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マスター:哀歌
シナリオ形態:ショート
難易度:普通
参加人数:10人
サポート:2人
リプレイ完成日時:2012/06/22


みんなの思い出



オープニング

●ざあざあざあ
 ――雨が降っていた。
 傘を差した人々が街中を歩く。雨宿りをする者が憎らしげに空を見る。屋内に居る者が何気なく外を見る。各々の立ち位置によって、雨に抱く感情は変化する。
 傘を差している者は面倒そうに。傘を持たぬ者はただただ天を睨む。屋内より窓の外を眺める者は景色を眺めるだけ。同じ雨でも、見る位置、受ける位置によって捉え方は激しく異なる。
 そんな中――街外れの道路を、傘も差さずに楽しげに歩く少女が居た。
 少女である。傍目には単なる少女。何も言葉を発さずに、ただただ楽しそうに雨の中を歩いているだけの、少女。小さな小さな形。年齢で表すならば小学校低学年……十歳以下に見える。
 異様である。何せ今は「平日」だ。雨が降りやすい六月の平日。
 異様である。何故その少女は、こんな街外れを歩いているのか。学校はどうしたのだ。
 異様である。ああ、何故あんなにも濡れているのに、体は冷え切っているだろうに、どうしてあそこまで笑顔で居られるのか。
 あまりに異様過ぎたから……通り掛かった一人の男性は、少女を呼び止める。
 何をしているのか、と。
 すると少女は足を止め、不服そうな顔で男性を睨む。邪魔をするなと言わんばかりの顔で。
 男性は少女の反応に、思わず首を傾げて――断末魔の叫びを上げた。
 雨が降っていた。少女の周りに黒い雨が。
 体中に痛みが走る。思考が定まらない。前が良く見えない。体が動かない。
 この黒い雨は何なのか。目の前の少女は何なのか。
 男性が、その答えを手にする事はなかった。
 ただ、最後に男性は見た。苦しむ自分を、楽しげに見る少女の笑顔を。

●ざあざあざあ
「……解りました。少女型のサーバントが出たのですね。はい了解です。では、すぐそちらに撃退士を向かわせますので――」
 権田藁 米子 (jz0088)は通話を切り、一息溜息を吐く。
 このような雨の日に、何とも面倒な話だった。こんな雨の中で天魔と戦うのは、こちらとしても遠慮したいところだと言うのに。
 雨が降っていた。ざあざあざあ、と。
「雨の中、笑いながら人を殺める少女……一体何が見えているのですかね。彼女にとってこの雨は、一体何なのでしょうか――」
 窓の外を見るが答えは解らない。返って来る音は一つだけ。
 ざあざあざあ――。


リプレイ本文

●雨と踊る少女
「雨……か」
 夏野 雪(ja6883)はレインコートのフードを持ち上げ、雫の堕ちる暗き空を見上げ、一人呟く。昼だと言うのに、空は雲と雨に覆われて随分と暗い。雨に晒された世界は、少し冷えて、それがますます寂しさを募らせる。
 既にここは、情報に聞いたサーバントが徘徊している番地。この寂しげな雨天の下に、目的の敵が居るのだ。
「はっ、いくら梅雨だからってしけたサーバントがいたもんだ。何もわざわざこんな雨の時に出てこなくてもいいのによぉ」
 レインコートを羽織っているとは言うものの、雨の雫は露出している肌を濡らす。鬱屈な気持ちに顔色を不満に染めて、千堂 騏(ja8900)はぶっきらぼうな口調で言った。
 騏の撃退士として初の任務が、この雨の降りしきる日。辛気臭さを感じる状況に、嫌な気分を顕にしている――しかし、その不満を力に変えようとも。全力で戦い派手に締めて、せめて勝利で晴らそうと彼は考えていた。
 雨。確かに体が濡れて冷えて、決して優しいものではない。
 だが、その雨も見方次第だ。撃退士達の中には、雫の空を静かに見つめる者も。
 ユウ(ja0591)は銀の瞳で空を見る。雨を落とし、世界を濡らしていくその空を。
「……そうかな……わたしは、雨は好き。ちょっとだけ気温が下がるから……濡れたり汚れたりするのは、好きじゃないけど……」 
 濡れる、冷たい、そこで終るから嫌な物に映る。見る分には情緒もあるし、ユウの言うように気温が下がって過ごし易くなる時もあるだろう。
 ああ、けれど――それでもやはり好きになれない者は居る。特に女性は、雨の湿気が困る事あるのだから。高瀬 里桜(ja0394)の怒ったような声。彼女は今、レインコートでしっかり体と髪をガードしながら、頬を膨らませている。
「もうっ! やっぱり私は好きになれないよー! 湿気が多いと髪が広がるし、じめっとしてやな感じー……雨を降らすなんて大迷惑なサーバントは、さくっと倒しちゃおう!」
「ボクも……雨……嫌い……」
 月水鏡 那雨夜(ja0356)も、小声で喋っているものの、雨が嫌いなようでその点の自己主張は忘れていない。彼女もレインコートをしっかり羽織り、体が濡れないよう完全防備だ。
 もっとも――この完全防備は、何も雨が嫌いだから、という理由だけでは無いのだが。
「ま、あれだよね。少しでも軽減できたら万々歳ってことで……今回は情報も少ないしねー。これで果たして防げるかどうか……」
 長靴にレインコート。自らの装備を見渡して、肩を竦める猪狩 みなと(ja0595)。
 今回の敵。黒い雨を降らせると言う少女型のサーバント。この雨は一体どんな類の攻撃なのか。元来雨を防ぐ為の、このレインコートで果たして防御の効果はあるのか。
 そこに、電話が来る。先行していたハーヴェスター(ja8295)からの連絡であった。
「あろーあろー、こちらハーヴェスター。標的を確認、どうぞー」
 雨音と共に聴こえてくるハーヴェスターの声。どうやら敵を捕捉する事が出来たようだった。その様子、正確な位置等が、電話を通して伝えられる。
「とは言っても、残念ながら特に改めて伝えられる事はありませんでしたけどね。事前の情報通り、雨の中を踊ってますよ。場所も、最初に確認された位置から然程動いていません。道路の真ん中で自由気ままに踊ってます。ナリは私と同じ位ですケド、お友達にはなれなさそうですねぇ……」
 お互いに、とハーヴェスターは最後に硬い声で言う。
 いかに見た目が少女でも、中身は天魔、サーバント。分かり合う未来は無い。
 戦わねばならないのだ。素性の知れぬ相手と、数少ない情報を武器に。
 考えればキリがない。けれどももう、考える余裕は無い。事の是非はあの――雨の中で踊る少女との戦いの中で。
「他にも注意するべき能力があるかもしれませんしね……ただ、あなたの力が何であれ、あなたの目的がどうであれ、黒い雨が降るのは今この時までにしていただきます」
 そこは聞き及んだ敵の射程の範囲外。飛燕翔扇を構え、聖なる刻印を仲間に刻み、エステル・ブランタード(ja4894)は踊る少女を見据える。
 少女は笑顔で踊っている。道路の真ん中で、己の身を隠そうともせずに。
 雨の中をくるくると、クルクルと、狂ったような笑顔を見せて、踊る。
「いずれにしても油断は禁物か。そんじゃ打ち合わせ通りに……変身っ! 天・拳・絶・闘……ゴウライガっ!!」
 敵の能力、敵の強さ、敵の射程……全てが不明瞭ならば、尽くせる物は己の意気。千葉 真一(ja0070)が光を纏う。己が体を朱に染めて、天魔を倒す戦闘態勢に。
 降りしきる雨の中、戦いが始まる。

●黒い雨
「まずは敵の足を止め、黒い雨の範囲外から攻撃を仕掛けるわよ。見た目のままなら、それで上手くいくはずだけれど――」
 敵の出方を見る。その為に、月臣 朔羅(ja0820)がまずは脚部にアウルを集中させた。
 その速さと勢いは雷の如く。少女に接近した後、忍刀を少女の体に突き立てて、すぐさま離脱。電光石火のヒット&ウェイ。
 そしてそれは、朔羅が距離を離したすぐ後で起こった。
 目の前を染める黒。あと少しでも遅ければ、朔羅自身の体を穿っていたであろう黒き雨。
「……さて、まずは成功ね。でも相手にはまだ、未知の部分がある――」
 頬を伝うものは決して雨だけでは無かった。見た目での判別は出来ないが、それはまさしく冷や汗。迂闊な接近は、あの黒雨の餌食となるだろう。
 敵にダメージを与える事も重要だが、早期において敵の能力を知る事も必要となる。
 ユウは黒い雨の範囲内に水鉄砲を撃つ。目眩まし目的も無く、ましてやダメージなど望んでいない。知りたいのは、敵の範囲内でただの水はどう変化するのかだ。
「……変化は無かった。ならこれは、この黒い雨は相手の攻撃で、今降ってる雨を変化させてるわけじゃない……っ!?」
 敵の攻撃の正体は掴めた。だが、攻撃をする撃退士を、行動する撃退士を、逃すサーバントではない。怒ったような顔を浮かべながら、少女は足を踏み出し接近し、黒い雨の範囲内に撃退士を呑み込もうとする。
 雪が盾を構えたまま、ユウを後ろに引っ張る。護り手として仲間を庇いつつ、敵を睨み付けた。
「……そう簡単に我が盾を砕けるとは思わない事です。面妖な攻撃ですが、早々仲間を傷つけさせはしませんよ」
 凧形の盾で頭上より迫る雨を防ぎ、被害無しで仲間を護る事に成功する雪。
 けれど、その護りが何度も成功するとは限らない。この絶え間無く降る黒雨を回避する事は困難で、防ぐにしても難しい。護り抜けたその好機を逃さず、早い段階で攻勢に回らなくては。
「怯んでもいられねぇ! いくぜ!」
 パイルバンカーを腕に嵌め、少女に向かって突貫する騏。黒い雨に恐れてばかりもいられない。体を雨に打たせながら、自らも少女の傍まで接近し、杭打機を叩き込む。
 しかし――同時に騏の体が、頭が、割れるように痛み出した。目眩と吐き気が止まらない。レインコートで服が雨に濡れるのは防がれている――だが、違う。これは、この雨は、それで防げるような生易しい物ではなかった。
「く、そっ……洒落にならねぇな、これ……!」
「てぇぇぇい!!」
 その脇から、爆発的な加速で、みなとが駆け込んでくる。手に戦槌を持ち、打たれる雨にも負けずに勢い良く降り抜く。叩き潰すような破砕音がサーバントから。しかし、みなとはその場に留まらず、すぐさま後ろに跳んだ。
「ほら今の内! 早く退いて!」
「あ、ああ。悪い。助かったぜ」
 範囲外に逃れるみなとと騏。そこで一息吐く――見た目はただ黒いだけの雨だと言うのに、既に二人の体には、芯まで残る痛みが。頭痛も目眩も吐き気も消えない。あの黒雨は、おそらく魔法的なものなのだ。
 恐ろしいのは、アウルの衣と、聖なる刻印を受けた上でこの威力だと言う事。
 素の状態で受けていたらと思うと、それだけで背筋が凍る。
「あまり長引かせたくはないですね〜……少し接近戦を仕掛けただけでこれですから〜」
 特にダメージの大きい騏に、アウルの光を、葉を連想させる明るい緑色の光を送り込み傷を癒しながら、エステルは改めて敵を見た。
 どうやら、黒き雨は接近すればするほどその威力を増している。実際、たった一度の接敵で前衛の二人は手痛い傷を負っているのだ。遠距離から叩くしかない……だが、敵は動かない人形ではないのだ。誰かが前線を務める必要も出てくる。
「最悪、私も接近戦ですかね〜……あんまり考えたくないですが」
 飛燕翔扇を投げつつも、エステルは覚悟を決める。あの黒き雨の真っ只中で敵と戦う覚悟を。

●死雨
 スナイパーライフルで、狙いを定めて、撃つ。
 雨に打たれつつも、少女の周りで降る黒雨に治まる気配が無くとも、那雨夜は狙って定めて撃ち続ける。淡々と、長い射程から一方的に。
「……あんまり効かない……遠距離だけじゃ、駄目……」
 スコープから目を離し、那雨夜は呟く。戦闘初期からの様子を見る限り、一番効果が有ったのは接近した際の攻撃。遠距離攻撃は、何度か与えているものの、先に与えた近距離攻撃に比べて効果が薄い。
 あの黒い雨は、ひょっとすれば防御膜のような役割も兼ねているのかも知れない。
 攻防一体の雨。それがあの少女型サーバントの黒き聖域。
「……里桜先輩、フォロー頼むぜ。銃だけじゃ埒があかない。ダメージ覚悟で行って来る」
 左右対の自動拳銃を収め、真一は仲間に声を掛ける。あの黒き雨の範囲内に踏み込めば大きなダメージを受ける事を覚悟した上での提案。誰でも良い訳ではない。あの少女サーバントに強烈な一撃を浴びせられる者が、負傷を承知の上で前に進まねば。
「ん、わかった。でも無理し過ぎちゃ駄目だよ真一くん? 私だって壁になる準備出来てるんだから」
 真一に聖なる刻印に刻みつつ、里桜は言う。彼女が持参したのは遠距離用の和弓だけではない。いざとなれば壁となるべく、前衛になるべく、戦闘用の雨傘を準備して来ている。
「じゃあこっちは援護に回るわ……ハーヴェスターさん。私は左側面から、あなたは右側面から。タイミングはこちらで合わせるわ。上手く直撃させて頂戴ね?」
「はーい。おイタする悪い子には……めっ、しちゃいましょう」
 黒き雨に当らぬよう、敵の側面に回り込む、朔羅とハーヴェスター。二人の手に握られしは、奇しくも同じ扇の武器。飛燕翔扇と武投扇。二種の扇は両側面からサーバント目掛けて空を駆ける。
 効果が薄いと言っても、無い訳ではない。左右から同時に攻撃を受け、僅かによろめく少女の体。
 そこを駆け抜ける真一。太陽の如き輝きを放ち、焔の翼を噴出して。
 黒き雨の中を抜けて、地を蹴り、空に。
 ――BLAZING――。
「ゴウライ、流星閃光キィィィック!!」
 言葉通りの、閃光のような蹴撃が、サーバントに叩き込まれた。カオスレートの差もあってか、今までで一番のダメージを受け、少女は片膝を着く。
 だが、苦しいのは真一も同様。アウルの衣と、聖なる刻印越しでも浸透する黒き雨の痛みと不快感。万全を期してこの威力だ。何の対応も無く踏み込めば、死が間近に迫る。
 すぐに退く。けれど――大きなダメージを負った事で、少女の気が何か変わったのだろう。真一を、鋭く憎悪に歪んだ視線で見つめて、黒き雨を「一直線」に放射した。
 範囲攻撃ではない。直線上に伸びる黒き死の雨。おそらくはこれが、このサーバントの切り札。
 一点集中させた黒死の奔流。それを――雪が盾で押し止める。
 戦う前に誓った事だ。例え、何があろうとも仲間を庇うと。
「私の命がある限り、盾は砕けない! 盾は防ぎ、より剣を前へ突き出す標となる!」
 直線上に伸びる黒死の威力は凄まじいだろうが、範囲攻撃に比べれば避けやすく防ぎやすい。
 雪がその攻撃を防いでる間に、ユウが接近。周囲に黒き雨が降っていない今を除いて、勝機は無い。
 ここが攻め立てる最大の機会――!
「……感電に注意。おいで、白雀」
 生まれ出でるは白き翼と連なる鎖。創り出されるは掌より放たれし雷。
 稲妻と成りて、少女の体に鎖の戒めを。痺れ、スタンに陥る少女のサーバント。
「……今……」
 那雨夜が再びスナイパーライフルの照準を合わせる。
 勝機は今。好機は今。黒き雨が止み、敵が痺れている今を置いて他にない――。

●雨の止む時
 里桜の放った矢が、サーバントの肩に突き刺さる。黒き雨が止んでいる今、その攻撃は先程より明らかに効いていた。更なる矢を番えつつ、里桜は叫ぶ。
「皆、一気に攻撃しちゃおう! 援護射撃は任せて! 私がここで支援に回ってるから!」
「なら、お言葉に甘えて……行かせて貰うぜぇ!!」
 今までのお返しと言わんばかりの勢いで、騏が迫る。パイルバンカーを振り被って、一気に突く。雨の影響も今ならば無い。全力での一撃。
 その一撃を受け、ぎろりとサーバントが睨んだ。少女の物とは思えぬ獣染みた瞳。
 まだ何かをするつもりか――そう思ったところに、またしても両側面から扇が飛ぶ。
「ごめんなさい。私、今回は嫌がらせに専念してるんですよ」
 右からはハーヴェスターが小悪魔染みた笑顔で、サーバントに微笑んでくる。
 そして左からはエステルが、おっとりとした口調で終わりを告げる。
「さあ、雨が上がる時ですよ。降り過ぎるのは風情がありませんからね」
 左右からくる攻撃と挑発に、少女の顔が怒りに染まる。スタンもようやく解けたのか、強い眼差しで撃退士達を見据える。
 だが、今度は束縛が。アウルで出来た細い五条の黒鞭が、少女の体を絡め取る。
「さて、終らせてしまいましょう――猪狩さん。この雨、晴らしてくださいね」
 朔羅が敵の影を縫い止めたその瞬間、みなとが戦槌を振り上げ疾走する。
 受けた傷は多い。黒き雨の脅威は身を持って知った。
 しかし、いや、だからこそ――その黒き雨を晴らすべく。
「あーした天気になーーぁれっ!!」
 吸い込まれるように、両手持ちの戦槌が、サーバントの体へと。
 乾坤一擲。隙を逃さず叩き込んだ渾身の一撃が、ついにサーバントの息の根を止める。
 ようやく終った戦いに、一同は一斉に溜息を吐いた。
「……お仕事おわり。帰ってお風呂はいりたい」
 懐取り出したバナナオレを飲みながら、どこか疲れた様子でユウは呟く。
 一同は、そんな彼女の様子に笑みを零して――空を見上げる。
 いまだ降り続ける、冷たい雨。止む様子の無い雨。
 けれど、あの黒い雨は……もう降らない。


依頼結果

依頼成功度:成功
MVP: −
重体: −
面白かった!:6人

天拳絶闘ゴウライガ・
千葉 真一(ja0070)

大学部4年3組 男 阿修羅
託された約束・
月水鏡 那雨夜(ja0356)

大学部4年42組 女 インフィルトレイター
『三界』討伐紫・
高瀬 里桜(ja0394)

大学部4年1組 女 アストラルヴァンガード
ちょっと太陽倒してくる・
水枷ユウ(ja0591)

大学部5年4組 女 ダアト
堅忍不抜・
猪狩 みなと(ja0595)

大学部7年296組 女 阿修羅
封影百手・
月臣 朔羅(ja0820)

卒業 女 鬼道忍軍
癒しの霊木・
エステル・ブランタード(ja4894)

大学部9年139組 女 アストラルヴァンガード
心の盾は砕けない・
翡翠 雪(ja6883)

卒業 女 アストラルヴァンガード
撃退士・
ハーヴェスター(ja8295)

大学部8年132組 女 インフィルトレイター
撃退士・
千堂 騏(ja8900)

大学部6年309組 男 阿修羅