.


マスター:小野チコリ
シナリオ形態:ショート
難易度:やや易
参加人数:6人
サポート:2人
リプレイ完成日時:2012/03/09


みんなの思い出



オープニング

●危うし青嵐寮
 渡辺 十和(jz0053)は、学園からの帰り道にある肉屋で売っている安くて旨い牛肉コロッケを頬張りながら、自身がねぐらとしている青嵐寮へと帰りついた。
「帰りましたー」
 管理人室のカウンターにそう声をかけて玄関で靴を脱ごうとする十和だが、すぐに誰かの視線を感じて顔を上げた。果たして、その視線の主は管理人室のカウンターの向こうに座りぼんやりとした顔をした中年の女性であった。
 十和はこくりと首を傾げると、カウンターに両肘をついて下から女性の顔をのぞき込むようにする。
「どしたんだよ、おばちゃん」
 十和のその言葉を聞いた途端、ぼんやりしていた女性はきっと表情を引き締めてカウンターから手を差し出すと、十和の額に強烈なデコピンをお見舞いした。
「あだっ!?」
「おばちゃんて呼ぶなって何度言ったら解んだ、このひよこ頭!」
「ご、ごめん、おばちゃ……トメさん」
 十和が額をおさえながらしゅんとして言うと、トメと呼ばれた女性…この青嵐寮の管理人兼寮母である蓮川 トメ(ハスカワ・トメ)は鷹揚に頷いて腕組みをすると、それから大きなため息をつく。
「どうしたもこうしたもない。このままだとこの寮を畳まなくちゃなんないかも知れないんだよ」
「えっ!?どうしてだよ!?ボロいけど、安くて居心地よくて、いいとこなのに!」
「ボロいは余計だ!」
 トメの手がまた十和の額を狙うが、十和も今度はさっと距離を取り、両手をクロスして身構える。トメはむぅと頬を膨らませて手をひらひらとさせた。
「どうしてもこうしても、寮生が二人しか入ってないんだから。採算があわないやね」
「…そんなぁ」
 がっくりと肩を落とす十和。ふぅとため息をついて天井を見上げるトメ。二人の間に重い沈黙が落ちたその時、ぎぃと派手な音のする扉を開けて一人の背の高い糸目の男が寮に入ってきた。
「…どうしたんですか?」
 その長身の男は、ずぅんと沈み込んだその場の雰囲気にびっくりしたような声を出した。それに気づいて十和とトメは同時に声を上げる。
「寮長!」
「ああ、おかえり、佐久間」
 佐久間と呼ばれたその男、この青嵐寮のもう一人の住人にして寮長の佐久間 圭輔(サクマ・ケイスケ)である。十和はちょこちょこと圭輔の元へ行くと、今までの経緯を話しはじめた。
「え、この寮が無くな…るんですか?」
「このまま寮生増えなかったらそうなるみたいですよ。うーん、仕送りがこれくらいだから、新しい寮を探すとしたら、寮費がこれくらいまでのとこじゃないと…」
 十和の話にショックを受けて、その糸目を珍しく見開く圭輔。十和は一人でぶつぶつと、両親から送ってもらっている月々の仕送りとの相談まで始めている。
 それを見て、トメはこめかみをぴくりとさせた。
「っだあ!そんなショックを受けたり、計算したりしてる暇があれば、何か手を打ってくれよ!お前たちも撃退士サマなら、自分のねぐらくらい自分で守れ!」

●依頼受付場
「…というわけで、皆さんには青嵐寮の寮生を増やすお手伝いをして頂きます」
 黒縁眼鏡にお下げの神経質そうな生徒会書記はそう言ってから、集まった撃退士たちににこーと無意味な愛想を振りまいている隣の男、十和を見てはぁとため息をつく。
「基本的なことはお渡しした書類に書かれていますので、ご覧下さい。それでも不明なことがありましたら、私よりも彼…渡辺さんに聞いて下さいね。では、依頼の成功を祈っています」



リプレイ本文

●青嵐寮三階、早朝
 さっさっさっ…。
「ふんふふんふん…♪」
 小気味よい摩擦音に、可愛らしい調子の軽い鼻歌。
 朝早く、廊下からするそれらの音に起こされた渡辺 十和(jz0053)は、小さくあくびをしながら廊下の様子を伺うために自室のドアを無防備に開けた。のぞき込むようにして廊下を見ると小さな人影が廊下でせっせとほうきがけをしているのが見て取れる。
 半分寝ながらそれを見ていた十和だったが、その視線に気づいたらしいその人影が振り向いた瞬間、目を見開いて硬直した。
「あ、渡辺さん、おはようございます」
 振り返ってにこりと微笑んだその人影、或瀬院 由真(ja1687)は紛うことなき女性であった。早朝の男子寮の廊下に寮母でもない若い女性。
「あ、或瀬院先輩!?」
 どうして?と言外に含ませた十和の叫びに、由真はささっと足許に集めた塵を片手にしたちりとりに納めながら答える。
「大事の前の小事。人を呼ぶ前に、こういうのはぱぱっと終わらせておきたいんです。あ、トメさんの許可はとってあるので平気ですよ?」
「おー、許可したぞ」
 廊下の反対側から同じくほうきとちりとりを持った蓮川トメと育ちの良さそうな穏やかな雰囲気の少年、御守 陸(ja6074)が連れだってやってきた。陸は由真にちりとりを掲げて見せる。
「由真さん、二階のほうきがけ、終わりました」
「ごくろうさま。一階はどうなってます?」
「桜宮って子がやってるよ」
 姿は見えないが、桜宮 有栖(ja4490)もこの早朝清掃に参加している様子だ。
「じゃあ次は雑巾がけですね。これは大変ですし、渡辺さんや佐久間さんも手伝って頂けると嬉しいのですが…」
 こてんと首を傾げて由真が十和に視線を向ける。十和はドアの陰から首だけを出した状態でこくこくと頷いてみせた。
「えと、それは勿論なんですけど…。あの、着替えだけさせて貰ってもいいですか?」

●各々の所見
 青嵐寮のいつもは閑散としているラウンジに、今日に限っては幾らかの人影があった。人影、と一括りにするのはどうかと思ってしまう影もあるにはあったが、気にしていては始まらない。
 それらは集まった撃退士6人と、青嵐寮の関係者たち。各々に飲み物が配られ、まずは作戦会議といった風情だ。
「さて、我々の任務はこの青嵐寮の寮生を増やすことなのだが。先ほど寮を一周してきたが、特に大きな問題はなさそうだな。これならば寮生探しも難しくはないだろう。確かに少し古いがね」
 制服を着込んだジャイアントパンダ、下妻笹緒(ja0544)が、腕組みをしながら重々しく言う。パンダである。勿論本物ではなく着ぐるみだが、それでも十分に奇異な光景であった。
「ほんとーにボロちーいなぁの。でももすこーしきれいきれいすぅればすてーきな寮になるとおもうーの。とめさんも佐久間と渡辺のおにちゃんたちもやししくしてくれそうなぁのよ」
 笹緒の隣で一際小さく見える男の子、ぴっこ(ja0236)がホットミルクのカップで手を暖めながら、舌足らずの口調で言う。
「あとはやっぱり宣伝だろうな。俺も中を見せてもらったけど、下妻同様、大きな問題はないと思った。やはり青嵐寮が入寮者を募集している事が告知不十分なのは大きいと思う。もう他人事じゃないし、頑張らなくちゃな」
 向かいから声を上げたのは赤いマフラーがトレードマークの少年、千葉 真一(ja0070)。彼は青嵐寮への入寮を希望したのである。先ほど幾つかトメに質問をしていたが、全て納得のいく答えだったようだ。
「そうですね、確かに古くはありますが、それ以外は結構いい物件ですよね。千葉さんみたいに、私が住みたいくらいですよ」
 トメと一緒に皆に飲み物を運んでいた由真もやっと腰を落ち着けながら、少し残念そうな声音で言った。
「…ということは、僕たちがやるべきことは、寮の補修と宣伝・告知でしょうか」
 今まで神妙な顔で皆の会話を聞いていた陸がおずおずと会話に参加する。皆は顔を見合わせて、その言葉に深く頷いた。
「そうだな、清掃は或瀬院君たちが早朝にしてくれたようだし。私は青嵐寮の入居者を募集している旨書かれたポスターとチラシを作って、商店街の店に貼らせてもらえるようかけあってみよう」
「ぴっこわ『古い物すぅきなひぃと』と 『初等部のおとこのこ』おたげとにかんゆーするなぁの」
「じゃあ俺は学園の事務に入寮者の斡旋・告知をして貰えるようかけあいに行こう」
 笹緒、ぴっこ、真一が続けて名乗りをあげると、負けじと陸も声を出していた。
「あ、じゃあ僕は寮の補修にいきますね。佐久間先輩と渡辺先輩も手伝って頂けますか?」
 女性と自分だけでは不足と思ったのか、陸は十和と圭輔にも手助けを求める。
「おう!」
「そうだね、補修をするなら力仕事もあるだろうし」
 次々と持ち場を決めていく男性陣を頼もしそうに見てから、由真はくるりと女性陣を振り返った。
「じゃあ私と桜宮さんとトメさんは補修のお手伝いと、あと集まってきてくれた皆さんに振る舞うお夕食を作りましょうか。献立は…やっぱり大勢の方に振る舞い易いものがいいですよね。シチューなんかどうでしょう?」
 有栖とトメはその提案に然りと頷いた。

●パンダ V.S. 八百屋
 八百屋の店主は突如として店先に現れたその大きな影にぎょっとして立ちつくした。パンダだ。パンダが店先に立っているのだ。
「失礼、少々お願いがあるのだが」
 パンダ、笹緒がそう声をかけると、店主は一瞬息を飲んだが、そこはこの久遠ヶ原で商売をする人間。鋼の度胸で胸を張って負けじと声を張り上げた。
「おぅ、なんでぃ!」
 威勢のいい店主の声に、笹緒は手にしていた紙の一枚を店主に差し出しながら訥々と説明を始めた。
「この先に青嵐寮という寮があるのはご存じか。その寮が寮生不足で存続の危機にあるのだ。もしよければ、店の中でも外でも構わないので、寮生募集のポスターを一定期間貼らせては貰えないだろうか」
 笹緒が差し出したのはシンプルながらも目を引くレイアウトのポスター。そのポスターを見ながら、店主はああと声を押し出した。
「なるほど、青嵐寮のねぇ。再開したのは知ってたけど、そんなことになってたのかい。ああ、いいよ。そこの壁、空いてるとこに貼っていってくんな!」
「ありがとう、では貼らせて頂く」
 笹緒は店主に指示された場所に器用にポスターを張り付け、それから店主に一礼。
「ご協力感謝する、では失礼」
 再度礼を述べて、のしのしと八百屋の店先から離れた。
 笹緒の宣伝活動は概ね、好意的に受け取られた。はじめはパンダの着ぐるみ姿の笹緒に驚く人も多かったが、一軒一軒丁寧に説明をし、礼を述べていく笹緒に商店街の人々は好印象を持ったようだった。

●古びた校舎の片隅で
 久遠ヶ原学園にも古い校舎や施設はある。
 そんな校舎や施設を巡るのを趣味にしている大学部の青年は、今日もかなり年期の入った校舎の一つに入り込んで写真を撮っていた。
「よし…。ん?」
 手にしたデジタルカメラの液晶画面で今さっき撮ったばかりの写真の具合を見ていた青年は、その写真の端に何かが写り込んでいるのに気づく。それは青白い顔をした三白眼の男の子に見えた。
「ぴっこ、ゆーれいさんぢゃなーいのよ」
「わあ!」
 いきなり後ろから掛けられた声に、青年は思わずカメラを落としそうになる。どんどんと激しく打つ鼓動を片手で抑えながら青年が振り向くと、そこには写真に写り込んでいた男の子、ぴっこが立っていた。
「き、きみ…きみは…!?」
「ぴっこはぴっこなぁの。おにちゃん、古いたてものすぅきのひーと?」
 ぴっこは見上げながら回り込むようにして青年を色んな角度から見る。青年も、どうやらぴっこが幽霊などの類ではないことを確信したのか、ほうとため息をついた。
「うん、確かに僕は古い建物が好きだけど…」
「だたらこれおにちゃんにあげーるなぁの」
 ぴっこがさっと差し出したのは笹緒が作ったチラシだった。
「青嵐寮がへーさのききなの。なくなるまーえに見に来てなの」
 胸の前で手を組んで涙目で見上げるぴっこに、青年は少し困ったような顔をしながらも、チラシの内容には興味を引かれたようだった。
 そんな青年を見て、ぴっこは心の奥でぺろりと舌を出していた。

●ヒーローとお役所仕事
「受理しかねます」
 真っ先に事務受付に行って事情を説明した真一だったが、事務員はにこりと微笑んでそう言い放った。
「な、なんでですか!?」
「まずは受付番号を発行します。番号でお呼びしますので、しばらくお待ち下さい」
「あ、ああ。そうか順番待ちしてる人がいるんですね」
 そう納得して印字された番号を受け取る真一だが。
 近くにあった長椅子に腰掛けて待つこと数十分。やっとのことで真一の手元の数字が読み上げられた。少々の疲労感を感じながら、窓口へ。
「はい、ご用件はなんでしょう?」
「えーと、青嵐寮という寮が寮生を募集しているので、学園側から入寮希望者に青嵐寮の斡旋・告知をして貰いたいのですが…」
「はい、それではこちらとこちらの書類にご記入下さい」
「!!」
 事務員が差し出した二枚の書類には、ごちゃごちゃとした小さな記入欄が並んでいる。しかも、よく見れば二つの書類に重複して書かなければならない欄も多い。
 真一はちらりと事務員を見るが、にこにこと書類を差し出す彼女には取り付く島もない。仕方なく書類を受け取って、事務所の隅に設置された記入台へ。
 その背中でいつもは誇らしくなびいている赤いマフラーが、今は心なしかしょんぼりと項垂れているようだった。
 しかし、彼の活躍により、入寮希望者には学園側から青嵐寮を斡旋・告知して貰えるようになったのである。

●補修作業を終えて
「そんなに広くない寮だけど、補修して回るとなると結構広く感じるもんだなぁ」
「そうだね、普段気にならない傷みも、気にすると結構あったしね」
 がしゃがしゃと物置まで脚立を運びながら十和が呟くと、並んで圭輔もそれに同調する。
「でも、みんなで協力して一つのことをするのって、なんだか楽しいですよねっ」
 先頭に立っていた陸が本当に楽しそうに言う。不思議なもので、彼のそんなひたむきさは十和と圭輔にも少なからず影響を与えていた。何事にも一生懸命で、一緒に働いていて気持ちいいのだ。
「あ…」
 急に陸が立ち止まり、窓を見つめた。
「どうした?」
 十和が訊ねると、陸は手を唇に当てて、しばらく何か考えていたようだったが、すぐに二人を振り返る。
「ええと…ここにお花とか飾ってもいいですか?きっとみんな気に入ってくれると思うんですけど…」
 おずおずと言い出した陸に、十和と圭輔が顔を見合わせた。
「いいじゃないか。男子寮なんて華がないからな。少しくらい飾り気があってもいいんじゃないか?」
「って、うわ、トメさん!」
 その十和と圭輔の間に割り込むようにして会話に割り込んだのはトメだった。驚いた十和が脚立をがしゃがしゃ鳴らして後ずさる。
「ほら、せっかく補修したんだからまた傷つけるようなヘマはするなよ?」
 トメはそう言って十和を叱咤すると、はたと何を言いに来たのか思い出したらしい。
「ああ、そうだ。みんな帰ってきたぞ。即日入ってくれるって物好きも何人かいたらしいな。みんなで夕飯にしようってさ」 

●笑顔の記憶
 カラン…と鍋の底が鳴る。
 さすが育ち盛りの男子学生ばかりが集まっているだけある。たくさん作ったと思った大きな鍋一杯のシチューがあっという間に消え、それでも少し物足りなそうな雰囲気が食堂を満たしていた。
 そんな様子を厨房から見ていた由真は、ちらりと隣で食器を洗っているトメに目を向けると、ぽつりと呟くように訊ねる。
「トメさん。オムライスは、作らないのですか?」
「!!」
 その瞬間、トメは手にした皿を落としそうになる。だがそれを寸でで阻止し、驚いたような目で由真を見た。
「他の料理とのギャップの事を聞く限り、オムライスには特別な思い入れがあるのだろうと思います…。過去に何かあって、それを気にしている気持ちも分かります。でも、それで…今、目の前にいる人達を笑顔に出来る可能性を封じる事も無いと思います。一緒に…作りませんか?」
 そして、由真はそっとオムライスの材料をトメの前に押し出した。
 トメは数瞬、迷うように視線を彷徨わせたが、ゆっくりと材料の中から卵を一つ、手に取る。
「そんな風に言ってくれるヤツは今までいなかったな…。やっぱ、そういうとこ気が付くのは女の子だからかなぁ」
 トメはそう言いながら手にした卵をつと愛おしそうに撫でる。
「私の旦那は撃退士でね、8年前の青嵐寮の寮生だったんだよ。恥ずかしながら旦那のがいくらか年下でね。でも寮生たちも理解してくれていて、とても楽しい毎日だった。オムライスは旦那の好物だったんだよ。だから、何度も何度も作って研究して、オムライスだけは誰にも自慢できる腕前になった。だから、あの夏の日もみんなにオムライスを作った。みんな美味しいっていって食べて、出かけていった。けど…」
 そこまで語ったトメは、そこで言葉を詰まらせた。だが、観念したように首を軽く横に振ると、言葉を続ける。
「けど、旦那も含めて、多くの寮生は二度とこの寮に帰ってくることはなかった。8年前、学園内にゲートが出現して全校生徒の1/3が死亡する大事になったのは知ってるかい?その、犠牲になったんだよ」
「それで、オムライスを作らなくなったんですか?」
「怖くなったのさ。オムライスを出したら、また帰って来ないヤツが出るんじゃないかって。そんなの関係ないのは解ってた。昔の寮生に頼まれて仕方なく作ったこともあったし。だけど、怖くて仕方なかったんだ」
 俯いたトメは卵を材料の中に戻した。だがすぐに顔を上げる。
「でもさ、あんたに言われて思い出したんだ。あの時、あいつら、みんな美味しそうに食べて、笑ってた。それがとても嬉しかった。正直、まだ怖いって思いはある。けど、またみんなの美味しそうにしてる笑顔が見たいって、思っちまったんだ」
 そう言ったトメの顔はどこか晴れやかだった。
「じゃあ!」
「ああ、そうだね。…作って、みようか、オムライス」
 恐る恐るだがそう言ったトメに、由真はにこり微笑んで、大きく頷いた。
 その日振る舞われたトメのオムライスは、以前食べたことのある十和や圭輔も驚くほどの、最高の出来だった。

 一週間後、青嵐寮は殆どの部屋に寮生を迎え入れる事が出来たのは言うまでもなかった。


依頼結果

依頼成功度:大成功
MVP: 揺るがぬ護壁・橘 由真(ja1687)
重体: −
面白かった!:4人

天拳絶闘ゴウライガ・
千葉 真一(ja0070)

大学部4年3組 男 阿修羅
一太郎のそこそこチーム・
ぴっこ(ja0236)

中等部1年4組 男 ダアト
パンダヶ原学園長・
下妻笹緒(ja0544)

卒業 男 ダアト
揺るがぬ護壁・
橘 由真(ja1687)

大学部7年148組 女 ディバインナイト
孤独を知る者・
桜宮 有栖(ja4490)

大学部5年238組 女 インフィルトレイター
冷徹に撃ち抜く・
御守 陸(ja6074)

大学部1年132組 男 インフィルトレイター