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マスター:ArK
シナリオ形態:ショート
難易度:やや易
参加人数:6人
サポート:11人
リプレイ完成日時:2012/01/29


みんなの思い出



オープニング


 とある山の岩肌に、ぽっかりと口をあけている穴。それはただの洞穴というわけではなく、きちんと人の手で補強がなされているもの。
 そこは坑道。昔は資源も多く採れ、作業者が慌しく駆け回っていたが、今では採掘量も落ち、小さな業者が時折作業をする程度に留まっていた。
 この日は、そんな時折にあたる日であり、何人かの作業員が仕事道具を抱えて潜っていた。
 最奥へ向かう道はいくつかあるが、どの道も多少距離が違うだけで最終的には奥で合流している。
 作業員たちは、その中でも奥へ向かう一番の近道を歩いていた。そしてその道中、虫の知らせというべきか、急な寒気に襲われたという。
 まもなく出くわした、巨大な蜘蛛。
 突然変異ですませることが出来ない巨大さ。奥へ進むための道を、1匹でほぼ塞いでしまっていた。作業員たちは異形を目の当たりにし言葉も失い、しばらく竦みあがっていたが、蜘蛛の脅威が己に向くや、誰先に駆け出し、どうにかこうにか、命からがら逃げ出したのであった。途中、手にしていた全てを投げ出して。



「みなさまお疲れ様です」
 斡旋所の職員は撃退士たちの集合に感謝しながら、依頼の説明をはじめた。
「張り出されていた情報には目を通してもらっていると思いますが、簡単に説明をさせていただきます」
 そう告げながら、ひとりひとりに資料を配布する職員。
「こちらは内部の地図になります。各所に目印が設置してあるということですので迷うことはないでしょう」
 よく見れば行き止まり等もあるものの、大きく分けると、道は3つのようだ。
「今回の敵は、このどこかに潜んでいるようです」
 逃げ切った作業員は、異形発見の知らせを、すぐさま会社と学園に伝えた。そして入っていた他の作業員たちも急ぎ引き上げさせ、入口に進入禁止の札を立てたという。
「点呼結果、内部に作業員は残っていないことが確認されています。また、敵が周辺外部に現れたという報告もありません。無論透過して入口以外から出てくるという可能性もありますが、今回はそれもないようですね」
 今回の敵には、高い確率で透過能力はないとの判断が下ったらしい。内部にいるものを全て処理すればいいようだ。
「しかしこのまま放置しておくことなど出来ません。外へ出てくる前に、そして作業員が仕事に戻れるよう、早めの討伐をお願い致します」


リプレイ本文

●突入前
 カンカン、カンカン、という大きな金属音が、寒空の下に響く。
「どうですか、櫟様。中にいへん変化はありませんか?」
 全身を余りなく覆うタイツの上からロングコートを羽織る鮫島 玄徳(ja4793)は、錆びた一輪車の縁を鉄パイプで叩きながら、櫟 諏訪(ja1215)に中の様子を尋ねた。
「これといって変化はありませんねー、影も形もというやつですー」
 ひと房の渦巻き髪を揺らしながら、薄暗い坑道の中を、じいっと観察していた諏訪はそう答える。
 目の前にあるのは蜘蛛型ディアボロが巣食ってしまったという坑道。依頼に基づき解決のため参上した次第。
「音が聞こえないのか、近くにいないのか‥‥、はたまた興味がないのかさっぱり分からないのが困りましたね」
「まだまだ謎の部分が多いですからねー、あ、そろそろ代わりますよー」
 玄徳の手から鉄パイプを受け取り、音出し誘導作戦の継続を試みる諏訪であった。
 その間に他の仲間が坑道への突入準備を進める。
「おっきなクモかぁ〜、脚も多いし、強そうな感じだよね」
 並木坂・マオ(ja0317) は、作業員に改めて再確認した敵情報を見て嘆息した。吐き出す息が白い。
「え‥‥ぁ、っ‥‥はい‥‥。そう、‥‥ですね」
 同じように、注意点を検めていた鴉守 凛(ja5462)は、不意に振られた言葉に、何か応えようと口を開いたものの、言葉が紡げず口篭る。
「でも脚力ならあたしも負けるわけにはいかない! ガンバって退治しよう、ね!」
 蹴り主体の戦闘スタイルを持つマオは密か、でもないが此度の敵に対して妙な対抗心を燃やしていた。その勢いで凛の手を取り握りしめる。
(元気なひと‥‥私も頑張らないと――)
 凛がそんなことを心で決意する隣で、工作に勤しむ者ふたり。
「このベルトに照明を括りつけて肩から掛ければ、両手をあけることが出来るな」
 龍崎海(ja0565)は、固定金具のついたベルトに肩手持ち用の懐中電灯を括りつけている。
 最初はヘルメット状の照明器具を探していたが、作業員が個人で持っているものしか数がない上、ほとんどが人と共に引き上げてしまった後だったのだ。その為作業場にあった古くくたびれたベルトを拝借させてもらうことにした。
「途中の蜘蛛の巣対策に角材を少々、っと。ひとり1個で大丈夫ですよね?」
 長くなく短くない程度の角材を5本、廃材置き場から拾ってきては、握り部分に布を巻いてゆくソフィア 白百合(ja0379)。
「ん、5本?」
 確か今回依頼を受けたものは6人のはず、と海が疑問の声をあげると、
「あ、はい。私はこのビニール傘を使おうと思いまして」
 そう言って、各所の骨に少し錆が見える傘をひろげてみせるソフィア。柔らかな金髪が風に戦ぐ。
 自身も傘を持っていたが、使えそうな傘が捨てられているのを見つけ、拾ってきたのだ。
 一通りの準備が完了する頃、再び坑道の様子を窺ってみたものの、敵が這い出してくる気配は感じられなかった。
「どの道、中の敵全部の殲滅だし、いくっきゃないでしょ!」
 マオは覚悟を決めると、長いみつあみを左右に揺らしながら先頭に立って坑道へと足を踏み入れるのだった。


●分岐路
 入口過ぎてしばらくは一本道であった。しかし資料として渡されている地図の通り、道は分かれた。そんな最初の分岐路へ索敵の足を向けたのは諏訪と凛。
「蜘蛛は基本的に益虫のはず、なんですけど。ディアボロは違うようですねー‥‥」
「そう、なんですか‥‥」
 ただ警戒しているため口数がすくなくなっている、ということもあるだろう。凛は頭上を見上げた。何かが張り付いている様子はない。また、諏訪は前方を注視していたのだが、その途中、異質なものを発見した。
「あれ、これってー‥‥」
 その場にしゃがんでよくよく確認すると、それは溶けた金属片だった。
(熔解‥‥? こんなところにどうしてそんなものが――)
 諏訪も凛も首をかしげた。しかし答えは簡単だ、ふたりは知っている。
 びしゃっ、という音を立てて液体が弾けた。
 それは諏訪を狙ったもののようであったが、着弾前にどうにか回避。ふたりはすぐさま戦闘態勢をとった。
 目の前には大きさ1m程度の蜘蛛。
「さっきの、少し開けたところに誘導しましょう。この位置では、応援は――望めそうにないです」
 凛は索敵の過程で調査した資材置き場を示唆した。そして逃げるように、誘うように滑り込む。
「鴉守さん、前衛はお任せしますよー」
 通路を駆け抜けて、壁を背にするところまで駆ける諏訪。ある程度の距離をとってから振り返り、構え、ピストルから弾丸を放った。
 狙いは口。上手くすれば脆いであろう内部にダメージを与えることが出来る。しかし弾道はわずかに逸れ、外殻を砕くに終わる。
(なかなか難しいですねー‥‥でも自分がやりませんと!)
 前では凛が蜘蛛の侵攻を阻む。ツーハンデットソードを大きく振りかざしながら積極的に攻めにゆく。
(本気で‥‥きて‥‥! 諏訪さんが、少しでも射撃しやすいように囮に、努めないと!)
 蜘蛛の持つ複数の脚と、拮抗する大剣。押し切るにいたらないが今はそれで十分。口から滴る不気味な液体が衣服を越えて肌を焼いたが、どうにか堪え続ける。そうして凛は蜘蛛の動きを制限させることに成功。
「今度こそはずしませんー!」
 諏訪は、凛に当てないよう注意しながら狙いを定め、新たな弾丸を放った。1発はやや逸れて、しかし脚に。追撃、2発目は口から内側へ。
 悲鳴ともとれなくない、液体を撒き散らしながら、蜘蛛は脚を捻らせ絡ませ、凛に向かい合ったまま後退していく。
「聞こえる、私たちが憎いって‥‥殺したいって‥‥、でも――」
 凛は冷ややかにそんなことを呟くと、後退する蜘蛛の眼前へ間合いを一足飛びに詰め、大剣を横薙ぎに放つ。先の弾丸でもろくなっていた脚を揃って胴から切り落とすのだった。
 ふふ、と狂気にもとれる微笑を浮かべる凛。
 機動力を失った蜘蛛は反撃もままならないまま、諏訪と凛の手によって闇に返されるのだった――。


 先ほど分かれたもう1班も、まもなく分岐路にさしかかろうとしていた。
「蜘蛛の巣、やっかいですね〜。武器は大丈夫なようですが、この傘、もう使い物にならなそうです‥‥」
 ソフィアが道を探る為に使っていたビニール傘は、すでに握りの部分を残して形を失くしていた。それは自前の傘でも同じだったといえよう。
「あ、分かれ道だよ。ここが最後の分岐みたいだね。どうする?」
 地図と現在地を照らし合わせながら、海は仲間の意見を仰いだ。
「落し物はまっすぐ続いてるみたいですけど。‥‥どろどろに溶けてしまっています‥‥」
 道中、ソフィアは不自然に道に転がる道具に着目していた。それは道なりに落ち、あちこちを何かで溶かされたようになっていた。今それが続いている道は1本のみ。
「作業員さんたちはこの道を通ってきたんだろうケド、ん〜、こっちの道にも敵が潜んでる可能性があるわけだよね」
 マオは交互に二つの道を見やる。時折壁に取り付けられた照明がジジジ、という音を立てながら点滅を繰り返す坑道。
「そう、ですね。もう奥も近いようですし、ここあたりで再び敵寄せを実践してみませんか? 幸い原型をとどめているバケツと棒があることですし」
 暗がりに落ちていた金属性のバケツを手に取る玄徳。手には角材。一同の頷きを承諾と捉えると、玄徳は何度となくバケツを叩き、大きな音を立てた。
 すると、その音に混じり、カサカサと何かが走り来る音が響いてきた。
 音を立てる手を止めると、玄徳とソフィアは少し後退。マオと海は音の聞こえてこない道へ少し前進――そうして布陣を整えたのとほぼ同時、それは現れた。
「よおっし、きたー! このまま挟み撃とう!」
 マオは通路から飛び出し、蜘蛛の背後にメタルレガースで蹴りかかった。完全な不意打ち。蜘蛛は後方からの衝撃に、前脚を折り耐える。
 同時、反射的な行動かは分からないが蜘蛛は尻から白い粘液のような糸を排出した。
 危な――と、間一髪。攻撃後すぐに距離をとるつもりでいたマオは糸に巻き込まれずに済む。地の岩を溶かす粘液に冷や汗を浮かべる。
「目の前に隙がありますよ」
 玄徳は糸が排出される一瞬の隙を見逃さなかった。すかさず打刀を抜き、蜘蛛の頭目掛けて斬撃を繰り出した。
「わ、私だって撃退士! こ、これくらい怖くなんか‥‥援護、します!」
 蜘蛛が注意を前方に戻し、前脚を玄徳に伸ばす。それをソフィアが、スクロールから現した光の弾で阻害する。物理的攻撃は阻まれやすいようだが、魔法攻撃は通りやすいように感じえた。続けざまに光を放ち、数度目で脚を節から分断する。
「これとかどうかな!」
 海もスクロールからの光で蜘蛛の動きを阻む。属性が相対している為か、海の攻撃は蜘蛛に十分な損傷を与えていた。
 それは玄徳も同じ。途中より魔法攻撃に切り換え、光を操る。
「皆様、打ち砕きますので気をつけてください!」
 玄徳はそう叫ぶと、蜘蛛の頭に光を叩き付けた。すると頭は無残に拉げ、破裂。同時に飛ぶ体液。
 全員が受身を取って防ぐが、一部は彼等の身体に付着した。
 しかし、頭を打ち砕かれた蜘蛛も、もう動かない。残った脚を支える力もなく、その場に崩れ落ちるのだった。
「あーっと、大丈夫か? さっきの体液かぶった人いれば回復するけど」
 海は仲間を見渡し負傷具合を確認した。
「玄徳さんが護ってくださいましたし、私は大丈夫です」
 にこりと微笑みながらソフィアは告げた。特に深手を負っている者はいないようだ。
 そうして、一行は残る道を索敵するため、その場で二手に分かれ、奥へと進むのだった。


●奥広間
「あ、来た来た! こっちこっち」
「この先が終着の広間だな」
 一番先に合流地点に到着していたマオと海が後から遣ってきた面々に手招きをした。
「一通りみてきましたけど、自分たちの担当通路には1匹だけでしたねー」
 諏訪の言葉に、凛もこくりと頷く。
「私も、ソフィア様と共に全て確認致しましたが、敵の気配はありませんでしたね」
「ええ、巣が張ってあったり、資材が溶かされたりはしていましてましたけど、いませんでしたよ」
 玄徳とソフィアの探った道も同様、と報告を上げる。
「となると、坑道内部の敵はあの2匹だけってことになるね」
 戦力を分散させることになってしまったが、3つの道全ての捜索はつつがなく完了。
「あとはこの広間だけ、だけど‥‥、すっごい大きな気配がする」
 マオが声を潜め、先の暗がりを見つめた。どうも照明が生きていないらしく、まったくの暗闇が広がっている通路の先。
 誰もがその存在を肌で感じていた。
「ま、全員揃ったようだし、準備がよければ突入しようか」
 海の言葉で装備の最終確認を行った面々は、前衛を前にして広間へと飛び込んだ。
 すぐに散開し、一箇所に留まらぬよう務める。
 そうして全員の灯りが中央奥を照らすように配置されると、そこには体長4mはあろうかという巨大な蜘蛛が浮かび上がった。大きさのせいか、それとも光に目をくらませたのか挙動は鈍い。
「こ、この大きさは、うぅ‥‥流石に怖い、です‥‥」
 存在感に声を震わすソフィア。武器を握る手も震えているようにみえる。
「でも、これだけ広ければ思いっきり戦えるね!」
 先行したのはマオ。波を打つようにうごめく脚目掛けて蹴りを放つ。しかしびくともしない。
「すぐに下がって、また粘液をとばされかねない!」
 海はマオの退路を確保するように光を放つ。小さなその一撃は焼け石に水にも等しかった。外殻を多少削っただけで、致命傷には至らない。
「此れが‥‥強敵、戦い! 素敵、素敵ですねぇ‥‥ふふっ」
 凛も広間を駆け、刃を巨大蜘蛛に叩きつけた。この大きさでは命中しないわけはない。しかし――
(しまっ‥‥!)
 脚による反撃が見事に命中。大きく後方へ弾き飛ばされてしまう。岩肌を転がり、壁際で動かなくなる凛。
 それに気付いた海が、回復のスクロールを手に、急ぎ駆けた。ある程度の距離からでも発動できるが、容態を確認するためもあり近接。
「‥‥息はある、っと。今癒しますから、もう少し頑張って」
 2度の癒しで意識を取り戻す凛。小さくも、海に感謝を述べるとおぼつかない足で立ち上がり構えを取る。

 そんな間にも前線では攻防が続いていた。
「魔法の方が効きます! ソフィア様も諏訪様も魔法に切り換えて!」
 玄徳とマオは巨大蜘蛛の動きを封じる為に立ち回っていた。その間にソフィアと諏訪が狙いを定め、渾身の一撃を叩き込む。
 既に足の半分が削られ、その場から動くことが出来なくなった巨大蜘蛛は、その状態で出来うる抵抗――糸を吐き続けていた。
「こっちもこのままじゃ動けなくなるよ〜!」
 その糸に絡まった粘液はすぐに消えるわけではなく、しばしそこに残留。つまりその間足場として使うことを避けることになるのだ。
 マオは軽快に飛び回りながらも、失われていく逃げ場に焦りを覚えていた。そんな中、敵外殻の異変に気付く。
「‥‥あ、お腹のあたり! なんかひび割れが出来てるよ!」
「む‥‥?」
 マオの指摘するあたりに光を集中して向けてみると、今にも割れそうなひびがはいっていた。
「弱点ですかねー、狙ってBANですよー!」
 諏訪は素早く狙いを定めると引き金を引いた。ひびの付近に命中すると、亀裂は大きくなった。
「待たせた、あれを狙えばいいのか!?」
 援護する、と後方から上がってきたのは海。すぐに状況を確認し、狙いを定める。同様にソフィアも攻撃を集中。一斉に降りかかる光の弾丸は外殻を見事打ち破った。
 だが――
「っ‥‥そうです! 体液が!」
 玄徳が警告を発するも、やや遅い。腹にたまっていた体液は亀裂からあふれ出し、後衛を襲う。
(間に合わない‥‥!?)
(間に合わせて、見せます!)
 体液着弾の寸でで、凛が彼等を弾き飛ばし、共に地面を転がった。体液は彼等の居た場所を大きく溶かし、溜まりを作っているのが見えた。
「‥‥よかっ、た‥‥」
 凛は、考えがあったわけでもなく、ただ勢いと力に任せた行動のようだったが、それが結果全員を救う。巨大蜘蛛も体液の放出の勢いが弱まる頃にはその動きを止めていた。

「それにしても、これだけ暴れても壊れない坑道とは、丈夫なものだな」
 スクロールと救急箱で、仲間の応急処置をしながら海はそんなことを呟いた。
「で、でもほら暗いですし、終わりましたしー? 確認して戻りましょ〜よ〜」
 口早にソフィアが宣言すると、
「ですね、早く報告して差し上げないと」
 玄徳も応じ、一行は改めて広間や他の通路に敵が潜んでいないことを再確認。
 そうして、撃退士としての任務達成報告を携え、学園へと戻ってゆくのであった。


依頼結果

依頼成功度:大成功
MVP: 撃退士・鮫島 玄徳(ja4793)
 ベルセルク・鴉守 凛(ja5462)
重体: −
面白かった!:12人

魔に諍う者・
並木坂・マオ(ja0317)

大学部1年286組 女 ナイトウォーカー
主演女優賞受賞者・
ソフィア 白百合(ja0379)

大学部4年224組 女 ダアト
歴戦勇士・
龍崎海(ja0565)

大学部9年1組 男 アストラルヴァンガード
二月といえば海・
櫟 諏訪(ja1215)

大学部5年4組 男 インフィルトレイター
撃退士・
鮫島 玄徳(ja4793)

大学部5年280組 男 ディバインナイト
ベルセルク・
鴉守 凛(ja5462)

大学部7年181組 女 ディバインナイト