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マスター:牛男爵
シナリオ形態:イベント
難易度:易しい
参加人数:25人
サポート:1人
リプレイ完成日時:2014/05/11


みんなの思い出



オープニング


「うおおおおおおおお! な、なんてことだあああああああああ! 私はついに! ついに、真理をつかんだぞおおおおおお! おっぱいいいいいいい!」
 なにやら怪しげな研究室で、露骨に怪しいことを絶叫する男がいた。
 彼は、冥界の住人。人間界を征服せんとする、悪逆非道の悪魔である。
「はははははは! 私は完全に人間どもを理解した! 理解したとも! 人間の、おっぱいに対する憧れ! 人間の、おっぱいによる魅了! 人間の、おっぱいの! おっぱいが、おっぱいによる、おっぱお、人間を! 人間の、おっぱいがあああああ!」
 ちょっと落ち着けと言いたくなるぐらいのテンションで荒れ狂う悪魔。
 だが、無理もない。彼は禁断の扉を開けてしまったのだ。
 そう、おっぱいという名の扉を!!

「ああ! おっぱい! なぜ私は今まで、こんなことに気付かなかったのかああああ! なんたる蒙昧! なんと愚かな! よくよく観察してみれば、人間どもなどおっぱいひとつで容易に籠絡できるではないかあああああ! おお、完全無欠なる究極兵器! おっぱいいいいいい!」
 両腕を振り上げてガッツポーズをとる悪魔。
 彼の脳内では、すでに久遠ヶ原のすべてを殲滅したぐらいの勝利予告なのだ。
 なんと一方的かつ都合の良い妄想!
 だが、おっぱいにはそれぐらいの力があってもおかしくない!
 否、あると断言しよう!
 実際、おっぱいのためなら死んでもいいという撃退士は少なくない! 死にたくはないけどおっぱいのためなら努力するという撃退士の数ともなれば、そりゃもうあれだ! 相当な数だ! たぶん!

 なんだか地の文までおかしくなってきたので軌道修正するが、この悪魔は今まで二足歩行のゴキブリ型ディアボロとか、ただ可愛いだけの猫型ディアボロなんかを開発研究してきたという気の毒な過去を持つ男だった。そんな哀れな男がおっぱいの魅力に取り憑かれ、おっぱい型ディアボロを作ったとしても、無理のないことだろう。いったい誰が、彼を責められようか。否、責められまい。(反語)

「私は、おっぱいを作るぞおおおおおおお! このおっぱいディアボロで全ての撃退士を蹴散らし、人間界を乗っ取るのだああああああ! 見ろおおおおおお! AからDまで、よりどりみどりだああああああ! はーっはっはっはっはっはっはははははは!」
 三界すべてを征服したかのような勢いで哄笑する残念な悪魔が、そこにいた。
 なぜDまでなのかといえば、それ以上のおっぱいを作る力が彼にはないのだった。
 まぁゲートも作らずに延々とゴキブリの研究してた男だから、無理もない。
 ともあれ、このような狂った過程によって、おっぱい型ディアボロが作られたのであったああああああああ!




リプレイ本文




 4匹のおっぱい天魔が、宙に浮かんでいた。
 言うのを忘れたが、ここは砂浜だ。当方の依頼で場所指定がないときは、だいたい海である。


 ともあれ、卯左見栢(jb2408)が颯爽と登場。
 シリアス顔で、彼女は語りだす。
「おもえば去年の今ごろは、D雄っぱいに囲まれてたさ……それが今年は……今年は……! 女子おっぱいさぁぁぁああ!」
 全身で喜びを爆発させ、光纏……もとい野獣化して走りだす栢。
 向かう先はもちろん、手近の少女たちだ。天魔? 知らん!
「ひゃっほおおおい! かわいい女の子ぉぉ! あぁん、おっぱいもみもみしたいい! 女の子のおっぱい、おっぱい、はぁぁぁん、おっぱぃいいい!」
 雄叫びをあげる栢。
 あきらかに正気ではないが、これが通常運転だ。
 しかも、栢の標的は──


「なんだ、これは……世界の終わりか……?」
 空飛ぶおっぱいを見て、桜花(jb0392)は愕然としていた。
 これはまるで、某ドラグーンの赤ちゃんエンドや妹エンドではないか。
 恐怖と絶望に震える桜花。
 だが、そこへ。栢が突進してきて、もみもみもみもみ!!
「はぅあああ! 女の子のおっぱい気持ちいいい!」
「そ、そんな、いきなり……!?」
 めずらしく後手に回ってしまう桜花。
 だが、無理もない。桜花の好みは年下のちっちゃい少年少女なのだ。
 栢は年上で、しかも197cm!
 守備範囲の広さが、勝敗を分けた。


 と思いきや。
 東風谷映姫(jb4067)が、さらしと褌一丁で三乗!
「揉んでいいのは、揉まれる覚悟のある人だけです!」
 キメ顔で言いながら、桜花の乳を揉みに行く映姫。
「まって! 私、被害者! 揉まれてるほう!」
 桜花が全力で抗議した。
「ということは……こっちを揉めばいいんですね!」
 映姫は迷わず、栢に手をのばした。
 しかし、栢はその手をつかんで桜花もろとも押し倒してしまう。
 体格差! 体格差!
「あはぁぁんん! ちっぱいいいい!」
 一年前のトラウマで荒ぶりまくる栢は、まさに拘束具の外れた人型決戦兵器。だれにも止められやしない。



 そんな激しいスキンシップを繰り広げる3人から離れた所で、深森木葉(jb1711)は物思いに耽っていた。
 幼いころ両親を失った木葉にとって、母親の胸はまだまだ恋しい。ふくよかな胸に抱かれて、母親の記憶を思い出し──いや、母親の胸はAだったような。
「Aなら、ここにありますよ!」
 心を読み取ったかのように、映姫が走ってきた。
「私もAだよ! さぁどうぞ!」
 適当なことを言いながら、桜花が続く。
「木葉ちゃんのおっぱいいいいいい!」
 栢はもうダメだ。
「にゅあああああっ!?」
 ロリ肉を求めるレズゾンビ3人を相手に、木葉は何もできなかった。
 よってたかって揉まれまくる、木葉のちっぱい。
 場面を替えたのにこれだよ!
 だれか、こいつらを止めてくれ!


 というわけで、事態を収拾すべく雁久良霧依(jb0827)が惨状!
 ……あ、ダメだ。よりによって、一番アウトな人が来た。
「あら、かわいい子がいっぱい」
 マイクロビキニ+白衣姿で、妖艶に迫る霧依。
 その犠牲となったのは、もちろん──
「なんで、あたしなのですぅぅ……!?」
 当然のように弄ばれる木葉。
 しかも霧依の超絶テクときたら、ほかのレズゾンビたちの比ではない。
「ぁぅぁぅぁぅぅぅ……」
 全身をまさぐられて、ビクンビクンしてしまう木葉。
「ふふ……小学生は最高ね♪」
 ぐったりとなった木葉を、霧依は自らの胸に押しつけた。
「ですよね! 小学生最高ですよね!」
 鼻血をまきちらしながら賛成する桜花。
 映姫も冷静に鼻血を流しながら、うんうんとうなずく。
「ああん! おっぱいはどれも最高だよぉぉ! おっぱいいいい!」
 栢は最後まで、このテンションで行くらしい。
 宴は始まったばかりだが、大丈夫か?
 あと、ディアボロが完全に放置されてるのをどうにかしてくれ。
 とりあえず、戦ってくれる人たちに視点を移そう。



「OK! マイブラザー! そのおっぱい魂、あたしも受け継いだ!(元から」
 ハイテンションで乗りこんできたのは、ファラ・エルフィリア(jb3154)
「我がソウルがウキウキドキドキなディアボロが出たと聞いて、あたし参上! おっぱいマイスター(自称)の名にかけて、あの敵は徹底的に味わう! まずはデジカメで記念撮影☆ちゃきちー☆」
 ふよふよと空を飛ぶオッボロ(おっぱいディアボロ)を撮影するファラ。
「さぁいくよ! 全身でダイレクトアタック! もちろん、ピンク色の天頂部分をしっかりとフェイスで受け止めるよ! 当然だよね! 柔らかさは全身で味わうよ! もちろんだよね!」
 言ったとおりのことを実行するファラ。さすがは、自称おっぱいマイスターだ。
 全身おっぱいまみれで、うっとりと笑顔を浮かべるファラ。
「うふふ……この柔らかさのために生きてる……おっぱい最高……おっぱい最高ぉぉぉ!」
 ちょっと誰か、おまわりさん呼んできてー! あと、お医者さんも!
「あはは……ふふふ……もっちもち! もっちもちぃぃぃ!」
 完全に我を失って、おっぱいに頬ずりするファラ。
 そこへ、ものすごい形相の如月優(ja7990)が突進してきた。
「え……!? ちょ……ま……!」
 ばこぉぉぉん!
 ファラはおっぱいごと吹っ飛び、一番星になった。


「ほぅ……ディアボロまで、胸を、強調して、くるか……いい、度胸だ……」
 優は、無表情で敵を見つめていた。
 彼女が用意したのは、以下のとおり。
●準備:殺意
●同行:憤怒
●目的:殲滅
「さぁ、行こう、か……」
 その手に影の書をひらくと、彼女はいきなりコメットをブッ放した。
 おっぱいと戯れる気などカケラもない、初手から全力殲滅戦だ。
 ……って、やめてぇぇ! 普通に戦うと普通に終わっちゃうよって言ったのにぃぃぃ!
 だが、天の声など優には聞こえない。
「死ね……死ね……! ディアボロのくせに! ディアボロのくせにぃぃ! 私より(遥かに)おっきいとはどういうことだ、こんちくしょー!!」
 心の声が漏れてるような気もするが、大丈夫。これはすべて、心の中で叫んでるだけ。だれにも聞こえてないぞ!
「どうせ、胸が大きくなると聞いて試したストレッチで胸筋鍛えられて薄さが際立ち、胸が大きくなると聞いて飲んだ牛乳で骨が丈夫になったうえ親不知が生えた身だよ、ばかーーっっ!」
 だ、大丈夫。ぜんぶ、心の声だから。
 でも、オッボロが片っ端から死んでるのはマズイかも。
 そのとき。優は見つけてしまった。なんかめっちゃ良い笑顔で乳にひっついてる友人(ファラ)を。
「おまえも巨乳か……さぁ、逝ってみようか……?」
 死んだ魚の目になり、巨大な斧をふりかざして突撃する優。
「ちょ、ま……!」
 ファラは逃げることもできず、オッボロごとインパクトをくらって吹っ飛んでいった。


 公共秩序に反する極悪な天魔が出たと聞いて駆けつけた霧島イザヤ(jb5262)は、状況を把握して呆然としていた。
「……なぁ親父。ちょっと天国っぽい所で聞いてくれ。おっぱいまんじゅうが空を飛んでるんだ。なにを言ってるのかわからないだろうが、俺も何を言(略」
 オッボロを見上げながら、ロザリオをにぎりしめるイザヤ。
「ああ……うん……たしかに、公共秩序に反する極悪な敵ではあるな。……うん。とりあえずデジカメに撮っておこうか」
 ちゃきちーとシャッターを切るイザヤ。
 そのフレーム内には、おっぱいに埋もれて超嬉しそうな、おっぱいハンター・ファラが写り込んでいる。
「なにか見知った顔が……いやいや、ないない。きっと疲れてるんだな、俺……」
 なにも見なかったことにして、イザヤは記憶フォルダの一部をそっと消去した。
「よし、一般人の目に触れる前に倒そうか……。といっても、俺の力じゃ弾力に負けそうな……」
 などと言ってる間に、優のコメットが敵を殲滅してしまった。ついでにファラも殲滅だ。
「な、なんだこの弱さ……! あと、なんか巻きこんでたような気も……いやいや、気のせいだな……」
 妙に絶望した顔で言うイザヤ。
 きっと、おっぱいって儚いんだよ。うん。


「悪魔って、よくわからないものを作るのが好きねぇ……。ええ、きらいじゃないわ、こういうの」
 イキイキとした笑顔で言うのは、ツェツィーリア・エデルトルート(ja7717)
 彼女は淡々と戦闘風景を撮影しながら、ついっ●ーにUPしている。
「この画像、どれぐらいアクセスあるかしら……」
 UPしたとたん、RTしまくられ、ふぁぼられまくりの衝撃画像である。
 蔵倫的にというより、法的にヤバイ。
「みんな好きねぇ……」
 あきれたように言うツェツィーリアだが、当然の結果ではある。
 戦場に目を戻せば、全力でおっぱいを満喫するファラや、呆然としながらも真面目に対応しようとするイザヤ、殺し屋みたいな気配を漂わせた優の姿が。それ以外の者たちも、おおむねひどい。
「なんていうか……公共秩序なんてないわねぇ……」
 くすくす笑いながら、アレやコレやソレなどを写真におさめるツェツィーリア。
「まぁとりあえず、優は怖いから落ち着こうか、うん。どうどう」
 暴れ馬みたいになだめられる優。
 だが、すでに手遅れだった。
 オッボロが! オッボロがああ!


 ええと……うっかり敵が全滅してしまったため、依頼はここで終了……には出来ないので、急遽おかわりを召喚! みんなのおっぱい愛が、あらたなおっぱいを呼んだ! マドハンドみたいだな!



>おっぱいがあらわれた
>コマンド?

 だが、そのおっぱいというのは月乃宮恋音(jb1221)のことだった。
 なんせ4匹のオッボロすべてのサイズを足しても、恋音には及ばないのだ。
 これはもう、『おっぱい=恋音』と定義してもおかしくあるまい。いや、定義すべきだ。
 だが、そんなおっぱいにも悩みがあった。おっぱいが大きすぎるのだ。
 そこでふと名案を思いついたおっぱいは、おっぱい天魔に向かってお祈りおっぱい。
「……おねがいします、これを小さくしてくださいぃ……。このサイズでは、日常生活にも支障が出るのですよぉ……。重いし、服や下着は買えないし、足下も見えませんん……。人目も引きますし、一時的なら良いですけれど、ふだんからはちょっとぉ……」
「よし、そのねがいをかなえよう」
 などということがあるわけもなく、オッボロは宙を漂うだけだった。
 そりゃそうだ。



「ん……なにか、いいものないかな……」
 愛須・ヴィルヘルミーナ(ja0506)は、猫の大群をつれて歩いていた。
 なにか、おもちゃになりそうなものを探しているのだ。
 やがて発見したのは、4匹のオッボロ。
「なに、あれ……おもちゃにちょうどいい……?」
 猫のおもちゃにおっぱいとは前代未聞だが、考えてみればこの依頼のすべてが前代未聞だった。
 よし。猫におっぱいで遊ばせよう。
 というわけで、簡単に捕まるオッボロ。
 これを猫たちに遊ばせ……遊ばし……
 残念ながら、ちょっと無理だった。こいつら、腐っても天魔だし。ただの猫では透過能力を打ち消せない!
 ふよふよ〜っと逃げるオッボロ。
「……あ、逃げた……みんな追いかけろ……」
「「にゃー」」
 砂浜を走る、愛須&猫軍団。
 そこで愛須は、恋音を見つけた。
「あ……月乃宮お姉さん……」
 トトッと駆け寄る愛須を、ガバッと恋音が押し倒した。
 そのまま、取り憑かれたように愛須のおっぱいを揉み倒す恋音。
「うぅぅ……小さいおっぱいがうらやましいのですよぉ……」
「んん……そんなに小さくないと、思いますぅ……」
 愛須の言うとおりだが、恋音に比べれば……という話だ。



「牛乳って、『乳房からの分泌液』って言うと何だかエロいよね!」
 などと言いつつ腰に手を当てて牛乳を飲むのは、歌音テンペスト(jb5186)
「しかし、三流悪魔め……なにもわかってないな。あたしほどのプロになると、乳は巨より貧! 発展途上の、いけない感じこそ悦ばしい! あるハズのものがないという、その『無』の部分にこそエロスを感じる! 無にして有……ノーエロにしてエロス……ある意味パンチラにも通じるエロス! ダイナマイツ! あの天魔には、そんな極限のエロスが感じられない!」
 グシャッと牛乳瓶を握りつぶし、歌音はスレイプニルを召喚!
 ホーリーヴェールを発動しつつ、騎乗して突撃!
「あたしはプロとして、庶民との違いを見せる! すなわち、乳房より乳首攻め! 連想撃に想いをこめて、いま必殺のピンポイントアターーック!」
 スカッ
「か、かわされ……あああッ!?」
 おもわず後ろを振り向いたとたん、歌音は落馬した。
 どぼーーん!
 そこへ何故か襲いかかってくる、イカ型天魔。
「えええ……っ!?」
 触手に捕まった歌音は、海中へ引きずりこまれてリタイア。
 ええと……プロって言ってたけど、なんのプロだったんだろ……。牛乳を一気飲みするプロ……?



 みんながおっぱいに浮かれる中。
 柳田漆(jb5117)は、怒りに燃えていた。
「A〜D限定だと!? たかがD以下で僕を魅了できると思うな! 僕を魅了したけりゃF以上を持ってこい! 話はそれからだ! そもそもおまえら天魔には、おっぱいのことが何もわかってない! いいか、おっぱいとは……!」
 漆は猛ダッシュすると、確実にF以上ある霧依の胸を揉みつつ主張しはじめた。
「おっぱいとは女性のエロスを飾るための一部なのに、おっぱいだけってのはどういうことだ! だいいち、おっぱいをカップだけで見るだなんて、ふざけてるのか! 魅力的なおっぱいとは、サイズだけでなくハリとツヤ! 乳頭の向きや大きさなど、総合的なものだろうが! 製作者は何もわかってねぇっ! なぜ女性本体を作らなかった!」
 無駄に熱い口調で、無駄にエロい手つきで揉みながら天に向かって怒鳴る漆。
 はたから見れば頭のおかしい人だが、言ってることは正しい。
「ちなみにF以上を持ってこいと言ったが、ちっぱいはちっぱいで大好きだ! というか、女の子はみんな好きだ! 幼女も大好きだ!」
 そう言って漆が木葉に手を出そうとした瞬間。
「男は木葉ちゃんに手を出すなああ!」
「木葉のちっぱいは私が守る!」
「木葉ちゃんのちっぱいは私のものです!」
 栢、桜花、映姫の魔具が、いっせいに漆へブチこまれた。
「グワーーッ!」
 どぼーーん!
 海まで吹っ飛ばされた漆は、イカ天の触手に! 触手にぃぃぃ!



 まぁそれは置いといて。
 この依頼に参加した者はそれぞれ目的も理由も様々だったが、ヴィンセント・ブラッドストーン(jb3180)ほど『浮いている』者はいなかった。
 サングラスをかけた、身長2mの悪魔。どう見ても、『おっぱいいい!』とか絶叫する男ではない。キャラのイメージが、依頼内容と異なりすぎる。なにか間違えて参加したのかというレベルだ。
 しかし、ヴィンセントは真剣だった。
 指先でサングラスをクイッとしつつ、イケメンオーラを放ちながら彼は言う。
「いいか? よく聞け、天魔ども。正直、胸だけで来られてもキモいだけだ。それは可憐な女性に装備されているからこそ魅力的なんじゃねぇか! それにだ、露出してるってのもいけねぇ。作った奴は男のロマンがわかってねぇ! たしかに女性の胸は魅力的だ……だがな、秘されているからこその美ってのもあるんだよ!」
 クールに言い切って、ビシッとポーズを決めるヴィンセント。
 彼の主張は、全面的に正しい。
「だいたいだな、堂々と裸をさらされても微妙だぜ。恥じらいに上気した頬、潤んだ瞳……そういった相乗効果があってこそ、胸の魅力も増すわけだ。それに、胸のサイズはそれぞれに良さがある。たとえば、ちいさな胸は女性らしさを主張しすぎないことによる慎みを生み出すし、おおきな胸は女性らしさを主張する! つまり女性の胸とは……
 すまん、ヴィンセント! きみの熱い想いを語るには、ジスーが足りない! 無念!



 そして。ここにも一人、おっぱいに情熱を燃やす男がいた。
 その名は、如月拓海(jb8795)
「生まれてこのかた、女子のおっぱいを揉んだこともprprしたこともクンカクンカしたこともない僕ですが! 今日はなんと! おっぱいが向こうからやってくる! やったぜ、おっぱい! 幸せおっぱい! 心が満たされおっぱい! 僕……今日死んでもいいや……」
 感動のあまり、涙まで流す拓海。
 いますぐ死んだら、どうするんだろう。
「それにしても悩ましいぜ……まさか、A〜Dのおっぱいがいるなんて……。でも、おっぱいに貴賤なし! すべてのおっぱいを僕は愛すぜ! ABの子は、おしとやかおっぱい! CDの彼女は、誘惑おっぱいえろっぱい! そりゃあもうプレイングじゃ書けないあんなことやこんなことをしまくって、おっぱいいいい!!」
 えらいテンションで突撃する拓海。
 なんせ四六時中エロいことばかり考えてる健全少年なので、無理もない。
 だが、その気迫に圧されたのか、オッボロたちは空高く逃げていく。
「なぜだ! もどってこい、おっぱいいい!」
 飛行できない拓海には、叫ぶ以外なにもできなかった。
「くそっ、こうなれば……女の子のおっぱいを揉む!」
 勇気を振り絞り、目標めがけて走る拓海。
 ああ……そこの百合軍団には近付かないほうが……
「雄っぱいは無用ぉぉぉぉオオ!」
 栢のウサ耳ビンタが炸裂して、拓海は海まで転がっていった。
 あとはイカ天にまかせよう。



 言うまでもなく、ここに集まったのはおっぱい愛好家たちだ。
 が、しかし。玉置雪子(jb8344)は違った。
「あえて言おう、尻であると!」
 そう。彼女の嗜好は、おっぱいより尻だった。
「いいか、よく聞け! 乳なんてくだらねぇぜ! 尻の歌を聴けーッ!!」
 周囲の視線が、雪子に集まった。
 正確には、雪子の胸に集まった。
「……いや別に、ひがんでないですしおすし。いま雪子の胸に視線を送った人、先生怒らないから正直に手をあげなさい」
 周囲の撃退士たちが、いっせいに手をあげた。
 中には、哀れむような目を向ける者も。
「ふ……ふふ……そんなことはいいんです。雪子は、乳党に反旗を翻す尻党員を募集します! 乳より尻を愛する皆さん、ともに戦いましょう!」
 どこからも返事はなかった。
 そりゃもう、きれいさっぱりスルーだった。
「賛同者ゼロ!? ボッチすぎワロタ! ……ワロタ!」
 こうなれば実力行使あるのみと言って、乳派に戦いを挑む雪子。
 まずは、映姫の尻をやさしくナデナデ。
「これでわかりますか! わかりましたね、尻の魅力が!」
 断言する雪子。
 いや、だから、その暴虐レズ軍団には近付かないほうが……
「ぎゃああああ! かっわいいいい! この子、かっっわいいいいい! ちっぱいちっぱいいいい!」
 お察しのとおり、栢さんである。
 うん、もう、なにも言わなくてもわかるな? 子供じゃないんだから、な?
 まぁ、そういうことだ。



「こ、これは……」
 砂浜を眺めて、ロシールロンドニス(jb3172)は胸を高鳴らせていた。
 同居する女性の胸にいつでも触れられる彼は、いわゆるおっぱい充!
 だが、たまには他の女性にも触れてみたい……などと考えてしまう、欲張りショタっ子なのだ。
「ここは、行くしかありません……っ」
 オッボロに魅了されたことにして、女性陣へ飛びこんでいくロシール。
 いや待て待て! そこの肉欲百合園は危険だぞ!
「雄っぱい無用ォォォ!」
 栢のウサ耳ビンタが炸裂──と思いきや、寸前で桜花が止めていた。
「待ってください! その子は私が! 私が責任を持って、私が! 私がァああ!」
 血相を変えて叫ぶ桜花。
 あまりの表情に、栢も一瞬凍りつく。
 その隙を突いて、桜花はロシールを強奪。
「さぁ、お姉さんと遊ぼうね! まずは、お医者さんごっこがいい? 次にお医者さんごっこ? 最後に、お医者さんごっこだね?」
 ふつうの小学生ならドン引きだが、ロシールは完全調教済み!
 したがって、やりたい放題!
 ここに、理想的な『Win-Win関係』が成立!
「ふわぁ……お姉さんのおっぱい柔らかいですぅ……」
「ロシールもかわいいよぉぉ!」
「ひゃっ……!」
 胸をいじられてビクンと反応するロシール。いつものクセで、自分からブリーフを脱ぎだす始末だ。
 いやいや、こんなの桜花の前に出したらダメだろ! 鴨が葱と豆腐と白滝と鍋を背負ってきて、出汁までとったスープの中に自ら飛びこんで点火するレベルだぞ!
「うふへへ……えふぇひひひ……ティウェヒヒヒ……」
 ほらもう、桜花さんが人間の言葉しゃべってないし……。
 鼻血がナイアガラ状態だし……。



 そんな狂騒を眺めながら、藍星露(ja5127)はドン引きしていた。
 ただのディアボロ退治だと思って来てみれば、この惨状である。目を疑うのも無理はない。
(……うん、なんというか……あたし、この手の依頼をなめてたわ……。あの中には、さすがに加わりたくないなぁ……)
 揉みつ揉まれつキャッキャウフフする撃退士たちを見つめて、星露は溜め息をついた。
 まったくもって、信じがたい光景だ。
「でも、なんだか……自分から胸を揉まれにいく人が多いわね。もし、あのおっぱいディアボロを作った悪魔がこの光景を見てたら……人は胸を揉まれるのが好き、そこを攻めれば攻略は簡単だとか勘違いして、胸を揉みまくるディアボロを作るんじゃないかしら……」
 真剣な顔で呟く星露。
 そんな彼女の脳内では、おっぱいを揉むために作られたディアボロが登場し、大暴れしているのであった。
「や、駄目っ、そんな乱暴にしちゃ……! 私、さきっぽは弱いから……」
 なにやらエロい妄想に耽りつつ、ひとり身悶えする星露。
 ──やがて我に返ると、彼女は赤面しつつ己の妄想を否定するのだった。
「げふげふ……っ。お、恐ろしい話だわ……。こんなディアボロに襲われたら……襲われたらぁぁ……っ!」
 どうにもこうにも、襲われたいようにしか見えない星露であった。
 ええと……これってリクエストだよね?
 わかりました。検討します。



「なにこれ、面白そうね。うふふ」
 オッボロを見上げて、紅貴子(jb9730)は艶然と微笑んだ。
 Gカップの持ち主である彼女にとって、A〜Dなど相手にならないはずだ。
 しかし、貴子は油断しなかった。おっぱいに、大きさなんて関係ない。すべてに良さがある。大事なのは大きさじゃない、形だ。感触だ。
「さて、拝見させてもらいますわ」
 きらりと瞳を輝かせて、オッボロの鑑定をはじめる貴子。
 その審美眼に、オッボロは応えられるのか?
「ふぅ……まるで話になりませんわね……」
 貴子は首を振ると、ゆっくり光纏した。
 そして、長々と語りだす。
「これを作った悪魔は、まったくもって愚かと言うしかないわね。大きさだけあれば満足するとでも思っていたのかしら? 自分は他の胸より大きいから簡単に魅了できるだろうとでも……? ふふふ……大事なのは、大きさではなく形や手ざわりよ。その程度の浅い考えで撃退士を魅了しようなんて、無知蒙昧にもほどがあるわ。そもそも……(略」
 一息に長台詞を言い切ると、まだ説教は終わってないとばかりに言葉をつなげる貴子。
 製作者の悪魔が聞いたら、ショックで引きこもりになりそうな勢いだ。
 うん、そのあたりにしてあげてください。きっと彼も反省してるので。



「ディアボロ退治と聞いてきたが……。やはり、乳は好いた女のでないと興味が湧かんな」
 Vice=Ruiner(jb8212)は、冷静にオッボロを観察していた。
「ふむ……揉めば倒せると聞いたような?」
 どこかで得た誤情報をもとに、敵を揉みに行くVice。
 大丈夫。彼は冷静だ。冷静に、まちがったことをしようとしているだけだ。
「う……っ!?」
 ひともみした瞬間、あっさりと魅了されてしまうVice。
 いま気付いたが、敵に魅了されたのは彼が初めてだ。
 ということは……砂浜で奇行を繰り広げてる人たちは、ぜんぶ自発的にやってるわけで……まぁ、考えないことにしよう。
 ともあれ正気を失ったViceは、いてもたってもいられず貴子のもとへ走っていった。
「偽乳でこれならば、本物の乳は……?」
 貴子の背後から、Viceはそっと抱きしめた。
「あら、どうしたの……?」
「俺はいま、真の乳を求めている。くだらない欲望からではない。この世界の真理を究めるためだ……」
 まじめな顔で言いながら、貴子のおっぱいをいじるVice。
『触れる⇒なぞる⇒包む⇒揉む⇒揉みしだく⇒全てを組み合わせる』の、6段活用!
「ふふ……案外上手じゃない」
「まかせろ。俺が一番うまく、貴子のおっぱいを揉めるんだ……!」
 鼻息荒く答えるViceは、完全に理性が吹っ飛んでいるようだった。
 そう、これが真剣な恋の証!
 ……なのか?
 単におっぱいが好きなだけのような……。



「さぁ、今日は揉んで揉んで揉みまくりますよ!」
 袋井雅人(jb1469)は、いつも以上に張り切っていた。
 だが、ちょっと待ってくれ。
・自分がNG対象に含まれる場合、その人には近づかない
・自分より背の低い子のおっぱいは揉まない
 この条件を満たす女性は、貴子しかいないんだ。
 いまViceが理性喪失状態で揉んでるんだけど、シェアできるのか?
「大丈夫! 私たちはおっぱい仲間! きっとうまくいきます!」
 楽観的にというか、なにも考えず貴子のおっぱいを揉みに行く雅人。
 だがしかし。
「帰れ! これは俺のだァあああ!」
 両手でおっぱいを揉みながら、二挺拳銃で雅人を撃ちまくるVice。
 腕が4本あるのかと思うほどの器用さだが、きっとどうにかしたんだ。方法は知らん。
「くっ……まさか断られるとは……」
 そうなるに決まってるだろとツッコミたいところだが、まだ手はある! そう、雄っぱいを揉むという手が!
 えーーと、でも漆は触手中だし……条件に合うのがViceしかいない!
「ですが……行くしかありません!」
 迷わず揉みに走る雅人。
 おおおい、やめとけ!
「帰れ! おまえに揉ませるおっぱいはねぇ!」
 ふたたび二挺拳銃が火を噴き、命からがら逃げる雅人であった。



 そんな次第で、おかわり召喚されたオッボロはわりと長生きしていた。
 しかし誰かが倒さねばならないので、とりあえず夜雀奏歌(ja1635)が出撃。虫取り網を持って追いかける。Dオッボロをつかまえたら、メイド服の中にIN!
「念願のおっぱいです! メロンパンみたいにフカフカです!」
 ペタンコな奏歌にとって、これは一度かなえたい夢だったのだ。
 ああ、製作者の悪魔に力があれば、もっと立派なおっぱいをつけられたのに……。
 しかし、奏歌が喜んでいたのも短い間だった。
 しょせん、これは作りもの。しかも天魔なのだ。
「うぅ……偽乳は悲しいです……」
 我に返ってオッボロを取り出す奏歌。
 だが、そのとき。4体のオッボロが一箇所に集結したではないか!
『おや A〜Dのおっぱいが集まって……Xサイズに! ▼』
 どういうことかというと
 A*B*C*D
 1*2*3*4=24(X)
 という計算だ!
 な、なんだってーー!? この無力なオッボロに、そんな能力が!?
 まぁ巨大化しても無力なのは変わらんが!
「こ、これは……」
 偽乳だとわかっていても、つい装備してしまう奏歌。
 これぞ爆乳と言うにふさわしい!
「はわわ! これ以上は駄目……!」
 えらく楽しそうな奏歌。
 だが、数分後にはやはり我に返り、Xオッボロを放流するのであった。



「えーと……俺、なにしに来たんだっけ?」
 ラファル A ユーティライネン(jb4620)は、あまりの馬鹿馬鹿しさに自分でも何をしにきたのか忘れかけていた。
 が、一瞬で正気に戻って邪悪な笑みを浮かべるラファル。また何かイタズラを思いついたようだ。

「待ってください! まだ、やりのこしたことが!」
 雅人は必死で走ってくると、恋音のおっぱいをわしづかみにした。
「お、おお……? ではすこし、遊びましょうかぁ……?」
 そう言うと、恋音は禁断の秘薬(ダイエットサプリ)をちょっとだけ飲んだ。
 ずどぉぉぉぉん!
 脂肪の山がそそり立ち、恋音と雅人は下敷きに。……いやぁよく効く薬だな。
 それはいいとして、また愛須が巻きこまれてるんだが……。わざとやってるんだろうか……。

「よし、オチもついたし、もういいよな?」
 だれにともなく、ラファルが問いかけた。
 そのとき。
「まだ! あたしはまだ、だれの乳首もつまんでない!」
 頭に海草をかぶりながら、歌音が戻ってきた。
 おお、地の文でリタイアしたのに帰ってくるとは、なんたる執念。
 そんな歌音に、襲いかかる野獣(兎)が一匹。
「濡れ透け! 濡れ透けおっぱいいいい! ひゃっはああああー!」
「あばーっ!?」
 一瞬で押し倒されてしまう歌音。
 そして栢に続けとばかりに、桜花、映姫、雪子が襲いかかってくる。
「プ、プロのあたしがぁぁ……っ!」
 胸と尻と、その他あらゆるところを揉まれて、悶絶する歌音。
 まぁ牛乳一気飲みのプロじゃ仕方ない。

「もうおまえら、暗くしてやるから好きにやれよ」
 ラファルが気を効かせて(?)テラーエリアを発動した。
「やった、真っ暗! これで勝つる!」と、雪子。
「んあああ……っ、そんな蔵倫違反プレイををを……!?」
 歌音が喘ぎ声をあげた。
 でも見えないから大丈夫! ラファルGJ!
 ちなみにラファル自身は、夜の番人でキッチリ見ている。

 そして闇が晴れたとき、そこには痴態をさらす歌音の姿が。
 というか、ほぼ全員あられもない姿である。
 あとなぜか、ロシールは尻を丸出しにして泣いている。ネギみたいな物が刺さってることに関しては、触れないでおこう。
「さぁ、ショーダウン!」
 合図と同時にラファルの十連魔装誘導弾式フィンガーキャノンが斉射されて、すべてを吹っ飛ばした。

 ちゅどぉぉぉんん!!





 こうして、浜辺に平穏が戻った。
 最初から撃退士が来ないほうが平穏だったとか言ってはいけない。




依頼結果

依頼成功度:成功
MVP: ひんぬー連合会長・夜雀 奏歌(ja1635)
 あたしのカラダで悦んでえ・藍 星露(ja5127)
重体: −
面白かった!:13人

ロリ巨乳・
愛須・ヴィルヘルミーナ(ja0506)

中等部1年1組 女 ディバインナイト
ひんぬー連合会長・
夜雀 奏歌(ja1635)

大学部3年310組 女 鬼道忍軍
あたしのカラダで悦んでえ・
藍 星露(ja5127)

大学部2年254組 女 阿修羅
新世界への扉・
ツェツィーリア・エデルトルート(ja7717)

大学部7年149組 女 ダアト
黄金の細腕・
如月 優(ja7990)

大学部4年108組 女 アストラルヴァンガード
肉欲の虜・
桜花(jb0392)

大学部2年129組 女 インフィルトレイター
群馬の旗を蒼天に掲げ・
雁久良 霧依(jb0827)

卒業 女 アストラルヴァンガード
男を堕とすオカマ神・
御堂 龍太(jb0849)

大学部7年254組 男 陰陽師
大祭神乳神様・
月乃宮 恋音(jb1221)

大学部2年2組 女 ダアト
ラブコメ仮面・
袋井 雅人(jb1469)

大学部4年2組 男 ナイトウォーカー
ねこのは・
深森 木葉(jb1711)

小等部1年1組 女 陰陽師
斡旋所職員・
卯左見 栢(jb2408)

卒業 女 ナイトウォーカー
おまえだけは絶対許さない・
ファラ・エルフィリア(jb3154)

大学部4年284組 女 陰陽師
いつも尻を狙われる・
ロシールロンドニス(jb3172)

中等部1年3組 男 ディバインナイト
凶襲の悪魔・
ヴィンセント・ブラッドストーン(jb3180)

大学部7年134組 男 ナイトウォーカー
久遠ヶ原のお洒落白鈴蘭・
東風谷映姫(jb4067)

大学部1年5組 女 陰陽師
ペンギン帽子の・
ラファル A ユーティライネン(jb4620)

卒業 女 鬼道忍軍
撃退士・
藤巻 雄三(jb4772)

大学部3年59組 男 鬼道忍軍
ジャパネットやなぎだ・
柳田 漆(jb5117)

大学部6年173組 男 インフィルトレイター
主食は脱ぎたての生パンツ・
歌音 テンペスト(jb5186)

大学部3年1組 女 バハムートテイマー
生き残った魔法少女・
霧島イザヤ(jb5262)

大学部3年51組 男 アストラルヴァンガード
龍の眼に死角無く・
Vice=Ruiner(jb8212)

大学部5年123組 男 バハムートテイマー
氷結系の意地・
玉置 雪子(jb8344)

中等部1年2組 女 アカシックレコーダー:タイプB
血涙の右ストレート・
如月 拓海(jb8795)

大学部4年111組 男 アカシックレコーダー:タイプB
ゆるふわ森ガール?・
紅 貴子(jb9730)

大学部6年308組 女 ルインズブレイド