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マスター:サトウB
シナリオ形態:ショート
難易度:普通
参加人数:8人
サポート:2人
リプレイ完成日時:2013/08/24


みんなの思い出



オープニング

●もう一仕事
「おらあッ!!」
 雄叫びと共に轟音が谺すると、その余韻が消えるとともにその場はしんと静まり返った。
「いてて……手こずらせやがって」
「終わった? 怪我大丈夫?」
「報告しておくぞ、撤収だ」
「あーあ、遊びに来たかったよ」
 人里離れた山中にある大きな遊園地、しかし今は臨時閉園となり一般人は誰もいない。この施設の目玉である『巨大お化け屋敷冒険迷宮スクリーム』という欲張りすぎて盛り込み気味な施設内に天魔が出現、施設からの依頼で学園から派遣されたチームが討伐に来ていた。
 そして今、その最後の一体を撃破。任務は完了し、撃退士達は帰路に
 ……つこうとした所でそれは発覚した。
 駐車場に停めておいた車が一台、また一台と走り出して行く。さてその後ろについて出て行こうとした撃退士が、ふと一言漏らした。
「……丸井さんは?」
 来た時に一緒に乗って来た一人の撃退士が見当たらない。やたら背が高くてシュッとしたメガネ、という事で同乗して来た全員がその姿は覚えている。
「そう言えば、最後の時、俺丸井さん見てねえ」
「……あたしも見てないかも」
 顔を見合わせ、撃退士達は一度乗り込んだ車を降りる。二人は先に出た車へ連絡を入れ、残った二人は後に残っていた一台へと声を掛ける。すると、残っていた一台の方でも自分達と同じように狼狽えていた。
「丸井さん、そっちにいない? 背の高いメガネの人」
「いないよ、そっちに百合枝ちゃんいない?」
「……いないよ?」
 先発した仲間に連絡を取っていた撃退士が、小走りにこちらへ駆けてくる。
「いないって」
「こっちも、丸井さん乗ってない」
「百合枝ちゃんもどの車にも……」
「え?」
「え?」
「ちょっ……電話……」
「百合枝ちゃんの電話、ここにあるよ」
「丸井さん、電波届かないって」
「え?」
「え?」
 顔を見合わせ、撃退士達は後ろを振り返る。
 曇り空の下に無機質に佇む巨大な箱形の建物『巨大お化け屋敷冒険迷宮スクリーム』。
「あ、すいません。迷子二名出ました」

●迷子の撃退士
「電池切れちゃったよう……」
 真っ暗な画面を見つめ丸井一彦は長い溜め息をついた。生来の方向音痴・恐がり・薄い影の三重殺で探索段階で迷子になり、それから歩けば歩くほど迷子は拗れて今に至る。
 施設内は電源を落としているため、仕掛けは動いてはいないが真っ暗だ。一応持って来ておいたペンライトで先を照らしたりはしてみた物の、半分腐ったマネキンや壁にべっとり浮かび上がる手形など一歩置きに心臓が止まりそうになるため、早々に歩く事は諦めてしまっていた。
「うう〜……」
 押し殺したような唸り声。ところが、それは丸井の物ではない。
 息が止まるくらい身を強ばらせて声のした方を見つめていると、暗闇からぬっと現れた手が丸井の腕に触れた。
「ぎゃあああ!」
「ひぃやああ!」
 最後の理性がペンライトを手の主へと向ける。するとそこに踞っていたのは、見覚えのある制服を着た人間だった。
「あああああぁぁ……あ?」
「う〜……ぁう〜」
 お互いに恐る恐る顔を見て、それから仲間だと認識すると力が抜けてふにゃりと床に沈み込んでしまう。
「君、任務で一緒だった……」
「よかった、人に会えました〜」
 ほっとしてお互い抜けた腰が立つのを待ち、生きている人間と合流した事で少しわいて来た勇気を武器に、これならば行けると二人は歩き出した。
 だが、そもそも任務中に迷子になって合流出来ないような方向音痴&恐がりだからここにいるわけで、そんなものが二人になった所でパニックは倍増するだけだ。
 結果は火を見るよりも明らかで。
 ペンライトが照らしたおどろおどろしい人形に片方が悲鳴を上げるともう片方がつられて悲鳴を上げ、それに驚いて……を延々ループすることになり、二人の足は大して進まない所で止まってしまったのだった。


リプレイ本文

 小さく響く足音。他に聞こえていた仲間達のそれは、もう聞こえなくなってる。聞こえるのは自分のと、隣にいるダッシュ・アナザー(jb3147)のものだけだ。暗闇の中におどろおどろしく汚れた壁や、時折リアルなゾンビの人形が浮かび上がるが、電源の入っていない今はそれらはぴくりとも動かないただの置物である。
「こんなものが怖かったのか?」
 スリーピー(jb6449)が溜め息をつきながら人形をつついてみるが、ダッシュに至っては怖いとかなんとかよりもまるで何も思っていない風だ。ゾンビも石も同じ『物』に見えるのだろう、作り手が見たらがっかりして泣いてしまうほど平坦な表情で、壁にぺたぺたと張り紙をして行く。
「見てくれると……いいけど……」
 張り紙には、出口の方向を示す矢印を大きく描いている。しかし来た道を振り返ると深い闇、ライトが照らさない所は何があるのか、何も無いのかもわからないほどに暗い。同じ所から入って来て先ほど道を分かれた仲間の光も全く捕える事が出来ないほど徹底した遮光・遮音に感心するとともに気が重くもなる。
「二人一緒にいてくれたらいいな」
 ダメ元でダッシュが置いた無線機にマーキングを撃ち込み、二人はまた闇の中を歩き出した。


 見取り図を見る限り、進んでいる方角は合っているようだ。ただし、建物としての見取り図であるために、配置された人形や大道具のお陰で、作りを頭の中で照会するのは少し面倒な作業である。見取り図と周囲を交互に見ながら、リアナ・アランサバル(jb5555)は一人黙々と進んでいた。
「私は暗闇はむしろ得意な領域だけど、駄目な人は駄目なんだね……」
 物音なし、光源なし、空気の微動もなし、リアナにとっては馴れた環境だ。ゴーグルの中に浮び上がる景色は不気味さを増していたが、残念ながらそれにリアクションは一切生まれなかった。さくさくと歩き、曲がり角の壁や人形の顔に矢印を書いた紙を貼って行く。
「虱潰しに探していくしかないかな……」
 巨大お化け屋敷冒険迷宮スクリームと言う盛り過ぎ感に恥じない規模の施設に、これは動き回られていては厄介だなと思ったその時、カタン、と何かを落とす音がリアナの耳に届いた。そしてその後に、くぐもった声のような物も。遠いからなのかよくは聞こえないが、一連の流れから生きた人間がいるのは確実だ。
 脅かさないようそろそろとそちらへ行くと、曲がり角の向こうに二人の人間が見える。男女のペアで、出発前のメンバーには無かった顔。探していた丸井と百合枝である。
「……いた」
 あっさり見つかった事に拍子抜けしながらも、二人を照らそうとリアナはナイトビジョンを外す。安全装置はついているがあくまでも安全の為の緊急装置だ、普段から気を抜いて頼るような物ではない。という意思のもとの行動だったが、ほんの僅かな暗闇がその行動を裏目にしてしまった。
 ぽそりと呟いたリアナの声に反応した丸井のペンライトが声のした方へ向けられたが、その光の輪にリアナの隣のゾンビ人形が運悪く照らし出されてしまったのだ。
「ひいい!」
「あ、待って……」
 ナイトゴーグルを外したばかりの視界に人形の影になっている所はうまく映らない。その結果、 落ち着かせようと二人にライトを向けようとしたその手が人形にぶつかり、おどろおどろしいゾンビは照らされた輪の中でぐるんと二人を向いた。
「〜〜〜〜〜〜!!」
 最早悲鳴も無く、丸井と百合枝は脱兎のごとく別々の方角へと逃げ出してしまった。

「了解っすよ!」
 元気に電話を切る大谷 知夏(ja0041)を横目で見ながら、神凪 宗(ja0435)は張り紙を丁寧に貼っている。
「何だって?」
「見つけたけど逃げられらしいっす、宗先輩! なんか、リアナちゃん先輩とゾンビ間違えるくらいテンパってたらしいっすよ!」
 生きている人間とゾンビ人形の区別もつかないほどのパニック&恐がり。思っていた以上の強敵さに、溜め息が出る。
「こんな恐がりで天魔と戦えるのか心配だな」
「そうっすね、早くみつけてあげたいっす!」
 そう言ってニコニコする大谷はウサギの着ぐるみ姿だ。これはこれでまたパニックの元になりはしまいかと神凪は思っていたが、まあ周囲のゾンビ達とは明らかに毛色が違うので大丈夫だろう。ただ、毛色が違うと言うだけで着ぐるみが走って来たらそれなりにビックリは普通するだろうが。
「リアナちゃん先輩によると、二人別々に逃げちゃったらしいっす。探査するっすね!」
「よし、頼む」
 むぅーとしばらく黙り込んだ大谷だったが、ふと見つけた気配にぱっと顔を上げる。
「出口に近い方にずっと止まってるの一個反応アリっす!」
 仲間達は迷子探査の為に大体動き回っているはず。張り紙の設置などで少しは足も止めるだろうが、ずっと止まっていると言う事は考えにくい。おまけに単体となれば、その反応は対象である可能性が極めて高いだろう。
「出口側だと……炎武さんがいるな。もう一つは?」
「えーと、ここから右奥の方にいるっす! 近くに動いてる反応一個……味方っすかね? 行ってみるっす!」

 その炎武 瑠美(jb4684)は、白野 小梅(jb4012)と共に先ほど自身で探査して反応があった方角へ向けて慎重に進んでいた。
 方角はわかっているが、作りが迷路であるせいで思ったように西には向かえていない。地図もあるにはあるが、わかり辛い上行ってみたらこっちじゃなかった、も多々ある。
「暗いですね……」
 そう言ってふっと進行方向ではない所へ光を向けると、自分からほど近い所にあった人形が照らし出された。
「きゃっ」
 目の前にあったクリーチャー人形に思わず驚きの声が漏れる。しかし、それに限らず、他の気味の悪い人形や装置にも、白野は一切驚いていない。
 正確には少しは驚いているのかもしれないが、しかしそこに怖がっていると言う要素は一切含まれていなかった。
「ほぇ〜。これがお化け屋敷なの〜」
 お化け屋敷初体験の上、天使である白野はサーバントやディアボロに対する馴れが人間の撃退士とは少し違う。よって、お化け屋敷と言う存在そのものへの興味だけで目がキラキラに輝いている。汚く塗装された少し開いているロッカーや、消火栓の扉など、人間であれば誰もが構えてしまうような物も平気でガンガン開けて行く。結果、開け放たれたその中から飛び出してくる人形や仕掛けに驚かされるのは炎武の仕事となった。
「あのね、こんな人ぉ探してるのぉ、知らない?」
 飛び出して来た人形に丸井と百合枝の写真を向けて話しかける白野は、どうやら生きた人間と人形の区別がついていないようだった。
「むぅ、黙ってるなんてぇ、酷いなぁ、ぷん」
「それは人形ですよ」
 むくれた白野を宥めるように聞かせると、白野の膨れたほっぺたが急に萎む。通路の向こうに、手に持っている写真の人物・丸井が現れたのだ。
「あっ、こっちだよ!」
 最大限にかわいらしい笑顔で丸井に向かって言うも、残念ながらその笑顔は暗さの中で効果は発揮しなかった。
 ぼんやりとした明かりの中に立っている小さな少女。闇の中の幼女は笑みを浮かべてこっちへ来いと手招きする。しかも建物の作りのせいで、声がいい具合に響くのだ。
 恐がりの目には恐いものにしか映らなかった。
 即座に踵を返し、丸井は闇の中へと消えて行く。
「あり?」
「追いかけましょう!」

 丸井の追走劇が始まってしばらく、電話で連絡を受けたダッシュとスリーピーは周囲に気を配りながら静かに探索を続けていた。丸井の方は追っていると言う連絡が全員に入っている。その姿を見つけたらすぐに追うだろうから、それまでは静かにもう一人の迷子を捜そうと、二人は息を潜めていた。
「いたっ」
 走り回っているような騒音は一切聞こえない静寂の中で、何かにぶつかったような音と、弱々しい女の声がする。十字路になっているその向こうだ。見取り図上はその向こうにもずっと通路は延びていて、そちらに逃げられるとまたその先で分岐していたりする為に厄介な事になる。
「女子の方がよさそうだな……ダッシュさん、頼む」
「……うん……」
 こくりと頷くと、ダッシュの足音がふっと消える。そのまま音を立てずに十字路の向こう側へ渡ったダッシュは、壁を伝って百合枝を飛び越し、スリーピーと自分で百合枝を挟んだような形をとる。
 パっとライトで百合枝を照らし、それから天井から降りると、
「百合枝……見つけた……」
 あれ、言い方が恐い。
 ダッシュの話し方とこの施設の雰囲気がマッチしすぎている。そうスリーピーが懸念した通り、百合枝は悲鳴を上げて彼のいる方へと走り出す。
 ここまでは計算通り、あとは無理矢理捕まえてしまおうと構えたスリーピーの耳に、遠くの方から激しい足音が聞こえて来た。それは百合枝と自分の間を横に走る道の奥からで、音が響く作りのせいで聞こえたと思ったらすぐに大きくなった。
 横から迫ってくる足音に対処するべきか、正面からパニックで走ってくる百合枝が優先か、どうも同着になりそうなその雰囲気に慌てた所で、偶然のナイスタイミングがまずは一つ問題を解決してくれた。
 百合枝が十字路に足を踏み入れた瞬間、横からやって来た丸井一行がその目の前をもの凄い早さで横切ったのである。
「うへへへへへへぇ〜」
 しかも、丸井を脅して追い立てようとする白野の気味の悪い笑い声と共に。
 音の響く廊下で大の大人と幼女を交えた駆けっこはインパクト大だ。それが証拠に、目の前をそんなものに横切られた百合枝はその場で失神してしまった。
 後ろ向きに倒れた百合枝を、きょとんとしながらダッシュが受け止める。
「まあ……味方に飯綱落とし、するよりはいいか……」
 するつもりだったのか。と、状況も仲間の思考も手に余るスリーピーもしばしきょとんとする。それから気を取り直し、百合枝をダッシュにまかせ、スリーピーは追走の後を追った。

 不気味な幼女(白野)と日本人形(炎武)が追いかけてくる。大概失礼だが丸井の頭の中で白野と炎武はこう変換されていた。バタバタ走るせいでペンライトはあちこち照らし視界もままならないが、足を止める選択肢はパニックの彼の中にはない。
 脇の通路から銀髪の蝋人形(神凪)とありえないデカさのウサギ(大谷)が飛び出して来たり、コウモリ娘(リアナ)が正面に立ちはだかったりしていて、もうどこをどのようにどれくらい走ったのかなど全くわからなかった。
 走りながらちらりと後ろを振り返ると、蝋人形もコウモリ娘も自分を追っている。おまけに日本人形は相変わらず走っていたが、幼女は宙を舞っていた。実は疲れてしまった白野を追いついたスリーピーが抱えて走っているだけなのだが、パニックはメーターを振り切った。
「このままで、いいのか?」
 走りながら神凪が問うと、大谷が地図と方位磁針を見比べてこくりと頷いた。
「大丈夫っす! このまま行けば、出口の扉が、あるだけっすよ!」
 やがてすぐにペンライトが行き止まりの扉を照らし出した。とにかく逃げたいと言う意識しか無い丸井は、無我夢中でそのノブに手を伸ばす。

 錆び付いた音を立てる割にスムーズに滑る扉が派手に開くと、曇って少し暗いが外だった。
 真っ正面に立っていた柊 夜姫(jb5321)の姿と、それまでとは打って変わった明るさに丸井は慌てて足を止める。
「おかえり〜」
 にっこり笑う彼女と明るさに正気を取り戻した丸井は、確かめるようにきょろきょろと辺りを見回した。
「……外? うわっ!」
 今しがた自分が飛び出して来た扉から、さっきまで自分を追いかけて来た面々が飛び出してくる。外で見れば何の事は無い、先ほどの任務に一緒に当たった仲間達だ。

 安心したのか、丸井はその場に座り込んでしまった。
「お化けじゃなかった……よかった」
 その情けない言葉に、息を整えながら炎武は微笑む。
「これで全て終わりでしょうか? 百合枝さんは?」
「ダッシュが引きずってきましたよ。車に寝かせてあります」
「あ〜、面白かった♪ また、遊んでねぇ♪」
 白野の言葉に笑いながら、炎武が空を見上げた。低い雷鳴が聞こえ、雲の色は今にも降ってきそうに徐々に暗さを増している。
「降る前に帰りましょう。あれ、ダッシュさんはどこに?」
 その言葉に何人かが周りを見回したその時、神凪の手にあった無線の一つがノイズを発した。不思議に思いボリュームを上げると、ノイズが大きくなると同時に、声のような物を拾い始める。
「ない……足らないの……」
 ぼそぼそとノイズに混じる声は、聞き取り辛いほどに小さい。雷鳴は近づき、それと共に空の暗さは一層増す。雷が近いせいで電波が乱れるのか、ノイズも安定せずに甲高い音を交える。
「一本ない……けど……ね……いくね……」
「ダッシュさんっすか?」
 何かが無い、と何とか聞き取れる声は言う。だが、何が無いのかはわからない。そもそも誰が誰に向けているのかも。
「今……ら……そこ……」
 ノイズは激しくなり、声は全く聞き取れなくなる。暗さと雷鳴が、ノイズの不気味さに拍車をかけており、落ち着いたはずの丸井はまた顔がドキドキし始めていた。
「違うのか? どこにいるんだ?」
 こちらの問いかけに返事をしないノイズの中の声に向かって、少し声を大きくして神凪が言う。それと同時に、稲光が瞬き、大きな雷鳴が地面を揺らした。
 それに身を竦ませると同時に、錆び付いた音を立てて開く扉。そして、無線からは急にノイズが無くなり……
「後ろに……いるよ?」
「ぃゃああああああ!!!」
 ここまで失神せずに外に出られた丸井は、ここで結局気絶してしまった。
 音を立てて前回になった扉から、ゆっくりとダッシュが現れる。
「無線とか……紙とか……」
 通路に設置して来た張り紙などを回収して来たらしい。両手にそれらを抱えた姿と気絶した丸井を交互に見比べ、撃退士達は何とも言えない表情を浮かべた。
「何がないんだ?」
「ペンライト……一本……どこだかわかんなくなった……」
「お化け屋敷って出たあとにトドメさすんだ! 油断しちゃダメなんだね♪」
 どこからどう処理したものか迷いながら、気絶した迷子を乗せて撃退士達は帰路についた。
 任務二本分の疲労で彼らが速攻で寝落ちしたことと、迷子二人に拭えないお化け屋敷に対するトラウマが植え付けられたのは言うまでもない。


依頼結果

依頼成功度:成功
MVP: 静かな働き者・ダッシュ・アナザー(jb3147)
 Standingにゃんこますたー・白野 小梅(jb4012)
重体: −
面白かった!:6人

癒しのウサたん・
大谷 知夏(ja0041)

大学部1年68組 女 アストラルヴァンガード
凍気を砕きし嚮後の先駆者・
神凪 宗(ja0435)

大学部8年49組 男 鬼道忍軍
静かな働き者・
ダッシュ・アナザー(jb3147)

大学部2年270組 女 鬼道忍軍
Standingにゃんこますたー・
白野 小梅(jb4012)

小等部6年1組 女 ダアト
惨劇阻みし破魔の鋭刃・
炎武 瑠美(jb4684)

大学部5年41組 女 アストラルヴァンガード
撃退士・
柊 夜姫(jb5321)

大学部3年302組 女 インフィルトレイター
空舞う影・
リアナ・アランサバル(jb5555)

大学部3年276組 女 鬼道忍軍
リストカッター・
数 李碑(jb6449)

大学部8年144組 男 インフィルトレイター