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マスター:皆瀬 七々海
シナリオ形態:ショート
難易度:普通
参加人数:8人
サポート:1人
リプレイ完成日時:2013/10/27


みんなの思い出



オープニング

 今日も一日お疲れ様。
 勉強に訓練に依頼にと、毎日忙しい自分にひと時のプレゼント。
 放課後のコーヒー。……と、真っ白なお猫様のミルクちゃん。
 それが月遊 神羽(jz0172)のお楽しみ。
 今日もコーヒーを堪能しに、ねこかふぇに向かいます。

 ところが。

「……え? バイト……ですか? あ、文化祭だった……忘れてた(あうっ☆」
 進級試験と依頼とで頭の中がぐるんぐるんしていた神羽は、自分が部員であることと、もうすぐ文化祭であることを一遍に思い出した。
 部長さんには申し訳ない。忙しくて、ねこかふぇに癒されに行くばかりだったと後悔した。
 「何かやりたいことは?」という親切な声掛けに感謝しつつ、神羽は色々と考えてみる。
 折角だから、日々のお返しに文化祭のお手伝いをと考えるものの、お料理は好きだが自分の腕前は並だと思う神羽は良い案が思いつかない。
「あ゛ー……ねこかふぇだから、ねこみみメイド? あ、予算かかっちゃいますよね、ごめんなさい! え? いいの!?」
 ほんわりと部長さんがOKをくれたことに驚きつつ、文化祭かと思えば心はウキウキしてくるもので。
 カフェの端で、メイド服の試着と撮影会、そしてケーキセットをプラスする提案をしてみた。
「つい、サイトで衝動買いしたメイド服は一つ持ってるんですけど……足りないですよねぇ。うーん、作った方が良いかな。誰かから借りようかな」
 色々と悩みつつ、神羽は案を纏めていく。
 ハロウィンが近いので、ハロウィンの飾り物の乗ったケーキと、ベイクドケーキ、カボチャのスフレなど、ビタミンカラーの可愛いケーキを考案してみた。
 飲み物も、ホップの香りのりんごサイダーや紅茶など、お客さんに選んでもらうスタイルにしてみる。
「ああ、どうしよう! 喜んでもらえるかなー、ちゃんと上手くやれますように!」
 カフェの端の席に座って、ケーキの絵を描いたり、レシピを纏めたり。部長さんに付き合ってもらって、なんとかそれらしくできたものの。
 バイトなんか初めてだし、いつも貰ってる癒しをお返しできるかわからなくて、神羽は机に突っ伏してごろんごろんしていた。

 なーん……

 お猫様が一つ鳴いた。
 神羽が顔を上げると、ミルクちゃんを抱いた部長さんが笑っている。
 いつものほっこり笑顔。ミルクちゃんの声。

 そっか……それがあれば、いいよね?

 神羽は一人納得した。
 いつもと変わらない愛情を。
 湯気の向こうに平穏な学園生活を。
 こんな自分だけど、正直に行こう。できることはあるはずだから。

「ねこみみメイド撮影隊、がんばります!」
 ビシッと手を上げ、神羽は部長さんとお猫様に誓った。


リプレイ本文


 木枯らしが吹き始めた季節には、
 温かい飲み物とお猫さま。
 幸せ気分をみなさまもどうぞ。
 幸せ色のねこかふぇは、しばらくの間は文化祭。
 メイドも一緒にお待ち申し上げております。

●ねことメイドとスタッフと
「さて、少しはバイトの経験が活かせると良いけど」
 黄昏ひりょ(jb3452)は、緊張した月遊 神羽(jz0172)に微笑んで言った。
「あ、ありがとうございますぅぅっ!」
 黄昏や部長たちのためにも、絶対成功させたい。その思いが通じたのか、もう一人の応援の手が現れたのだった。
「メイド服ですか……それを聞いたら、手伝わない訳にはいきませんね」
 その生徒の名前は 田中 裕介(ja0917)。メイドのために生きていると言って過言でないほど、メイドの何たるかを伝道する人物である。
「メイド服はサイズ、種類とも沢山用意してきました」
「うわぁ……可愛い」
「光栄です♪」
 にっこりと祐介は微笑んだ。本当にメイド服が好きなようだ。
 色は紺だけではなく、アリスカラー、シャーベットピンクと揃っていた。丈は長いものが多いが、お客様のためにわざわざ選んでくれた。
「すごいねぇ……」
 黄昏は目を瞬いてそれを見た。
 一目見て可愛いと感じれるほどに、それらは丁寧な作りをしていた。
 一方、黄昏の方はと言うと、ウェイターの仕事着にエプロンを着けていた。企画に合わせ、ハロウィンらしいコウモリのバッチが付いている。
「ねこかふぇは俺もたまに寄らせて頂いているし、お手伝いようかって」
「ホント、助かります! 田中さんも! こんなに、可愛いのがたくさんあるなんて」
 祐介はにっこりと意味深に笑い、メイド服を手に取ってこう言った。
「提案としてですが……ウエイトレスの方々もメイド服を着ては? その為のメイド服も用意してきました」
「仕事、早っ!」
「まあ、着たい人がいるなら、ですが」
 そして、メイド服着用は任意でと言うことになり、誘惑に負けた神羽は白と紺のメイド服を交互に着ることにした。

●学園祭当日のねこかふぇ
 ふわりとロングの茶髪が揺れる。ふわりふわりと足取り軽く、春名 璃世(ja8279)はねこかふぇへ。
「ミルク様に会えるのも、ウェイターさんしてるひりょくんを見られるのも、楽しみだな♪」
(「わぁ、嬉しいドキドキが止まらないよ♪」)
「……あれ?」
 聞こえてきたのはカフェから出てきた女性たちの声で。
「ねぇ、さっきのウェイターさん可愛かったよね!」
「えー、可愛いよりかっこいいじゃん?」
(「カッコ良かったとか可愛いとか、誰かなあ? 評判いいみたい。もしかして、ひりょくんのこと…? 」)
 かふぇの手伝い 男性=ひりょ。この図式が見事に出来上がって、ふと璃世は微笑み、誇らしい気持ちでカフェのドアを潜った。

「いらっしゃいませー! お席はこちらにどうぞ」
(「お帰りなさいませ、お嬢様…じゃないんだなぁ」)
 ねこかふぇだし、それも自然。そして、少し先のテーブルの横で黄昏を発見し、璃世は笑顔で控えめに手を振る。
(「わぁ、猫耳……本当だったんだ」)
 可愛いもの大好きな璃世。猫耳ウェイターさんの黄昏に思わず顔が綻んだ。
「いらっしゃいませ……お嬢様って言うべきかな?」
「もぅ……そんなこと言ったら、照れちゃうよ。カッコ良すぎ」
 ちょっと長めのニットの袖で口元を隠し、璃世が笑った。
「猫耳は可愛いけど、ウェイターさん姿は大人っぽいから……カッコ可愛いね、ひりょくん」
「あ、ありがとう……改めて言われると照れるな」
「さっきのお返しだよ? えっと、ハロウィンケーキと林檎の紅茶を下さいな」
「かしこまりました、お嬢様」
 少しばかりからかうように黄昏は璃世に言った。

「月遊さん、グラスが冷めなかったら、氷で冷やしておいてね」
「はいっ!」
 黄昏のアドバイスに、神羽は素直に返事した。
(「月遊さんも慣れていないようだし、お互いにフォローしあわないと」)
「レモンを入れたら、接客をお願いします」
「は、はい!」
「頑張って」
 互いの笑顔がとても大切に思える、バイトならではの至福の瞬間。
「あ、そうだ! さっきのお客さんが追加注文に来て下さいって言ってました」
「じゃあ、そっちはコーヒーを出したら俺が行きますね」
「お願いします!」
 そう答えると、バイトとして参加してくれる祐介の様子も確認する。
(「サポート魂が燃え滾るね……」)
 黄昏は積極的にサポートに向かった。

●すいーと☆はろうぃん
「はわわー……」
 南瓜とオバケの砂糖菓子。イチゴ、ベリーがチョコベースのクリームの上に乗っている。ハロウィンケーキの上は、まさに収穫祭の真っ最中のよう。
「いただきます……んー、チェリーのフィリングが美味しい♪」
 一口食べ、その美味しさに感動。そして、紅茶でほっこり。
 そこを神羽がトレーを持って通り過ぎ、璃世は神羽を呼び止めた。
「あ、あのっ」
「はい?」
「美味しくて幸せな時間をありがと。お客様の笑顔が溢れてるね……それに月遊さんの笑顔も、とっても素敵だよ♪」
「はうっ……あ、ありがとう、ございますっ」
 じわーと涙腺をやられ、ようようお礼を言うと、神羽はぺこっと頭を下げてキッチンへ逃げ込んだ。
「えへへ♪ ……あれ? わぁ!」
 感謝は感謝を呼ぶもの。愛は愛を呼ぶもので。彼女へのご褒美の様に、看板娘(猫)のミルク様がひょいと璃世の膝に乗った。
「なーん」
「わぁぁ……」
 そのおすましミルク様に目を奪われ、璃世は嬉し過ぎて一瞬硬直した。そして、またミルク様は地上に降り立つ。
 至福の瞬間を与えられ、また璃世は幸せな気分になった。
 そして、メイド服を田中に勧められ、璃世は水色のメイド服を選ぶ。
「2ショット、いいですか?」と璃世。
「もちろん。爽やかな感じがして璃世さんに似合ってるな、うん」
「またぁ……でも、今日のひりょくん、頼もしくてすごくカッコ良かったよ」
 そう言って、メイド服の感想に照れて染まった頬のまま、感謝の気持ちを込め、笑顔で告げた。
 感謝は笑顔を呼ぶ。笑顔は幸運を呼ぶ。それが世界の黄金律(ゴールデンルール)。
 彼女は自分の手で実らせた果実(幸せ)を手にした。

●桜猫とミルク
「にゃんこ、にゃんこ、猫耳にゃんこ?」
 一色 万里(ja0052)は神羽を眺めて首を傾げた。
「はい?」
「お客さんも、猫耳つけて、猫耳にゃんこ?」
 物凄く不思議そうに尋ねる。神羽はしばらく考えて、頷いた。
「うーん……そうか、にゃんこがボクを呼んだのさ!」
 そう言って座り込み、ミルク様にご挨拶。
「こんにちは。キミは触っても怒らない子?」
 人差指を突きだして、ミルク様とご対面。
「冬の天然湯たんぽ♪ 実家のにゃんこは、こたつに入っている間、ずっとボクの膝が指定席だったよ……え? この服着て、にゃんこ撮影会?」
 万里は訳の分からないまま、撮影会と聞いて参戦した。
「正統派メイド服は持ってないけど、正統派儀礼服は着てるよ」
「いえいえ、衣装はお貸しいたしますー」
 神羽はやや振り回されそうになりながら、万里に説明をする。
「んー、まあいいっかな」
 どうやら、あまり興味はなかったらしく。万里はササッと椅子に座ってメニューを見始めた。
「ご注文はいかがなさいますか?」
 やっと、神羽が営業トークに慣れた頃、万里という一風変わったお客様が現れて、またもや人生修行のやり直しだった。
 「はーい、飲み物くださ〜い! りんごサイダー、りんごの紅茶、それからチャイに…」とメニュー全制覇。
「あ、ありがとうございます! ごゆっくりどうぞ☆」
 笑顔浮かべて、修行の足りなさに心で泣いて、神羽は注文を黄昏に渡した。
「はーあ……ボクね、紅茶を飲みながらのお茶会も、大好きだよ♪ えーっと、ケーキのメニューはコレ?」
「あ、はい」
「うーん、じゃあ。ハロウイン仕様のケーキと、ベイクドケーキ、カボチャのスフレ」
 結局、万里はケーキも全制覇した。万里は神羽に大好きなサツマイモのデザートはないかと質問し、それがあるとわかるや、にっこりと微笑んだ。
 たくさん食べて、「余は満足じゃ」と幸せのため息を吐いた。

●猫の提案
「にゃーお」
 ソーニャ(jb2649)はミルクに挨拶した。
「なーん」
 ミルクも返事をした。むしろ、何?と言った感じだ。様子を窺っている。

――なんと、ここの猫スタッフはミルク先輩1匹でやられてるとは!

「ボクもお手伝いします。これでもボクは経験者ですから」
 ソーニャは「おねだり術・甘え術」も完璧のカリスマ猫として、ちょっとは知られた猫ったという経歴の持ち主らしい。 見た目人間なのは……いや、どう見ても人間なのは言ってはいけない。
 そして、42匹の先輩(猫)たちに鍛えられたそうな。
「先輩たちの名誉にかけて、ここはお客様の心をわしずかみにせねば!」
 すりすり、ぺろぺろ、腕を抱きかかえての甘噛み。抱き着き、胸のおっきなお客様には逆もふもふ。
「ひゃああ!」
 しかし、声を上げたのはお客様ではなく、神羽だった。
「お、お客様?」
 色々いるのが久遠ヶ原学園。ビビってはいけない。でも、神羽は普通の女の子。ちょっとばかり無理だった。
「なーお」
「はへ?」
 営業活動も忘れないソーニャは、四つん這いの足元をすりすり。こっちであそぼと完全猫化。
 そして、いつのまにか店のすみっこにカーペットを敷きはじめた。
「ど、どこからそんな」
 驚愕している間に、ソーニャはクッションを配置。転がって猫と遊べる場所を作っている彼女に、何と言ったらいいのだろう。
 しかし、猫と戯れるスペースができるのは良いこと。じゃまにならない位置にずらしてOKとした。
「だ、大丈夫かな。猫耳メイドの写真コーナーに近いけど」
「『猫耳メイド』というものがお客様におもてなしをするのですか……しかし、猫耳メイドとはいえ同じ猫!」
 そして、ソーニャはあざといメニューを考えた。
「猫耳メイドの餌。猫耳メイドに餌を上げられます(クッキーorポッキー)。あとは、お膝にに乗るとか 」
「ど、どうしよう……」
「じゃあ、メイドの餌」
「え?」
 びっくりする神羽を気にもせず、ソーニャは試しにと、神羽の口に餌=ポッキーを突っ込んだ。

●猫愛×メイド愛
「ふふ…ここだな、猫と戯れつつケーキを喰える店とは♪」
 里条 楓奈(jb4066)はねこかふぇの前で呟いた。

――猫と一緒にケーキが堪能できる……おぉ、天国ではないか♪

 楓奈はメイド服撮影には全く気付いていないようだった。今の楓奈の目的は、猫とケーキを心いくまで堪能する、の二つだけだった。
(「メニュー全制覇だな(ニヤリ」)
 そして、まずお猫様のいらっしゃいませにノックアウト。
「なーん」
「おぉ…何とも愛らしい猫……うふふふふ♪」
 いつものほんわか温かいカフェの雰囲気のまま、皆が楽しそうにしているせいなのだろう、ミルク様はご機嫌な様子。ひょいと抱っこされても怒らなかった。
「ふぉぉ……モフモフ」
 そして、友人の祐介を見つけ、メルク様を抱っこしたまま声をかけた。
「ん、祐介もケーキと猫を堪能しに来たのか?」
「あぁ、楓奈さん。猫とメイド服を堪能しに来たのですか?」
「な…っ!? そんなイベントがあったのか!」
「えぇ、是非メイド服を着てみてはいかがですか?」
「馬鹿を言うでない! 私に似合う訳なかろう!?」
「そうですか? このロングなら似合うと思いますけどね……あぁ、そうだ。 ケーキ、奢りますよ?」
 祐介は相手の弱点を突いて、にこりと笑った。
「むぅ……ま、まぁ……そこまで言うならしかたがない……いいだろう」
「では、私が選びますね」
「うむ」
 メイド服の種類は楓奈にはわからなかったため、祐介に一任した。
 そして、試着。
 伝統的なスタイルのメイド服――紺のワンピースはマトンスリーブ。エプロンは白で、靴は牛革のショートブーツ。そして、猫耳カチューシャ。
「完璧ですね……素晴らしい被写体です」
 祐介が陶然とした表情で言う。そして、激写、激写、激写☆
「むぅ…言い過ぎだ。ちょっ……撮りすぎではないか?」
 撮影時や褒められ、楓奈は困惑。やっと撮影が終わると、楓奈は奢りのケーキを堪能した。
「ふふん♪やはり甘味は最高に美味いな♪」
 ミルク様を抱っこ継続しつつ、楓奈は学園祭を満喫した。

●はじめての戦い(接客)
「ね、ネコは…兎も角、人手がないというのならば手伝おう」
 手伝いにやって来た結月 鳳仙(jb7598)は、集まって来た時に誓いとも感じれる雰囲気で言ったものだった。しかし、鳳仙は人の困難を救うため、片っ端から首を突っ込んでは自爆する性。で、結果が……。
「い、い、い、らっしゃいませ……メニューを! ど! う! ぞ!」
 ズギャァァン!と攻撃の構え。
「この人、変」
「あうう……」
 早くも撃沈。
 今までの人生で接客をしたことがない。引き攣った笑みを浮かべて給仕していた。
「 お猫様とまったりできるなんて素敵だよね〜」
 そこへやって来たのは、ののは(jb7599)だった。メニューを眺め、待ったりと過ごしている。
「文化祭でどこも騒がしいから落ち着ける場所は嬉しいな〜……ん?」
「の、ののは!」
「鳳仙ちゃん?」
 そして、鳳仙は運良く知人を発見して泣きついたのであった。
「どうか、私の練習に付き合ってくれ(血涙」
 最終目的はちゃんと接客出来るようになること。大事なミッションだ。
「いいよー」
 ののはは練習に付き合ってくれた。

「メニューを! ど! う! ぞ!」
「はーい、ダメ〜」
 で、またも撃沈。
「……はぁ」
「ん〜……甘いものっていいよねぇ」
 相変わらずほんわりと、ののははベイクドケーキにりんごの紅茶を頼んで満喫中。
「折角付き合ってくれたのに、これじゃあののは殿に良い格好をみせられないままだな。私は自分で思っていたより不器用なようだ」
 肩の力が入りすぎているのはわかっていた。でも、非戦闘のスイッチを切り替えられない。
「にゃーみたいに気楽にいればいいんにゃよ」
 ぎこちない鳳仙を見て、クスリと笑った。そして、顔の前に拳骨を持ってきて猫のモノマネをする。
「いつでも戦ってるんだもの、時々はこうしてのんびりでもいいと思うよ」
 そう言ってののはは笑った。「いいなぁ〜あたしもこの部活入りたいなぁ」と猫と戯れつつ、ののはは神羽に洩らす。
「ほ、本当? 来て下さい♪ 部長、喜ぶと思うし!」
「えへへ、どうしようっかな♪」
 ののははねこかふぇを見渡し、幸せそうに笑って言った。
 いつもと変わらないねこかふぇの、少しだけお祭り色に満ちた時間が過ぎる。
 文化祭終了まで、あとちょっと。

 なーん……

 お猫様が一つ鳴いた。
 そこには、ミルクちゃんと部長さん。そして、みんな。
 いつものほっこり笑顔。ミルクちゃんの声。

 ……それがあれば、いいよね?

 心のスキマにお猫様とリラックスタイム。
 今日も、皆さまを癒します♪


依頼結果

依頼成功度:大成功
MVP: 我はメイド服の伝道師・田中 裕介(ja0917)
 祈りの心盾・春名 璃世(ja8279)
 来し方抱き、行く末見つめ・黄昏ひりょ(jb3452)
重体: −
面白かった!:6人

散らぬ華を抱く・
一色 万里(ja0052)

大学部1年151組 女 鬼道忍軍
我はメイド服の伝道師・
田中 裕介(ja0917)

卒業 男 阿修羅
祈りの心盾・
春名 璃世(ja8279)

大学部5年289組 女 ディバインナイト
カリスマ猫・
ソーニャ(jb2649)

大学部3年129組 女 インフィルトレイター
来し方抱き、行く末見つめ・
黄昏ひりょ(jb3452)

卒業 男 陰陽師
来し方抱き、行く末見つめ・
里条 楓奈(jb4066)

卒業 女 バハムートテイマー
撃退士・
結月 鳳仙(jb7598)

大学部4年269組 女 ルインズブレイド
ねこかふぇに癒された☆・
ののは(jb7599)

大学部5年72組 女 鬼道忍軍