.


マスター:ガンマ
シナリオ形態:ショート
難易度:普通
参加人数:8人
サポート:4人
リプレイ完成日時:2012/04/17


みんなの思い出



オープニング

●春イズデッド
 なんだか今日は異様に寒い。昨日はあんなに暖かかったのに。寒い。寒い。寒すぎる。息は白く、何もかもが凍り付き、冷たく冷たくひたすら冷たい。可笑しい。これは、あまりにも。
 窓の外を見遣ってみる。息を飲んだ。
 蛇が。鱗に氷を纏わり付かせた巨大な蛇が、通りを這いずり回っていた。

●スクールのルーム
「おう諸君、今回はちぃっとばかし緊急事態だっつぇ」
 卓へとポイポイ資料を投げながら、しかし棄棄の行動は言葉に対していつも通りのそれだった。
「真っ昼間の町のド真ん中にディアボロが出やがった。
 奴は大通りに陣取ってやがってな、今の所死傷者は出てねーみたいだが……一部の一般人が避難も儘ならん状況なのよねん」
 外に居た者は急いで離れる事が出来たが、ディアボロが居る付近の建物内に居た者は下手に外へ出られないのだと言う。
 組んだ足のつま先をユラユラ、棄棄の眼差しが生徒へと。
「一般人を救助する――全員が救助に出るとディアボロが好き勝手しまくって町はズタボロになるだろう。
 一般人をまるで無視――ただし周りの建物が絶対に戦闘に巻き込まれないかと言えば答えはNO。
 ならばどうするか、っちゅー細かいアレコレは諸君に任せましょう、オーダーは『ディアボロの討伐』ですしね」
 サテと一息、提示するのはディアボロが映された写真――巨大な蛇だ。鱗に纏っているのは氷だろうか。
「氷タイプなディアボロ、とでも言おうかね。コイツの所為で周囲は真冬の北国並に寒い。それに魔力を込められた氷を纏ってる所為で結構堅い。防御型だな」
 言葉が終わる頃にはもう一つの資料。町の見取り図と写真だ――何処にでもある様な町。その広い大通りに敵は居るのだと言う。
「まぁ説明はこんなもんだ……大変な状況だが、こーゆー時こそ平常心だぜ。
 拳は熱く、脳味噌は冷たく。頑張れよ諸君っ!」


リプレイ本文

●さむしんぐ
 トンネルの向こうは雪国でした、なんてどっかで聞いた言葉を思い出す。
 春麗の日光とは対照的に、身を刺す大気の冷たさよ。
(……春先に迷惑なの、早く温かくなって欲しいの)
 冷気越しの太陽を仰ぎアトリアーナ(ja1403)は目を細めた。白い吐息まで凍ってしまいそう、防寒の為と被ったニット帽を深く被り直す。
 そのすぐ傍ら、寄り添う様に佇んで恋仲と同じ銀を靡かせたアイリス・ルナクルス(ja1078)は手袋に包んだ手を擦り合わせる。一度慣らす様に手を開閉した後、仲間達へと振り返った。
「凍ったらこれで溶かすのですよ〜」
 全員に渡すのは袋に収められた塩。これで通路が凍ったり氷がへばり付いた時も安心か。サテと彼方に見ゆるは不穏な気配、天魔。紅の目をスッと細めて一瞥するや、
「寒いのは好きですよ! けど、遊ぶのはここら辺の人を助けて、アイツを切り殺してからですね」
 I desert the ideal――纏うは血霞の如く、神秘を殺す神秘の赫。
「どうしてこんな所にスネーク!? 春だからかなぁ……でも人に迷惑をかけてるならなんとかしないとね」
 言葉が終わると共に七海 マナ(ja3521)が黄金の波を纏う。義賊な海賊として必ずや一般人を助けてみせる。抜き放つのは一振りの曲刀、一歩前へ。
「だから、スネークは僕に任せて!」
 意気凛々と張り上げる声、反応し鎌首を擡げる天魔。それを用心深く見据え麻生 遊夜(ja1838)はショットガンを静かに構える。
(街のど真ん中たぁ、また厄介な……)
 防寒、情報確認・共有。事前準備は万全。あとは自分達――アトリアーナ、アイリス、マナ、遊夜でこの蛇を引き寄せ注意を引くのが役目。光纏。双眸の赤い死神が如く。冷たい空気を吸い込み肺を膨らませた。
「そんなとこでボケっと何してんだ? 暇なら俺らの相手してくれよ!!」
 張り上げた声が白昼を打つ。刹那にアイスネークが牙を剥き、撃退士達へ襲い掛かって来た!
「……鬼ごっこのはじまりなの」
 4人はここで天魔を倒す事が目的ではない、あくまでも注意を引く為。アトリアーナが飛び退く、先程まで立っていた所へ蛇の巨大な口。空を噛む音。
 冷え切った空気が肌を突く。蛇の正面へ躍り出るのは黄金海賊。
「ん、一般の方の被害はなんとしてでも避けないとね……!」
 踏み入り、振り上げる曲刀。流れる波が如く、曲を描く剣閃が的確な一撃を刻んだ。堅い手ごたえを感じる――氷を砕き、鱗を裂いただけ。が、それの意識を引くには十二分。振るわれた尾を刃で受け流す。
「『こちら救助班、目標との接触に成功。これより誘導に入る』――っと。さて、いくかね」
 送信したメールはきっと仲間の下へと届くだろう。スマートホンを仕舞い、遊夜は後退しつつ銃口を天魔へと向けた。撃った。バスン、と乾いた爆発音と共に散弾が撒き散らされる。アイスネークの身体を包む氷の破片が散る。威嚇するかの様に蛇が鋭い声を漏らす。同時、その周囲に氷の塊が形成され次々に撃退士達へ降り注いだ。牽制する。傷付ける。
 靡く銀に散るのは赤――アイリスの裂けた頬から流れる血は蛇が発する冷気に冷え、凍り付く。しかし構うものかと振り被って投げたのは熱を放つカイロ、投擲技術によってアイスネークの鼻面へ。
「ピット、器官……くらい、あるん……じゃない、です、か……?」
 アイリスの推測が果たして当たったのか否かは不明だが――兎も角分かった事はアイスネークが不愉快そうに首を振るやアイリスを標的に定めた事。
 そこへ。
「……動かないなら、この場で倒しますの」
 蛇の横っ面を強かに打ち据えたのはアトリアーナの戦槌、振り抜かれたスイング。アイリスと共に飛び下がる。見澄ます。

●あるふぁぶらぼー
 携帯電話を仕舞う。防寒しているとは言え冷え込んでいる。
 エリス・K・マクミラン(ja0016)は黒外套の奥から翠玉の瞳を建物へと向けた――路地の中。聞こえてくる戦闘音は誘導班がアイスネークを引き付けてくれているのだろう。そして自分達の仕事は一般人の救助。
 天魔から人々を守る……それが撃退士の役目であるのならそこに正義などはない、という思想をエリスは抱いている。少なくとも彼女は『正義の味方』ではなく、あくまでも『撃退士』なのだ。
「折角暖かくなって来たってのにハタ迷惑な奴ね……
 春服で冷凍庫とか冗談じゃないわ、早く助けに行かないとねー」
 卯月 瑞花(ja0623)の防寒用外套の兎耳フードが寒風に揺れる。おぉ寒いと手に息を吐きかける。さて、自分達の任務を始めるとしよう。音をたてぬよう目立たぬよう裏口へ、凍って開かないドアは先にアイリスより貰い受けた塩で対処。残りはアウルの加護を受けた筋力で引き開けた。
「何方かいらっしゃいませんか」
 見渡す。寒い。エリスの声――に、物陰で動く気配。見遣れば、蹲った一般人が。頭を抱えている。恐怖に震えている。
「大丈夫? 助けに、」
「も、もうお終いだ、死ぬ、死、天魔に喰われて死ぬんだぁああっ」
 錯乱している――それを、瑞花は一喝。
「ぴーぴーうっさい! 黙んないならこのまま帰るからね!?」
 手を掴む。立ち上がらせ、その目を真正面から見澄ました。
「……ほら、深呼吸。生き残りたきゃ協力なさいな」
「は、……はい」
 一般人の目は驚きに見開かれているものの、瑞花の一喝も相まって徐々に正気を取り戻してきたようだ。強張って居た身体から力が抜けて行く。息を吐く音、一人で立てるかと瑞花の問いに頷いた。
 そんな彼にエリスは誘導班からも渡された回路を渡し、毛布を肩にかけてやる。その間に瑞花は取り敢えず近場に居た一般人を見付け集めるや、状況の説明を行っていた。
「ってな訳でね、そこのキミは羽織えそうな物かき集めてきて。出た後はあたし達と反対方向に逃げるんですよ?」
「わかりました」
 寒さは手渡した毛布やカイロで幾らかマシになるだろう、それに恐怖も僅かながら和らいでいるようだ。撃退士の存在。救世主。それを信じる一般人達の目。
「撃退士さん達も、お気を付けて……!」
「ありがと、頑張るねっ!」
 効率化の為、安全地帯への誘導は一般人達に任せる。さぁ次がある、未だ自分達を待つ者が居る。


 本作戦では、市民の生命、身体及び財産の保護に任じ、人命の救出、天魔の鎮圧その他公共の安全と秩序の維持に当たることを以ってその目的とする。
「こちらアルファ1――アルファ2と共に作戦を開始する。オーバー」
 無線でも無いのに、それは癖。イラクでの戦闘に慣れ過ぎていて対天魔の戦闘はよく分かっていない模様、又の名を軍ボケ。都市迷彩に防寒も万全、雨宮アカリ(ja4010)は指揮官(と、勝手に思い込んでいる遊夜)との連絡ツールである携帯電話を仕舞い込み颯爽と動き始めた。
「この寒さ、乳酸菌飲料で釘が打てるわねぇ……」
 吐いた息は白い、寒い、なればそれだけこの建物に残されている一般人を迅速に助けねばならぬ。
「春だってのに季節外れだろ……寒さも氷ももういらねーよ?」
 寒さに鼻を啜ったのは月居 愁也(ja6837)、裏口の扉は凍って居て開かない。ならばこのアイリスから貰った塩で、
「なんということでしょう♪」
 ただ単純に、アカリの蹴り。しかしアウルの力を持つそれはその辺のハンマーを上回る。砕けた壁。強制リフォーム。建物に入りクリアリングしちゃうのはほぼ無意識な癖。
「撃退士です! 慌てず騒がず集団行動お願いします」
 愁也の声がガランドウの建物に響く。祖霊陣を念の為に展開しつつ顔を覗かせた一般人に事情を説明し、用意した毛布にカイロを渡し、避難誘導に協力して貰う。
 迅速に、確実に。アカリの背嚢が幾らか軽くなったのは一般人にカイロを渡したから。
「ステンバーイ……ステンバーイ……」
 物陰。アカリが窺う彼方、完全に誘導の仲間達にご執心の天魔。
「ゴー!」
 サインと共に一般人を走り出させる。大通りを使うのはそれだけ危険だが、見返りに素早く避難が行える。
 一通りの避難は完了したか。無事に向こうへ消えて行った一般人の背に愁やは息を吐いた。寒い。ので、景気付けにウォッカを一口。その身に纏う炎の姿をした神秘も視覚的な暖を感じる。奮い立つ。
「……っし、気力回復!」

●はるるらら
 十字路に開けた箇所にて足止め戦。
 氷が、蛇の尾が撃退士達を容赦なく襲う。
「スネーク! ほらこっちだよっ!」
 あくまでも正面、己を犠牲にしてでも『助ける』為に。義賊な海賊魂を蒼い瞳に宿し、マナは氷の一撃をシールドによって受け止めた。飛び散る氷が、冷気が、浅く多く肌を裂く。
「おおぉっ冷たいぃっ!?」
 跳び下がった。やはり率先して攻撃を引き受ける代償に身体は傷付く――しかし問題は無い、悴みきった指をカイロで温めながら体内の生命力を活性化させる。傷を癒す。
「さ、これで大丈夫だ!」
 遊夜の応急手当によって傷の癒えたアイリスが頷き、前線へ跳び出してゆく。それを援護する様に射手はリボルバーで蛇の顔面を狙った。
「的がでけぇから誤射の心配はなさそうだ、派手に行かせてもらおうか!」
 鉄針鋼弾。死神の襤褸が赤黒い叫びを上げて悪魔の顔面を容赦なく刺す、刺す。
 その心に不安は無い。何故なら、

「その氷、この黒炎で砕きます……!」

 右手に抱く練気法陣、蛇の横合いから強襲するは黒衣の魔女。叩き付けた黒焔は爆発を以て蛇の氷を鱗を皮膚を肉を吹き飛ばす。
「お待たせ致しました」
 鉤爪を構えエリスの声。『任務完了、そちらへ向かいます』とのメール通り。
 斯くしてそれはエリス達の班だけで無い、『アルファ1、アルファ2、任務完了』。
「ファイア!」
 引いた引き金と共に銃火、肩に伝わる衝撃、アカリの放った鋭い銃弾。射撃姿勢や呼吸等、全て日頃の訓練通り行う事こそが実戦における命中精度。基本に忠実に。着弾確認。ダメージ確認。
「関節の数は決まってるもんな。潰させてもらうぜ!」
 アカリの射撃に蛇が怯んだ瞬間、カットラスを振り上げ轟然と吶喊したのは愁也。狙うは蛇の首の付け根。叩き下ろす山をも砕く超豪打。罅の入る氷を見据え――瑞花は一つ咳払い。避難誘導後も念の為と見回りチェックを行った為にやや登場が遅れたが、それだけ安心して戦う事が出来る。
「えっとこういう時は……こほん」
 壁走り。走り出す。ビルの合間を縫い、跳び出だすは急角度からの奇襲。

「ふふふー、真打は遅れてくるものっ! 舞えよ扇、踊れよ炎! さぁいっくぞー!」

 こうかな?付け足すと共に投げるのは胡蝶扇。妖し幻影の靄を纏った火の蝶となって蛇の鱗を砕き溶かし、その認識力を奪い去る。奪われた意識に我武者羅な攻撃を鮮やかに回避、空中で一回転の後に降り立った。

 斯くして揃った8人の撃退士。
 本番は、これから。

 轟と振るわれたアトリアーナの戦鎚が堅い対象を叩き据える音が響く。白く薙ぎ払ったのは愁也が攻撃を加えた箇所と同じ所。合点承知と遊夜の支援射撃を受けつつ瑞花が再度宙を舞った。
「蛙に蛇、氷に炎……何事も相性があるってものよねっ! ほらほら、余所見してると自慢の鎧が無くなるわよ?」
 挑発と共に炎の扇を投げ付ける。そこ――首の付け根へアカリが銃弾を撃ち込み、マナの曲刀が一閃に切り裂く。露呈した外皮。それが再度氷で覆われる前に、愁也が躍り出た!
「砕くッ!」
 鋭く、それは痛みを与える事に特化した一撃。蛇の悲鳴が冷気を劈く。痛みの儘に氷を生み出す、が、それが放たれる事にはエリスの警告が仲間へ行き届いていた。魔法が来る、と。
「戦闘に於いて、焦りは禁物よぉ」
 妖艶な表情に浮かぶは嗜虐的な頬笑み。放つ銃弾で形成さる前の氷塊を打ち砕いてゆく。響く銃声。更にアイリスが飛燕を飛ばし氷塊の数を減少させた。
 撃退士の尽力によって、蛇の攻撃は未だ建物に届かず。
 4人の時は比較的優位に暴れていた蛇だが、8人が一斉に火力集中させた事でかなり疲弊してきている。ならば一気に決める――今決めなくていつ決める。
 エリスの端正な顔を照らすのは赤の魔法陣、振るわれた尾を跳び躱し、その身体を駆ける。到達する。首の付け根、皮膚が露呈し血が流れるそこへ。
「終わりです……!」
 ファイアバースト。黒炎の一撃が炸裂する。
 死んだか。否、まだ。致命傷にはなったけれど。
 頭を振るってエリスを払い落し、その牙で――

「俺の射程内にいる間は……当てさせねぇし、邪魔してやるよ!」

 遊夜が放つ弾丸は護りの赤。蛇の狙いを逸らし、更に割って入ったマナのシールドが完全にその一撃を受け流した。無傷で降り立つ。瀕死の蛇が牙を剥く。
 そこへすっと前に出たのはアイリスとアトリアーナであった。アトリアーナはちらと横の恋人を見、礼を呟く。自分の傷がこんなにも少ないのは、彼女が護ってくれているから。
「私の……方、が……まだ、固い……です……から、ね」
 共に往こう。二つの銀。

「Bites!」
「……打ち抜くの」

 Regina a moartea――死の女王の一閃が破壊を齎す。
 Codo:White Shock――白き衝撃の一撃が弾けて砕く。

 砕けた凍り、頽れた蛇。

●しんしゅん
「おやすみなさい……安らかに」
 遊夜の声は蛇の亡骸へ。辺りを吹き抜ける風はもう針の様な冷たさを含んではいない、吐く息も透き通っている。やがて通りを埋める氷も解ける事だろう、なんて思った遊夜の首元に――ピトッとマナの冷え切った手が。
「ふぉわーーー!?」
「おぉ、あったかいあったかい!」

 人の肌のヌクモリティ。

「さ、寒かったのです……リアさんで温もらせて下さいな……」
「……おいで、なの」
 銀髪カップルはリア充パワーで暖を取る。

 うらやましくなんか、ないんだからね――愁也がその場から周辺へ足を向けたのは救助者がまだ居ないか確認する為。瑞花、エリスも手伝おうと加わった。アカリもカイロで手を温めつつそれに続く。
 そんな様子を見――マナは学園へ連絡を。
「こちらマナークこれより帰投するよ……ってお約束だねっ♪」

 晴れ上がった青い空、春を告げる温かい陽光が彼らを街を照らして居る。




『了』


依頼結果

依頼成功度:普通
MVP: アルティメットアイロニー・卯月 瑞花(ja0623)
 踏みしめ征くは修羅の道・橋場 アイリス(ja1078)
重体: −
面白かった!:3人

BlackBurst・
エリス・K・マクミラン(ja0016)

大学部5年2組 女 阿修羅
アルティメットアイロニー・
卯月 瑞花(ja0623)

大学部5年15組 女 鬼道忍軍
踏みしめ征くは修羅の道・
橋場 アイリス(ja1078)

大学部3年304組 女 阿修羅
無傷のドラゴンスレイヤー・
橋場・R・アトリアーナ(ja1403)

大学部4年163組 女 阿修羅
夜闇の眷属・
麻生 遊夜(ja1838)

大学部6年5組 男 インフィルトレイター
黄金海賊・
七海 マナ(ja3521)

大学部5年215組 男 ルインズブレイド
魂繋ぎし獅子公の娘・
雨宮アカリ(ja4010)

大学部1年263組 女 インフィルトレイター
輝く未来を月夜は渡る・
月居 愁也(ja6837)

卒業 男 阿修羅