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マスター:神子月弓
シナリオ形態:ショート
難易度:易しい
参加人数:4人
サポート:2人
リプレイ完成日時:2016/03/30


みんなの思い出



オープニング




 カレーが少し余ってしまった。

 でかい寸胴鍋の底にへばりつく、かぐわしい香りの、どろりとしたカレーは、もうお玉(大)で1杯程度しか、すくうことが出来ない。





 ことの発端は、轟闘吾(jz0016)がスーパーで学園生たちと出くわしたことである。

 その日の大安売り目玉商品は、ジャガイモ、ニンジン、たまねぎ、そして市販のカレールー。
 今夜はカレーを作れと言わんばかりの、スーパーの策略であった。

 その販売戦略にのることにして、闘吾は、見かけた学園生たちに声をかけ、材料持ち寄りでカレーを食おうぜと、もちかけたのである。

「4日目のカレーより嫌なものは、5日目のカレーだ‥‥1人じゃ余りすぎちまって、困る‥‥」

 そして学園生たちは、闘吾のアパートに集まり、手分けしてカレーを製造した。
 カレー担当ばかりではなく、御飯担当、サラダ担当、ドリンク担当などの学園生もいる。

 そして出来上がったカレーは、非常に旨かった。
 11合炊きの炊飯器でめいっぱい炊いたごはんが、あっという間に滅んだ。
 サラダも無事に滅び、ドリンクはまあ、蓋をして持ち帰ればよいだろうという結論に至った。

 しかし、カレーは、カレーだけは、ほんの少々、残ってしまったのである。

 冷凍したくても、闘吾の冷蔵庫には、冷凍庫はついていない。
 さりとて、洗い落とすには少々勿体ない量だ。
 それに、学園生たちのお腹は、まだ軽い空腹を訴えていた。

 残ったカレーに何か食材を足して、美味しく平らげたい、と腹の虫が鳴く。

「うどんを足して、出汁と麺つゆで、カレーうどんにするのもいいな」
「〆に、ラーメンを入れて、カレーヌードルって手もあるよ」
「スープにするのも手だよね」

 学園生たちは、この、鍋の底に張り付いているカレー(と野菜や肉のきれっぱし)をどう美味しくいただくか、悩み始めた。

「‥‥この1すくいを7人で分けて、それぞれ、カレーアレンジ料理をつくったらいいじゃねぇか」
 闘吾が提案する。
「スーパーは‥‥まだ開いてる‥‥。ここからがお互い、勝負の見せどころだ‥‥!」


リプレイ本文




 寸胴鍋の底にたまった、お玉(大)にひとすくいのカレーを見つめ。

「お米が残っていれば、ピラフとかドライカレーとか行けたのですが‥‥」
 雫(ja1894)がこぼした言葉に、顔を見合わせるのは、美森 あやか(jb1451)と木嶋香里(jb7748)。

「‥‥追加で、炊くか?」
 轟闘吾(jz0016)が米びつをチラリと見た。


「いえ、スーパーのお惣菜コーナーに、炊けた白米があるはずです♪」
 香里は自信たっぷりに答えた。
「それを使いましょう♪ 最後までみなさんで満足したい所ですし、ね♪」

「カレーは本当、一度作ると、二人でも余るんですよー、今日は旦那様は依頼で不在ですし」
 あやかも頷いた。
「あたしも腕をふるいますよー」
(余ったカレーのアレンジ料理、他のかたからも教えてもらえたら、あたしの料理の幅も広がりますね)

「カレーって、ルーかご飯か、どちらか絶対残るよねー」
 はんなりとノブ(jc1492)が口にした。何処となく間延びした、眠そうな声に聞こえる。
「今からみんなで買い出しに行くー? 重いものを持つなら、俺に任せてよー」

「そうだな‥‥スーパーはまだ開いている」
 闘吾が掛け時計を見た。
「男手は2人いる。買い物には苦労しないだろう‥‥」


 一行は、念のためにガス栓を確認し、鍵をかけ、一路スーパーへ向かった。





 5人は、まだ賑やかなスーパーに足を踏み入れた。

「意外と争奪戦になるんですよね、白米は‥‥」

 あやかと雫と香里は、まっしぐらに惣菜コーナーに向かう。
 何はともあれ、ご飯を確保しなければ、彼女らの考えるメニューは完成しないのだ。

「‥‥!!」

 売り場に残っていたパックご飯は2つ。
 3人は顔を見合わせ、そして譲り合いを始めた。

「あたしはその、別のものも考えていたので‥‥」
「私は、ご飯はいいです。第二作戦にシフトします」

 譲ろうとするあやか、クールに告げる雫。雫はすたすたと別の売り場に向かってしまう。
 荷物持ちを買って出たノブが「待ってよー」と雫の後を追う。

「じゃあ、2つともキープしてしまいましょう♪ 雫さんにも考えがありそうですし、折角譲ってくれたんですし、きっと大丈夫ですよ♪ 轟さんのお家に電子レンジもありましたし♪」

 香里はそういうと、それぞれの買い物かごに、ご飯を1つずつ入れた。


 雫は、買い物かごに、ジャガイモ、チーズ、パン粉、卵、小麦粉、カレー粉、粉チーズ、サラダ油、油処理剤を、選んで入れていた。

「アパートに、塩コショウくらいは、ありますよね?」

 闘吾に尋ねる。

「ああ‥‥」
「安心しました。ではこれで十分です」

 クールに雫は答えた。
 ちなみに闘吾はというと、パンの耳を詰めた袋と、200ミリパック牛乳だけを持っていた。

「あ、俺も買い物しておかなくちゃ‥‥轟さん、おうちにお砂糖や醤油はあるー? 粉末のお出汁とかは?」
「‥‥すまねぇ‥‥無い」

 ノブは慌てて、売り場をめぐり、インスタントラーメン、粉末だし、砂糖、醤油、人参、ブロッコリー、ジャガイモを、それぞれ買い物かごに入れる。


 レジへ行くと、先に香里とあやかが並んでいた。

 にんにく・とろけるチーズ(ピザ用)・コンソメ・トマト・牛乳・ご飯を買う香里。
 白ご飯・マッシュルーム缶詰・干しブドウ少量・粒コーン缶詰(小)・カレー粉を買うあやか。

 それぞれ会計を済ませ、サッカー台でマイバッグに移し替える。


 皆、会計を済ませると、ノブが「大丈夫?」と雫に手を差し出した。
「大丈夫です。大して買っていませんし」

「だが、荷物は男が持つものだ‥‥」
 闘吾は、ひょいと雫から荷物を取りあげた。

 ノブもあやかと香里のマイバッグを手にした。
「そうそう。レディファーストだっけ、どこかでそういうの、聞いたことあるよー」





 5人は、スーパーからおしゃべりしながら、闘吾のアパートに再び到着した。


「あたしのうちでは、大抵カレーの〆って、フルーツヨーグルトの事が多いんですけど‥‥」
「そうなんですね。フルーツヨーグルトも美味しいですね♪ 私の作ったラッシー、いかがでした? ラッシーも、ヨーグルトドリンクに近いですよね♪」

 カレー作り全般を、雫と協力して担当したあやかと、ドリンクを担当した香里が話している。
 香里は、ペットボトルのジュースを使って、ノンアルコールカクテルを振舞っていたのだ。

「ノブさん、轟さん、雫さん、飲み物は美味しかったですか?」

「うん、美味しかったよー。俺はシンデレラだっけ、あれが気に入ったよー、あのレモンの酸味がさっぱりしていいんだー」
 香里の問いにノブがうなずく。

 シンデレラは、100%のレモンジュース・オレンジジュース・パイナップルジュースを、同量ずつ使って、シェークしたものだ。
 レモンジュースが3分の1も入るだけあって、甘酸っぱいを通り越してしまう場合がある。
 しかし香里は女将、そのあたりのさじ加減は絶妙であった。

「私はヴァージン・モスコミュールが気に入りました。ジンジャーエールとライムは合いますね」
 クールな口調で雫が答える。

「普段、家でご飯食べる時は、飲み物は決まってお茶かお水なんです‥‥。だからジュースはよくわからないのです。木嶋さんは色々とお詳しくて、すごいですね」
 あやかは、心底、感心した様子だ。

「火の番って地味にシンドイよねー。大丈夫だった? 俺、あんまり手伝えなくてごめんねー」
 サラダを担当したノブが、雫とあやかに声をかける。

「大丈夫です、慣れています」
「ノブさんのサラダも、美味しかったですよ」

 クールに返す雫と、微笑むあやか。

「そっかー、ありがとー」
 制服にカーディガンを羽織ったノブは、「寒くない? 大丈夫?」と更に気遣う。
 必要ならカーディガンを貸すくらいの気持ちだったが、女性陣は「荷物持ちだけでも有難いですよ。それにそんなに寒くないです、大丈夫ですよ」と微笑で返してきた。


「‥‥」
 未成年に見える後輩たちのため、アルコール(及び、たばこ)を我慢している闘吾は、無言だった。恐らく、心の中で、(生中飲みてぇ)とか考えていたに違いない。


 つと、談笑していた香里の足が、道路の段差につまずいた。
 夜道の街灯では見えない、僅かな段差だった。

 香里は体勢を崩し、電柱に頭をしたたかにぶつけていた。

「わー、大丈夫ー?」
 ノブと雫が駆け寄る。撃退士の体は丈夫で、怪我ひとつしていない。痣も残っていない。

「大丈夫ですよ♪」

 答えた香里の笑顔が、不意に曇った。





 アパートにつくと、早速、皆はそれぞれの料理の準備に取り掛かっていた。


 しかし、闘吾の料理は果たして、「料理」と呼べるのだろうか‥‥。
 お玉のカレーをこそげて5等分し、割り当てられたカレーをあたため、買ってきた牛乳で少ぉしゆるめて、パンの耳につけて食べるだけ、だったのだ。

「男の料理なんて、こんなもんだろ‥‥?」

「男性でも、基本的な料理を覚えておいて、損はないです。独り暮らしなら、尚のことです」
 雫に冷静に突っ込まれる。

 尚、4人の来客には、しっかりばっちり、カップラーメンのゴミの山を見られていた。

「参ったな‥‥妹にも、よく、言われるしな‥‥」
 困惑したように、闘吾は、ぼさぼさの頭を掻いた。


「同じパンを使うのでしたら、食パンなどでルーを包んで、揚げて、カレーパンにするのも手ですが、これだけ具が少ないと寂しいですね」
 そう言って雫は、ジャガイモを洗って茹で始めた。


(‥‥私、何を作ろうとしていたのでしょうか?)
 その間に香里は、どこかぼんやりした様子で、買ってきたご飯をレンチンしていた。
 習慣的に体が動き、開いているコンロでトマトを湯剥きする。


 こうして、4人の残りカレーアレンジ大会が、ゆっくりと幕を開けた。
 ‥‥闘吾のカレーディップ? 手抜き感が半端ないので、既に脱落ということにしておく意見で、皆が一致した。





(確か‥‥作りたかったのは、カレーを活かしたチーズリゾット‥‥のはず‥‥)

 香里は、慣れた手つきで、にんにくを、香りが立つまでよく炒めていた。

(あれ、玉ねぎ‥‥は、買わなかったんですよね、生クリーム‥‥違うわ‥‥牛乳でカレーをのばして‥‥加えて‥‥それから‥‥)
 湯剥きして刻んだトマトを混ぜこみ、コンソメで味を調えてから、温めたご飯を投入。

(とろけるチーズを買ったのよね、リゾットに混ぜこむためだったかしら‥‥最後に乗せて焼くつもりだったかも‥‥)

 内心で迷いながら、ご飯が汁気を吸って、味がよくしみこむように、しっかりと馴染ませ、耐熱容器に移し、とろけるチーズをのせる。

 闘吾の家には勿論、オーブンなどという立派な調理器具は無い。
 ので、トースターで焦げ目がつくまで焼いた。

 カレー風味のチーズリゾットの完成である。

「皆さんに喜んで貰いたい‥‥です!‥‥痛っ」

 翡翠色のエプロンをひらひらさせながら、香里はリゾットを和室のちゃぶ台へと運ぶ。
 頭痛がひどい。ちょうど、電柱にぶつけたあたりだ。気を抜くとつい手で押さえてしまう。

 あの時、ぶつかった衝撃で、予め考えていたレシピを失念してしまったのかもしれない。
 それでも、女将として鍛えぬいた体は、それなりに調理手順を覚えていた。

「‥‥美味しく、出来ていると、いいのですが‥‥」

 いつになく、香里の声が弱弱しかった。





 あやかは、缶詰のマッシュルームをスライスし、干しブドウはお湯で手早く戻し、コーンは粒を切ってから、フライパンで、上記3種の材料とご飯を少量の油で炒め合わせ、余りカレーで味つけした。むらが出来ないよう、フライパンをゆすりながら、念入りに混ぜ合わせる。

「‥‥カレーチャーハンです」

(本当は専用ペーストが販売されているんですけどね、親友の家で常備してるんですけど‥‥。それを参考にしてみました。むらなく、美味しく出来ているといいのですけれど‥‥)

 味をみて、むらがあるような感じだったので、念のために買っておいたカレー粉を少量使用して、更によく炒め合わせる。

「他にも、鶏肉を一口大に切って、ビニール袋の中でカレールーを揉みこんで、粉をつけて、そのままカラリと揚げてしまえば、鶏肉の唐揚カレー風味にも出来ますよ」





 雫は、皮がついたまま茹でたジャガイモを、熱いうちにナイフで皮を削ぎ、余ったカレーと混ぜ込んでマッシュした。塩、コショウで味を調えたら、他の人がコンロを使っている間に粗熱を取る。

 やがて、ある程度まで熱が取れたら、チーズを包み込んで俵型に成形し、小麦粉にカレー粉、パン粉に粉チーズを混ぜ、衣づけをして、揚げた。
 シャーっと、揚げ物の音が、狭い台所を満たす。

「只のカレーコロッケでも良かったのですが、一味加える為にチーズを仕込んでおきました」

 揚げ物を全て終えると、使用済み油を鍋のまま冷まし、固めて廃棄するための薬を投入する。
「これで片付けも完璧です」





 それまで、鍋洗いや掃除などを率先して手伝っていたノブだが、狭い調理場が空いたのを見て、自分の料理に取り掛かった。

「んー‥‥俺なら、締めは、やっぱりラーメンかなー?」

 人参とブロッコリー、ジャガイモを、食べやすく一口大に切って、耐熱容器に入れてラップし、電子レンジで加熱する。人参が柔らかくなった頃に一度出して、様子をみる。

「あちち! んー、でもだいぶ温まったかなー?」
 ノブは触れた指を舐めた。やけどはしていない。大丈夫だ。

 さて、加熱した野菜と、買ってきたインスタントラーメンを鍋で茹で、ラーメンが少し固いうちに、残ったカレーと粉末出汁を加える。後は、味見をしながら醤油と砂糖で味を調えて、ラーメン鉢に移して、一緒に茹でていた野菜を後から盛り付けるだけだ。
 調味の間に、ラーメンも程よい固さに茹で上がるという寸法だ。

「でーきた♪ さあ皆、どうぞー」





「いただきまーす」
 今晩2度目のハーモニーが、闘吾の狭いワンルーム和室に響き渡る。


 サクッ。雫のカレーコロッケが、サクサクと音を立て、包み込まれたチーズがカレー風味にコクと旨みを加える。

 ぱらぱらに仕上がったあやかのカレーチャーハンも、れんげが止まらない美味しさだ。

 ノブのカレーラーメンは野菜の色どりもよく、つゆも半ばカレーうどんを思わせる和風な仕上がりだったが、それが意外にも縮れたラーメンとよく絡んで、旨かった。

 香里のリゾットも、香ばしく焼けたチーズとトマトの組み合わせがイタリアンな雰囲気を醸し出している。ご飯にトマトの酸味、コンソメの風味、そして隠し味のカレーがよくしみている。


「‥‥甲乙つけがたいですね」
 雫がぼそりとつぶやいた。
「どれも美味しいです‥‥私はちょっとチーズにこだわり過ぎて、くどかったかも‥‥」

「どうやったら、チャーハンが、こんなにむらなく美味しく仕上がるのー?」
 ノブの疑問にあやかが、「実は‥‥」と、秘密兵器「カレー粉」を使ったことを打ち明けた。

「俺が独断で決めて良いんなら、ノブのラーメンと美森のチャーハンだな‥‥。コロッケも旨かった、リゾットもだ‥‥だが俺としちゃぁ両方ともチーズが主張しすぎてて、だな‥‥」

 料理もマトモに出来ないくせに、偉そうな口を利く番長が若干1名。
 冷蔵庫の中も空っぽな男が、よく言えたものである。





「うー‥‥」
 まだ頭をさすっている香里の様子に、ノブが気づいた。
「どうしたのー? 大丈夫?」

「すみません‥‥私、レシピを間違ったかもしれなくて‥‥すみません‥‥」

「大丈夫ですよ。十分美味しかったですよ」
 あやかが香里を励ました。
「それより‥‥ぶつけたところ、まだ痛みます? 何でしたら、寮を教えていただければ、お送りしますよ」

「そうだねー。撃退士とはいっても、ぶつけたの頭だし、今夜は早めに休んで、明日にでもお医者さんに診てもらったほうがいいかなー」

 ノブが率先して洗い物をしながら、うなずいた。

「俺が行こう」
「私もついていきます」

 香里を抱えるようにして、雫が慎重に立たせる。香里は軽くよろめいた。頭を押さえる手が放せない。頭痛がおさまらない。

「轟さんが帰ってくるまでに、洗い物とお掃除しとくねー」
 ノブがいってらっしゃいと手を振った。心配そうなあやかと2人で見送り、手分けして食器や鍋などを洗い、揚げ物に使った油を処理し、ついでに和室の掃除まで終えてしまった。

「んー‥‥綺麗に片付くと気持ちがいいやー。換気もしておこうかな、カレーの臭いがすごいもんねー」
 ノブは窓をえいやと開け放った。





「すみません、お世話になりました。もう大丈夫です」

 香里は雫と闘吾に送られて、自分の住居前で挨拶をしていた。
 頭痛は殆ど収まっている。一応、皆の助言通り、明日には校医に診てもらうつもりでいるが、たんこぶすら出来ていない。

「大事にしろよ」
「‥‥お大事に」

「はい、有難うございます」
 香里は去っていく2人を見送った。


依頼結果

依頼成功度:大成功
MVP: はんなり陰陽師・ノブ(jc1492)
重体: −
面白かった!:2人

歴戦の戦姫・
不破 雫(ja1894)

中等部2年1組 女 阿修羅
腕利き料理人・
美森 あやか(jb1451)

大学部2年6組 女 アストラルヴァンガード
和風サロン『椿』女将・
木嶋香里(jb7748)

大学部2年5組 女 ルインズブレイド
はんなり陰陽師・
ノブ(jc1492)

大学部2年96組 男 陰陽師