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マスター:秋空稔
シナリオ形態:ショート
難易度:普通
参加人数:8人
サポート:1人
リプレイ完成日時:2014/01/24


みんなの思い出



オープニング

「お母さん怖いよ」
「大丈夫だからね」
 息子を抱きしめる母の体も小さく震えている。そんな様子に、警戒巡回していた撃退士の一人が優しく声をかける……が、その撃退士ですら、表情の隅に疲労が見える。
 別の場所では、時間を惜しんで研究が進められている。さらに「雫」を狙って敵が動いているといる情報もある。
「ねえ、せめて何か口にいれて……」
「大丈夫だ。この研究が進めば皆を安心させられるんだ」
 その研究員の親族だろうか。配給された携帯食料を渡すが、それに目もくれずに研究を続ける。だが、その作業にも小さなミスが連続する。普段なら気にしない小さなミスが蓄積して、ストレスになっていく。
「そう……でも、無理しないでね」
「ああ」
 言葉には出さないが無言の拒絶。助けたいという想いと余裕の無さがすれちがってしまっている。
それほど余裕が無いのだ。すべてが余裕が無く、そして厳しい状態だった。
 第一波を凌いで半日と経過しない時間……その時間が一番忙しく、そして辛い時間なのかもしれない……。



「現在、研究所は孤立無援の状態となっています」
 ここは天界軍に包囲されての激しい戦いのあった研究院《祓》の拠点の一つである研究所。その場所は現在、孤立無援の状態となている。
「その研究棟に転移装置で援軍として救助に向かって貰います。援軍は防衛に回る人、『雫』の守護を担当する人など色々ですが、その中でも皆さんには、拠点になっている中央棟での負傷者救護及び逃げ遅れた人の精神的ケアをお願いします」
 そう言って、用意されている補給物資を提示する。
「現在この研究所には、逃げ遅れた人や逃げられない人を含めて40人近くの一般人が居ます」
 多くは研究員や事務スタッフ。彼らは『雫』の解析や、レーヴァティンが使われた街から持ち帰ったデータの解析を続けている。
「彼らは彼らなりの戦場で戦っている。けれど、こんな場所で冷静でいられるはずがありません」
 そう、研究所の内部は撃退士たちが守っていて安全とはいえ、周囲は敵に囲まれ安心出来るはずがない。そんな状態でストレスが蓄積されてしまった人に、少しでも安らぎを与えるために、皆の手を貸して欲しいと依頼する。
「それから、先程も言ったとおり負傷者の救護の手が足りていないの。南北での作戦の影響もあって、かなり損害が出たそうだから」
 撃退士である以上、彼らの精神はそう酷いものではないだろう。だが、肉体や疲労に対するケアは必要だ。
「最低限、避難者と負傷者のケアを。他にも、何か力になれる事があったら手伝ってあげてください」
 荷物の運搬。バリケードの設置。必要な書類の整理。他にもきっと出来る事がある。
「本当は私も一緒に行きたいけど……」
 そう言う彼女の顔に笑顔は無い。普段から表情の乏しい彼女では、この救援には向かないだろう。
「だから、皆さんにお願いします。必要な物があればこちらで準備します。そして、皆さんの力で最前線で戦う皆さんを助けてあげてください」
 そして説明を終えるのだった。


リプレイ本文


 転送装置で到着すると、すぐに予め相談していた役割に分担して動き始める。
 まずは、救護室に向かうのは、柊朔哉(ja2302)と黒須洸太(ja2475)と鈴木悠司(ja0226)と川澄文歌(jb7507)。
(不安で押しつぶされそうな表情が、こんなに……)
 研究所内で見える避難民の表情は、不安で押しつぶされそうな表情、疲れてそれどころではない表情、そして……半分諦めているような表情の者もいる。
 そんな表情を見ながらも、心の中で誓う。
(助けなくては)
 だからこそ、自分のやるべき事を行う。
 負傷者が集められている救護室で、最優先で最初に行うのはトリアージだ。トリアージというのは、災害などの緊急を有する事態で人的・物資的資源を考慮し、優先的に治療すべき人を選別する事だ。つまり、状況によっては助からない人を見捨てる……そういった現実的な判断を行うのだ。
(でも、大丈夫だな)
 だが、その最悪の選択は必要無いようだった。少なくとも消えゆく命を諦めるような状況ではない。
 それを確認してから撃退士たちは、最優先で負傷者の治療に当たるのだった。
「大丈夫ですか?」
 あえて主語を抜いて施設を見て回ってきた朔哉に問いかけるのは洸太だ。主語は朔哉……ではなく、トリアージの結果だ。
「大丈夫だ」
 そんな洸太の問いに笑顔で答える朔哉。もちろん、その笑顔は安心したからではなく、少しでもこの研究所の人が安らぐようにといった想いからの笑顔。
「それは良かったです」
 洸太も一安心して、すぐに負傷者の治療を開始する。そんな洸太の心の中に葛藤を抱えている。その葛藤は難しく答えは無いかもしれない葛藤。いや、葛藤という言葉で表して良いかすら分からない悩み。だけど、それでも笑顔を作り皆を助けるその姿は、この場に必要な事を表している。
 求めるのは、不安と孤独に耐える者たちの心からの笑顔。
 しかし、必要なのは孤独で不安であっても、恐怖が頭から離れなくても、笑顔を見せ動く事が出来る者なのだ。
 その笑顔は心からの笑顔であるか、それとも心の強さから作られる笑顔であるかは、重要ではない。求めるべき笑顔に対して、心に傷があっても、胸に重い負担があっても、笑顔を作り行動出来る事こそが、今救援に来た撃退士にとって必要なのかもしれない。
「ボクは専門的な部分は出来ませんので、指示をお願いします」
「ああ、まずは包帯の交換を頼もうか」
 現場の看護師などに指示を仰ぎながら洸太も手伝いを開始した。

 また、朔哉のトリアージと同時に蒼波セツナ(ja1159)、後藤知也(jb6379)、Elsa・Dixfeuille(jb1765)や穂積直(jb8422)たちもやるべき事をしていた。
「救援物資のお届けに参りました!」
 元気一杯の言葉と助けが着た事を知らせるのだ。こんな状況であるから救援が来るという話は知っていても半信半疑の人もいるかもしれない。だから、来た事を知らせる必要がある。当たり前だけど……大切な事。その直の元気な声で人が集まってくる。その顔は疲れている顔、不安な顔……だけど、それでも希望を求めて集まってくる。
「チョコレートや飴もあるのよ」
 集まってくる子供たちに飴などを配るセツナ。
「ありがとう」
 セツナから飴などを受け取りながら、ちょっと笑顔になる子供たち。多少不安は和らいだようだが、それでもまだまだのようだ。
 最低限の物資の配布が終わったら各々やるべきことを分担して開始するのだった。

 そして、救護室では撃退士たちのアウルによる治療も行われていた。朔哉は負傷者の傷口に手をかざし、そこからアウルの光を流し込む。その光によって失われた細胞の再生を促進する。普通ならそこで終わりだが、朔哉のアウルは負傷者の全身に注ぎ込まれ、全身の傷を癒していく。
「他にどこか痛む箇所は?」
「だいじょ……ぶ。あ、がとう……ます」
 さきほどまで声も出せないほどだった負傷者が、ぎこちないながらも笑顔を取り戻し朔哉にお礼を言う。
「……この場所は大丈夫なのか……『雫』は安全か!」
 怪我をしながらも奮戦してきた人もいる。その結果、一時的にリタイアしこの場所にいるが自分が抜けた事でより不安を増している。
「体を休める事も大切な仕事だよね」
 そんな青年に文歌は優しく声をかける。
「だが……『雫』が……」
 そして、言葉につまり激しく咳込む。
「『雫』の保護には別の仲間が向かっています。今はお休みなさい」
「そうか……助けは来ているのか……」
 そんな言葉を静かに子守歌のように紡ぐ文歌。その言葉に安心したのか、ゆっくりと目を閉じる。そして青年の手を文歌が優しく包み込むと……静かに寝息を立て始める。せめて今だけでも安らかな眠りをと祈らずには居られなかった。
 そして、物資の配布が終わった直も治療を開始する。比較的重傷者にアウルの治療を施していくのだった。



 負傷者の処理がひと段落すると、洸太と朔哉はバリケードの設置の手伝いに向かう。この場所が安全であるためにはバリケードは必要である。余力のある者を集め、不要な机や椅子などを集めてバリケードの設置を行うのだった。
 さて、厨房に向かったのは文歌と悠司と知也。Elsaは先に厨房に入って、慣れた手つきでポトフを作り先に軽く食べてもらっていた。
 そして、文歌、悠司、知也を加え四人で本格的に料理の準備に取りかかる。
 そんな様子を覗き見ている三つの影がある。
「どうしたの?」
 それに気が付いた悠司は、笑顔で優しく声をかける。一人は驚いて逃げるが、残り二人は残って、悠司の顔を見てはっきりと言う。
「何か僕たちにも手伝える事はありませんか?」
 その表情からは、不安な表情、怯えた表情、そして何よりも頑張りたいという表情が見える。その声が聞こえたのか、逃げた一人も戻ってくる。
「そうだね、じゃあ手伝ってもらおうか。包丁は使える? 洗い物は得意?」
 そんな様子で色々と察した悠司は手伝いをお願いする。この三人の男の子は兄弟という訳ではない。研究員の家族で逃げ遅れた子供たちの中で歳の近い子が集まっているだけなのだ。
「はい!」
 やる気のある子たちは、まずはサトイモを洗うところから手伝ってもらう。もちろん自分でやった方が早いし綺麗に出来るだろう。でも、目的は皆の心のケアも含まれている。
「ごろごろだよ〜」
「これが本当の芋洗いだよな」
 知也が子供たちにサトイモの荒い方を教えている。そんな風に仲良くサトイモを洗っているだけだが、最初に強ばっていた顔は少し笑顔になっている。
「なんだか美味しそうな事をしていますね」
「あ、お母さん。僕も手伝っているんだよ」
 少し疲れた表情の女性が顔を出す。どうやら、この子の母親のようだ。
「そう、なら私も手伝いましょうか」
 疲れた顔だが、休んでいるよりも何かしている方が楽な……そんな風に見える。。
「もしかして、これって打ち込み汁?」
 そんな母親は慣れた手つきでサトイモを洗いながら質問する。打ち込み汁というのは、香川の郷土料理。それに欠かせないのがサトイモとゴボウだ。
 それ以外にも直はダイコン、ニンジン、油揚げ、鶏肉などを用意していた。
「はい、皆さんが食べなれた物のほうがいいかと思ってレシピを調べて来ました」
「そう、それは嬉しいわね」
 文歌がそう説明する。すると嬉しそうな顔になる。
「でもね、秘密の一工夫をすると、もっと美味しくなるのよ」
 そしてレシピを見ながら説明してくれる。やはり郷土料理は場所によって多少の工夫があるようだ。
「何だか懐かしい名前が聞こえたよ」
「何か手伝える事は無いかね」
 そんな母親を交えての打ち込み汁作成は、ゆっくりと手伝いが増えていくのだった。さらに朔哉や洸太もバリケードの設置を終えて手伝いに加わる。
「じゃあ、こっちでお手伝いお願いします」
 年長者がいるから礼儀正しく丁寧に直がお手伝いをお願いする。そのテーブルには小麦粉とボウル、そして麺棒。
 その作業は、打ち込み汁で一番大切な……うどん作りだった。打ち込み汁は生のうどんとサトイモなどの野菜と一緒に煮込む事で完成するのだ。

 そして、ちょっと自分の料理の評判が難しい事を知っているセツナは研究班の書類の整理のお手伝いへ向かう。
「それなりには役立つはずよ」
「そうか、じゃあこのデータから標準偏差を計算してくれ。ファイルの箇所はここだ」
 そんな手伝いを申し出るセツナに、一瞬悩むが一人の研究員がセツナに手伝いをお願いする。渡されたファイルには、10万を越える数字のデータ。表計算ソフトを使うだけだから難しい作業ではないが、単純に手間だ。
「わかりましたわ」
 そして、ついでに研究員のテーブルにチョコレートを置いてから作業を開始する。膨大なデータを閲覧するのにセツナの速読が役に立つのだった。



「よしっこれで大丈夫だからね」
 そして救護室に残っているのは悠司だ。本格的な治療は終了し、現在は軽傷の人に消毒したり絆創膏を張ったり……でも、それ以上に必要とされているのは『話を聞く』事だった。
「少し話を聞いてもらっていいですか?」
「何でも、聞きますよ」
「息子が研究員なんだが、ちょっと頑張り過ぎで心配で……」
「そうですか……」
「だけど、心配し過ぎだと想うときもあり……」
「息子を心配しない人はいませんよ」
 そんな他愛もない話だが、必ず悠司との話が終わった後は、すっきりした顔をして仕事に戻っていく。友達や家族であれば言えない、そんな悩みを聞くだけなのだが、それが不思議なほど、相手の心を癒すのだ。
「包帯が濡れちゃったの……」
 さっき巻いてあげた包帯が少し水に濡れている。そんな小さい事で悠司に話を聞いて欲しくて顔を出す子供もいる。そんな子供にも、優しく笑顔を見せる悠司。気が付くと、絶え間なく悠司の前に人が集まるようになっているのだった。
 そんな撃退士たちの行動には、最初は少しだけ不信感を持っている者もいた。言葉には表さないが『何でこれだけ苦しんでいる俺たちを見て笑顔なんだ』『こっちは寝ていないんだ、せめて邪魔しないでくれ』そんな八つ当たりに違いない悪意もある。
 それでも笑顔を崩さない知也や悠司たちの絶えずの笑顔が、そんな八つ当たりの悪意を受け流していく。
 そして厨房からは、何かを殴打するような音と賑やかな笑い声が聞こえるようになってきた。
「ねえ、これでいいの?」
「ああ上出来だ」
 さきほどまで白衣を着ていた研究員の一人は白衣をエプロンに着替えて手伝っている。
「俺も昔はうどん職人を目指した事もあってな」
 得意満面にうどんを切っていく。そのリズミカルな音だけでも楽しい雰囲気を作り出す。
「均等には切れませんね」
「こうですか……あれ、違う」
 うどんを切るのを手伝っていたElsaが不格好になったうどんを見せて苦笑し、朔哉は上手な年配の方に教わりながらうどんを切っていく。
「大丈夫だ、一緒に煮込むからな」
 その隣には子供が切った二倍もありそうな太いうどんもあった。
「エルザさん、ボクにもやらせてください」
 そんなElsaに手伝いを申し出る洸太。そして、Elsaにだけにしか聞こえないような小さな声で呟く。
「この前。怒られた理由はようやく、理解できてきたよ」
「貴方の事情も知らずに勝手に喚いただけよ……」
 そんな洸太の言葉に、同じく周囲に聞こえないように言葉を返すElsa。そんな、親しい二人の静かな会話。
「なんだか、悩んでいるな若人よ」
 そんな内容が聞こえた訳でないのだろうが、高齢の研究員が、二人に声をかける。思わず顔を見合わせ、そして俯く二人。
 そんな言葉すら、周囲の賑やかな声で消えていく。それほどまでに、意気消沈し沈み込んでいた周囲が明るくなっていた。
「まあ、食え!」
 そんな二人に出来上がった打ち込み汁が差し出される。
「でも、ボクたちは手伝いに来……」
「いいから食え!」
 遠慮する洸太に再度差し出される打ち込み汁。同時に空腹を知らせるように自己主張するお腹。そしてわき起こる笑い。
「いただきます」
 色々諦めて、打ち込み汁を啜る洸太。
「美味しい……」
 そして、自然に口からこぼれる言葉。
「そうだろう、そうだろう」
 そして、その周囲には満面の笑み。同時に他の場所からも『美味しい!』という声が聞こえ始める。
「何かいい香りがするのね」
 書類整理を手伝っていたセツナが顔を出す。作業は膨大だったが、途中から手伝いに来た文歌の応援もあって、何とか終えたところだった。
「じゃあ、研究員にも配膳だな」
 知也とセツナが手の開いている者を集めて、手が離せない者たちに打ち込み汁を配膳して回る。



 皆が満腹になると、自然と演奏といっしょに歌声が響きはじめた。愛用のギターJoyeuX T5を手に歌っているのは文歌だ。途中から悠司もボーカルとして一緒に歌う。
「好きな歌ってあります?」
 そんな演奏をしながら文歌はリクエストを聞く。
「燃えろ元気!」
 そんな文歌に『燃えろ元気』というヒーロー物に歌をリクエストする子供。それに対して、悠司は手早く曲を調べリクエストに対応する。
「うん、わかったよ!」
 そして、みんなでヒーロー物の歌を歌ったり、人気アイドルの歌を歌ったり……そして最後は、その土地に郷土音楽が響きはじめる。同時に、周囲は少しづつ静かに文歌と悠司の歌に耳を傾ける。
「孤立無援で故郷の歌か……まるで、伝記のようだね」
 誰かが静かに呟く。
「ですが、歌が四面から聞こえる訳ではありませんからね」
 その言葉の意味を理解した知也が笑顔を見せる。その伝記では、かつては自分の部下だった者たちが、包囲し戦意を削ぐために、かつての故郷の歌を歌ったのだ。
「安心して下さい。もし危険な事になっても私たち撃退士たちが必ず助けに来ますから!」
「大丈夫だ、何があっても俺達は絶対に助けに来る」
「そうだな! 皆のおかげで俺もまた戦える!」
 そんな言葉に、勇気づけるように笑顔を見せる文歌と朔哉。そして、同意するように答える現場の撃退士。彼も文歌や直の治療で元気になった一人だ。
 そんな様子を見ながら、静かに見回りをしているセツナ。普段はクールに見えるが、とても優しい性格の彼女。こんな楽しげな雰囲気の中でも、やっはり寂しい顔をしてる人はいる。そんな人を見つけては、輪に入れるように手を差し伸べる。
「お腹いっぱい食べれるって幸せですよね!」
「ああ、そうだな」
 セツナと一緒に見回りをしている直。打ち込み汁の鍋を手に見回りをしている。警備や研究で手が開かなくて食べそこねていない人がいないか見て回っているのだ。
 すべての人が元気になった……という訳にはいかないが、それでも研究所の救援としては成功だろう。それだけの結果を残し、次の戦いへ備える。

 そう、天使との戦いはこれからが本番かもしれないのだ……。



依頼結果

依頼成功度:成功
MVP: −
重体: −
面白かった!:3人

撃退士・
鈴木悠司(ja0226)

大学部9年3組 男 阿修羅
憐憫穿ちし真理の魔女・
蒼波セツナ(ja1159)

大学部4年327組 女 ダアト
茨の野を歩む者・
柊 朔哉(ja2302)

大学部5年228組 女 アストラルヴァンガード
踏み外した境界・
黒須 洸太(ja2475)

大学部8年171組 男 ディバインナイト
踏み外せぬ境界・
Elsa・Dixfeuille(jb1765)

大学部7年203組 女 インフィルトレイター
魂に喰らいつく・
後藤知也(jb6379)

大学部8年207組 男 アストラルヴァンガード
外交官ママドル・
水無瀬 文歌(jb7507)

卒業 女 陰陽師
伸ばした掌は架け橋に・
穂積 直(jb8422)

中等部2年10組 男 アストラルヴァンガード