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生徒会についてですか?
一般的な生徒会がするような行事の主催もやっていますが、
作戦を取りまとめる指令的な立場も担っています。

生徒会組織について

かつて久遠ヶ原の養成学園では軍隊顔負けの厳しい訓練が行われていたが、
統制を厳しくすればする程アウル能力の向上が阻害される者が多数発生した。
学園がその因果関係に気付いた頃には折り悪く久遠ヶ原島にゲートが発生、
『大惨事』と称される程の大損害を残す結果となってしまう。

大惨事の反省から養成学園は方針を転換、
各学年・クラス別に教育ランクを変更し、方向性の模索を開始。
その試行の末、より自由度の高いクラスほど好成績を収めるという成果を納めた。

その結果を受けて、学園生徒会による自治の試みを開始し、
自由に主眼を置く校風となる。
生徒達自身による自治による経過が良好であった為、制度を一新、
2007年より養成学園を改め現在の制度の久遠ヶ原学園となっている。



大規模作戦時の学園撃退士達への指揮

「学園生徒会自治の歴史」で述べた経緯の為、
久遠ヶ原学園においては大規模な作戦が発動した際であっても生徒主導を第一とし、
生徒達への作戦指揮は生徒達自身の手で行われる事になっている。

生徒達の代表として生徒会執行部がその任についており、
多くの場合、生徒会長(現在では神楽坂茜)を司令官として本陣・司令部を構え、
撃退庁部隊など学園外部隊との意志疎通・折衝に努め、
書記長(大塔寺源九郎)と会計長(大鳥南)が全体の作戦を補佐し、
副会長(鬼島武)が「親衛隊」と呼ばれる選抜隊を編成して最前線へ斬り込むのが基本となっている。

ただし、アウル能力育成の観点から生徒個人個人の自由を重んじる為、
執行部は原則大まかな配置と作戦の大枠を示すだけに留まっており、
軍隊で言うならば小隊や分隊単位の細かい統制は執行部からは採られない。
現場での作戦の細部は生徒達一人一人の意志に任せられる事になっている。



共同作戦時における久遠ヶ原学園と他の撃退組織との関係

久遠ヶ原学園はアジア撃退士養成機構の隷下の組織であり、 撃退庁は日本国の国家公安委員会隷下の組織である。
この二つの組織は指揮系統上の上下関係は無いとされており、どちらかが必ず主体に置かれる、といった事はない。
その為、久遠ヶ原学園が撃退庁の作戦に協力する事があれば、撃退庁が久遠ヶ原学園の作戦に協力する事もある。

京都での大規模作戦は久遠ヶ原学園が主導の作戦であるので、
撃退庁部隊や企業部隊はそれに協力する、という形になっており、
久遠ヶ原学園の生徒会執行部が京都作戦においては現場全体を統括している。



執行部役員について

生徒会長


現職は神楽坂茜。
司令官。大規模作戦中は原則、司令部に駐在し本陣を守る。

主な役割は司令部からの全体の統括であり、
学園外の他部隊との折衝や協議にあたる事も多い。
現職の神楽坂は本人が撃退士として強力な為、
いざという時の抑えとして予備戦力的な役割も負っているが、
司令官という立場もあり優勢な間は最前線へ出動する事は少ない。


副会長


現職は鬼島武。
親衛隊長。大規模作戦中は原則、執行部親衛隊を率いて戦う。

その性質上激戦区を任される事が多く、
鬼島武は最前線で戦う撃退士達からは最も身近な執行部役員である。


書記長


現職は大塔寺源九郎。
主参謀。大規模作戦の開戦前は作戦の立案等を主導するが、
戦いが始まると実際にその作戦に従事して親衛隊に同行しその補佐を行う事が多い。

鬼島に続いて最前線で良く姿を見る執行部役員である。
指揮官が足りない場合は親衛隊の補佐を離れて一隊を率いる事もある。


会計長


現職は大鳥茜。
副参謀兼副司令官。大規模作戦の開戦前は作戦の立案等を補佐し、
開戦後も司令部に残って全体を統括する生徒会長の補佐を行う。

原則開戦から終戦まで司令部に駐在し、
生徒会長が司令部から出撃した際は代理で司令部から全体を統括する。
生徒会長が負傷して倒れたなどなんらかの理由で指揮が執れなくなった際も
代理で全体を統括する役割を負っている。







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