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マスター:秋空稔
シナリオ形態:ショート
難易度:普通
参加人数:6人
サポート:1人
リプレイ完成日時:2015/11/17


みんなの思い出



オープニング

「にゃ〜ん」
「みゃ?」
 今日も賑やかな温猫温泉。普段よりも元気な子が多いのは、最近人気が出てきた事……などなど色々。
「大切にしますね」
「これからは僕たちが家族だよ」
 一晩共にして、仲良くなったお客さんと猫さん。その結果、猫さんはお引っ越しする事になったのです。
「はい。よろしくお願いしますね」
 そんな猫さんたちをどれだけ見送って来たのでしょうか。
「みゃ〜」
「はいはい、ご飯ですね」
 見送った分だけ、縁があって温猫温泉に来るようになった猫さんたち。そんな縁を大切にし、それだけお世話してきました。
 楽しい事とダメな事を教えてあげて、病病気の予防接種をして、そして新しい家族と一緒にお引っ越しする。
 それが最近の温猫温泉の一つの役目になっていたりするのです。
「ふう……今年に入って、何家族目でしょうか?」
 少し寂しい気持ちを感じながら見送りを終えた女将見習いの阿佐ヶ谷さん。ですけど、送られてくる年賀状やお手紙で新しい家族と一緒に仲良くしている写真が送られてくると、そんな寂しい気持ちは無くなってしまうのでした。
「ふにゃ〜」
 そんな阿佐ヶ谷さんの足下で、足にふっかふかの身体をすりすりするポン太君。
「ふふ、ご飯ね」
 そんなポン太君をなでなでしながら、ご飯の準備をする阿佐ヶ谷さんなのでした。

「えっと……困りましたね」
 そんな温猫温泉だから、最近は色々と縁の無かった猫さんたちを引き受ける事があるのですが、それが重なってしまい、ちょっとお世話が大変な状態になってしまっています。
「みゃ……」
「にゃ!」
「みゃん!」
「にゃにゃ!」
 ちょっと大騒ぎ……なのはいいのですが、ちょっと大変な子も。
「あらあら、目が……」
 目が充血したり目脂がひどかったりと大変な子もいます。
「ちょっと大変かもね……」
 そう言いながら、手を借りれそうな人を探すのでした。

「温猫温泉からお手伝いのお願いです」
 いつものように無表情で説明をするのは荻窪優美さん。手元に用意してあるのは、今回ちょっと大変そうな猫の赤ちゃんたちの写真など。
「今回は猫の赤ちゃんとやんちゃな猫さんのお相手です」
 その中にはちょっと大変そうな子もいます。
「普段とは違って、ちょっと大変です」
 ちょっと早口気味な説明の優美さん。一緒に行く準備はすでに終えている様子。お友達のピンチという事で少し焦っているのかもしれませんね。
 普段の温猫温泉のお手伝いは、猫さんともふもふしたりと楽しい事が多いのですが、今回は色々と大変な様子。
「色々大変だと思いますが、よろしくお願いします」
 そんな訳でお手伝いさんを募集するのでした。


リプレイ本文


 ここは温猫温泉がある温泉街。以前に比べて活気があるように見える
「ここに来るのも結構久し振りだな」
「温泉からの依頼も久しぶりだな」
 そう呟きながら歩くのは千葉真一(ja0070)
さんと凪澤小紅(ja0266)さん。少しづつ変わっていく温泉街を見ながらちょっとお散歩。
「皆さんのおかげで、温泉街に活気が戻ってきたって、町長さんが言ってました」
 温泉街をにぎやかにするために、頑張っている町長さん。お客さんが増えて大忙しらしいのです。
「温猫温泉の在り方は、猫好きとしては嬉しい……そして素晴らしいばかりだね」
 そう呟きながら歩くのはルティス・バルト(jb7567)さん。
 温猫温泉は、猫さんと一緒に温泉に入れる温泉。さらに、一緒に遊んだりお休みしたりも出来るのです。そして、それだけじゃなくて縁が無かった猫さんを引き取って、ご縁を結ぶ事もしているのです。
 そんなルティスさんの足下にいつのまにか一緒に歩いていた猫さんが。
「……と、アユムちゃん久し振りだね」
 その猫さんは温猫温泉のおさんほ猫さんのアユムちゃん。もしかして、お出迎えなのかな?そんなアユムちゃんに、微笑でご挨拶のルティスさん。アユムちゃんは、いつも来るたびに遊んでくれるルティスさんが大好きなのです。
「みゃ〜」
 そんな感じで皆さん温猫温泉に到着したのですが、だっしゅでお出迎えしてくれる猫さんたち追加なのです。
「ジェリーも元気だったか?」
 真一さんの足下で元気にくるくる回っているのはジェリーちゃん。ジェリーちゃんは真一さんが大好きみたいなのです。
「みゃん!」
「あらあらぁ〜」
 そして黒百合(ja0422)さん足下ですりすりするのヤヤちゃん。黒百合さんを覚えていたのでしょうか、それとも猫さんお得意の気まぐれなのでしょうか?
 そんなヤヤちゃんに黒百合さんも嬉しそうな雰囲気なのです。
「こんにちは、ちとせちゃん」
 レティシア・シャンテヒルト(jb6767)さんを出迎えたのはちとせちゃん。皆さんでお出迎え猫さんたちと一緒にもふもふするのでした。
「今日はよろしくお願いします」
 そして猫さんたちに遅れてご挨拶なのは女将見習いの阿佐ヶ谷優花さん。
「はい、よろしくお願いします」
 阿佐ヶ谷さんのご挨拶に元気にお返事なのは神谷愛莉(jb5345)さん。
「いつも花束なのはアレだしね、今日は晩秋らしく、こんなモノを阿佐ヶ谷さんと、優美さんに」
 そんな二人に素敵な贈り物をするルティスさん。今回は綺麗にラッピングされたランプシェード。その周りには見事な紅葉が張り付けてあります。
「ルティスさんの贈り物はいつも素敵ですね」
 色々と贈り物を受け取るのに慣れている雰囲気の阿佐ヶ谷さんも、驚きのセンス。
「素敵です……」
 びっくりと恥ずかしさで真っ赤になっている優美さん。こちらは団栗や松ぼっくり、紅葉を彩ったリース。
「それではご案内しますね」
 阿佐ヶ谷さんに猫の赤ちゃんがいるお部屋までご案内。最初は女将見習いの阿佐ヶ谷さんもご一緒しますけど、途中からは皆さんにお任せしてしまうので、確認したい事は先にお願いしますとの事です。もし、何かあれば優美さんが頑張るのですけどね。
「……っと、その前に。手を洗って清潔にね」
 お部屋に到着前に丁寧な手洗いをするルティスさん。
「ありがとうございます」
 言う前に色々としてくれて、阿佐ヶ谷さんも大助かり。
「愛莉も手洗いするよ」
 一緒に他の皆さんも丁寧に手を洗います。赤ちゃんはまだ予防接種も終わってないので、手洗いはとっても大切なのです。


「この猫ちゃん達をお世話すればいいのねェ……」
 赤ちゃんのお部屋にご案内。そこでは、ちょっと疲れ顔の従業員さんが、赤ちゃん猫あんを抱っこしてあげていました。
「それではよろしくお願いします……ふわぁ〜」
 あくびが我慢出来なかった様子の従業員さん。とってもお疲れな様子なのです。
「きゃはァ、可愛いわねぇ♪」
 白猫ちゃんをお預かりする黒百合さん。
「さきほどミルクをあげましたので、あと2時間後です」
 ミルクの時間など大切な確認をしてから、後を引き継ぐのです。
「それじゃあ、頑張りましょうか」
 一緒に白猫ちゃんを担当する小紅さんがちょっと幸せそうな気持ちを引き締めます。
 お隣ではレティシアさんも三毛猫ちゃんを預かってのお世話開始です。手の中にすっぽりと収まってしまうほどの小さな命に、とても真剣な表情なのです。

「愛莉は千葉さんと一緒にトラちゃんのお世話ですの」
「ああ、頼むぜ」
 そんな愛莉さんと真一さんの様子を優美さんが撮影するのです。こんなシーンも大切なのです。
「良かったですの。愛莉は4時間ごとに起きるとか無理ですの」
「そうか。じゃあ、無理しないで頑張ろうぜ」
 9才の愛莉ちゃんには大変そうですけど、それは皆さんでお手伝いしながら頑張るのです。
「あっ!」
 そんなトラ猫ちゃんですけど、優美さんが持ってきた本に爪を立ててカリカリ!
「ぱぱぱらー『ハエ叩きぃー』」
 楽しそうな顔で鞄から取り出したのはハエ叩き。それでトラ猫ちゃんの隣を『ぱちゃっ』、とします。
「みゃ!」
 急な音にちょっとびっくり。だけど、爪とぎは止めてごまかすようにちょろちょろ。
「ふふ、いいもの持ってきましたね」
 子猫ちゃんに教えてあげるときには、『ダメ!』って声をかけてあげるか、それともちょっとおっきな音を立てるといいのです。叩いたりしちゃうと、その人の事を嫌いになっちゃうのです。
「せっかくこういう場所に居るのに、人間が怖いとかなったらコイツが可愛そうだからな」
 真一さんは、躾の仕方を丁寧に教えてもらうだけじゃなくて、丁寧に確認してくれていて、とても頼もしいのです。
「荻窪、ちょっとこれで問題ないか調べてみれくれるか?」
 そんな様子の真一さんを優美さんがお手伝いします。今回は猫さんの抱っこの方法についての確認です。
「えっと……大丈夫な子とダメな子がいるようです」
 真一さんが確認していたのは色々と噂がある、『猫掴み』って言われている抱っこの方法。首の後ろを掴んであげると子猫ちゃんが落ち着くってお話もあるようなのです。
 どうやら、掴んであげると手足を丸める子と、だら〜んって子がいるのです。
「えっと、この子は……」
 試しに真一さんが首根っこを軽く掴むのですけど……。
「みゃ?」
 どうしていいか分からない様子。
「この子たちは……」
 そんな様子に、阿佐ヶ谷さんが説明してくれました。たぶん……なのですが、この子たちはお母さん猫さんが何かの理由で育てられなかった子たち。建物の隅っこでか細く鳴いているところを、温猫温泉の人が保護したのです。
「ある程度、母猫さんに育てられると、手足を丸めるようになるらしいです」
 そんなお話をしていると……。
「ふぇ?」
 あっちでふらふら、こっちでふらふらと遊んでいたトラ猫さんは愛莉さんの足下で身体を丸めたかと思うと、小さな寝息を立ててお休みな様子。
「可愛いのです」
 そんな可愛い寝姿にめろめろな愛莉さんなのでした。

 それから、ほどなくして、最初のミルクの時間なのです。
「それじゃあ、ミルクだな」
 そんな二人の奮闘の間にルティスさんとレティシアさんでミルクの準備。
「これくらいでしょうか?」
「そうだね」
 丁寧に温度を確認して、レティシアさんが三毛猫ちゃんにほ乳瓶を差し出します。
「みゃみゃ〜みゃん!」
 差し出されたほ乳瓶にげんきいっぱいにちゅぱちゅぱする三毛猫ちゃん。同時に両手でむにゅむにゅと哺乳瓶を持つレティシアさんの手を押しているのが、とても可愛らしい。この仕草は、お母さん猫さんから母乳を貰うときに、いっぱいおっぱいが出るようにする仕草なのだとか。
「可愛い〜」
 元気いっぱいにミルクを飲んで『もっともっと〜』って雰囲気がとても可愛くて自然と笑顔になるのです。
 そんなお隣では黒百合さんと小紅さんが白猫ちゃんにミルクをあげています。そしてトラ猫ちゃんは自分で飲めるので、両手でほ乳瓶を抱えてのご飯なのです。そんな様子を皆さんで協力して、絵を描いたり写真を撮ったり、動画を撮影したり、とても丁寧な観察日記をつけています。
「最後は体重ですよね」
 ご飯が終わって、トイレのお世話を終わらせたらレティシアさんが体重測定。赤ちゃんなので毎日おっきくなるのです。そんなデータを丁寧に記録するルティスさんでした。

「みゃ〜」
 ミルクが終わって今はお腹いっぱいなのか元気に鳴いています。開いたばかりの目で見える物が珍しいようできょろきょろ。レティシアさんの手に顔をすりすりして、みゃ〜んなのです。
「ちっちゃ可愛い!」
 そして手を離すと、柔らかタオルの上でよちよち、ころころ。少し歩いたり動いたりするけど……。
「みゃ〜」
 すぐに寂しくなったのか手の中に戻ってきてあったかい手にすりすりするのです。
「ふふ、可愛いですね」
 そんな動きを眺めながら、次のミルクの時間までゆっくりする三毛猫ちゃんなのでした。

 そんな三毛猫ちゃんより大変なのが白猫ちゃん。
「その前に目薬だな」
 次のミルクの前に目薬の時間。とても慎重に目薬の準備をする小紅さん。それは、過去に子猫の世話の経験があるからでしょうか。
「ぴゃああ!」
 さきほどまでご機嫌に遊んでいた白猫ちゃんですけど、急に大きな声で鳴いて大暴れ。
「あらぁ……?」
 その様子に少しびっくり……しないで冷静な黒百合さんと小紅さん。優しく黒百合さんが抱っこしてあげて、まずは小紅さんが目ヤニを優しく拭いてあげて、それから目薬。
「みゃみゃみゃあああ!」
 ちっちゃい身体なのに、すっごい鳴き声。思わず可愛そうで止めたくなっちゃうほど。だけど、小紅さんも黒百合さんもひるまず丁寧に目薬してあげます。
「みゃ……」
 そんな奮闘を事前に固定していたスマホで撮影。色々、手際の良いお二人なのでした。
「ぴゃ!」
 そして目薬が終わると、たたっとだっしゅでお部屋の隅っこへ。そして、少しむにゅむにゅしていたかと思うと、戻ってきて三毛猫ちゃんと一緒に遊び始めます。もう、痛くないみたいですね。

「みゃ〜」
 少し遊んだ後に、ゆっくりになったかと思ったら、すぐにおねむな様子の猫ちゃんたち。三毛猫ちゃんは、おなかをほわ〜んど広げてのおねむちゃん。
「ぽんぽん可愛い!」
 可愛いお腹に思わず釘付けなレティシアさんなのですが、このままだとお腹が冷えちゃうのです。
「可愛いね」
 そんな三毛猫ちゃんにあったかな贈り物。ペットボトルで作った湯たんぽを抱っこさせてあげます。
「温度と湿度はこんなものかしらぁ〜」
 黒百合さんはさらに加湿器を用意してあげる優しさなのでした。そして、ほどなく、そのまま可愛い寝息が聞こえてくるのでした。
「もう、お任せして大丈夫なようですね」
 猫の赤ちゃんたちが眠ったのを見て、まめに様子を見に来ていた阿佐ヶ谷さん。皆さんの手際の良さに驚いている様子。
「以前にも子猫の世話をした事がありますから」
 それでも慢心せずに慎重なお世話をしてくれる小紅さん。なので、色々と手際が良かったのです。

「みゃ〜ん」
 そんな猫赤ちゃんがお休みな頃に、来客……いや来猫さんなのです。
「ジェリー、シズナ、遊びに来たのか?」
「アユムちゃんも一緒なんだね!」
「ポン太君もちとせちゃんも、遊んで欲しいのかな?」
「あらあらぁ……猫さんいっぱいですねぇ」
 急な来猫さんに黒百合さんも嬉しそうな笑顔を見せています。
 だけど、猫赤ちゃんは予防接種がまだなのでご一緒出来ないのです。
「すこし、遊んであげてくれませんか?」
 なのですけど、せっかく来たのに『ごめんね』じゃ可愛そう。優美さんが少し様子を見てくれるという事なので、ちょっとだけご挨拶なのです。
 そんな遊びに来た猫さん達は元気に遊んで、甘えて嬉しそう。
「あらぁ?」
 特に黒百合さんのお膝の上で、とっても安心な雰囲気のヤヤちゃん。他の猫さんたちも久しぶりに合う皆さんに遊んで貰って嬉しそうなのでした。

 それから、ミルクも目薬もしつけも慣れてきた頃……。
「そういや、名前を決めるって話だったな」
「そうなのですの」
 トラ猫さんのお名前決めるのに愛莉さんと真一さんがご相談中。
「そもそも雄か? 雌か? 鯖や雉でないって事は雄の確率が高いだろうが」
 という事で確認する真一さんですけど、予想通りの男の子なのです。
「よし『ティガ』でどうだ」
 トラ猫さんにティガって呼んでみる真一さん。
「みゃ?」
 そんな呼び名に興味津々な雰囲気のトラ猫さん。
「……虎、虎焼き……『トヤ』?」
「みゃ!」
 愛莉さんのお名前はトヤちゃん。どうやら、そのお名前が気に入ったようなのです。
「でも『ティガ』って名前も素敵なのです」
 そんなお話を聞いていった優美さん。
「また、トラ猫さんとご縁があったら、お名前頂いてもいいですか?」
「ああ、もちろんだ」
 残念ながら今回は見送られた真一さんのお名前案は大切にお預かりする事になりました。

「……眠たいです」
 そして夜は更けてきます。愛莉さんは、もうすごく眠そうなお顔。でも、最初に比べてずいぶん悪い事しなくなったトヤちゃん。今は愛莉さんのお膝の上で幸せそうにしています。
「やっぱり、ずっと付いていて教えてあげると覚えるのですね」
 皆さんが撮った写真や動画、描いてくれた絵やメモなどをまとめている優美さん。色々忙しい従業員さんだと出来ない事なのです。
「……」
 そんな頑張ってくれた愛莉さんと真一さん。お二人の活躍で覚えてくれたトヤちゃん。その温もりで愛莉さんは、少しだけ夢の中。それに気づいた真一さんは、指で『任せろ』って合図。愛莉さんとトヤちゃんは真一さんにお任せなのでした。


 そして交代しながらのミルクや目薬、そして教えてあげるのも、空が赤くなって来る頃には終わりを迎えます。
「ありがとうございました」
 一晩ゆっくり休めた様子の従業員さんも笑顔で見送ってくれました。
「ふあぁ……」
 そんな元気な笑顔と対照的にと〜っても眠そうな様子の愛莉さん。そんな眠そうなお顔はカフェオレ飲んで頑張った証拠なのです。
「ぴゃぁ〜」
「みゃ!」
 子猫ちゃんは外に出さない方がいいらしいので、外が見えるお部屋からご挨拶。そんな子猫ちゃんの様子は『また来てね〜』って言っているのかもしれません。
(この子達もいつか里親さんに引き取られる事もあるのでしょうか……)
 見送られながら、そんなしんみり気分のレティシアさん。ですけど、そんな気持ちをいつもの笑顔で塗りつぶして笑顔を見せてくれました。
 実際、その可能性はとっても高いのです。そうなったら、新しいご家族の元で元気に暮らしていくのでしょう。
 そんな想いを背に、温猫温泉を後にするのでした。

 ここは猫と温もりを共にするお宿。今度はのんびり遊びに来たいですね。


依頼結果

依頼成功度:成功
MVP: −
重体: −
面白かった!:5人

天拳絶闘ゴウライガ・
千葉 真一(ja0070)

大学部4年3組 男 阿修羅
繋いだ手にぬくもりを・
凪澤 小紅(ja0266)

大学部4年6組 女 阿修羅
赫華Noir・
黒百合(ja0422)

高等部3年21組 女 鬼道忍軍
リコのトモダチ・
神谷 愛莉(jb5345)

小等部6年1組 女 バハムートテイマー
刹那を永遠に――・
レティシア・シャンテヒルト(jb6767)

高等部1年14組 女 アストラルヴァンガード
優しさに潜む影・
ルティス・バルト(jb7567)

大学部6年118組 男 アストラルヴァンガード