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撃退士からの質問への回答(「【三界】天姫と密告者」より)

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聞き取り調査で判明した情報

ベリンガムについて (クリックで開閉できます)

生い立ち

前王ゼウスの長子として生まれるが、王族が持っているはずの【王の力】を持たなかったと言われている。
これは王家の証のようなもので、本来ならば持たないものは外戚扱いとなるのが通例であったが、父である前王ゼウスは、それでもベリンガムを大事に育て、後継者にするため力を尽くしていたそうだ。
アテナが誕生後、隠され修道院へと預けられたのも、ベリンガムの正当性を護る為のものであったらしい。
父王を弑逆する直前までの彼は、優秀な王位後継者そのものであったという。

政変

冥魔との小競り合いの戦争の将として立ったベリンガムは、獅子奮迅の働きを見せたというが、その時同行していたオグンは彼に危険なものを感じた。
他者を虐げて屠る事に大きな快感を覚えているように見えたという。
その事をゼウスに伝えてから半年後に、簒奪が起こったという。
この時の詳細は未だ不明である。

結果、ベリンガムはエルダー達により密やかに幽閉され、武闘派のエルダー主導により政変が行われた。
旧来派のエルダー、及びその派に属する天使達の立場は低くなり、武闘派の天使が台頭。
平行世界に対しての強行な略奪の方針へと変化していく。

目的

噂の段階をでては居ないが、『神』になろうとしているらしい。
兼ねてより『感情からエネルギーを取り出す装置』、そして『神』に関して研究をしていたという。
天界や冥界を作ったとされる『神』。
天使も冥魔もそれぞれの世界を管理運営するために配置された管理者にすぎない……。
どこまで本当なのかは不明だが、もしも天王が『神』となった場合に、地球が平和でいられると考えるのは、やや楽観的だろう。


ラジエルについて (クリックで開閉できます)

複数の情報提供者によってえられた情報をまとめる。

エルダーの一人。
穏健派でも、武闘派でもない、中道派とでも言うべきグループの一人であった。
その為、穏健派が主導を握っていた時も、武闘派が主導を握っていた時も、大きな影響力のある立場ではなかった。
現在の天王にとって、一番古い配下という位置づけになっている。
地球との接点で言えば、ギメルに目をつけたのは彼であったという。

アテナ所有神器について (クリックで開閉できます)

 『神器《絶対防御》イージスの盾』

自動防御機能があり、不意打ちなどのアテナの意識外の攻撃もある程度防ぐ。
(アテナが手に盾を持っている必要があり、腕の可動域外の防御は難しい)。
所有者に毎ターン生命力回復効果をもたらす。
能動的に防御態勢を取ると、周囲に防御結界を張ることができる。
また移動は出来なくなるが、隠遁結界を張ることも可能。認識阻害の効果がある他、探査などの術も無力化する。潜伏状態で使用すると発見は困難となる。

学園にて調査を行った結果、アテナ以外でも使用すること自体は可能だが、
 ・アテナと盾が離れすぎない事(1km程度)
 ・神器としての性能は弱体化
 ・移動が不可能となる(盾所持者が抱えられた場合にも、移動制約の影響有)
上記のような効果があることが判明している。
ただし、アテナから直接貸与されないと効果が発揮されない模様。

敵所有神器について (クリックで開閉できます)

崇寧真君所持 『神器???』

詳細は不明だが、回復力を超える攻撃を一度に与えられると、壊れてしまうらしい。

シリウス所持 『神器・外天の箱(パンドラ)』

神器を壊す神器。自らの体を巨大な狼に変身させる。
神器を壊せるほどの破壊力は凄まじい反面、本能のままに破壊の限りを尽くす"獣"へと成り下がる。
複数や軍など、複数多数の敵を相手にするには有用である。

ラジエル所持 『神器???』

神器を持っている、ということは知っているが、一体どんな神器なのかの情報は知らない。
常に本を抱え、レイピアを腰に佩いていた為、そのどちらかが神器では?とレギュリアは予想している。


その他、学園が手に入れた情報

冥魔勢力にかかわる新規情報 (クリックで開閉できます)

ここに記載のあるものに関しては、レギュリアからの天王に関する情報を踏まえたうえで
ルシフェルら冥魔勢力への確認を行ったものであり、信憑性の高い情報である。

冥王ハデスについて

先の天王による冥界侵攻の折に、冥王ハデスは天王ベリンガムに敗北を喫した。
冥王の能力を奪うことを冥界侵攻におけるひとつの大目的としていたベリンガムは、この戦果を受け冥界を離脱した。

魔王ランドルの動き

遺された魔王ランドルは、冥魔勢力の立て直しを図るものの
旧くより冥に居を構える冥界貴族を中心とした冥王派と、
かつて天より下りしものたちを多く内包する、武人中心の魔王派
双方に対して同じだけの統率力を発揮することはかなわなかった。

だが、一枚岩にならなければ、この危機を脱することは不可能だということは
火を見るより明らかであった。

ランドルは苦肉の策として、その性格や出自、能力、人脈などから
冥・魔の双方に対して口の利くルシフェルへ、一時的に全権を移譲することとする。

宰相ルシフェルには、メフィストフェレスらとの繋がりもあり、
旧冥王派に対しての調整も利きやすかった。
(もちろんランドルをはじめとする、魔王側近の悪魔との比較ではあるが)

ルシフェルはこれを受け、暫定的に冥魔双方の王としての立ち位置を得ることとなる。
むろん、すべての冥魔の意思を束ねることは
(旧来よりすべての冥王・魔王がなし得なかったことからもわかる通り)
実現できていないものの、ある程度の範囲において、
冥魔の総括的な意思決定に関わることを許される形となっている。






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