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マスター:稲田和夫
シナリオ形態:ショート
難易度:易しい
参加人数:6人
サポート:1人
リプレイ完成日時:2014/11/27


みんなの思い出



オープニング

 ここ久遠ヶ原でも秋が深まるにつれ、徐々に朝の冷え込みは厳しくなり、布団から離れるのが名残惜しくなるだろう。
 授業も任務も無い休日となれば尚更である。
 それでも、あなたたちは早起きすることを選ぶかもしれない。毎朝自主的にこなしている早朝のトレーニングのためかもしれないし、単に、偶には休日を有意義に使おうという気まぐれかもしれない。
 そんな訳であなたたちは寮から出ると、朝焼けに照らされる中、小鳥の囀りが響き、秋の朝の爽やかな空気に包まれた少し肌寒い早朝の学園の敷地内を歩き始める。
 当然、まだコンビニしか空いていないような時間だ。新しい雑誌のチェックとか、ちょっとした用事のためにそちらへ向かって歩を進める内に、あなたたちの視界に黄色や赤の色鮮やかな色彩が飛び込んで来る。
 それは紅葉であった。この区画に設けられた公園の街路樹が、見事に色づいていたのだ。
 やや冷たい風に、色とりどりに燃える木々がさわさわと葉擦れの音を立てる。その光景に思わず立ち止まったあなたたちは、ふと気づく。
 色とりどりの落ち葉に覆われた煉瓦敷きの広場を丁寧に掃き清める人影に。
 ただ、その人影は身長が3mほどと人間にしては余りに大きく、巨大な手に握られた箒も相対的に小さく不釣り合いである。
 何より、その相貌と太く逞しい角は人間ではない。
 しかし、この存在は紛れも無く久遠ヶ原の教師なのだ。
「おはよう」
 グレーターモノホーン(jz0171)はそう挨拶した。
 あなたたちは、驚きつつもここで何をしているのかモノホーンに尋ねる。
「今度、学園祭で小等部がこの公園を会場として使うことになったので、その清掃をしていた所だ」
 納得したあなたたちであったがふと、すっかり黄色く色づいた銀杏の下のベンチの側に置かれたダンボールに目が行く。
「ふむ……これは企みを看過されてしまったか?」
 モノホーンは、そう表現して良ければ照れたように口の端を釣り上げ、頭をかいた。
「この間クラスで参加した芋掘りの芋がまだ大分残っているのだ。生徒たちはもう食べ飽きたというので、公園の清掃がてら焼き芋にして賞味しようという魂胆だったのだが……」
 良く見れば、そのダンボールには見事なサツマイモが山と入っていた。
「早起きは三文の得。もし、暇なら君たちも手伝っては貰えないか? 報酬は焚火でやいた焼き芋では不満だろうか」
 再び口の端を釣り上げるモノホーンであった。


リプレイ本文

「まだ、朝?」
 寮の自室で目が覚めた水枷ユウ(ja0591)は時間を確認して、かくりと首を傾げる。ふと、床を見れば、昨日使った教材や家具などがそのまま散乱していた。
 ここ最近、ユウの睡眠時間は少しずつ長くなっており、昼くらいまで起きない事も珍しくはない。こんな早朝に目が覚めたのは昨日は特に疲れ、夕方寮に帰ってすぐ寝てしまったからだろう。
 最早寝付けそうもないので仕方なく窓を開けると、朝の冷たく爽やかな空気が少女の肺を満たしてゆく。
「ん……偶には、朝の散歩も、悪くないかも……」
 
 こうして、ユウは朝焼けに照らされた並木道から公園に入ったがそこでに何かにぶつかってしまう。
「失敬した。大丈夫か?」
 遥か頭上から響く声に上を見るユウ。
「おっきい……首、痛い」
 そう呟きつつ、警戒、というよりは謎の生物を見る目つきになる。
 しばし悩むといかなるスキルよりも信用のおける判定法を取った。
「バナナオレについて、どう思う?」
 驚いたことに、その存在はバナナオレチェックに面食らった様子も無く顎に手を当てて思案する。
「ふむ……君の持っている購買のバナナオレは一度飲んだけだ」
「わかった」
 無表情のままビシッとモノホーンを指差すユウ。
「それじゃ戦争を始めようか」
 モノホーンは動じた様子も無く、言葉を続ける。
「だが、バナナとミルクのジュースなら手作りしている。あれは健康に良いのでな」
「……!」
 ガビーン! とかいう効果音と共に、雷にでも打たれたように固まるユウ。
「そ、それはバナナオレじゃない……? でも、多分材料は同じ……?」
 ぶつぶつと呟き続けるユウ。その内、その頭からぶすぶすと煙でも吹きそうである。

「……ここ暫くでそこらの風景はえれぇ様変わりしましたが 冬の朝の寒さやら、こういう季節の色の移り変わりは何も変わりゃァしませんねぇ」
 ユウが未知の相手に遭遇している頃、百目鬼 揺籠(jb8361)は愛用の鉄下駄を鳴らし、煙管を片手にのんびりと公園を歩いていた。
「しかし、折角早起きしたのに肝心のバイトが中止とは……」
 ため息をついて頭を掻く。
「次のバイトは夕方ですし、妖が自由行動するにゃちと早ぇ時間ですが、こういう日もまぁ、偶には……」
 悪くない、と言おうとした揺籠であったが、公園の中に入った瞬間そのまま絶句した。
「……ありゃあ、一体何でしょうね……? あっし以外にも早起きした妖がいるってぇんですかい」
 それは、いうまでも無くモノホーンとユウであった。
 咄嗟に光纏しかける揺籠であったが、その背後から響いた元気な少女の声が響く。
「モノホーン先生! おはようございます!」
 揺籠の背後から走って来た築田多紀(jb9792)は真っ直ぐにその「妖」の方に駆け寄っていく。
「……は? 今、なんと? 先生、とそう仰ったんですかい?」
 状況が呑み込めず混乱する揺籠。
「まあ、気持ちは解る」
 と、背後から別の少女の声が。そこにはダンボールを抱えた礼野 智美(ja3600)が立っていた。
「確か……俺の後輩がデッサンの授業で写生したり、知り合いが一緒に花見をしたっていうグレーターモノホーン先生だと思う」
「ぐれーたー……ものほーん……? また随分と、大仰というか、長い名前でござんすね」
「ああ、初等部の先生だから見た事無かったんだよな」
「……ますます驚きだ。久遠ヶ原とはいえ、こう、世の中変わりましたよね」
 しみじみと呟く揺籠であった。


 公園の側にある、学園内を走る環状線の小さな駅で二人の学園生が列車から降り立った。
 只野黒子(ja0049)と牙撃鉄鳴(jb5667)の二名である。
「……」
 鉄鳴はゴミ箱に電車の中で食べていた朝食のサンドイッチの包装紙を捨てる。
 彼は、真夜中の依頼を終えて学園に戻ったばかりである。
 一方、黒子は大きめの釣竿に、釣った魚を入れるためのクーラーボックスを持ち妙に上機嫌であった。そのまま、二人は歩き出す。
 特に知り合いという訳ではないが同じ学園生同士、つかず離れずの距離を取りながら公園へと入る。
 そこで、まず彼らが目にしたのは巨大な箒を抱えて手際よくせっせと落ち葉を掃き集める多紀の姿であった。
「築田。もう少し小さい箒を使った方がよのではないか?」
 モノホーンが苦笑しつつ声をかける。
「大丈夫です、先生! 部活の掃除に比べたらこんなのちょちょいのちょい、です!」
 一方、智美の方は公園の中の地面がむき出しになっている箇所に穴を掘り、そこに丁寧に落ち葉を集めていた。実家でいつも神社への石段を掃いているせいか、その動きは彼女の男装にそぐわぬどこか雅なものである。
「焚火するなら後が黒く残りますからね。学園祭で使うならその後土をかけて焚火の跡が見えないようにした方が良いでしょう」
「焚火、ですか」
 興味を持った黒子が首を傾げると、そこにモノホーンが歩いて来た。
「そうだ、少し事情があってな」
 説明を始めるモノホーン。
 ちなみにこの二人は特にその姿に驚いた様子も無い。やがて、説明を聞き終えた時、興味なさ気だった鉄鳴がぼそりと口を開いた。
「……まぁ飯代も浮くようですし、断る理由も無いです」
「それはありがたい。だが、大丈夫か?」
「……数日の徹夜程度なら慣れているし、掃除なら問題ありません」


 こうして7人で取り掛かった公園の落ち葉掃除は順調に進み、予定通り正午前には終わりそうな様子であった、
 しかし、ここに来て機械的にガッサガッサと落ち葉を集めていたメンバーの一人が怠け心を起こす。
「なんか、あきた」
 ユウはすつぶやくとヒリュウを召喚。
「後、よろしく」
 ユウに箒を差し出されたヒリュウはきぃ、と不安そうに鳴く。
 それでも、頑張って箒を咥えようとしたがバランスが不安定で飛ぶことすらままならない。
「……ん」
 やがて諦めたのか、ユウは再び箒を握る。
 ヒリュウはようやく飛んだが、煙に巻かれて慌ててユウの所に戻る。
「おっと、こりゃあ失敬」
 煙管を吹かして小休止を取っていた揺籠が苦笑した。
「当てが外れたってぇトコですかね。まあ、女の子に重い荷物持たせるのもあれですから、あっしが運びましょう」

 一方、黒子は寧に掃除を進めつつモノホーンを眺めながら取りとめのない感想を抱いていた。
(天魔といっても人種の一種なのかもしれません)
 彼女にとっては敵対陣営でなければ、特に好戦的になる必要はないのだろう。だが、黒子はここで数か月前の大きな戦いを思い出していた。同じ人間同士が争うことになった双蝕と呼ばれるその戦いにおいて、彼女は容赦なく敵対する「人間」を討った。
「では、先生は?」
 ふと、沸き起こる疑問。モノホーンははぐれ悪魔と呼ばれ明確に同族を裏切った存在だ。あるいは直接冥魔と対峙することはないのかもしれないが、彼が久遠ヶ原で教鞭を取ると言う事は冥魔の脅威を育てていることと同義である。
「只野。すまないがそこの袋を取って貰えるか」
 そんな黒子の思考をモノホーンの穏やかな声が中断させる。彼女はこの辺で切り上げて、秋の風物詩を楽しもうと元気よくモノホーンに返事をした。


「魚、あるの?」
 魚と茸を買いにコンビニに行ったは良いが、茸はともかく魚が手に入らずしょんぼりしていたユウがさっと顔を上げて黒子を見る。
「ええ、ちょっと釣りの帰りだったので……よろしければどうぞ」
 黒子はクーラーボックスを開けて見せる。
 この時、既に掃除は終わり、智美の作った穴に集められた落ち葉は火をつけられ、パチパチと音をたてはじめていた。
「これは、旨そうだな」
 智美も感心したように言うと、食材の入ったダンボールを引っ掻き回してバターと塩やアルミホイルなどを並べていく。
「じゃがいももあるけど、茸はアルミホイルに包んでバター焼きにしても良さそうだ」
 この提案に目を輝かせていたユウだったが、ふと焚火を見て。
「火力たりない? じゃあ、私にお任せ。アケノタチヅキ」
 なんと、ユウは突然三日月型の高温のアウルを焚火向けてギロチンのように落とした。
 何事かを目を丸くする一同。しかし、幸か不幸か、それは焚火を外れ近くに落ちていた石に命中した。
「やっぱりこれ、わたしに会わない。やーめた」
 むー、と頬を膨らませるユウ。
 一方、鉄鳴は傍らで熱心に何かを焼いている多紀に話しかけた。
「お前、さっきから何を焼いているのだ?」
「見て解らないか? マシュマロとチョコレートだ」
 多紀が答える。
「何でわざわざ……そのままでも食べられるだろう」
「解っていないな、きみは。こうやって焚火で焼いた方がとろけて何倍も美味しくなるのだ!」
 多紀は両手に、串に刺したマシュマロとチョコを握ると一口食べて、にこにこと満足げな表情を浮かべる。
「うーん、最高だな!」
「……よく解らないな」
 半信半疑の鉄鳴に多紀は反対側の手に持っていたマシュマロを差し出す。
「ええい、仕方が無いな。ほら、特別に一個あげよう。食べてみると良い」
 だが、鉄鳴は首を振った。
「いらない。どうせ、すぐ芋が焼けるだろう」
 むむむ、となる多紀。そこにモノホーンが口を開く。
「焼きマシュマロか。なかなか洒落ている」
「先生もお一ついかがですか?」
 笑顔でマシュマロを差し出す多紀。
「うむ、中々の焼き加減だ。香ばしい」
 その口に対して余りに小さなマシュマロを咀嚼するモノホーンに鉄鳴はどこか驚いたように尋ねる。
「先生も解るんですか。そういうの」
「これでも、人の世と関わって長いのでな」


「どうぞ。バターホイル焼きだよ」
 智美がアルミに包まれ香ばしく焼けた茸を差し出す。
「ん、やっぱり茸おいしい。お魚もほくほく」
 もくもくと焼けあがった食材を頬張るユウ。
「釣ったばかりの魚ですから」
 黒子も笑う。
「先生、じゃがいもも食べますか? バターと塩もあります」
 智美に話しかけられたモノホーンは残っていた焼き芋を一口で食べ終えると、それを受け取る。
「遠慮なく」
 こうして一同が和気藹々と楽しむ中、鉄鳴はいつも通りの様子で残っていた芋を取り出すと、アルミをむいて食べ始める。
「待て。焦げ過ぎだ」
 多紀が注意する。
「ほら、こっちのはちゃんと焼けているぞ」
 と、別の焼き芋を差し出す多紀。だが、鉄鳴は素っ気なく答える。
「別にいい。食事など、栄養が取れて腹に貯められれば何でも良いからな」
「だって……不味いだろう。まさか、味が解らないのでもあるまいに」
 多紀は冗談だったのかもしれないが、それは正しかった。
「別段、不便は感じていない。食事を選り好みできるような暮らしではなかったし、いざという時は何でも抵抗なく食べられる」
「心配してくれるのは嬉しいが、存外便利なものだ。悲しい事だとう輩もいるが、俺には何故悲しい事なのか解らない」
「なんだか、楽しくなさそうだな。きみの食事は」
 鉄鳴は自嘲気味に続ける。
「ただの栄養補給に楽しさを求めてどうするのだろうな……誰かと一緒に食べると楽しいとかそんな感覚は知らないし、俺には必要ない」
 多紀はそれ以上関わっても無意味だと判断したのか、無言で肩を竦める。
「成程。だが、「今回は」少なくとも楽しめたようだな」
 と、その時二人の背後からモノホーンが現れた。
「……は? どういう意味ですか? 先生」
 鉄鳴は怪訝そうに相手を見る。
「牙撃。君は今築田と自分の食事観について語り合っていたな? 確かに、会話と呼ぶには一方的に過ぎるかもしれぬ。だが、他者と食卓を囲みながら会話を交わす。それは、間違いなく「誰かと一緒に食べると楽しい」という感覚と無縁ではない。私はそう感じたが」
「……」
 ほーっという顔の多紀とは裏腹に、鉄鳴は表面上無言であった。
「ま、確かにこうやって年齢も背景も違うメンツが一緒んなって焚火を囲んでるのは少し面白ェ光景ですねぇ。グレさん?」
 揺籠にそう呼びかけられ、モノホーンは怪訝な表情になる。
「それとも、モノさんの方が良いですか? 何、ちょっと長いんで」
 そう悪戯っぽく笑う揺籠。
「ふむ、悩ましい選択だ」
 モノホーンも笑う。
「先生、失礼ですがもう片づけを始めても良いですか? 俺も用事があるので」
 無表情に言う鉄鳴。モノホーンは彼を少し見ていたが、穏やかに応じた。
「ありがとう。君の協力に感謝する」


 準備と同様に、手際よく終わった片付けの後余った焼き芋を包んで貰った揺籠はご満悦であった。
「ありがてぇ。うち、結構大家族なんでさ。いい土産になりやす。じゃあモノさんもお気をつけて」
「食べる時は、レンジで温めると良いぞ」
 智美はそうアドバイスしつつ、モノホーンに振り返る。
「それじゃあ、先生。ありがとうございました。これで俺も後輩たちに自慢出来ます」
「光栄だ」
 二人を見送るモノホーンにやはり帰り支度を整えた黒子が話しかける。
「先生は、学園で教えていることをどう感じていらっしゃるのですか?」
「何故、そのような事を聞く?」
「私は最近の戦いで同じ人間にも刃を向けました」
 モノホーンは合点したように頷くと、口を開く。
「確かに私の行為はかつての同朋に害を為しているかもしれぬ。短期的にはな。だが、長い目でみればそれが、同朋たちのためであると信じている。人間が我々の脅威となりうる存在であると理解させることが出来れば早期に戦いを集結させる足掛かりにもなるであろう」
「ご存知かもしれませんが、殲滅戦は歴史上成功したことはありません。一時休戦からの停戦が理想とするなら人の可能性を見せる必要がある、そうですよね」
「険しい道ではあるがな」
 モノホーンはそう同意した。
「大丈夫です。それを誰かに任せるつもりはありません。だから、私も先生たちの教えに従って鍛錬を欠かしていないつもりです」
 モノホーンは穏やかに頷いたが、ふと茶目っ気のある表情に戻り小さな声でつけ加えた。
「私もそれを望む。とはいえ、休息は必要だ。その意味では今日のような日も悪くはあるまい。最も……」
「?」
 モノホーンが何を言いたいか解らず首を傾げる只野。
「君は今回、無断で休暇を一日早く始めたようだな。まぁ、それも悪くはあるまい。学び舎につきものの営みではある」
「ごめんなさい。夜の講義があるのは解っていたのですが、どうしても夜釣りをしたくなってしまいました」
 素直に謝る黒子。その脇をうとうとしながらユウが歩き去っていく。
「じゃあ、ねむくなる前に帰る」
 モノホーンは黒子とユウが帰るのを見届けた後、小さく呟いた。
「険しい道ではある。年端のゆかぬ者たちに過酷な運命を課すのだから」
 秋が終わるにつれ日は短くなり寒さは増し、やがて冬が訪れる。
 だが、同時に秋は冬に備え生命がその力を増していく季節でもある。
 やがて、いつかは来るであろう春を迎えるために。


依頼結果

依頼成功度:普通
MVP: −
重体: −
面白かった!:2人

新世界への扉・
只野黒子(ja0049)

高等部1年1組 女 ルインズブレイド
ちょっと太陽倒してくる・
水枷ユウ(ja0591)

大学部5年4組 女 ダアト
凛刃の戦巫女・
礼野 智美(ja3600)

大学部2年7組 女 阿修羅
総てを焼き尽くす、黒・
牙撃鉄鳴(jb5667)

卒業 男 インフィルトレイター
鳥目百瞳の妖・
百目鬼 揺籠(jb8361)

卒業 男 阿修羅
学園長FC終身名誉会員・
築田多紀(jb9792)

小等部5年1組 女 ダアト