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マスター:にられば
シナリオ形態:ショート
難易度:非常に難しい
形態:
参加人数:10人
サポート:4人
リプレイ完成日時:2012/10/04


みんなの思い出



オープニング

 神器。聖槍アドヴェンティ。
 その武器は神代の時より在りし、神殺しの武器。
 傷つけた者を塩に変え、完全に討ち滅ぼすと言われる聖なる槍。
 そんな強力なアイテムが、人間界に隠されている。
 今までの救出作戦および不明瞭な事件の陰に隠されていた背景は、そういうものだった。
 天界、冥界、両方ともがこぞって欲しがるアイテムの一つであり、たった一つのアイテムで天魔間の戦闘における戦術を引っ繰り返すこともあるという。
 それらを総称して『神器』と、そう呼ぶらしい。
「何とも厄介な物を人間界に持ち込んでくれたものだ」
 一教師からしてみれば、スケールがでかすぎる。頭を抱えたくなるともいうものだ。 
 しかし、学園側からすれば、天魔に対抗する一つの武器となりうる。これを手に入れないわけにはいかないだろう。
 というわけで、今回の依頼となる。
 担当する箇所を八方位と中央の計九か所に分け、神器の探索を行うのだ。
「君たちの担当する箇所は、廃墟の南東部だ」
 元住宅街だったのか一軒家が並んでいる。その中に隠されている可能性があるだろうか。
 他、近くには公民館や、商店街の残骸など、そういうものもあるらしい。
 どこを先に調べていくかで分かれてくるかもしれない。
「それと、神器だけではなくてな。この情報をもたらしてくれた天使からの他の情報だ」
 近くに、天使3名が隠れているとのこと。
 可能であれば、彼らの捜索及び保護も行ってもらいたい。彼らは神器に関する情報を持っている可能性がある。その情報を得ると言う目論見だ。
「だが、注意しろ。行く場所は敵の腹の中だ」
 そう、きっと、敵がたくさんいるに違いない。少数での行動はお勧めできない。理由もなく分かれて行動することなど以ての外だろう。
「虎穴に入らずんば虎児を得ず、だ。よろしく頼む」
 そう言って、撃退士たちは送り出された。

 その頃、廃墟南東部。
 ツォングは自分に課された使命を思い出していた。
『ツォング、おんしに少し使いに行ってもらいたくてのぅ。神槍アドヴェンティのことはすでに聞き及んでおろう? それの探索と……言いたいところじゃが。状況は複雑でな。とりあえずは、裏切り者どもを逃がさないようにしてくりゃれ』
 直属の上司、メフィストフェレスからの依頼だった。
 特に断る理由もなく、素直にそれを受け入れて早数日。
 何処かに上手く隠したのか、はたまた隠れているのかは分からないが、少し探しただけではなかなか見つからない。ディアボロたちに周囲の警戒を兼ねて捜索させてはいるのだが、如何せん知能が足りていなかった。
「やっぱり、俺自ら探さなきゃならんのかねぇ……」
 そう一人ごちるが、この広い区間をたった一人で探すのも無茶な話である。それに、他の天魔たちとの衝突は避けたい。
 どうしたものかと考えていた際に、一つの可能性に思い至る。
「待てよ……? 聖槍アドヴェンティ……久遠ヶ原学園……撃退士……」
 ブツブツと呟いた後に、ククク、と低い笑い声を上げる。
「面白くなりそうじゃないか」
 そう言うと、どっかりと腰を下ろした。


リプレイ本文

 神器。それがもたらすのは熾烈な争いか。天界、冥界、人間の三陣営が今まさに三つ巴の争いを始めようとしていた。
 レイラ(ja0365)はそれを虚しく思う。敵も味方も何もかもを巻き込んだ、汚泥のような戦い。
 これはまさに、その序曲。
 かくして、神器と天使の探索は今始まる。


 地図を見ながら、鈴代 征治(ja1305)はルートを選定する。
 南側に近い位置より侵入、その後、中央付近まで進んだら、東へ進み、そのまま南東地区を南下する。もし、追手が厳しいようであれば。
「ここをこう抜けて、最悪、東側へ抜けましょう」
 こうすれば、悪魔と遭遇しても、撤退できる可能性は高い。周囲はそれぞれ天魔が睨みを利かせている。下手に追いかけてはこないだろう。
 次いで、優先順位。神器を取るか、天使を取るか。
 神器のために、レイラは社や祠がないか調べてみたがそれはないようだ。
 満場一致で天使を優先的に捜索することに決まる。
「神器は隠した奴の性格に寄るだろうしな……そもそもどこを探せば良いか見当もつかない」
 久遠 仁刀(ja2464)の意見ももっともだ。天使ならば御堂・玲獅(ja0388)の生命探知、あるいは当たりをつけての捜索で何とかなる。
「で、だ。どこを探す?」
 赤坂白秋(ja7030)が意見を言う。地図を見る限り、大きな建物は公民館とマンションの跡地。この辺りを調べてみたいと白秋は告げる。
「そうね、大型施設は敵がいないようなら調べておきたいわ」
「あぁ。特に公民館はな」
 唐沢 完子(ja8347)と小田切ルビィ(ja0841)が同意する。
「いや、俺の考えは逆だ」
 仁刀がそれに異を唱える。隠れやすいのは確かにそうだろう。だが、わざわざ目立つ建物に入るかというと疑問だ。天魔もそこを重点的に探している可能性はある。
「ルート上は、公民館、住宅地、商店街となっていますね……」
 征治が、地図を見ながら答える。
 結論として、選定したルート上の怪しい場所を順々に探していくことにした。


 転移装置をくぐり、目的の場所へ。そこは荒廃した街。人の影などなく、ひしめくは天魔の眷属ども。
 主要な道路にはグールとスケルトンの姿がちらほらと見える。
 玲獅の提案の元、征治が双眼鏡を取りだし、周囲を見渡す。ビルの屋上など、敵が監視している可能性も考えてだが、確かに何かいるようにも見える。
 さらに、遠くに歪な敵を見つける。
「不気味な剣を持ったスケルトンがいます。アレは、普通の武器とは思えませんが……」
「おい、不気味な剣? 待て、心当たりがある」
 ひったくるように、征治の双眼鏡を取り、白秋が遠方を見る。そこには、見覚えのある剣をもったスケルトンがいた。
 そう、その剣の名は。魔剣、リヴィングソード。
「はっ、野郎か……」
「まさか、奴か?」
 ツォング。
 白秋と天空寺 闘牙(ja7475)が敵の正体に当たりを付ける。
「くそったれが。こうなると厄介だぞ」
 敵の性格を知っている白秋が、悪態をつく。続けて、闘牙もまたリヴィングソードを見やる。
「もしや、すでに私たちの存在を感知してると」
「分からない。だけど、あり得ない話じゃない」
 征治に双眼鏡を返しながら、闘牙が言う。
 恐らくは横取りを狙っているだろうと玲獅は推測を述べる。皆もまた、白秋と闘牙から聞いたツォングの人物像から、そうに違いないと考えた。警戒をするに越したことはない。
 そして、たとえ敵の監視下だろうとも先を進まなくてはいけない。それが今回の任務なのだから。


「こっちは駄目みたいね、敵が多いわ」
「ルートを変更しましょう」
 斥候役の白秋、完子、征治の三人でルートを決めていく。
「後ろは大丈夫みたいですね」
「あぁ、敵はまだ来てないようだな」
 レイラと闘牙の後方警戒も重要だ。十人は敵と遭遇することなく、公民館の近くへまでたどり着く。
 だが、周囲には、敵の群れ。シャドウが2体、鬼武者が1体、グールが5体、合計でいる。
「お、多いですね……どうしましょう」
 水葉さくら(ja9860)が少し怯えたように言う。普通の依頼で難敵として出てくる数だ。
「でも、これを突破しないと先には行けそうにないね」
 やや好戦的な笑みを浮かべつつ、cicero・catfield(ja6953)がそう言う。
 敵はばらけて哨戒している。一気に叩きつぶせば行けるか。
 即座の制圧戦を決める。
 ciceroと白秋、征治によって、シャドウを射撃で二連殺。グールはとりあえず無視し、完子が鬼武者へゼロ距離から銃弾を放ちつ、始曲。アウルによって掠っただけで力が暴れ狂うが、スタンの効果を示さず、追撃してくる。それを避けられず斬り付けられそうになったそこへ、さくらが庇護の翼をもって割って入る。同時ルビィの斬撃と仁刀の柄による強力な一撃が決まるも、倒れる様子はない。
「チッ、さすがに倒れんか」
「難敵だな」
 ルビィと仁刀の二人が一旦、間合いを計る。音を聞きつけたのか、近くにいたグールが寄ってくるが、レイラと闘牙がそれをレガースで一閃し叩き伏せた。
 続け様に、玲獅が鬼武者の間に割って入り、壁となる。後は、全員からの集中攻撃を浴びて、ようやく沈む。運よく一撃も回避されなかったが、もしそうでなければ、もう少し時間が掛かっていただろう。
 残ったグールを排除しつつ、ようやく探索に移る。
「人のいた痕跡は、なさそうですね……」
 建物の中は閑散としており、埃が積っていた。
 玲獅の生命探知の結果、公民館にはいないことが判明する。
「外れみたいだな……次に行こう」
 闘牙の提案に、皆は頷く。次は住宅街だ。


 一口に住宅街と言っても、広い。だが、崩れていない家となると、数は多くなかった。
 敵との戦闘を避けているために、なかなか時間が掛かる。
 だが、一歩一歩を確実に。
 そんな中、最近できた人の痕跡を征治は探すが、天魔の足跡も残っており、今一つ上手く探しきれない。あるとしたら、家の中か。そっと入って見るが、中ははずれな物も多い。明らかに人の入った痕跡などはない。
 そんな中を探索している内に、一際大きめの一軒家にたどり着く。そこの門扉は開いており、茂っていた草の一部が踏みしだかれていた。
 天魔による仕業とも取れるが、その歩幅はまるで逃げていたかのように大きく、明らかに不自然だった。
 生命探知の回数は限られている。玲獅がここぞとばかりに、生命の在りかを探る。そうすると、家屋の中にぽつんと一つの影。
「……!? います。敵が周囲をうろついていますが、家屋内の数は一。恐らくは堕天使かと」
 その報に、十人は一瞬だけ湧きたつ。家屋内に敵はいる気配もない。
 罠かもしれないと白秋は念のために、マーキングした糸を入口付近に張っておく。これが切れれば、マーキングの効果が切れ、敵の侵入を感知できる。上手く考えられた簡易警報装置だ。
「よし、行ってみるか……」
 ルビィがアルドラとの会話を思い出しながらそう呟く。いるのは一体だれか分からない。それでも、きっとこの言葉に聞き覚えはあって、きっと意味はあるのだろうと。
「どこから、気配がしたんでしょう……?」
 レイラの言葉に、玲獅は台所の辺りからと答える。
 その時、ガタンと何かがぶつかる音が聞こえる。戸棚の奥だろうか。そこを開けると、がたがたと震えた様子の少年がいた。
 服はどこから調達したかは分からないが、カモフラージュのためのものか、学生服を着ている。
 しかし、何よりも特徴的なのは。その背から生える純白の翼であった。
「名は……?」
 闘牙が問うが、震えるだけで答える様子はない。襲いかかってくるのかと気が気ではない様子だ。
「安心して欲しい。俺たちはお前を助けに来たんだ」
 ルビィが言葉を紡ぐ。
「『シリウス』って誰かの名前か? アルドラから話は聞いてるぜ」
「アルドラッ……彼女は無事なのですか!?」
 すがるようにルビィへと、堕天使は詰め寄る。
「こんなところじゃ、話は何だ。できれば、俺たちを信じて一緒に来てほしい。俺たちは撃退士。あんたの味方だぜ」
 そう言われて、腰が抜けたのかへなへなと座り込む堕天使。
「そうだな、名前を聞いていなかった。一体、何て言うんだ?」
「ムリフェイン……それが僕の名前です」
 ルビィの言葉に撃退士たちを信用したのか、座り込みながらも、しっかりと己の名を口に出した。


 しかし、折角の邂逅も束の間だった。
「敵だ……入口のマーキングしていた糸が切れた」
 白秋が敵の侵入を感知。小声で、皆に伝えるとすぐさま全員が戦闘態勢に入る。
 その中、意を決したようにさくらが口にする。
「分かりました。神器の場所は、ここから北ですね」
「?」
 さくらの発言に、ムリフェインが疑問の顔をする。だが、これは疑似餌。適当な嘘っぱち。
 敵を食いつかせるための罠だ。
「なるほど、ここから北か。情報提供、感謝するぞ」
 同時、乾いた拍手の音と共に、最悪の敵が姿を現した。どうやら、釣られてくれたようだ。
「やっぱりテメェかよ、ツォング……」
「ん? あの時の撃退士か」
 悪魔の正体を見知っている白秋が、敵の親玉を睨みつける。
「高みの見物たぁ、良いご身分だ。俺達をわざと泳がせてたのはお前か?」
「正解」
「で、何のために、この場にいた!?」
 白秋が問う。
「そこまで教える義理はないと言いたいところだが……特別に教えてやろうか」
 裏切り者として三天使を始末するよう言われていたこと。どこぞの誰かが神器を手に入れれば、厄介だから睨みを利かせておくこと。これが、悪魔側の目論見。
「そして、個人的には、お前たちで遊ぶつもりだった。ただな。神器の場所と裏切り者を見つけたとあったら、話が違う」
 白秋の問いに、笑みを浮かべていたツォングが、唐突にその笑みを消した。
「横取り狙いって訳ね―――随分とセコイ真似を」
「戦術と言ってくれ」
 ルビィの言葉に、喉の奥から、嘲笑うように悪魔は告げる。
「さて、取引と行こう」
 そして、ツォングは撃退士たちに問いを投げかける。
「神器は俺自らが向かう。そして、そいつを渡せば、お前らは見逃してやろう。お前らの仇敵だろう、天使とやらは?」
 迷う必要などあるまいと。そう告げる。
 さくらがムリフェインを見れば、ガタガタと震えている。自分とは比べ物にならないほど、闘うことを極度に恐れているかのよう。そんな彼をどうして放っておくことができようか。皆の答えは一致している。
「答えはノーだ」
「交渉、決裂だな」
 この陣営、突破できると思うな。ツォングはそう言うと、部屋から出ていき、姿を消す。北の方へ向かったのだろうか。
 撃退士たちもそれを追うように、外に出れば、そこは敵の群れ。
 敵の数は、シャドウ6体、デュラハンと鬼武者各1体、魔剣持ちのスケルトンリーダーが2体、グールとスケルトンがそれぞれ10体ずつほどだ。
 ツォングが一部を引き連れていったとは言え、まだまだ数は多い。まともにかち合えば、勝機は薄い。元より、ここは逃げの一手しかない。
「はっ、面白ぇ。奴の鼻っ柱明かしてやろうじゃないか」
「あぁ、撃退士を舐めるとどうなるかってのを思い知らせてやる」
 白秋と仁刀が不敵な笑みを浮かべる。逃げ切ることさえできれば、こちらの勝ちとも言える。
 十人は戦闘態勢を取ったまま、じりじりと後退の構えを見せる。腰の抜けたムリフェインはレイラが担いでいる。
 まず、厄介なのはシャドウだ。白秋とレイラは彼の敵との交戦経験があるから分かるが、移動能力を低下させてくると撤退の足かせになる。全員、それを承知すると一斉に攻撃を仕掛ける。
 光が弱点と言うことで、ペンライトやフラッシュライトを近くに投げる者が多い。シャドウの周囲を覆っていた闇の帳が消え去る。顕わになったシャドウのコアとも言える球体に、銃弾と猛烈な斬撃が突き刺さる。4体撃破。残り2体。
「はっ、脆いのは分かってるんだぜ……!?」
「まだ、2体はいます。油断しないでください」
 白秋の言葉に、油断なくレイラが撤退を試みる。だが、目の前に凄まじい速度で魔剣持ちのスケルトンが迫る。狙いは、ムリフェインか。それを悟って、避けようとするが、人一人背負っての回避行動は難しい。
 さらには、前衛を無視して敵が迫る。ツォングの指示か。
 シャドウへの攻撃に目が行ったためか、かばえる者は誰一人としていない速度の敵の追撃だった。
 だが、ciceroは強い想いを持っていた。彼を守ると。
 想いは時として人の限界を超える。自身の限界を超えて、ムリフェインの盾となる!
「うぐっ……守るべき者は、守る……!」
 一体目の攻撃を受け、次を避けるも、鬼武者、デュラハンまでの集中攻撃が迫る。
 それでも退かない。絶対に守るという覚悟。その身にいかな傷を負おうとも。
 かくて、絶大な裂傷を受けたciceroは血を撒き散らしながら倒れる。
「あんたたち、いい加減にしなさいよっ!」
 残ったシャドウを全滅させ、完子が魔剣へ気を引くために銃を乱射する。それらの尽くを魔剣は弾く。
「ふん、隙だらけだ……!」
 その隙を見て、闘牙がスケルトンの腕をへし折り、魔剣を切り離す。単体であれば、そこまで脅威ではない。
 だが、これ以上、闘い続けるのは明らかに得策ではない。さくらと玲獅が鬼武者とデュラハンの間に割って入るが、それぞれの三連撃の元、一瞬で瀕死にまで至る。まともに相手にして良い数ではない。
「突破口を作るしかないわ!」
「あぁ、行くぜ!」
 完子と仁刀、それにルビィが温存していたアウルの力を練りに練って放出する。
「ツォングに向けられなかったのが残念だがな……」
 その三連砲は、凄まじい威力だった。目の前にいた魔剣を討ち滅ぼし、スケルトンリーダーも魔剣を残し消滅、凄まじい数のいたグールとスケルトンは塵もなく消え去っていた。
 そのできた穴を抜ける。わらわらと何処からともなく湧いてきたグールとスケルトンに、何故か逃げる敵を追わないはずの鬼武者たちまで追いかけてくる。
 全力で逃げる撃退士たち。それでも、敵の足に比べれば、こちらの方が速い。
 このまま行けば、逃げ切れるか。
 そんな折。
 光が周囲を覆った。
 凄まじい轟音と共に、東から猛烈な白光が撃退士たちの目に届く。
 それは神々しく、この世のものとは思えない光。
「まさか、神器……!?」
 誰からともなく、声を出す。その光に一瞬だけ目を奪われかけるが、まだここは死地だ。敵の追撃が迫ってきている。
「東に抜けるのは危険かと! このまま、南に下って脱出しましょう!」
 征治が叫ぶ。ツォングが神器を求めていたように、どれだけの天魔があの場に群れていくか分からない。
 その時、十人に向かっていた敵の群れもまた東へ向かう様相を見せる。
「今のうちに脱出するぞ!」
 撃退士たちは光を背に撤退を続ける。
 こうして、撃退士たちは、ムリフェインをほぼ無傷のまま連れ帰ることに成功したのだった。


依頼結果

依頼成功度:大成功
MVP: サンドイッチ神・御堂・玲獅(ja0388)
 クオングレープ・cicero・catfield(ja6953)
 時代を動かす男・赤坂白秋(ja7030)
 エレメントマスター・水葉さくら(ja9860)
重体: −
面白かった!:15人

202号室のお嬢様・
レイラ(ja0365)

大学部5年135組 女 阿修羅
サンドイッチ神・
御堂・玲獅(ja0388)

卒業 女 アストラルヴァンガード
戦場ジャーナリスト・
小田切ルビィ(ja0841)

卒業 男 ルインズブレイド
最強の『普通』・
鈴代 征治(ja1305)

大学部4年5組 男 ルインズブレイド
撃退士・
久遠 仁刀(ja2464)

卒業 男 ルインズブレイド
クオングレープ・
cicero・catfield(ja6953)

大学部4年229組 男 インフィルトレイター
時代を動かす男・
赤坂白秋(ja7030)

大学部9年146組 男 インフィルトレイター
撃退士・
レオ(ja7475)

大学部4年73組 男 阿修羅
二律背反の叫び声・
唐沢 完子(ja8347)

大学部2年129組 女 阿修羅
エレメントマスター・
水葉さくら(ja9860)

大学部2年297組 女 ディバインナイト