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マスター:小田由章
シナリオ形態:ショート
難易度:普通
参加人数:8人
サポート:1人
リプレイ完成日時:2014/01/31


みんなの思い出



オープニング


●西之表市

 二階建てビルの上から退屈そうに空を眺めていたヴァニタスリコ・ロゼは、ふいに思い立ったかのように屋根から飛び降りた。
「ふーさま、ちょっと今年のエト観に行ってくるねー」
 しかし楓からの返事は無い。
 リコはいつものことなので特に気にする様子も無く、南方へと向かう。
「ついでに亀さんと遊んでこよーうっと」

 ※※

「強力なディアボロがやってきます!」
「どこを警戒していましたの!?この牧場には子供達が動物達と触れ会う為に来ていますのに…」
「も、申し訳ありやせん。海岸線から一気に上陸しやがりましたもんで」
 動物たちと触れ合う体験学習は楽しい物だ。
 まして種子島で避難生活を送っている子供たちならば、そのストレスはどれだけ癒されることだろう。
 そんな大切な時間を、一匹のディアボロが邪魔しようと言うのだ。
「敵は水陸両用と言う事ですの?」
「へい。加えてモノすげえ防御力で…。あっしら雇われ者じゃあ歯が立ちませんでした」
 海辺に近く、景色が良い以外は特になに無い場所だから、油断したと言う訳でも無い。
 こんな辺鄙な場所であろうと、学園の撃退士を中心に、フリーの企業雇いの撃退士が護衛していたのだが…。
 敵は何分強力で、まるで歯が立たなかったのだと言う。

「あれがディアボロでさあ。あゆみは遅いが、随分と硬い野郎で」
「巨大な亀……。強力なディバインナイトと言う処かしら?」
「へい。空は飛びやせんが、まるで鉄の鎧を殴ってるみたいでさあ」
 亀型のディアボロは、ゆっくりではあるが確実に牧場を目指す。
 巨大な足をハンマーの様に使い、遠距離には口から水を吐いて対抗すると言う。
 恐ろしいのは甲羅に籠って居なくとも硬いと言う事で、中に入られるともはや鉄壁だそうである。

「そこでお嬢には子供達の避難をお願いしようと思いやして」
「お嬢は止めなさい。学園の撃退士というだけよ。…逃げるのも手ですけれど、駄目もとで本部へ連絡してみましょうか?直ぐに来れる人が居るかもしれないわ」
「へい、お嬢。早速に伝達しやす」
 ここには十数名からの子供達が居て、途中で細い道を通る必要がある。
 細いだけなら良いのだが、唯一の出口はディアボロの近くを通るのだ。
 子供達を守り、そのついでではあるが、馬や牛を守る為には…。
 逃げるよりも、速やかに倒すべきだ。
 果たして、あの防御力を突破できるメンバーがそろうであろうか?


 ※※

「ふふっリコの変装は完璧…ってね!」
 緑色の何かに身を包んだ彼女は、浮き浮きした様子で彼らの到着を待つ。
「さーて早くしないと亀さんが人間や牛さんをいじめちゃうぞー?」


リプレイ本文

●出撃!
 転移まで、あと1分…。
 撃退士は、カウントダウンを待ち続ける。
「硬い亀さんですか…。ガンガン叩いてれば、その内倒れますよね。何かの民話を思い出しますが」
「カメをいじめてはいけない……と諭す物語もあったな。だが、相手が天魔なら話は別」
 神雷(jb6374)とレムレス・護堂(jb8574)は顔を見合わせて苦笑した。
 近くには誰かが持って来た童話が数冊…。

 残り数十秒となった所で、通信端末を弄りながら…。
「要らぬ恩返しで一般人を持ち帰られても困る。ここは早々にご退場願いたいものだな。……久遠ヶ原撃退士7名、到着。これより駆除に入る。もう少し頑張ってくれ」
『…当然ですわ。子供達を守るのが騎士…いえ、撃退士の務めっ』
 最終秒読みで、レムレスは牧場側に呼び掛けた。
 あちらの撃退士、そして…一般人を勇気づける為に作戦開始を伝える。
 返事の音声はクリアながら、画像には誰も映らない。
 …?
 ちょっと変だったのでカメラを調整してみると、部分鎧にティアラを付けた未来の姫騎士が気焔をあげてる。
 そのまなざしは強く、たった独りで大型を相手にするとは思えない。

 画面は右に左に三面カット!!
『あれに見えるは、ディアボロ、幼い子供を狙うとは卑怯千万!…このドロシーが相手になって差し上げますわ!』
 その時、ドロシー・ブルー・ジャスティス(jb7892)は周囲のツッコミを華麗にスルーした。
 チビッコ撃退士ながら、心意気は既に騎士。
 お前も幼いだろなど、当たり前のツッコミなど無視してしかるべきだ!
 その雄姿は余りにも儚い蝋燭の炎…。だがその勇気に心が動く者も居るだろう。

●戦場まで急げ!!
 少しだけ視界がブレ、軽い倦怠感が襲う…。
 右左の区別もつかないが、施設から自然に情景が切り替わり、無事に転移したと判る。
「転移しましたか。みなさん、先を急ぎますよっ!!」
「生憎だけど、スピード勝負だけれど、急ぐための手段はないのよね……。でも、できることは可能な範囲でやるわ」
「普通の小さな子を危ない目にあわせるわけには行かないよね。よいっしょっと」
 神雷は先ほどまでの倦怠感が嘘の様に、本気で燃え上がった!
 チュイーンっと音が聞こえそうな勢いで磁場を発生させ、ダッシュローラーもかくやという速度で全・力・疾・走!!
 それに続きエリザベート・ミュンヒハウゼン(ja8804)は、可能な限りのペースで走り出す。
 クールな彼女まで急ぐのだ、運動が苦手な犬川幸丸(jb7097)だけれども。黙っている訳には行かなかった。

 彼に声が掛かったのはそんな時である。
「だいぶ辛そうだなあ、大丈夫かい?」
「できる事なら、つらい目にも危ない目にはあいたくないけど、僕にできる事があるなら、それをやらないのは不誠実…、ですよ、…ね」
 面倒だ。とか言いつつも、嶺 光太郎(jb8405)は幸丸に声を掛けた。
 彼の体重は先ほどの少女の二倍を超えている。
 撃退士の才能ゆえアウルの強化で速度は凄いが、ちょっと走るだけでヒーヒー。
 それでも運動の苦手な彼が必死に頑張っている姿に影響を受けたのか、光太郎は何故か手を貸したい気分になった。

 しゃがんでダルそうな表情のまま、光太郎は近くの仲間に声を投げた。
「ちっ。仕方ねえなぁ。ゆっくり歩いていくのも面倒だし、どうするよ?」
「ハンっ。牧場目指して、うさぎと亀の競争でもやろうってのかい。いいねぇ……身の程ってヤツを教えてやるよ」
 光太郎の声に、楽しそうな声が漏れて来る。
 冷たい表情を浮かべたカティーナ・白房(jb8786)は、楽しそうに喉を鳴らした。
「哲学の図書館において、アキレスは亀に追いつけないが…。トンチで良いなら兎は月まで跳ねれるもんさ」
「はあぁ。やっぱそう言う結論になるか…、ダルいけど、走って行くよりマシかな」
「うっ?わわっわわ〜」
 ぴょっこり羽を出すと、二人で一人を抱える。
 カティーナと光太郎は、人を抱えて飛び始めた。
 …宇宙人の連行状態というには、いささかふくよかな幸丸であるが、目を回すより早く、空に浮かんでしまう。

「ああ、なるほど。そんな方法もあったわね」
「そう言う訳ですので、良ければ御嬢さん。御手をどうぞ」
「短い間だけど、空の散歩はいかがかな?」
 あら…。
 エリザベートが振り向いた時、にっこりとリアン(jb8788)が微笑んだ。
 レムレスが反対側の手を取って、二人同時に翼を展開する。
 これからの空の舞踏会。御手を拝借して空中遊泳と参ります。

 そこは大きなS字カーブの周り道。
 全力で走り、時折であるが…、交替で空を飛びながらショートカットする事にしたのである。
 一人なら失速しそうな速度でも、二人で手をつなげばパワーチック。
 見ようによっては幻想的な光景で、みるみる近づいて行ったそうです。


●紐無しバンジー冬景色
 そうして彼方に巨大な亀が、見え隠れ。
 雄叫びをあげる少女を、鉄槌の様な腕で踏みつぶす。
『まだまだ!チェストォォォォォォッ!』
「どうしてあんなにひたむきで居られるの?真正面から挑んでも、結果は見えているのに」
「そうですね。鉄塊に砂粒が挑む様なものです…」
 ガードこそ成功するが、あまりの体重差に、ドロシーはふらついて…立ち上がる。
 その様子を見て、エリザベートは理解できないといった表情で仲間に確認を取るのだが。
 神雷は容赦なく無駄だと切り捨てた後…。

 それでもなお…と自分で、自分の言葉を否定した。
「あれは暗闇の中で燦然と煌めく勇気という名の光…。理屈を越えて立ち上がる、人間ならではのナニカです。いつか砂浜となって埋め尽くすまで、砂粒は諦めるのを止めないのですよ」
 やっぱり、人間はイイ…。
 顔面に蹴りを入れられて、顔を血で染めながらも闘う少女の元へ駆け付ける為、神雷はラストスパートを掛ける。
 がんばれ、がんばれ…。口には出さずに走り続けた!

 …そうして。
 何度目かメンバー入れ変えての空中遊泳を終え、撃退士達は辿り着く。
「…確かウミガメってのは手足がヒレなんじゃねぇのか?」
「そのはずです。とはいえ、見た感じは陸亀…ですか。しかも鉄壁の要塞のようだ、と。亀のイメージにこだわった天魔が造ったのでしょうね」
 光太郎とリアンは肩をすくめて、ジャングルジムより巨大なカタマリを眺める事にする。
 必要なのは亀の形ではなく、能力の方なのだろうが…。

 残念なことに、制作者は亀の知識が無いようです。
「くしゅん!…あっれー誰かリコの事噂した? ふーさまだと嬉しいなぁ」
 着ぐるみを来た誰かさんは、実はヴァニタスだったのです。
 見た感じ細部にこだわりも無いようですね。こだわりが無いからこそ、…彼女の人生は幸せなのでしょうけど。

 幸いなことに、強力なヴァニタスは遠くで見物。敵対する気はない模様。
 こうして敵を確認した撃退士たちは、為すべき事を為す事にいたしましたとさ。
「邪魔な者は無用の長物です…。早々にこの世から立ち去って頂きましょう」
「そんじゃあ、落っことすから適当に対応頼むぜ」
「じゃあ、ここからは予定通り自分で走って…。えっえっええ〜。せめてもう少し下の方でー」
 敵を認識したことで、意識は戦闘モードに切り替わる。
 にこやかな雰囲気から、心のスイッチをキックすると、冷徹なソレへと目線も口調もガラリと変化。
 リアンがその気になった事で、光太郎も戦闘の為に肉弾を投下する事にした。

 えーと、落っことされる幸丸の方としてはたまらないわけで…。
『な、なんと羨ましい…。ドロシーもああやって心身を鍛えてみたい物ですわ!』
「そう思うなら、変わって〜」
 ペチっと亀さんに踏み潰されていたドロシーは、血染めの顔で御空を見上げました。
 そこでは空中遊泳のファンタジーから、紐無しバンジーで現実世界に復帰する仲間達…。
 幸丸は涙目になりながら、生涯でも五本の指に入るアクロバットを決めつつ…。パーティラインで聞こえた彼女の呟きに答えたのでした。
 合掌…。

●けっせん!?
 不意に潮風が強くなった気がした。
「間に合ったようですね」
「風…援護魔法ですの?」
「待たせたな。…さて、仕事開始だね。準備はいいかい?」
 神雷が這わせた風のアウルを感じて、ドロシーはガードではなく回避する事を選んだ。
 ズシーンと衝撃が走った後で、カティーナが仲間を降ろしつつ声を掛けた。

 間を置いて、次々仲間が到着して陣形を組み始める。
「これより本格的な戦闘にはいるぞ。……河童のつもりか? よく判らんが、戦いに巻き込まれたくなければ、さっさと逃げろ」
「えー。これ河童さんだよ〜。撃退士ってセンスないなぁ」
「せめて、水中型バニーさんとでも呼んでくれってさ」
 避難を勧告したレムレスの言葉に、着ぐるみさんは抗議の声をあげる。
 光太郎は斜め45度の角度で亀を蹴り飛ばしながら着地すると、適当に合わせてタイミングを狙い始めた。
 目標は上半身ではなく下半身…。巨漢のレスラーを狙う下段キックの鬼の様に隙を窺い始める。

 ふくよかな身体を器用に動かして、誰かさんが到着したのは…多分その頃の事である。
「ひっ酷いよ。急に手を離すだなんて…」
「いいじゃねえかよ。ちょうど狙いたい場所に降りられただろ?」
 いやいや、酷いのはこれからです。
 幸丸が亀の足にザックリ切りつけた所で、もう俺は目立たねえよな…と光太郎は攻撃を開始する。
 これも役割分担…。とりあえずふらついとけ!

「さて、と…大人しくヤらせてくれるとは限らないな」
「ここは一点集中の構えよね。亀が甲羅に引っ込まない内に、罠を仕掛けましょう」
 了解。とりあえず俺は水弾待ちと行こうか。
 リアンとエリザベートは、仲間達の愉快な攻防を見なかった事にした。
 見た目は可愛い亀型ディアボロも、中身までが可愛いとは限らない。
 現に足止めを行っていた仲間はボロボロではないか。油断せずに討伐する事にしよう。

●亀さんニ号も忘れん〜♪
 モゴモゴと亀の口が動き出した時…。
「…来るぞ、散開!」
「あの威力。なんで最初から使わなかったのかな…」
 水弾を予測して、声を掛けたリアンは、そのまま雷鳴の剣を振って猛攻を掛けた。
 仕掛けた彼や、近場に居た何人かが負傷するほどの大威力!
 だが後ろからナイフを振いつつ、エリザベートは不思議な感じで、それを見つめていた。
 出し惜しみせずに最初から使っておけば、足止めなんて出来なかったろう。

「回数か、命令なのか…」
「んー。単に俺と一緒で面倒くせえのかもしれないぜ?どっちにしても敵が沢山いねえともったいねえしな」
 硬すぎ…駄目だコリャ。
 エリザベートの疑問にだけ光太郎は真面目に答えながら、正面から闘う事を早々に諦めた。
 甲羅の隙間に剣が刺さっているのを見て、持ってるパイプを、グリグリとはめ込む事にする。

「行きますよ…。ちょっと試してみたい技が…。あっはぁ♪」
 そんな中、水流弾を足を使って皮していた神雷は、超低空の滑り台を磁気で造りあげ地面スレスレを駆け抜ける。
 抜けるは胴の下から顎へ。
 スカートでは無い事を良い事に、そのままオーバーヘッド!!
 その動きはリニア…いや、超・電磁砲(生足)と言えるだろう。

 この時、亀さんはピンチを自覚した。
 水弾で周囲一面を攻撃し、スケスケの濡れ濡れにしたのは良いが…、大反撃を喰らってしまった。
 手足を引っ込めて、逃げ込む事に…。
「あっ、逃げ込んだ。…でも、色々挟まってフタが締まらないみたいですね」
「よしっ。この期に集合して、一気に叩き込むぞ!」
「そうですね。試す事は試しましたし、…流石に飽きそうです。…たんと召し上がれ♪」
 剣やパイプがはめ込まれ、蓋に成るべき部分が締まらない。
 そこへ幸丸は蛇さんを放りこみ…
 それを見ていたレムレスや神雷たちも、槍やガトリング砲を放りこむ事にしたそうです。
 まるでそれは蛙に爆竹を…いえ、なんでもありません。

「これで仕舞いだというのか?…っ!流石にそうはいかんよな。上に注意しろ」
「…ニ兎、いやニ亀は追わない方がいい。注意しつつ、一体目に専念しよう」
「いやーまあ、そうさせてもらうとありがたいわ」
 上空から狙えないかと思っていたリアンに、亀の中から水流弾が襲いかかる!
 警戒していたので防げたが、油断していれば危険だったろう。
 仲間に注意を呼び掛けつつ対処を探ると、レムレスの火力は集中すべきだと光太郎はマジ面倒そうに切り返した。

 何でかと言うと…。
「全く。硬いのはこりごりだよ、ホント」
「そうね。柔らかい部分を突いてるはずなんだけど…」
 真面目な女の子たちも、いい加減の堅さに嫌気がさしていたようです。
 カティーナやエリザベートは苦笑しながら、甲羅の隙間にザックザック。
 クールな二人と言えど苦笑せざるを得ませんでしたとさ…。

●みんなで記念写真を
「おわーーったー。だりぃー」
「もー。ふーさまに慰めてもらうんだから〜」
 そして → やがて…なくらいの時間が立ち、光太郎が嫌いな面倒くさい作業は終わりを告げる。
 亀さんたちが倒れると、4号さんは、無茶な事を言いながら、引き上げて行きました。

 …戻ってこなさそうなので、治療と片付けが始まります。
「はい、これで治療は終わり」
「では、学習に戻りますわ」
「ちょっと待ってください。せっかくですから、これをお持ちください」
 全てが終わった後で、幸丸がドロシーを治療していると…。
 リアンが銀の御皿を積み上げて、御茶会の準備をしておりました。

「ティーブレイクですの?」
「あの子達には怖かったでしょうし、美味しく食べてから、また学習を続けて下さいね」
「もちろん、何があっても、学園の人がまたきっと助けに来てくれるよ」
 どうやら、葉が蒸れる時間を調整していたらしい。
 きょとんとするドロシーに、光太郎とリアンは顔を見合わせて微笑んだ。
 だが彼女も子供たちも、どうして良いのか判らず、戸惑っているようだ。

「なら私達もいただいてから帰りましょうか」
「腕が痺れちまったしねぇ。そのくらいはしてもバチは当たるまいさ」
 クッキーの山をつまみながら、エリザベートやカティーナも椅子に腰を降ろして一休憩。
 少しだけくつろいだ様子で…。
 いかにも安心できるのだという姿を見て、子供達も歓声を上げてクッキーに手を延ばし始めた。

「あら、ゴミが…。処分し忘れ…」
「それは少し違うな。これは戦利品と呼ぶのだ」
「せっかくです、ここの看板にして、何枚か記念写真を取りましょう」
 ふと、ドロシーの目に亀さん3号こと縫い包みが墜ちているのが見えた。
 捨ててしまおうとすると、レムレスは首を振って、子供達に向かって投げ込みキャッチボールを開始。
 空中を飛ぶ緑の縫い包みを見ながら、神雷は寄って来る馬たちから髪の毛を守り始める。
 何しろ子供達も馬達も、珍しい物に目が無くて…。

 その日は集合写真と共に、何枚か記念写真を取って終わりを告げた。
 映った写真には、笑顔の花が咲いていたと言う。


依頼結果

依頼成功度:成功
MVP: 平和主義者・犬川幸丸(jb7097)
 撃退士・レムレス・護堂(jb8574)
 明けの六芒星・リアン(jb8788)
重体: −
面白かった!:3人

撃退士・
エリザベート・ミュンヒハウゼン(ja8804)

大学部3年290組 女 アストラルヴァンガード
永遠の十四歳・
神雷(jb6374)

大学部1年7組 女 アカシックレコーダー:タイプB
平和主義者・
犬川幸丸(jb7097)

大学部2年191組 男 陰陽師
正義の名の下に!・
ドロシー・ブルー・ジャスティス(jb7892)

中等部3年10組 女 ディバインナイト
無気力ナイト・
嶺 光太郎(jb8405)

大学部4年98組 男 鬼道忍軍
撃退士・
レムレス・護堂(jb8574)

大学部5年137組 男 ディバインナイト
アナザー・テラー・
カティーナ・白房(jb8786)

大学部6年150組 女 アカシックレコーダー:タイプA
明けの六芒星・
リアン(jb8788)

大学部7年36組 男 アカシックレコーダー:タイプB