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マスター:秋空稔
シナリオ形態:ショート
難易度:普通
参加人数:10人
サポート:3人
リプレイ完成日時:2014/02/17


みんなの思い出



オープニング

「こんな場所があったのか」
「穴場なんだぜ!」
 そこでは、5人の大学生らしき男女がキャンピングシートを広げている。
「素敵な場所ね」
「まあね」
 そんな話をしながら、シートの上にはお弁当が並べられている。それは中身は質素だが、品数豊富なお弁当だった。
「ちょっと地味だけど味は保証するよ」
 お弁当を作ってきた女子が控えめに言うが、かなり頑張って作ってきた事は明白だった。
「美味そうじゃん、いただきます!」
 そして、手を出す男子に嬉しそうな顔をする女子。そんな賑やかな中、この5人を見つめる怪しい赤い目のモノがいた……。
「お、こっちに川があるな」
 さっきまでフリスビーやブーメランを投げて遊んでいた大学生たちが、少し離れた場所に川を見つける。
「でも、さすがに寒いよね」
 そう。季節は冬。今日は春並の陽気という事でピクニックを決めたが、水遊びにはちょっと早い。
「そういえば、少し寒くなったかも……」
 そう言う女子に気を使い早めの帰宅を決める頃に……赤い目のモノが動き始めた。
「ファオオオーン!」
 謎の嘶きと同時に走り始める赤い目のモノ。
「なんだあれ!」
「おい、こっちにも!」
 悲鳴を上げる大学生に、興奮して突撃してくる……かに見えたが、それが急に地面に倒れる。
「お?! 今だ逃げろ!」
 その様子に逃げるように誘導する。しかし、それは転倒したのではなかった。そのまま地面に体を横たわらせたまま、独楽のように回転し男子を蹴り付ける。
「痛っ!」
 悲鳴を上げる男子だが、その蹴り飛ばされた方向が、ここまで来た車のすぐ側。
「乗れ!」
「おう!」
 そして、幸運にも逃げるのに成功した大学生は病院に向かい、そのまま通報するのだった。

 その大学生の通報を元に調査を行うが、ディアボロの痕跡は多数見つかるも、本体は発見出来なかった。
「この状況から、ディアボロは人間が発する笑い声と同じ周波数を持つ音に引かれると判断される」
「いや、そんな面倒な事しなくても現場で同じ状況を作ればいいんじゃないのか?」
 そこで、ディアボロをおびき出す方法が検討されるのだが、現地の調査員。幸か不幸かそのメンバーは皆、被害者とは年齢に差があった。
「ここは適材適所に依頼を出そう」
 そういう結論になったのだった。

「という事で、ディアボロ退治の依頼があります」
 いつものように棒読みな口調で状況を説明する荻窪優美。本人としては精一杯感情を込めようとしての説明なのだが、どうしてもうまくいかない。それはともかく説明は続く。
「皆さんには、この場所で被害者と同じようにピクニックをしていただきます」
 それが、こちらに依頼された理由だった。比較的年齢の近い者がピクニックを行う事で、ほぼ間違いなくディアボロは現れるだろうという予想だった。
 荻窪は次に現れたディアボロについての説明を開始した。
「このディアボロをクォータージラフと命名します」
 ディアボロの体表面にあるキリンのような模様と長い首からそう命名したのだが、その攻撃方法はどうみてもキリンじゃない。首が伸びたり、体を地面に倒してから独楽のように回転したりと曲芸のような動きをする。また『クォーター』の名前は、本来のキリンの大きさの四分の一程度の大きさだからだ。
「数は3体。すべて撃破して下さい」
 そう言って説明を終えるのかと思うと、一度席を立って何か持ってくる。その手には、大きなお弁当箱があった。
「このお弁当は、よければお持ち下さい。ディアボロを誘い出すのに役に立つはずです」
 そう言って、丁寧にお願いするのだった。


リプレイ本文

 季節は冬だけど、とてもいい天気。空は快晴で風の無く、春並の気温。そんないい天気に、手にはバスケットを持った11人の撃退士たちが、楽しげに歩いていました。
 そんな中で一人、無表情ながらも前を歩く龍崎海(ja0565)を見つめるのは、荻窪優美(jz0273)。
(誘ってくれたの嬉しかったな……)
 海を見ながら誘われた時を思い出す優美。
「お弁当、持っていって下さい」
 いつものように無愛想な表情だが、そのお弁当を見ると、心を込めて作ったのが分かる。それを見て海が思いついたように優美を誘う。
「お弁当まで作ってくれたなら、いっそ同行してみる?」
 何気ない言葉だったが、そこで一瞬、無愛想な表情が変化……いや変色した。
「あ、いや、えっと、だ、だけ、その……」
 真っ赤になった顔のまま、言葉を詰まらせ続ける優美。
「あ、足手まといになりますから」
 何度も詰まらせる言葉を、ゆっくりと待つ海。そして、出てきた言葉は『行きたくない』ではなく『足手まといになる』という実害の説明。
「賑やかな方が敵も出てきやすいというなら、人数が多いほうがいいだろうし」
 そんな優美に海は優しく誘いかける。そんな優しい誘いが嬉しくて……心の中で思い出して少し顔が赤くなっていました。
「ん、どうしたのかな?」
 そんな優美の視線に気が付いた海が振り返り何気ない言葉を返す。
「いえ、何でもありません」
 だけど、そんな何気ない言葉にちょっと素っ気なく返してしまう優美。だけど、その後に心の中ですっごく後悔している。
「天気が良くて助かるね」
「絶好のピクニック日和ですね」
 その隣では日比野亜絽波(ja4259)と海城阿野(jb1043)の楽しそうな会話が聞こえます。
「そうじゃな、本当にいい天気じゃ」
「ピクニック楽しみです」
「……暖かくって、眠くなってくます」
 アヴニール(jb8821)、佐藤マリナ(jb8520)、雫(ja1894)たちも目的地に到着前からとても楽しそうな雰囲気。
「天気予報通りです」
 そんな皆の言葉に、やっぱり素っ気なく返してしまい、後悔する優美でした。
「えと、あたしの荷物、少ないですし……皆さんの荷物をお持ちしますね」
「大丈夫ですよ。これくらいやらせて」
 そんな優美の素っ気ない返事を消すようにKamil(jb8698)が声をかける。そんなKamilの言葉に紳士的な言葉を返す海。そして、Kamilにしか聞こえない声で……。
「彼女のガードは任せるよ」
 と耳打ちする。
「は……はい、任せて下さい」
 少しおどおどした雰囲気です。実はKamilも今回が初めて依頼。だけど、頑張って勇気を出すのでした。

 さいて、目的の場所に到着しました。そこは、広くそしてピクニックには最適な場所。そこに亜絽波と礼野智美(ja3600)は手際よくブルーシートやレジャーシートを広げていきます。そして、その上に一番大切なお弁当を並べていきます。
「これは妹と親友が作ってくれたんだ」
 智美が並べているのは、唐揚げ、サラダにグラタン、さらに炊き込みご飯のおにぎりに玉葱とたこさんウィンナーの炒め物。さらにさらに魔法瓶の中にはコンソメスープ。
「少しだけど、作ってきたから、遠慮せず食べてね」
 亜絽波は稲荷寿司、だし巻き卵に唐揚げ。隣のマリナは、ミニハンバーグに野菜炒めに煮物。さらにやっぱりタコさんウィンナー。雫はフランクフルトに唐揚げ、たこさんウィンナーとお肉多めのお弁当。優美もお弁当を並べます。
 そんな中で一番大きい荷物なのは月乃宮恋音(jb1221)。袋井雅人(jb1469)と一緒に鞄から出してきたのは、調味料や切った食材、そしてパン。
「えっと……ここで……作りますぅ……」
 恋音は雅人と一緒にここでサンドイッチを完成させるようなのですね。
「お手伝いせてもらってもよろしいでしょうか?」
「はい……もちろん……ですぅ」
 マリナはそんな様子に手伝いを申し出て、恋音も笑顔で答える。そんな楽しそうな様子に手を出す人も多い。そして、皆で作りながら、同時に食べ始めるのでした。
「こっちも、こっちも、とっても美味しいのじゃ」
 最初は優美のおにぎりを手にパクリ。そして次に智美のグラタン、そして恋音と雅人が作ったサンドイッチと次々と食べているアヴニール。その食べっぷりは作ってきた人から見ても幸せになってしまうくらい、美味しそうに食べています。
「じゃあ、いただきます」
 Kamilもサンドイッチに手を出す。そして、Kamilが興味津々なのは皆で作ってきた色々なたこさんウィンナー。リクエストがあったから皆で色々な形に作ってきました。
(ただのディアボロ退治かと思ってたら、女の子のお弁当が食べられるなんて得したな)
 そんな事を心の中で呟きながら、女の子たちのお弁当を堪能する海。女の子の手料理は、やっぱり男にとっては、味よりも何よりも心で感じる暖かさがあります
「こ、こうして、大人数で食事をするの……はじめてです」
「外で食べるご飯は美味しいですね」
 まだ緊張気味のKamilに楽しそうにおにぎりを食べる阿野。
「お弁当も綺麗ですね。一枚撮りますね」
 沢山並んだお弁当を阿野はカメラにおさめます。これも一つの思い出ですよね。
「これも美味しいよ」
「この味付け、どうするんですか?」
 亜絽波とマリナはお互いに作ってきたお弁当を食べ比べして、味付けなどの話題に花を咲かせています。
「恋音のサンドイッチ美味しいよ」
「うん……嬉しい」
 そんな中で、恋音と雅人は恋人同士なので、二人でラブラブな雰囲気を作っています。
 そんな二人を興味津々の表情で見つめるのはマリナと智美と……無表情のまま見つめる優美でした。恋音に色々と聞いてみたいようですが、それはまた後でね。
 そして、ちょっと……いや、かなり多いかと思われたお弁当も、気が付くと全部無くなっていた。
「ごちそうさまでした」
 そして、皆で丁寧に『ごちそうさま』をしました。

 昼食が終わってからは、皆で自由時間です。
「バトミントンしますか?」
 海が用意していたのはバトミントンの道具一式。
「荻窪さんも一緒にどう?」
「誰だって、始めは下手だって!」
「はい、頑張ってみます」
 マリナと智美は優美を誘って、一緒にやります。
 そして少し離れた場所では、スケッチブックを広げて風景画を描く雫とKamil。二人とも仲良く描いているが、どうやら雫はちょっと……勉強中のようでKamilの絵を見て、少し落ち込んだりしている様子でもあった。
 バトミントンは見た目よりもハードなスポーツ……。
「はい、どうぞ」
「わわわ!」
「上手、上手!」
 だけど、そんな大変さの無い楽しげな雰囲気。優美が一生懸命ラケットを振り回して羽に当てると、その羽はかなりあさっての方向へ。だけど、それをマリナや海は華麗なフットワークで拾って打ち返してあげます。
 バトミントンは上手でない人だけでやると、ちょっと難しい遊びなのですがマリナや海くらいに出来る人がいると、ラリーも長く続いて楽しく遊べるのでした。

 そんな中で一休みしているのはアヴニール。他の皆が遊んでいる姿をみて、少し複雑な雰囲気。でも、それは少し寂しいけど、でも幸せな……そんな表情をしているのでした。
「ねえ、アヴニールさんも一緒にどうでしょうか?」
 そんなアヴニールに声をかけたのはマリナ。ラケットを手渡して誘います。
「そうじゃな、我も一緒にやってみるかのう」
 アヴニールも優美と交代してバトミントンに加わるのでした。
「写真撮りますよ」
 そんな楽しそうな様子をカメラで撮っているのは阿野だった。もちろん、一声かけてからの撮影。だけど、阿野が一生懸命とっているから、阿野が写っていない。
「良かったら撮らせてくれる?」
 そんな阿野に声をかけたのは亜絽波。亜絽波もさっきまで風景や植物を撮影していた。
「いや、皆が楽しければいいですよね」
「一緒ならもっと楽しいんだよ」
「そうですね」
 控えめな態度の阿野だけど、優しい笑顔を見せながらの亜絽波。そんな言葉に阿野も一緒に写真に写るのでした。
 そんな賑やかなバトミントンもちょっと休憩です。絵を描いていた雫も戻ってきました。一緒にお菓子を出してお茶を飲みながらお話をしています。そして、雫はそんな春のような陽気の中で気が付くとうとうと。そんな雫にさっと亜絽波は膝を貸してあげます。
「えっと……荻窪さんは……今度どういった方向に……進みたいのですかぁ?」
 そんな穏やかな雰囲気の中で恋音が優美にちょっと聞いてみます。そんな恋音の言葉に少し悩みながら優美はゆっくりと口を開きました。
「えっと……先の事はあまり考えてない……まずは、皆さんとお話する機会を作りたかったから……」
 悩みながら口に出した言葉は、少し意外に思う人がいるかもしれない。だけど、優美には切実だった。
「私は……こんな感じだから……うまく人と関われなくて……でも……」
 そんな表情が変わらないままで告げられる言葉は、正直伝わりづらい。ただ、うまく笑顔を作れないけど、それでも友達が欲しい……そんな想いだけは伝わるのだった。
「優美も一緒に頑張ろうなのじゃ!」
 そんな気持ちを理解したからなのか、アヴニールが優美を励ます。そんな言葉もよりも実は『優美』と呼ばれた事が何よりも驚いていた優美だった。
 それから恋音の自分の経験からの親身な助言をものすごく真剣に聞いていました。恋音の言葉はきっと、これからの彼女の進む道の光明になるでしょうね。

「それで恋人について聞いていいでしょうか?」
 そんな話がひと段落したところで、恋音を囲んでマリナがずっと聞きたかった事の質問をします。
「私も聞きたいです」
 やっぱり恋バナは興味がある人が多いようで、気が付くと男性三人を除いて、女子が集まっての恋バナになっていました。
「……周囲を警戒しようか」
「そうだな」
「そうですよね」
 三人は周囲へ油断なく視線を向け、警戒するのだが……その三人は草影に赤く光る何かに気が付く。
「恋音、来ましたよ」
「う……うん」
 話が盛り上がっている恋音に雅人が注意を促す。同時に草影から現れるのは、黄色い斑点のあるキリン……クォータージラフと命名されたディアボロだ。
「可愛いキリンさんですねー! ……と言ってられないようですね」
 戦いに慣れていない者が多いから、雅人は最初に軽口を叩き緊張しすぎないようにする。同時に三方向から現れたディアボロにお互いに声をかけあい、担当して当たる。
「アヴニールさん、こちらです」
 さきほどまで木陰でうとうとしていたとは思えないほどの俊敏さで動く雫。同時に闘争心を高め戦いの姿勢を取る。
「ビヒヒヒィ!」
 そんな雫に攻撃を仕掛けるクォータージラフ。走って攻撃を仕掛けてくるかと思ったら地面に体を擦りつけながらの強烈な回転蹴り。しかし、雫はそれをかすり傷で避けると同時にフランベルジュを振り、ディアボロの足を刈る。
「ビヒヒヒィイイィイ!」
 その小さな体からは予想出来ないほどの強烈な一撃に弾き飛ばされ、大きく態勢を崩す。そこへアヴニールの遠距離からの銃の射撃が命中し、恋音の作り出した風の渦がジラフを包み込む。
 その隣では、Kamilに抱きついている優美。そして、一緒にものすごく緊張しているKamil。
「あの、だ、大丈夫です……絶対に荻窪さんには指一本触れさせません。あ、あたしが守ります……っ!」
「私だって……カミルさんを守ります」
 震える声で優美も答えるが、Kamilと違って優美の足は動かない。怖くても震えてもKamilは優美を守るために前に出るのだった。
 そんな二人に気が付いたのか、遠くのジラフが突如、首を延ばして優美とKamilを狙う。
「危ない!」
 Kamilは優美を庇い、その伸びてきたジラフの攻撃を受ける。
「あ……あぁ……」
 遠距離からの攻撃だからか致命傷にはほど遠い攻撃だが、それでも目の前で傷を負ったKamilに立っていられないほどの衝撃を受ける優美。
「ビヒィィイイィイ!」
「ビヒヒィィイ!」
 攻撃の命中に調子を良くしたのかジラフが歓喜にも聞こえる咆哮を上げる。その咆哮を聞いて阿野たちの前のジラフも歓喜にも聞こえる咆哮を上げる。
「調子にのりすぎですよね」
 そんなジラフに普段通りだが、ちょっとサドっけのある口調で呟く阿野。その阿野に首を伸ばして攻撃しようとするが、その攻撃を首の動きだけで避ける。直後に地面に倒れ伏すジラフ。
 ジラフは何が起こったか分からなかったかもしれない。それほどの華麗に打ち込まれたカウンター気味の一撃。それでも、倒れ付した状態から立ち上がろうと足を踏ん張るが、亜絽波の回転力の乗った攻撃と海の槍の一撃で止めを刺された。
 そして、立ち居地を調節し、優美やKamilの方向にジラフが行かないようにしながら、智美はパルチザンを振り回す。
「ビヒヒィ!」
 そんな立ち回りに苛立っているのか、智美を狙い首を伸ばす。その勢いこそ凄まじいものの、被害を最小限に止める。
「動きを鈍らせましょうか」
 その伸びた首が戻るよりも早く、雅人はジラフに狙いを定めると、闇色に染まった逆十字を落とす。ジラフは逆十字に縛られるように動きが鈍くなる。そこへマリナの放つ黒い月牙が打ち込まれる。
「ビヒヒィ!」
 無様な悲鳴を上げるディアボロに智美が鋭く踏み込む。
「これで終わりだな」
 紫焔を集中させ燃え上がらせたパルチザンを一閃させると同時にディアボロは地に伏した。

「怪我は無い?」
 全部のディアボロを確実に倒した事を確認してから、未だに震えている優美に雫は優しく声をかけた。
「戦いが怖いと思うのは普通ですよ」
 震える優美の肩に触れてから、雫が紡ぐのは暖かい言葉。それだけじゃなく、一人じゃない事。そして、焦る必要も無い事をゆっくりと語る。
「そうです。あたしだって不安で一杯でした」
 Kamilは未だに緊張が残った顔で励ます。
「でも、カミルさんも頑張りましたよね」
 Kamilも今回の依頼が初めてだ。優美とは比べ物にならないほど頑張っていた。
「焦らずにゆっくりと答えを出してみて下さい。戦場に立つ事だけが戦いではないのですから」
 そして、最後に雫はそう締めくくる。
「はい……月乃宮さんから聞いた……お話もあります。ゆっくり……考えてみますね」
 そして、改めてしっかりと立ち上がって、全員の顔を見て丁寧に頭を下げる。
「今日は本当にありがとうございました」
「いいえ、どういたしまして」
 そんな笑顔に見送られて……。
「じゃあ、後片付けしましょうか」
「そうね」
 しっかりと持ってきた物を持ち帰り、綺麗に後片付けするのでした。遊んだ後はしっかりと片付けですね。
「いい運動になりました。今夜はぐっすりと眠れそうです」
 そんな最後に阿野が呟いた言葉が、今日とっても楽しかったことを表している……そんな一日でした。


依頼結果

依頼成功度:成功
MVP: 歴戦勇士・龍崎海(ja0565)
 歴戦の戦姫・不破 雫(ja1894)
 大祭神乳神様・月乃宮 恋音(jb1221)
 買い物上手・Kamil(jb8698)
重体: −
面白かった!:6人

歴戦勇士・
龍崎海(ja0565)

大学部9年1組 男 アストラルヴァンガード
歴戦の戦姫・
不破 雫(ja1894)

中等部2年1組 女 阿修羅
凛刃の戦巫女・
礼野 智美(ja3600)

大学部2年7組 女 阿修羅
撃退士・
日比野 亜絽波(ja4259)

大学部8年100組 女 ルインズブレイド
手段無用・
海城 阿野(jb1043)

高等部3年27組 男 ナイトウォーカー
大祭神乳神様・
月乃宮 恋音(jb1221)

大学部2年2組 女 ダアト
ラブコメ仮面・
袋井 雅人(jb1469)

大学部4年2組 男 ナイトウォーカー
六花のしるべ・
佐藤 マリナ(jb8520)

大学部2年190組 女 アストラルヴァンガード
買い物上手・
Kamil(jb8698)

大学部7年50組 女 アーティスト
家族と共に在る命・
アヴニール(jb8821)

中等部3年9組 女 インフィルトレイター