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マスター:サラサ
シナリオ形態:ショート
難易度:易しい
参加人数:8人
サポート:2人
リプレイ完成日時:2014/01/10


みんなの思い出



オープニング


 職員室の一角で空き授業の間を利用して認められる礼状。
 締め括られた文字を目で追って常盤 楓(jz0106)は静かに首肯する。
「―― ……とはいえ」
 ぎっと深く椅子に座りなおして、ちらりと視線を落とした。その先には、段ボール箱が二つ、三つ……と積み上げられている。
 自宅を空けていることも多い為こちらに転送して貰った……いわゆるお歳暮だ。
 楓は、宅配伝票を丁寧にはぎ取って、はがきの宛名へと写していく。
(お気持ちは嬉しいのですが……)
 正直生鮮食品関係は困る。一人暮らしの楓にとって、新鮮であるうちに全て片づけるのはとても無理だ。


 小さく嘆息したところで終業のチャイムが鳴った。
 休み時間の間に投函しを――思い立って立ち上がり、職員室の引違い戸を開いた。

「―― ……と」
「んぁ、すみません。当たりませんでしたか?」
 廊下で出会ったのは、月見里 叶(jz0078)台車で授業にでも使ったのだろう資料を運んでいるところだった。
「ええ、大丈夫ですよ。ご苦労さまですね」
「じゃんけんに負けたんで」
 勝ち負けなど無くても割と叶は外れくじを引く。それを知っていた楓は曖昧な笑みを浮かべるとなるほどと頷く。
 そして、顔を上げると同時に、そうだとばかりに明るい表情へと変えた。
「ちょうど良いです。貴方、寮住まいでしたよね?」
「はぁ、まぁ、そうですけど」
「野菜をね、沢山いただいたのですよ。白菜、水菜、小松菜、春菊、人参、里芋とかキノコ類もあったかなと思います。みなさんでお鍋でもしてはどうですか?」
 と、にっこり。
「いや、今、あいつらは……って、聞いてねー……」
 機嫌良さ気な後姿を見送って、叶は窓の外を振り仰ぐ。どんよりとした灰色の雲。
 台車を足で支え、はあ……と両手に吐きかけた息は白い。
「―― ……雪、降りそうだな……」


「俺だってこんなに消費できねーよ……」
 帰宅後、寮の台所に並べられた段ボール。それに腕を預けてうなだれる叶の姿が……。
「……人、集めた方が良いよな……」
 年末年始にかけて里帰りするもの、リア充旅行に出掛けたもの。そう、この寮でほかに行き先がないのは叶だけで、出払った屋敷の留守番をするのは常だった。今も例外ではない。
 広い台所に響くため息。叶等が寮として使っているのは、その昔迎賓棟として使われていた館。シンメトリー調のお屋敷は遠目には大変に美しく豪勢にも見える。
 が、年季が入っていて幽霊騒動とかも普通に起きるような建物だ。



 ――翌日

 いつも叶が利用している斡旋所の掲示板に、一枚のチラシが張り出された。



リプレイ本文

「――雨かしら……」
 冬らしく寒々とした曇り空を見上げた田村 ケイ(ja0582)は、冬はやっぱり鍋よね……ぽつと重ねて呟き、両手で抱えていた――あらゆるニーズに応えられそうな多種の飲み物と、ポン酢等の調味料が入った袋を抱えなおす。
「雪の方が良いよね〜」
 ケイの独り言を拾うように、まったりとした口調で話しかけてきたのは星杜 焔(ja5378)その隣で微笑むのは星杜 藤花(ja0292)だ。
 藤花は、腕に大事に抱えた幼子に掛けたおくるみを引き上げる仕草をし、瞳を細める。
「よし! 荷は私が預かろう!」
 ばばんっ! と門扉を開け放ち登場したのはラグナ・グラウシード(ja3538)ラグナは、ケイの荷と(元)非モテ騎士友の会メンバーだった焔の荷を半分受け取り、ご機嫌な足取りで広い前庭を突っ切っていく。


「――そっか、残念だけど又の機会に……」
 丁度、風花 梓(jb7205)からの通話を終了した叶が、無駄に豪奢な観音開きの扉を押し開いて、鍋会への参加面々を迎え入れた。
「何か問題?」
 問いかけた桜木 真里(ja5827)に、小さく首肯し梓が急遽参加できなくなったことを伝え屋敷の中を案内する。

「ところで叶先輩」
 それぞれが作業に入ったところで、まずは火の元を始め各種なにやら真剣に確認作業に没頭する一条常盤(ja8160
「ここちゃんとお祓い済んでます…? あ、いえ、怖いわけではないのですよ、決して!」
「ん? してないけど……」
 くっと笑いを堪えた叶の背後から細い声が聞こえた。
「…大丈夫、です…この階には…他の、子は、居ません…」
 通りすがりに会話が耳に届いたのだろう。夜科小夜(ja7988)は、そう言いながらエプロンの紐を結びつつ台所へと戻っていく。その後ろ姿を見つめつつ
「この階、には……?」
「俺、此処に住んでんだけど」
 放心した常盤と叶がぽつぽつと呟き、同時に――
「小夜!」
「夜科さん!」
 霊感少女の後を追った。


 広い調理台の上には新鮮野菜が広げられ、それぞれ自前のエプロンを身につけた調理班が腕を振るう。
「…美味しそうなお野菜が、いっぱい、ですね…」
 微かに頬を緩めた小夜は、白菜を手に取り一枚一枚葉を剥がして水にさらし下拵えを手伝う。
 無農薬野菜と箱に書いてあった。その手の葉物は巻くときに虫なども一緒に……ということも少なくないからだ。
 丁寧に作業を続ける小夜の隣で、常盤は黙々と野菜を切る。飾り切りを施した物もこっそりと加えて……。

「藤花ちゃん、常盤先生は何て言ってたかな〜?」
 肉や魚介類の下拵えをさくっと済ませ、土鍋をコンロに掛けて問いかけた焔を手伝いながら、藤花は、予め本人にリサーチした記憶を辿るように刹那瞼を落としたあとにこりと微笑んで答える。
「常盤先生は薄味な物がお好みらしいので、スタンダードな物が良いと思います」
「叶さんは、トマト鍋食べたことないって言ってたから〜、それと、土手鍋の三種で良いかな〜」
 言いながら自宅から持参してきた調味料から始まり、豆腐まで自家製の物を準備して、手際よく作業を進めていく。

「……ああ、ナベとは煮込み料理のことか」
 主に力仕事を担当しつつ、足りなかった椅子を倉庫から運んでいたラグナは、本格的な料理が始まっている台所を覗いて呟いた。
 非モテ騎士街道をひた走る彼はもちろん一人暮らし。尚且つ力仕事なぅ。な、彼の普段の食生活は想像に難くない。
「がんばってくれ、星杜殿( ゜д゜ )!」
 ぐっと遠くからエールを贈る。


「クラシカルな雰囲気の寮なんだね」
「んー。古いからあちこち痛んでるけどな」
 物珍しく楽しげに大広間を見回している真里に、叶は軽く笑い、テーブルクロスを預けた。そして、自分は暖炉の掃除へと取りかかる。普段使っている物ではあるが、幼児も居ることだし、ケイに頼まれたとおり担当し改めて準備を整える。
 真里は椅子を並び終えたラグナと共に、ケイが綺麗に拭き整えた長いテーブルの上にふさりと白いクロスを掛けた。中央にラインを引くようにテーブルランナーも敷き整える。
「クロス引きし甲斐がありそうだな」
「じゃあ、食器とか持ってくるね。……引いちゃ駄目だよ?」
 真里はテーブルを整えているケイに優しく話しかけ、快活良く笑ったラグナに念を押した。
「わ、分かっているぞ。私も煮込み料理を楽しみにしている」
 両手を腰に得意げに言ったのと同時に、暖炉の前で叶が鉄のバケツへ灰を入れる。

「お疲れ。なにか手伝うことある?」
「ん、ありがと。大丈夫、あとは薪を組んで火を入れるだけだから」
 ケイが差し出したタオルを受け取り、叶は手と顔を拭う。……あ、と小さく声を上げたケイに叶は首を傾げたが、今更すす拭き用に用意したとは言えない。 

 ひんやりとした廊下を抜け真里が台所を覗くと、焔が土鍋に持参した甘めの白味噌で土手を作り、小夜は大根下ろしで牡蠣を洗い、常盤は火が通りにくい物をぐつぐつと……。
「それ、俺が持っていくよ」
 焔の手元を興味深く覗き込みながら、視界の隅で藤花が食器をワゴンに載せているのが目に付いた。
「ありがとうございます、お願いします。私はデザートの準備を……」
 言って藤花は丁寧にチョコを刻み始める。


 一席ごとに重ねて準備された器は三つ。コップは二つずつ。鍋の種類に合わせ、お茶の他にジュースや酒類も飲むだろうと想定したケイの女性らしい配慮だ。
 机上が整うと、今からフルコースでも振る舞われそうな雰囲気が漂う。
 続けて並べられた三つのカセットコンロの上に土鍋が設置され、かちりと火が灯る。

 一つは、出汁の利いた水炊き風の鍋。
 紅葉おろしに、ゆず胡椒、薬味も沢山。ポン酢も数種に醤油等、好きなもので召し上がれ。
 一つは、牡蠣の土手鍋、少しずつ土手を崩していきながら最後の締めは味噌ラーメン風とかどうだろう?
 最後は、トマト鍋。カラフルな彩りで目にも楽しい一品。星杜家自家製のケチャップが味をより引き立てている。
 こちらの締めは、パスタにチーズあたりが無難だろうか?

 直ぐに食べられるように準備が整えられた鍋は直ぐに食欲を誘う香りを立ち昇らせた。
「――良い香りですね。遅くなりすみませんでした」
 雪が降って来ましたよ。と、続けて僅かに肩に掛かった雪を払ってから広間へと入ってきたのは楓。

 揃ったところで鍋パーティーを始めよう。

 全員のグラスに飲み物が行き渡り、乾杯の声と共にチンッと高い音が響きわたった。
「今年も一年お疲れさまでした……」
 みなの労を労うようにケイは口にして、そのまま鍋へと箸を寄せる。
「三種あるのだから、やはり食べ比べかしら」
「…はい…どれも美味しそうですね…」
 のんびりとケイと小夜、二人言葉を交わして鍋をよそっていく。
「…ああ、美味しい」

「ふむ、これはうまい」
「ああ、赤いな。トマトの酸味と甘さがうまく絡み合って……」
「星杜殿」
「焔」
 ぐっじょぶ☆ラグナと叶が同時に焔へサムズアップ。その様子にくすくすと嬉しそうに笑いながら、焔は別の小鍋に用意しておいた、こども用の食事をよそい藤花に手渡す。
 少し猫舌な藤花は、白身魚等自分の分を取り分けて冷ましている間に、腕の中のこどもへと匙を運んだ。

「どうぞ」
 食べごろの具材を器によそい、常盤は楓へと手渡す。ありがとうございますと礼を告げ受け取った器の中には、ハート型に切られた大根がちょこん。
「刃物の扱いなら任せてください!」
 向けられた視線に慌てたように取り繕う常盤に、楓は、ふふっと頬を緩めて繊細な所作で大根をつまみ上げ、いただきますと口へ運んだ。その一挙手一投足を見詰める時の緊張感は、試験の採点を待っているときに似ている。
「……ん、美味しいですね」
 笑顔で告げられた一言に、はぁ……と大きく息をする。
 どうやら息を止めていようだ。
「か! 叶先輩、成人おめでとうございます」
「は? ああ、ありがと……」
 照れ隠しのように突然立ち上がった常盤は、正面に居た叶のグラスに酒を注ぐ。
「ここにもまだあるわよ」
 ケイは静かな声で重ね、一升瓶をどんっとテーブルに載せ
「飲める人は、一緒に飲みましょう」
 空いた叶のグラスと、少しならと微笑んだ真里、楓のグラスを満たした。

 少しずつグラスを傾けながら、下拵えの様子を見ていた時から、いつか自分も出来るようになると良いなと思っていた真里は、鍋の説明を聞きながら舌鼓を打った。
 そして、丁寧に告げる。
「食材ありがとうございました。食材を活かす調理の腕もあるとは思いますが……本当にどれも凄く美味しいです」
「ええ、本当に。私一人ではどうすることも出来ませんでしたから、こうしてみなさんで食べることが出来て良かったと思いますよ」


 そして楽しい時間はゆっくりと過ぎ、楓は、ぐるりとそれぞれに楽しんでいるメンバーを順番に見つめて
「また季節が巡って寒い頃になると、きっと今日という日を思い出すのでしょうね……」
 感慨深げに、ケイから注がれた日本酒のグラスを揺らして、薄い笑みを浮かべた。

「先生」
 ちらりと視線を交わし互いに合図を送った真里と常盤は、楓の腕を引き、広い場所へと誘導すると、こっそり用意していたプレーヤーから音楽を流した。
 驚きに僅かに目を丸くした様子の楓に、悪戯が成功したときのように楽しげに二人は笑って
「踊りましょう」
 と誘い、円になって踊り始め――
「ふわっ!」
 足が絡まった常盤がバランスを崩す。慌てて両サイドの二人がそれを支えるように腕を引き、バランスを取り戻せると確信した真里が力を僅かに抜いた反動で、常盤はぽすりと楓の腕に治まった。
 刹那状況が理解出来なかったが急に現実が襲ってくる。
「す、すみません! ダンスはあまりしたことなくてですね」
 慌てて飛びのいた常盤に、楓は変わらない笑顔を浮かべたまま頷く。
「足、大丈夫そうですね」


 広間に響く軽快な音楽、談笑する声。暖炉で薪がはぜる音。
 ラグナはその全てに温もりを感じる。
「……こうやって、大勢で一緒に食事をするのは…いいものだな」
 暖炉を囲むように据えてあったソファーに腰を下ろしぽつと呟く。
 藤花がこどもとまったり楽しんでいたローテーブルに置かれた、チョコフォンデュの甘い香りが鼻孔を擽る。
 甘い物は気持ちを優しくするのだろうか?
 暖かく燃える火は、胸の内までも暖かくするのだろうか?
 火掻き棒で、薪の位置をずらすと、ふわっと火の粉があがりきらきらと煌めく。
「暖かい…何だか『家』と言う気が、する」
 肘掛けに肘をつき、顎を預ける。
 ぼんやりと炎を見つめ、思い起こすことの出来る食卓はひんやりとしたもの。
 父を事故で亡くしてから、母は心病み兄は冷たかった。ラグナが唯一の家族と思っていたのは弟だけ。

 じわりと身体の芯から広がってくる暖かさに無縁だった自分が、なぜだか無性に哀れに思えて……鼻の奥がつんと痛んだ。

「ラグナさん?」
 物思いに耽っているところに、焔に顔を覗き込まれ、ラグナは大仰に身体を仰け反らせた。
「( ;∀;)な、泣いてなどいないぞっ、ちょっとナベの湯気が目にしみただけだっ」
 両腕をばたばたとさせて言い訳するラグナと、離れた場所にある鍋を焔は交互に見る。
「―― ……」
 二人の間に短い沈黙が落ち、ラグナはあわわっと逡巡した。
 その姿に焔は口元を緩め、うたた寝してしまっている家族をふんわりとブランケットで包み込む。
 慣れない育児疲れと穏やかな場の雰囲気についうとうとと寝入ったのだろう藤花と、はしゃぎ疲れて眠ったのだろう養い子を穏やかな瞳で見つめ、ラグナを振り返ると
「また、一緒にご飯食べようね〜」
 いってにっこりと微笑んだ。
 その視線から逃げ、バツが悪そうにラグナは火を掻き……首肯する。
「ああ、そうだな」

「アイス、どうかしら?」
 さりげなく気遣うように暖炉の横から、そっと差し出されたひんやりとした冷気を纏うアイスクリーム。ラグナは、アイスとケイを順番に見て勢い良く立ち上がる。
「ああ! いただこう」
「チョコも、マシュマロもまだまだあるわよ」


「…月見里さん…」
 みんなが楽しんでいるのを確認してから、帰りには持ち込んでくれた材料等の久遠を精算して渡さないと、とメモを纏めていた叶は、部の後輩でもある小夜に声を掛けられ顔を上げた。
「…とても遅くなってしまいましたが…誕生日プレゼントです…」
 そして、華奢な手から差し出された小さな包みを受け取る。
「…クリスマスプレゼントに…なってしまうかもしれませんが…」
 常盤といい、小夜といい覚えていてくれる人が居るという現実は素直に嬉しい。
 綺麗に結ばれた、リボンと包みを解き箱を開ける。
「…その、メモ帳のカバーを、と…」
「おぉ! ありがとー、小夜」
 ぽすりと小夜の頭を撫でてから、いそいそと早速手に持っていたメモ帳に取り付けて、にこりと頷く。
「大事にするよ」

「……雪、積もって来たわね」
 換気のために窓を開けたケイの言葉に、自然と窓側へと集まった。
「あっと言う間だな」
「カマクラは無理でも、雪合戦くらいなら……」
 いつもは冷静で大人っぽい真里が、にこにこと楽しげに発案する。
「よし! いいだろう。私は強いぞ!」
 豪語するラグナに続きそれぞれ大広間を後にする。
 そんな生徒たちを見送り、暖炉の跡始末をしようとした楓の腕をくいっと引き内緒話でもするように、耳元に顔を寄せたのは常盤だ。
「来年も大好きですよ」
 おや、と、驚いた風な楓と自分が告げた内容に、常盤は後からぶわっと赤面し慌てたように「先生も、ゆ、雪合戦です!」と大広間を出て行った。
 その後姿に「ありがとうございます」と微笑んだ後、楓は慌てぶりを思い出しくすくすと笑いを零した。


(――焔さん……)
 藤花は夫の姿を探した。ブランケット掛けてくれたのは確かに彼だった。優しく頭を撫でてくれたのも…。

 屋敷の一角にひっそりと飾られた風景画。その正面に焔は佇む。
 あの日は確かにそこにはマダムが居た――懐かしいお茶会。そのメンバーが再びここに全員集うことが出来ない切なさを噛みしめ改めて見つめた。
 笑顔の下に隠した虚ろいでいた心は、今はもうない。

「焔さん」
 振り返れば、養い子を抱いた妻がほんわりとした暖かな笑顔で手を伸ばす。
「うん、行こうか〜」
 外からは、楽しげな声が聞こえてくる。
 焔はこどもを抱き藤花の手を取って来た廊下を歩む……一度だけ肩越しに絵画を振り返り――
(…生かされたことの意味、見つけました)
 繋いだ手にぎゅっ力を込めた。自然と握り返される手の力に胸が熱くなる。





 広い庭は傾いてきた夕日を浴びてほんのり赤く輝く。
 童心に返ったように、みんなで雪玉を作り投げ合う。
 吐く息は白く。笑い声は高い。

 今から、鬼を笑わせるというのはどうだろう。
 ちらほらと雪の舞う季節。来年また、みんなで鍋を囲もう ――


依頼結果

依頼成功度:大成功
MVP: −
重体: −
面白かった!:18人

思い繋ぎし紫光の藤姫・
星杜 藤花(ja0292)

卒業 女 アストラルヴァンガード
cordierite・
田村 ケイ(ja0582)

大学部6年320組 女 インフィルトレイター
KILL ALL RIAJU・
ラグナ・グラウシード(ja3538)

大学部5年54組 男 ディバインナイト
思い繋ぎし翠光の焔・
星杜 焔(ja5378)

卒業 男 ディバインナイト
真ごころを君に・
桜木 真里(ja5827)

卒業 男 ダアト
水鏡に浮かぶ睡蓮のように・
夜科小夜(ja7988)

卒業 女 ルインズブレイド
常盤先生FC名誉会員・
一条常盤(ja8160)

大学部4年117組 女 ルインズブレイド
撃退士・
風花 梓(jb7205)

中等部2年2組 女 バハムートテイマー