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マスター:新瀬 影治
シナリオ形態:ショート
難易度:難しい
形態:
参加人数:6人
サポート:5人
リプレイ完成日時:2014/08/26


みんなの思い出



オープニング


 街から離れた場所にある、とある廃工場。そこでは、一人のシュトラッサーの女剣士と、それを討伐する為に送られてきた撃退士が対峙していた。
 しかし、既に撃退士はシュトラッサーに追い詰められており、反撃を行うだけの体力も残っていない。
「……貴方は、何の為に私を殺しに来たのかしら。名誉、それとも欲望? 私には分からないわね」
 女は、その手に握っていた美しい刀身を持つ刀を地面に突き刺しては、白い紐で自身の髪をポニーテールのような形に結び上げる。
 しかし、彼女は瀕死の撃退士にそう問いをかけては、返事が来ない事を受け、冷たく鋭い視線を撃退士の方へと向けて。
「だんまりも良いけれど、それでは貴方……死んでしまうわよ。結局、どのような事をしても貴方は死ぬのだけれど、死ぬまでの時間が少し早まってしまうという事かしらね」
「……!」
 そう言った女は地面に突き刺していた刀を取っては、それを撃退士の右腕に突きつける。刀を突きつけられた撃退士は怯えたようにしながら口を開いたが、それでも恐怖からか、声を発せていないようだ。
「一撃で楽に死ぬのと、少しずつ痛めつけられながら苦しみ抜いて死ぬのとなら、どちらが良いかしら。いえ、私にとってそのどちらが面白いのかしらね。私に刃を向けたのだから、その程度は楽しませて頂戴」
「俺は、命令されて此処に来ただけだ……! 名誉も欲望も要らない!」
 撃退士は自分が生き残る事の出来る僅かな希望にかけて、そんな言葉を口にする。しかし、冷徹非情なこの女は、そんな撃退士の言葉を聞いて、冷たい笑みを浮かべた。
「そうなの? てっきり、貴方は命令を受け、それを遂行する事で自身の名誉を高めようとしていたのだと思っていたわ。それなのに私に殺される事になるなんて、貴方も可哀想ね」
「っ……!」
 そう言葉を返した女は、刀の刃先を撃退士の腕に少しずつ突き刺していき、そこから流れ出る血を見ては息を吐く。
 だが、この女の着ている和服には一滴の血も付着しておらず、血まみれになって倒れ込んでいる撃退士と比べ、この女の姿は異様に見えた。
 刀で人を斬れば、血が流れ出す。程度によっては、血が吹き出す事もあるだろう。それなのにこの女は、ほんの少しも血を浴びていないのだ。
「でも、私に殺されるのなら少しぐらいは幸福なのではないかしら? 私の技であれば、貴方はバラバラに斬り刻まれて死ぬのではなく、形を保ったまま死ぬ事が出来るのだから」
「あがッ……」
 ――女が刀を突き刺している部分から、少しずつ撃退士の身体は凍りつき始め、そして次第に彼の身体は動かなくなっていく。
 流れ出ていた血も凍りつき、文字通り彼は形を保ったまま死ぬ事となるのだ。氷像となり、二度と動く事の出来ない状態に。
「……死ぬ前に、一つ聞かせてくれないかしら。私は貴方達が何を考えながら戦っているのか、それが分からないの。だから、一つだけ」
 凍りついていく撃退士を前に、女は撃退士の身体が凍っていく様を眺めながら、口を開いて。
「貴方の正義とは、何? 私はそれが気になるの」
「…………」
 だが、女の問いかけは撃退士の耳には届かない。何故なら彼は、もう既に完全に凍りついてしまっているからだ。
 撃退士は凍りつき、女の言葉の通りに、形を保ったまま死を遂げた。だが女にとってこの状況は面白くなかったのか、腕から刀を抜いた女は、凍りついている撃退士を見て息を吐く。
「正義を示せないのなら、凍りつかせる必要も無かったかしら。私の中で、彼はもう生きてはいない……正義を持ってはいない。そうね、死んでいるのなら斬り崩してしまった方が面白いわ」
 一人でそう呟いた女は両手でその刀を構え、刀身に冷気を纏わせながら、冷たい視線を撃退士の方へと向け、ふっと微笑む。
「まぁ、少しは楽しかったわ。せいぜい最期ぐらい、綺麗に逝かせてあげる。さようなら」
 ――そして、女は手にした刀で撃退士を斬り刻み、その凍りついた肉体を自身の周囲に舞わせ、キラキラと輝かせながらそれを完全に破壊した。
「正義とは、何なのか。私が追い求めるのは、ただそれだけ。それ以外には、何も要らない……うふふっ」
 不気味な笑みを浮かべながらそう呟いた女は、その刀を指でなぞりながら、正義とは何なのかを考え始めるのだった。


リプレイ本文


 某日、廃工場。空は青く澄み渡っているのにも関わらず、その青空の恩恵をまともに受ける事の出来ない廃工場内部に突入した六人の撃退士達は、彼等を待ち受けるようにして廃工場の中心に立っていた女剣士と対峙する。
「やっぱり来たのね、待ちくたびれたわ」
 撃退士達に向けそう言い放つ女剣士ではあったが、そんな彼女の言動を横目に森田良助(ja9460)は阻霊符を使用する。そんな良助の姿を見た女剣士は、ふっと笑っては口を開き。
「……貴方達なら、私に正義という物が何なのかを教えてくれるのかしら?」
「撃退士相手に正義を問うなんて変わったヤツだな、お前」
 だが、女剣士の問いかけに対して鐘田将太郎(ja0114)が大鎌を構えながらそう答えると、女剣士は地面に突き刺していた刀を手にとっては、その刀身を指でなぞる。
「でも、貴方達は正義という物を心に秘めながら戦っている筈。違うかしら?」
「助けたい人、助けるべきだと思った人を全力で助けるのが僕の正義です」
 しかし、比較的温厚に質問を続けている女剣士に向けて、一歩前に歩み出た神谷春樹(jb7335)が言葉を返すと、彼女はふっと笑みを見せた。

「なるほどね、撃退士の男の子らしい答えだわ。でもその正義は限られた人にしか向けられない物のように思えるのだけれど、違うかしら?」
「正義を振りかざす者にとっては悪、悪を着飾る者にとっては正義になるかな」
 質問を続ける女剣士に向け、春樹に代わってキイ・ローランド(jb5908)がそう答えると、それを聞いた女剣士は片手で刀を構える。
「……強い人と戦えるのは楽しみだけど、絶対に止めないと」
 女剣士が戦い慣れているという事を察したのか、彼女の方を向きながら並木坂・マオ(ja0317)が言葉を呟く。
「私が強いかどうかは二の次よ。私にとって大切なのは、戦いを楽しむ事と、正義が何なのかを知る事だけ。勝つか負けるかは、それらを堪能した上で、よ」
「……大切な人達を護る為に、もう負ける訳にはいかないのです」
 だが、マオの呟きを受けて女剣士が返した言葉を聞いた水無瀬 雫(jb9544)は、胸の内に秘めたる自らの意思を呟き、そして雫の呟きを聞いた良助もまた、一歩前に踏み出して。
「そうだね、僕の正義は戦うことでお互いを分かり合うことかな。是非とも僕は、キミのことを深く知りたいよ」
「うふふっ、貴方とは面白い戦いが出来そうね」
 良助の言葉を聞いた女剣士は笑みを浮かべては彼に向けてそう言葉を返すが、その次の瞬間、彼女は両手で刀を構えては不敵な笑みを浮かべる。
「でもね、言葉でそう言う事は出来ても、実際に正義を示せるかどうかはまた違うの。せいぜい、私を楽しませて頂戴ね」
「俺の正義が何か教えてやる。その前に、お前の技をすべて見せてみろ」
 すると、将太郎が女剣士に向けてそう言い返すのと同時に、撃退士六人は戦闘行動を開始した。

「囲んで斬る。逃げ場を塞いで追い詰める。私も好きよ、そういうの」
 良助、マオ、キイが正面から向かってくるのに対し、将太郎、春樹、雫が自身の背後に回り込もうと移動をしているところを見た女剣士は、そう呟いては素早くバックステップを踏んで後退しつつ、正面から接近してきているマオに向けて、すっと刀を振り抜いては氷の刃を放つ。
 だが、女剣士の攻撃に反応したキイは、素早くマオと女剣士の間に入り込んでは盾で氷の刃を受け止める事で、その氷の刃を砕け散らせた。
「やっぱり氷の刃っていうのは、鋭いけど脆いものだね」
「……でも、この刃は一本だけとは限らないわ。正義が人の数だけ存在しているように、ね」
 砕け散る氷の刃を見ては女剣士に向けてそう言い放ったキイに対し、女剣士はキイに言葉を返しては、自身の背後を取ろうとしている春樹達の方へと視線を向ける。
 しかし、女剣士が視線を向けてくるのと同時にマーキング弾を発射した春樹は、女剣士の身体にそれを上手く命中させ、敵を見失わないように警戒を強めていく。

 そして春樹の行動を見た良助は、タイミングを見計らったようにして三発の弾丸をとにかく素早く発射する事で女剣士が自身の力を使うように仕向けるが、狙いがしっかりと定められていない三発の弾丸を、女剣士は舞うようにしていとも簡単に回避する。
「良く狙いなさい。私は、すばしっこいわよ?」
「追いついたっ!」
 だが、良助が作った隙を突くようにして上手く女剣士に接近してその側面を取ったマオは、足を一気に振り上げては、良助に向けて挑発するような言葉をかけている女剣士を蹴り上げようとする。
 しかし、咄嗟にマオの行動に反応した女剣士は、刀の表面でマオの足を滑らせるようにしながらそれを回避した後、マオを踏み台のように蹴って後退、壁の近くまで一気に跳んでいく。
「誰かを護る為に負けない事が、貴女にとっての正義なの? 私はそんなようには思えないのだけれど」
 そして、壁に背を預ける事で包囲される危険性を排除した女剣士は、その刀を真っ直ぐ雫の方へ向けては、彼女に向けて問いをかける。
「正義、ですか……私には良く分かりません。ですが、少なくとも貴女の行為を正義と認める訳にはいきません」
 それを受けた雫が女剣士に言葉を返すと、二人が対話を行っているところを見た将太郎は、女剣士に向け、少し離れた位置からクロスボウを撃つ。

 だが、それを見切った女剣士は一、二と刀を振り抜く事で生成した二枚の氷の壁で将太郎の攻撃を無力化し、再び雫の方へ視線を向けて。
「私は、私自身の行動を正義に準じた行動だとは思っていないわ。だからこそ、私は正義という物が何なのかを知りたいの。貴女は、それを教えてくれるのではないのかしら?」
 女剣士の言葉を聞いた雫は、将太郎の攻撃から隙を生じさせない為にも、仲間との距離感を考えながら女剣士との間合いを詰めていき、そして攻撃を加える為に体勢を整える。
「……水無瀬の名にかけて、貴女を止めてみせます!」
「水無瀬……きっと貴女は綺麗に咲いてくれる事でしょうね。何も持たない撃退士とは違って」
 だが、雫が女剣士に攻撃を加えようとした瞬間、雫の言葉を聞いた女剣士はふっと不気味な笑みを浮かべながら、そう呟く。
 そして女剣士は刀を構えては、一瞬にして冷気で自身の分身を二体作り出し、正面を含めて三方向から雫の事を取り囲む。

「水無瀬さん、本体は正面です!」
「――!」
 春樹は女剣士の本体が雫の正面に居ると伝えつつ、自身も女剣士本体に攻撃出来るような位置に移動して攻撃を行おうとするが、一瞬の出来事であったが故に、春樹も雫も反応が間に合わない。
「分身であっても、撃てば攻撃は阻害出来る筈……!」
 唯一反応が間に合った良助は、回避射撃を行う事で分身の内の一体を攻撃が出来ないように妨害しようとするが、彼の放った弾丸は冷気で作られた分身の腕を一本破壊するだけに留まった。
 そして雫は、分身二体を含めた三人の女剣士に斬られ、凍り付いてしまう。
「……綺麗な花は、散り際も綺麗な物よ。貴女の美しさに免じて、私の名前を教えてあげる」
 凍り付いた雫の頬をそっと右手で撫でた女剣士は、左手に刀を持ち替えながら彼女にそう言葉をかけて。
「私は、零。何も持たない、空っぽで冷たい女……さようなら、水無瀬さん」
 ――凍り付いている雫にそっとキスをした零は、振り向き様に刀を振り抜いて雫の身体を覆っていた氷を粉砕、それをキラキラと美しく舞わせながら、雫に致命的な一撃を与えた。

 決して根性では耐えられないような傷を負い、完全に意識を失った雫が地面に倒れ込んだ事を受け、春樹は援護射撃には間に合わなかったものの、リボルバーから黒い霧を纏っている弾丸を放つと、その弾丸は零の頬を掠め、彼女の頬から血が流れ出す。
 そしてキイは零との距離を詰めては盾で零を殴りつけようとするが、彼女は素早くそれを回避し、壁に背を預けられる場所を意識しながらも距離を取り、自身の頬に出来た傷を指でなぞる。
「……久しぶりに、この赤色を見たわ。少し、私も興奮してきているのかしらね……普段は冷たいだけの身体が熱い」
 零は自身の指に付着した真っ赤な血を見てはそれを舌で舐めとり、そう呟くのと同時に、銃を構えている良助の方へと視線を向けた。
 そして良助が、零に視線を向けられるのと同時に三発の弾丸を素早く発砲すると、零は敢えてその場から動かずに素早く刀を振るっては三枚の氷の壁を展開、全ての弾丸を氷の壁で受け止めては妖美な笑みを浮かべる。
「これが私の全てよ、満足してくれたかしら? それで、貴方の正義とは何なの?」
「んなモン、考えたこたぁねぇよ。正義論は、俺の研究分野じゃねえし」
 自身が展開出来る氷の壁を全て展開し切った零が将太郎に視線を向けては問いをかけると、彼は正義という物に興味が無いながらも、質問に答えるのは礼儀として言葉を返す。

 そして、彼等が言葉を交わしているその瞬間に、マオが猫の如き素早さで零の至近距離に接近しては、零の上を取って。
「正義の定義とか、難しい事はわからない。アタシはただ好きな人達に笑っていて欲しい、この世界をそういう世界にしたいんだ! その邪魔をするんなら、全力で戦う!」
 そう言い放ったマオが『閃光番長』を使用し、全体重を乗せた所謂『893キック』が一瞬の内に繰り出された結果、零は身体を反応させたもののそれを完全に回避する事は出来ず、左肩にその蹴りを受け、地面にそのまま勢い良く倒れ込んだ。
 だが、零は苦痛に表情を歪めながらも咄嗟に体勢を立て直しては素早く撃退士達との間に距離を取り、そして右手で刀を構えては口を開く。
「……そうね、私も貴女達と同じように正義とは何なのかが分からないから戦っているの。それはきっと、誰かと戦い続ける事で、断固たる正義を持っている者と戦い続ける事で、見つけられる筈だから」
 そう言った零は、今度は刀を自分の前で真っ直ぐ縦に構えては、瞼を閉じて。
「私に見せて、正義という物が何なのかを。私は、何をすればそれを手に入れる事が出来るのかを」
 彼女がそう言葉を続けた瞬間、勢い良く放たれた強烈な冷気が刀に集中し始める。

「どうやら大技が来そうだね」
 零が何らかの大技を発動しようとしている事に気付いた良助がその予兆を他の四人に伝えると、キイ、マオ、将太郎が零の元へと急いで移動を開始する。
「……あんたはそれだから空っぽなんだ、俺はそう思う」
 春樹が零に向けて淡々とした口調で言葉を返すと、零はそれを受け、雫が目の前でやられた事を春樹が気にしているのだという事を察しては、今度は刀を平らに構え、そしてそれを振り抜く姿勢を見せる。
「正義を語るのはいつも勝者、それだけだ」
 そして零の元へと接近したキイは、その盾を構えながら春樹の言葉に続けて零に声をかけるが、それを聞いた零はふっと笑った後。
「勝敗は関係無いわ。私が欲しいのは、中身と温もり。流れ出た血のような、あの温かさ――」
 そう呟いた零は瞼を開き、冷気解放に伴って青く透き通るような美しい色に変色したその瞳を五人の方へと向けながら、刀を振り抜こうとする。
 キイは手にしている盾で零を殴りつける事で技の発動を阻止しようとするが、刀を振り抜こうとするのと同時に零がすっと身を引いた結果、振り抜かれた盾は空を切った。

「来るよ、迎撃しよう!」
「――孤独の冷たさと、仲間の温もり。勝つのは、どちらかしら」
 大声で良助が他の四人に同時攻撃を呼びかけるのと同時に、零はそう呟いては刀を振り抜き、絶対零度で生み出した巨大な氷の刃を放つ。
 それを受けた春樹は零が抜刀する瞬間を狙ってリボルバーを発砲したが、その狙いは外れ、放たれた氷の刃に弾丸が命中する。そして春樹の銃撃に続けてマオは閃光番長を、将太郎は大鎌を振るう事で氷の刃の破壊を試みるが、まだ威力が足りないのか、氷の刃は砕け散らない。
 しかし、氷の刃にヒビが入っている事を捉えた良助は、その瞬間を狙うようにして、銃の引き金に指をかける。
「勝つ為に必要な弾丸は、一発で充分だ!」
 そして彼が黒い霧を纏った弾丸を放つと、それが命中するのと同時に氷の刃は粉々に砕け散り、それを見た零は肩から力を抜いたようにして。
「……それが貴方達の正義だと言うならば、私はそれを認めるわ」
「正義ってのはな、やたら口にする言葉じゃねぇんだよ。覚えときな」
 そう呟いた零に対して言葉を返した将太郎は、戦闘意欲を失った零を大鎌で切り、そして彼に切られた零は血を流しながら、仰向けに地面に倒れ込むのだった。


 倒れ込んだ零の視線の先に見えているのは、青空。穴が開いている廃工場の屋根からは、日差しが差し込んでいた。
 そして零はそんな青空に向けて手を伸ばしては、口を開く。
「私は……どのような正義を求めているのかしらね。もう後戻りは出来ないというのに、正義の味方にでもなりたいのかしら。それとも、私はただ……誰からも温もりを与えられる事の無い、独りになりたくないだけなのかしら」
 何処か思い詰めたような表情で、そして何処か悲しげな表情でそう呟いた零は、雪が風に吹かれて舞うように、白い冷気に包まれては何処かへと消えて行った。
 それを見て、零が何処に消えたのかを確認しようとする春樹ではあったが、零が倒れ込んでいた場所に紙切れのような物が落ちているのを発見し、そしてそれを拾い上げる。
「楽しかった……?」
 零が書き記した物と思われる、紙切れに書かれていた「楽しかった」という一言を読み上げた春樹は、零が何故正義を追い求めているのかを察したようにしては、息を吐いたのだった。


依頼結果

依頼成功度:成功
MVP: セーレの王子様・森田良助(ja9460)
 揺れぬ覚悟・神谷春樹(jb7335)
重体: 天と繋いだ信の証・水無瀬 雫(jb9544)
   <氷舞が直撃し、凍結状態で攻撃を受けた>という理由により『重体』となる
面白かった!:7人

いつか道標に・
鐘田将太郎(ja0114)

大学部6年4組 男 阿修羅
魔に諍う者・
並木坂・マオ(ja0317)

大学部1年286組 女 ナイトウォーカー
セーレの王子様・
森田良助(ja9460)

大学部4年2組 男 インフィルトレイター
災禍塞ぐ白銀の騎士・
キイ・ローランド(jb5908)

高等部3年30組 男 ディバインナイト
揺れぬ覚悟・
神谷春樹(jb7335)

大学部3年1組 男 インフィルトレイター
天と繋いだ信の証・
水無瀬 雫(jb9544)

卒業 女 ディバインナイト