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第三回コンテスト追加書籍化作品のお知らせ


平素コンテスト書籍化作品へのご支援、まことにありがとうございます。
第三回エリュシオンライトノベルコンテスト(なろうコン)では、
国内最大級となる6284作品のご応募をいただき、
グランプリとなった「俺の死亡フラグが留まるところを知らない」をはじめとして、合計21作品の受賞・書籍化が決定いたしました。

コンテストそのものは受賞作品発表をもって終了いたしましたが、
その後も出版社様とやり取りをおこなう過程において、

「鋭い魅力を持った作品」をもう1作品世に送り出す機会をいただきました。


書籍化されるのは「右」先生作、 『図書館ドラゴンは火を吹かない』です。
イラストレーターは輝竜司先生です。

第二回コンテストより協賛していただいております、「宝島社」様より10作品目のコンテスト選出作として、発売される予定となっております。

書籍化に際しての追加情報は、他受賞作品と同様に当ページにおいて発表させていただきます。
また、10月1日からは宝島社様をはじめとする複数社様の協賛にて、エリュシオンノベルコンテスト(なろうコン)改め
『ネット小説大賞』 を開催いたします。

次回コンテストにおきましても、可能な限りより多くの才能を世の中に送り出していきたいと考えておりますので、皆様におかれましては引き続きご支援、何卒よろしくお願いいたします。



■コンテスト公式ツイッターを作成いたしました。ぜひフォローをお願いいたします。

「右」先生からのコメント


 はじめまして。右です。(奇妙なペンネームですが、書籍化に際してせめて人間らしい名前に変えたいなと思っています)
 さて、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、今回挿絵を担当してくださる輝竜司さんはなろうコンの際にも『図書ドラ』に素晴らしいファンアートをお寄せくださっています。正直な話、書籍化の打診を受けた時よりも、輝竜さんをイラストに起用すると教えられた時のほうが胸が震えました。
 また担当編集者の方もこちらが恐縮してしまうほど図書ドラを読み込んでくださっているのが話していてわかるような方です。
 このように、書籍化する図書ドラに関わってくれるのはいかにも理想的な方々ばかりです。
 あとは作者の私が足を引っ張らないよう、精一杯頑張っていく所存です。
 書籍化についての進捗状況、またはその他なにかしら続報があれば、その際は活動報告にてご報告してゆきたいと思います。是非覗いてみてください。

 それでは、『図書館ドラゴンは火を吹かない』、よろしくね。



「図書館ドラゴンは火を吹かない」

あらすじ


 財宝の番人として古今に名高いドラゴン、その一頭であるリエッキが守るのは今は亡き司書王の図書館だった。
 書物の庇護者たる彼女は、火竜であるにもかかわらず決して炎を吐かなかった。
 炎は本を燃やすものと、そう断じて。
 

 これは物語師を志す少年の物語。そして、彼とともに歩んだひとりの少女の物語。
 ふたりは向かうところ敵なしの親友、形と影が寄り添うようにいつも一緒の、最高の友達同士。
 彼と彼女の友情は永久に不滅です。たとえどちらかが死んでしまってから、十年が、五十年が……いいえ、百年が経ったとしたって、絶対に。
 それでは、説話を司る神の忘れられた御名において――はじめましょう。

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