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マスター:真人
シナリオ形態:ショート
難易度:難しい
参加人数:10人
サポート:1人
リプレイ完成日時:2014/02/07


みんなの思い出



オープニング

●残されたもの
 奪うべきモノが無くなれば、天魔は用済みとなった己のゲートを捨てる。
 ――もしくはゲートを拠点とし、近隣へと食指を伸ばす。全てのモノを奪い尽くすために。
 その町を襲った天魔が選んだ道は前者。
 人類が手を掛けるまでもなくコアは消え、残されたのは破壊しつくされた町と、多くのディアボロ達……


●少女の願い
「間違いありません……。あの子はあたしの“弟”でした」
 立ち入り禁止区域に足を踏み入れ、ディアボロに追われていたところを保護された少女は、か細い声でそう告げた。
 撃退士の方に担がれて運ばれる途中、遠くに垣間見えた白き魔物の姿。
 あの時の恐怖が蘇えったたのだろう。恐怖を堪えるように自身を抱きしめた腕は、可哀想なほどに激しく震えていた。
 少女はこの町の出身者だった。
 運命の日、少女は大好きなアーティストのライブに参加するため、外泊をしていたという。
 たった一晩。
 その一晩の間に、町はデビルの手に落ちた。
 朝のニュースで事件を知った少女は駆け付けた避難所で家族の姿を探し求めたが、再会は叶わなかった。
 少女は故郷と家族を同時に失ったのだ。
「お願いします。あの子を救ってください」
「善処します。ですから、今は落ち着いて。興奮しては、傷に障りますよ?」
 少女の傷は決して浅くはない。体力の消耗を抑えるため、医療班はそう諭すが、少女は必至に懇願を繰り返す。
「あの子は……本当は優しい子なんです。とっても頭も良くて、大人しくて……」
 少女は握りしめていた胸元を飾っていたロケットペンダントを開く。
 中にあったのは、若い頃の両親と真白い子犬を抱いた自分。唯一少女の手に残った家族の写真だ。
「あの子が……。“雪彦”が、これ以上誰かを傷つける前に……止めてあげてください」


●凍てつく牙
「壊滅した? ……殲滅の間違いではないのですか?」
 通信機から聞こえてきた言葉に、後方でサポートに従事していた医療班に動揺が走った。当然だろう。順調に任務が進んでいると報告を受けてから、30分ほどしかは過ぎていないのだから。
「例の巨狼だ。もう奴は消えたが……すまない、動けねぇ」
「……判りました。救援に向かいます。それまで、せめて安全な場所に身を隠してください」
 重体者5名、重傷者3名、そして死亡者2名――
 淡々と報告を受けた医療班は、通信を切るとすぐに撃退庁へ報告を入れた。


リプレイ本文

●永遠の冬
 この町がデビルの手に落ちた時、季節は初雪が降る頃だったという。
 季節は移ろい、2度目の冬。冷たい空の下に人々の姿はなく、聞こえるものは風の音ばかり。
 まるで時が止まったような景色の中、ただ細かな雪だけが舞い散っていた。



 ――ボーダーラインは皆さんの中から半数の戦闘不能者が出ること。その時点で強制撤退となります。

 出発時、職員に言い渡された言葉を改めて思い出した若菜 白兎(ja2109)は、回復役としてメンバーの命綱を握る責任感をひしひしと感じていた。
「ふむ……グレイプニルでもあれば、楽だったかも、な」
 アスハ・ロットハール(ja8432)が呟いたのは、神話の中で“フェンリル”を繋ぎ止めたとされる足枷の名だ。
「グレイプニルなんて便利なものは無いけど、アラドヴァルならあるわよぉ?」
 隣に並び立つErie Schwagerin(ja9642)が微笑を交えて答える。
 全てを焼き尽くすと言われる炎の槍は彼女の身の内に宿る絶大な魔力の象徴なのだ。
(……依頼前にこんな大怪我を負うとは……。)
 胸元に添えた手を握りしめたのはイシュタル(jb2619)。彼女は直前の戦いで受けた傷を引きずっての参戦だった。
 自分でも無様だと思う。しかし、その姿を嘲る者は誰もいない。
「なぁに、いざと言う時には、俺が嬢ちゃんを守ってやるさ」
「精々、あっちの方が使える犬だと思われねェようにな」
 にんまりと笑みを浮かべたガルム・オドラン(jb0621)に、ルチャーノ・ロッシ(jb0602)が振り向きもせずに言う。
 俺は犬じゃねぇ。間髪入れずに反論する姿は飼い主にじゃれ付く大型犬のイメージで、緊張のあまり強張っていた白兎の顔に思わず笑みが浮かぶ。
「それじゃ敵討ちと参りますか」
 麻生 遊夜(ja1838)が徐に歩き出す。幸い、多めに着込んだ防寒着は、身体の動きを阻害することはなさそうだ。
「よし、狼退治だ!」
 戦いを前にして、黒き獅子の光を纏った伊都が自身を鼓舞するように気合を入れる。
「あたいに許可なく氷とか雪っぽい異名はずるい!」
 北国生まれであり、雪華をトレードマークとする雪室 チルル(ja0220)は怒りを露わにしていた。
 その矛先が向く先は魔獣か、それとも命名した者か?
「……で、そいつって何処にいるのよ?」
 どんなに周囲を見渡しても、フェンリルの姿は何処にもない。先の撃退士を屠った後、どこかへ消えてしまったのだ。
「情報では、たしか“北から現れ、北へ消えた”って話だったな」
 鈍灰色の熊、藤堂 猛流(jb7225)が視線をそちらへ向ける。
 所々から雑草が顔を覗かせているアスファルトの大通りに、追跡の助けになりそうな足跡は見られなかった。
「ゲートがあったビルも、北側のはずよ?」
「じゃあ、決まり。そのビルを目指そう。でも真っ直ぐ行っちゃダメよね。匂いで悟られないように、風下を回らなきゃ」
 息を潜めるように宣言すると、チルルは仲間達の先陣を切って歩き始めた。


 ――風を読む。
 己が存在を気取られぬために。
 獲物の居場所を探るために。
 それは狩人であれば当然の行いだろう。
 故に獣が眺めるのは、敵の匂いが届かぬ方向――即ち、風下。
 崩れかけたビルの中階に身を潜めるフェンリルの双眼は、来訪者達の姿をしっかりと捉えていた。


●魔狼、降り立つ
 戦いは奇襲から始まった。
 何の前触れもなく、疾風のように撃退士の前へ現れたフェンリルが伊都に襲いかかったのだ。
 とっさに剣で受け流して負傷は免れたが、撃退士達は一歩出遅れた形になる。何よりも隊列を分断されたことが痛い。
「早く体勢を整えるのよ!」
 チルルがフェンリルの正面に身を躍らせる。
(なんてぇ寒さだ……)
 盾を構える猛流は、普段より確実に自由にならない身体に舌を打つ。
 フェンリルの纏う冷気は、自然現象ではなく魔力的な影響だ。故に通常の防寒着や保温具程度で防ぎ切れるものではない。
「今、援護します」
 そして白兎のシールゾーンは、新たな術の発動は防げても、生まれながらに備わった能力を封じることはできず……。
 撃退士達は甘んじてフェンリルが纏う冷気の結界を受け入れるしかなかった。

 ルチャーノが雷桜を構え、フェンリルの足を薙いだ。確かな手ごたえが衝撃という形で腕に伝わる。
 果たしてどれほどの効果があったのか? ルチャーノは冷静に様子を窺うが、獣の表情から読み取ることは難しい。ならば魔法攻撃はどうか? とケリュケイオンへと持ち替える。
 ワンと一声吠えて、ガルムが己のアウルを激しく燃焼させた。口元に闘志という名の笑みを浮かべる様は、まさに狂犬と呼ぶに相応しい。
 間合いを詰め、植物のような鞭を撓らせると、フェンリルの鼻先を強く打ち払った。
「あたいがさいきょーってところを見せてやるんだから!」
「仮にも獅子を名乗ってるんだ、狼如きで遅れを取る訳にはいかないんだよ! かかってきな、ワンコちゃん♪」
 チルルと伊都がフェンリルを挑発し続ける。
 フェンリルの意識を逸らそうとするのは2人だけではない。
 猛流は攻撃より護りを重視し、己の身体を盾として仲間を援護する。
「全く役に立たないということだけは避けたいし……。少しの無茶は仕方がないか」
 彼らの動きに助けられ、近づけるギリギリの位置まで進んだイシュタルが印を組んだ。澱んだ空気がフェンリルの身体を包み込んでいく。
 八卦石縛風は最大の効果を発揮せず――ちらりと視線を向けたフェンリルの前に猛流が立ち塞がり、イシュタルを後方へと退避させた。
「余所見してっと風穴空いちまうぜ?」
 遊夜も遅れを取ることなく、構えた二挺拳銃でフェンリルの顔面を狙う。
 命中率の高いアウルの弾丸は、フェンリルが首を振った拍子に的がずれ、片方の耳を貫いた。
 仲間達の連撃を縫い繋ぐように、伊都も攻撃を繰り返す。
「生き物なんだ、キズをつければ血も流れるはず。盛大に出血サービスして頂こうじゃない」
 叩きつける部位を選ばない攻撃は、確実にダメージを積み重ねていく。
 “零の型”で足元へ移動したアスハを見て、フェンリルが僅かに眼を細めた。驚愕したというより、興味深げな様子だ。
 アスハは素早く腹下へ詰め寄ると、柔らかそうな腹部に狙いを定め、力任せにバンカーを撃ち放った。
 現れた杭はもう1本あった。
 それは燃え盛る黒き焔が作り出す灼熱の魔槍。
「うふふ、大人しくしていらっしゃい」
 フェンリルを取り巻く冷気に阻まれているのか、いつもより数段威力が落ちている。
 その事実に焦ることなく、Erieは妖艶な笑みを浮かべたまま、フェンリルの視線の外へと身を潜めた。


 ――鬱陶しい“二本足”どもめ。
 牙を剥き出しにしてフェンリルが唸る。
 先刻の“群れ”もそうだったが、ちょこまかと動いて気を引こうとする魂胆が透けて見える。
 足や鼻先を狙う攻撃も、変わり映えなく。そこが弱点だと思っているのか?
 フェンリルは牙を剥き出しにして撃退士達を嘲笑う。


 悲鳴ひとつ上げずに猛攻を耐え抜いたフェンリルは、いよいよ攻勢に打って出る。
 最初に繰り出されたのは氷結の息。
 攻撃の先を読み、仲間を守るべく回り込んだ猛流は、盾を構えた姿のまま、氷に閉ざされた。
 鋭い牙で氷が噛み砕かれる前に、伊都がカバーに入る。
 声を出して視線を向けさせようとするも、次に狙われたのは伊都ではなく猛流の救出に向かった白兎だった。
「はぅっ」
 自分をひと呑みにしてしまいそうな顎が頭上に迫り、白兎は思わず立ち竦んでしまった。
 これはガルムが突き飛ばす形で危機を脱する。
「オドランさん……、ありがとう、なの」
 白兎は大きく息を吐き、術を行使する。淡青色をした煌めきが包みこんで、猛流を縛る氷を溶かした。

 伝説に謳われる魔狼の名を冠せられるだけあって、フェンリルは強力なディアボロだった。
 素早く繰り出される攻撃は当たれば一撃必殺とも思える程の威力を持ち、吐き出される息は一瞬で骨の髄まで凍らせる。
 白兎のクリアランスが力強い援けとなっているが、それも決して無限ではない。
 否、それよりも。
「これで……終わりなの」
 最後に残ったライトヒールは、フェンリルの肉球に踏み潰されたアスハへと与えられた。
 ここから先は命を削りあうだけの消耗戦。
 長引けば確実に不利――それは今回の戦いへ挑むに当たり、全員の共通認識でもあった。
(やるしかねぇな。)
 遊夜は状況を打開するための秘策に備え、後方へと下がった。

『オオオゥッ!』
 フェンリルが吼える。
 空気が震え、魂すら押しつぶしそうな程の激しいプレッシャーが撃退士達を襲った。
 押しつけられた畏怖の念。恐れ、警戒し、身構える前衛を飛び越え、フェンリルは地を蹴った。
 フェンリルが視線は後衛に向けられていた。そこにいる2人の少女の内、フェンリルが標的に選んだのは紅蓮の魔女――
「させるかっ」
 不意に目の前へ現れたアスハの姿に気を取られ、Erieの胸を貫くはずだった爪は、肩を斬るに留まった。
 それでも彼女にとっては致命的に成り得る。
しかしErieは眉一つ動かそうとせず、冷静に反撃の炎を打ち付ける。

 遊夜の“準備”が整った。
 双眼から黒いアウルを涙にように流し、一気に間合いを詰める。フェンリルの眉間に銃口を押し当てて。
「最期に食らえや……全力全開だ!」
 叩き込んだのは、自身の生命力を犠牲にした渾身の一撃。
 激しい衝撃に頭部が大きくブレて……撃退士達は、初めてフェンリルの“悲鳴”を聞いた。
 直後、憎しみの凶牙が遊夜を襲った。一撃に全てを掛けた遊夜に逃れる術はない。
 肩から腹にかけガブリと食らいついた状態で、フェンリルは高く天を見上げる。大きく頭を振り回すたび、おびただしい量の血が撃退士達の頭上に降り注いだ。
「まずい、逃がすなっ」
 全身の力が抜け、人形のようになった遊夜を放り出したフェンリルが身を翻す。
 後退して態勢を整える気だと悟ったアスハの警告に頷き、白兎は意を決してフェンリルの足元へ身を躍らせる。
「止まって……ください」
 決死の思いで放った審判の鎖は、がっしりとフェンリルの身体に絡みついた。
「大丈夫、まだ息があるわ」
 遊夜の身体を保護したイシュタルの報告に、誰もが安堵の息を漏らす。
 もっともあの出血量を考えれば、彼が極めて危険な状態に置かれ続けていることは明白だ。
 もう意識を逸らすとか、隙を作るなどと言っている余裕はない。フェンリルが繋ぎ止められている間に、ありったけの攻撃を叩き込まなければ。
「犬っころは大人しく、小屋ン中で餌でも待ってろ」
 不必要な被傷を避けるため、ルチャーノは後方へ下がり拳銃を構える。じっくりと狙いを定め、効果的な一撃を。
 審判の鎖を力づくで引きちぎろうと暴れるフェンリルに、その攻撃を避けるほどの余裕はない。アウルの弾丸は、違うことなく彼の左目を劈いた。
「これが“ホンモノ”の力よ! その身に叩き込んでやる!」
 過沸騰する怒りを抑えることなく、チルルの氷剣を掲げた。ともすれば折れそうな程に細い剣は、深々と肉に突き刺さる。
 アスハのバンカーが、Erieの魔法書が生む炎の剣が、幾重にも織り重なって降り注ぐ。
 遊夜の身体を預かるイシュタルも、桜花霊符を掲げ果敢に攻める。
 他の仲間達から見れば頼りないダメージでも、それは精神的にも大きな援けとなる。
「往生際が悪すぎるだろっ!?」
 暴れるフェンリルの爪が期せずしてガルムの腹を薙いだ。熱い痛みを感じて添えた手に触れたのは、流血。
 薄れそうになった意識は、白兎が行使していた神の兵士の加護により、ガルムの身体を支え続ける。
「ここが勝負所……!」
 伊都の大剣が光を帯びた。それは魔を滅ぼす聖なる光。
 相反するカオスレートの加護を受けた一撃は、フェンリルの胸を深く深く抉り――

 忌まわしき最期の咆哮が、冬の空に高く響き渡った。


●巡り出す季節
 討伐完了の報告の後、任務は事後処理班へと引き継がれることになる。
「あとはお任せください」
 担架に乗せられて搬送される遊夜を見送った撃退士達は、完全に事切れたフェンリルを前に黙祷を捧げていた。
「できればちゃんと埋葬してあげたいところだけど……」
 ため息を漏らす伊都。
 デビルの犠牲者は“フェンリル”1体だけではない。
 犬も猫も人間も――多くの命が等しく魂を奪われ、ディアボロとして散っていったのだ。
 それらの全てに“遺族”がいることを考えれば、雪彦と飼い主だけを特別扱いすることはできない。
 撃退士に許されるのは、天魔によって捻じ曲げられた偽りの生から、犠牲者を解き放ってやることだけなのだ。
 ……それでも。
 おもむろにフェンリルへ歩み寄ったアスハ。
「せめて形見になるようなもの……」
 白兎も弾けるように顔を上げ、後を追った。
「失う覚悟を決めたのなら、これぐらいは、な」
 その手で弔うことができないなら、せめて遺毛だけでも、家族の元へ。
 全身の中で一番フサフサとした首元に手を伸ばしたアスハは、そこにあった異質な感触に息を飲んだ。
 体毛を切るはずだった太刀で喉を抉り、肉の中に食い込んでいた金属を器用に抜き出していく。
 それは首輪だった。チェーンの先に揺れる歪んだプレートには、YUKIHIKOの文字がはっきりと刻まれている。
「渡すにも天使の方が適任、だ」
 首輪は、アスハからイシュタルの手へ。
「……この子がいた証にはなるわね……」
 文字の一つひとつを指でなぞった後、イシュタルは託された首輪をハンカチで包み込んだ。



 ちらちらと雪が降る。
 先ほどまで繰り広げられた死闘など、何もなかったかのように。
 風の中に舞う純白の中に、一片の紅が混じっていた。
 どこかの庭先に植えられていたのだろう、早咲きの梅の花。
 それは町を閉ざしていた長く厳しい冬が終わり、春が訪れれるという確かな兆しだった。



依頼結果

依頼成功度:成功
MVP: 祈りの煌めき・若菜 白兎(ja2109)
 蒼を継ぐ魔術師・アスハ・A・R(ja8432)
 黒焔の牙爪・天羽 伊都(jb2199)
重体: 夜闇の眷属・麻生 遊夜(ja1838)
   <フェンリルの凶牙に穿たれ>という理由により『重体』となる
面白かった!:5人

伝説の撃退士・
雪室 チルル(ja0220)

大学部1年4組 女 ルインズブレイド
夜闇の眷属・
麻生 遊夜(ja1838)

大学部6年5組 男 インフィルトレイター
祈りの煌めき・
若菜 白兎(ja2109)

中等部1年8組 女 アストラルヴァンガード
蒼を継ぐ魔術師・
アスハ・A・R(ja8432)

卒業 男 ダアト
災禍祓う紅蓮の魔女・
Erie Schwagerin(ja9642)

大学部2年1組 女 ダアト
焔禍鎮圧・
ルチャーノ・ロッシ(jb0602)

大学部9年315組 男 ルインズブレイド
巻き込まれ属性持ち・
ガルム・オドラン(jb0621)

大学部9年186組 男 阿修羅
黒焔の牙爪・
天羽 伊都(jb2199)

大学部1年128組 男 ルインズブレイド
誓いの槍・
イシュタル(jb2619)

大学部4年275組 女 陰陽師
最高のタフガイ・
藤堂 猛流(jb7225)

大学部6年247組 男 バハムートテイマー