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マスター:剣崎宗二
シナリオ形態:シリーズ
難易度:難しい
形態:
参加人数:8人
サポート:2人
リプレイ完成日時:2013/03/02


みんなの思い出



オープニング

 とある所に、幸せに暮らしていた一家が居りました。
 大企業に勤めていた旦那に、家事万能の優しい奥さん。
 そして、可愛い一人娘。
 この一人娘は、夫婦にとっては目に入れても痛くない可愛さで。OLをしていた奥さんが、このためだけに仕事を辞め、専業主婦になった程でした。
 誰もが羨むこの一家。けれど、彼らの幸福は。

 ――ある日の旦那の仕事によって、悲劇へと変わったのでした。


●『黒裏組』事務所

「へい、アニキ、今日は俺ら呼び寄せて、どうしたんですかい」
 片目に深い傷跡が刻まれている、如何にも『鉄砲玉』と言った感じの青年が、跪いたまま上座の中年の男を見上げる。
 良く見れば、横には他にも五名ほど、彼と同様に跪いた男が居る。
「レッドブラッドが壊滅したそうじゃねぇか。どーいうこった!」
 ガン、と中年の男の拳が目の前の机に叩き付けられる。湯呑みが空を舞い、そして机の上に戻る。
 びく、と下に跪いた全員の体が震える。恐る恐る、中央の男が、震える声で答える。
「何でもヘッドが殺されたらしいです。‥‥噂ですが、『怪物』に殺されて、体がバラバラにされたとか‥‥」
「んな噂を信じろってのか?」
 ぎろり、と冷たい目線が突き刺さる。先程回答した男が竦みあがる。
「ったく、キチンと調査してこい‥‥」
 右手を差し出すと、誰かが湯呑みをその手に渡す
「ん、気が利くな‥‥ ‥‥‥‥っ!?」
 振り向くと。そこにはフードを被った女性。

「あら。お茶の温度が気に入らなかったのかしら?」
「てめぇ、何モンだ」
 冷たい笑みを浮かべる女性。だが、中年の男とて、数々の修羅場を越えてきた。密かに懐に潜ませた拳銃に手を這わせながら、落ち着いた声で聞く。
「あら、もう私の顔を忘れました? それもその筈ですもの。毎日、いろんな人を死に追いやってますからねぇ」
「っ!」
 この女性が何であれ。『裏の稼業』を知られたからには生かしては置けない。
 拳銃を抜きワンアクションで向け、引き金を引く。

 バン。バンバン。
 一発では心配だったのもあり、三発打ち込む。だが‥‥
「あらあら、その程度でしょうか?」
 目の前の女性は倒れる所か。‥‥その体に傷の一つもついていない。
 銃弾は全て、彼女の背後の壁にめり込んでいた。‥‥天魔の、『透過能力』だ。
「さて、それでは‥‥私にした事だけでも、思い出してもらいましょうか」
 女性が軽く手を挙げると、周囲から、一斉に剣や槍、斧‥‥様々な形の「武器」が浮かび上がる。
「――!!」
 生まれて初めて。『黒裏組』組長、黒屋敷 健吾は‥‥本物の『恐怖』を、その身に感じる事になる。


リプレイ本文

●Rescue Start

 周囲を異形の武器が飛び交う中。事務所の表門が、突如として蹴破られる!

「ちんたら鍵開けしてる暇なんてねぇかんな。‥‥オラ、打ち合わせ通りに行くぞ」
「もたもたしてたら人質が危ないもんね!」
 豪快に門を破った郷田 英雄(ja0378) に続き、雪室 チルル(ja0220)が屋内へと飛び込む。
 それを見たヴァニタス‥‥正体不明の『都市伝説』、『水』のたつさきさんは、しかし、慌てた表情を全く見せない。

「今回は個人的な要件ですので、見逃してくださいます?」
「アハハハ!久しぶりに戦えるってのにそれはないよ!今度こそ解体してあげる!!」
 哄笑を上げながら、雨野 挫斬(ja0919)がたつさきさんに向かって前進する。
「しかたありませんわね‥‥『お相手して差し上げなさい』」
 ヴァニタスの命令に沿うかの如く、異形の武器たちは、一斉に挫斬に向かってくる。

 ――剣が縦に回転しながら、挫斬の頭を叩き割るべく降りてくる。
 軽く滑るようなサイドステップで、弧の軌跡を描くように走り、回避する。だが、如何せん数が多い。
 元々回避が得意ではない彼女に、次は空飛ぶ槍による攻撃が襲い掛かり――

「‥‥遅いわね!まるでスローモーションよ!!」
 一閃。
 自らの時間認識を加速させたチルルにとって、空飛ぶ武器たちは文字通り「止まって見えた」のだろう。引きずり、切り上げるようにして振り抜いた大剣の一薙ぎで、二体のウェポンズが弾かれ空に舞う。

 だが、未だに七体の武器が、攻撃態勢に入っている。
 これだけの数を捌くには、撃退士たちの数は少なすぎる。
(「天井に近い‥‥炸裂符を叩き付けるには‥‥ちょっと危ないですね」)
 迂闊に爆発等無差別に攻撃が及ぶ技を放てば、天井が崩落し、救助対象が負傷する可能性がある。
 そう考えた久遠寺 渚(jb0685)は、アサルトライフルでの牽制射撃を行う。

「アハハ、やってくれるじゃない?」
 終に、一体のウエポンズが、先頭を走っていた挫斬の体を捉える。長い針、若しくは鉄柱のような形をしたその異形の兵器は、挫斬の左太ももを貫き、地に縫い付ける!

「成る程‥‥そうやって動きを止めるわけですか」
 淡々と。感情の篭らない声で、機嶋 結(ja0725)が呟く。
 その手に握る細剣が、合奏を奏でる指揮者の如く振るわれ、彼女の体の回りに生まれる。
 斜めに、袈裟斬りのように細剣が振るわれた瞬間。全ての氷剣が一点を狙って飛んで行き‥‥挫斬を縫い付けていたウエポンズを、打ち砕く。
「アハハハ、これで動けるね!」
「悪魔は滅ぼすだけ。それが例え、元は人間であろうとも」
 表情一つ、変わらず。
 彼女の心にあるのは、悪魔への憎悪。
 ‥‥最も、今回の救助対象にも良い感情は持っていないのだが。
「‥‥どちらも悪魔ね」
 その目線は、一番奥に鎮座する今回の救出対象の一人。『黒裏組』組長、黒屋敷 健吾を射抜いていた。


●Offside Carrier

 たつさきさんの命によるものか。ディアボロたちの注意が殆ど挫斬やチルル等、中央を進んでいた撃退士たちに向けられていた。
「うふふ、今のうち今のうち。‥‥ヤクザさんとか、超こわいけど‥‥でもっ、天魔に襲われてるんなら助けないと‥‥ワルい人たちかもしんないけど!」
 『縮地』を使い、高速での走行を可能にした新崎 ふゆみ(ja8965)。その速度を以ってして、彼女は一瞬で向かって左側のヤクザの所へと辿り着く。
「大丈夫?!ふゆみが助けたげるからねっ☆」
「お、おう‥‥嬢ちゃん、頼んだぜ‥‥」
 ふゆみの口調に一瞬、ヤクザの男は拍子抜けするが‥‥目の前であの超人的な速度を見せ付けられれば、『助ける』と言う事にも信憑性が生まれると言う物だ。
「とにかく、ここから離れよっ★ しっかり掴まっててねー☆」
 よいせ、とその細身の体に似合わぬ力を発揮し、ヤクザの男を抱え上げ、肩に載せる。
 女性に抱え挙げられた事によって、男の顔が僅かに緩んだのは彼女には見えなかっただろう。

「一人で良い目に合いやがって‥‥あいたっ!?」
「うっせぇおっさん、むさくるしい男で悪かったな‥‥黙ってねぇと、ここで頭から落とすぞ」
 同様に反対側の男を抱え上げた英雄が、軽くその隻腕で、肩の上の男を肘で小突く。
(「ったく、子守は苦手なんだが‥‥死なれちゃ後味悪ぃからな」)
 例え肩にある男が、悪であれど。裁くのは憎むべき天魔であってはならない。
 考えを顔には出さず、隻腕の男は、先程自分が蹴り破った出口へと向かう。


●Like carrot to horse

(「むう、これだけ包囲されてはラチが開かんか」)
 剣先から龍の如く光を飛ばし、空を飛ぶ鉄槌を一体弾き天井に叩き付けたクライシュ・アラフマン(ja0515)は考える。

(「次のフェイズに進んでいいな?」)
(「ああ、やっちゃってくれ」)
 かわした目線は一瞬。仲間が同意したのを確認したアラフマンは、構えを解く。
「‥‥都市伝説か。実に興味深い。‥‥俺にはどんな伝説を見せてくれる?‥‥それともその伝説は、ただのこけおどしか?」
 アウルを乗せた言葉と共に、彼の体を鈍色のオーラが包む。
 挑発の力を持ったそのオーラは‥‥その場に居たウエポンズの殆どと‥‥たつさきさんの注意までも、その身に集めていた。

(「むう‥‥予想はしていたが」)
 魔術の刃で、アラフマンが剣の一体を打ち払う。
 だが、まだウエポンズは少数が撃破されたのみ。捌き切るには、数が多すぎた。

 ドスッ
「ぐっ‥‥!?」
 終にウエポンズの一体の攻撃が、アラフマンを捉える。
「大丈夫ですか!?」
 駆け寄る渚。彼女が事前に展開していた『四神結界』のお陰で、多少なりともアラフマンへのダメージは軽減されているが‥‥壁に片腕を縫い付けられる事までは、防ぎきれていない。
「困りました‥‥服なら、‥‥引き裂けば‥‥良いのかもしれませんけど‥‥」
 流石に、腕を裂く訳には行くまい。
 

 一方。攻撃の目標がアラフマンに向いた事で、自由に動けるようになった挫斬とチルルは、たつさきさん‥‥そして、救出対象である黒屋敷 健吾に迫っていた。
「いっくよー!」
 振り上げる剣に冷気を纏い。氷塊と化す。
 腕を覆うほどの巨大な氷の棍棒を、チルルは振りかざす!
「あたいの新技!こいつで吹き飛べ―! アイスマスブレード!」
 猛烈な一撃。氷の棍棒は、たつさきさんごと壁にたたき付けられる。
 壁にヒビが入るのと同時に、散った氷の霧に紛れ‥‥ワイヤーを拳に巻きつけた挫斬もまた、突進する!
「今よ!翡翠君!」
 拳がたつさきさんに叩き付けられた直後。纏う螺旋の風が、ミシミシとヴァニタスを壁に押し付ける。

「四神の加護‥‥か、中央に座しているつもりはないんだがな」
 ――ただ座して待つのは、性に合わない。
 挫斬の合図と同時に、合図を受けた翡翠 龍斗(ja7594) が、健吾の横へと滑り込む!
「生きて太陽を拝みたいのなら、じっとしていろ。そして、お前がやってきた事を全て話せ。忘れた、覚えていないといえば、指を一本づつ切り落とさせて貰う。無論、逃げ出しても、お前の命はない」
 その顔に修羅の形相を浮かべ、怒りを込めた口調で龍斗は語る。無論、そのポケットに入れたICレコーダーは起動済み。
(「依頼ならば、完遂させよう。‥‥だが、こいつを野放しにする訳にもいかない」)
 先ほどから、人間離れした乱闘を見せ付けられた健吾は、ただただ頭を縦に振るばかり。それを抱え上げ‥‥龍斗は周囲を見回す。
(「穴は空いているが‥‥」)
 壁を割るようにして事務所の外に押し出されたたつさきさんは、その穴の直ぐ外に立っている。
 そちらを通るのは危険だろう。そう考えた彼は、力を足に注ぎ、高速で撃退士たちが入って来た入り口へと向かう!
 ちらりと、横を見る。英雄とふゆみも、入り口に辿り着きそうだ。次の一歩で入り口から出れば‥‥撃退士たちの勝利は、確定する。

 ――だが、異変は、その時に起こった。


●Reversed Attraction

「いいわぁ、中々に美味しそうじゃない?」
 裏の壁を破り、外へと叩き出されたたつさきさんは、しかし何ともないかのように立ち上がる。その目が見つめるのは、アラフマン。彼の纏う鈍色のオーラは、未だヴァニタスの目線を引き付けていた。
 既に攻撃を放ち終わったチルルと挫斬の間をすり抜け。ヴァニタスはアラフマンへと向かっていく。
「いただきまーす」
「人喰いの伝説、か。だが、そう簡単には‥‥!」
 振るわれる大盾。命中していれば、この一撃はたつさきさんの攻撃を食い止め‥‥味方が行動する決定的なチャンスを作り出していただろう。
 だが、唯でさえこの技は命中しにくい。アラフマンの片腕が未だ壁に縫い付けられている事実は、その行動が成功する可能性を、更に低くしていた。
 ――そして、奇跡は、起こらなかった。大盾は体勢を低くしたたつさきさんの頭上を掠め、そのフードを薙ぎ落としたに過ぎない。
 結が駆け寄るが間に合わず‥‥獣の口は、アラフマンの腹部に喰らいつく!

「離れろー!」
 再度巨大な氷の棍棒を掲げ、チルルが一薙ぎ。たつさきさんを部屋の奥へと向かって吹き飛ばし、人質救出班から引き離す。
 渚の展開した乾坤網により、アラフマンへのダメージは致命的な物とはなっていない。
 ‥‥だが、問題はそこではなかった。

「美味しい‥‥けれど、これで私も、美味しく見えるのかしら?」
 アラフマンが纏う鈍色のオーラは消えうせており、それによってウエポンズは、再度それぞればらばらの動きに戻っていた。そして‥‥たつさきさんは、先ほどまでアラフマンの纏っていたそのオーラを‥‥身に着けていたのだ。

 どさり。
 魔力に吸い寄せられるかの如く、ふゆみが。英雄が。そして龍斗が。肩に担いだ一般人を取り落とし、武器を構える。
 そして‥‥落とされた一般人も、ふらふらと。誘蛾灯に誘われる虫が如く。拳銃を取り出しながら、たつさきさんに歩み寄る!
「まずい‥‥皆さん、正気に戻ってください‥‥!」
 特殊抵抗の高さと、『運』が手伝ったのか。唯一たつさきさんが吸い寄せた『注目』の効果を免れた渚は、必死に叫ぶ。
 ――だが、その声が届くことはなく。

「ふゆみ必殺☆どどーんっ!」
 闘気を全開にしたふゆみの掌底が叩き込まれ、たつさきさんは後ろへとたたらを踏む。
 そこへ、縮地で距離を詰めた龍斗が直剣一閃。斜めに、ふゆみに攻撃しようとしていた獣の口を切り裂く。

「そういえば前、アナタが狙った女の子がアナタの事ママみたいだってさ!キャハハハ!おかしいよねぇ!アナタみたいな血の匂いのする母親がいるわけないじゃない!」
「そうね、お互い、いい母親にはなれなさそうだわ」
 螺旋の風を纏った挫斬の拳が、再度たつさきさんに向かう。だが、それを獣の口が体当たりするように、横に逸らす。
「あ、でもさっきの組長さんなら血の匂いがする者同士お似合いかもね!解った!アナタ組長さんの妾だったんでしょ!だからヴァニタスになっても一緒にいたくて迎えに来たのね!」
「なん‥‥ですって?」
 あからさまに、たつさきさんが怒りの表情を浮かべる。
「誰が‥‥妾ですって?」
「‥‥あれ?違った?なら冥土の土産に教えてよ。どうしてここに来たの?アナタと組長さんの関係は?」
 更なる挑発を繰り返し、情報を引き出そうとする挫斬。
 その目論見は、ある意味、達成される事になる。
「殺そうとするのに‥‥仇である以外の、何があると思う?」
「隙だらけだぜ!」
 挫斬に気を取られたその一瞬。英雄が肩口から体当たりするようにたつさきさんの体勢を崩し、そのまま大剣で薙ぎ払う。とっさに前方に体を傾けることで傷は思ったより深くなかった物の‥‥この一撃はたつさきさんのコートを引き裂き、その下にある体に刻まれた‥‥傷跡を露にしていた。

(「おかしいね‥‥たつさきさんなら、自分の傷は回復できる筈なんだけど‥‥なんで残ってるのかな?」)
 このヴァニタスと数々の死闘を繰り広げ、彼女の能力を熟知していた挫斬は、僅かに頭をかしげる。
(「ま、いっか。後で組長さんに聞けば」)

 その組長は、と言えば。
「女子供にばかりいい所取られてたまるかよ!」
 激昂し、接近しながら‥‥拳銃をたつさきさんに向かって乱射していた。
 挫斬の展開した阻霊符によって、透過能力は封じられていた物の‥‥一般兵器がヴァニタスに通用する筈もなく。
 それでも彼が無駄な努力を続けるのは、一重に『注目』の魔力による物だろう。

「次はあたいだよー!」
 波打つ大剣掲げ、冷気纏い。突進したのはチルル。だが、そこへ飛来した一本のウエポンズが、彼女をその場に縫いとめる。
「ええーいしつこい! 好きにはさせないわ!」
 自らの時間を再度、限界まで『加速』させる。周囲が、彼女にはスローモーションになる。
 一閃。二体のウエポンズが空中から落下し、たつさきさんにも傷が刻まれる。

「っつぅ‥‥お腹が、減ってきましたわね」
 たつさきさんの露になった体の表面が、ボコボコと波打つ。
「っ!」
 素早く武器を換装し、結は身構える。
「皆さん注意を。‥‥来ます」
 彼女がアラフマンの前に立ち塞がり、大剣を防御するように構えた瞬間。
 溢れ出した獣たちが、周囲の全てを飲み込んだ。


●With the Death of

 獣たちが引っ込んだ後。立っていたのは、撃退士たちとたつさきさん。
 撃退士たちは何れもそれなりのダメージを受けていたが、注目の効果を受けなかった渚は巻き込まれず‥‥防御に優れない撃退士たちが何名か倒れたものの、何れも命には至らない。
 ――だが、ヤクザたちは別だ。龍斗が健吾の盾になろうとしたものの‥‥その攻撃の物量から。守りきれなかったのだ。
「っ‥‥くそがぁ!」
 地に拳を叩き付け、怒る英雄の肩に、アラフマンが手を置く。
「‥‥撤退だ。作戦が失敗した以上、長居は無用だ‥‥」

 煙に紛れ撤退する撃退士たちを、たつさきさんは見送る。
「これで一人目‥‥さて、次はどうしようかな」
 追う気等ない。彼女にとって、今日は喜ぶべき日。そう。自分に刃を向けた者達を、見逃せるほどに。

 かくして、都市伝説は夜の闇へと消える。
 『黒裏組』の壊滅を、新たにその『伝説』に加え。


依頼結果