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マスター:川崎コータロー
シナリオ形態:ショート
難易度:易しい
参加人数:4人
サポート:1人
リプレイ完成日時:2015/11/15


みんなの思い出



オープニング


 何もない昼下がり。小鳥遊は公園のベンチでひとり、ぼうっと物思いに耽っていた。
「小鳥遊ではないか」
「……あ、十」
 そこを通りすがったのが十と須藤だ。二人分の教科書を持つ十が食後で非常に眠そうな須藤を引っ張っている。
「何してんの」
「僕達はこれから次の授業が――君こそ、何をしてたんだ」
「春夏冬と待ち合わせしてるんだけど、早く来すぎたからボーッとしてた」
「そうか。……休養も大事だ、時間までゆっくりするといい」
 十は小鳥遊を案じて言ったのだが、須藤にも聞こえていたらしい。
「俺も休養したい」
「お前は駄目だ」
 ぶうたれる須藤を見て、小鳥遊は首を傾げる。
「こいつ誰」
「話していなかったか……報告書は見ているだろうか。現在、僕の方で監視している須藤ルスランだ」
「ああ、こいつか……」
 報告書で知っていたが、写真の悪人面と打って変わっていたので認識が遅れてしまった。腑抜けが犯罪組織の幹部で栄華を誇っていたとは、世の中なんともチョロいもんである。
「して、先輩は君に何の用だ」
「さあ、何か……話があるみたいだけど」
 その時だった。
 突如として、蛍光グリーンの煙が背後の茂みより濛々と立ち込める。
「ごほっ、ごほっ! 何よこれ!」
 小鳥遊はこの学園に来てまだ日が浅いために気付かなかったが――十と須藤は知っていた。
「しまった、息をするな!」
「くそ、またかよ!」
 しかし時既に遅し。三人の体はみるみると姿を変えていき――


 昼下がりの静かな公園。春夏冬が待ち合わせている小鳥遊を見つけるのも早い――筈だったが。
「おーい小鳥遊。あれ?」
 その小鳥遊がいなかった。おかしい。彼女は態度こそ冷たいものの、待ち合わせ時間の十分前には必ず待ち合わせ場所にいるような少女である。
 ――少し場所を離れているのか?
 首を傾げつつ、ベンチに座ろうとした――所で、ジャケットの裾を引っ張られて背後から誰かが飛びついてきた挙句足にしがみつかれて大きく尻餅をついた。
「おふう!」
 大の大人がみっともないが、こんな経験は春夏冬だって初めてだ。
 全く誰が……
 深い溜息を吐きながら薄く目を開けてみると、そこには有り得ない光景が広がっていた。
「ねえねえあーそーぼー!」
「おにいさんえほん読んで……」
「ねえおにいちゃん……」
 自分に寄ってたかる三人の子供達。背中にしがみついているのが金髪、ジャケットの裾を引っ張ったのが茶髪、足にしがみついたのが銀髪。
「――すみませんでしたァっ!」
 そして突如として茂みからバック宙返りで飛び出しつつ土下座で着地をする白衣の女学生。
「うん。まぁ……」
 若干焦点の合わない視界で状況を確認する。
 自身を取り囲む三人の子供達。
 外見はよく十・須藤・小鳥遊と良く似ている――いや、恐らくご本人様達だ。
「もういいんだけどさ」
 ちょっと意味わからないんですけど。
「なにこれ」


リプレイ本文


「幼くなる薬って色々と危ないと思うんですけど、開発者の先輩、一体何者なんでしょう……とにかく、今はできることをやるしかないですね」
 理葉(jc1844)は子供達と土下座コマンドを連打しまくっている三菱を交互に見る。
「あ〜……またお前か……っ! 何つーか……ヤっちまったな。爆発コントを目指してんのか」
 そんな三菱を見て爆笑したのはヤナギ・エリューナク(ja0006)である。
「ひいっ! め、目指してなんかないですよ!」
「ま、今度は人間なだけマシか? いや、人間の方が自我が在る分、メンドくさ……とりあえず、そこの眼帯、俺らも手伝うゼ。しっかし……普段のつなっしーとは思え無ェ位の勢いと元気っぷりだな……携帯で動画にでも撮っておくか。珍しいし」
「ああ、お前達か……助かる。動画でもなんでも好きにしてくれ」
 春夏冬は駆けつけるまでの間にかなり疲弊したようで、死んだ顔で地べたに座り込んでそのままちみっこ達に様々な所を引っ張られたりつつかれたりとされるがままだ。
「暫くお会いしない間に、春夏冬さん、随分子沢山になりましたね」
 頭を抱えている春夏冬に、セレス・ダリエ(ja0189)は話しかける。
「違う、全然違うぞそれは」
「え?違う?まあ、合っていても、違っていても、そう変わりは無いでしょう」
「いや確かにデカい子供みたいなもんだったけど」
ここに居る三人はどうやら春夏冬さんの事お気に入りの様ですし、責任とって、立派に育て上げてあげるのが人の道」
「認知したくないな 悪いの俺じゃないんだけど」
「え? 責任は春夏冬さんでないのですか。まあ、乗り掛かった船ですし」
 その隣では、蓮城 真緋呂(jb6120)がぷにぷにとるすらん君の頬をつついている。
「ミニ須藤さん達とか可愛い♪ 前にも犬化してるみたいだけど、災難に遭い易い体質なのかしら」
「とりあえず、須藤さん達で遊べばいいのよね?」
「そんな所だ。俺は疲れた」
 ちみっこ達をざっと見回す。十・須藤・小鳥遊の面影をありありと残したちみっこ三人は、子供らしい純真さを際立たせて愛らしく佇んでいる。
「私の事は『まひろお姉ちゃん』って呼んでね? はい練習、せーの!」
「「「まひろおねーちゃーん!」」」
 きょとんとした大きな瞳が澄み切った奥底で蓮城を映している。
「はぁ……私一人っ子だから、弟や妹みたいで可愛い……」
 三人を一気に抱きしめる蓮城。普段の三人に圧倒的に不足している『純真無垢な明るさ』がそこにはあった。
「そうだ」
 子供――と聞いて思い浮かんだものが一つ。
 ちみっこ達を集め、蓮城はあるものを着せる。
「……はい、という訳で! じゃーん! ハロウィンでーす!」
 つなし君は吸血鬼、たかなしちゃんは魔女っ娘、そしてるすらん君がアリス。
「ハロウィンは子供達の行事だもの。仮装衣装を着せたら楽しいなって思って」
「もう過ぎてるぞ」
「あ、過ぎてても大丈夫」
「しかしこいつだけアリスなんだな……」
「だって……可愛いんだし」
 それにこのような服を須藤に無抵抗で着せれる機会はこの先一切ないだろう。須藤はくつろぐ時もお決まりの軍服であるような男なのだ。
「途中で着替えた服って、どうなるんだろう……」
「戻る前に戻してやればいいと思うぞ」
 当のアリスの衣装を着せられたるすらん君はと言うと、訳がわかっていないようで首を傾げていた。もしあの須藤の幼少期がるすらん君と完全一致ならばあの変貌度合いは最早生命の奇跡と言ってもいいだろう。
「それぞれの個性が幼児化しても出ているのが面白いですね。折角ですから、集合写真撮りましょう。そうしましょう」
 ダリエが取り出したのはカメラである。
「はい、春夏冬さんも勿論入って、幼児化した皆と四人で記念に」
「俺もか」
「良い思い出になるでしょう。なりますとも。ええ。多分。はい皆さん、集まって――」
 じっとしてください、と言おうとしたのだが、じっとしないのが子供の性か。
 躍動感溢れる集合写真が出来上がった。
 たかなしちゃんがホウキで素振りをしている横、つなし君はエリューナクの赤毛が目に付いたのか服の裾にしがみつく。
「そこのあかげ、あそぶぞー! あそぶのだー!」
「待て待て待て!」
 子供らしいと言えば子供らしいやんちゃ度合いであるが、服にしがみつくのは止めて欲しい。つなし君を地面に降ろし、同じ目線にまで足を屈める。
「よし。じゃあつなっしー、何で遊びたい?」
「おにごっこ!」
「あ? 鬼ごっこだぁ?!」
「うん」
 この年になって『鬼ごっこ』――とは拍子抜けたものだが、エリューナクは逡巡もせずに応えた。
「……ま、イイか。じゃ、つなっしーが鬼、な。やるからには本気で行くぜ?」
「まてー!」
「もうかよ!」
 唯我独尊な猪突猛進ぶりにエリューナクは驚くが、しょせんは子供の脚力だ。遊具や木の上を地面として逃げ、さらには分身で惑わせる。
「ぐぬぬ……ひきょうだぞー!」
「はっはっは、世の中頭を使わねぇと駄目なんだぜ?」
 そう言いながら頭を指差すも。
「でこか?」
「ちげーよ」
 子供の発想は斜め上である。

「しかし、たかなしさんとは面識がないとは言え、るすらんさんも、つなしさんも、小さな頃は、本当にこんな感じだったのかな、と、想像すると……」
「どうしたの?」
「いえ、なんでも。小さい子供が得意とは言えませんが、まあ、それぞれ特技も有る様ですし、その辺りを満足させてみたいと思います」
 ふと足元のるすらん君を見る。指で地面に絵を描いている。子供ながら特徴はかなり掴んでいる。
「るすらんさんは絵を描くのがお好きなのですね」
「うん」
「折角です。一緒につなしさんの遊ぶ姿でも描きましょうか」
「ほんと?!」
「ええ。ここに画用紙とクレヨンがありますから」
 クレヨンの箱と画板に貼り付けた画用紙を渡しながらふと。
(……そう言えば、子供自由に絵を描かせると、そこから精神状態何かが解ると言うか、何かそんな話も聞いた事がある気はしますが……)
 須藤の隣に座り、そんな事を考えながら
「るすらんさん、出来ました?」
「うん、できたー」
「因みに私のはこんな感じですね」
 何処か凄いドヤ顔で見せた絵は、絵心ゼロのほほえましさ。BGMで気の抜けたリコーダーでも演奏されてそうな、歪んだ棒人間が牧歌的に描かれている。本人の自覚は全くない。
「いかがですか?」
 るすらん君もるすらん君で、礼儀正しさが災いしたのか幸いしたのか、どうしてか本当の事は言えなかった。
「どくそうてきだとおもう」

 一方、少し離れたベンチでは。
「理葉は小鳥遊さん……たかなしちゃん? ……のお相手を務めるつもりですが、何かしたい事はありますか?」
「……えほん」
「絵本、ですか」
 言われて少し考える。
 聞くところによると、確か春夏冬は小鳥遊の兄貴分であり、彼女の幼少期を知っているとか。
「春夏冬さん」
「どうした?」
「たかなしちゃんが絵本を読んでもらいたいご様子でして。春夏冬さんが小鳥遊さんの幼い頃をご存知ならどのような絵本を好むのか、心当たりがありませんか? 可能な限り、たかなしちゃんの好みに合う本を学園内の図書館等から調達したいのです」
「心当たり、か……そういやあいつ、騎士物語とか好きだったな。あいつ、物心ついた頃からそういうのばっか読んでたらしい」
「……中々勇ましいですね」
「あいつの家にはそういうのしかなかったからなー。軍人一族でさ」
「なるほど」
 どうやら話の内容に反応したらしい。たかなしちゃんが理葉の服の裾を引っ張った。
「きしさんのおはなし?」
「そういった話好きですか?」
「すき……!」
「それでは本を持ってきますね。――春夏冬さん、手伝っていただけますか。読み聞かせの時に演じ分けができれば、表現の幅が広がるので」
「演じ分けか……いいな。よし、図書館に行こうか。近くにあった筈だ」
 図書館へと向かってゆく三人とすれ違いで、エリューナクがつなし君に聞く。
「他にやりたい事はあるか?」
「じょうば!」
「サラッとブルジョワだなァオイ。じゃあ次は乗馬……って、おい! 何、俺の上に乗ってンだよ!」
「うまだー!」
 肩にとびついて背中にしがみつくつなし君。元気いっぱいだ。
「俺は馬じゃ無ェ! ……ま、馬になるのは勘弁だケド、肩車位ェはしてやる……か。ほら、乗りな」
「む! にほんあしであるくうまか。おぼえがあるぞ、まく……まくす……」
「ちげーよ」
 子供の発想は斜め上である。つなし君を肩に担いだエリューナクは、そのまま木漏れ日の下をゆっくりと歩く。
「イイか、つなっしー。馬だって『気持ち』が在るんだゼ?」
「きもち?」
「そうだ。それを証拠に乗せるヤツと乗せねーヤツをヤツらは選ぶンだ。あとな。馬の気持ちになるには、自らも馬になってみなきゃいけねー」
「そうなのか」
「ンな訳で、つなっしー。今から馬の真似でもしてみな。……よっと」
 肩からつなし君を下ろすと、そのつなし君はエリューナクに背中を見せた。
「む、じゃあぼくのかたにのるといい!」
「は?」
「うまのまねなのだろう。ならさきほどぼくにやってくれたみたいに、ぼくがおまえをのせる!」
「い、いや……無理だろ……遠慮しとくわ……」
 やはり子供の発想は斜め上である。

「須藤さん……」
 ――は、子供に使うにしては堅すぎる気がする。
 暫しの逡巡の後、言い直す。
「んーと、ルス君でいっか。ルス君何して遊ぼうか?」
「すなば」
 即答であった。子供は好みが大雑把かつ単純でわかりやすい。
「砂場で遊びたいの?」
「うん」
「じゃあよーし、おっきいお城作っちゃうぞー」
 腕をまくると、蓮城はみるみるうちに妙に凝った城を作る。尖塔にステンドグラス、バロック様式の城だ。るすらん君に純粋な羨望の眼差しを向けられてまんざらでもない。
「まひろおねえちゃん……すごい……」
「でも、まだ完成じゃないのよー?」
「どうして?」
「お城なんだから、入り口を作らないと」
 土台には高さがあり、そこからトンネルを開通する事ができるという二段構えだ。
 トンネルを両方から掘って上手に繋げられたら――
「完成!」
「ばんざーい!」
 砂の城の完成を喜ぶるすらん君は純真無垢な子供そのもの。いや子供な訳だが。
(須藤さんの小さい時もこんなのだったのかしら?)
 今の須藤からは幼少期というものが想像し難い。が、目の前のるすらん君が中々に可愛らしいので、そんな興味じみた疑問もいつしか消えて行った。


 理葉達が絵本の読み聞かせから戻ってきた所で、改めて時間を見る。結構経ったのだが、三人がまだ戻る様子はない。片付けをすませ、傍らで小さくなっている三菱に春夏冬は問う。
「……まだ戻らないか。薬の効き目はいつまでだっけか?」
「ヒョエア、あと三十分くらいです〜!」
「三十分か……それまでこいつらをじっとは――できないな」
 改めて三人を見る。かなり遊んだ筈なのだが、遊び疲れた様子はない。
 子供になってもアウル覚醒者と言うべきなのか。恐ろしい体力だ。
「じゃあ、皆で一緒にかくれんぼとかどうかな?」
「かくれんぼ?」
 蓮城の提案に少し不安げになったのはたかなしちゃんであったが、大丈夫ですよ、と理葉が語りかける。
「いいと思います。童心に帰る、っていうんでしたっけ。……みんなで遊んだら、きっと楽しいですよ、たかなしさん。他の二人の子? ……と一緒に遊んでみるのもいいかも知れません」
 手伝い役で最も年齢の低い理葉は、少し怖がりなたかなしちゃんと他の二人との橋渡しができるようにたかなしちゃんに話しかける。
 当のたかなしちゃんは理葉の足にしがみついたまま、首をかしげた。
「どうして?」
「かくれんぼとか、だるまさんがころんだとか、そういう遊びって、理葉は全然したことないので」
「そうなの?」
「だからちょっとだけ、この機会に遊んでみたいな、なんて」
「うん、じゃあ一緒にあそぼうよ」
 理葉とたかんしちゃんはすっかり打ち解けあったようで、よく懐いている。
「鬼はじゃんけんで決めるけど……小鳥遊さんだと面白そう。……ビシビシ探しそうで」
 おおよそ蓮城の言った通りのようで、たかなしちゃんが目を爛々とさせて反応した。
「おに! したいけど……ひとりはこわい……」
「大丈夫です。一緒に鬼をしましょう」
 鬼ごっこが始まる。
「よーし。ルス君、隠れるわよ」
 ひょいっと抱えて磁場形成ダッシュし、遊具の影の隠れる蓮城とるすらん君。
「ほら、はやいはや――大丈夫?」
「あ、……あうあう」
 突然の猛スピードに驚いたようで、涙目をぱちくりとさせて呆然としていた。
 軽いパニックのようで、何とか立ち直って貰おうと大地の恵みで一輪の花を咲かせる。
「じゃーん、手品よ。こんなちっちゃくても花はちゃんと咲く……」
「ふぇ……」
 真似をしても花が咲かない事にべそをかきかけるるすらん君。
「ルス君も花は咲くから……」
 すると花開くように笑うるすらん君。
 もしかしたら須藤も、素直に笑えばこうなのかもしれない。

「じゃあ、ラストに一曲弾きますか」
 エリューナクが楽器を取り出し、残り僅かな時間を締めくくる。
「がっきひけるの?」
「ひいてひいて」
「ききたいー」
「そうだな、楽しい曲がイイかもな」
 弾いたのは日本でよく耳にした民謡であり、エレクトリックベースの心地のいい低音と共に、子供達が歌う。
 そんな中、るすらん君は蓮城に聞く。
「きょう、ぼくいいこにできた?」
「ええ。ルス君、いい子ね」
 頭を優しく撫でたその時だった。
 ぼふん、と突如として発生した煙が三人を取り囲み――十・須藤・小鳥遊へと戻す。
「おお、戻ったか……!」
 至極安心したのが春夏冬であり、理葉が小鳥遊の無事を確認している。
「あれ、私……」
「小鳥遊さん、無事に戻られたみたいで何よりです」
 隣、須藤はと言うと蓮城に頭を撫でられ続けていて状況が飲み込めなかったらしい。はっと我に返り、蓮城の手を払いのける。
「何すんだー!」
「いや、須藤さんも可愛い所があるのね。……あ、ルス君、かしら?」
 須藤がわなわなと震えている中、元に戻った十はそそくさと逃げようとする三菱をがっちり確保。
「とりあえず君はこの先一ヶ月火気厳禁だ」
「ええー! 何でですかぁー!」
「君はそろそろ懲りた方がいい。風紀委員が本格的に動き出すのも時間の問題だ」
「うぐっ」
 エリューナクは今日の出来事を眺め、ダリエに語りかける。
「でも、俺らもいつかはああなんのかね」
「……ええ、いつかは」
 いつか来るであろう、二人の未来を考える。
 穏やかな時間。
 この一件は誰もが切望する、あるべき未来の体現だった。

【了】


依頼結果

依頼成功度:成功
MVP: 撃退士・セレス・ダリエ(ja0189)
 深緑の剣士・理葉(jc1844)
重体: −
面白かった!:3人

Eternal Flame・
ヤナギ・エリューナク(ja0006)

大学部7年2組 男 鬼道忍軍
撃退士・
セレス・ダリエ(ja0189)

大学部4年120組 女 ダアト
あなたへの絆・
蓮城 真緋呂(jb6120)

卒業 女 アカシックレコーダー:タイプA
深緑の剣士・
理葉(jc1844)

中等部1年6組 女 ルインズブレイド