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マスター:楠原 日野
シナリオ形態:ショート
難易度:易しい
参加人数:6人
サポート:1人
リプレイ完成日時:2015/10/06


みんなの思い出



オープニング

 ほんの少し前のこと。新入生に音楽への興味をもってもらうために、素焼きの一穴オカリナを作ることを決めた女子生徒がいた。
 彼女の名前は矢代 理子。心へ感動を直接伝えるトランペットを吹く、少女。
 材料のルートが今は天魔が小競り合いを続ける東北の地にあったが、撃退士達と協力してそこまでの安全なルート確保し、無事に採取を果たした。
 全ての音階を作るためには硬度差がある3種類の粘土を集める必要があり、難しいかと思われていたのだが、その3種の粘土全てを集めることができたのだ。
 そしていよいよ、制作開始であった――



「と言っても、作るのはオレがやるわけだ」
「お願いします、おじさん」
 頭を下げる理子に目の前の中年、津崎海の父親は耳の後ろを掻くと、しゃがんで袋から土を一つまみ。
「ま、作るのは好きだし、今は少し余裕のある時期だからいいさぁ。久しぶりに作れるのは純粋に嬉しいことだし……それで、理子ちゃん達も作るんだろう?」
「え?」
 目を丸くする理子に、海の父親は「おいおい」と苦笑する。
「これだけの状況がそろってるのに作らないってのも、もったいない話だろう?
 ちゃんと教えてあげるし、直感的な物が必要な穴の大きさはやってあげるから」
「というかお父さん、自分の趣味を広めようって魂胆でしょっ」
 海が父親の背中を平手で叩くと、かなり痛そうな音と共にたたらを踏んで咳き込んだ。すぐに海が「あ、ゴメン」と右手を後頭部に当てて、首をすくめる。
「いや、大丈夫だ……どうにせよ、やっておくのはいい経験。昔は、オカリナじゃないけどみんな授業でやってたんだ。
 収穫祭用の器を作って一週間寝かせて、それから自分達で薪並べて。しかも素焼きの時は学校にお泊りまでして……」
「ヘー、学校に泊まったんだ。なんで今はなくなったの?」
「……当時、スマフォだなんだってなくて……ゲーム機本体を持ちこんだのが教師にばれて以来、やはりやめようって話に……」
「お父さんたちのせいじゃん!」
 海に叱咤に身を縮こまらせる父親だが、そこはちゃんと大人らしくすぐ背筋を戻すのだった。
 そして話を聞いていて首を傾げた理子が、そのタイミングで口を開いた。
「寝かせるんですか」
「そ。乾燥に一週間――それから窯に入れて焼きだねぇ。完成は一週間先の話……どうせだから素焼き作業にも参加しなよ。田舎だけあって、学校へのお泊りはわりと簡単に許可下りるから」
「そっか……じゃあそんな風に皆さんにお願いしてみます」


 こうして、新入生用オカリナの他に、自分用のオカリナを作る事となって、学校敷地内で窯の番というプチキャンプが開かれる事となったのであった――


リプレイ本文

●心をこめて

「新入生のためのものだし、しっかりしたものを作らないとね」
 神谷春樹(jb7335)の言葉に「そうですよね」と頷く理子へ、君田 夢野(ja0561)は口元を隠して微笑んだ。
(理子さんも新入生のようなものだが、それでも長年、学園生だったかのように新入生の歓迎に全力な姿は、見ていて――)
「可愛いな、とか思っているか。ユメノン」
 アルジェ(jb3603)の横槍に夢野は咳き込む間に、理子へRehni Nam(ja5283)が声をかける。
「あの、オカリナ、2個作っても良いですか? 自分の分と、それからプレゼント用にもう1個作りたいのですが……」
「もちろん大丈夫です」
「おっしゃーできたぜー。ちゃんと焼けっといいなぁ」
 やる気がなさそうに見えたラファル A ユーティライネン(jb4620)の前には、卵型のオカリナができあがっていた――が、前にあるのはダチョウサイズで、まるでどこぞの森の不思議な妖精が吹いていそうな物である。
 雫(ja1894)がハフッと吐息を漏らし、手の甲で額を拭った。周囲には1穴オカリナが並び、そして1つだけ、オカリナと言えば想像するような形をしたものがある。
 その出来栄えに、海の父が思わず「いいね」と親指を立てていた。
「演奏するのは難しそうですが、此方の6穴の方が一般的ですからね――手持ち無沙汰で適当な物を作っていましたが……私は何をやっているのでしょうか?」
 埴輪と遮光土偶を作ってしまっているあたり、自分の事とはいえ首を捻らざるを得ない。
「……せっかく作ったのだから、これもオカリナにしますか」
 埴輪と土偶を見たRehniが「え?」と、首を捻った。
「オカリナ以外にも作って良いのです?」
「いいよ。本来は自分の感性で作るものだし、こういうことに興味を持つきっかけになるかもしれないから、趣味人としては大歓迎」
 海の父親もいいと言ってくれたので、Rehniは「それなら……」と、一握りの粘土を手に取るのであった――




●そして想いの火は灯る

「あとで小窓から薪をいれませんとね」
 携帯のアラームをセットしたRehniが、テントを設営して寝袋をセットしていた。その横では同じように雫も、テントを設営している間にアルジェや夢野、それに春樹が竃を用意していた。
「ま、ここは合宿とでも思って楽しむかね」
「せっかくのキャンプですからね」
「シンプルに焼き飯くらいですが、一応人数分作れるだけ用意はしましたけど……皆さんは食べます?」
 Rehniが鍋とラップにくるんだ握り飯を手に問いかけると、春樹が顔をあげる。
「あ、僕も用意してきましたよ。肉と野菜のバランスを考えて、バーベキューですけどね」
「それなら焼き飯の味付けを薄くしましょう。とりあえず、食材を切ってきます」
「ですね。じゃあ僕も準備に取り掛かろうかな」
「バーベキューに焼き飯……そんな贅沢があっていいものなのか。
 手伝いたくとも、包丁の十倍長いような大剣を振り回す俺だが、なぜか料理はダメなんだ……竃を使いやすく、工夫しておこう」

 修平、海、澄音、それにラファルはまだギリギリ明るいうちに外のバスケットゴールで遊んでいた。
「そろそろ暗くなってきたねー。魚たちの食いつきもいい時間だよ」
「俺はパスしとくぜー。ところでよー、ガッコって自由に出入りできんのか?」
「正面はさすがに鍵かけていますけど、体育館の玄関なら開けっ放しですよ。トイレとか、そっちから行けますし」
 ラファルへそう答えた修平は海に引っ張られ、澄音は敷地内にある自分の家に戻ると、薄暗いバスケットコートの下にはラファルだけが残り、「ケケケ」と薄気味悪く笑うのだった。

「夜釣りに行きませんか!」
 海が大きな声で呼びかけると、小窓から薪をいれた雫が腰を上げる。
「夜食や朝食のおかずを手に入れて来ますか……」
「海ならそう言うと思って、こちらの準備は万端だ。予備の竿もあるぞ」
 津崎家に居候しているため普段からも付き合わされているのか、とても慣れた様子で道具をずらりと並べるアルジェ、そしてクーラーボックスを持たされている修平であった。
「8時あたりには食べ始めますから、それまでには帰って来て下さいね」
 川へ向かい始める4人へ、春樹はそう呼びかけるのであった。
 川に到着してしばらくは入れ食いだったが、やがて食いつきが悪くなるとアルジェは竿を立てて置き、携帯コンロの火にヤカンをかけていた。
「夜は長い、茶を楽しみながらかかるのを待とう」
 そしてふと、川に映る月へ視線を落したアルジェが、修平に顔を向ける。
「そういえば修平がアルを女子と知ったのも、こんな夜の川でだったな」
「あの時のことはもう――」
「シッ……」
 口元に指を当て、左手を広げたアルジェが藪を睨み付けていた。口元に当てた指を下に向けると、袖口から針状の物がスルリと落ちては手の中にすっぽりと収まる。
 それを投げようとするその前に、月のような色をした獣が顔を出した。
「キタキツネか」
 雫と視線が合った狐は一目散に逃げ出し、雫は多少なりともショックを受けて重い空気を身に纏うのであった。修平としては、今の狐の尻尾が痩せ衰えている事に少しの不安を覚えつつも、時間をチラチラと気にし始める。
「もうあと30分もしたら一旦、戻ろうか」


「おかえり、ちょうど今から始める所だけど――魚も一緒に焼きますか」
「そうですね。せっかくですから、塩焼きにしましょう。余った分は燻してしまいます」
 雫がすぐに調理へとかかり、ほんのわずかな時間で串を通して塩を振りかけた魚を持って戻ってくる。こういった作業はお手の物である。
「焼き飯も、人数分完成です」
 少し高く積み上げられたブロックの竃で鍋を振るい米を躍らせていたRehniも、手早く人数分を皿に分けていく。包丁業の妙技にも感心していた春樹だが、Rehniの鍋さばきにも感心していた。空いた竃の縁に、串刺しの魚を立てて並べる雫。
「おー、うまそーな匂いがしてるぜー」
 学校の中から姿を現したラファルが、まだあまり焼けていない肉も野菜も気にせず口に運んでいく。どんどん減っていく肉に雫が「少しは残しておいてくださいね」と、燻製用のスモーカーを煉瓦で組み立てながらも釘を刺していた。
「まだあるから大丈夫ですよ」
「こういったシンプルなものくらい、俺もできればいいんだがな……そう言えば、やることがないなという人のために朗報だが、先人に倣って一応、クオンステーションを持ってきたんだが――」
「電気を点けることさえ、許されてないんですよね? その状況でやってもいいものでしょうか」
「それもそうだな」
 出しかけた『丁寧に扱う事!』と張り紙の張られたクオンステーションを、戻すのであった。
 腹も落ち着き、片づけも大体いい所までいったというところでラファルが唐突に右手の指を一本突き立てる。
「俺式肝試し大会の始まり始まり〜参加は無料、ただし強制な」


 静かで暗い廊下に、窓から差し込む月光がうっすらと不安げな道を作り出していた。足下の床は歩くたびに甲高い悲鳴を上げ、不安を掻きたてる。
 角を曲がる寸前、目を光らせた異形が「バァッ」と、いきなり出現し、夢野は咄嗟に拳が閃いていた。
「おわっ、あっぶね! ちっきしょー、反射的に攻撃するってのは正しいかもしれねーけど、この場ではなしだろ」
「す、すまん……」

「コースにトイレがあるのは定番なのでしょうね」
 完全な闇に支配されているトイレの戸口で、Rehniが呟いた。
 ジメッとした空気が篭り、闇の恐怖だけでなく肌に纏わりつく空気さえも恐怖を感じさせる――のが普通だが。
「ついでですし――電気を点けちゃダメっていうのは、明るくしちゃダメっていう意味じゃないですよね」
 Rehniを中心に美しい、星のような眩さがトイレ全体を明るく照らしつくし、天井に張り付いていたラファルが見事に炙り出されてしまった。
「反則じゃねーか? せっかく電気点けようとしても点かないように、蛍光灯まで外したってのによ」
「それは申し訳ないです」

 窓が多く、方角もちょうどよい職員室は他の場所からするとずいぶん明るく、歩きやすかった。
 入った瞬間にまず、動くモノの気配がないかをぐるりと見回して、ないのを確認すると職員室を歩き始めてもう1つの出入り口を目指して真っ直ぐに歩く――と、不意に背後から気配がしたかと思うと、冷たく濡れた物が首筋のうぶ毛を逆立てる。
「ひぁ……!」
 暗闇に同化していたラファルが舌を出したまま、初の勝利の余韻に浸るより先に、追従を逃れるべくその場から逃げ出していた。

 教室に入ったところで、突然、何かで目を隠されたアルジェ。だが「ふむ」と言うだけで、まるで見えているかのように教室を一周してから、目隠しを取る。
「おいおい、見えてねーんだよな?」
「長いこと通っていたんだ。見えなくともこれくらい造作もない――それよりも、こういうイベントは男女一組にして抱きつかせるのが定番なのではないのか」
 アルジェに指摘され、ぺしっと自分の額を叩いて「あ、しまったぜ」と今更ながらに何かを悔やんでいるラファルであった。

「おーお疲れさん。出口はこっちだぜ」
 春樹を2本の左腕を振って出迎えたラファルが先導し、裏の玄関へと向かう。
 その後を黙ってついて行く春樹――やがて、4本まで腕を増やしたラファルが業を煮やし、春樹へと振り返った。
「おいおい、なんかおかしいだろ?」
「え、そういう時もあるのかなって思ってたんだけど」

 歴戦撃退士達にはあまり効果はなかったのだが、海や理子が普通に怖がってくれた事で何とか満足できたラファルは、そのまま夜の校舎に身を潜めるのだった。
 春樹もそのまま学校の屋根の上で、手の平を枕にしてごろりと横になり、星空を見上げる。
「こんなに星空が綺麗なところに来たんだから、楽しまないとね」
 都会では見る事のできない星の海が広がり、目を閉じれば虫達の大合唱。それに川の音がここまで聞こえてくる。
 そういえば火の番を手伝おうかと身を起こして、窯の前に4つの人影を見るなり、再び寝転がる。
「野暮も良くない、か」


 コーヒーにミルクと多めの砂糖を投入し、ぐーるぐーるとかきまぜ、ちびりちびりと飲んでいた雫が、薪を窯の小窓に抛りこんだ。
 そこに理子がやってくると、雫が小鍋を持ち上げた。
「……飲みますか? 他にはココアかホットミルク位なら直ぐに出来ますけど」
「それじゃあ、ココアでお願いします」
 頷く雫がココアの用意をしていると、Rehniまでもがやってきた。
「薪は、いれたみたいですね」
 こっくりと頷く雫。理子とRehniの2人にココアを渡した後は、重くなった瞼に抗いながら、組み立て式の椅子に座ったまま、頭をユラユラと前後させていた。
 3人の前でたき火の火が揺らめき、少しの間その音だが沈黙を繋いでいると、不意にRehniが口を開いた。
「貴女の奏でたい音はどんな音ですか?」
 ココアに落していた目を、理子はRehniへ向ける。
「どんな音を届けたいですか?」
「どんな音、ですか」
「私は――誰にも勇気を与える勇壮な音。そして、誰もが心安らぐ慈愛の音……例えるなら、夜空の月でしょうか。
 闇に輝く希望。穏やかな眠りの夜。その象徴ですから」
 星空を仰ぐRehniが理子の目を覗き込んで、もう一度、言った。
「どんな音を、届けたいですか」
「私は……」
「おっと、意外と人がいたか」
 理子が答える前に夢野がやってくると、Rehniは立ち上がる。
「後はお任せいたします。雫さん、こんな所で眠ってしまう前に行きましょう」
「まだ、いけるにょ。ねむくないにゅ……」
 語尾が怪しい謎の強がりも意味をなさず、Rehniに手を引かれて雫も窯の前から退場すると、理子と夢野だけとなった。
 人のいなくなった椅子に腰を下ろし、夢野は窯の揺らいでいる炎に目を向ける。
(炎って、こんなに落ち着くものなのか。
 自分のアウルの炎は戦う為の炎だからそこには烈しさしか無いが、本来、炎というのは命の熱と創造の光でもあるのだろうな)
 なぜ今そんな事を思ったのか、自分でもよくわからない。ただふとそう思っただけである。
「……学園は、気に入ったのかな」
「はい」
 引き込んだのが自分のような物だったので常々気になっていたが、今の即答でその憂いも晴れた。きっと充実した学園生活を送れているのだろう、と。
「その楽しい場所を守る為に、戦う――この想いもまた、理子さんと出会って芽生えた。だから、不安にさせる事も迷惑をかける事もあるかもしれない。その分、俺も理子さんの為に出来る事をやり尽くしたい。
 互いの重荷を互いで背負いあう、そんな2人になりたいんだ」
 それにも「はい」と短くしか答えられなかった理子が、うつむく。その頬の紅さは間違いなく、炎の色ではない。
「……危険なのは、理解しています――そっか。私の届けたい音は、生きてて欲しいって願いの音、なんだ」
 亡き母へ捧げ続けていた音。今はみんなにも向けている音。
 今更ながらにRehniへの答えに気が付いた理子は、確信を持って夢野へ告げる。
「何があっても、死なないで下さい」
「ああ、約束だ」
 言った後で窯の中に最後となる薪を投入し、ややばつが悪そうに鼻の頭を掻きながら、夢野は「たまには」と小さな声で。
「……2人で一緒に寝ない、か?」
 窯の中で薪が、大きな音をたてて爆ぜる。
 いきなり立ち上がった理子に、夢野はまずったかと思ったのだが、自分の胸と腰に手を回す理子が夢野の視線から逃げるように目をそらしながらゆっくり、唇を開いた。
「……貰ったの、着けてきました」
「――あ、いや、そこまでの意味はなくてだ……ッ!」




 窯の冷えた朝方、窯からオカリナを次々に出していく。
「あー……オレのはダメだったか」
「大きすぎて、やっぱり乾燥の時間がまだ足りなかったね。ま、こっちを持っていきな」
 ラファルがガクリと肩を落とし、海の父が肩を叩く。雫の方は上手くいったのか、オカリナとオカリナもどきの埴輪たちを手に、太陽へかざしていた。
「とにもかくにも、お疲れさまでした。飲み物をどうぞ――せっかくですから、自分の作品と共に記念撮影はどうでしょう」
「いいな。ついでにみんなで――」
 春樹から飲み物を受け取ったアルジェも一つ提案しようと思ったが、それはまたの機会だなと思い直す。まったく眠れていないのか、昨日よりもとても疲れた顔の夢野を見ると、早く帰してやるべきかとも思ったのだ。

 記念撮影が終わった後、Rehniは1人、川へと向かった。
 その手にはまだほんのりと暖かい1穴オカリナ2つと、亀とカナリアを模した鳥、それに猫と九尾の狐の小さな人形が。
「喜んでくれますかね」
 そしてRehniはオカリナを咥え、曲目もなしに川のせせらぎに身を委ねた思い浮かぶままのゆったりとした子守歌のような慈愛に満ちた旋律を、奏でるのであった――




【新歓】私達の音色  終


依頼結果

依頼成功度:大成功
MVP: −
重体: −
面白かった!:5人

Blue Sphere Ballad・
君田 夢野(ja0561)

卒業 男 ルインズブレイド
歴戦の戦姫・
不破 雫(ja1894)

中等部2年1組 女 阿修羅
前を向いて、未来へ・
Rehni Nam(ja5283)

卒業 女 アストラルヴァンガード
その愛は確かなもの・
アルジェ(jb3603)

高等部2年1組 女 ルインズブレイド
ペンギン帽子の・
ラファル A ユーティライネン(jb4620)

卒業 女 鬼道忍軍
揺れぬ覚悟・
神谷春樹(jb7335)

大学部3年1組 男 インフィルトレイター