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マスター:ガンマ
シナリオ形態:ショート
難易度:やや易
参加人数:8人
サポート:1人
リプレイ完成日時:2012/03/26


みんなの思い出



オープニング

●スクールのルーム
「よォーし集まってんな! 調子はどうだ? バッチグーか? がっはっはっ」
 いつもの様にドアを雑く開け入室してきた棄棄(jz0064)が集った生徒へデカイ声で笑いかける。教卓にどっかと座る。足を組む。
 そんな彼の周囲には生徒の人数分のプロテクター(ヘッドギアや胴当てなんかがあるらしい)、竹刀や木杖やスポーツチャンバラで使っていそうな模造武器のセットが。
「今日はズバリ! 諸君に『互いに手合わせ』して貰うわよん。要は合同練習会だな。
 大まかな事は諸君に任せるっつぇ。チームに分かれても良し、乱戦で仕合うも良し、利き手は使わないとかそういうのもアリかも。
 まぁ基本的にルールさえ守ってくれりゃー何やってもえぇわよ。一回しか言わねーから良ぉ聴いとけよー」
 そして一間、それから大きな声で。

「ひとーつ。安全第一! 大怪我はしないさせない許さな〜い。
 ひとーつ。プロテクターは必ず装着する事ー。
 ひとーつ。武器は先生が用意したものを使う事ぉ。
 ひとーつ。スキル使用禁止。但し休憩中なら回復系のみOKよ〜ん。
 ひとーつ。ルールを破れば 即 刻 教育的指導だァアァヒャッハー!!!」

 以上っ。
「特に最後、『ルールを破れば 即 刻 教育的指導だァアァヒャッハー!!!』ってのは冗談抜きです。マジです。先生マジでガチで教育的指導しちゃうから、そこんとこシクヨロ。
 因みに先生は隅っこで諸君を見守ってます。あ、先生と手合わせしたい子が居たら好きなだけかかって来なさい。
 でも言っとく。これだけは言っとく。先生は学園公認の『実技教職員』っていう――まぁ、お偉いさんなのでして。腐っても先生だからな。そこんとこ覚悟完了で来なさいよね」
 ニッタァァァと嫌〜に笑む。思わず目を逸らした……。
「ハイ。そんなこんなでスポーツ飲料水とか救急箱も完備してるぜ。休憩は各自で適宜挟むように。無茶し過ぎでぶっ倒れられたら先生困る。困り果てた挙げ句に人口呼吸しちゃうからな、マジでやるからな」
 さりげない(?)脅し文句にハイと答えれば彼は満足そうに一つ頷いた。
「良っしゃーそんじゃ40秒で支度しなッ! 先生は先に屋上で待ってるからね〜〜あんまり寂しい思いをさせないでね〜」
 その言葉が終わった直後、ドアがガラガラピシャリと閉まったのであった。


リプレイ本文

●快晴屋上
 棄棄の目に映ったのは、ちゃんと防具を着けて赤と白の二勢力に分かれた生徒達であった。

「よろしくお願いします!」
 当たった時に大きな音がするからと大きいピコハン、赤の鉢巻き。どうせやるなら勝ちに行きたい、と沙 月子(ja1773)には意欲が燃える。勝負事には熱いのだ。
「修行か……戦場を駆けた日々を思い出す」
 中津荒神流107神技が一つ、女身整体術。中津 謳華(ja4212)の姿は男の娘とかそんなのじゃなくってマジ女の子。
「ハンデと言われてこれしか思い浮かばんのでな、この姿を維持できなくなれば俺の負けで構わん」
 更に神技『如意変声』によって声まで女性。曰く、我が流派に妥協の文字はない。尚、下半身は素足にカンフーシューズ。無駄毛など元より無い。妥協しない。
「日々の鍛錬が、やっぱ重要よね。いい機会を与えてくれたセンセーには感謝を。そして一緒に訓練するメンツにも感謝を」
 フランクな声音で餐場 海斗(ja5782)は言う。これ結構しっかりしたプロテクターなのね。

 一方、白組。
「しゅぎょー……しゅぎょー。千里の道も、一歩から。頑張る」
 強くなる。あの人みたいに救えるように、守れるように。コニー・アシュバートン(ja0710)はグローブで固めた拳を搗ち合わせ、準備万端。
「まともにはかなわない……だが手はある」
 ごそごそ、久遠 栄(ja2400)が造っているのはトラップである。
「ふふふ、このトラップで仕留めて……げ、丸見えだとっ!」
 相手が見てる所で造っちゃダメじゃない。ならば見てない隙にやろう。
「トレーニング楽しみだなぁ〜」
 急いで着けたプロテクター、栗原 ひなこ(ja3001)は普段使用するのも杖だしと選んだ木杖を握り締める。見渡す瞳は舞台芸術、味方が動きやすい障害物配置をシュミレート。
「さぁて訛った体を動かしますかぁ。良い修行になりそうだぁ」
 頭にギュッと締めるは鉢巻き、松下 忍(ja5952)は緩く笑う。
「今日もステキな棄棄センセー宜しくぅ。皆も宜しく頼むなぁ」
「おう、頑張れよ〜」
 ニコニコ見守る。障害物を設置して戦場を造ってゆく生徒達。
 やがて鳴り響くのは宮田 紗里奈(ja3561)のホイッスル――修行開始!

●シュギョー
 屋上に並ぶ様々な障害物――忍はそれらを掻い潜りつつ走り出した。狙う先は海斗、下から潜り込めば死角になるかと背の高い者から狙う。目があった。ならばと海斗も強く地を蹴り、コニーが地面に敷いたテニスネットを一息に飛び越えるや忍のすぐ傍に着地した。
 忍はグローブ――ハンデとして良く使う左手は使わない。海斗は左手にゴムナイフ。
 搗ち合う視線。
 不敵に笑む口元。
「ニッシシ、行くよぉー」
「よろしくー」
 構えぬまま忍が繰り出した拳は自己流の徒手空拳、定まった形を持たぬからこそトリッキーで読めぬ軌道。回避を試みるもプロテクターから伝わる衝撃――成程、防具などが無かったらこれは結構な痛打かもしれない、と海斗はゴムナイフで拳を往なしつつじっくり見澄ます。女性には甘いが修行となれば少々別。力任せに攻める事はしない、見付けた『攻めやすい場所』へと鋭くナイフを振るった。
「うぉっとぉ!」
 飛び退いて回避。残念、と海斗はナイフを構え直す。上手くいけば鉢巻を切っ先で絡め捕れたのだが、まぁ相手も相手だ、致し方ない。再度踏み込んでゴムナイフを鋭く振るえば更に忍は猫の様に素早く一歩下がって――足裏に柔い感触。マットか、と思った次の瞬間。ぐらりと崩れた姿勢に視界。
「へっ!?」
 それは海斗が仕掛けた罠だった。マットの下に組み積んだ数本のバット。下手にそこへと乗れば重みでバットが崩れて姿勢が崩れる寸法。
 そして海斗はその隙を見逃さなかった。伸ばした手で鉢巻を奪う。
「おっし、ゲット! さぁーて、次はどこかなぁ」
 と、目を離した隙だった。跳ね起きた忍の蹴りがその手を弾く、宙に舞うは忍の白鉢巻。更に海斗の脚を襲った追撃はゴム弾だった。
「あ、やべ、」
 不覚とっちゃった。今度はこっちのバランスが崩れる番、その間に飛び上がった忍が彼女の鉢巻を奪還する。最中、弾丸が飛んで来た方を見遣ればゴム弾銃を構えた栄が居た。
「一撃必中! って奴さ――足元がお留守だぜっ」
 ハンデとして一発ごとのリロード。ギリギリセーフと奪い返した鉢巻を締める忍、彼女と栄を交互に見遣る海斗。
「やってくれちゃったわねぇ……」
 海斗自身はあまり熱くなるタイプではないが――スイッチON。俯き加減で口角上げての薄ら笑み。闘志剥き出しではないが、しっかり勝敗は付けたい。それは忍にとっても同じ事で、戦闘だけは真面目に。ふ、と息を吐いて構え無く身構える。
 そんな様子を見守りつつ銃を構える栄、の、視界の端。忍を狙い駆ける紗里奈の姿。ひなこが仲間と共に効率よく設置した障害物に些か邪魔されながらも左手のゴムトンファーを構えて。こっちに気付いては、いないか。
「いただきっ!」
 きゃー、さかえせんぱーい(裏声)――という掛け声と共に放つ弾丸。しかし鋭い反射神経によって躱された。視線が合う、次の瞬間には紗里奈が栄へと駆けだした。彼女の狙いは忍であったが、どうせ次の狙いは栄である。構わない。低い姿勢でゴムの銃弾をトンファーで叩き落とし、的を絞らせぬよう側面へと回り込む。が、

 ばふん。

「――っ !?」
 崩れた姿勢、それは栄の簡易落とし穴。
 貰った――しまった――交差する視線。牽制射撃を繰り返しつつ近付く栄、トンファーで弾丸を防ぎつつ体勢を立て直そうとする紗里奈。
 手が伸びる、瞬間。
 宙へ舞ったのは紗里奈の赤い鉢巻。自ら上空へ放った鉢巻。
「あ、」
 栄の視線がほんの一瞬だけ放られた赤へ移る。斯くしてその刹那を紗里奈は見逃さず、バネの様に跳ね起きるや身体の柔らかさを活かして低姿勢からのアタック、足払い。転倒した栄の手をマウントポジションでホールドからの鉢巻奪取。
「あっ、今の無し、ノォーッ!」
「……、」
 落ちてきた己が鉢巻を手にしつつ紗里奈は棄棄に目を遣った――栄ちゃん、アウト。
「くっ、だが俺は4人中最弱、いい気にな……あ、はい座りますー」
「危ないから先生の隣に来んしゃい」
「はいセンセー」
「ドンマイどん。頑張ったじゃない、偉いわよぉん」
 横に座ったその癖っ毛頭をわしゃわしゃ撫で撫で。

 地面に派手に転がったのは紗里奈が設置した籠に入ったボール。月子のすぐ傍を転がって行く。
(これも作戦のひとつです!)
 ニヤリと笑う月子――彼女の現在地はブルーシートの中。正しく言えばブルーシートに包まっている。
 背も低く、ジョブの関係上殴り合いは苦手だ。自分だからこそ良く分かっている。なので発動するのは隠密の力、青の中で息を殺して気配を殺す。

 正々堂々?何ですかソレ。ルールは守ってますですよ?

 と。ふと。目が。コニーが、目が、合った。
 次の瞬間、素早い動きで障害物を飛び越えたコニーが月子へ迫る!
「にゃーっ!?」
 咄嗟に逃げようと試みるが、ブルーシートに包まった姿勢から急に動くのは難しいか――しかし。

「力だけが業ではない」

 コニーの拳を受け止め受け流した謳華の声が月子に届く。彼が行うは近接が苦手な者へのフォロー、今の内に立てと目で促した。
「受けられぬ力を流す事で相手の姿勢を崩して距離を取る。距離を置く戦闘をするなら覚えて損はないぞ」
「了解っ――頑張って下さいね!」
 応援の言葉を掛けつつ立ち上がる、ピコピコハンマーを構える――のを後目に、謳華は腕を組みやや半身になって身構える。間合いを取ったコニーはその場でトントンと軽く跳ぶや、先ずは小手調べと鋭いジャブを繰り出した。ハンデとして利き手では無い方の手、それを謳華は双腕で防ぎ、掌拳を以て受け流すや一歩踏み込み攻め込んだ。
「 !」
 それは鍛えこまれた反射神経、カウンターの拳が謳華のヘッドギア目掛けて放たれた。が、防がれる。
 そこからは凄まじい速度の攻防展開だった。機動力を活かしたコニーの変則的で素早い攻防、髄にまで染み込んだ古武術による剛柔一体の謳華の攻防。隙を見せず、隙を逃さず。刹那でいて幾十手。

「勝てば官軍、負ければ賊軍……簡単には諦めません!」
 月子が振り下ろしたハンマーがピコーンと鳴った。ひなこが構えた木杖と拮抗する。
「負けないよー!」
 杖を振るって押し返す。但しひなこはハンデとして自分からは攻め入らない。攻撃が不得手だからこそ、防御や回避に専念する。その最中にも感知の能力によって見澄ました――隙を見付ける為。ピコハンを杖で受け流し、今だ!
「貰ったぁー!」
「あっ!」
 月子の赤鉢巻を奪取。が、刹那に月子が猫の様に目をキュッと細めた。諦めない。諦めが悪い。ハンマーを投げ捨て飛び掛かるは鉢巻を取り返す為。なのだったが。
 先ず月子がコニーの敷いたテニスネットに脚を取られた。次いでひなこが紗里奈のばらまいたボールにバランスを崩した。
 結果。
「「キャーーーッ!!」」
 仲良くぐしゃーんとスッテンコロリン。
 ネットに絡まりカオスな状態、互いの手に手に互いの鉢巻。
「……悔しい……」
 なんて、激戦を繰り広げる仲間達をボンヤリ見つつ、傍らにピヨピヨ星を飛ばしてバタンキューなひなこを置いて、月子の呟き。

●ハーフタイム
 結局引き分けで時間切れ。さぁ今からランチタイム。
「ふぁ〜疲れたぁ……」
 ひなこはぺたんと地面に座り込み、その姿勢のまま仲間へ声を掛けた。
「あっ、良かったら回復するよ?」
 矢張り攻撃より回復の方がしっくりくる。心強いな、と横で笑う棄棄――が、勝手にひなこのお弁当をもっさもっさ食べていた件。
「あーーッちょっと先生!?」
「ウマイ」

 そんな一方で、月子は手作りクッキーを皆に手渡し回っていた。
「ふぁあー、何とかなりましたね! みんな食べて下さいー♪」
 精一杯の猫かぶり。ニコニコ。教師にも手渡せば、もふもふ頭を撫でられた。海斗も皆に塩キャラメルを渡しつつ談笑に興じている。やはり身体を動かした後は甘いものである。
 紗里奈はサンドイッチを黙々と食べながら和気藹々とした空気を楽しんで居た。おやつを忘れてショックだったが、その傍らには月子のクッキーと海斗のキャラメル。密かにほくほく。後で大事に食べよう。

 ほのぼのタイム。しかし一方で、闘志を抱く者も居た。
 見遣る先には――教師。

●VS棄棄1
 片付けも済んで、隅で見守る生徒達。視線の先には棄棄と対峙したコニーと栄。
「まずないとは思います、が。先生が一本、取られました。とき、は。みんなにラーメン、おごり。ということ、で」
「オーケィオーケイ、勿論だぜぇ」
 紗里奈の声に寧ろ面白いと棄棄は笑う。刹那、鳴り響くはホイッスル。
「せんせいの強さ、教えて」
 両手解禁。今の自分がどれほど通じるのか。栄も外から射撃を以て支援する。
「おっしゃこいこーい」
 奴は笑顔だ。立ち向かう。繰り出す速撃、だが思う。栄の支援があると言うのに手加減されている。矢張り腐っても教師か。受け流されて躱されて。
「速いね〜、いいぞいいぞその調子!」
「ん。昔こうやってよく、ご飯貰ってた。せんせーにもうやるなって、怒られたけど」
 彼女の言うせんせーとは自分にボクシングを教えてくれた師匠――本命の一撃、カウンターを繰り出そうとする、が。
「うむ、君は清く正しく生きなさい」
 真後ろ。頭をもふっと撫でられて。もう片方の手を振るったのは、受け止めていた栄の放ったゴム弾を投げる為――それは栄の額部分の頭部プロテクターにスコココーンとぶつかる。
「……続ける?」
 勿論イエスだよな、と続きそうな物言いだった。勿論、である。瞳に戦意、コニーは飛び退き拳を構えて、栄は銃を身構えて。
「『生き残るなら諦めるのも手だ。だけど、挑ませて貰えるなら遠慮なく挑め』……せんせーに、教えて貰った」
 挑む。挑み続ける。己の限界を知って、超える為にも。
「おりゃぁあああーー!」
 栄も突撃して――ブン投げられて。それでも立ち上がった。
「わぁっ! 先生、強〜いっ! かぁーっこいいっ! 栄さんも、ふぁいとぉ!」
 ひなこの歓声と拍手が響く。こりゃ恰好良いトコ見せたいかも?なんて。派手にやられることを覚悟で突っ込んで往く。

●VS棄棄2
 腐っても実技教師。自分達より実力が劣る者が、自分達の上に立つ教師と云う立場な訳が無い。
 のびてしまったコニーと栄にライトヒールを施しているひなこ、その三人から謳華は棄棄へと目を遣った。女装を解いていつもの姿、撃退士としての自身の今を識る為に希望したのは1対1。持てる全てを以って、全力で。
「慢心も油断もするつもりはない。棄棄殿……いや、撃退士棄棄を斃す。今、此処で……!」
「クックック、いいぜ中津ゥ、イイ目だ。ゾクゾクしちまうね! ――教師命令だ、全力で来い」
「……仮にも一つの武術の伝承者だ。あまり嘗めるなよ……!」
 撃退士として勝てる次元でないことは百も承知――故に1人の武人として斃す気迫で挑む。一瞬で踏み込む。繰り出すは怒涛の武舞、最初から全力で。一挙手一投足を目と身体で認識しながら。
 嵐の様な猛撃、しかしそれをすり抜ける様に躱す教師、の、腹を拳が確かに捉えた――
「残像だ」
 眉間をつんと突いた指先。いつの間に。
「俺じゃなかったら決まってたかもな」
 鋭い蹴撃を受け流し、教師は楽しげに言う。再び攻防を繰り広げつつ思う。自分の挙動を彼なりにアレンジしつつ真似て反撃もするとは。熱心で良い事だ――素晴らしい、無限の可能性。成長の期待。だからこそ教師は止められない。だからこそ子供が、生徒が、彼らが大好きだ。
「いつか絶対、俺を斃してくれよな! 約束だぜ中津。待ってるぜ中津」
 投げ伏せた生徒へ言うは、満面の笑み。

●お疲れ様
「ありがとうございましたー」
「ありがとう、ございまし、た」
 月子が、紗里奈が皆に頭を下げる。栄も疲れた表情で仲間達と握手を交えていた。回復技を使い切ったひなこもまた疲れているがやりきった表情で海斗から受け取ったキャラメルを口に含む。コニーは後片付けに奔走し、謳華は手を組み黙して先程の戦いを思い返している。
「楽しかったわぁ ありがとさんなぁ」
 へらり、と忍は笑んだ。阿修羅の戦闘法に関しての可能性を探るべく観戦していたが、良い経験になった。偶にはこういうのも悪くない、とそんな機嫌のままに踵を返す。
「さぁて、飯でも食いに行くかぁ」

 動くと腹が減るものだ。それにもうじき、日が暮れる。
 お疲れさん、と満足そうな教師の声。汗ばんだ頬を涼しい風が撫でて行った。




『了』


依頼結果

依頼成功度:普通
MVP: −
重体: −
面白かった!:8人

飛竜殺し・
コニー・アシュバートン(ja0710)

大学部3年29組 女 鬼道忍軍
エノコロマイスター・
沙 月子(ja1773)

大学部4年4組 女 ダアト
心眼の射手・
久遠 栄(ja2400)

大学部7年71組 男 インフィルトレイター
懐かしい未来の夢を見た・
栗原 ひなこ(ja3001)

大学部5年255組 女 アストラルヴァンガード
撃退士・
Not applicable(ja3561)

大学部9年27組 女 阿修羅
久遠の黒き火焔天・
中津 謳華(ja4212)

大学部5年135組 男 阿修羅
不撓不屈・
餐場 海斗(ja5782)

大学部9年78組 男 ディバインナイト
夜遊び☆先導者・
松下 忍(ja5952)

大学部7年249組 女 阿修羅