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マスター:シチミ大使
シナリオ形態:ショート
難易度:やや易
参加人数:6人
サポート:1人
リプレイ完成日時:2016/02/25


みんなの思い出



オープニング

 豪腕を振り上げるのは一対の角を持つ鬼の威容のディアボロであった。
 誰しも逃げ惑う中、一群の男連中たちが集ってくる。
「た、頼もしいことだ……。まさか生身でディアボロに立ち向かうなんて」
 感嘆の声を上げる人々を尻目に、なんと男連中はディアボロの前で傅いた。
 鬼のディアボロをまるで保護するように囲ったのである。
 その行動には皆が目を疑った。
「何をやっているんだ! 死にたいのか!」
「ディアボロを守るなんて、正気の沙汰じゃないぞ!」
 めいめいに喚かれる声音に男連中たちはぼそりと声にする。
「……今日が何の日だか、お前ら、知っているのか」
 その問いに距離を置いていた人々が顔を見合わせて答える。
「何の日って、バレンタインデーだろ? そのはずだ」 
 その答えに男連中が憤慨する。
「違う! 今日、2月14日は――」
 男たちが纏っていた衣を脱ぎ捨てた。はっぴの下に鍛え上げられた肉体と、そこにあったのは白い――ふんどしであった。
「ふんどしの日だ!」
「それを踏まえて、このディアボロを見るといい」
 全員がディアボロへと視線を注ぐ。鬼のような巨躯と恐ろしげな容貌だったが、よく目を凝らすと下半身には見事なふんどしが風に棚引く。
「こいつはふんどしの神だ!」
「だから討伐は許さん! 我ら滅バレンタイン教団こと、ふんどし推進男の会が、彼を全面的に守る!」
 あまりに潔い男たちの声音に今度は退避した人々が唖然とした。
 この男たちはディアボロが害悪だということを分かっていないのか。
「そ、そのディアボロ、お前らを裏切るかもしれないんだぞ!」
「その時はその時だが、我々の魂が告げている……。ふんどし好きに、悪い奴はいない、と!」
「どうしても討伐したければ、ふんどしの似合う実力者を連れて来い! そうでなくては一歩も通さん!」

「依頼です」
 久遠ヶ原学園の事務係の職員の女性が、今日ばかりは少し呆れ気味だった。
「住宅地に現れたディアボロです。鬼を模した形状をしており、明らかに危ういのですが……」
 濁したのはただ単に討伐してくれ、ではない気がした。
「それを保護する、という団体が現れました。滅バレンタイン教団、もといふんどし推進男の会、と。まぁ、言ってしまえば有名なチョコレートの日に、憂さ晴らしをしようという会なのですが、この会がディアボロを二十四時間体制で保護しています。理由はたった一つ。そのディアボロの装備するふんどしが似合っているから、とのことで……。頭の痛くなるような案件ですがディアボロがいつ暴走するとも知れませんし、何よりも周辺住民が訴えかけています。狙撃部隊を要請しようとしましたが、彼らはとても目ざとく、狙撃手を見つけ出すので今回ばかりは正面切っての交渉しかなさそうですね。ディアボロとの戦闘条件はただ一つ。ふんどしの似合う奴になら、このディアボロを倒させてやってもいい、とのことです。つまり、こちらの撃退士もふんどしさえ装備していれば彼らに邪魔されず、むしろ歓迎されてディアボロとの戦いにもつれ込めるでしょう。強攻策は彼らの反感を買う可能性もあるので、今回ばかりはこの意見を呑むしかなさそうです。悪魔の活動領域はなく、自律型と思われます。この依頼を引き受けますか? 引き受ける場合はこちらにサインをお願いします」


リプレイ本文


「うぉー、マジっすね……。マジに、全員、ふんどし姿っす……」
 現地に着くなり、ニオ・ハスラー(ja9093)は感嘆の吐息を漏らしていた。ふんどし男の会、とは言ってもまさかこの寒空でと思っていたのだが、どうやら全員本気らしい。
「やっぱりその……脱がなきゃいけないのですか?」
 尋ねたのは影山・狐雀(jb2742)である。どこか弱々しげな彼の背中をニオは豪快に叩いた。
「大丈夫っすよ! 事前に確認した限りじゃ、影山さんも結構、似合っていたじゃないですか!」
「いや、その……そういう心配じゃなくって……」
「しかし、先鋒が誰か、にも寄るっすね、これは。第一にふんどしの強さを見せなければ、きっと彼らは納得してはくれないっす」
「そういうものなのでしょうか」
「そのことに関しては心配要らないぜ」
 背後からかけられた声に二人が振り返る。
 サングラスを輝かせた藤沖拓美(jc1431)がフッと口元を綻ばせていた。
「まずは俺が行くからな。なに、何の心配も要らねぇよ」
「頼りになるっすね!」
「……できれば、それで勝負がつくとありがたいんですが」
 三人ともめいめいの考えを浮かべつつ、戦地へと赴いた。

「脱ぐ、とか、嘘よね? 嘘なのよね?」
 現地へと向かうバスの中で遠石 一千風(jb3845)は再三確認する。その声を受ける逢見仙也(jc1616)は文庫本を片手に応じていた。
「嘘じゃないみたいだよ」
 窓から望んだ景色には既にふんどし推進男の会とやらの掲げた横断幕が見えている。
 一千風は目に見えてげんなりとしていた。
「何で……。ふんどし一丁なんてそれこそおかしいじゃない。今、冬よ? 一応は暦の上では冬!」
「俺に言われても。大方、ふんどしディアボロにかこつけたやっかみなんだろうが、それにしたって大所帯だな……。それほどまでにバレンタインが憎いんだろうか」
「感心している場合じゃない! ……ああ、嫌だ。できれば帰りたい」
 項垂れた一千風に仙也は言いやる。
「ここまで来たから、まぁ先の人たちが勝ってくれることだけを祈るか」
「……ねぇ、それにしたって静かじゃない?」
 仙也にのみ聞こえる声音で一千風が訊く。その理由はバスの最後部に座している矢野 古代(jb1679)の姿だった。
 まるで仙人か、それとも仏のように、瞑目したまま動かない。
 この任務を前に動じることもない。
 無言で、ただひたすら到着を待っているようだ。
「分からないが、あの人も何かしら覚悟している様子だね」
「恥ずかしいのかしら?」
 ちら、と盗み見ると、古代の眼差しが一千風を捉えた。
 慌てて視線を逸らす。
「どっちにしたって、波乱しかない予感なんだけれど……」

「お前たちが撃退士であろうと、ふんどしの似合う人間でない限り! 我々は断固として譲らない!」
『譲らない!』
 拡声器の声が同調し、拓美たちを制そうとする。
 一千風は男たちを見るなり赤面して顔を伏せた。
「嘘でしょ? ねぇ、本当に真っ裸……」
「穿いているけれどね」
 冷静な仙也の声に拓美が名乗りを上げる。
「おたくら、間違っているぜ。いいか? 男ってのはな」
 ばっと着衣を脱ぎ捨てる。ふんどし姿が晴天に映え渡った。
 サングラスは忘れていないが、見事なまでに清々とした赤いふんどし一丁であった。
 おおっ、と男たちがざわめく。
「決めたらやり遂げるものなんだぜ」
「そのふんどし……、通ってよーし!」
 道を開けた男たちが守っているのは棍棒を片手にした鬼型ディアボロの姿。
 男たちとの取り決めで一対一が定められている。
「膝をつけば失格とする。また、背中を向けても失格である」
 ルールを聞いて拓美は手を払う。
「上等。さて、ふんどしってどういうポーズ取ればいいんだっけ? とにかく、ピース」
 撮影班が拓美を写真に撮る。
「嘘でしょ……。撮られるの?」
 一千風がうろたえる。仙也はふむ、と得心した。
「撮られるのは、嫌だな」
「行くぞ!」
 晴れ空に声を張り上げた拓美だが、その動きは一直線の攻撃ではなく、面で攻める立体的なものだった。
 まずディアボロの射程範囲である正面を避けて側面に駆け抜ける。
 不意打ち気味の射撃がディアボロの横っ腹を打ち据えた。
「おたくら、女っ気がないからってディアボロに走るのはよくないと思うぜ。いいか? 女のいないバレンタインなんてもんはな、確かに種のないスイカみてぇなもんだ。でもよ、種のないスイカをだからと言って放置するのもまた、男らしくないんじゃねぇか?」
 拓美の理論に男たちがぐっと押し黙る。
「えっ、今の理論、感動するところあった?」
 一千風の疑問に仙也も首をひねった。
「行けぇ! 藤沖さん!」
「が、がんばれーっ」
 ニオの応援と、狐雀の小声が連鎖する。
「決めるぜ。そのがら空きの後頭部、ぶっ飛ばす!」
 ディアボロは完全に近距離戦闘型だ。背後からの攻撃には弱い、と考えたのである。
 しかし、その銃弾を棍棒が遮った。視線を振り向けず、第六感に頼ったその防御に拓美は目を瞠る。
「……こいつ、存外に反応はいいってことかよ」
 薙ぎ払われた棍棒の一撃をいなそうとするが男たちの囲いがそれ以上の逃亡を許さなかった。
 舌打ち混じりに拓美は男たちの頭上を飛び越える。
「フィールド、アウト!」
 審判の声に拓美は後頭部を掻いた。
「ちと狭過ぎるんだよな。まぁ、いい。先鋒としては流れを作れたと思えばな」
 拓美が肩に手をやったのは狐雀である。
 その姿に男たちがざわめいた。
「お、女の子か……?」
「そう見えるだろ? だが男だ!」
 拓美が一挙に狐雀の服飾を引っぺがす。
 赤ふんどしが見事に風に棚引き、弱々しい姿でありながらも、男の威容を映えさせた。
 狐雀は身をよじる。
「は、恥ずかしいですよ……」
「前へー!」
 審判の声に狐雀がフィールドに入る。始め、を発せられるより先にディアボロが棍棒を打ち下ろした。
 だがその場に狐雀はいない。
「わふ……、いきなりは不意打ちですよー」
 瞬時に背後に回っていた狐雀の手にしていたのは呪符であった。
「いつの間に……!」
「できるな、あの子……」
 男たちのざわめきを他所に狐雀の放った攻撃がディアボロを斬りつける。
 薙ぎ払われた棍棒の一撃を狐雀は跳躍ではなく、飛翔で回避した。
「飛んだ?」
「わふっ、羽は飾りじゃないのですよー。ジャンプじゃなくって飛んだのですー! 頭上から爆撃ですよー」
 炸裂符がディアボロを頭上から爆撃する。間断のない攻撃にディアボロが僅かに怯んだ。
「ひ、膝をつくかー!」
 撮影班が矢継ぎ早にシャッターを切る。
 しかし、ディアボロは棍棒を下段から思い切り振り上げた。そのリーチが僅かに狐雀に届く。
 引っかけられた形の狐雀の浮遊がぶれた、その一瞬を狙い、棍棒が辺りの風圧を乱した。
 煽られる狐雀へと、ディアボロが跳躍する。
「わふ……、こ、来られると弱いのですよー」
 思わず飛び退った狐雀が戦闘領域外に出る。審判が下された。
「フィールド、アウト!」
「わふ……。あまりの迫力に思わず」
「いいって、いいって、気にすんな。んで、次は……」
 目線を振り向けられたのは一千風であった。
 彼女は覚悟を決める。
「……仕方がないわね」
 服飾を捨てた一千風がビキニトップと魔装のふんどしを晒した。
 健康的な素肌に男たちが息を呑む。
「……これでどう。道開けて」
「と、通ってよーし!」
 撮影班が先ほどにも増してシャッターを切る。一千風は睨み据えて言ってやった。
「撮影に夢中だと怪我するわ。私の流れ弾で」
 光纏した一千風がディアボロを睨み据える。ディアボロが棍棒を振るい上げた瞬間、接近した一千風の剣がディアボロの胴を叩いた。
「言っておくけれど、手加減とか絶対しないから。一秒でも早く、終わらせる」
 そのまま踊り上がり、ディアボロの頭部を狙う。
「気にしちゃダメ、戦闘に集中……」
 ディアボロを叩き割った、かに思われた一撃であったが、僅かに反応が勝っていた。
 棍棒で受けられたのだ。
「こんの! さっさと倒されなさいよ!」
 剣による接近戦を挑むが相手も接近が強い分、泥仕合になる。
 銀閃が幾つも交差したが、どれも決定的な一打にはならない。
 踊り上がった一千風を下からシャッターが狙う。思わず、と言った様子でその跳躍が鈍くなった。
 ディアボロの薙ぎ払った棍棒に距離を取られてしまう。
 審判が旗を揚げた。
「時間切れ!」
「えっ、時間? そんなものあるの?」
 とはいえ、これ以上続けていても消耗戦になるのは目に見えていた。
 一千風は汗を拭って次に繋げる。
「ふんどし推進男の会の人たちはよく分かっているっすね!」
 サムズアップを寄越したニオが拳に力を込めると、迸った光と共に服飾が引き剥がされた。
「は、穿いているのか?」
「大丈夫、穿いているっすよ!」
 ふんどし姿のニオは快活に笑う。
「見事……通ってよーし」
「さぁて、あたしの真の姿を見せるときが来たっすね。ふんどし神、胸を借りるつもりで、全力でやるっす!」
 きっちり礼拝を忘れないニオにディアボロが手招く。
 ニオがすっと手を掲げた。
「まずはこれっす! はるか彼方より悠久の時を漂いしふんどしぱわーよ! 今ここに、降り注ぐっすー!」
 彗星の輝きが連鎖し、ディアボロを押し出す。その勢いの中、ニオは肉迫していた。
「正々堂々、剣っすよ!」
 先ほど一千風が叩いたのと同じく、胴を狙った一撃であった。まずは胴をやって足腰を危うくする。そこから繋げるのは回り込みでも、ましてや奇襲でもない。
 正面からの叩き割り。
 ディアボロが反応して棍棒で剣と打ち合う。お互いに弾かれ合って距離を取る形となったが、まだ審判の声はない。
 一挙に攻める、と断じたニオが下段から剣を打ち上げる。棍棒と火花が散り、一進一退の戦闘を繰り広げる。
「やるっすね! さすがはふんどし神。ですが、あたしも力を込めて、やってやるっすよ!」
 棍棒と剣がぶつかり合う中、ニオの狙いは一撃での武器の除去にあった。
 ――狙いと力を込めた一撃で、棍棒を打ち払う。
 だからこそ、それに注力し過ぎたせいもあったのだろう。
 隙が見えた瞬間、彼女は滑ってしまった。
 己のふんどしの布で、である。
 戦闘に夢中になるあまり、足元が疎かになったのだ。
 ディアボロの一撃が食い込む。ニオは仰け反ってフィールド外に出てしまった。
「フィールド、アウト!」
「くっ……まさかの敗北……。がふっ」
 ふんどし、の文字をダイイングメッセージにして倒れ伏す。
 仙也がため息をついた。
「本当なら、最後まで出ないのが流儀だったんだが」
 仕方なしに衣服を脱ぎ捨て、放り投げる。
「通ってよーし」
「言っておくが、俺に魅せる戦闘とかはできない」
 棍棒を打ち下ろそうとしたディアボロに、仙也がしたのはたった一つだ。
「――だが、伊達に四戦も見てきたわけじゃない。その棍棒の振り方、クセ、既に見切っている」
 紙一重で回避し、棍棒を握る手を叩き伏せる。
 棍棒が宙を舞い領域外に出た。
 仙也は、というと踵を返している。
「げ、撃退士! 勝負を捨てるのか!」
「勝負を捨てる? 俺は最初から、とどめを狙ったり、対等な戦いを所望したりしているわけじゃない」
「では、この勝負、こちらの勝利で――」
「待ちたまえ! 諸君!」
 轟くようなその声に全員が視線を向ける。
 静観を貫いていた古代が腕を組んで仁王立ちしていた。
「いいふんどしだったぞ、ニオさん! それにみんな!」
 笑みを振りまいた古代が戦闘領域に割って入った。
「愚かしいことだ。真のふんどしとは、他者を傷つけぬもの。しかるに、君達はなんだ! 似合うからと言ってディアボロを保護するなど、恥を知れ!」
 歩み出た古代を止めようとする審判に、彼はすっと上着を預けた。
「さ、そこを退いてくれないか。真のふんどしとは何か。バレンタインだか何かと言う虚飾はふんどしの美しさには不要、と言うことを君たちには背中から腰にかけてのラインと太ももから尻にかけてのラインに座した白いふんどしをもって知らしめてくれよう」
 脱ぎ捨てたその一挙手一投足ですら流麗。
 ふんどし一丁でありながらその佇まいには隙がない。
 審判も、通ってよしの号令も忘れていた。
 すっ、と古代が身を屈める。
 棍棒を失ったディアボロが一挙に攻め切ろうとした。
 その顔面へと、古代の拳が突き刺さる。
 あまりに速い、その一撃に誰もが息を呑んだ。
「見るといい。真のふんどし愛好家とは、相手のふんどしを穢さない美学の持ち主のことを言う!」
 間断のないラッシュがディアボロを叩き据える。
 しかしふんどしには血の一滴すら落ちなかった。古代は血の流れ、拳の角度、全てを調整した上で叩き込んだのだ。
 倒れ伏すディアボロに誰もが唖然としていた。
 棍棒を失ったとはいえ、まさか銃身ごと叩きつけた一撃の前にこれほどの戦力差があるとは思わなかったのだ。
「矢野さん……、いいえ! 老師! その輝くふんどし……! さすがは矢野老師っす!」
 ニオの声に古代はフッと笑みを浮かべる。
「老師というほどでもないが、まぁ好きに呼びたまえ。ふんどしは美しい」
 ディアボロが消えかける。その骸へと、古代は声を投げかけた。
「しかして見よ。心で見るんだ。例え今の姿がアスファルトの破片や血などで染まり、白が汚くなっていたとしても。それでもふんどしは――美しい」
 預けていた上着をばっと羽織り、古代が踵を返す。
 唖然としていた男たちであったが、その背中を覚えず呼び止めた。
「お、お待ちください! 我々は、間違っておりました。せめてお名前を……!」
「名乗るほどではないさ。それに、君たち、間違いはもう一つある。秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず。ふんどしは、普段見えないからこそ、美しさがある。それを覚えておくといい」
 場を圧倒した古代の言葉を前に男たちは平伏する。
「何これ……。えっ、結局矢野さんが全部持って行っちゃったけれど……」
 一千風の戸惑いを他所に、ニオが矢野老師コールを男たちに要求する。
「まぁ、もう二度とやりたくはない。あ、あとのそのカメラ、俺のは消してもらう」
「私も……。なんだか疲れた……」
「わふ……、僕もあまり肌を晒すのは得意じゃないのですよ」
「だが、漢の中の漢が見られた気分だぜ。俺はふんどしに賭けた男たちとディアボロを、忘れないぜ」
 拓美の言葉を他所に止まない矢野老師コールが場を埋め尽くしていた。


依頼結果

依頼成功度:成功
MVP: 撃退士・矢野 古代(jb1679)
重体: −
面白かった!:2人

闇鍋に身を捧げし者・
ニオ・ハスラー(ja9093)

大学部1年74組 女 アストラルヴァンガード
撃退士・
矢野 古代(jb1679)

卒業 男 インフィルトレイター
アド褌ティの勇士@夢・
影山・狐雀(jb2742)

高等部1年7組 男 陰陽師
絶望を踏み越えしもの・
遠石 一千風(jb3845)

大学部2年2組 女 阿修羅
頑固者の天敵・
藤沖拓美(jc1431)

大学部5年28組 男 インフィルトレイター
童の一種・
逢見仙也(jc1616)

卒業 男 ディバインナイト