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マスター:小田由章
シナリオ形態:ショート
難易度:普通
参加人数:8人
サポート:3人
リプレイ完成日時:2014/02/18


みんなの思い出



オープニング

「うえーっぷ。ディアボロも楽じゃねえなあ」
「ホンマや。廃工場ていうたけ、雨に濡れんでええゆうたわしが馬鹿じゃった」
「まあまあ、二人とも。こうして無事に終わったんです。良いじゃないですか」
 その日の天魔討伐戦も終わり、撃退士達は埃をぬぐい始めた。
 雑貨を作っていた工場らしいが、閉鎖されて随分と経つようだ。
 あちこち埃だらけで、服も髪も汚れてしまった。寒い事もあり、お風呂が恋しく思えて来る。

「しかし、何の工場だったんだ?とりあわせが奇妙だが」
「雑貨と言ってましたけど、人形とか縫い包みを完成させる場所みたいですね。1つめの工場で服、2つめの工場でぬぐるみ本体とか」
「なんぞ面白いモン眠ってないかの?人気の出てから廃番になったやつなら高く売れんかなあ…」
 本気で売るかは別にして、ディアボロが残っていないか確かめる為に3人は隅々まで歩き始めた。
 流石に居残っている天魔が居ても、とっくに逃げ出しているだろうと判っただけであったが…。
 だが、1つだけ再発見した物がある。
「売れはせんけど、この材料モッタイなあ」
「結構キレイですしね…。町の財産として再利用できませんかね?」
「うーん。またディアボロが戻ってくるかもしれねえし、巡回警備を兼ねた連中が、ここで作って町を飾り立てるのはどうだ?」
 売るにも売れない、古びた材料が山積みになってる。
 それらの雑貨は、工場が閉鎖された時に一応は町の財産になったという話だ。
 あまりまくった雑貨や人形を前に、3人は知恵を絞って考え始めた。

「ちょうど、雛祭り前だしな。巡回を呼ぶ必要もあるなら、希望者が人形作って見ないかという形式にするか」
「そうしましょう!縫い包みで作った雛壇とか面白いですよ。ちまっとした人形とかも良いですね」
 と言う事で、まだまだ綺麗な材料を元に人形造りのイベントが催される事になった。
 念の為にディアボロが来ないか見張ると言う名目もあるが、こちらは買い出しついでにあちこち巡れば済むだろう。


リプレイ本文

●裁縫工場にて
「配線は大丈夫だから。電力会社に話を通せば使えるみたいです」
「OK。少しだけ待ってて、暗いと能率もあがらない」
 とある地方の廃工場。
 下見に訪れた撃退士達が、配電盤を確かめていた。
 う〜んと目を細めて、ケーブルを確認しウサ・メトゥス(ja9020)は、どこも切れてないと報告。
 ならと鴉乃宮 歌音(ja0427)は携帯を取り出して一言二言の伝達を開始した。

 パンパン…、パン。
 電力という血液が流れ工場は再び目を覚ます。
 続く鈍い回転音は廃気ダクトだろうか?
「ミシン…見つけた。油挿せば使えそう?んっと針は…交換、必要かも」
「それはありがたいな。ミシン油もあったし、針だけなら交換すれば問題ない。駆動系の錆びは交換部品がないとどうしようもないからな」
 からからと回る旧型ミシンの展示を見つけて、近くに行ってみると大部屋に作業場があった。
 酒守 夜ヱ香(jb6073)は埃に顔をしかめながら、いろいろ確かめてみる。
 指で軽く動かして問題無く稼働するので、スイッチを入れれば無事に動きそうだ。
 あとは歌音が言う様に、錆びた針だけ交換すれば作業に問題は無いだろう。

「…あ、お掃除必要。場合によっては窓の目張りも…必要?」
「汚れてると作業だけじゃなくて、お客さんも気にしますしね。…この町の方たちに楽しんで頂ける様に頑張りますね♪」
 ゴミや窓の穴がこの部屋だけなら、少し我慢すれば大丈夫…。
 でも夜ヱ香は思うのだ、せっかく来てくれるなら身も心も楽しい方が良いだろう。
 一緒に色々探している木嶋香里(jb7748)も納得して、何か無いかと腰を上げたり下げたり。
「何、探してるの?」
「昭和期の工場では社内で催しが多かったそうなんですよ。町の仕出し屋とか道具屋から色々買って…。ありました」
「白のストライプでおっきな布が二種?…もしかしなくても垂れ幕かあ」
 首を傾げた夜ヱ香に、香里は棚の中から大振りの布を取り出した。
 在庫というには余りにも異質な色合いに、暫く首を傾げていたが。
 真野 智邦(jb4146)はポムっと手を打って、何に使う為の物かに気がついた。

 年中行事で工場を飾る為の垂れ幕である。
 虫喰いでそのまま使えないが、紅白は染め直せばカーテンにも絨毯ぽくできる、大きな雛壇用でも良い。
 印象的な材料を、何に使うか頭脳がフル回転を始めた。
「これは染めちゃうとして、せっかくの機会だから、みんなが楽しめるものを作れたら良いなぁ」
「では交渉と買い物なのですが、みなさま定時連絡を忘れずに!皆様に楽しんで頂けるよう頑張るのです!」
「「はーい」」
 智邦はアドレス交換を済ませ、行動を開始。
 聖蘭寺 壱縷(jb8938)たち交渉に行く班と、智邦たち買い物班、最後に残留班である。

●町を眺めて
「せっかくの町興しだ。商店街を巻き込むか」
「おーっなのですよ」
 コクリと頷いて、交渉班は買いだし班と別れ町並みに入って行く。
 凪澤 小紅(ja0266)は町の公園を目指していると、壱縷がとてとて小走り、ポスターを覗き込んだ。
 名前と電話番号を指差しながら…。
「町内会の町役は年番である事が多いのです。…町興しのポスターにあるこの方が、今年の責任者だと思われます」
「…なるほど、今年の担当は『いろは組』、来年は『にほへ』組というやつだな。とりあえずこの地図の元を貰って来るか」
 地図には町興しの内容として、廃工場と人形の話もある。
 壱縷の見つけた名前で問題あるまいと、メモに登録しつつ、町の簡略図に小紅は目を付けた。
 特徴をとらえた略図なので、うろ覚えでは無く地図を見ながら描いたと推測できる。

 ならばこの人物に連絡をとれば、スムーズに話が進むだろう。
「皆さんと一緒に町を盛り上げて行きたいんです。協力して頂けますか?ええ、はい。暫くしてお伺いしますので、お願いします」
 さっそく香里が携帯でアポイントメントを取り、少し時間をあけて赴く事にした。
 何人か担当の人に声をかけて、集まれる人には来てもらうそうだ。

「帰ったら雛壇と連動した、商店街スタンプラリーをやってみよう。略地図と比べて貰えば面白いはずだ」
「その為にも帰ったら再巡回は欠かせないのです。皆様に安全安心してお披露目会を楽しんで頂きたいのです!」
 小紅たちは近くの店でミニ鯛焼きを頼みながら、商店街を見つめた。
 美味しそうな魚をさばく猫の鮮魚店、店番をしている犬の八百屋さん。
 そんな光景は面白いだろうし、それを見て笑ってくれる人々を、壱縷は守りたいと思った。

「そちらは終わりか?」
「あっ、いえ。予約の時間まで、時間を潰しながら警備の話を…」
 焼き上がるまで待っていると、どうやら買い物組の仲間の方が先に来たようだ。
 不意に声を掛けられて、3人は振り向いた。
 香里は包みの一部を手渡しながら、簡単に解説を行う。
「…なら帰ったら、上空は私がやっておこう。三次元的に一気にやった方が、逃げ隠れる相手でも確実だ」
「買い物終わったのですか?なら、是非ともお願いするのですよっ」
 そこにはカティーナ・白房(jb8786)たちが荷物を抱えて戻っていた。
 彼女達が向かったのはこっち方面ではなかったはずなので、色々と探しまわっていたのだろうか?
 壱縷は大きな荷物を眺めながら順調な事を確認する。
 全員で徹底的に調べた後、手造りしながら警戒すれば良いだろう。

●隠れ潜むモノ
 目を細めれば、天空から誰かが舞降りる…。
 ふわりと着地したその人は、翼を畳みながら迎えに地図を手渡した。
「んっと、上からはどうでした?」
「大丈夫だとは思うが、過信せずに今後の計画を練っておこう。…そうだな」
 買い出し班は工場に戻ると、早速に最初の巡回作業に入った。
 智邦は地図とメモ帳を受け取りながら、念の為にカティーナ自身に確認する。
 一応は大丈夫だったし、聞かなくて良いような気もするが…。

 それは撃退士にとっての話、一般人が訪れる事を考えると、万一があってはいけない。
 カティーナその懸念に頷いて、指折り数えながら説明して行く。
「現時点では工場内に居ないと思う。だが、不意を突いて入られると厄介だ。作業場・休憩所で主要な移動ポイントを押さえて…無理な場所は巡回する」
「無理せず始終監視する態勢…ですよね?後は催し中に何かあった時に、避難する場所を…」
 カティーナと智邦は、話しながら移動中…。
 不思議な光景に、思わず足を止めた。
 そこでは一足先に戻ったはずの夜ヱ香が、膝掛けを肩にかけてプルプルしてるのだ。

 女の子は身体を冷やしたらけないと、色々持ち込んだのは知っている。
 だが、そこまで寒がりではなかったはずなのだが…。
 そこまで思い至り、確認してみようと近寄った時の事である。
「…お前は何をしてるんだ?」
「赤外線、ストーブ暖かい。……じーっ?……(あっ、こら。駄目)」
「…もしかして、何か…いまーせんか?というか、何か居ます〜よね?」
 見た感じ、別に耐えきれない寒さでは無い。
 だが、膝掛けを肩から垂らしてプルプル〜。
 カティーナの疑問に手炙り用の赤外線に当たっていると、夜ヱ香言うのだが……。
 プルプルするたびに、勝手にバストが揺れてるのだ。
 智邦は顔を赤らめるよりも先に、ボケっとした表情を軽く影に向かって動かした。

 ……そこでは何やら、尻尾らしき物体がプルプル振られていたと言う。
 どう考えても小動物なので、怒らないから言ってみなさいと皆で対処する事にした。
「…外で見つけた。ふるえて、…たよ?」
「アンアンっ♪わふ〜」
「犬…?まあ犬なら良いんじゃないですか?…作業台で暴れ廻る猫とか、この至福の時を邪魔するディアボロなんてブッ飛ば…いえ、何でも」
 そこに居たのは、ちっちゃな犬だった。
 夜ヱ香が見つけて来たらしき、ワンコ見参。
 その愛らしい姿には騙されない物の、ウサは作業を邪魔する危険生物への怒りに震えた。
 だってニャンコはスッゴイ邪魔するのだ、かまって〜と毛糸玉を蹴り、型紙に足跡つける、討伐完了まで見張りに立たされるディアボロなんて、言うまでもない。

「ゴホン…。もしかしたら、その後も続く不審な物音って、この子かもしれませんしね」
「それもそうか。とりあえず温かい所に放置して様子を見よう。…それはそうと、歌音のやつはどうした?」
「ああ…。確か、何かを作る〜とか、言っていた様な、いなかった様な?」
 その場を取り繕う様に、ウサはこの犬がディアボロ候補である可能性をあげた。
 既に事件自体は終了しており、怪しいから念の為に自分達が呼ばれたレベルだ。
 もしそうなら一件落着、作業時間はすっごく増える。
 確かにありえる話だとカティーナも納得した所で、この場に居ない人物の事を思い浮かべた。

「きっとミルク…ゴハンに違いない…よね?だから反対はしない、…きっとそう」
「ゴハン?もう夕食の準備に掛かっているのか?」
「違うよ。迷いディアボロならぬ、迷い犬がね。お腹をふくらせたら、その間にノミ取りをしようか?」
 ここぞとばかりに夜ヱ香が言い訳をすると、戻って来たらしい小紅たちが首を傾げる?
 どうした物かと周囲が窺ていると、歌音はオートミールか何かが入った皿を地面にコトリと置いた。

 …なお、小紅は無表情だったが反対する事は無かったと言う。

●締めの作業
「河原がスタート…で良いのかな?」
「はいっ。お舟入りと言いましょうか、この町は上流下流を繋ぐ宿場町なのですよ」
 てすてす、あっぁー。
 マイクを片手に持った智邦が、残る片手でマウスを動かし始めた。
 夜をイメージする暗室の中で、舟に乗った3D画像の人形がチョコンと動き出す。
 一歩進むごとに次第に視界が大きく…。
 やがて等身大の視点に移り変わり始めた。それはまるで、人形に乗り移って歩くかのよう。

 壱縷はその様子に満足すると、振り返って『残り』の制作度合いを確かめた。
「編集は順調なのです。お人形さんたちは間に合いそうですか?難しいなら、お菓子はまた今度にするのですが?」
「…えーと、大丈夫なハズですよ。少なくとも私の受け持ち分くらいは…」
「まっ、間に合わせてみせますよ。フフフ…。遅れちゃう、遅れちゃますか、いいえ、遅れたら打ち首…。このくらいの苦労はなんでもないです」
 差入れ用ならまだしも、御茶会・土産用なら今から造らないと数が用意できない…。
 壱縷が心配しながら進捗状況を尋ねると、香里が苦笑して基本的にはみんな終えていると答えた。
 ウサは少しばかりハイに成りながら、徹夜明けの眠い目をこすって三徹目を確保した。

 無論、ノルマは既に終わっている。
 問題は…当初の予定より数を増やした事である。
「ああ、動物人形に関しては既に終了。…これは秘密兵器なのですよ」
「徹夜もほどほどにな。…舞台装置の方だが、借り縫いは終わって改良中。一回こっきりってのは勿体無いからね。今後も使っていける様にしようじゃないか」
 夢見る乙女は止まれない。
 思い出したように、ウサは死にそうな顔で担当は大丈夫と報告。
 彼女の為に『仕掛け』を手伝ったカティーナは、こちらも担当は終了し、少しずつ修正している処だと告げた。

 そうして仕上げは準備万端。
 一番広い末席に、無数の人形が控えている。
「住民たちもスタンバイ完了だ。残り物を利用して、モブを大量に作ってる最中」
「同じく…。捨てるの、勿体無い。いつか捨てられる物だとしても、ひと時、心を慰めてくれると思うから…」
「と言う訳で、余った時間と材料を、有効に利用してるだけだな。何時でも行けるはずだ」
 小紅と夜ヱ香は頷き合って、埃対策の布を持ち上げた。
 ちびっちゃいヒヨコやウサギが無数に配備、犬だっているよ…とワンワンが主張中。
 歌音たちは黙々と、モブ兼お持ち帰りの人形を作っていたのだ。

「…なら、私達も自分の作業を推敲に入ろうか?…あれを作って見るかな」
「了解しました。私たちはお菓子作りに回りますね」
「美味しいクッキーを焼くのですっ」
 智邦は頷くと、手に持ったマウスを軽く眺めた。
 彼が思案に没頭し始めたのを見て、香里と壱縷は給湯室に向かう。
 これから材料をコネまわし、手造りクッキーを大量に焼くのである。

「…御茶会か、いいですね。…作業中は手を汚さないようにしないと…」
 最後にウサは、二人を見送って微笑んだ。
 彼女の仕掛けには、御茶会は調度良いのだから…。

●人形達の歴史探検
「いらっしゃいませ。この雛壇がヒントになってますので、町内を回ってからスタンプを集めてください」
「このブルさん、八百屋のおばさんかしら?…あらっ、着せ替え用の和服というのも面白いわね」
「…ママぁ〜、いま、お舟が動いた!」
 香里がスタンプシートを渡して居ると、母親が受け取っている間に、子供がイタズラを始めた。
 備えつけの人形を動かすと…、画面が動いて自動で歩き出したのだ。

「…夜中に人形達は自分で動き出すんだよ。一緒に回って見ようか?」
「ウン!」
「僕らの町にようこそなのです。帰りにお菓子を配るのです」
 智邦が案内しようと、受け取った人形を動かすと、一瞬だけ赤く輝き…画像は次々に町の位置へと切り替わる…。
 その動作で3Dの街並みが自動的に稼働。
 子供達が目を輝かせる中、壱縷は手品の正体が、コードレス・マウスなのに気がついた。
 きっと一晩でやってくれたのだろう。

「魚屋さんニャンコ、もらっていい?」
「展示が終わってからね。そしたら良いよ。(…うまく行きそうだな)」
「(あれだけの材料を捨てるのは惜しかったからだが…。古びた物であろうと、息吹を吹き込んでやれば御覧の通りさ)」
 今ほしーい。
 ぐずる子供をあやしながら、小紅は出来る限りの笑顔を浮かべようとした。
 彼女が苦労するのを見て、カティーナは時計を取り出すと…あそこに持って行ってくれと頼んだ。
「持って行くの?おつかーい」
「じゃあ、頼んだよ(因果ってのは巡るものさ。仕上げはごろうじろだね)」
「(…アレの出番か?)…こっちだこっち。みんな居るな?年長が年少の手を引くんだぞ」
 カティーナが子供達に囲まれていた着ぐるみを呼んだ。
 彼女の意図を察した歌音は、子供達を連れて…別室へと誘う。
 そこには、もう一つ雛壇があるのだ。

「…お使いありがとうございます。さあ、遅れない様に御茶会を始めましょう!」
「ウサたんのおだいりさまー。あれー、おとこのひとがトランプだよ」
「男の人じゃなくて、五人囃子」
 そこは子供達の控室になっており、ウサがもう一つ雛壇を用意していた。
 不思議の国を思わせる形式で、無数の動物ヌイグルミが笑顔を浮かべていたと言う。
 町を巡る前に眠たそうな子供が居たので、夜ヱ香は1つだけ渡すと…オヤスミとだけ声をかけた。

 沢山の人形に囲まれてスヤスヤー。
 夢の中ではきっと、動物たちも笑っているだろう…。


依頼結果

依頼成功度:大成功
MVP: −
重体: −
面白かった!:7人

繋いだ手にぬくもりを・
凪澤 小紅(ja0266)

大学部4年6組 女 阿修羅
ドクタークロウ・
鴉乃宮 歌音(ja0427)

卒業 男 インフィルトレイター
攻撃魔法デレ・
ウサ・メトゥス(ja9020)

大学部5年275組 女 ダアト
どうぶつ雛壇♪・
真野 智邦(jb4146)

大学部3年273組 男 インフィルトレイター
ぬいぐるみとお友達・
酒守 夜ヱ香(jb6073)

大学部3年149組 女 アカシックレコーダー:タイプB
和風サロン『椿』女将・
木嶋香里(jb7748)

大学部2年5組 女 ルインズブレイド
アナザー・テラー・
カティーナ・白房(jb8786)

大学部6年150組 女 アカシックレコーダー:タイプA
絶対味覚の持ち主・
聖蘭寺 壱縷(jb8938)

大学部2年45組 女 アカシックレコーダー:タイプA