず、はっきりと聞こえる。
 こちらの声も、普通に話すだけで届きそうだ。
『どの程度のダメージを与えれば落ちるのかわかんねぇからな』
 もしかしたら、たった一撃で落下を始めるかもしれない。

「町にでも落ちたらアウトだ、海上に出るまでは我慢してくれ」
 そう伝えると、玲治は自分が降りた場所から全体を見渡してみた。
 残ったのは八人、それぞれが最初の足場を固めて、目的の場所まで移動しつつある。
 それを確認すると、玲治も慎重に動き始めた。
「また馬鹿でかいドラゴン用意しやがって……堕とし甲斐が有りそうだ」

 が、そこに突然のスピン飛行。
「うわぁっ!?」
 湊の身体がふわりと浮き上がる。
 ピンと張った命綱がそれを支えるが、見ればしっかり刺した筈の杭が抜けかかっていた。
「まずい、落ちる……!」
 しかし、零那がその手を掴んで引き戻す。
「大丈夫です、誰もリタイアなどさせません!」
 今度は自分が誰かを助ける番だ。
「こっちも大丈夫!」
 抜けかかった杭は赤薔薇がしっかりと打ち直していた。
「ありがとう、二人とも」
 こうして互いに助け合っていけば、誰も落ちることなくドラゴンを倒す事が出来そうだ。

「皆さん配置に付かれましたか?」
 巴の声に、全員から完了の返事が返る。
 ヘリからの連絡によれば、現在ドラゴンの高度及び速度は変わらず、進行方向は北西との事だった。
「海は東の方角ですね」
 時刻は昼前、太陽は今、巴のほぼ真後ろにある。
 ということは、頭を右に向けさせれば良いだろうか。
「…右ですね? こっちへ向きなさい」
 零那が魔法書から生み出した真空の刃でドラゴンの右頭部を切り裂く。
 一声唸りを上げたドラゴンはその身体を右に傾け、狙い通り東の方角に大きく旋回を始めた――が、まだ角度が足りない。
「じゃあ、もう一撃!」
 紫亞が魔法書を開くと羽根の生えた光の玉が飛び出し、右側に回り込んで目の上に当たった。
 ドラゴンは再び苛立たしげな声を上げると、殆ど横倒しになるほどにその身体を傾け――今度は曲がりすぎた。
「今度は左だね」
 湊がRecital M1で増幅させた自分の声をぶつけてみる。
 と、左側を狙った筈なのに、ドラゴンは何故か更に右を向いた。
「何でそっぽ向くの!?」
 声には自信あるのに、と言うかちゃんと左側に当てたのに、何故だ。
 仕方がないので今度は洋弓アルナスルで狙ってみる。
 物理的な矢は風に飛ばされそうだが、魔法の矢なら抵抗は受けない筈だ。
 狙い通りにドラゴンは左を向くが、一発では角度が足りず、二発では曲がりすぎる。
「力の加減が難しいようですね」
 頭の右側に取り付いたエイルズレトラは仕込み杖の尻で軽く叩いてみた。
 ドラゴンはうるさそうに首を振りながら僅かに左へ。
 更に一撃を喰らわせると、その身体は真っ直ぐに東を向いた。
「しかし高度が下がっています」
 巴が注意を促す。
「どこかに不時着するつもりでしょうか」
 途端、今度はくるりと腹を見せて引っ繰り返るドラゴン。
 背面飛行――いや、飛んでいない。
 そのまま落ちるように滑空している
「まさか、このまま押し潰す気じゃないでしょうね」
 鱗に手をかけて懸垂のようにぶら下がった紫亞が下を見ると、地面との距離はどんどん近付いていた。
「味な真似をしてくれるじゃねぇか」
 命綱でぶら下がった玲治は鱗に取り付き、腹側に向かって登り始める。
「高度、更に落ちています。地表まで約10秒!」
「そんだけありゃ充分だ」
 玲治は一気に駆け上がると、柔らかな腹に杭を突き刺した。
「弱点が丸見えだ、次は本気でいくぜ?」
 その声が聞こえたのか、ひとつ大きく羽ばたいたドラゴンは通常飛行に戻る。
 だが地面はもうすぐそこまで迫っていた。
「まだ落ちるわけにはいかないんだよね」
 湊が頭に取り付いたエイルズレトラに声をかける。
「頭のてっぺんを叩いてみてくれる?」
 ドラゴンの動きを見ていると、その飛び方はまるで戦闘機のようだ。
 それなら上を叩けば機首ならぬ頭を上げるのではないだろうか。
「わかりました」
 ガン!
 エイルズレトラが頭頂部を叩くと、僅かに高度が上がる。
「なるほど、上下はリバースなんですね」
 これでひとまずは安心だ。
「俺達が下手に動かなきゃ、そんなに大暴れはしないかも?」
 期待と願望を込めて<湊が言う。
 そのままコントローラ(?)を操作し続けること暫し、高度を戻したドラゴンは漸く海上へ出た。

「もう遠慮は要りませんね」
 眠は振りかざした薄緑色の小太刀にアウルを乗せて、柄まで通れとばかりに思いきり突き刺した。
 再びドラゴンが暴れ始める。
 振り落とそうと藻掻く背中に刃を突き立てたまま、眠はその柄を杭の代わりにしっかりと握り締めるが――
「あっ」
 刃が通りやすい場所を選んで刺した為か、それは呆気なく抜けてしまった。
 眠の身体は放り投げられるように宙に浮く。
 だが杭はしっかりと刺さっていた。
 命綱を頼りに戻った眠は、再び刃を振りかざす。
「何回刺したら、落ちてくれるんでしょうか」
「これだけ体が大きいのです。深く突かねばならないのでしょうねえ」
 答えるともなく独り言のように零したエイルズレトラは、妖刀を刺した傷口に毒を流し込んだ。
 深く、深く、もっと深く。
 同じ場所を執拗に突く事で傷を深くし、その傷口にギャンビット・カードを押し込んだ。
 ドラゴンの体内で爆発が起きる。
 耳をつんざくような叫び声が上がり、天地がひっくり返った。
 かと思えば真っ逆さまにキリモミ降下からの急上昇、ドラゴンは狂ったように暴れ回る。
「落ちるもんか! おまえなんかに負けないよ!」
 赤薔薇は金色の直剣ウリエルブレイズを鱗の隙間に突き刺し突き刺して、その柄に両手でしがみついた。
 だが、手が離れてしまった者は命綱に繋がれたまま、方向転換の度に硬い鱗に身体を叩き付けられ、或いはそのまま弾き飛ばされ――
「諦めたら試合終了よね」
 飛ばされかけた紫亞は根性で瞬間移動、ドラゴンの腹に取り付いて杭を突き刺し、それを電極代わりに電撃を放った。
「玲治さん、杭が!」
 湊の声にそちらを見れば、三点で支えた杭の一本は既に抜け落ち、残る二本も片方は抜けかかっている。
 だが、それを打ち直そうと伸ばした湊の手は空を切った。
 それでも諦めず、鎖鎌の分銅が付いた方を投げ、杭に絡ませる。
「悪いな、助かった」
 だが引き上げられた玲治は背中側へは戻らずに、腹の側に新たな杭を打ち付けた。
 めちゃくちゃに振り回されて、もう上も下もわからない。
 わからないなら何処に貼り付いても同じ事だ。
「さて、今度は遠慮しねぇぜ?」
 腹の柔らかい肉に神輝掌を叩き込む。
 それは紫亞が電撃を叩き込んだのと殆ど同時。
 白い腹が膨れ上がり、弾ける。
 同時に杭も弾けて飛んだが、二人とも戻る事は考えていなかった。
 紫亞は最後の悪足掻きでブラストレイを、玲治はフォースを撃ち込み、そのまま海へ落ちていく。
「皆頑張って! 後少しだよ!」
 赤薔薇はドラゴンの叫びにも負けない大声で残った仲間を鼓舞、皮膚の柔らかい部分に剣をメッタ刺しにしていった。
 今や暴れる気力もなくなったのか、ドラゴンは次第に高度を下げながら通常飛行を続けている。
 湊が右を、巴は左の翼を狙って攻撃を続け、その真ん中を零那が片刃の曲刀で刺し貫いた。
「ここなら…どうですっ!」
 満面の笑みを浮かべ、もう一撃。
 がくん。
 浮力を失ったドラゴンの身体が落ちる。
「ドラゴン共々、海の水面に叩きつけられるわけにはいきません。飛び降りましょう」
 眠が促すが、パラシュートを開ける限界高度はとうに過ぎていた。
 海面への衝突まで、あと5秒もない。
「安全な高度まで落ちるのを待ってからの方が良いですね」
 零那が言い、炎の槍を手の中に作り出す。
「飛べない人には飛べる人が手を貸せば大丈夫でしょう」
 そう言って、開いている方の手を差し出した。
「では山里さんは私と一緒で良いでしょうか」
 赤薔薇は差し出された巴の手をとる。
 湊は飛べるし、エイルズレトラも活性を切り替えれば問題ないだろう。
「堕ちなさい。この空は、あなたのものではありません」
 エイルズレトラがドラゴンの頭部に妖刀を突き刺す。
 そのまま手を離し、飛んだ。
 V兵器は持ち主の手が離れた直後ヒヒイロカネに戻る。わざわざ抜き去る必要はなかった。
 零那がその翼を燃やし、炎に包まれたドラゴンは海面に叩き付けられる。
 巨大な水柱と、もうもうたる水蒸気が視界を覆った。

「やりました…大物を倒すのも楽しいですね」
 零那は笑顔だった。
 それはそれは、物凄い笑顔だった。
「太陽に近づきすぎたイカロスは翼の蝋が溶けて海に落ちました、とさ…」
 ぷかりと浮き上がったドラゴンの残骸を上空から見下ろし、湊がぽつりと呟く。
「ほんとに死んでるのかな。急に動いたりしない?」
 誰にともなく赤薔薇が訊ねるが、それは復活が怖いからではない。
 まだ息があるなら完全に仕留めなくてはという使命感から出た言葉だ。
「大丈夫です、もう起き上がることはありません」
 巴は少し悲しげに首を振った。
「忘れないから。貴方の事…」
 それは斃れたドラゴンへの手向けの言葉。
「とにかく、いつまでもこうして飛んでいるわけにもいきませんね」
 エイルズレトラは背を上にして浮かんだドラゴンの死体を見る。
 それは小さな島のようだった。
「あそこで少し休みませんか」
 他に足場になりそうなものは何もない。
 ヘリは先に落ちた二人を回収してから来るのだろう、まだその姿は見えなかった。
 死体だろうと何だろうと、水に浸かって待つよりはマシだろう。
「そうですね、治療が必要な方もいらっしゃいますし……では、失礼します」
 そっと手を合わせてから、巴は硬い鱗の上に降りる。
 ライトヒールでの回復を終えると、荷物からサンドイッチを取り出した。
「少しですがどうぞ」
 こんな所でどうかとも思ったが、待ち時間もあるし、皆お腹を空かせている筈だ。
「私、少しでも皆さんのお役に立てたんでしょうか?」
 配りながら訊いてみる。
「役に立たない人なんていないよ」
 サンドイッチを頬張りながら、湊が答えた。
「皆が自分に出来る事を頑張ったから、こうして無事でいられるんだと思うな」
「そう言って貰えると嬉しいです」

 遠くから近付いて来るヘリのローター音。
 その窓からは、紫亞と玲治が身を乗り出している。
 二人とも怪我もなく、元気そうに見えた。


依頼結果

依頼成功度:大成功
MVP: −
重体: −
面白かった!:4人

原罪の魔女・
卜部 紫亞(ja0256)

卒業 女 ダアト
奇術士・
エイルズレトラ マステリオ(ja2224)

卒業 男 鬼道忍軍
崩れずの光翼・
向坂 玲治(ja6214)

卒業 男 ディバインナイト
絶望を踏み越えしもの・
山里赤薔薇(jb4090)

高等部3年1組 女 ダアト
蒼色の情熱・
大空 湊(jc0170)

大学部2年5組 男 アカシックレコーダー:タイプA
永遠の一瞬・
向坂 巴(jc1251)

卒業 女 アストラルヴァンガード
冷厳なる誅伐者・
峯月 零那(jc1554)

大学部6年50組 女 アカシックレコーダー:タイプB
魔法使いの用心棒・
眠(jc1597)

高等部1年7組 女 阿修羅