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マスター:小田由章
シナリオ形態:ショート
難易度:普通
参加人数:8人
サポート:1人
リプレイ完成日時:2015/08/09


みんなの思い出



オープニング

●難所の離島と、新しい住人達
 種子島北部の沿岸にある、とある小島。
 そこには人々が避難した小さな無人の町と、小さな漁港があるだけ。
 その漁港もまた、浅瀬や風の影響もあり、急いで復興させる程の意味は無いように見えた。
「逆にいえば注目されてないから丁度良いよな。この島を一時的な転居地にしてもらおうか」
「あの人たちの状況を考えると、いきなり都市に戻ると言う訳にも行きませんしね」
 撃退士たちは、むしろ往来の難しさを良いポイントとして選んだ。
 近隣住民が行来せず、衆目を集めない事を良しとしたのだ。

 これが何を意味するかというと、衆目を集めるわけにはいかない人たちが居るからである。
「とりあえず、偶然もあるから渡航禁止にしてもらおう。物流は当面こっちで代行するとして、後は追々解散できれば良いんだがなあ」
 種子島の北部を冥魔が占領していた間、浚って魂を吸収してみたり、実験をしてみたり。
 あるいは、人質を取って情報を提供させたりと、心や体のみならず、風聞に影響が出そうな人たちが居る。
 この人たちを、ただ元の場所戻しても、まともな生活が送れる事は無いだろう。
「その辺は心のケアとか、対魔治療とか次第っすね。とりあえず、冥魔の残党が居ないか、キャンプがてらにでも巡回依頼を出しましょう」
 その人たちに、ゆっくりとではあるが、人並の生活を送ってもらいたいというのが、この島を復興させる趣旨であった。
 幸いにも、小島の住人達は当面、安全に暮らせる種子島中央部や、本土から帰還する予定は無い。
 この島で日常を送りながらセラピーと魔術治療を受けつつ、本格的な復帰に向けて最終ケアを行うのが目的であった。

●サマーキャンプ?
「冥魔が拠点にしていた離島があるんだが、そこの残党確認と、修繕の必要性を確認してきてくれるか?」
 種子島方面から送られてきた依頼書を片手に、説明役の教師が内容を語り始めた。
 地図には種子島北部の離島が描かれており、付記して幽霊船と海洋系の小鬼たちが基地にしていたと書かれている。

「現状はどんな感じですか?」
「今のところ敵は確認されてないし、大規模な破壊はされてないはずだ」
「となると、島の巡回と主だった施設、最後に家屋の確認になりますね。一つ一つは簡単だけど、地味に面倒くさいなあ」
 離島は小さい島であるが、それでも数人だけで探索するのは面倒くさい。
 しかも店は全て閉まっており、現地で買い物できないのも大きいだろう。
「そう言うな。逆にいえば今のところお前達の占有地ってことになる、好きな場所で泳げるし、ボート遊びだろうが、キャンプだろうが好き放題できるぞ」
「ワーイ秘密基地だ〜(棒読み)。誰も居ないのと、占有地ってのは違う気がしますけどね」
「まあ、ちょっと遅い気もするが、サマーキャンプだと思えば良いですかね。……もちろん、予算は出ますよね?」
 説明役の教師は頷いて、常識の範囲でキャンプ用の予算を請け負ってくれた。
 とはいえ施設の確認を兼ねてテントを立てる必要も無いし、食費くらいだからというのもあるだろう。
 興味を持った生徒達は、仲間にメールでスケジュールを確認し始めた。


リプレイ本文


「あっおーい!やっぱり夏は南の島だよね」
 なんとも綺麗な種子島の海、クラリス・プランツ(jc1378)はご機嫌だった。
 これで乗ってる船がクルーザであったら、ちょっとしたバカンスである。
 残念ながら乗ってるのはポンポン船と大差ない漁船であるとか、行き先がリゾートではないのだが。
「あの辺が船着き場ぁ?髑髏の歯みたいになってるってのは本当だったのねぇ。どこも岩だらけじゃない」
「髑髏と言えば、村の中央は髑髏の目の位置らしいよ。加工場と舟の収納場所は鼻の位置みたい」
 黒百合(ja0422)とクラリスは、クスクスと笑いながら顔を見合わせあった。
 これだけみてると良い所のお嬢さん達が別荘に移動する途中の様だが……。
 あいにくと二人ともそんな殊勝な性格はしてない。
 物騒と御祭り好きが手に手を取ってロンドする、夏のアヴァンチュール以上に危険な14歳ズ(外見)である。
「髑髏島ねぇ。幽霊船と小鬼が拠点にしてた島か」
「冥魔の拠点の一つだった島、か…」
 千葉 真一(ja0070)と蓮城 真緋呂(jb6120)は、入り江の様子に似たような思いを抱いた。
 この島には幽霊船型と水棲系のディアボロが隠れており、北部沿岸からコッソリ浚った人々を連れ込んだと言う話だ。
「物騒な過去だけど、これからは穏やかに暮らせると良いわね。だから確りと確認しなくちゃ」
「まっ。さすがに無人島になって数十年とかでない分、そこまで状態は悪くなさそうだ」
 面倒ではあるが、面倒で済むならと二人は思うのだ。
 心の傷に比べれば、涙と苦労を背負うくらいはなんでもないと。
「はいはーい。私、あすこにある建物いってくるー」
「こんなに狭い島なんだ、そんなに急いで何処に行く。なーんてな…一週間あるんだ。のんびり行けばいい」
 あくまでも賑やかなクラリスに、鷺谷 明(ja0776)は苦笑しながら荷物を担いだ。
 服装も着流しや替えの甚平がメインで、すっかりご近所の御隠居風である。


 撃退士一同は、桟橋まで辿りつくと早速行動を開始した。
「定時連絡と緊急連絡の方法だけ決めてぇ、あとは手わけって所かしらぁ」
「そんな感じだと思いますね。居ないはずですが、万が一発見した場合、逃がすと困りますので対策は必要ですが」
 黒百合が施設一覧表を取り出すのに合わせて、木嶋香里(jb7748)は空欄の多い表を取り出した。
 書き込まれているのは大掃除や食事などの全体行動であり、空欄は、各自の行動だろう。
 二つの表に、島の地図を合わせれば、全員の行動が示されることに成る。
「これに書き込んでくだされば、こちらで大まかなタイムテーブルを調整します。例として私なら…今日はベース基地になる施設を中心に掃除して、あとは食事の準備に当てます」
「誰かが近くに居ると判って居れば、大声を出すだけで呼ぶ事もできるし、良いんじゃない?」
 香里の出したタイムテーブル表を見ながら、真緋呂は適当に自分のスケジュールを書き込んで行く。
 病院のシフト決めもそうだが、言葉よりも見える形で合わせた方が早い。
 重要なのは、常に誰かが隣のエリアに居て、孤立せず、場合によっては包囲できる体制だ。
「では何かあったら、内側は木嶋君、外側はアヴニール君に確認するということで」
「我には問題ない。質問があれば、なんなりと尋ねるのじゃ」
 最後に明がスケジュールを書き込んで、あまり動かないアヴニール(jb8821)達の名前を上げた。
 その二人は中央や外側の中でも、時間の掛る施設担当。
 両者のどちらかに連絡をすれば、定時・緊急の用事が果たせると言う事である。
「無線機を用意しておきましたので、持って行ってください。たぶん、この島は使えない場所の方が多いと思いますので」
「アンテナなんてあっても最低限でしょうしね。遠慮なくお借りしますね」
 水屋 優多(ja7279)が用意した無線機を取り出し、香里たちは別れて漁港を後にした。
 行く先は島の各地、まずは冥魔が居ないかを確認。
「さてまあ、最低限の義理は果たさんとねえ。まずは民家をシラミ潰しだ」
「お風呂を借りることにもなりますし、できるだけ丁寧に作業したい所ですね。壊れてたら補修も必要ですし」
 明と優多は連れだって、ひとまず一番近い民家を目指した。


 そして外側組は目の前の建物に取りかかる。
「んじゃま、近場から済ませるか。まさかとは思うが、ゲートッぽい実験施設が残ってると厄介だし、敵さん自体の見落としがあると洒落に成らんからな」
「そーだね。高低差のあるトコは私がやったげるけど、巡回済ませてお掃除に協力しちゃいましょ。埃だらけの中で寝るなんて、やーよっ」
 真一はクラリスに怪しいトコは念入りにな。とだけ告げる。
「掃除に取りかかりたいのは私も同感ね。んー…それらしきモノはいない?ここは住民が捕まって居た場所らしいけど」
「そうなんじゃない?居るとしたら、姿かたちが変わりつつある人たちだから、見付けても直ぐに撃たないでね」
 真緋呂とクラリスが過去の報告書を読みながら、加工場を登って行く。
 過去の事件では、一部の体が変化し始めた住民が二階の食事部屋に捉えられていたらしい。
「水道も電気も一応大丈夫ね。ふむ。窓や壁の一部くらいか、これくらいなら私でも修理出来そう」
「ならよし、じゃあ隣の舟の避難所にいくぞ。あそこに二号船を隠してたらヤバイからな」
 そして真緋呂たちが大丈夫だと告げると、真一は嵐の時に船を仕舞う場所に向かった。
 以前は幽霊船を隠していたらしいが、何かの魔法陣を破壊した痕と、放置された小舟くらいだ。
 残骸を片付け船着き場の探索は終了である。

 その頃、一足先に島の中央を目指した組は、髑髏島の『目』に辿りつく。
 集会所と町役場が連れ立った構成で、ここが島の中心にあたる。
「けっこう穴が空いてるわねぇ。これは修理や掃除が大変そうだわぁ。とりあえずライフラインからかしらね」
「大きな穴と荷物置き場の掃除を優先して、その後、全員でゆっくり…ですね。私は終わり次第に料理の準備も済ませておきますね」
 黒百合と香里は建物の様子から、この周囲が激戦区であった事を悟る。
 事実、報告書を読むと役場には魔法陣、集会所には住民たちの大部分が捉えられて居たそうだ。
「点灯しないトコがあるけど、先に透過して確認するわぁ。弾丸が千切ってるかもしれないしねぇ。その後は交換か、それとも発電施設まで行かなきゃダメかしらぁ?」
 黒百合は呟きながら役場を透過した。
 千切れ、あるいは火花が無いかだけを一気に確認する。
「こんな物でしょうかね。本格的な雑巾がけもしたい所ですけど、今はブルーシートで我慢しましょう」
 その間に香里は破れた窓硝子を外したり、掃き掃除をして集会所のホールを片つけた。
 ビニールの上に物資を並べ、日持ちしない物を中心に冷蔵庫へしまう。
 そんな感じで片つけていると、男性陣が追いついてきた。
「おっ、やってるな。こっちはサクサクと行ってるぞ。まっ、分類を済ませただけだがね」
「計画が立てられるレベルで確認しました。雨漏り等するようなら天井を優先として、破れた窓にまずはベニヤ、硝子板が送られてから本格補修…と言うように手順も記しておきました」
 明が持っている地図は折り曲げられ、優多のノートは数枚が捲りあげられていた。
 あちこちに張ってあるテープを見ると、病院でのトリアージのように初期分類を決めてきたらしい。
 後は撃退士が大雑把に応急処置して、住民たちが自分達の手で修理して行くことに成るだろう。
 完全とはいかないが、髑髏島と呼ばれた島は、徐々に人里の姿を取り戻して行くに違いない。


 初日の晩を寝床の掃除で終わらせた一同は、翌日からレジャー兼補修作業と成った。
 交替で補修作業をしつつ、息抜きがてらにご休憩。
「それで避難所にはゲート実験場があったのかね?」
「んー。あったような無かったような〜?まあ幾つも組み合わせてゲートに及ばないんじゃ、たかがしれるけどねっ」
 桟橋に腰かけた明に教えてもらいながら、クラリスは同じ初心者の真緋呂とボートを浮かべて釣りを愉しんでいた。
 獰猛な天魔にひるまない彼女も、餌になる虫さんには閉口している。
 ビビってる素振りなど見せてないつもりなのだが、見抜かれてるのか明には楽しそうに扱われていた。
「だろうな、今の楽しみを捨てるほどの懸念ではあるまい、精々楽しむがいい!来たぞ、ヒットだ」
「そだね。今は釣りを愉しんで、新しく来た子供達にも教えちゃおう。…大物釣れるかな?」
 明とクラリスがワイワイやってると、掛るのは基本的に毒があったり厳ついキワモノ達だ。
 おおっとゴンズイ!?とかトラップのようではあるが、それはそれで楽しい物である。
「これは毒があるから全部は駄目ね。でも、部分的には食べられる場所があるかもしれないし、種子島の人が来たら聞いてみましょうか」
「さんせーい。初めての戦果…じゃなくて魚果だから捨てるの勿体ないし、話題にも良いかもっ」
 真緋呂の提案にクラリスは頷いて、住民たちとの話がスムーズに行くことを願った。
「次だ。おおっとアカメフグお待ち!」
 明が再び怪しい魚を釣り上げた段階で、『海中を歩いて』来た仲間と顔を合わせる。
「この辺はそーいうのが集まってるスポットみたいよぅ?その分だけ貝やら何やらは豊漁だったけどね」
「はっはっは。そうじゃないかと思ったんだ。ま、これも経験だな」
「わあ、美味しそうな貝が一杯で凄いね!でも、他の人に見られない場所で良さそうだったのになあ」
 黒百合は部分透過して海底を歩いていたらしい。
 明とクラリスは顔を見合わせて笑い合うが、どうしたモノかと思案する。
「そう言う時は、時間を気にすると良いですよ。潮目や水温で生息領域は変わりますから」
「あら。こういうのしそうにないけど、詳しいのねぇ。人はみかけによらないモノだわぁ」
 一仕事終えたらしい優多が、交替を告げにやって来た。
 彼の言葉に黒百合が意外そうな顔を浮かべると、少年は柔らかく首を振って否定した。
「この手の事は私の彼女が得意なんですけどね。えーっと、海辺の生まれなんですよ。その関係で、自然と私も詳しくなってしまいました」
「「ごちそうさま」」
 優多のさりげない一言に、海辺の三人は苦笑を浮かべたとさ。

「お風呂が使えるように家を何軒か優先的に補修しましたので、女性視点でどれが良いか選んでください。男性陣は残りを使いますので」
「はぁ〜い。とりあえずコレ、渡しといてくれるかしらぁ?」
「それなら私が直接受け取らせてもらいますね。少し待ってくださいな」
 優多が黒百合達にお風呂を進めながら島の中央に戻って来ると、埃を落していたらしい香里が向こうからやって来る。
 暫く一同が立ち止まった後で魚果を受け取り、嬉しそうに微笑んで収穫を祝った。
「こちらが良好だと伝えましたら、第一便の方が今夜にでも来られるそうですよ。…美味しい料理で皆さんが頑張れる様にしたい所です」
 香里がバケツやら網に一杯の魚介を眺めながら、掃除中にベースキャンプに入った情報を教えてくれた。
 面倒な作業ではあったが、苦労しなければ一日で第一便は来なかったはずだ。
 成果を噛み締めながら一同は頷いて行く。


 そして南国の種子島なら夕方で通じるその日の晩。
 第一便がやって来た。
「おっ。良くやってきたな!虫とりにでも行くか?」
「釣りも出来るよ!」
 真一とクラリスが奪い合うように子供達の手を取った時、少しビックリしたようだった。
 そして、腰を落して目線を下げ、言葉を待つ。
「おっ。お兄ちゃん達は撃退士なの?」
「そうだぜ?見てろよ、変身、天・拳・絶・闘、ゴウライガぁっ!!」
「わあ、変身した!」
 オーラドレストというものを詳しく知らないオコサマーズは、真一の武装に目を見張らせる!
 ちょっとしたヒーローショーで男の子というよりはガキンチョ達の心を掴んで、連れて行ってしまったとさ。

 そして大人に対して、残りのメンバーが対応する。
「修理を終えて、直ぐに使える家を地図に乗せておきました。元の住人の方がおられれば案内してあげてください」
「それと、夕食に一杯魚を釣ったんですよ。美味しいお魚の食べ方、教えて下さい♪」
 優多が地図を渡しながら、それとなく元の住人が居れば、自分の家を選べるようにしておく。
 そしてお母さん達に、真緋呂が昼間に釣り上げた魚を持ち出した。
 それを見た何人かのオカンが魚を取りあげて…。
「あんれ、このままじゃ食べられんたい。こっからここが食べられるトコでな。逆にこっちは、ここいらが駄目なんだべ」
「あ…、はい。ちょっと待ってくださいね。直ぐに台所を用意しますね」
 まさか直ぐに教えてもらえるとは思ってなかったが、真緋呂はそんな様子に、日常に戻りたいのだと思う心理を見た。
 心労がたまって居る時は仕事で流していた方が落ち付くと、良く言うではないか。
 仲間の顔を見ながら、用意できる場所を探した。
「それなら集会所の台所を使いましょう。何人でも入れますし、今夜の準備もしてますから」
「それは良いわね。せっかくだし、味付けとかも教えてほしいかな」
 香里がベースキャンプにしている集会所に案内すると、真緋呂はヌイグルミなどを飾る為に一足早く戻ることにした。
 場所が場所だけに何もないが、可愛い物で埋めておけば心が休まるだろう。

「それじゃあ、残った子たちは釣り…っていうか、ボート遊びで良いのかしらぁ?」
「そうね。ボート遊びだと思えば釣れなくても…じゃなくて!初心者には私が教えてあげるわ!」
 黒百合の誘導に従って、クラリスは女の子たちを連れて桟橋に向かった。
 自分もならったばかりとは言えないが、それでも残ると言う何人かを見つめながら、頑張る事にした。
「(大丈夫だよ。時間が解決してくれるから)」
 みんなの誘いを断る人たちを見ながら、クラリスは夜中にコッソリお散歩へ呼びかけてみることにした。
 今は通じない言葉でも、ゆっくり時間をかければ大丈夫だろう。
「そういえばぁ。海底でこんなの拾ったのよぅ。欲しい子居る?」
「キレーな貝!こんなの見た事無い!」
 桟橋に歩きがてら、黒百合は海底を歩いて見付けた貝殻を女の子たちに手渡した。
 アクセサリーと呼ぶには程遠いが、思い出の品にはピッタリだろう。
「やれやれ、かしましいことだ。私らも適当に合流するかね」
「そうしましょうか。花火も用意してますから、涼みながら愉しむとしましょう」
 明が先に行く女の子たちの会話を笑って聞いていると、慣れている優多は首をかしげながら共に歩いた。
 他愛ない日常の光景が、現実となるように祈りながら…。


依頼結果

依頼成功度:大成功
MVP: −
重体: −
面白かった!:3人

天拳絶闘ゴウライガ・
千葉 真一(ja0070)

大学部4年3組 男 阿修羅
赫華Noir・
黒百合(ja0422)

高等部3年21組 女 鬼道忍軍
紫水晶に魅入り魅入られし・
鷺谷 明(ja0776)

大学部5年116組 男 鬼道忍軍
希望の守り人・
水屋 優多(ja7279)

大学部2年5組 男 ダアト
あなたへの絆・
蓮城 真緋呂(jb6120)

卒業 女 アカシックレコーダー:タイプA
和風サロン『椿』女将・
木嶋香里(jb7748)

大学部2年5組 女 ルインズブレイド
家族と共に在る命・
アヴニール(jb8821)

中等部3年9組 女 インフィルトレイター
ベストオブゾンビ・
クラリス・プランツ(jc1378)

高等部1年15組 女 鬼道忍軍