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マスター:樹 シロカ
シナリオ形態:ショート
難易度:やや易
参加人数:8人
サポート:3人
リプレイ完成日時:2012/12/19


みんなの思い出



オープニング

 人気のない校舎の廊下。
 足元をふらつかせながら1歩、2歩。
 中山律紀(jz0021)はそのまま壁に背中を預け、ずるり、と床に座り込んだ。
「姉さん……」
 目を見開き、声を絞り出す。
「俺を……俺を一人にしないって……そう、約束したじゃないか……!!」
 震える両手で顔を覆う。

「もう、何やってんのよ中山君。遅れちゃうわよ! 急いで!」
 突然、律紀の手が力強く引っ張られた。その力に反抗するように、律紀は首を振る。
「いやあの、俺ちょっと急用思い出して……」
「何言ってるのよ、もうみんな集まっちゃうわよ!」

 相手は律紀と同じ、高等部2年生の女子学生・久保田ユキ。ボランティア活動をメインとする部活『ほーりい☆らいと』に所属している。
 毎年クラブでクリスマスの時期には何かしらボランティア活動を企画してきたのだが、今年は施設でクリスマスを過ごす子供達にささやかなプレゼントを贈る為、クリスマスオーナメントを作成してバザーで販売することになった。
 幸い、材料を安く入手することに成功し、販売先も目途がついた。
 こうなると、それなりに多くの量を作成しなければならない。
 にもかかわらず、時期が時期だけに、メンバーの集まりが悪いのだ。
 そこでユキは一計を案じた。要は、作業を楽しいものにすればいいのだ。
 ということで……

−−−−−
『クリスマスを迎え撃て!』
 今年のクリスマスもシングルベルでクルシミマスですか?
 大丈夫、まだ間に合います!
 共同作業という名の合法的合コンメンバー募集!
 仲良くなった人と、今年はハッピークリスマスかも?

 作業内容:クッキーのオーナメントづくり
 クリスマスバザーで販売するオーナメントを作ります。
 ぶきっちょさんでも愛があれば歓迎! 勿論得意な方は大歓迎!
 薄謝進呈、作業の後はお茶会も。
 連絡先:ほーりい☆らいと ■■■■■■
−−−−−

 回りくどいことせず、もう普通に合コンやったらいいんじゃないのか。
 そういうツッコミはさておき、様々な思惑の渦巻く会場へと、律紀は引き摺られて行くのだった。


リプレイ本文

●迎撃態勢?
 調理実習室で、久保田ユキが笑顔を見せた。
「今日はどうも有難うございます。こんなに集まってもらえるなんて……」
 やっぱり合コン効果すごい。言いかけた言葉をユキは飲みこむ。
「作業は説明したとおりですね。宜しくお願いします」
 桜木 真里(ja5827)が答えた。
「よろしくね。あんまり器用な方じゃないから、色々教えてもらえると嬉しいな」
 邪心のない真里の笑顔。それは『合コンなんて、ネタだよね』という確信故。
 彼は本気でボランティア活動に協力するつもりで参加している。
 海城 阿野(jb1043)はいつも通りの優しげな表情で、頷いた。
「こちらこそよろしくお願いします」
 どちらかというと女友達と行動する方が得意な阿野は、そっと男性陣を見渡す。
 穏やかな雰囲気の真里は、話やすそうだ。
(他の先輩方とも仲良くなれるといいなぁ……)
 そこに声高らかに、クリスティーナ アップルトン(ja9941)が妹のアンジェラ・アップルトン(ja9940)と共に入って来た。
「『久遠ヶ原の毒りんご姉妹』華麗に参上! ですわ」
 だが実はクリスティーナは『お茶会』という単語で衝動的に参加した為、案内文の内容を今一つ把握できていない。
 みんな、依頼の内容は読もうな?
 デジカメを弄る中山律紀(jz0021)に向かって、今更な疑問をぶつける。
「ところで中山さん、合コンって何ですの?」
 律紀は机に頭をぶつけた。
 
 合コン、それは……
「脱・シングルベルのチャンスか……素晴らしい! きやがれクリスマス、迎え撃ってやるぜ!」
「合コン……夢にまで見た合コンッ!! この機会、逃がしてなるものかッ!」
 拳を握る虎落 九朗(jb0008)、ラグナ・グラウシード(ja3538)のテンションに象徴されるように、男女を親しくさせる会合。
 ラグナは九朗とクロスした腕を解き、七種 戒(ja1267)を振り返る。
「私たちだって夢くらい見てもいいよな、なあ七種殿?!」
「あぁ、ついに我らの時代が来たのだ、同志よ!」
 これまでカップル爆破(ほぼ未遂)に勤しんだ日々を思い、ラグナと戒は、固い握手を交わす。
 既にこの段階で、友人が一生懸命に見立ててくれた戒の清純派お嬢様風衣装、きょうもようずみの予感が漂う。
「ラグナさん、おひさしぶりですわね! 今日は一緒にがんばるのですわ」
 アンジェラを伴ったクリスティーナに声をかけられ、ラグナは頬を染める。
「く、クリス嬢、アンジェラ嬢……ひ、久しいな」
 旧知の仲の二人だが、はっきり言ってドストライク直球ど真ん中の容姿なのである。
 今日はいいことがあるかもしれない。期待に胸躍るラグナであった。

 鐘田将太郎(ja0114)は、憮然とした表情で腕組みしている。
(ぼっちの俺にとって、クリスマスはクルシミマスだ。男と女がイチャイチャするクリスマスなんてなければいい……!)
 だがそれが苦しい理由は一つ。彼女なんてといいつつ、心の底では「欲しい!」と思っているからである。
 人間の心を研究する将太郎でも、自身の心を客観視するのは難しいらしい。
(共同作業ボランティアっつーことで来たんだからな。まあ、皆で楽しく作業するのはいいことだ。合法的合コンは、ともかくとして!)
 そう自分に言い聞かせながら、ふと上げた視線が阿野の姿にとまる。阿野は目が合うと、にこりと会釈した。
(……綺麗な子だな)
 念のために言っておくが、阿野はれっきとした男子学生だ。将太郎、色々前途多難である。

 ところで、何故かこの場にいる虎綱・ガーフィールド(ja3547)。
 彼はしっと団団員として、日夜カップルを嫉妬し爆破する機会を窺っているはずである。
「最近流血沙汰ばかりであったし、こういうのもいいかの」
 穏やかな笑顔が、却って嘘くさい。
 レイラ(ja0365)はそんな彼の内心など知る由もない。
「合コンに参加するのは初めてです……色々学ぶこともありそう。楽しい会になると良いですね」
 今回は様子見。はしたなく自分から告白する予定はないのです。
 ……割と酷い参加者である。

●クッキーを焼こう
 用意された材料を前に、レイラは手早く準備を整える。
「もうクリスマスなんですね。クッキーでオーナメントを作るなんて素敵です」
 作業の手順に従い材料を並べる手つきが、手慣れていることを物語る。
 将太郎は手を出しあぐね、少し遠巻きぎみにそれを見ている。
「最初にいっておく。俺は料理ができん。なので、得意そうなのに作り方を教わりたい。」
 そこで咳払いをして、付け加える。
「焼くのは任せる。が、卵割ったり、型抜きしたりはできる」
 言い方が多少乱暴なのは、緊張の表れだ。
 レイラがそれに気づいたかどうかは判らない。だが、気分を害した様子でないのは確かだ。
「わかりました。じゃあその分はお願いしますね。後はお教えしますわ」
 その笑顔に、将太郎も表情を和らげる。
「よし。たくさん作ろうぜ」

 アンジェラはバイト先のカフェの制服とエプロンドレスで身支度を整え、そっとラグナに寄り添う。
「そこは、捏ねすぎると失敗します」
「うーむ……こう、か?」
 ラグナの顔が赤いのは、慣れない作業の為だけではない。
(作業に専念するんだ! むむむ胸がすぐ近いとか考えるな!!)
 実はアンジェラも、ラグナが参加しているのを知って心の中はピンクのバラが咲き乱れる花園状態なのだ。だがどういう訳か、その気持ちはクールな仮面の下に押し込めねばならないと信じ込んでいる。
 阿野は楽しそうに、用意された抜き型を手に取る。定番の星型、雪だるま、トナカイなどなど。
「型が沢山ありますねーどれにしようかな?」
「クリスマスには関係ないかもしれませんが、ハート型のクッキーも混ぜてみてはどうでしょう」
 レイラが提案した。
「このオーナメントを手に取った方々に幸福があるように、おまじないです」
「いいですね、素敵です」
 阿野は嬉しそうに言うと、生地を伸ばし、成形の作業。
「ちょっと手を加えますか」
 ロウソクやエンジェル、ベルが次々と。
 砕いたキャンディをろうそくやエンジェルに飾って焼けば、ステンドグラスのようになるだろう。
 焼き上がりには砂糖と卵白のアイシングを施し、アラザンやスプレーチョコで飾りつける予定だ。

「む、切れた」
 将太郎が潰れたヒトデのようになった星を見て、眉をしかめる。
「うむ、中々うまくいかぬものだ」
 胴長になったトナカイを手に、ラグナも嘆息。
 それを見てレイラが笑う。
「大丈夫ですよ、もとの生地に纏めて一度冷やせばまた使えますから」
 生地を間に、触れあう指先。
(くうっ……女子とこんなに平和な時を楽しめるとは! さて、誰を選ぶべきかッ……?!)
 夢なら醒めないで。滅多にない幸福に喜びをかみしめるラグナの心はもはや、告白タイムに飛んでいる。
 大量分泌された脳内物質でマヒしたラグナの感覚は、窓外からじっと注がれる視線に気づくことはなかった。

●綺麗に包もう
 一方のラッピング班。焼き立てを包むことはできない為、ユキ達が用意した分から仕上げることになった。
「……でその日、うっかりジャージでコンビニ行ってしまっての。そういう時に限って相手と遭遇するのだ」
 虎綱が作業の手を止めないまま、溜息をつく。過去の恋愛話だが、何処まで本当か判らない。
 手先はかなり器用らしく、リボンでコサージュを作ってみたり、捩じって華やかに広げてみたり。凝った作品を次々と積み上げていく。
「はは……で、それからどうしたんですか?」
「家まで送ったとも。送るのは慣れてるので御座る……送るのはね」
「ああ……」
 おしゃべりに相槌を打ちながら、九朗も作業の手は止めない。
 綺麗な包み紙を折り畳み、リボンで耳を作って動物の顔にしてみたりと、工夫する。
 仕事はきちんとこなすという意気込みももちろんだが、それってアピールポイントになるかも? という期待もあったり。
(それにしてもあれだな……まさか全員年上美人とは思わなかった)
 そっと周りを窺う九朗。
(年下じゃ相手にされないかも。同年代も一人ぐらい……いや、高3は同年代、か?)
 そのとき足音が近づき、クリスティーナが駆けこんできた。
「遅くなりましたが、一人連れてきました」
 その後から、よろよろと現れたのは大八木 梨香(jz0061)である。
「……クリスティーナさん? 私、ちょっと状況が、飲みこめないのですが」
 クリスティーナがくるりと振り向く。
「よくわかりませんが、女子のメンツが足りないのですわ」
「メンツ?」
 いつも通りの制服におさげ髪、眼鏡の梨香は、本気で何も知らされていないらしい。
「貴殿がこういうところに顔を出すとは。似合わな……ごほん、いや、珍しいな!」
「あ、大八木も来たんだね。ラッピング得意だったらこっちで一緒にやらない?」
 ラグナと真里にも声をかけられ、ますます混乱している。
 だが九朗の方は、椅子から転げ落ちる寸前だった。
(えっ、まさか大八木先輩が?!)
 依頼で一緒になったときに顔見知りになり、少し気になっている当の相手である。
(やべ、俺、参加してるところ見て幻滅されないかな……いや、そっ、そんな風に幻滅されるほどの付き合いがあるわけじゃないが……)
 冷静に考えれば、幻滅も何もない。同じ現場にいるのだから、立場は同じである。

 ラッピングの見本を前に、真里は暫しうろたえる。
 クッキーを綺麗に折り畳んだ透明なシートで包み、吊るす為の紐と一緒にホチキス止めした上に、そこが見えないように二色のリボンで飾る。リボンの端は山形に切られ、くるんとカールしていた。
(だ、大丈夫かな……)
 見本を何度も見つつ、何とか頑張るものの、透明シートはよれよれでリボンは縦結び。
「うーん、上手くいかないな」
 クリスティーナも、唸っている。
「……なかなか難しいですわね」
 弄れば弄るほど見本から遠ざかる手元の包みに、嘆息。
「戒さんは……意外に上手ですわね」
 何の根拠もなく手先の器用さは同程度だとクリスティーナが思っていた戒が、リボンの配色も形も見事に決まったラッピングを量産している。
 釣られてそちらを見た真里も、声を上げた。
「わ、綺麗。器用なんだね」
 戒は爽やかイケメンの笑顔の不意打ちを食らいあらぬことを口走る。
「私、本当は箸より重い物は持てないの……」
 ハサミを取り落とし、よろける。合コンの必殺技・私酔っちゃったみたいアッピール。
 だがちょっと待て、まだお茶も飲んでいない。
「えっと……?」
 戒に教えを乞おうとした真里だったが、訳が判らず途方に暮れる。
(……なんだか戒さんからも、異様なオーラを感じますわ。獲物を狙う獅子のような……)
 クリスティーナが思わずリボンを握りしめた。
 だが、このままこうしていては作業が終わらない。
「すみません……コツを伝授してくださいませ」
 虎綱は突然声をかけられ、身を固くする。
「え、いや、コツというほどでは……その、ここをこう」
「こうですか?」
 金髪グラマラス美女の無意識攻撃に、虎綱は心の中で悲鳴を上げる。
(あ、余り接近せんでほしい……!)

●お茶会、ほか。
 それぞれの作業が完了し、いよいよお茶会。
「みなさん、お疲れ様ですわ!」
 クリスティーナがラッピングとは別人のように、テキパキとお茶の支度を手伝う。
「アンジェ、紅茶が飲みたいですわ」
 しかも妹に紅茶とお菓子を要求するという、通常運行ぶり。
「あ、手土産を持ってきました」
 阿野が持参した箱を開くと、中には手作りの苺ミニタルトが並ぶ。宝石のような赤が美しい。
 和やかな雰囲気でお茶会が始まった。
 話題は先程までの作業の成功談・失敗談。あちこちに笑いの花が咲く。
 将太郎は阿野からタルトを手渡され、礼を言って受け取る。
(気の利く子だな……)
 でも男です。
 それはさておき、取材の名目で参加した律紀も、ご相伴にあずかることとなる。
「ところで中山、おまえは好きな子いるの?」
 突然将太郎に話題を振られ、律紀はイチゴタルトを喉に詰めて咳き込んだ。
「いないワケないよなあ?」
 背中をさすり、笑う将太郎。
「誰かを指してるなら、ホントに誤解ですから……」
 ……律紀は同級生との誤解に基づく噂が、自分に彼女がいない原因だと、割と真剣に思っている。

 お菓子があらかた片付いた頃、ユキが立ち上がった。
「さて、では本日のメインイベント! 告白タイムでーす!」
 パンパカパーン! と口で効果音までつけた。
「え……あれ、合コンって冗談じゃなかったんだね……」
 真里が呟いたように、微妙な空気が場を支配した。
 ユキが溜息をつく。
「あのね、待ってるだけじゃ欲しいモノは手に入らないのよ! 特に男子、そんなんじゃ来年も再来年も、シングルベルよ!」
 その声に、九朗が顔を真っ赤にして立ち上がった!
(……その、なんだ。えーい、男は度胸!)
「おっ、大八木先輩、こっ、今度、いっ、一緒にどっか遊びに行きませんか?!」
 行きやがった! 場に緊張が走る。……言われた当人を除いて。
「え? あ、はい。何処にですか?」
 恋愛経験値の低い人間にとって、『遊びに行く』はそれ以上でもそれ以下でもないのだ。
 頑張れ、虎落九朗。先は険しいぞ。

 勢いを得てラグナが立ち上がる。
(ここは私も……!!)
 その時くいくいと袖を引かれた。振り向くと茶髪ふわふわロングの綺麗な女の子だった。おっとりした口調で名乗る。
「エリです……よろしくね」
(こんな子いたっけ?)
 一瞬訝しがるが、恥ずかしそうに外を指さす仕草に、ラグナは後を追う。
(久保田殿の友達かもしれないな……というか、こ、これは…告白?!)
 だが校舎を出てすぐの池の傍で、俯いたエリが突然向き直り、抱きついて来た。
「……ラグナ!」
 その瞬間繰り出される、鬼道忍軍の容赦ない攻撃。
 飯綱落とし、雷遁・腐女子蹴、とどめの闇遁・闇影陣。
「合コンとかっ、ラグナのえっち、ばかッ!」
「え、ぐ、ぐああーッ?!」
 真冬の池の水の冷たさの中、ラグナが見たのは……変化の術を解いた憎むべき仇敵・エルレーン・バルハザード(ja0889)!
 エルレーンは立ち去り際、ラグナの後を追ってきたアップルトン姉妹を睨みつけた。
「ぼいんだからっていばるなよ、……ラグナはあげないんだから!」
「ぼいん?」
 木立の影で首を傾げるクリスティーナの横で、アンジェラはうっとりとラグナを見つめるのだった。
「ああ、ラグナ様……池に沈む姿も素敵」

 ラグナを追って出て行ったクリスティーナの姿を目の端に留め、虎綱は拳を震わせていた。
「分かっていた……いたんだ! だがこの頬を伝うものはなんだ……!」
 そこでキッと向き直り、頬の緩んだ九朗を指さし高らかに宣告する。
「カップルよ、増えるがいい! それでこそ爆破しがいがあると云うもの!」
「あなた一体何しに来たのよ!?」
 ユキに力一杯後頭部を叩かれ、つんのめる虎綱であった。

<了>


依頼結果

依頼成功度:成功
MVP: いつか道標に・鐘田将太郎(ja0114)
 世紀末愚か者伝説・虎綱・ガーフィールド(ja3547)
 撃退士・虎落 九朗(jb0008)
重体: −
面白かった!:9人

いつか道標に・
鐘田将太郎(ja0114)

大学部6年4組 男 阿修羅
202号室のお嬢様・
レイラ(ja0365)

大学部5年135組 女 阿修羅
KILL ALL RIAJU・
ラグナ・グラウシード(ja3538)

大学部5年54組 男 ディバインナイト
世紀末愚か者伝説・
虎綱・ガーフィールド(ja3547)

大学部4年193組 男 鬼道忍軍
真ごころを君に・
桜木 真里(ja5827)

卒業 男 ダアト
華麗に参上!・
クリスティーナ アップルトン(ja9941)

卒業 女 ルインズブレイド
撃退士・
虎落 九朗(jb0008)

卒業 男 アストラルヴァンガード
手段無用・
海城 阿野(jb1043)

高等部3年27組 男 ナイトウォーカー