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マスター:牛男爵
シナリオ形態:イベント
難易度:易しい
参加人数:25人
サポート:1人
リプレイ完成日時:2013/10/28


みんなの思い出



オープニング

「このまえネットのニュースで見かけたんだが、若者の麻雀離れがひどいらしいな」
「たしかに最近は、麻雀やってる生徒を見かけませんねぇ。みんな、ソーシャルゲームばかりですよ」
「なぜだ……。こんなに楽しいのに」
「あ、それロン。リーチ一発タンピン三色イーぺードラドラ裏二丁。36000。トビだね」
「……あんまり楽しくないかもしれん……」

 そんな会話を交わしながら、ジャラジャラと麻雀牌をかきまぜる4人がいた。
 ここは、久遠ヶ原学園のどこかにある宿直室。
 4人とも、この学園の教師だ。

「なぜ麻雀は廃れてしまったんだろうな……。私が学生だったころは、毎日のように打っていたのに……」
「いまは娯楽がたくさんありますからねぇ。それに、ルールを覚えるのも面倒だし、4人集めるのも手間ですし」
「ようするに根性がないってわけだ」
「そんなことで根性とか言われてもねぇ……」
「学生時代麻雀部のキャプテンだった私としては、若い学生たちに麻雀の楽しさを知ってほしいところだ」
「あ、ロン。ダブリー一発ホンイツダブ東トイトイドラ3。48000。ごめんね」
「ザッケンナコラー!」




「……と、まぁ。そんなことがあったわけだ」
 教師臼井が、前髪の乏しい頭を掻いた。
「……で? それを俺に話してどうすんだ?」
 怪訝な顔をするのは、自称地獄のメタラー・チョッパー卍。
「指導主任の話だと、学生たちに麻雀を広めたいらしい。撃退士としての精神力や勘を鍛えるためのメンタルトレーニングとして最適じゃないかということだ」
「聞いたこともねぇけどな、そんなトレーニング」
「私も聞いたことがない。しかし、麻雀を広めるための第一歩として競技大会を開いてくれと頼まれてしまってな。すまんが手伝ってくれんか? こういうイベントには慣れてるだろう?」
「なんで俺なんだよ……」
「麻雀のルールを知っていて、放課後ヒマそうで、こういう馬鹿げたイベントを主催できるのは、おまえしかいないんだ。金は出せないが、昼飯ぐらいは奢ってやろう」
「まぁいいけどよ。麻雀大会なんて、人が集まるかどうかわからんぜ……?」
「そのときは、そのときだ。じゃあよろしくたのむぞ」
 という次第で、麻雀大会が開かれることになったのであった。



リプレイ本文



「第一回麻雀大会、ここに開幕や! 解説は、ボク蛇蝎神黒龍(jb3200)と……」
「傾国の美女Beatrice(jb3348)なのぢゃ」
「こりゃまた、セクシーなチャイナドレスやな。実況席に座っとるの、もったいないわ」
「麻雀の発祥地たる中国に敬意を表したのぢゃ。似合っておろう?」
「おー、なかなかのもんやで。こんな大会ほっといて、デートせぇへん?」
「まじめにやるのぢゃ。皆、はじまりの合図を待っておるぞ? ……さぁ競技開始ぢゃ!」




●A卓
東:ラテン・ロロウス(jb5646)
南:里条楓奈(jb4066)
西:稲葉奈津(jb5860)
北:水無月沙羅(ja0670)


東1局
「点数計算できない初心者ですが、よろしくおねがいします」
 沙羅が、礼儀ただしく頭を下げた。
「同じく初心者だが、民明出版のルールブックを熟読したので問題ない」
 堂々と言い切るのは、人界知らずのラテン。
「私も初心者なんだけど……。まっ、よろしくね」
 3人目の初心者は、奈津。
 この卓で経験者と呼べるのは、楓奈だけだ。
「ふ……。この感触、やはり良いな」
 楓奈は濃厚チョコケーキを食べつつ、必殺『甘味爆弾』を狙っていた。
 これは、甘味を食うほど運気が上昇するという、地味ながら強力な技だ。
「よし来た! 南待ちでリーチ!」
 千点棒のかわりにチェスのナイトを置いて、リーチをかけるラテン。
 無論、ただのリーチだ。オープンではない。
「言いたいことは色々あるが、ともかく千点棒を出せ」と、楓奈。
「必要ない。一発ツモだ。これぞ必殺『ラテン動物園』!」
「解説の出番やな。説明するでぇ。これはな、配牌時に一索(鳥)と発(龍)が高確率で3枚以上あるっちう技や! えらい地味やな! ほな、手ぇ見てみよかー」
 黒龍の実況が割り込み、ラテンは牌を倒した。

一一一一
索索索索発発発発中中中中東東東東南 南

「多牌と役ナシで、Wチョンボだな。8000オール払え」
 楓奈が冷静に告げた。
「なにぃぃッ!?」
 その瞬間。イスに仕掛けられたバネがビヨ〜ンと跳ね上がり、ラテンは天井に突き刺さった。
「なんぢゃ、あれは。全部のイスに仕掛けてあるのかのう」
「いや、あのイスだけやろ」
「あの男は何がしたいのぢゃ?」
「全知全能なスタイリッシュ解説者のボクにも、それだけはわからんわ……」
 解説の二人は首をひねるばかりだった。


東2局
「清らかな流れが来ましたね……」
 沙羅の手牌は、萬子で染まっていた。
 なんせ、ツモる牌すべてが萬子。
 イカサマではない。これが彼女の必殺技『純一無雑・明鏡止水』!
「明らかに染めてるな」
 楓奈は警戒態勢をとりつつ、甘味を食べるペースを上げた。
「この流れは止められません。九萬をカン。リンシャンツモ。百万石です」

三三五六六七七八八八■九九■ 八
萬萬萬萬萬萬萬萬萬萬■萬萬■ 萬

「それ、アリなの?」
 楓奈が問いかけた。
 無論アリです。


東3局
「初心者に負けるわけには……」
 親かぶりで現在3位の楓奈は、必死に大福を食べていた。
 牌が汚れそうだが、ヒリュウに食べさせてもらってるので大丈夫。
「よし、リーチ!」
「すみません。ロンです。清一色三暗刻ドラ3」
 沙羅の流れは止まってなかった。
「ウソだろ……」
 ガクリと崩れ落ちる楓奈。
 なんと、ラテンと同じマイナス7000だ。


東4局
 ここは楓奈が地力で満貫をツモり、経験者のメンツを保った。


南1局
「たのむ、来てくれ。愛する動物たちよ!」
 連荘するしかないラテンは、必死に祈った。
 そして配牌!

一一一一一一一一一
索索索索索索索索索発発発発発発発発発

「山を取りすぎぢゃろ……」
 Beatriceがツッコんだ。
「別の卓の牌も混ざっとるで」と、黒龍。
「よし、天和!」
 ラテンは堂々と言い放った。
 うん、Wチョンボだ。
 そういう次元じゃないけども。


南2局
 よけいな牌を処分して再開。
「よし来た……っ。Wリーチ!」
 ここでついに、楓奈の必殺ゲージが爆発!
「一発ツモ! 国士13面はW役満だろ!? な!?」
 はい、W役満です。
 トップ逆転!


南2局2本場
「ルールがわからなくて見に徹してたけど……これだけ好き勝手されたら我慢できないわ! リーチ!」
 ここまでクールに打っていた奈津だが、ついに負けず嫌いの性格が表に出た。
「勝負事なら負けらんないのよ! 九萬カン!」
 ドラ表示牌は八萬。めくられた牌も八萬だ。
「もう一発カン!」
 七萬をカンして、ドラ表示牌は六萬。
「五萬もカンよ!」
 ドラ表示牌は四萬。
「三萬をカンして、リンシャンツモ!」
 これぞ奈津の必殺技『ドラ爆』!
「四槓子と百万石でW役満か……」
 楓奈の言葉に、奈津は「チッチッ」と指を振った。
「リーヅモ嶺上開花、清一色三暗刻ドラ40赤1! 4倍役満よ!」
 トップ逆転!


南3局
 ラテンが食いタンを上がって、ブーイングを浴びた。


南4局
「トップとの差は85200か。W役満直撃で逆転……!」
 すごいことを言う楓奈だが、甘味爆弾が炸裂すれば十分ありえる話だ。
「あんた、背中が煤けてるわ……。その中、ポンよ」
 哭きの奈津は、躊躇なく逃げきり体勢に入った。
 だが、この局で発動したのは沙羅の究極奥義『天恵技巧・明鏡止水』
 必殺技は一人一個の決まりだが、これは奥義だから関係ないぜ!
「ロン。大三元字一色四暗刻単騎。192000点です」
「アバーッ!?」
 振り込んだラテンは砲弾みたいに天井へ突き刺さり、病院送りになった。
 終了!


沙羅  220900
奈津  126300
楓奈   40900
ラテン -288100


「麻雀とは思えん点数やな、これ」
 黒龍が笑った。
「壮絶な殴りあいだったのう。一人だけ一方的にボコられておったが」と、Beatrice。
「しかしまぁ、プラス22万はシャレならんで。余裕で優勝やろ」
「いや、まだわからぬぞ。なにしろ撃退士麻雀ぢゃからのう」




●B卓
東:矢吹亜矢
南:ロジー・ビィ(jb6232)
西:御堂龍太(jb0849)
北:志堂龍実(ja9408)


東1局
「よろしくお願いします。たのしくやりましょう」
 天使の微笑で挨拶したのは、ロジー。
「そうね、たのしく打ちたいわぁ」
 挑発的に微笑むのは龍太だ。
「無論たのしむつもりだ。……が、やるからには勝たねばな」
 龍実も、やる気十分。
「さぁ先制リーチよぉ!」
 ガツッと四筒を曲げたのは、龍太だ。
 Beatriceの解説が入る。
「ほほう。必殺技は、『リーチした巡目で必ず誰かに当たり牌をつかませる』とな。ツモ切れば一発、まわせば手が遅れるというわけぢゃな。一見地味ぢゃが、うまく使えば強力ぢゃの」
「ロン! 12000よ」

一一二三四六七八
筒筒筒筒筒筒筒筒北北北西西 西

「1枚切れておる西と、ひっかけ一筒のシャボ待ちぢゃのう。技の特性を生かしきっておるわ」
「ち……油断したか……」
 振り込んだのは龍実だ。
 東場はのんびりなどと考えていた彼だが、そうも言ってられないようだ。


東2局
「ここは連荘したいところですわね」
 そう言って、親番のロジーは煙草に火をつけた。
 手牌は悪くない。が──
「リーチよぉ! 人生すべて、これ攻め! 攻めなきゃオカマはやってられないのよぉ!」
 3巡目で龍太がテンパイ。
 そして、亜矢が一発放銃。
 2枚切れてる北待ちの七対子という、えぐい手だ。
「リー即七対ドラ4。16000ね」


東3局
 完全に流れを掌握した龍太が、白をポンしてドラ3の手をツモった。


東3局1本場
「あーあー。やられ放題じゃん」
 亜矢がボヤいた。
「そう思い通りにはさせませんわ。リーチ!」
 ロジーの千点棒が宙を舞った。
 直後に、龍太が追いかける。
「追っかけリーチよ! さぁ当たり牌をつかみなさぁい♪」
 龍太の手は、こうだ。

二三三三三四五六七七七七八
索索索索索索索索索索索索索

「なんや、これ。ええと……7面待ちやな。九連宝燈より難しいんちゃうか、これ」
 黒龍の言うとおりだった。
 そして、ロジーのツモは一索。
 万事休すと思われたが、ここでロジーはカン!
「ふふ……。嶺上開花ですわ。チャンタドラ3で倍満ですわね」
「おみごと! これぞ必殺『ホワイトローズ・ブルーミング』や! リーチ後にカンしたら、リンシャンが当たり牌になる技やでぇ!」
 黒龍が拍手した。
「なかなかやるじゃなぁい?」と、龍太。
「ゲームはこれからですわ」
 ふたりの間に火花が散った。


東4局
「大体わかってきた。そろそろギアを上げようか」
 龍実は、これまでの展開でロジーと龍太の技をおおよそ見抜いていた。
 もっとも、見抜いたからといって破ることはできない。
 が、対策はできる。とにかくリーチがかかる前にあがってしまうことだ。
 幸いにも、龍実はラス親。チャンスは最後まである。
「チー」
 両面を鳴いてまで早上がりに向かう龍実。
 基本的に面前で手を進めるロジーと龍太は、速度で負けている。
「ツモ。タンヤオ三色。1000オール」


東4局1〜4本場
 龍実が速攻で点棒を稼ぎ、原点近くに戻したところで龍太がハネ満をツモって流した。


南1局〜南3局
 龍実&亜矢の速攻が功を奏して、龍太もロジーもリーチできず。
 結果、龍太が45000点で独走し、ロジーと龍実が追う形となった。


南4局
 配牌を見たとき、龍実は絶望した。
 それほどひどい手だったのだ。
 が、あきらめたらそこで試合終了。
「この手……絶対あがりきってみせるわ……!」
 すっかり熱くなった龍実は、無意識に女っぽい口調になっていた。
 その熱に応じるように、ツモがサクサク入ってくる。
 気付けばテンパイ。
「ここで、この手を張るとは……ただものではないのう」
 Beatriceが驚嘆の声をもらした。
「でも、待ちは九萬単騎やで……」
 黒龍が言った直後、ロジーがリーチ。
 つづけて、龍太もリーチ宣言。
 彼の待ちは六九萬だ。しかも3倍満。ダブロンなら龍太の勝ちだ。
 無論、龍太の必殺技で龍実がつかめば、勝負あり。
 しかしつかめず、九萬がロジーの手に渡った。
 これをロジーがツモ切れば、龍太の勝ちだ。が──
「カン」
 この暗槓で、ロジーの必殺技が発動!
 と思いきや。
「その嶺上、取る必要なし。槍槓だ。……国士無双」
 龍実が手牌を倒したとき、だれからともなく拍手が起きた。


龍実   65500
龍太   45000
亜矢   2300
ロジー -12800




●C卓
東:ルティス・バルト(jb7567)
南:白野小梅(jb4012)
西:礼野智美(ja3600)
北:Silly Lunacy(jb7348)


東1局
「よろしくね、かわいいお嬢さんがた」
 起家のルティスは、イケメンスマイルで微笑みかけた。
「おー、さすが現役ナンバー1ホストやで。この笑顔で対戦相手を虜にして判断力を鈍らせるっちうのが必殺技や」
「しかし、この卓の3人は全員初心者ぢゃ。効果あるのかのう」
 解説の二人が言うとおりだった。智美はノートのメモを見ながら打ってるし、小梅は鳴ける牌はとりあえず鳴けばいいと思ってるし、Sillyは「よぉわからんなぁ」と言いながら平然と赤牌を切っている。
「みんな、麻雀は初心者かい?」
 優雅にタバコをくゆらせながら、ルティスが訊ねた。
 3人は揃ってうなずく。
「そうかい。このイベントで麻雀を好きになるといいねぇ」
「ロン! 発のみなの!」
「っと。早いね」
「早さこそスピードなの!」
 得意顔でココアシガレットをふかす小梅。安め速攻が彼女の作戦だ。


東2局
「麻雀って難しいですね。興味はあったんですけど、まわりでやってる人もいないし……」
 びっしり書き込まれたノートを見ながら、智美は慣れない手つきで牌をツモった。
「あたいもや。見たことはあるけど、打つのは今日が初めてやで」
 応じたのはSilly。
 じつは、この二人。『ビギナーズラック』という同じ技を持っている。
 おかげで、ほぼ無駄ヅモがない。
「……あ。ここに置いたのは、これで上がれる人は貰っていいんですよね? じゃあ俺、あがりです」
 智美が、パタッと手牌を倒した。

二三四二三四二三四二二二五 五
萬萬萬萬萬萬萬萬萬筒筒筒萬 萬

「タンヤオです」
 おお。なんというお約束!
 しかも、小梅とSillyは気付いてない!
 ちなみに、振り込んだのはSilly。
「いや、それは四暗刻単騎。W役満だね」と、ルティスが言った。
「ちうと……何点や?」
「64000点」
「ぬぁ……ッ!? 25000しか持っとらんのに!?」
「すみません。そんなに高い手だとは……」
 智美が小さく頭を下げた。
「いや、あやまることあらへん。これはゲームやしな。……しかし64000とは、ごっついなぁ」


東3局
 初心者ばかりと軽く見ていたルティスも、こうなっては真剣にならざるを得なかった。
 きれいに染めた倍満手を、テンパイ即リー。
「チー」
 小梅が鳴いた。
「おや。一発を消されてしまったか」
「うん。それでロンなの! タンヤオのみなの!」
 智美の捨て牌で和了る小梅。
 これが彼女の必殺技『鳴いて鳴いてぇロン♪』
 誰かがリーチしているときのみ使える限定技だ。
 ただ、プレイングに『リーチにはベタ降り』と書いてあって、矛盾しているようにも見えるのだが……。


東4局
「ん……? んん?」
 親のSillyは、配牌を見て首をひねった。
「どうしたんだい?」と、ルティスが問いかける。
「いやぁ、なんか綺麗に揃っとって捨てるモンないんやけど、どしたらいい?」
「はは……。まさか、あがってるとか……?」
「あ、そか。これ、あがっとるんやな」
 Sillyが開けた手は、天和四暗刻。
「ビギナーズラック、か……」
 ルティスの指から、煙草の灰が落ちた。


東4局1本場
 さすがにビギナーズラックも続かず、ルティスがSillyから満貫直撃。


南1局
「ここで連荘しないと、あとがないのでね……。リーチ」
 ルティスが、5巡目で牌を曲げた。
「ポンなの!」
 迷わず鳴きに走る小梅。
 そして、直後に智美から和了。
「ロン! 中のみなの!」
「……お嬢さん? それではトップをとれないよ?」
 諭すようにルティスが言った。
「あがれればいいの!」
「そ、そうか。それでは仕方ないな……」


 その後、南2、南3とルティスが堅実に点を稼ぎ、オーラスとなった。
 親はSilly。
 配牌を取った彼女は、首をかしげた。
「ん? んん……?」
「またあがってるのかな?」
 ルティスの問いに、Sillyは首を振った。
「なんか、見慣れないモンがあるんやけど……。これ、ドンジャラちゃうか?」
 そのとおりだった。
 小梅が、牌をすべて入れ替えたのだ。
「だって、こっちのが得意だもん♪」
「ドンジャラなら、俺も知ってますよ」
 智美は乗り気だ。
 そして始まるドンジャラ大会。
 いまさら言うのも何だが、カオスすぎる。
 で、小梅があがったんだけど、ドンジャラって最高でも300点とかなのよね……。


Silly    44400
智美   39000
ルティス 22300
小梅   -5700


「ドンジャラ作戦は失敗やなぁ」
 と、黒龍。
「どうせなら、最初から入れ替えておけば良かったのぢゃ」
「無茶言いよるわぁ」




●D卓
東:川知真(jb5501)
南:坂本桂馬(jb6907)
西:スリーピー(jb6449)
北:ウェル・ラストテイル(jb7094)


「なんぢゃ、この卓は。全員の顔が極端に尖っておるぞ……」
 Beatriceの言うとおりだった。なんと、この卓では桂馬の必殺技によって、参加者全員が異常な顎と鼻になっている!
「さあ白黒つけようぜ、久遠ヶ原の白い悪魔さんよ……」
「望むところですわ。この場でケリをつけましょう」
 宿命の対決っぽい空気を漂わせ、火花を散らす桂馬と真。
 勝手に盛り上がる二人だが、この卓にはウェルという名の死神が潜んでいた。
 そしてスリーピーも、尋常ならざる技をひっさげて参戦している。
 この卓、波乱は必至……!


東1局
 予想外に平穏な滑り出しで巡目が流れた。
 異様に静かだが、なぜかバックには『ざわ……ざわ……』という声が流れている。これも、桂馬の必殺技の効果だ。
「ロンです。ダブ東ドラ2。12000」
 ダマで手牌を倒す真。
「うぬ……っ」
 放銃したのはスリーピーだ。
 彼は点棒を支払うと、自らの腕に注射器を突き立てた。そして採血!
「な……!?」
 さすがに真も目を疑った。
「これが俺の必殺技。自らを窮地に追い込むことで、精神力や勘が研ぎ澄まされるのさ。宣言しよう。直撃を食らった場合、点数の1/10だけ血を抜く……っ!」
「死にますよ……?」
 冷静に指摘する真。
 そこへ、ウェルが口をはさんだ。
「いいじゃないか、自分の命なんだ。一般人は2000cc失血したら死ぬけど、撃退士はどれぐらいで死ぬかな……?」
「ふ。血を失うことには慣れてるさ」
 クールに応えるスリーピーの顔は、すでに真っ青だった。


東1局1本場
 この局が始まったとき、スリーピーには赤牌4枚の位置がわかっていた。前局でマーキングを撃ちこんでおいたのだ。
 なんと地味なイカサマ。しかも、赤牌3枚は手の内にある。むなしい。
 そんな彼を横目に、盲牌しながらゴーストバレットをぶちこむ桂馬。表面を削り取って『白』にするのだ。これぞ、ゴー盲牌!
 じつはこのとき、真もウェルも気付いていた。が、イカサマは現場を押さえなければ証明できない。削り取った瞬間を指摘しなければ、逆にチョンボになってしまう。一瞬でおこなわれるゴー盲牌を取り押さえるのは至難の業!
 そして桂馬は、悠々と和了。
「ツモ! 国士無双十三面(ライジングサン)!」
 W役満だ。
「……やってしまいましたね」
 真が妖しく微笑んだ。
「なんのこった?」と、桂馬。
「そういう技は、最後に使うものですよ」
「技? インネンつける気かい?」
「いいえ。……しかし、忠告しましたよ? では次に行きましょう」


東2局
「こいつぁ上々……」
 桂馬の配牌には、発と中が2枚ずつ入っていた。
 あとは白さえ引けば、ラクラク大三元だ。
 しかも親番。ためらう理由はない。
 順当に発中と鳴いて、手には白が1枚。
 当然、ゴー盲牌の出番だ。
 が、削り取った瞬間を真が押さえた。
「現行犯ですね。役満罰符、払っていただきましょう」
「ち……っ」
 桂馬の手から落ちたのは、下半分が消えた『西』
 ここで、真の必殺技『転禍為福』が発動した。
 これは、イカサマを見破った相手の運気を吸い取るという非情な技。
 もはや、桂馬の勝利はない。


東3局

二五六七六七八八五五六七七八
萬萬萬萬筒筒筒筒索索索索索索

 親番スリーピーの配牌だ。
 さぁ、なにを切る?
「わからん……」
 苦悩するスリーピー。
 一見、左端っぽいが……?
「もうすこし血を抜こう。そうすればわかる……!」
 300ccほど血を抜いて、キラーンと判断したのは七索!
 正解!
 血を抜いたおかげなのか、血を抜いてる間に普通に考えたのかは不明だ。
 オリスキ『鮮血推進翼』で思考力を加速させた(ような気がする)スリーピーは、そのままハネ満を炸裂させた。


東3局1本場
 ここでついに。すべての流れを見切ったウェルが動きだした。
 彼女の必殺技は、全参加者中最凶!
 なにしろ、神域の男と妖怪御無礼を同時に憑依させるという荒技だ!
 元ネタ知らない人にはサッパリだろうが、これは凶悪無比。わかりやすく言うなら、ゴルゴとオーガを憑依させたようなものだ。
「カン!」
 暗刻のオタ風を大明槓して亜空間殺法に走るウェル。
 髪型までワカメになった彼女は、完全無双モードに突入した。
「御無礼。倍満です」
 振ったのは、運気の落ちた桂馬だ。
 そして、人鬼と化したウェルの一人舞台が始まる。


東4局×∞
「御無礼。ハネ満です」
「御無礼。役満です」
「御無礼。W役満です」
「御無礼」
「御無礼」
 その後エンドレスエイト(無限の八連荘)が続き、最後はスリーピーが倒れて終了。


ウェル    3600000
真      -100000
スリーピー -400000
桂馬    -3000000


「すごいことになっておるのう……」
 唖然とするBeatrice。
「この必殺技は反則ちゃうんか。あと、点数も不自然やろ」
 黒龍の言うとおり、色々おかしい。
 だって面倒くさ(略
 まぁ神域の男が点棒を操作したとか、そういうアレで。




●E卓
東:アクア・J・アルビス(jb1455)
南:華愛(jb6708)
西:式堂潤(jb7740)
北:不破十六夜(jb6122)


「さっき耳にしたんだが、この大会は脱衣らしいな」
 開始前。潤はとんでもないことを言いだした。
「脱衣? おもしろければ何でもいいですよー」
 と、アクア。
「ふ。面白い……狂気の沙汰ほど面白い……!」
 十六夜は妙に乗り気だ。
「だ、脱衣なんて、ボク聞いてないの……」
 華愛はオロオロするばかり。
「勝てばいいんですよ、勝てば」
 十六夜が煽った。
「そうですよ。お金を賭けるわけじゃないんですから。気楽に行きましょー」
 と、アクアも後押し。
 華愛は断り切れず、脱衣麻雀ルールが採用されてしまった。


東1局
「ふふ。麻雀なんて久々ですー」
 妙にたのしそうなのは、起家のアクア。
 彼女は学者だが、『流れ』を信じる打ち手だ。
 出親なら、まずは連荘して流れをつかみたい。
 必殺技が『裏ドラが2枚以上乗る』というものなので、テンパイ即リーだ。
「リーチです」
「ポン」
 十六夜が、その牌を鳴いた。
 2巡後、潤が十六夜に放銃。
 ココアシガレットを手に、十六夜はフッと笑う。
「東ドラ1。2000点プラス脱衣ですね」
「ぬ……」
 潤は潔くスーツを脱いだ。
 ……って、男が脱いでどうする!


東2局
「うう……よくわからないの……」
 華愛は麻雀のルールを知らずに参加していた。
 一応ルールブックはパラ見したが、覚えられなかったのだ。
 基本的に絵合わせだと思っているので、手は対子と刻子ばかり。
 まさに、カモがネギ背負ってきた状態だ。
「リーチ」
 アクアが再びリーチをかけた。
 無論、捨て牌から待ちを読むなど華愛にはできない。
 数巡後、あっさり放銃。
「ドラふえろー、ドラふえろー♪」
 学者のくせに、子供みたいなことを言うアクア。
「やった、2つ乗りました。メンタンピン三色ドラ3。倍満です♪ あと、服を1枚ですね」
「じゃあ、この髪飾りで……」
 華愛! それは脱衣じゃないぞ!


東3局
「いまので流れが来たみたいです。Wリーチ!」
 たしかに、これはアクアの流れだ。
 華愛が北を切り、潤と十六夜も合わせ打ちする。
「一発ツモです。七対子ドラ2は倍満」
「これは脱がなくてもいいよね?」と、華愛が訊いた。
「3人とも脱衣ですよ?」
「え……っ! じゃあ靴を……」
 だから!
 そういうのは!
 脱衣じゃない!
「じゃ、ボクはリボンを」
 十六夜までもが、そんな姑息な手を!
 それに比べて、潔くズボンを脱ぐ潤の男らしいこと!
 だから、野郎のサービスシーンはいらないって!


東4局
 ここで潤は、男らしくイカサマに走った。
 その手口は、事前に用意した牌をすりかえるという単純なもの。
 手品が得意な彼にとって、袖口に仕込んだ牌をすりかえるなど朝飯前だ。
 そう、あえてズボンを脱いだのは、このイカサマのため!
「おや、何か知らないけど、そろっちゃったみたいだねぇ……。ツモ。大三元字一色四暗刻」
 躊躇なくトリプル役満をぶちかます潤。
「まった。その服をチェックさせてもらいます」
 十六夜は返事も待たずに潤の袖を引っ張った。
 バラバラッと落ちる麻雀牌。
「イカサマですね」
「いや、これはアレだ。ファッションさ。麻雀牌のブレスレットなんだ」
 笑顔でごまかそうとする潤。
「おや、またイカサマ騒ぎぢゃのう。やれやれ」
 解説席の二人が、状況に気付いた。
「でも、この人。『半荘1回だけイカサマをうやむやにする微笑』ちぅ必殺技持っとるわ」
「30過ぎのオッサンスマイルに、そんな力があるのかのう」
「それが必殺技とは……。人をはめることばかり考えてきた人間の発想……痩せた考え……」
 十六夜が決めゼリフを披露して、とりあえずイカサマはなかったことにされた。


南1局
「いまので流れが変わっちゃいましたねー」
 親だというのに、アクアの手はボロボロだった。
 イカサマ発覚で潤の流れも最悪。
 華愛は最初から戦力外。
 となれば、十六夜のターン!
「リーチ一発ツモ、ドラ6赤2!」
 ひどいアガリだが、3倍満である。
「私は白衣を脱ぎますよー」
 アクアは、これが初脱衣。
「ボクは靴下を……」
 おお、華愛がようやく脱衣らしいことを!
 そんな女性陣を横に、潤はパンツ一丁になっていた。
 いや……次どうすんだよ……。


南2局
 潤が十六夜に2000点振り込んで、パンツを……じゃなくて靴を脱いだぜ。
 セーフ!


南3局
 潤が十六夜に3900振って、パンツ……じゃなく靴下を脱いだぜ。
 いや待て。この流れ、まずくないか!?


南4局
 パンツが潤でアレした。
 ああ、華愛が脱衣OKって書いてくれないから、こんなことに!(ふつう書きません)


十六夜 65900
アクア  40000
潤     -900
華愛   -5000




●F卓
東:草薙雅(jb1080)
南:チョッパー卍
西:ラファル A ユーティライネン(jb4620)
北:クリフ・ロジャーズ(jb2560)&アダム(jb2614)


東1局
「麻雀漫画を読んだだけの初心者ですが、チョッパー卍さんがイベントを開くというので参加しました。よろしくおねがいしますね」
「おれもまぜてもらうぞ! よろしくな!」
 いつものペアで挨拶したのは、クリフとアダム。
 ちなみにアダムはクリフの頭に乗っかっており、2人1組で打つ姿勢だ。
「おう。いつぞやのリレーのときぐらいの暴れぶりを見せてくれよな」
 と、チョッパー。
「そんなこともありましたね……」
 なぜか遠い目をするクリフ。
「まかせとけ!」
 アダムはバシッと胸を叩き、クリフの頭から落っこちた。
 まったくもって、まかせられそうにない。
「くく……。暴れるってのは、こうやるんだ! ツモ! 緑一色(エメラルドグリーン)!」
 開始早々、ラファルのメカ轟盲牌が爆発した。
「これほどストレートにイカサマする者も珍しいのう……」
 Beatriceも、驚くやら呆れるやら。
「よしゃ、説明したるで! メカ轟盲牌とは! 指先に仕込まれたグラインダーで瞬時に牌の表面を削り取り、インクジェットで新たな模様を刻み込んでしまうっちぅハイテク技や! 元祖轟盲牌が『白』しか作れないのに比べたら、格段の性能やでぇ! どこぞの首相もビックリ仰天や!」
「完全にイカサマでござるな」
 雅が、さらりと断言した。
 しかし、ラファルは動じない。
「イカサマ? どこに証拠があるんだ? たとえ、この卓に『発』が5枚あったとしても、俺がイカサマした証拠にはならないぜ?」
「ならば、現場を押さえるでござる」
「ほぅ、やってみろ」


東2局
「本当の闇麻雀ってものを見せてやるぜー!」
 第一ツモから轟盲牌を発動するラファル。遠慮も躊躇も一切ない。
 そこへ、雅の必殺技『幻想殺し(イマジンブレイカー)』が叩きこまれた。
「この右手で、そのふざけた幻想をぶち殺すでござる!」
「ふ……」
「なんと……!? 拙者の幻想殺しが通じぬ……!?」
「当然だ。これは俺のハイパーメカ技術。必殺技とは違う」
「イカサマを認めたも同然の発言でござるな……」
「さっきも言ったが、現場を押さえなければ証拠にならない」
 どこまでも強気なラファル。
 それを見て、アダムがてちてちする。
「イカサマはダメなんだからな!」
「いや、ダメじゃないぜ? 今回のルールは『なんでもアリ』だ。イカサマを見破られたら役満払いってだけだぜ?」
「でもダメなんだぞ!」
 てちてちするアダムにゃん。
 とてもかわいいのだが、冷徹非情な戦闘マシンのラファルには通じない。
「これは真剣勝負。泣き言なぞ通じねーぜ」
 そう言ってラファルが何気なく捨てた牌を、雅がロンした。
「隙だらけでござるよ。倍満でござる」
「くく……。やるじゃねーか」
「イカサマ師には負けぬでござる」
 だが、雅もイカサマしていた。それも、Beatriceから『意思疎通』で敵の手牌を伝えてもらうという非道な手口。いまのアガリも、ラファルの不要牌を狙い撃ちしたのだ。バレる心配がないので、轟盲牌よりタチが悪い。


東3局4局
 ふたたび雅がラファルからハネ満を直撃し、お返しにラファルが緑一色をツモった。


南1局
「異様な配牌でござるな……」
 手牌を見て、雅は呟いた。
 なぜか、発が5枚ある。
 いや、『なぜか』ではない。轟盲牌のせいだ。
 5枚あっても使いようがないので、1枚は切り捨て。
「「ポン」」
 ラファルとチョッパー卍が同時に発声した。
 通常の麻雀では有り得ない現象だが、撃退士麻雀ではよくあることだ。(注:ありません)
 状況を適正に解決するルールがないので、とりあえず頭ハネでチョッパーに。
 3巡後、彼がハネ満を和了した。


南2局
 ここで早くも逃げきり態勢に入ったラファルは、初手からナイトアンセムを発動して全員を認識障害に陥れた。
 念のため言っておくが、これはイカサマではない。撃退士麻雀では通常の戦術だ。
「ツモ! 発のみ!」
 轟盲牌してまで1000点であがるラファル。これぞ真剣勝負!


南3局
 逃げきろうとするラファルの捨て牌を雅が満貫で討ち取り、トップ争いはこの二人に絞られた。


南4局
 オーラスの焦点は、ラファルが轟盲牌で駆け抜けるか、雅がそれを阻止するか、だった。
 アダム&クリフにこれを覆す技はないし、チョッパーはそもそも必殺技を持ってきてない。
 ところが、どっこい。
「くりふ〜。これ、すてるものがないぞ」
「ほんとだ。あがってるね」
「やった! てんほーだ! てんほーだな!」
「やったね、アダム」
 周囲を無視してキャッキャするアダム&クリフ。
 こう見えても天魔です。
 ちなみに、天和緑一色四暗刻だ。
 うん、ちょっと轟盲牌しすぎたな。
「ならば、すべてを無に帰す! デストロイドモード起動!」
 ラファルの全装備が一斉に火を噴き、卓ごと参加者たちを吹っ飛ばした。
 ゲームセット!
 スコアは集計不能だ!




「ふむ。これで全卓終わったわけぢゃな」
「いやー。えらい大会やったなぁ。ああ、優勝は言うまでもなくウェルちゃんやで。んじゃ、なにか一言」
「御無礼」




依頼結果

依頼成功度:大成功
MVP: 料理は心〜学園最強料理人・水無月沙羅(ja0670)
 遥かな高みを目指す者・志堂 龍実(ja9408)
 イカサマギャンブラー・草薙 雅(jb1080)
 自爆マスター・ラテン・ロロウス(jb5646)
 偽りの乳神・不破 十六夜(jb6122)
 リストカッター・数 李碑(jb6449)
 げきたいし・坂本 桂馬(jb6907)
 High-Roller・ウェル・ウィアードテイル(jb7094)
 撃退士・Silly Lunacy(jb7348)
重体: 自爆マスター・ラテン・ロロウス(jb5646)
   <トリプル役満に振り込んだ>という理由により『重体』となる
面白かった!:15人

料理は心〜学園最強料理人・
水無月沙羅(ja0670)

卒業 女 阿修羅
凛刃の戦巫女・
礼野 智美(ja3600)

大学部2年7組 女 阿修羅
遥かな高みを目指す者・
志堂 龍実(ja9408)

卒業 男 ディバインナイト
男を堕とすオカマ神・
御堂 龍太(jb0849)

大学部7年254組 男 陰陽師
イカサマギャンブラー・
草薙 雅(jb1080)

大学部7年179組 男 バハムートテイマー
能力者・
アクア・J・アルビス(jb1455)

大学部8年305組 女 アストラルヴァンガード
天と魔と人を繋ぐ・
クリフ・ロジャーズ(jb2560)

大学部8年6組 男 ナイトウォーカー
くりふ〜くりふ〜・
アダム(jb2614)

大学部3年212組 男 ルインズブレイド
By Your Side・
蛇蝎神 黒龍(jb3200)

大学部6年4組 男 ナイトウォーカー
暗黒女王☆パンドラ・
Beatrice (jb3348)

大学部6年105組 女 ナイトウォーカー
Standingにゃんこますたー・
白野 小梅(jb4012)

小等部6年1組 女 ダアト
来し方抱き、行く末見つめ・
里条 楓奈(jb4066)

卒業 女 バハムートテイマー
ペンギン帽子の・
ラファル A ユーティライネン(jb4620)

卒業 女 鬼道忍軍
白翼の歌姫・
川知 真(jb5501)

卒業 女 アストラルヴァンガード
自爆マスター・
ラテン・ロロウス(jb5646)

大学部2年136組 男 アストラルヴァンガード
力の在処、心の在処・
稲葉 奈津(jb5860)

卒業 女 ルインズブレイド
偽りの乳神・
不破 十六夜(jb6122)

中等部3年1組 女 アカシックレコーダー:タイプA
撃退士・
ロジー・ビィ(jb6232)

大学部8年6組 女 ルインズブレイド
リストカッター・
数 李碑(jb6449)

大学部8年144組 男 インフィルトレイター
竜言の花・
華愛(jb6708)

大学部3年7組 女 バハムートテイマー
げきたいし・
坂本 桂馬(jb6907)

大学部7年172組 男 鬼道忍軍
High-Roller・
ウェル・ウィアードテイル(jb7094)

大学部7年231組 女 阿修羅
撃退士・
Silly Lunacy(jb7348)

大学部2年201組 女 阿修羅
優しさに潜む影・
ルティス・バルト(jb7567)

大学部6年118組 男 アストラルヴァンガード
撃退士・
式堂 潤(jb7740)

大学部5年311組 男 インフィルトレイター