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マスター:さとう綾子
シナリオ形態:ショート
難易度:易しい
参加人数:8人
サポート:4人
リプレイ完成日時:2016/03/23


みんなの思い出



オープニング

 
 天魔の動きは未だ不穏。
 それでも春が来る空気は久遠ヶ原学園のあちこちで感じられた。

「はっくしゅ!」

 わかりやすい花粉症の志峰院凍矢はマスク姿で斡旋所にやってくる。すると、うきうきした顔でチラシを貼る篝さつきをみかけた。さつきのあの顔は戦闘以外の案件を頼むときの顔だ。

「……お前は花粉症を知らないのか」
「珍しいことにまだなっていないんですよ」

 さつきは凍矢の恨めしそうな顔を物ともせずにこにこと見上げ、チラシを指差した。

「凍矢先輩、カメラマンとして来ていただけませんか?」
「はあ」

 凍矢がチラシを見ると『浪漫喫茶 女中一日体験』と書かれている。大正浪漫漂う調度品をバックに袴に白いエプロンのウェイトレス――いや、女中と言うべきか――がこちらを向いて笑顔を見せている。

「大正浪漫を謳ったカフェが一日限定でウェイトレスさんを募集してるんです。なんでも、その日、ウェイトレスさんの研修があるそうで。
 で、オーナーさんに一日ウェイトレスをしてもらえませんかって相談されまして」

 一日アルバイトなのでそれなりにバイト料も出る。希望すれば各自一人までならお客を呼んで無料で飲食してもらってもいいそうだ。
 メニューはオーナーが作るので、純粋に給仕だけのお仕事。しかも袴や着物はお店で貸し出すことも持ち込むこともできると言う。

「男はどうするんだ?」
「女中限定なので、女装……げふんげふん、気になる子のおめかし姿を見に来るのはどうでしょう。撮影するものいいですしね」
「それでカメラマンか」
「私、スマホ類、操作できないので」

 もちろん、女友だちを誘って、二人で女中姿を楽しむのもいいだろう。

「ここの珈琲と桜のロールケーキは絶品というお話ですよ」

 春の訪れを前に、ひととき、浪漫な時間に浸りませんか?
 
 


リプレイ本文


 その日の喫茶店は少しだけ賑やかだった。期待と不安が混ざり合い、控室は着替えをする女子7人の声で満ちている。

(女中なんてどうやれってんだ)
 店から紺地に桜の小袖とエプロンを借りた夜鷹 黒絵(ja6634)は着替えながら不安に思う。普段から可愛らしい服を着ることはなく、借りた小袖が似合うのか鏡の前でじっくり吟味。
「ガキの頃くらいか? 和装なんて着るの」
 ふと思い返し、それから自嘲するように馬子にも衣装か、などと思う。
 店内を見回せば、意外と喫茶店の中は広い。少しだけ心配になって、黒絵は近くで準備に走り回っていた篝さつき(jz0220)を捕まえた。
「口調も変えねぇといけないのか? 女中らしく」
「大丈夫ですよ、いつもの夜鷹さんのままお仕事してください」
 さつきの笑顔に、黒絵はほっとしたように息を吐いた。

 お揃いの濃紺に梅柄の反物。姉は袴で、妹は小袖。地領院 恋(ja8071)と地領院 夢(jb0762)の姉妹は互いの着付けを手伝い、互いを見て感嘆の息を吐く。
(流石は夢ちゃんだ、可愛いな)
(お姉ちゃん、素敵だな)
 何しろ姉妹仲はすこぶるよい。白エプロンを付けて互いをチェックすると自然と笑みが漏れた。
「ふふ、テレビで見たことあるような大正浪漫だね、素敵っ」
 夢が鏡の前でくるりと回転すれば、
「他の子もしっかり着こなしていて素敵だね。……う、浮かないように頑張らないと」
 緊張気味に胸を押さえる恋に「大丈夫だよ、お姉ちゃん」と夢は微笑む。
 それでも緊張で強張る頬を触り、恋は緊張をほぐすのに精一杯。

 紅梅色の縞柄の着物に緑色系の袴を着、白いエプロンを纏ったシェリア・ロウ・ド・ロンド(jb3671)は、大正文化というよりは日本文化には大変興味があったので参加には意欲的。とは言え、着替えて鏡を見ると期待が半分、不安が半分。綺麗に着物を着こなす他の参加者を見て小さく吐息をこぼす。
(……皆さん、素敵な着物姿ですわね。それに比べ私は――)
 流れるような銀の髪に湖のような青の瞳。日本人とは異なる容姿のシェリアはせっかくのお店の風情が台無しにならないか不安を覚える。とは言え、これはお仕事。鏡の前でひとつ頷いて、心を切り替える。

 うぐいす地にレトロ南天柄の着物。それに白エプロン。
(モチーフ的な南天なら季節を選ばず大丈夫かな?)
 蓮城 真緋呂(jb6120)は帯を確認しながら首を傾げる。うぐいす色は春らしさを醸し出し、逆に柄の南天がいいアクセントに。華美ではなく、それでいて可愛らしい着物は真緋呂によく似合った。
(和と洋が調和した大正浪漫って素敵よね。どこがとはっきりは言えないのだけど……何か落ち着く雰囲気で)
 友だちも誘い、準備万端。真緋呂はエプロンをもう一度整え、鏡の前で笑顔を作った。

 和風サロンの女将をしている木嶋香里(jb7748)はさすが着物も着慣れている。お店から借りた小袖も自分のもののように着こなし、エプロンをつけて悠然とした佇まいを。抜群のスタイルは着物でもそれとわかり、ポニーテールにまとめた髪が意外に大正風。
 鏡の前でもう一度着物を確認すると、開店を静かに待つ。

「なんだか学生時代の学祭を思い出して、懐かしい気分ね」
 真里谷 沙羅(jc1995)は周囲を伺いながらくすりと微笑む。
 深い赤紫色の地にエプロンをしても見えるよう、裾に薄桃色の水仙をあしらった着物は、沙羅を可愛くも大人っぽく見せる。水仙は新春の瑞兆花。季節感も大切に。
「さつきさん、このお店の珈琲と桜のロールケーキのどんなところがお勧めですか?」
 あらかじめ聞いておくことで、提供するときにお勧めしやすくするように。さつきはにこにこ笑いながらカンニングペーパーを取り出して説明した。
「今日はよろしくお願いしますね。何かお手伝いする事があれば言ってください」
 沙羅が頭を下げれば、さつきは慌てたように手を振った。
「こちらこそ、よろしくお願いします。頼りにしますね」

 そんな控室にノックの音が響く。
「準備できたか?」
 入ってきたのは一川 夏海(jb6806)と志峰院凍矢(jz0259)の男子二人。凍矢は今日はカメラマンだから普通の格好だが、夏海はおもてなし側の参加だ。矢絣の着物に紺地の袴、白いエプロンをお化粧もせず堂々と着ている夏海はある意味武士っぽくて格好いい。
(今日はおもてなしの心、学ばせてもらうぜ……!)
 綺麗な女中さんを見回し、とことんおもてなしすることを決意する夏海。

 さあ、浪漫喫茶、開店です。


 久遠ヶ原学園の貸し切りということもあり、開店と同時にお店は賑やかに。いらっしゃいませ、の声があちこちで響く。

 てきぱきと仕事をこなす香里はいつもの仕事とばかりの安定感。とは言え、他のメンバーはそうもいかないわけで。

 少し緊張もしてきた真緋呂は、学園生ばかりだし皆でわいわい楽しくと思い直す。
「いらっしゃいませ」
 笑顔でぺこりとお辞儀。お客様をお席へとご案内する。メニューは開店前に覚えていたので説明やお勧めもスムーズだ。

 接客経験は殆どないシェリア。良いトコのお嬢様なので、実家で勤める給仕係や他のメンバーの手際を見様見真似で。ミスも多いけれども、育ちのよさは所作に自然と表れるのだが、落ち込んでため息をつくシェリア。

(給仕のお仕事頑張ります!)
 張り切る夢は、注文は間違わないようにちゃんと反芻。持っていくときは手早さよりも落とさないように注意。大好きな恋の動きを真似てお客様に失礼のないように努める。
 一方の恋は挨拶も爽やか、テキパキと注文を取り、注文の品を運ぶ。基本はパーフェクトなのだが、いかんせん表情が硬い。鏡を見ながら頬を触り、
「これでは駄目だと、わかっているのだけど、うーん……」
 恋は恋で夢の笑顔に倣い、笑顔ができるよう努める。

 黒絵はお客さまを迎える第一声が
「ぁ、お帰りなさいませ……?」
 ちょっと違う。慣れない口調で対応しながら席へと案内し、ちゃんとお冷などのサービスも忘れない。
「注文決まったら呼んでくれよな」
 途中からはもともとの口調に戻り、空いているテーブルを拭いたり、注文をとったり、てきぱきと仕事をこなしていく。退屈そうにしているお客がいたら、
「好きな歌とか曲はあるのか?」
 と話しかけ、盛り上げることも忘れない。

 少し空いた時間を見て、沙羅は凍矢に声をかけた。
「あの……良ければ写真を撮ってもらってもよろしいでしょうか」
「もちろん。よく似合っているから撮らないと損だと思っていたんだ」
 笑顔でデジカメを構える凍矢に少し緊張気味の笑顔の沙羅。
「夜鷹も一緒に撮らせてくれないか?」
 すぐ傍でテーブルを拭いている黒絵に凍矢が声をかければ、黒絵はちょっと驚いたように、
「ぇ? まぁ、別に構わねぇが俺で良いなら……」
「ふふ、お似合いですよ」
 沙羅が笑いかけると黒絵は照れたように頭を掻いた。二人で記念の一枚を。

 夏海はさつきをつかまえ、深々と頭を下げていた。
「篝、今日はちょっとおもてなしに自信が無い俺にいろいろ教えてくれ。ああ、恥をしのんでお願いするぜ先生」
「頭をあげてください、一川さん。あの、私にとっては、一川さんはメイド長さんで……」
 おろおろとするさつきに、夏海はさらに頭を下げる。
「そこをなんとか」
 お店の隅でおもてなし教室開講。


 お店もだいぶ賑やかになってきたころ、ファレル・ロウ・ド・ロンド(jb3524)がお店にやってきた。
 想い人のまさかの来店にシェリアはさらにドギマギ。
「ふぁーくん、どうして……?」
「シェリーが此処で働いてるって聞いたから」
 ファレルの言葉にぎくしゃくと空いている席へと案内するシェリア。
 どこか不安そうなシェリアを元気づけるべく、ファレルはシェリアの耳元で囁く。
「シェリーの着物姿素敵だね。見たことなかったけどすごい可愛いよ。頑張ってね」
 その言葉にシェリアは今までのしょんぼりしていた気持ちが吹き飛ぶのがわかった。着物へのコンプレックス、接客への苦手意識――すべて忘れて幸せな気持ちになるのがわかる。
 照れて顔を赤くしつつにこやかにファレルへとお品書きを手渡し、
「ご注文は如何しますか?」
「それじゃあ……シェリーのオススメをお願いしようかな」
「お店のオススメは珈琲なんだけれども紅茶も美味しいんです」
「じゃあ紅茶を。ケーキは二人で食べようか」
 頑張ってね、とファレルが見送れば、シェリアはぺこりと頭を下げて厨房のほうへ。
 最後はもちろん凍矢が二人を写真に収めたのは言うまでもない。

 恋人のルチア・ミラーリア(jc0579)を事前に招待していたのは夏海だ。いつもの白のロングコートを脱ぎ、ゆったりしたワンピースを着たルチアはいつも以上に綺麗だ。
「おかえりなさいま……じゃねェ。いらっしゃい」
 いつもの癖が出るがそこは見ないふりで。
「今日のルチアはお嬢サマってこったな、それじゃとことん『おもてなし』させてもらおうか」
「わかりました」
 ルチアは『自称・お嬢サマ』を崩さぬようにこっくりと頷く。
「ほら、おしぼりだ。おもてなしだろォ?」
 得意げにおしぼりを手渡され、ルチアはどんな顔をしていいのか迷う。けれどもそこで動揺しなかったルチアは褒められていいだろう。
「夏海さん、珈琲とロールケーキをお願いします。食後にはパフェをお願いします」
「えッ! 食後にパフェって……、さっきもスイーツだったんだがなァ……」
 そう言いながらもまずロールケーキを取りに行く夏海。ロールケーキを出す直前に裏声で
「美味しくなァれ、萌え萌えきゅんっ♪」
 と謎の呪文をかければ、ルチアは固まった。
「な、夏海さん……!?」
「え、何か違ったか? 『おもてなし』の一種だと思ったんだが……」
 ちらりとさつきを振り返るとさつきが大きく手でバツじるしを作っている。夏海は肩をすくめて今度はパフェづくりを。愛情はあるが手先は器用でない分、見栄えが悪いパフェが完成。
「あ、はは、は……。こりゃ練習が必要だな……」
「でも味は美味しいですよ。ありがとうございます」
 ルチアの笑顔に幸せ気分になる夏海。
「よければ自宅に飾りたいので、ツーショット写真をお願いしたいのですが」
「ツーショット? ああ、お安い御用さ。ヘイ、志峰院! 最高な一枚を写真に収めてくれよ」
 夏海が凍矢を呼べば、凍矢はデジカメを片手に現れた。
「一川先輩のためなら頑張りましょう。いきますよ、はいチーズ」
 シャッターが切られる瞬間、夏海はルチアの頬へキスのサプライズ。ルチアが真っ赤になるのを満足気に眺めて、
「今日はご来店ありがとうございました」
 ニッと笑う夏海だった。

 地領院 徒歩(ja0689)は愛すべき姉妹――恋と夢が喫茶店で働くというので喫茶店へと駆けつけた。だが、ふと店内に入る前に足を止める。
(仕事先に家族が来るのはどうにも気まずいものだという)
 ならば、と考えたのは目元を隠す仮面。他人のふりをして入店した。
「いらっしゃいませ――」
 店にやってきた仮面の男に、恋に戦慄が走る。
(――徒歩君!!!)
(仮面の人……ていうかていうか兄さんだよね……何してんだろ)
 夢は少し呆れ気味。
(別に来るのはいいけれどなんでそんな行動するのかなぁ……もう。仮面に反応なんてしてやらないんだからっ!)
 徒歩さん、バレてます。
 恋はぐっと手を握りしめた。
(独創的だ実に独創的だ、流石はアタシの弟だよ。なるほどあれが新しい設定 ……つまり魔眼の影響を抑える封印のためのアイテムがそれということだな 。ここに来て仮面!!! 良い選択だ、大学デビューとしては申し分ないインパクトだ……!)
(お姉ちゃん、なんだか流石だって顔してる……? やっぱり気付くよね……。お姉ちゃんが真似したら兄さん恨むからね!)
 夢が徒歩を睨む間にも恋はこの日最高の微笑み(当社比)で徒歩を案内する。
「いらっしゃいませ。此方へどうぞ」
 夢は恋を引っ張って厨房のほうへ。
「あれ、兄さんだよね……?」
 表情の変化に乏しい恋だが、さすがに弟妹にはわかる。
「ふふ、嬉しかったんだ。やっぱり夢ちゃんにはバレてしまうね。2人はアタシにとって自慢の弟妹だよ」
 帰り際、徒歩は夢に仮面を取り上げられてしまう。
「今度こういうのがある時はこんなのつけないで来てね」
「いや、これは、その」
 しどろもどろになる徒歩に、夢は膨れる。
「全く。様子を見に来てくれたんだろうしそれ自体はいいんだけれど、話しかけづらいじゃない」
「いや、肉親がくるとやりづらいだろうと思ってだな……」
 なんだかんだと仲がよい弟妹を幸せそうに眺める姉の姿。こっそりその三人を凍矢が写真におさめていたのは、後で知る事実。

 樒 和紗(jb6970)を招いた真緋呂は注文を取るときに、お店のオススメを紹介する。
「じゃあ、桜のロールケーキと珈琲のブラック、それから真緋呂のお勧めを」
「私の? んー…オムライスとか、フレンチトースト? え、両方頼むの?」
「貴方のお勧めを頼んだ方が……良いのでしょう?」
 くすりと和紗は笑う。少食で完食できない分を真緋呂が虎視眈々と狙っているのは予想済みだ。彼女の食べたいものを頼んであげたほうがよいだろう、という意図は真緋呂にも伝わった。
(和紗さん、愛してる!)
 というわけで、和紗が食べられない分は真緋呂がおいしくいただくことに。
「あーんしてくれてもいいのよ?」
「ふふ、これが終わったらね」
 和紗が持ち込んだのはスケッチブックと色彩を大事にしたいので色鉛筆。皆が働く様子をいきいきと描いていく。沙羅や恋、夢、黒絵が描かれていき、4人は興味津々で覗き込む。
「綺麗ですね」
 と沙羅が惚れ惚れと言えば、黒絵は照れたように
「何か恥ずかしいけど、好きにやれよ」
 と了承。夢は嬉しそうに恋と一緒に描いてもらった絵を眺めて
「お姉ちゃん、いつもは描く側だから描いてもらうの新鮮だねっ 」
「うん、アタシも絵を描くから、嬉しい」
「そう言ってもらえると嬉しいです。どうぞ」
 和紗のスケッチを囲みでしばし歓談を。
「志峰院さんが撮った写真も見せてほしいな」
 真緋呂が言えば、凍矢は自慢気に真緋呂にデジカメのデータを見せる。
「おぉ綺麗。で、志峰院さんの好みは?」
「え!?」
「あ、着物のね」

「凍矢さん、お疲れ様です」
 カメラマンとして歩きまわる凍矢に声をかけたのは沙羅。
「どうぞ、せっかくなので凍矢さんも味わっては如何でしょうか?」
 凍矢に珈琲と桜のロールケーキの給仕を。凍矢は嬉しそうに笑った。
「ありがとう。この礼は写真で返させてもらう」
「いえ、ここまで来て写真を撮るだけはもったいないと思うので」
 凍矢がケーキを食べるのを見て、沙羅も微笑む。

 女中さんたちのおかげで、いつもの日より売上がよかったと店主が喜んだのは内緒の話。
 浪漫喫茶は今日も貴方をお待ちしています。


依頼結果

依頼成功度:大成功
MVP: −
重体: −
面白かった!:7人

大正浪漫女中・
夜鷹 黒絵(ja6634)

大学部6年121組 女 阿修羅
女子力(物理)・
地領院 恋(ja8071)

卒業 女 アストラルヴァンガード
絶望に舞うは夢の欠片・
地領院 夢(jb0762)

大学部1年281組 女 ナイトウォーカー
絆は距離を超えて・
シェリア・ロウ・ド・ロンド(jb3671)

大学部2年6組 女 ダアト
あなたへの絆・
蓮城 真緋呂(jb6120)

卒業 女 アカシックレコーダー:タイプA
撃退士・
一川 夏海(jb6806)

大学部6年3組 男 ディバインナイト
和風サロン『椿』女将・
木嶋香里(jb7748)

大学部2年5組 女 ルインズブレイド
Eternal Wing・
サラ・マリヤ・エッカート(jc1995)

大学部3年7組 女 アストラルヴァンガード